JPH11224119A - ロボット動作パターン決定装置および方法 - Google Patents

ロボット動作パターン決定装置および方法

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JPH11224119A
JPH11224119A JP2743198A JP2743198A JPH11224119A JP H11224119 A JPH11224119 A JP H11224119A JP 2743198 A JP2743198 A JP 2743198A JP 2743198 A JP2743198 A JP 2743198A JP H11224119 A JPH11224119 A JP H11224119A
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JP
Japan
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operation pattern
welding
pattern
robot
data table
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JP2743198A
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Hiromi Sakagami
弘美 坂上
Ichiro Nishi
一郎 西
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロボットの動作パターンを決定するためのルー
ルを容易に変更することができるロボット動作パターン
決定装置を提供する。 【解決手段】ロボットの溶接部材と溶接部材の属性を示
すための複数のキーワードに従った複数の属性データと
を対応させた溶接属性データテーブルと、ロボットの動
作パターンとその動作パターンを決定するための同じキ
ーワードに従った複数の条件データとを対応させたパタ
ーン定義テーブルとを外部ファイル200に記憶させて
おき、システム本体100は溶接属性データテーブルの
作業対象のうち選択された作業対象に対応する複数の属
性データに基づいてパターン定義テーブルを検索するこ
とにより、溶接部材に対応する動作パターンを決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば溶接ロボッ
トにタッチセンシングを行わせるためのオフラインティ
ーチングにおいて用いられるロボット動作パターン決定
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、溶接ロボットによるタッチセ
ンシングなどのティーチング(教示)を行うときには、
作業対象となる溶接部材の形状等によってロボットの動
作パターンが異なることがある。このとき、従来のオフ
ラインティーチングシステムではプログラムとして記述
されたルールに従って、予め設定された動作パターンの
うちから適当な動作パターンを決定していた。また、人
が動作パターンを決定して、そのパターンコードを直接
入力することもあった。
【0003】しかし、プログラムによってルールを記述
しておく方法では、動作パターンを新たに追加するとき
や、動作パターン決定のためのルールを変更するとき、
例えば「母材の長手方向に対して水平方向の立板は巻き
溶接をするが、垂直方向の立板は巻き溶接を行わない」
というルールが既にあり、その上で「水平方向の立板
で、かつ隣接部材が存在するときは巻き溶接をしない」
というルールを追加するようなとき、プログラムの追加
あるいは修正を行う必要がある。従来、このようなプロ
グラム変更は、ロボットの動作パターン決定の熟練者が
行わなければならなかった。
【0004】また、人が動作パターンを決定してパター
ンコードを入力する方法では、同じ溶接部材でも人によ
って異なった動作パターンが決定されることがあり、さ
らに誤った動作パターンが決定されるおそれもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のオフラインティーチングシステムでは、プログラムと
して記述されたルールに従って動作パターンを決定した
り、人が動作パターンを決定したりしていた。
【0006】しかし、前者の方法では動作パターンやル
ールの追加・変更を行うときに、熟練者によるプログラ
ムの追加または修正が必要になり、後者の方法では誤っ
た動作パターンが決定されるおそれがあるという問題が
あった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
のものであり、プログラムの修正等を行うことなく、容
易に動作パターンやルールの追加・修正を行うことがで
きるロボット動作パターン決定装置および方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットの作
業対象と作業対象の属性を示すための予め設定された複
数のキーワードに従った複数の属性データとを対応させ
