JPH11222470A - グリシンベタインモノマーの製法 - Google Patents

グリシンベタインモノマーの製法

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JPH11222470A
JPH11222470A JP2083498A JP2083498A JPH11222470A JP H11222470 A JPH11222470 A JP H11222470A JP 2083498 A JP2083498 A JP 2083498A JP 2083498 A JP2083498 A JP 2083498A JP H11222470 A JPH11222470 A JP H11222470A
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betaine monomer
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meth
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尚宏 奥田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料用の両性イオン性樹脂の製造に好適に
使用することができるグリシンベタインモノマーを容易
に生産効率よく製造しうる方法を提供すること。 【解決手段】 一般式(I): 【化11】 (式中、R1は水素原子またはメチル基を示す)で表わ
されるN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート(A)と、一般式(II): XCH2COOM (II) (式中、Xはハロゲン原子、Mはアルカリ金属原子また
はアンモニウムを示す)で表わされるハロ酢酸塩(B)
とを水性媒体中で加熱して反応させることを特徴とする
一般式(III): 【化12】 (式中、R1は前記と同じ)で表わされるグリシンベタ
インモノマーの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリシンベタイン
モノマーの製法に関する。さらに詳しくは、おもに、整
髪剤などの化粧料に用いる両性イオン性樹脂の製造に有
用な純度の高い両性イオン性のグリシンベタインモノマ
ーを容易に生産効率よく製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、整髪剤などの化粧料として有用な
両性イオン性樹脂であるグリシンベタインポリマーの原
料のグリシンベタインモノマーをうる方法としては、特
開平9−95474号公報記載の製法が知られている。
しかしながら、この方法では、反応溶媒に非水系溶媒を
用いるために、反応工程後の脱塩などの精製工程までに
非水系溶媒を水に置換することが必要である。そのた
め、作業工程が煩雑で長くなり生産効率が良くない上、
濃縮などの工程が多くなり重合の恐れが出てくるので、
品質的にも好ましくない。また、非水系溶媒を用いる
と、反応温度を高くしないと反応しにくいため重合の恐
れが出て望ましくない。
【0003】前記のように、非水系溶媒で反応を行うと
生産効率と製品の品質の点で多くの問題が生じる。
【0004】このように、両性イオン性樹脂の製造に有
用なグリシンベタインモノマーを、生産効率よく重合さ
せずに合成しうる方法が未だ見出されていないのが実情
であり、かかるモノマーの製法の確立が待ち望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、えられるグリシンベタ
インモノマーの品質を損なうことなしに水性媒体で反応
を行い、要すれば、えられたモノマーの脱塩などの精製
を行うことにより塩濃度を下げ、従来に比べて短時間で
純度の高いグリシンベタインモノマーを容易にうること
ができる方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
(I):
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1は水素原子またはメチル基を
示す)で表わされるN,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート(A)と、一般式(II): XCH2COOM (II) (式中、Xはハロゲン原子、Mはアルカリ金属原子また
はアンモニウムを示す)で表わされるハロ酢酸塩(B)
とを水性媒体中で加熱して反応させることを特徴とする
一般式(III):
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1は前記と同じ)で表わされる
グリシンベタインモノマーの製法(請求項1)に関す
る。
【0011】さらに、本発明は、N,N−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート(A)100重量部に対
して水性媒体を40〜100重量部使用する請求項1記
載のグリシンベタインモノマーの製法(請求項2)、水
性媒体が水、または水60〜99.9重量部と親水性有
機溶媒0.1〜40重量部からなる混合物である請求項
1または2記載のグリシンベタインモノマーの製法(請
求項3)、親水性有機溶媒が炭素数1〜4の脂肪族1〜
4価アルコールである請求項3記載のグリシンベタイン
モノマーの製法(請求項4)、反応をハロ酢酸塩(B)
