JP2016065920A - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents
画像形成装置および画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016065920A JP2016065920A JP2014193534A JP2014193534A JP2016065920A JP 2016065920 A JP2016065920 A JP 2016065920A JP 2014193534 A JP2014193534 A JP 2014193534A JP 2014193534 A JP2014193534 A JP 2014193534A JP 2016065920 A JP2016065920 A JP 2016065920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous paper
- image forming
- fixing
- transport module
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】画像形成装置2は、装置本体に対して引き出し可能に設けられトナー像が転写された連続紙が搬送される搬送モジュール100と、搬送モジュール100に設けられ、定着ロール31と加圧ロール32とを有し、定着ロール31が第1方向に回転することで連続紙にトナー像を定着させる定着装置30と、搬送モジュール100に設けられ、第2方向に回転することで連続紙を定着装置30に搬送する二次転写ロール24と、搬送モジュール100の両端で連続紙が切断された後に、定着ロール31を第1方向とは反対方向に回転させ、二次転写ロール24を第2方向と同じ方向に回転させる制御部とを備える。
【選択図】図4
Description
ここで、搬送方向長さが搬送モジュールよりも長い連続紙や長尺紙等の記録材に対して画像を形成する画像形成装置では、搬送モジュールにおいてジャムが発生した際には、記録材の両端が搬送モジュールの上流側および下流側に延びた状態となっている。このため、搬送モジュールの上流側および下流側から延びる記録材が画像形成装置の装置本体と干渉し、搬送モジュールを引き出すことが困難になる。
請求項2に係る発明は、前記制御手段は、前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させた後に、当該定着部材と前記加圧部材とを離間させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、前記回転部材は、前記第2方向に回転することで連続紙にトナー像を転写し、トナー像が転写された連続紙を前記定着手段に搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、装置本体に対して引き出し可能に設けられ、トナー像が転写された記録材が搬送される搬送モジュールと、前記搬送モジュールに設けられ、回転可能な定着部材と当該定着部材との間に加圧部を形成する加圧部材とを有し、当該定着部材が予め定めた第1方向に回転することで、当該加圧部にて記録材を搬送しながら記録材にトナー像を定着させる定着手段と、前記搬送モジュールに設けられ、予め定めた第2方向に回転することで記録材を前記定着手段に搬送する回転部材と、前記搬送モジュールの前記装置本体からの引き出し動作が開始される前に、当該搬送モジュールの下流側から記録材の端部がはみ出している場合には前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させ、当該搬送モジュールの下流側から記録材の端部がはみ出している場合には前記回転部材を前記第2方向と同じ方向に回転させる制御手段とを備える画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、連続紙を供給する給紙装置と、前記給紙装置から供給された連続紙に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に画像が形成された連続紙を回収する回収装置と、前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、前記画像形成装置は、装置本体に対して引き出し可能に設けられ、前記給紙装置から供給されトナー像が形成された連続紙が搬送される搬送モジュールと、前記搬送モジュールに設けられ、回転可能な定着部材と当該定着部材との間に加圧部を形成する加圧部材とを有し、当該定着部材が予め定めた第1方向に回転することで、当該加圧部にて連続紙を搬送しながら連続紙にトナー像を定着させる定着手段と、前記搬送モジュールに設けられ、予め定めた第2方向に回転することで連続紙を前記定着手段に搬送する回転部材とを備え、前記制御部は、前記搬送モジュールの下流側で連続紙が切断された後に、前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させ、当該搬送モジュールの上流側で連続紙が切断された後に、前記回転部材を前記第2方向と同じ方向に回転させることを特徴とする画像形成システムである。
請求項6に係る発明は、記搬送モジュールの上流側で連続紙を切断する上流側切断装置と、前記搬送モジュールの下流側で連続紙を切断する下流側切断装置とをさらに備え、前記制御部は、前記上流側切断装置および前記下流側切断装置により連続紙が切断された後に、前記定着部材および前記回転部材を回転させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成システムである。
請求項2に係る発明によれば、定着部材と加圧部材とを離間させない場合と比較して、搬送モジュールからの連続紙の切断片を容易に取り除くことができる。