た属性データテーブルを記憶する属性データテーブル記
憶手段と、ロボットの動作パターンと動作パターンを決
定するための複数のキーワードに従った複数の条件デー
タとを対応させた条件データテーブルを記憶する条件デ
ータテーブル記憶手段と、属性データテーブルの作業対
象のうち選択された作業対象に対応する複数の属性デー
タに基づいて条件データテーブルを検索することによ
り、選択された作業対象に対応する動作パターンを決定
する動作パターン決定手段とを備えている。ここで、属
性データテーブル記憶手段および条件データテーブル記
憶手段としては共通の外部ファイルが用いられることが
望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のロ
ボット動作パターン決定装置を溶接ロボットに適用した
実施形態について説明する。図1は、システムの構成を
示したブロック図である。同図に示されるように、シス
テム本体100はパターン定義テーブル用キーワード抽
出部101、溶接属性データテーブル用キーワード値抽
出部102、パターン定義テーブル用キーワード値抽出
部103、キーワード値比較部104およびパターンコ
ード抽出部105から構成されており、このシステム本
体100とは別に外部ファイル200が設置されてい
る。
【0010】外部ファイル200には、溶接部材とその
溶接部材の属性を示すための所定のキーワードに従った
複数の属性データとを対応させた溶接属性データテーブ
ルが格納されており、さらに溶接ロボットの動作パター
ンとその動作パターンを決定するための同じキーワード
に従った条件データとを対応させたパターン定義テーブ
ルとが格納されている。システム本体100は、外部フ
ァイル200に格納された溶接属性データテーブルおよ
びパターン定義テーブルに基づいて溶接部材に応じた動
作パターンを決定するものである。
【0011】溶接属性データテーブルは、溶接ロボット
において用いられる溶接部材の名称(部材名)を行と
し、溶接部材の特徴を示すためのキーワードを列とする
表形式のデータであり、各溶接部材の属性データは各キ
ーワードの値として設定される。
【0012】図2は、このような溶接属性データテーブ
ルの例を示している。この場合、キーワードとして、溶
接部材に隣接する部材(隣接部材)の数を示す「隣接コ
ード」、溶接部材が何面の立板に接しているかを示す
「接合面数」、溶接部材の端部の形状を示す「端部形
状」が規定されており、溶接ロボットで使用される溶接
部材として「溶接線1〜n」の各々について各キーワー
ドの値が設定される。例えば、「溶接線1」は「隣接コ
ード」が「0(隣接なし)」、「接合面数」が「2」、
「端部形状」が「ノーマルカット」という特徴を有す
る。
【0013】一方、パターン定義テーブルは溶接ロボッ
トで決定される動作パターンの名称およびパターンコー
ドを行とし、それらの動作パターンを決定する条件を示
すためのキーワードを列とする表形式のデータである。
キーワードは、上述した溶接属性データテーブルのキー
ワードと相対応したものが用いられる。この場合、各動
作パターンを決定するための条件、すなわち動作パター
ン決定のためのルールは、各キーワードの値(条件デー
タ)の組み合わせとして規定される。
【0014】図3は、このようなパターン定義テーブル
の例を示している。この場合、溶接ロボットによって決
定される動作パターンとして、「2面隅部の水平溶接
(隣接なし)」、「2面隅部の水平溶接(隣接あ
り)」、「3面コーナ隅部の水平溶接(スカラップな
し)」、「3面コーナ隅部の水平溶接(スカラップあ
り)」が設定され、順にパターンコード0〜3が割り当
てられている。また、キーワードとして図2に示した溶
接属性データテーブルと相対応する「隣接コード」、
「接合面数」、「端部形状」が設定されており、全体と
して4行4列のデータ構造となっている。この場合、各
動作パターンを決定するための条件がキーワードの値の
組み合わせとして定められ、全体として動作パターン決
定のためのルールを構築している。
【0015】上述したように、このパターン定義テーブ
ルに基づいて溶接部材に対応する動作パターンが決定さ
れる。例えば、「隣接コード」が「0(隣接なし)」、
「接合面数」が「2」の溶接部材に対しては、動作パタ
ーンは「2面隅部の水平溶接(隣接なし)」となる。な
お、「端部形状」が「任意」という条件より、溶接部材
の端部形状は問題にならない。
【0016】次に、図4〜7を参照して、図3に示され
た各動作パターンについて溶接ロボットのタッチセンシ
ングを行う場合を例にとって説明する。なお、図4〜図
7において(a)は上面図を表し、(b)は側面図を表
している。また、矢印はタッチセンシングの動作経路、
具体的には溶接ロボットのトーチ先端の動作経路を表し
ている。
【0017】図4は、パターンコード0の「2面隅部の
水平溶接(隣接なし)」によるタッチセンシングの例を
示している。ここで、母材Pの表面(母材面)に立板A
が立てられ、溶接ロボットのトーチ先端は最初、立板A
の側面上部(矢印1の始端)に位置しているものとす
る。
【0018】この場合、まずトーチ先端を矢印1,2の