を含有する水性媒体中にN,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート(A)を分割法または滴下法によ
り添加することにより行う請求項1、2、3または4記
載のグリシンベタインモノマーの製法(請求項5)、反
応後、えられたグリシンベタインモノマーの精製を行う
請求項1、2、3、4または5記載のグリシンベタイン
モノマーの製法(請求項6)、精製を電気透析またはイ
オン交換樹脂を用いることにより行う請求項6記載のグ
リシンベタインモノマーの製法(請求項7)に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の製法によって製造される
モノマーは、一般式(III):
【0013】
【化5】
【0014】(式中、R1は水素原子またはメチル基を
示す)で表わされるグリシンベタインモノマーであり、
かかるグリシンベタインモノマーの原料として一般式
(I):
【0015】
【化6】
【0016】(式中、R1は前記と同じ)で表わされる
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート
(A)と、一般式(II): XCH2COOM (II) (式中、Xはハロゲン原子、Mはアルカリ金属原子また
はアンモニウムを示す)で表わされるハロ酢酸塩(B)
が用いられる。
【0017】前記一般式(II)で表わされるハロ酢酸塩
(B)の代表例としては、たとえば、モノクロロ酢酸ナ
トリウム、モノクロロ酢酸カリウム、モノブロモ酢酸ナ
トリウム、モノクロロ酢酸アンモニウムなどがあげられ
るが、工業的に安価で入手できる点から、モノクロロ酢
酸ナトリウムおよびモノクロロ酢酸カリウムが好まし
い。
【0018】本発明の製法における、N,N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート(A)とハロ酢酸塩
(B)との割合は、未反応のN,N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート(A)が過剰に残存し、反応
生成物が目的とするグリシンベタインモノマーと未反応
のN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート
(A)との混合物となるおそれをなくすためには、N,
N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート(A)
1モルに対してハロ酢酸塩(B)が0.7モル以上、好
ましくは0.9モル以上となるように調整することが望
ましい。また、未反応のハロ酢酸塩(B)が不純物とし
て残存し、反応生成物が目的とするグリシンベタインモ
ノマーと未反応のハロ酢酸塩(B)との混合物となるお
それをなくすためには、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート(A)1モルに対してハロ酢酸塩
(B)が1.3モル以下、好ましくは1.1モル以下と
なるように調整することが望ましい。
【0019】反応媒体として用いられる水性媒体として
は、基本的に水、または反応時に副生する塩をろ過除去
しやすくするためには、必要に応じて親水性有機溶媒を
0.1〜40重量%の割合で水と均一に混和した状態の
混合溶媒を使用する。親水性有機溶媒は単独であるいは
2種以上を混合して使用してもよい。ここでいう親水性
溶媒とは、水に対する溶解度が20g/100g(25
℃)以上である有機溶媒をいう。かかる親水性有機溶媒
の代表例としては、たとえば炭素数が1〜4の脂肪族1
〜4価アルコール、アセトン、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブ、ブチルセロソルブ、ジオキサンおよび酢
酸メチルなどがあげられるが、本発明のベタインモノマ
ーがたとえば化粧料の原料として使用されることを考慮
すると、1〜2価アルコールが好ましい。かかる1〜2
価アルコールの具体例としては、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、tert−ブタノールおよびプ
ロピレングリコールなどがあげられる。また、化粧料の
なかでも整髪剤などは人体の皮膚に付着することがある
ので、その際の安全性を考慮すると前記1〜2価アルコ
ールのなかでもエタノールおよびイソプロパノールがと
くに好ましい。
【0020】水性媒体の使用量は、原料のN,N−ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート(A)100重
量部に対して、好ましくは40〜100重量部、より好
ましくは50〜90重量部である。水性媒体の使用量が
原料のN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート(A)100重量部に対して40重量部未満のばあ
いは、反応液の粘度が上昇するため撹拌しにくくなり、
反応熱を除くことが困難となるため、反応温度が制御で
きなくなる。さらに、温度上昇によるN,N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート(A)の加水分解を
促進し、望ましくない重合反応を併発する恐れがある。
また、水性媒体をN,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート(A)100重量部に対して100重
量部を超えて使用することも可能であるが、副生する塩
