JPH11224884A - 電気回路の封止構造体およびその製造方法 - Google Patents

電気回路の封止構造体およびその製造方法

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JPH11224884A
JPH11224884A JP10024955A JP2495598A JPH11224884A JP H11224884 A JPH11224884 A JP H11224884A JP 10024955 A JP10024955 A JP 10024955A JP 2495598 A JP2495598 A JP 2495598A JP H11224884 A JPH11224884 A JP H11224884A
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electric circuit
resin
sealing structure
curable resin
curing
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JP10024955A
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Akira Ichikawa
市川  章
Naoki Hasegawa
直樹 長谷川
Kazuyoshi Ebe
和義 江部
Katsuhisa Taguchi
克久 田口
Yasukazu Nakada
安一 中田
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Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/50Assembly of semiconductor devices using processes or apparatus not provided for in a single one of the subgroups H01L21/06 - H01L21/326, e.g. sealing of a cap to a base of a container
    • H01L21/56Encapsulations, e.g. encapsulation layers, coatings
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/22Secondary treatment of printed circuits
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データキャリアシステムなどに用いられる電
気回路の封止構造体が、柔軟性を有し、その表面が平滑
になるような製造方法の提供。 【解決手段】 電気回路の封止構造体の製造方法が、基
板上の片面に硬化性樹脂を塗布する工程と、その基板上
の硬化性樹脂面を実装済み電気回路に貼合する工程と、
その基板上の硬化性樹脂を硬化させる工程と、を具えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路の封止構
造体、特に、平滑で柔軟性のある電気回路の封止構造体
の製造方法およびその方法により得られる封止構造体に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの気密封止には、セラミッ
ク封止と樹脂封止がある。樹脂封止は相対的に信頼性に
劣るが、生産性、コストの面で有利である。しかし、信
頼性も樹脂材料の高性能化などによって実用上問題ない
程度になってきている。樹脂で封止されたICなどは、
現在あらゆる産業分野、例えばデータキャリアシステム
と呼ばれる電子タグ識別システムなど、に適用されてい
る。しかし、集積度の増大に伴ってチップが大型化して
きているにもかかわらず、パッケージは小型、薄型とな
ってきている。
【0003】従来の樹脂封止パッケージを製造するには
まず、封止剤を所定の重量、寸法のタブレットに加工す
る。そして、タブレットを予熱し、タブレットを軟化し
てからあらかじめ用意してあった金型ポットに流し入れ
る。そして、このタブレットを金型温度に加熱して完全
に液化し、キャビティーに圧入する。この圧力をかけた
まま時間経過により、樹脂系の化学反応が起こり、硬化
物に変わる。こうして得られた成形体、つまり封止パッ
ケージを実装済み電気回路に接着して、封止構造体が製
造される。
【0004】しかし、モールドを用いて固形体として得
られる封止パッケージを用いると、電池およびチップの
あるところに段差、あるいは凹凸が生じる。また、樹脂
が、電気回路にまんべんなく行きわたるように、樹脂厚