請求項3に係る発明によれば、例えば回転部材とは別に転写手段を設ける場合と比較して、画像形成装置の構成を簡素化することができる。
請求項4に係る発明によれば、搬送方向長さが搬送モジュールよりも長い記録材に画像を形成する画像形成装置において、搬送モジュールを装置本体から引き出す際に、装置本体と記録材との干渉を防ぐことができる。
請求項5に係る発明によれば、搬送方向長さが搬送モジュールよりも長い記録材に画像を形成する画像形成装置において、搬送モジュールを装置本体から引き出す際に、装置本体と記録材との干渉を防ぐことができる。
請求項6に係る発明によれば、搬送方向長さが搬送モジュールよりも長い記録材に画像を形成する画像形成装置において、搬送モジュールを装置本体から引き出す際に、装置本体と記録材との干渉を防ぐことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成の一例を示した図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成対象である記録材の一例としての連続紙(巻き取り紙)に対して画像を形成する画像形成部10を有する画像形成装置2と、画像形成装置2に対して連続紙を供給する給紙装置7と、画像形成装置2にて画像が形成された後の連続紙を回収する回収装置8とを備えている。また、画像形成システム1は、表示パネル等により構成されユーザからの情報を受け付けるとともにユーザに対して情報を表示するUI(User Interface)9を備えている。
なお、図1に示す画像形成システム1では、給紙装置7と回収装置8との間に1台の画像形成装置2を配置しているが、例えば2台以上の画像形成装置2を直列的に配置してもよく、また連続紙の表面と裏面とを反転させる反転装置(不図示)や画像を形成した後の連続紙に後処理を施す後処理装置(不図示)等をさらに設けてもよい。
本実施の形態の給紙装置7は、ロール状に巻かれた連続紙(巻き取り紙)を、巻き戻しながら画像形成装置2に供給する。具体的には、給紙装置7は、ロール状に巻かれた連続紙を支持するとともに回転可能なロール部材71が設けられている。そして、給紙装置7では、ロール部材71が矢印A方向に回転することにより、ロール状に巻かれた連続紙が巻き戻され、矢印B方向に搬送されて画像形成装置2に供給される。
また、本実施の形態の給紙装置7には、ロール部材71から送り出された連続紙を、画像形成装置2の上流側で切断する上流側切断装置72が設けられている。詳細については後述するが、上流側切断装置72は、ロール部材71から送り出された連続紙を、予め定めたタイミングで、連続紙の搬送方向と直交する方向(連続紙の幅方向)に沿って切断する。
本実施の形態の回収装置8は、画像形成装置2にて画像が形成された連続紙をロール状に巻き取りながら回収する。具体的には、回収装置8は、回転可能なロール部材81が設けられている。そして、ロール部材81が矢印C方向に回転することで、画像形成装置2から排出された連続紙がロール部材81にロール状に巻き取られる。
また、本実施の形態の回収装置8には、画像形成装置2から排出された連続紙を、画像形成装置2の下流側で切断する下流側切断装置82が設けられている。詳細については後述するが、下流側切断装置82は、画像形成装置2から排出され回収装置8に搬送された連続紙を、予め定めたタイミングで、連続紙の搬送方向と直交する方向に沿って切断する。
さらに、本実施の形態の回収装置8には、連続紙の弛み量を調整するための調整ロール83a〜83cが設けられている。調整ロール83a〜83cは、回転可能に支持されるとともに、回転軸方向と交差する方向へ移動可能に構成されている。そして、回収装置8では、調整ロール83a〜83cの少なくとも1つが移動することで、画像形成装置2から排出されロール部材81に巻き取られるまでの連続紙の弛み量が調整される。
なお、回収装置8による連続紙の回収は、本実施の形態のように連続紙を巻き取りながら回収する態様の他、下流側切断装置82により連続紙を切断し切断後のそれぞれの用紙をスタックしながら回収する態様や、1枚ずつ分離可能なミシン目を備えた連続紙をミシン目で折り畳みながら回収する態様等を採用してもよい。
図2は、本実施の形態が適用される画像形成装置2を示した図であり、画像形成装置2をフロント側から見た図に対応する。
本実施の形態の画像形成装置2は、所謂タンデム方式で構成され、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応し水平方向に並列配置される4つの感光体ドラム21と、各感光体ドラム21に対応して配置される4つの一次転写ロール22と、各感光体ドラム21上に形成されたトナー像が順次転写される中間転写ベルト23と、中間転写ベルト23に一次転写されたトナー像を連続紙に二次転写する回転部材の一例としての二次転写ロール24と、中間転写ベルト23を介して二次転写ロール24に対向配置されるバックアップロール25とを有している。本実施の形態では、二次転写ロール24は、中間転写ベルト23を挟んでバックアップロール25に押圧されている。また、本実施の形態の画像形成装置2では、バックアップロール25に対する二次転写ロール24の押圧を解除することが可能になっている。
さらに、画像形成装置2は、二次転写されたトナー像を連続紙上に定着させる定着手段の一例としての定着装置30を有している。
さらにまた、画像形成装置2は、後述する搬送モジュール100の引き出しの有無を検知する引き出し検知センサ62を有している。
本実施の形態の定着装置30は、定着部材の一例としての定着ロール31と、定着ロール31と対向して設けられ定着ロール31との間に連続紙が通過するニップ部(加圧部)を形成する加圧部材の一例としての加圧ロール32とを備えている。
定着ロール31は、アルミニウムや鉄等の金属から構成される円筒形状の芯金311と、芯金311の外周面に被覆されたフッ素樹脂等からなり、連続紙からのオフセットトナーや紙粉の堆積を抑制する表面離型層312とを備えている。さらに、定着ロール31は、芯金311の内周に設けられ、定着ロール31の芯金311を加熱するヒータ313を備えている。ヒータ313としては、例えばハロゲンランプ等を用いることができる。