がほとんど反応液に溶解してしまい、ろ過により前記塩
を除去することが困難となる。その結果、脱塩処理はイ
オン交換樹脂あるいは電気透析装置に負荷をかける必要
が出てくる。
【0021】N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリレート(A)とハロ酢酸塩(B)との反応は、たと
えば大気雰囲気中で行い、ばあいによっては、反応液中
にエアーを吹き込みながら、反応液が滞ることのないよ
うに適宜撹拌し、加熱しながら行われる。
【0022】反応温度は、重合や副反応を起こさないた
めに、70℃以下、好ましくは60℃以下とし、反応収
率を低下させないために、40℃以上、好ましくは50
℃以上にすることが望ましい。
【0023】反応は、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート(A)、ハロ酢酸塩(B)および
反応媒体に、メトキノン、4−メトキシフェノールまた
は4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン−1−オキシルなどの公知の重合禁止剤を適宜添
加して行ってもよい。前記原料は一括で仕込んで反応さ
せてもよいが、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート(A)の加水分解を抑制し、反応熱の発生
を少なくするために、ハロ酢酸塩(B)にN,N−ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート(A)をハロ酢
酸塩(B)を含有する水性媒体(反応系内)のpHが1
0以下、好ましくは9以下となるように分割あるいは滴
下を行い添加するのが好ましい。前記水性媒体のpHが
10を超えるばあいは、N,N−ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレートの加水分解が促進されやすくなり
反応熱の発生を抑制しにくくなるので、収率が低下しや
すい。pHが10以下で反応温度が50〜60℃の範囲
であればN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
レートをどのように添加しても構わない。また、このと
きの反応時間は、N,N−ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレートの添加がすべて終了した時点より2〜
12時間、好ましくは4〜10時間の反応(熟成)を行
うことが望ましい。
【0024】反応の完結は高速液体クロマトグラフィー
またはガスクロマトグラフィーにより原料のN,N−ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート(A)または
ハロ酢酸塩(B)の減少量を調べることにより確認する
ことができる。
【0025】本発明の製法ではN,N−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート(A)とハロ酢酸塩(B)
の反応の際に、目的であるグリシンベタインモノマーの
ほかにアルカリ金属ハロゲン化物またはアンモニウムハ
ロゲン化物といった塩が副生する。前記塩は、グリシン
ベタインモノマーに比べて水への溶解度が低いために、
大部分が反応系から析出してくる。この析出した塩は反
応終了後に濾過あるいは遠心分離などの方法で容易に除
去することができる。えられる濾液は、若干の塩を含ん
だグリシンベタインモノマー水性液であるので、この水
性液を水で脱塩しやすい粘度まで希釈し、たとえば電気
透析あるいはイオン交換樹脂などで脱塩などの精製を行
う。
【0026】脱塩に電気透析を用いるばあいは、ジュー
ル熱による前記モノマーの重合を避け、電気透析膜の寿
命を短くさせないために、透析膜1セルペアーあたりの
印加電圧は3V以下、好ましくは1〜2Vにすることが
望ましく、電気透析温度は膜の耐久性を考慮すると、1
0〜30℃になるように冷却しながら行うことが望まし
い。電気透析による脱塩の終点はグリシンベタインモノ
マーを含むサンプル液を電位差滴定などにより残留ハロ
ゲン分を測定することにより確認することができるが、
簡易的に確認するならば水性液の電気伝導度を測定し脱
塩が進行していることを確認してもよい。
【0027】脱塩にイオン交換樹脂を用いるばあいは、
とくに限定はないが、カチオン交換樹脂としては、たと
えばオルガノ(株)製のアンバーライト200C、アン
バーライトIRC−50などを用い、アニオン交換樹脂
としては、たとえばオルガノ(株)製のアンバーライト
IRA−94S、アンバーライトIRA−904などを
用いる。方法は、バッチ式でも連続式のどちらでもよ
い。
【0028】この脱塩工程までで脱塩されたグリシンベ
タインモノマー水性液をえることができるので、たとえ
ば化粧料用の両性整髪用樹脂をうるための重合反応に用
いてもよいし、また、媒体を除去し結晶の状態で重合反
応に用いてもよい。
【0029】反応液または濾液の濃縮は、通常、大気中
で常圧または減圧下で行う。このときの濃縮温度は、濃
縮中の結晶の析出を避けるためには40℃以上、好まし
くは50℃以上、濃縮中に前記モノマーの重合を避ける
ためには80℃以下、好ましくは70℃以下が好まし
い。
【0030】以上のようにして、N,N−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート(A)とハロ酢酸塩