ように移動させて母材面に対するタッチセンシングを行
い、次に矢印3,4のように移動させて立板Aの側面に
対するタッチセンシングを行う。次に、トーチ先端を矢
印5,6のように移動させて立板Aの端部側にまわり込
ませ、矢印7,8のように移動させて立板Aの端部のタ
ッチセンシングを行った後、矢印9のように移動させて
動作を終了する。すなわち、動作パターン全体として
は、母材面、立板Aの側面、立板Aの端部という順にタ
ッチセンシングが行われる。
【0019】図5は、パターンコード1の「2面隅部の
水平溶接(隣接あり)」によるタッチセンシングの例を
示している。図4で示した例と比べると、立板Aに隣接
する立板Bが設けられている点が異なっており、図4の
例においてトーチ先端を矢印5,6のように移動させる
ときに、立板Bの側面に対するタッチセンシングを行う
必要がある。従って、動作パターン全体としては母材
面、立板Aの側面、隣接する立板Bの側面、立板Aの端
部という順のタッチセンシングとなる。
【0020】図6は、パターンコード2の「3面コーナ
隅部の水平溶接(スカラップなし)」によるタッチセン
シングの例を示している。同図に示されるように、母材
P上には立板Aの端部と突合わせの立板Bの側面とが接
するように設置されている。この場合、トーチ先端を矢
印1,2のように移動させて母材面に対するタッチセン
シングを行い、次に矢印3,4のように移動させて立板
Aの側面に対するタッチセンシングを行って、さらに矢
印5,6のように移動させて立板Bの側面のタッチセン
シングを行った後、矢印7のように移動させて動作を終
了する。すなわち、動作パターン全体としては、母材
面、立板Aの側面、立板Bの側面という順にタッチセン
シングが行われる。
【0021】図7は、パターンコード3の「3面コーナ
隅部の水平溶接(スカラップあり)」によるタッチセン
シングの例を示している。図6で示した例に比べると、
立板Aの端部にスカラップSがある点が異なっている。
この場合、図6の例のように母材面(矢印1,2)、立
板Aの側面(矢印3,4)、立板Bの側面(矢印5,
6)という順でタッチセンシングを行った後、矢印7の
ようにトーチ先端をスカラップSの側面に移動させ、さ
らに矢印8,9のように移動させてスカラップSのタッ
チセンシングを行い、それから矢印10,11のように
移動させて動作を終了する。この結果、動作パターン全
体としては母材面、立板Aの側面、立板Bの側面、立板
AのスカラップSという順にタッチセンシングが行われ
る。
【0022】次に、図8を参照して動作パターンを決定
するときの具体的な手順について説明する。なお、以下
では図2に示した溶接属性データテーブルおよび図3に
示したパターン定義テーブルに基づき、溶接ロボットの
作業対象として図2中の溶接線nが選択された場合を例
にとって説明を行う。
【0023】まず、パターン定義テーブル用キーワード
抽出部101は外部ファイル200のパターン定義テー
ブルを参照して、パターン定義テーブルの行数J、キー
ワード個数K、キーワードW1,W2,…,WKを求める
(ステップS1)。図3に示されたパターン定義テーブ
ルの場合、行数Jが4、キーワード個数Kが3となり、
キーワードW1が「隣接コード」、キーワードW2が「接
合面数」、キーワードW3が「端部形状」となる。
【0024】次に、溶接属性データテーブル用キーワー
ド値抽出部102は外部ファイル200内の溶接属性デ
ータテーブルを参照して、溶接線nの特徴を示すキーワ
ードWk(k=1〜K)の値を全て求める。
【0025】具体的には、溶接属性データテーブル用キ
ーワード値抽出部102は溶接属性データテーブルおよ
びパターン定義テーブルの列番号に対応するポインタk
の初期値を0に設定し(ステップS2)、そのポインタ
kの値を1増やしてから(ステップS3)、処理対象と
なった溶接線nのキーワードWkの値を取り出し(ステ
ップS4)、ステップS2,S3の処理をk<Kとなら
なくなるまで繰り返すことにより(ステップS5)、溶
接線nの特徴を示す全てのキーワードWkの値を求め
る。
【0026】例えば、図2に示される溶接属性データテ
ーブルに基づき、溶接線nの特徴は「隣接コード」が
「2(突合わせ)」、「接合面数」が「3」、「端部形
状」が「R(スカラップ)」として求められる。
【0027】次に、このようにして求められた溶接線n
の各キーワードWkの値に基づいてパターン定義テーブ
ルを検索し、溶接線nに対応する動作パターンを決定す
る。この場合、パターン定義テーブル用キーワード値抽
出部103がパターン定義テーブルの各動作パターンの
キーワードWkの値を取り出す。キーワード値比較部1
04は、そのキーワードWkの値と対応する溶接線nの
キーワードWkの値とを比較する。そして、全てのキー
ワードWkの値が一致した動作パターンが存在したと
き、パターンコード抽出部105はその動作パターンの
パターンコードを溶接ロボットに伝える。
【0028】具体的には、パターン定義テーブル用キー
ワード値抽出部103はまず溶接属性データテーブルお
よびパターン定義テーブルの列番号に対応するポインタ