を余分にとる必要があり、薄型の封止構造体を得ること
が難しいという問題がでてくる。
【0005】上記問題を解決する方法として、複数の熱
可塑性樹脂板の間に電子タグの部品群を挟んで重ね、こ
れらを熱プレス機に固定された金型内にセットし、所定
の加熱条件下で加圧することで、熱可塑性樹脂板を溶融
せしめ、電子タグの製品群と一体化し、成形する方法が
ある。しかしながら、このような方法をもっても、封止
構造体表面には段差や凹凸が生じる。さらに、熱可塑性
樹脂板を溶融させるには一般に樹脂の融点以上である、
150℃以上に加熱しなければならないため、封止構造
体内のチップあるいは電池を破裂させるおそれがある。
また、熱可塑性樹脂板を加熱加圧加工した後、金型から
取り外し、冷却する必要がある。高温からの冷却の際、
熱可塑性樹脂が著しく収縮することで、チップあるいは
回路を破壊する問題がでてくる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような方法
は、150℃以上という高温状態で封止作業を行うこと
により、封止構造体中の電池、チップあるいは回路を破
壊またはそれらの寿命を短縮させる問題が生じる。ま
た、上述した方法による完成品は柔軟性に乏しく、か
つ、封止構造体の表面は電池、あるいはチップがあるこ
とで段差あるいは凹凸が生じてしまい、表面印刷や表面
への装飾用ラベルのラミネートが非常に困難となる。
【0007】そこで、本発明は、柔軟性を有し、表面の
平滑な封止構造体を製造する方法およびその方法により
得られる電気回路の封止体を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の電気回路の封止構造体の製造方法は二通り
ある。
【0009】第一の電気回路の封止構造体の製造方法
は、基材上の片面に硬化性樹脂を塗布する工程と、この
基材上の硬化性樹脂面を実装済み電気回路に貼り合わせ
る工程と、この基材上の硬化性樹脂を硬化させる工程
と、を具えている。
【0010】この方法における基材上の硬化性樹脂を硬
化させる工程は、熱または光を用いて実施されることが
好ましい。
【0011】第二の電気回路の封止構造体の製造方法
は、基材上の片面に硬化性樹脂を塗布する工程と、この
基材上の硬化性樹脂をプレキュアさせる工程と、この基
材上のプレキュアさせた硬化性樹脂面を実装済み電気回
路に貼り合わせる工程と、プレキュアさせた硬化性樹脂
を硬化させる工程と、を具えている。
【0012】この第二の製造方法における基材上の硬化
性樹脂をプレキュアさせる工程は、熱または光を用いて
実施されることが好ましい。
【0013】また、第二ほ製造方法におけるプレキュア
させた硬化性樹脂を硬化させる工程は、熱または光を用
いて実施されることが好ましい。
【0014】さらに、本発明では、上述の電気回路の封
止構造体の製造方法により製造された電気回路の封止構
造体を提供しており、この電気回路の封止構造体の基材
または回路基板の外面にラベルをラミネートすることを
特徴とする電気回路製品も提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の製造方法について
図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明にかかる電気回路の封止構造
体の全体的な構成を表す断面図である。このような電気
回路の封止構造体は以下の二通りの方法で製造する。
【0017】第一の方法は、まず、基材1上に硬化性樹
脂2を塗布し、この硬化性樹脂の塗布された基材の硬化
性樹脂面を、あらかじめ用意された実装済み電気回路の
実装面に貼合する。
【0018】実装済み電気回路は、例えば、ICチップ
3を導電性接着剤4および導電性インキ6を介して、お
よびボタン電池5を導電性インキ6を介して回路基板7
上に配置し、ボタン電池を導電性テープ8で被覆して回
路基板上に固定して製造したものである。
【0019】硬化性樹脂を塗布した基材と実装済み電気
回路を貼り合わせた後、硬化性樹脂を硬化させ、所望の
電気回路の封止構造体を得る。
【0020】第二の方法は、硬化性樹脂の粘度が著しく
低く、実装済み電気回路に貼合し封止するという加工に
適さない場合に用いられる。
【0021】まず基材1上に硬化性樹脂2を塗布し、こ
の硬化性樹脂に光あるいは熱を与えプレキュアし、所望
の粘度を有する状態に前加工する。その後、プレキュア
された硬化性樹脂面を、あらかじめ用意された実装済み
電気回路の実装面に貼合する。プレキュアされた硬化性
樹脂を有する基材と実装済み電気回路とを貼合した後、
プレキュアされた硬化性樹脂を硬化させ、所望の電気回
路の封止構造体を得る。
【0022】第一および第二の方法で得られた封止構造