(B)とを反応させることにより、一般式(III):
【0031】
【化7】
【0032】で表わされるグリシンベタインモノマーが
えられる。かかるグリシンベタインモノマーの構造は1
H−核磁気共鳴スペクトル(以下、1H−NMRとい
う)、13C−核磁気共鳴スペクトル(以下、13C−NM
Rという)などによって確認することができる。
【0033】なお、精製したグリシンベタインモノマー
は、ばあいによって、一水和物の構造を有することがあ
る。
【0034】このように、本発明の製法によれば、従来
に比べて反応温度を低くおさえることができ、従来より
も短い製造時間で高純度のグリシンベタインモノマーを
容易にうることもできる。また、えられたグリシンベタ
インモノマーと、このグリシンベタインモノマーと共重
合可能な他のモノマーとを重合させることにより、たと
えば整髪剤などの化粧料用の両性イオン性樹脂を好適に
製造することができる。
【0035】
【実施例】つぎに、本発明のグリシンベタインモノマー
の製法を実施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、
本発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
また、各工程での所用時間を記しているが、これはあく
まで目安であり、実験のやり方では増減するばあいもあ
る。
【0036】実施例1 撹拌機、冷却管、温度計、エアー導入管および滴下ロー
トを備えた、1L容5口フラスコに、精製水85gおよ
びイソプロピルアルコール15gを仕込み、撹拌しなが
らモノクロロ酢酸ナトリウム116.5gを塊にならな
い程度に徐々に加え、4−メトキシフェノール0.69
gを加えたのち(反応系内のpH:5.6)、50℃に
加熱した。このフラスコにN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート157gを滴下ロートにより5時間か
けて滴下し(滴下中の反応液のpHは8.2であっ
た)、滴下終了後7時間反応(熟成)を行った。この
間、反応温度は50〜60℃に調節した(反応に要した
時間:13時間)。ついで、反応液を濾過し析出した塩
を濾別し濾液315.5gをえた(濾過に要した時間:
1時間)。この濾液を精製水280gで希釈し(希釈に
要した時間:0.5時間)、希釈液(全量595.5
g)を電気透析にかけた。電気透析装置はユアサアイオ
ニクス(株)製、MEDIMAT M−220(10セ
ルペアー、陽イオン交換膜 型番CR67、陰イオン交
換膜 型番AR103)を用いた。塩回収液には精製水
500gを用い、電極液には0.1mol/lの硫酸ナ
トリウム水溶液を用いた。電圧15Vで電気透析を始め
た。電気透析前のサンプル液の電気伝導度は27000
μS/cmであった。19〜22℃で4.5時間電気透
析を行い最終的にサンプル液の電気伝導度は9μS/c
mとなった(電気透析に要した時間:5時間)。つぎ
に、この溶液を50℃で濃縮し(濃縮に要した時間:
5.5時間)、室温まで冷却後アセトン500gを添加
し晶析を行った(晶析に要した時間:3時間)。系内は
スラリー状となり濾過でウェットな結晶のみを分離し
(濾過に要した時間:2.5時間)、40℃で3時間乾
燥を行い、白色結晶を178.1gをえた(収率:8
2.8%)。
【0037】えられた白色結晶を精製水またはエタノー
ルで10倍希釈し、それぞれの様子を目視により観察し
たが、両方とも透明であった。
【0038】えられた白色結晶を高速液体クロマトグラ
フィーで純度を確認した。高速液体クロマトグラフィー
は、島津製作所(株)製、LC−10ASを用い、カラ
ムには(株)ケムコ製、CHEMCOBOND 5−O
DS−Hを用いた。展開溶媒は、MeOH/H2O=3
00ml/700ml+酢酸ナトリウム0.4g+酢酸
0.23mlで、内部標準物質はパラオキシ安息香酸メ
チルを用いた。グリシンベタインモノマーの純度は9
9.9%以上で、原料であるN,N−ジメチルアミノエ
チルメタクリレートとモノクロロ酢酸ナトリウムはそれ
ぞれ0.1%未満であった。
【0039】つぎに、えられた白色結晶の残留塩素分を
電位差滴定により測定した。電位差滴定装置は、京都電
子工業(株)製、AT−410を用い、滴定試薬は1/
500N硝酸銀水溶液を用いて測定したところ、残留塩
素分は8.83ppmであった。
【0040】つぎに、えられた白色結晶の強熱残分を測
定した。測定方法は化粧品原料基準の強熱残分測定法の
第1法で測定を行ったところ、強熱残分は0.1重量%
以下であった。
【0041】さらに、えられた白色結晶の1H−NMR
および13C−NMRをJOEL−GSX−270FT−
NMRスペクトルメーター(日本電子(株)製)を用い
て測定したところ、以下のような結果であった。
【0042】1H−NMR(CD3OD,δ(pp
m)):1.94(br−s,CH3,3H)、3.3
0(br−s,N−(CH32,6H)、3.91
(s,N−CH2−COO,2H)、4.04〜4.0
9(m,N−C 2−CH2またはN−CH2−C 2,2
H)、4.55〜4.62(m,N−C 2−CH2また
はN−CH2−C 2,2H)、5.67〜5.69
(m,C=CH2,1H)、6.14〜6.17(m,
C=CH2,1H)、13 C−NMR(CD3OD,δ(ppm)):18.3
8(H2C=C−3)、52.63(N−(C
32)、59.38(2−COO)、63.30
(N−2−CH2またはN−CH22)、65.