なお、以下の説明において、定着ロール31、加圧ロール32、二次転写ロール24、搬送ロール28等の連続紙の搬送に用いられる部材の回転について、画像形成動作時と同じ方向への回転を「順回転」と呼び、画像形成動作時とは反対方向への回転を「逆回転」と呼ぶことがある。
続いて、本実施の形態の画像形成システム1にて行われる画像形成動作について説明する。以下に説明する画像形成動作は、制御部60による制御のもとで実行される。
画像形成動作の開始に伴い、制御部60により、不図示のパーソナルコンピュータ等で形成された画像データに対して画像処理が施される。また、制御部60による制御に基づいて、各感光体ドラム21および中間転写ベルト23の回転が開始される。さらに、定着装置30において、定着ロール31の駆動が開始され、且つ定着ロール31のヒータ313に対する給電が開始される。
そして、合成トナー像が二次転写部に搬送されると、合成トナー像が二次転写部に搬送されるタイミングに合わせて、給紙装置7(図1参照)および搬送ロール28により、二次転写ロール24に向けて連続紙が搬送される。これにより、二次転写ロール24とバックアップロール25との間に形成された転写電界の作用によって、合成トナー像が連続紙上の予め定めた領域に一括して静電転写される。
その後、連続紙においてカラー画像が形成された領域は、定着ロール31の回転により搬送されて画像形成装置2から排出され、回収装置8(図1参照)のロール部材81(図1参照)に巻き取られて回収される。
ところで、本実施の形態の画像形成装置2では、例えば連続紙に対する画像形成動作の実行中に、搬送モジュール100の連続紙搬送路R1に連続紙が詰まる所謂ジャムが発生する場合がある。画像形成装置2においてジャムが発生した場合、画像形成動作を再開するためには、詰まった用紙を取り除いてジャムを解消する必要がある。しかしながら、用紙として連続紙を用いる画像形成装置2では、用紙として枚葉紙を用いる場合と比較して、詰まった用紙(連続紙)を取り除くことが難しい。
ここで、上述したように、連続紙に対して画像を形成する画像形成装置2では、画像形成動作中は、画像形成装置2の搬送モジュール100内を搬送される連続紙の上流側が給紙装置7に接続され、下流側が回収装置8に接続された状態となっている。このため、ジャムを解消するために搬送モジュール100を画像形成装置2の本体から引き出そうとしても、搬送モジュール100の上流側および下流側から延びた連続紙の両端が給紙装置7および回収装置8に引かれる。また、搬送モジュール100を画像形成装置2の本体から引き出そうとした場合、搬送モジュール100の上流側および下流側から延びた連続紙が、画像形成装置2の装置本体に干渉し突き当たる。このため、搬送モジュール100の引き出しが妨げられることになる。
また、搬送モジュール100を無理に引き出して連続紙にシワが生じた場合には、搬送モジュール100から連続紙を取り除くことがより困難になり、ジャムを解消しにくくなる。
これに対し、本実施の形態の画像形成システム1では、以下の動作により連続紙のジャムを解消する。続いて、本実施の形態の画像形成装置2においてジャムを解消する場合の動作について説明する。以下の例では、搬送モジュール100に形成された連続紙搬送路R1にてジャムが発生した例について説明する。
図3〜図5は、ジャム発生時の画像形成システム1における動作を説明するための図である。ここで、図3および図4は、画像形成システム1を正面(フロント側)から見た図に対応し、図5は、画像形成システム1を上面から見た図に対応する。なお、図3および図4においては、画像形成装置2における中間転写ベルト23、二次転写ロール24、バックアップロール25、搬送ロール28および定着装置30以外の構成については、記載を省略している。また、図5においては、画像形成装置2における二次転写ロール24、バックアップロール25、搬送ロール28および定着装置30以外の構成については、記載を省略している。
画像形成装置2では、例えば連続紙に形成された位置検知用のマークを連続紙検知センサ61により検知し、連続紙検知センサ61による検知結果に基づいて、制御部60によりジャムの発生の有無や発生位置を判断する。
なお、ジャムが発生した場合に定着装置30を解除状態に切り替えるのは、熱による連続紙の損傷や定着ロール31または加圧ロール32に対する連続紙の貼り付きを抑制するためである。すなわち、連続紙のジャムが発生した場合に定着装置30を引き続き加圧状態とした場合、定着ロール31および加圧ロール32から連続紙の同じ領域に対して熱が伝導され続けることになる。この場合、連続紙が過度に加熱され、連続紙が損傷したり、熱により変性した連続紙が定着ロール31や加圧ロール32の表面に貼り付いたりする場合がある。連続紙としてフィルムやラベル紙等を用いる場合には、特にこのような問題が生じやすい。
具体的には、制御部60による制御に基づいて、給紙装置7に設けられた上流側切断装置72により、搬送モジュール100の上流側で、連続紙が幅方向に沿って切断される。また、制御部60による制御に基づいて、回収装置8に設けられた下流側切断装置82により、搬送モジュール100の下流側で、連続紙が幅方向に沿って切断される。この結果、図3に示すように、搬送モジュール100には、連続紙の両端が切断されることにより形成された切断片CSが残る。なお、上流側切断装置72による連続紙の切断と、下流側切断装置82による連続紙の切断とは、同時に行ってもよく、順次行ってもよい。
次いで、図4に示すように、制御部60による制御に基づいて、定着ロール31が画像形成動作時とは反対方向(図4における時計方向)に回転される。言い換えると、制御部60による制御に基づいて、定着ロール31が逆回転される。これにより、ニップ部において、定着ロール31と加圧ロール32とに挟まれた連続紙の切断片CSが図中左側に搬送され、搬送モジュール100から突出していた切断片CSの下流側の端部が搬送モジュール100に向けて移動する。