kと、行番号に対応するポインタjの初期値をそれぞれ
0に設定し(ステップS6)、続けてポインタjに1を
加え(ステップS7)、ポインタkに1を加えることに
より(ステップS8)、検索開始の設定と検索のための
ポインタの設定と行う。
【0029】次に、パターン定義テーブル用キーワード
値抽出部103はパターン定義テーブルにおいてj行目
でk列目のキーワードWkの値を取り出して(ステップ
S9)、そのキーワードWkの値をキーワード値比較部
104に送る。
【0030】キーワード値比較部104は、パターン定
義テーブル用キーワード値抽出部103から送られたキ
ーワードWkの値と、ステップS3〜S5によって求め
られた溶接線nのキーワードWkの値とを比較する(ス
テップS10)。
【0031】この結果、二つのキーワードWkの値が一
致したときは(ステップS10でYes)、ポインタk
<Kとならなくなるまで、すなわち同じj行の全てのキ
ーワードWkに対する検索が終わるまで、ステップS8
〜S10の処理を繰り返す(ステップS12)。
【0032】そして、パターン定義テーブルにキーワー
ドWkの値が溶接線nのキーワードWkの値と全て一致す
るような動作パターンが設定されていたとき(ステップ
S12でNo)、それを溶接線nにタッチセンシングを
行うための動作パターンと決定する。これに応じて、パ
ターンコード抽出部105は対応するパターンコードを
取り出して溶接ロボットに通知する(ステップS1
4)。
【0033】一方、溶接線nとパターン定義テーブルと
の二つのキーワードWkの値が一致しなかったときは
(ステップS10でNo)、ポインタj<Jとならなく
なるまで(ステップS11)、すなわちパターン定義テ
ーブルの全ての行に対する検索が終わるまで、ステップ
S7〜S10の処理を繰り返す。なお、ステップS11
でYesとなって処理を繰り返すときは、ポインタkの
値を0(初期状態)に戻し(ステップS15)、次の行
の最初のキーワードW1から検索が行われるようにす
る。
【0034】この結果、パターン定義テーブルにキーワ
ードWkの値が溶接線nのキーワードWkの値と全て一致
するような動作パターンが設定されていなかったとき
(ステップS11でNo)、パターンコード抽出部10
5は「該当パターンコードなし」という結果をユーザに
通知する(ステップS13)。なお、このような事態は
例えば溶接属性データテーブルあるいはパターン定義テ
ーブルの作成ミスがあったときに生じる。
【0035】以上の処理によって、溶接線nに応じた動
作パターンが決定される。例えば、図2中の溶接線nで
は「隣接コード」が「2(突合わせ)」、「接合面数」
が「3」、「端部形状」が「R(スカラップ)」である
ため、図3のパターン定義テーブルの検索を行うと、
「3面コーナ隅部の水平溶接(スカラップあり)」とい
う動作パターンが決定され、溶接ロボットにはこれと対
応するパターンコード3が通知される。
【0036】次に、パターン定義テーブルに動作パター
ンを追加する場合について説明する。今、図9に示され
るように、2面隅部の水平溶接として狭隘の場合の動作
パターンを追加することを考える。これは、まず矢印
1,2のように母材面に対するタッチセンシングを行
い、次に矢印3,4のように立板Aの側面に対するタッ
チセンシングを行って、さらに矢印5,6のように立板
Bの側面のタッチセンシングを行った後、矢印7のよう
に移動させて動作を終了する動作パターンである。
【0037】ここで、このような動作パターンを決定す
るための条件を「隣接コード」が「3(狭隘)」、「接
合面数」が「2」、「端部形状」が「任意」に設定する
ものとすると、例えば図3に示されるパターン定義テー
ブルの5行目に「隣接コード」が「3(狭隘)」、「接
合面数」が「2」、「端部形状」が「任意」となる「2
面隅部の水平溶接(狭隘)」という動作パターンをパタ
ーンコード4として追加することにより、図10に示さ
れるようにパターン定義テーブルが変更される。
【0038】同様にして、パターン定義テーブルのキー
ワードWkを増やすこともできる。この場合、パターン
定義テーブルの全ての動作パターンに対して、追加され
たキーワードWkの値を設定しておく必要があるが、特
に条件を追加する必要がなければそのキーワードWk
値を「任意」にしておけばよい。
【0039】このように、パターン定義テーブルの内容
を変更、すなわち動作パターン決定のためのルールを変
更すると、その変更内容は動作パターン決定のための処
理、つまり図8のフローチャートにおいてステップS1
の処理を行って得られるパターン定義テーブルの行数
J、キーワード個数K、キーワードW1〜WKの値の変化
として反映される。
【0040】つまり、動作パターン決定のためのルール
を変更したとしても、そのルールに基づいて動作パター
ンを決定するためのプログラムのロジック、ここでは図
8のフローチャートで示される処理自体は変更する必要
がない。従って、従来のようにプログラムの追加または
修正を行うことなく、ユーザが容易に動作パターン決定
のためのルールを追加または修正することが可能にな
る。