体は、基材1または回路基板7の外面に従来通り装飾用
印刷をするか接着剤を用いて装飾用の印刷ラベルをラミ
ネートすることができる。また、これらの方法での硬化
させる方法としては、加熱、酸素遮断、水分添加、もし
くは光、放射線、または電磁波照射することによるもの
などが挙げられるが、熱または光を用いることが好まし
い。
【0023】ここで用いられる基材とは特に制限されな
いが、紙、木材、アルミニウム、鉄、銅、ステンレスス
チールなどの各種金属箔や、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステ
ル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリメタクリル酸、ポリジメチル
シロキサン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリイミ
ド、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、アクリロニトリルス
チレン樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂
などの合成樹脂などを挙げることができる。
【0024】ここで用いられる硬化性樹脂は、完全に硬
化反応をさせても柔軟性のある物であり、より詳しくは
硬化後の曲げ弾性率が0.001〜50N/cm2 の範
囲であり、好ましくは0.01〜30N/cm2 、より
好ましくは1〜20N/cm2 のものである。
【0025】硬化後の硬化性樹脂の曲げ弾性率が上記範
囲以下であると、本発明にかかわる封止構造体に応力が
かかり形状を変化せしめた場合、応力を取り除いた後も
弾性回復せず変形したままの状態であり、その後の使用
は不可能となる。曲げ弾性率が上記範囲以上であると、
本発明にかかわる封止構造体に応力がかかった場合、柔
軟性がないために封止構造体は割れてしまい使用できな
くなる。
【0026】このような硬化性樹脂は、一般的に、ポリ
酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチルア
クリレート−メチルメタクリレート共重合体、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリル酸エス
テル、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸、ポリジメチルシロキサン、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、ポリイミド、アクリロニトリルスチレン樹脂、アク
リロニトリルブタジエンスチレン樹脂などの各種樹脂
に、反応性樹脂や反応性薬剤を加え、硬化性樹脂として
使用することが多い。
【0027】ここで、反応性樹脂としては、例えば、オ
ルトフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂、イソ系不飽和
ポリエステル樹脂、ビスフェノール系不飽和ポリエステ
ル樹脂、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ビニルシロ
キサン樹脂、メタフェニレンビスマレイミド、キノンジ
オキシム、トリアリルシアヌラート、ジアリルフタレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、エチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジメタ
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ト
リエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレン
グリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジ
メタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、プロピレングリコールジメタクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコール
ジメタクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレ
ート、トリプロピレングリコールジメタクリレート、ト
リプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレ
ングリコールジメタクリレート、ポリプロピレグリコー
ルジアクリレート、トリエチレングリコールメタクリレ
ート、トリエチレングリコールアクリレート、トリジエ