なお、本実施の形態においては、定着ロール31の逆回転は、少なくとも切断片CSの下流側端部が搬送モジュール100内に進入するまで行う。定着ロール31の逆回転は、切断片CSの下流側端部が、定着ロール31と加圧ロール32とのニップ部に到達するまで行うことが好ましい。これにより、後述するように搬送モジュール100を画像形成装置2から引き出した際に、連続紙の切断片CSと定着ロール31または加圧ロール32とが擦れることが抑制される。
本実施の形態においては、二次転写ロール24の順回転は、少なくとも切断片CSの上流側端部が搬送モジュール100内に進入するまで行う。
なお、定着ロール31の逆回転と、二次転写ロール24の順回転とは、同時に行ってもよく、順次行ってもよい。また、定着ロール31の逆回転および二次転写ロール24の順回転は、例えば、予め定めた期間または予め定めた回転数だけ行うものとしてもよく、連続紙検知センサ61により切断片CSが予め定めた位置へ移動したことを検知するまで行うものとしてもよい。
その後、搬送モジュール100から切断片CSを取り除いてジャムを解消するために、図5に示すように、ユーザにより搬送モジュール100が画像形成装置2から引き出される。
また、搬送モジュール100において、切断片CSが給紙装置7や回収装置8から引かれることが抑制されることで、切断片CSが定着ロール31および加圧ロール32の間で擦れることが抑制される。これにより、例えばフッ素樹脂等からなる表面離型層312を有する定着ロール31の表面に、傷等が形成されることが抑制される。
さらに、切断片CSが画像形成装置2の筐体等に当たることが抑制されることで、切断片CSにシワが生じることが抑制される。これにより、切断片CSにシワが生じた場合と比較して、引き出した搬送モジュール100から切断片CSを取り除くことが容易になる。
したがって、本実施の形態では、例えば連続紙の切断片CSを搬送モジュール100内に収容するための部材を設ける場合と比較して、画像形成装置2の構成が簡易になり、画像形成装置2の大型化が抑制される。
すなわち、上流側切断装置72により連続紙が搬送モジュール100の上流側で切断された後に二次転写ロール24を順回転させ、下流側切断装置82により連続紙が搬送モジュール100の下流側で切断された後に定着ロール31を逆回転させる構成であれば、例えば、連続紙の切断と、定着ロール31または二次転写ロール24の回転とを交互に行ってもよい。
また、画像形成装置2と給紙装置7との間、画像形成装置2と回収装置8との間に、これらの装置とは別体の上流側切断装置72および下流側切断装置82を設けてもよい。
このような形態であっても、上記で説明したのと同様に、搬送モジュール100の上流側および下流側で連続紙を切断後、定着ロール31を逆回転させ二次転写ロール24を順回転させることで、切断片CSを搬送モジュール100内に収容することができる。
例えば、搬送モジュール100に形成された連続紙搬送路R1のうち、二次転写ロール24と定着装置30との間の領域で連続紙のジャムが発生した場合には、二次転写ロール24を順回転させ、搬送ロール28と二次転写ロール24との間でジャムが発生した場合には、搬送ロール28を回転させるようにしてもよい。
すなわち、画像形成装置2において、搬送方向長さが搬送モジュール100よりも長い長尺紙に対して画像を形成する場合には、例えば搬送モジュール100にてジャムが発生すると、長尺紙の端部が搬送モジュール100の上流側または下流側からはみ出した状態となる。そして、長尺紙の端部が搬送モジュール100の上流側または下流側からはみ出した状態で搬送モジュール100を引き出そうとした場合、上述した連続紙の場合と同様に、長尺紙の端部が画像形成装置2の装置本体と干渉し、搬送モジュール100の引き出しが妨げられるという問題が生じることになる。
このように、画像形成装置2において長尺紙に対して画像を形成する場合であっても、定着ロール31の逆回転および二次転写ロール24の順回転により、長尺紙の両端部が搬送モジュール100から突出していない状態とすることができる。この結果、搬送モジュール100を画像形成装置2の装置本体から引き出す際に、長尺紙と装置本体との干渉が抑制され、搬送モジュール100の引き出しを容易に行うことができる。
なお、長尺紙は、連続紙とは異なり、両端が給紙装置7および回収装置8とは接続されていない。したがって、画像形成装置2において記録材として長尺紙を用いる場合には、定着ロール31の逆回転および二次転写ロール24の順回転を行う前に、記録材を切断する工程を行う必要はない。
Claims (6)
- 装置本体に対して引き出し可能に設けられ、トナー像が転写された連続紙が搬送される搬送モジュールと、
前記搬送モジュールに設けられ、回転可能な定着部材と当該定着部材との間に加圧部を形成する加圧部材とを有し、当該定着部材が予め定めた第1方向に回転することで、当該加圧部にて連続紙を搬送しながら連続紙にトナー像を定着させる定着手段と、
前記搬送モジュールに設けられ、予め定めた第2方向に回転することで連続紙を前記定着手段に搬送する回転部材と、
前記搬送モジュールの下流側で連続紙が切断された後に、前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させ、当該搬送モジュールの上流側で連続紙が切断された後に、前記回転部材を前記第2方向と同じ方向に回転させる制御手段と
を備える画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させた後に、当該定着部材と前記加圧部材とを離間させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記回転部材は、前記第2方向に回転することで連続紙にトナー像を転写し、トナー像が転写された連続紙を前記定着手段に搬送することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 装置本体に対して引き出し可能に設けられ、トナー像が転写された記録材が搬送される搬送モジュールと、