【0041】なお、上記実施形態では溶接ロボットによ
るタッチセンシングの場合を例にとって説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、溶接ロボットに
よる溶接作業、あるいは塗装ロボットのような他のロボ
ットを動作させる場合など種々変形して実施することが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
ボットの作業対象とその作業対象の属性を示すための予
め設定された複数のキーワードに従った複数の属性デー
タとを対応させた属性データテーブルを設定し、ロボッ
トの動作パターンとその動作パターンを決定するため
の、属性データテーブルと同じ複数のキーワードに従っ
た複数の条件データとを対応させた条件データテーブル
を設定しておき、属性データテーブルの作業対象のうち
ユーザに選択された作業対象に対応する複数の属性デー
タに基づいて条件データテーブルを検索することによ
り、選択された作業対象に対応する動作パターンを決定
している。
【0043】従って、条件データテーブルの内容を変更
するだけで、動作パターン決定のためのルールを変更す
ることができる。つまり、従来のようにプログラムの追
加あるいは修正を行うことなく、容易にロボットの動作
パターン決定のためのルールの追加・修正を行うことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るロボット動作パター
ン決定装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おける溶接属性データテーブルの例を示す図
【図3】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おけるパターン定義テーブルの例を示す図
【図4】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おける動作パターンの例を示す図
【図5】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おける動作パターンの例を示す図
【図6】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おける動作パターンの例を示す図
【図7】同実施形態のロボット動作パターン決定装置に
おける動作パターンの例を示す図
【図8】同実施形態のロボット動作パターン決定装置の
動作を説明するためのフローチャート
【図9】同実施形態のロボット動作パターン決定装置の
パターン定義テーブルに追加する動作パターンの例を示
す図
【図10】同実施形態のロボット動作パターン決定装置
のパターン定義テーブルに動作パターンを追加したとき
の例を示す図
【符号の説明】 100…システム本体 101…パターン定義テーブル用キーワード抽出部 102…溶接属性データテーブル用キーワード値抽出部 103…パターン定義テーブル用キーワード値抽出部 104…キーワード値比較部 105…パターンコード抽出部 200…外部ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットの作業対象と該作業対象の属性を
    示すための予め設定された複数のキーワードに従った複
    数の属性データとを対応させた属性データテーブルを記
    憶する属性データテーブル記憶手段と、 前記ロボットの動作パターンと該動作パターンを決定す
    るための前記複数のキーワードに従った複数の条件デー
    タとを対応させた条件データテーブルを記憶する条件デ
    ータテーブル記憶手段と、 前記属性データテーブルの作業対象のうち選択された作
    業対象に対応する複数の属性データに基づいて前記条件
    データテーブルを検索することにより、該選択された作
    業対象に対応する動作パターンを決定する動作パターン
    決定手段とを備えたことを特徴とするロボット動作パタ
    ーン決定装置。
  2. 【請求項2】前記属性データテーブル記憶手段および前
    記条件データテーブル記憶手段として共通のファイルが
    用いられることを特徴とする請求項1記載のロボット動
    作パターン決定装置。
  3. 【請求項3】ロボットの作業対象と該作業対象の属性を
    示すための予め設定された複数のキーワードに従った複
    数の属性データとを対応させた属性データテーブルを設
    定し、 前記ロボットの動作パターンと該動作パターンを決定す
    るための前記複数のキーワードに従った複数の条件デー
    タとを対応させた条件データテーブルを設定し、 前記属性データテーブルの作業対象のうち選択された作
    業対象に対応する複数の属性データに基づいて前記条件
    データテーブルを検索することにより、該選択された作
    業対象に対応する動作パターンを決定することを特徴と
    するロボット動作パターン決定方法。
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