チレングリコールメタクリレート、トリジエチレングリ
コールアクリレート、トリトリエチレングリコールメタ
クリレート、トリトリエチレングリコールアクリレー
ト、トリポリエチレングリコールメタクリレート、トリ
ポリエチレングリコールアクリレート、トリプロピレン
グリコールメタクリレート、トリプロピレングリコール
アクリレート、トリジプロピレングリコールメタクリレ
ート、トリジプロピレングリコールアクリレート、トリ
トリプロピレングリコールメタクリレート、トリトリプ
ロピレングリコールアクリレート、トリポリプロピレン
グリコールメタクリレート、トリポリプロピレングリコ
ールアクリレート、トリアリルイソシアヌラート、ジメ
チロールフェノール、ポリメチロールフェノール、メチ
ロールフェノールホルムアルデヒド樹脂、フェノールホ
ルムアルデヒド樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ベンゾ
グアナミン樹脂、アミノホルムアルデヒド樹脂、エピク
ロルヒドリン樹脂、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−アミノエチルピ
ペラジン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、環状脂肪族
エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、グ
リシジルアミン型エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂
などを挙げることができる。
【0028】反応性薬剤としては、例えば、ベンゾイル
パーオキサイド、t−ブチルペルオキシベンゾエート、
ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキサイドな
どの過酸化物、ジアゾアミノベンゼン、ビスアゾエステ
ル、アゾビスイソブチロニトリルなどのアゾ化合物、ト
ルイジンイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナ
ートなどのイソシアナート化合物、ビアセチル、アセト
フェノン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンジ
ル、ベンゾイン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベン
ジルジメチルケタールなどを挙げることができる。この
反応性樹脂および反応性薬剤の組み合わせにより、熱あ
るいは光を用いて、硬化性樹脂を反応させ硬化せしめ
る。
【0029】ここで硬化前の硬化性樹脂に関して規定す
るなら、JIS−K7117の試験法による粘度でその
性状を記述することができる。硬化前の硬化性樹脂の粘
度は、JIS−K7117の試験法によれば、2〜10
0Pa・sの範囲である。好ましくは5〜50Pa・
s、さらに好ましくは8〜15Pa・sである。硬化前
の硬化性樹脂の粘度が上記範囲以下であると、流動的で
保型性に乏しく加工作業が困難となる。また粘度が上記
範囲以上であると、樹脂が硬すぎ、実装済み電気回路と
貼合する際に、電気回路に余分な応力がかかり、破壊し
てしまう。
【0030】さらに、硬化性樹脂の硬化前の粘度が著し
く低い場合は、熱あるいは光を短時間適用し、硬化性樹
脂をプレキュアして所望の粘度に調整することが望まし
い。
【0031】基材上に塗布した硬化性樹脂の厚さは1〜
20000μm、好ましくは10〜5000μm、さら
に好ましくは25〜1000μmが望ましい。
【0032】本発明では、実装済み電気回路と貼合する
前の硬化性樹脂が適度な粘度を有しているか、有するよ
うに前加工してあり、加工に適しているため、実装済み
電気回路と貼合し、実装済み電気回路の全体に封止がで
きる。しかも樹脂が適度な粘度を有しているので液体状
態で用いるときと異なり、だれがなく、はみ出しなく作
成することができる。
【0033】また、上述のようにして得られた電気回路
の封止構造体はその表面に段差や著しい凹凸がないた
め、表面装飾用の印刷あるいは表面装飾用の印刷ラベル
をラミネート加工することができる。
【0034】以下実施例を述べるが本発明はこれらの実
施例に限定される物ではない。
【0035】
【実施例】この実施例では、本発明による電気回路の封
止構造体の製造方法を具体的に説明する。
【0036】〈実施例1〉光硬化性樹脂の調製 重量平均分子量10000のポリウレタン樹脂100g
に、反応性樹脂としてジエチレングリコールジメタクリ
レート100g、および反応性薬品としてベンゾフェノ
ン5gを添加し、さらに塩化メチレン500gを加え、
撹拌混合し、光硬化性樹脂を調製した。