前記搬送モジュールに設けられ、回転可能な定着部材と当該定着部材との間に加圧部を形成する加圧部材とを有し、当該定着部材が予め定めた第1方向に回転することで、当該加圧部にて記録材を搬送しながら記録材にトナー像を定着させる定着手段と、
前記搬送モジュールに設けられ、予め定めた第2方向に回転することで記録材を前記定着手段に搬送する回転部材と、
前記搬送モジュールの前記装置本体からの引き出し動作が開始される前に、当該搬送モジュールの下流側から記録材の端部がはみ出している場合には前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させ、当該搬送モジュールの下流側から記録材の端部がはみ出している場合には前記回転部材を前記第2方向と同じ方向に回転させる制御手段と
を備える画像形成装置。 - 連続紙を供給する給紙装置と、
前記給紙装置から供給された連続紙に画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に画像が形成された連続紙を回収する回収装置と、
前記画像形成装置を制御する制御部とを備え、
前記画像形成装置は、
装置本体に対して引き出し可能に設けられ、前記給紙装置から供給されトナー像が形成された連続紙が搬送される搬送モジュールと、
前記搬送モジュールに設けられ、回転可能な定着部材と当該定着部材との間に加圧部を形成する加圧部材とを有し、当該定着部材が予め定めた第1方向に回転することで、当該加圧部にて連続紙を搬送しながら連続紙にトナー像を定着させる定着手段と、
前記搬送モジュールに設けられ、予め定めた第2方向に回転することで連続紙を前記定着手段に搬送する回転部材とを備え、
前記制御部は、前記搬送モジュールの下流側で連続紙が切断された後に、前記定着部材を前記第1方向とは反対方向に回転させ、当該搬送モジュールの上流側で連続紙が切断された後に、前記回転部材を前記第2方向と同じ方向に回転させること
を特徴とする画像形成システム。 - 前記搬送モジュールの上流側で連続紙を切断する上流側切断装置と、
前記搬送モジュールの下流側で連続紙を切断する下流側切断装置とをさらに備え、
前記制御部は、前記上流側切断装置および前記下流側切断装置により連続紙が切断された後に、前記定着部材および前記回転部材を回転させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014193534A JP6519130B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 画像形成装置および画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014193534A JP6519130B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 画像形成装置および画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016065920A true JP2016065920A (ja) | 2016-04-28 |
JP6519130B2 JP6519130B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=55805364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014193534A Expired - Fee Related JP6519130B2 (ja) | 2014-09-24 | 2014-09-24 | 画像形成装置および画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6519130B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017219685A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、画像形成装置 |
JP2018010319A (ja) * | 2017-10-05 | 2018-01-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成システム |
JP2018049120A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019066617A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置およびジャム処理方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187148A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Ricoh Co Ltd | 定着ジャムの処理方法 |
JP2000044086A (ja) * | 1998-05-22 | 2000-02-15 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2011178494A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011224933A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Canon Inc | プリント装置およびシート処理装置 |
-
2014