75(N−2−CH2またはN−CH22)、1
27.34(H2 =C−CH3)、139.96(H2
C=−CH3)、167.80(N−CH2COOま
たはCH2−CH2−OOC)、168.42(N−CH
2COOまたはCH2−CH2−OOC)これらの結果
から、えられた白色結晶がグリシンベタインモノマーで
あり、式(IV)
【0043】
【化8】
【0044】で表わされるN−メタクリロイルオキシエ
チル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチル
カルボキシベタインであることが確認された。
【0045】実施例2 実施例1と同様の操作で反応(反応に要した時間:13
時間)、濾過(濾過に要した時間:1時間)および希釈
(希釈に要した時間:0.5時間)を行い、希釈液を、
再生済みカチオン交換樹脂(オルガノ(株)製、アンバ
ーライト200C)1000mlを充填したカラムに通
し、さらに再生済みアニオン交換樹脂(オルガノ(株)
製、アンバーライトIRA−94S)1000mlを充
填したカラムに通し処理した(脱塩精製に要した時間:
6時間)。処理後の液について実施例1と同様に濃縮
(濃縮に要した時間:6時間)、晶析(晶析に要した時
間:3時間)、濾過(濾過に要した時間:2時間)およ
び乾燥(乾燥に要した時間:3時間)を行ったところ、
131.7g(収率61.3%)の白色結晶をえた。
【0046】えられた白色結晶を実施例1と同様に精製
水またはエタノールで10倍希釈し、それぞれの様子を
目視により観察したが、両方とも透明であった。
【0047】えられた白色結晶の純度を実施例1と同様
に高速液体クロマトグラフィーで確認した。グリシンベ
タインモノマーの純度は99.9%以上で、原料である
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートとモノク
ロロ酢酸ナトリウムはそれぞれ0.1%未満であった。
【0048】つぎに、えられた白色結晶の残留塩素分を
電位差滴定により測定したところ残留塩素分は25.4
ppmであった。
【0049】つぎに、えられた白色結晶の強熱残分を測
定したところ強熱残分は0.1重量%以下であった。
【0050】さらに、えられた白色結晶の1H−NMR
および13C−NMRを測定したところ実施例1と同様の
結果となった。
【0051】これらの結果から、えられた白色結晶がグ
リシンベタインモノマーであり、式(IV):
【0052】
【化9】
【0053】で表わされるN−メタクリロイルオキシエ
チル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチル
カルボキシベタインであることが確認された。
【0054】実施例3 撹拌機、冷却管、温度計、エアー導入管および滴下ロー
トを備えた、1L容5口フラスコに、精製水100gを
仕込み、撹拌しながらモノクロロ酢酸カリウム132.
5gを塊にならない程度に徐々に加え、4−メトキシフ
ェノール0.69gを仕込み(反応系内のpH5.
6)、50℃に加熱した。そののち、滴下ロートより
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート157g
を4時間かけて滴下し、滴下終了後50〜60℃で5時
間反応(熟成)を行った(反応に要した時間:10時
間)。以下は実施例1と同様に濾過(濾過に要した時
間:1時間)、希釈(希釈に要した時間:1時間)およ
び電気透析を行った。19〜22℃電圧15Vでの電気
透析で、粗グリシンベタインモノマー水溶液の電気伝導
度の初期値が33000μS/cmであったが、5.5
時間の脱塩で13.9μS/cmまで減少した(脱塩精
製に要した時間:5.5時間)。以下実施例1と同様に
操作し(濃縮に要した時間:6.5時間、晶析に要した
時間:3時間、濾過に要した時間:2時間、乾燥に要し
た時間:3時間)、白色結晶168.2g(収率78.
2%)をえた。
【0055】えられた白色結晶を実施例1と同様に精製
水またはエタノールで10倍希釈し、それぞれの様子を
目視により観察したが、両方とも透明であった。
【0056】えられた白色結晶の純度を実施例1と同様
に高速液体クロマトグラフィーで確認した。グリシンベ
タインモノマーの純度は99.9%以上で、原料である
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートとモノク
ロロ酢酸カリウムはそれぞれ0.1%未満であった。
【0057】つぎに、えられた白色結晶の残留塩素分を
電位差滴定により測定したところ残留塩素分は10.3
ppmであった。
【0058】つぎに、えられた白色結晶の強熱残分を測
定したところ強熱残分は0.1重量%以下であった。
【0059】さらに、えられた白色結晶の1H−NMR
および13C−NMRを測定したところ実施例1と同様の
結果となった。
【0060】これらの結果から、えられた白色結晶がグ
リシンベタインモノマーであり、式(IV):
【0061】
【化10】
【0062】で表わされるN−メタクリロイルオキシエ
チル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチル
カルボキシベタインであることが確認された。
【0063】以上のように本発明のグリシンベタインモ
ノマーの製造法によれば、従来の方法に比べて低温度
で、かつ短時間で、純度の高いグリシンベタインモノマ
ーを容易に製造することができ、工業的に有用である。
【0064】比較例1 撹拌機、冷却管、温度計、エアー導入管および滴下ロー
トを備えた、1L容5口フラスコに、イソプロピルアル
コール100g、モノクロロ酢酸ナトリウム116.5
g、4−メトキシフェノール2.23gを加え均一に撹
拌分散させ(上澄み液を精製水で5倍に希釈したpH:
5.2)、50℃に加熱した。このフラスコにN,N−
ジメチルアミノエチルメタクリレート157gを滴下ロ
ートにより4時間かけて滴下し(滴下終了時の反応上澄
み液を精製水で5倍に希釈したpH:10.8)、滴下
終了後8時間反応(熟成)を行った。この間、反応温度
は50〜60℃に調節した。その後、上澄み液を高速液
体クロマトグラフィーで分析を行ったが、グリシンベタ
インモノマーの転化率は0%であり、反応はまったく起
こっていなかった。
【0065】モノクロロ酢酸ナトリウムのイソプロピル
アルコールへの溶解度が低いので、50〜60℃程度の
低い温度では反応は進行しにくいことがわかる。
【0066】比較例2 比較例1と同様の装置にイソプロピルアルコール100
g、モノクロロ酢酸ナトリウム116.5g、4−メト
キシフェノール2.23gを加え均一に撹拌分散させ
(上澄み液を精製水で5倍に希釈したpH:5.2)、
82℃まで加熱した。このフラスコにN,N−ジメチル
アミノエチルメタクリレート157gを滴下ロートによ
り4時間かけて滴下し(滴下終了時の反応上澄み液を精
製水で5倍に希釈したpH:10.2)、滴下終了後1
1時間反応(熟成)を行った。この間、反応温度は80
〜82℃に調節した。反応終了後の上澄み液をサンプリ
ングし高速液体クロマトグラフィーで分析したところ、
グリシンベタインモノマーの転化率は85.2%であ
り、原料のN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレー
トは13.5%が残存していた(反応に要した時間:1
5時間)。この溶液をイソプロピルアルコール400g
で希釈し(希釈に要した時間:0.5時間)、濾過処理
を施した(濾過に要した時間:1時間)が、濾液は霞を
有していた。反応の際に一部重合したかあるいは副生成
物を生じたようであった。そのため、この濾液を全量の
5重量%の活性白土で処理し、副生成物を除去した(精
製に要した時間:5時間)。つぎにこの溶液を50℃で
濃縮し(濃縮に要した時間:6時間)、アセトン600
gと28gの水で晶析を行った(晶析に要した時間:3
時間)。このスラリー溶液を濾過し(濾過に要した時
間:2時間)、40℃で3時間乾燥を行い(乾燥に要し
た時間:3時間)、ベタインモノマー粗結晶157.9
gをえた。えられたベタインモノマー粗結晶の残留塩素
量は6621ppmであった。つぎにこの結晶を精製水
300gに溶かし(溶解に要した時間:1時間)、電気
透析を行った(電気透析装置、塩回収液および電極液に
ついては実施例1と同様のものを使用)。電圧15Vの
電気透析で粗グリシンベタインモノマー水溶液の電気伝
導度の初期値が6050μS/cmであったが、2時間
の脱塩で53.4μS/cmまで減少した(電気透析に
要した時間:2時間)。精製処理後の液を50℃で濃縮
し(濃縮に要した時間:9時間)、アセトン600gで
晶析を行った(晶析に要した時間:3時間)。晶析によ
り析出した結晶を濾過し(濾過に要した時間:2時
間)、40℃で3時間乾燥を行い(乾燥に要した時間:
3時間)、白色結晶98.1g(収率=45.6%)を
えた。
【0067】えられた白色結晶を実施例1と同様に精製
水またはエタノールで10倍希釈し、それぞれの様子を
目視により観察したが、両方とも透明であった。
【0068】えられた白色結晶を実施例1と同様に高速
クロマトグラフィーで純度を確認した。グリシンベタイ
ンモノマーの純度は99.9%以上で、原料であるN,
N−ジメチルアミノエチルメタクリレートとモノクロロ
酢酸ナトリウムはそれぞれ0.1%未満であった。
【0069】つぎに、えられた白色結晶の残留塩素分を
電位差滴定により測定したところ、残留塩素分は36.
4ppmであった。
【0070】つぎに、えられた白色結晶の強熱残分を測
定したところ、強熱残分は0.1重量%以下であった。
【0071】さらに、えられた白色結晶の1H−NMR
および13C−NMRを測定したところ、実施例1と同様
の結果となった。
【0072】これらの結果から、えられた白色結晶がグ
リシンベタインモノマーであり、式(IV)で表わされる
N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルア
ンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタインである
ことが確認された。
【0073】
【表1】
【0074】以上のように本発明のグリシンベタインモ
ノマーの製造法は、比較例に示す従来の方法に比べて反
応温度を低くおさえることができ、従来よりも短い製造
時間で純度の高いグリシンベタインモノマーを高収率で
容易に製造することができ、工業的に有用である。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、N,N−ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレートとハロ酢酸塩から、容易
に生産効率よく、所望の両性イオン性のグリシンベタイ
ンモノマーを製造することができる。
【0076】また、本発明の製法によってえられたグリ
シンベタインモノマーを、該モノマーと共重合可能な他
のモノマーと重合させることにより、たとえば整髪剤な
どの化粧料用の両性イオン性樹脂を好適にうることがで
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 雄二朗 大阪府柏原市片山町18−8 大阪有機化学 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基を示す)で表わ
    されるN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
    ート(A)と、一般式(II): XCH2COOM (II) (式中、Xはハロゲン原子、Mはアルカリ金属原子また
    はアンモニウムを示す)で表わされるハロ酢酸塩(B)
    とを水性媒体中で加熱して反応させることを特徴とする
    一般式(III): 【化2】 (式中、R1は前記と同じ)で表わされるグリシンベタ
    インモノマーの製法。
  2. 【請求項2】 N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)
    アクリレート(A)100重量部に対して水性媒体を4
    0〜100重量部使用する請求項1記載のグリシンベタ
    インモノマーの製法。
  3. 【請求項3】 水性媒体が水、または水60〜99.9
    重量部と親水性有機溶媒0.1〜40重量部からなる混
    合物である請求項1または2記載のグリシンベタインモ
    ノマーの製法。
  4. 【請求項4】 親水性有機溶媒が炭素数1〜4の脂肪族
    1〜4価アルコールである請求項3記載のグリシンベタ
    インモノマーの製法。
  5. 【請求項5】 反応をハロ酢酸塩(B)を含有する水性
    媒体中にN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリ
    レート(A)を分割法または滴下法により添加すること
    により行う請求項1、2、3または4記載のグリシンベ
    タインモノマーの製法。
  6. 【請求項6】 反応後、えられたグリシンベタインモノ
    マーの精製を行う請求項1、2、3、4または5記載の
    グリシンベタインモノマーの製法。
  7. 【請求項7】 精製を電気透析またはイオン交換樹脂を
    用いることにより行う請求項6記載のグリシンベタイン
    モノマーの製法。
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