【0037】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された光硬化性樹脂を、厚さ75μm、5×7
cmの大きさのポリエチレンテレフタレート(PET)
フィルムに塗布し、50℃、24時間の条件下で乾燥さ
せた。この光硬化性樹脂の厚さは、500μmであっ
た。また、光硬化性樹脂の粘度は11Pa・sであっ
た。
【0038】このようにして調製された光硬化性樹脂が
塗布されたPETフィルムの光硬化性樹脂面を実装済み
電気回路と貼合した。
【0039】この実装済み電気回路は、100μmの厚
さを有するポリイミドフィルム上にあらかじめ銀粉末を
エポキシ樹脂に分散させた導電性印刷インキで所望の回
路を印刷乾燥させたものに、ICチップを導電性樹脂を
介し固定し、さらにボタン電池をAgインキおよび、導
電性テープで被覆してポリイミドフィルム上に固定して
製造した物である。
【0040】光硬化性樹脂の塗布されたPETフィルム
と実装済み電気回路を貼合した後、照度120mW/c
2 、光量120J/cm2 の条件で、200秒間光照
射し、光硬化性樹脂を完全に硬化させ、電気回路の封止
構造体を得た。
【0041】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0042】また、光硬化性樹脂を実装済み電気回路を
貼合せずに、上述した硬化条件で完全に硬化させた硬化
物の曲げ弾性率を、パーキンエルマー社製のダイナミッ
クメカニカルアナライザDMA−7に専用治具を取り付
け、測定したところ、その曲げ弾性率は3N/cm2
あった。結果を表1に示す。
【0043】〈実施例2〉熱硬化性樹脂の調製 重量平均分子量15000のポリエステル樹脂100g
に、反応性樹脂としてジエチレングリコールジメタクリ
レート100g、および反応性薬品として過酸化ベンゾ
イル10g添加し、さらに塩化メチレン500gを加
え、撹拌混合し、熱硬化性樹脂を調製した。
【0044】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された熱硬化性樹脂を厚さ188μm、5×7
cmの大きさのポリエチレンナフタレートフィルムに塗
布し、35℃、48時間の条件で乾燥させた。この硬化
性樹脂の厚さは、600μmであった。また、この熱硬
化性樹脂の粘度は13Pa・sであった。
【0045】このようにして調製された熱硬化性樹脂が
塗布されたポリエチレンナフタレートフィルムの熱硬化
性樹脂面を実装済み電気回路と貼合した。
【0046】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0047】熱硬化性樹脂の塗布されたポリエチレンナ
フタレートフィルムと実装済み電気回路を貼合した後、
100℃、30分ヒートプレスし、熱硬化性樹脂を完全
に硬化させ、電気回路の封止構造体を得た。
【0048】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0049】また、熱硬化性樹脂を実装済み電気回路を
貼合せずに、上述した硬化条件で完全に硬化させた硬化
物の曲げ弾性率を、パーキンエルマー社製のダイナミッ
クメカニカルアナライザDMA−7に専用治具を取り付
け、測定したところ、その曲げ弾性率は2.5N/cm
2 であった。結果を表1に示す。
【0050】〈実施例3〉熱硬化性樹脂の調製 重量平均分子量10000のエチルアクリレート−メチ
ルメタクリレート共重合体100gに、反応性樹脂とし
てビスフェノールA型エポキシ樹脂70gとヘキサメチ
レンジアミン20gを添加し、さらに塩化メチレン50
0gを加え、撹拌混合し、熱硬化性樹脂を調製した。
【0051】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された熱硬化性樹脂を厚さ188μm、5×7
cmの大きさのポリエチレンナフタレートフィルムに塗
布し、35℃、24時間の条件で乾燥させた。この硬化
性樹脂の厚さは、500μmであった。また、この熱硬
化性樹脂の粘度は9Pa・sであった。
【0052】このようにして調製された熱硬化性樹脂が
塗布されたポリエチレンナフタレートフィルムの熱硬化
性樹脂面を実装済み電気回路と貼合した。
【0053】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0054】熱硬化性樹脂の塗布されたポリエチレンナ
フタレートフィルムと実装済み電気回路を貼合した後、
100℃、60分ヒートプレスし、熱硬化性樹脂を完全
に硬化させ、電気回路の封止構造体を得た。
【0055】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0056】また、熱硬化性樹脂を実装済み電気回路を
貼合せずに、上述した硬化条件で完全に硬化させた硬化
物の曲げ弾性率を、パーキンエルマー社製のダイナミッ
クメカニカルアナライザDMA−7に専用治具を取り付
け、測定したところ、その曲げ弾性率は3.1N/cm
2 であった。結果を表1に示す。
【0057】〈実施例4〉光硬化性樹脂の調製 重量平均分子量5000のポリウレタン樹脂100g
に、反応性樹脂としてジエチレングリコールジメタクリ
レート100g、および反応性薬品としてベンゾフェノ
ン5gを添加し、撹拌混合し、光硬化性樹脂を調製し
た。
【0058】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された光硬化性樹脂を厚さ75μm、5×7c
mの大きさのポリエチレンテレフタレートフィルムに厚
さ600μmになるように塗布した。また、この光硬化
性樹脂の粘度は0.1Pa・sであった。
【0059】次に、この光硬化性樹脂面に照度120m
W/cm2 、光量120J/cm2条件で、20秒間光
照射し、光硬化性樹脂をプレキュアさせた。このプレキ
ュアさせた光硬化性樹脂の粘度は12Pa・sであっ
た。
【0060】このようにして調製され、プレキュアされ
た光硬化性樹脂が塗布されたポリエチレンテレフタレー
トフィルムの光硬化性樹脂面を実装済み電気回路と貼合
した。
【0061】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0062】プレキュアされた光硬化性樹脂の塗布され
たポリエチレンテレフタレートフィルムと実装済み電気
回路を貼合した後、照度120mW/cm2 、光量12
0J/cm2 の条件で、200秒間光照射し、光硬化性
樹脂を完全に硬化させ、電気回路の封止構造体を得た。
【0063】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0064】また、光硬化性樹脂を実装済み電気回路を
貼合せずに、上述したプレキュアおよび硬化条件で、プ
レキュアし、そして完全に硬化させた硬化物の曲げ弾性
率を、パーキンエルマー社製のダイナミックメカニカル
アナライザDMA−7に専用治具を取り付け、測定した
ところ、その曲げ弾性率は2N/cm2 であった。結果
を表1に示す。
【0065】〈実施例5〉熱硬化性樹脂の調製 重量平均分子量7000のポリエステル樹脂100g
に、反応性樹脂としてジエチレングリコールジメタクリ
レート100g、および反応性薬品として過酸化ベンゾ
イル15gを添加し、撹拌混合し、熱硬化性樹脂を調製
した。
【0066】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された熱硬化性樹脂を厚さ188μm、5×7
cmの大きさのポリエチレンナフタレートフィルムに、
厚さ500μmになるように塗布した。また、この熱硬
化性樹脂の粘度は0.2Pa・sであった。
【0067】次に、この熱硬化性樹脂の塗布されたポリ
エチレンナフタレートフィルムを100℃の恒温槽に3
分間入れ、熱硬化性樹脂をプレキュアさせた。このプレ
キュアさせた熱硬化性樹脂の粘度は10Pa・sであっ
た。
【0068】このようにして調製され、プレキュアされ
た熱硬化性樹脂が塗布されたポリエチレンナフタレート
フィルムの熱硬化性樹脂面を実装済み電気回路と貼合し
た。
【0069】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0070】プレキュアされた熱硬化性樹脂の塗布され
たポリエチレンナフタレートフィルムと実装済み電気回
路を貼合した後、100℃、30分ヒートプレスし、熱
硬化性樹脂を完全に硬化させ、電気回路の封止構造体を
得た。
【0071】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0072】また、熱硬化性樹脂を実装済み電気回路を
貼合せずに、上述したプレキュアおよび硬化条件で、プ
レキュアし、そして完全に硬化させた硬化物の曲げ弾性
率を、パーキンエルマー社製のダイナミックメカニカル
アナライザDMA−7に専用治具を取り付け、測定した
ところ、その曲げ弾性率は2N/cm2 であった。結果
を表1に示す。
【0073】〈実施例6〉熱・光硬化性樹脂の調製 重量平均分子量10000のエチルアクリレート−メチ
ルメタクリレート共重合体80gに、反応性樹脂として
ビスフェノールA型エポキシ樹脂14gとヘキサメチレ
ンジアミン4gを添加し、さらに、反応性樹脂としてジ
エチレングリコールジメタクリレート80g、および反
応性薬品としてベンゾフェノン10gを添加し、撹拌混
合し、熱・光硬化性樹脂を調製した。
【0074】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された熱・光硬化性樹脂を厚さ75μm、5×
7cmの大きさのポリエチレンナフタレートフィルム
に、厚さ600μmになるように塗布した。また、この
熱・光硬化性樹脂の粘度は0.2Pa・sであった。
【0075】次に、この熱・光硬化性樹脂の塗布された
ポリエチレンナフタレートフィルムを100℃の恒温槽
に3分間入れ、熱・光硬化性樹脂をプレキュアさせた。
このプレキュアさせた熱・光硬化性樹脂の粘度は8Pa
・sであった。
【0076】このようにして調製され、プレキュアされ
た熱・光硬化性樹脂が塗布されたポリエチレンナフタレ
ートフィルムの熱・光硬化性樹脂面を実装済み電気回路
と貼合した。
【0077】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0078】プレキュアされた熱・光硬化性樹脂の塗布
されたポリエチレンナフタレートフィルムと実装済み電
気回路を貼合した後、照度120mW/cm2 、光量1
20J/cm2 の条件で、200秒間光照射し、熱・光
硬化性樹脂を完全に硬化させ、電気回路の封止構造体を
得た。
【0079】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0080】また、熱・光硬化性樹脂を実装済み電気回
路を貼合せずに、上述したプレキュアおよび硬化条件
で、プレキュアさせ、そして完全に硬化させた硬化物の
曲げ弾性率を、パーキンエルマー社製のダイナミックメ
カニカルアナライザDMA−7に専用治具を取り付け、
測定したところ、その曲げ弾性率は2N/cm2 であっ
た。結果を表1に示す。
【0081】〈実施例7〉光・熱硬化性樹脂の調製 重量平均分子量10000のエチルアクリレート−メチ
ルメタクリレート共重合体80gに、反応性樹脂として
ビスフェノールA型エポキシ樹脂70gおよびヘキサメ
チレンジアミン20gを添加し、さらに、反応性樹脂と
してジエチレングリコールジメタクリレート8g、およ
び反応性薬品としてベンゾフェノン1gを添加し、撹拌
混合し、光・熱硬化性樹脂を調製した。
【0082】電気回路の封止構造体の製造方法 この調製された光・熱硬化性樹脂を厚さ75μm、5×
7cmの大きさのポリエチレンナフタレートフィルム
に、厚さ600μmになるように塗布した。また、この
光・熱硬化性樹脂の粘度は0.2Pa・sであった。
【0083】次に、この光・熱硬化性樹脂面に照度12
0mW/cm2 、光量120J/cm2 の条件で、20
秒間光照射し、光・熱硬化性樹脂をプレキュアさせた。
このプレキュアさせた光・熱硬化性樹脂の粘度は8Pa
・sであった。
【0084】このようにして調製され、プレキュアされ
た光・熱硬化性樹脂が塗布されたポリエチレンナフタレ
ートフィルムの光・熱硬化性樹脂面を実装済み電気回路
と貼合した。
【0085】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0086】プレキュアされた光・熱硬化性樹脂の塗布
されたポリエチレンナフタレートフィルムと実装済み電
気回路を貼合した後、100℃、30分ヒートプレス
し、光・熱硬化性樹脂を完全に硬化させ、電気回路の封
止構造体を得た。
【0087】得られた封止構造体は、柔軟性があり、表
面に凹凸のない平滑なものであった。
【0088】また、光・熱硬化性樹脂を実装済み電気回
路を貼合せずに、上述したプレキュアおよび硬化条件
で、プレキュアし、そして完全に硬化させた硬化物の曲
げ弾性率を、パーキンエルマー社製のダイナミックメカ
ニカルアナライザDMA−7に専用治具を取り付け、測
定したところ、その曲げ弾性率は3N/cm2 であっ
た。結果を表1に示す。
【0089】〈比較実施例1〉硬化性樹脂の代わりに熱
可塑性樹脂であるアクリロニトリルブタジエンスチレン
樹脂を用い比較実施例とした。厚さ500μm、5×7
cmの大きさのアクリロニトリルブタジエンスチレン板
を実装済み電気回路と貼合した。
【0090】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0091】アクリロニトリルブタジエンスチレン板と
実装済み電気回路を貼合した後、250℃、30分ヒー
トプレスした。しかしながら、ヒートプレス中に本比較
実施例における封止構造体中のボタン電池が過度の熱に
より変形し内容物が漏出した。さらに封止構造体の表面
には凹凸が生じ、また、柔軟性に劣る物であった。
【0092】〈比較実施例2〉硬化性樹脂の代わりに熱
可塑性樹脂である低密度ポリエチレン樹脂を用い比較実
施例とした。厚さ1000μm、5×7cmの大きさの
低密度ポリエチレン板を実装済み電気回路と貼合した。
【0093】この実装済み電気回路は、実施例1で用い
たものと同様のものを用いた。
【0094】低密度ポリエチレン板と実装済み電気回路
を貼合した後、180℃、30分ヒートプレスした。
【0095】室温に戻した際、ICチップに、低密度ポ
リエチレンの熱収縮によって過度の応力がかかり割れが
生じた。さらに、この比較実施例で得られた封止構造体
の表面には凹凸が生じ、また、柔軟性に劣る物であっ
た。
【0096】
【表1】
【0097】
【発明の効果】本発明の実施例によれば、熱あるいは光
により硬化する硬化性樹脂を用い、さらに硬化性樹脂粘
度が、凹凸のある電気回路と貼合するのに適した粘度を
有しているため、貼合した際に硬化性樹脂中に凹凸が吸
収され、表面が平滑となる。さらに硬化後の樹脂の曲げ
弾性率が適度なために本発明にかかわる封止構造体は柔
軟性のある複合体となる。よって、封止構造体の表面装
飾印刷や表面装飾印刷ラベル化が可能である。さらに、
本発明にかかわる封止構造体に応力がかかり形状を変化
せしめた場合、応力を取り除いた後も、封止構造体が適
度な柔軟性を有するため、封止構造体が割れてしまうこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気回路の封止構造体の断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 硬化性樹脂 3 ICチップ 4 導電性接着剤 5 ボタン電池 6 導電性インキ 7 回路基板 8 導電性テープ
フロントページの続き (72)発明者 田口 克久 東京都板橋区本町23番23号 リンテック株 式会社内 (72)発明者 中田 安一 東京都板橋区本町23番23号 リンテック株 式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気回路の封止構造体の製造方法であっ
    て、 基材上の片面に硬化性樹脂を塗布する工程と、 前記基材上の硬化性樹脂面を実装済み電気回路に貼り合
    わせる工程と、 前記基材上の硬化性樹脂を硬化させる工程と、を具える
    ことを特徴とする電気回路の封止構造体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記基材上の硬化性樹脂を硬化させる工
    程が、熱を用いて実施されることを特徴とする請求項1
    に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記基材上の硬化性樹脂を硬化させる工
    程が、光を用いて実施されることを特徴とする請求項1
    に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 電気回路の封止構造体の製造方法であっ
    て、 基材上の片面に硬化性樹脂を塗布する工程と、 前記基材上の硬化性樹脂をプレキュアさせる工程と、 前記基材上のプレキュアさせた硬化性樹脂面を実装済み
    電気回路に貼り合わせる工程と、 前記プレキュアさせた硬化性樹脂を硬化させる工程と、
    を具えることを特徴とする電気回路の封止構造体の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記基材上の硬化性樹脂をプレキュアさ
    せる工程が、熱を用いて実施されることを特徴とする請
    求項4に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記基材上の硬化性樹脂をプレキュアさ
    せる工程が、光を用いて実施されることを特徴とする請
    求項4に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記プレキュアさせた硬化性樹脂を硬化
    させる工程が、熱を用いて実施させることを特徴とする
    請求項4に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記プレキュアさせた硬化性樹脂を硬化
    させる工程が、光を用いて実施されることを特徴とする
    請求項4に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の電気回
    路の封止構造体の製造方法により製造された電気回路の
    封止構造体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の電気回路の封止構造
    体の基材または回路基板の外面にラベルをラミネートす
    ることを特徴とする電気回路製品。
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