- 2014-09-24 JP JP2014193534A patent/JP6519130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187148A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-26 | Ricoh Co Ltd | 定着ジャムの処理方法 |
JP2000044086A (ja) * | 1998-05-22 | 2000-02-15 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
JP2011178494A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011224933A (ja) * | 2010-04-22 | 2011-11-10 | Canon Inc | プリント装置およびシート処理装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017219685A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 搬送装置、画像形成装置 |
JP2018049120A (ja) * | 2016-09-21 | 2018-03-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019066617A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置およびジャム処理方法 |
JP2018010319A (ja) * | 2017-10-05 | 2018-01-18 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6519130B2 (ja) | 2019-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5527499B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5875287B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016075802A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6519130B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成システム | |
JP5305742B2 (ja) | 加熱装置 | |
JP6398525B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成システム | |
JP5292369B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015111256A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016009017A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5987427B2 (ja) | 画像形成装置および定着装置 | |
JP5258862B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20180032019A1 (en) | Image forming apparatus, continuous-medium transport device, and image forming system | |
JP6679978B2 (ja) | 転写装置、転写プログラム及び画像形成装置 | |
JP2014085523A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5589723B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6035222B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2013044868A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5782953B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013003190A (ja) | 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP6977511B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018005097A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6052450B1 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5919866B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6550924B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5943235B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190326 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190408 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6519130 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |