JP3003288B2 - N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法 - Google Patents
N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法Info
- Publication number
- JP3003288B2 JP3003288B2 JP3173333A JP17333391A JP3003288B2 JP 3003288 B2 JP3003288 B2 JP 3003288B2 JP 3173333 A JP3173333 A JP 3173333A JP 17333391 A JP17333391 A JP 17333391A JP 3003288 B2 JP3003288 B2 JP 3003288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- reaction
- alkali metal
- alkylaminoethanesulfonate
- aqueous solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界面活性剤,pH緩衝
剤等の原料として有用なN−アルキルアミノエタンスル
ホン酸ナトリウム水溶液を高品質で得るための製造プロ
セスに関するものである。
剤等の原料として有用なN−アルキルアミノエタンスル
ホン酸ナトリウム水溶液を高品質で得るための製造プロ
セスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】商業的に生産されているN−アルキルア
ミノエタンスルホン酸ナトリウム中には、有機不純物と
してイセチオン酸ナトリウム,エチレングリコール,エ
タンジスルホン酸ナトリウム及びN−アルキルアミノビ
ス(エタンスルホン酸ナトリウム)が、また無機不純物
として主に硫酸ナトリウムが、またその他の各種未知化
合物が含有されている。
ミノエタンスルホン酸ナトリウム中には、有機不純物と
してイセチオン酸ナトリウム,エチレングリコール,エ
タンジスルホン酸ナトリウム及びN−アルキルアミノビ
ス(エタンスルホン酸ナトリウム)が、また無機不純物
として主に硫酸ナトリウムが、またその他の各種未知化
合物が含有されている。
【0003】N−アルキルアミノエタンスルホン酸やそ
のナトリウム塩は各種の用途に使用されているが、中で
もヘアケア製品,ボディシャンプー等人体に直接的に接
触するような商品の原料として用いられる場合、製品中
に含有される不純物の種類や量はできる限り低レベルに
保たれることが望まれる。
のナトリウム塩は各種の用途に使用されているが、中で
もヘアケア製品,ボディシャンプー等人体に直接的に接
触するような商品の原料として用いられる場合、製品中
に含有される不純物の種類や量はできる限り低レベルに
保たれることが望まれる。
【0004】また現状市場に出回っている製品は濃度が
40重量%前後であるが、輸送コスト面等からは更に高
濃度であることが望まれている。しかしながら商業的に
入手可能な該製品の不純物レベルはかなり高く、N−ア
ルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム40重量%以
上の濃度にすると、水への溶解度が比較的小さい有機電
解質や無機電解質の結晶析出により白濁化や相分離が起
る。そのため製品のハンドリングトラブル等を招き製品
価値が著しく損なわれる。製品N−アルキルアミノエタ
ンスルホン酸ナトリウムに対し、品質面で要求される項
目として、色相,色度等の外観及び臭い等があげられる
が、以上の説明から明らかなように高純度であることが
より望まれている。
40重量%前後であるが、輸送コスト面等からは更に高
濃度であることが望まれている。しかしながら商業的に
入手可能な該製品の不純物レベルはかなり高く、N−ア
ルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム40重量%以
上の濃度にすると、水への溶解度が比較的小さい有機電
解質や無機電解質の結晶析出により白濁化や相分離が起
る。そのため製品のハンドリングトラブル等を招き製品
価値が著しく損なわれる。製品N−アルキルアミノエタ
ンスルホン酸ナトリウムに対し、品質面で要求される項
目として、色相,色度等の外観及び臭い等があげられる
が、以上の説明から明らかなように高純度であることが
より望まれている。
【0005】N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナト
リウムを精製することは、この化合物のもつ物理的・化
学的性質の上から容易ではない。精製法の一つに、該有
機スルホン酸ナトリウムに対し鉱酸を加えスルホン酸型
にして、一旦晶析で取り出し各種不純物を除去する方法
が開示されている(西独特許第1122540号,第1
157234号,特開昭61−22061号公報)。即
ちこの精製プロセスは、反応液として得られる有機スル
ホン酸ナトリウムに鉱酸を加え有機スルホン酸とし、次
いで濃縮し析出する大量のアルカリ金属鉱酸塩を系外へ
熱時分離除去する。そして分離液を冷却し、有機スルホ
ン酸を晶析し濾別して取り出す。この精製固体有機スル
ホン酸を水酸化ナトリウム水溶液に中和溶解し、所望の
濃度のN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
として製品化する。上述のように、固体分離操作が2回
必要となり、固体の取扱いが主となるプロセスである。
また晶析後の分離濾液中には、有用な有機スルホン酸が
相当量含まれているため、前工程へリサイクルすること
が必要である。即ち循環液量の増加による設備の肥大化
と極めて煩雑な操作を必要とするプロセスとなり工業的
に有利とはならない。
リウムを精製することは、この化合物のもつ物理的・化
学的性質の上から容易ではない。精製法の一つに、該有
機スルホン酸ナトリウムに対し鉱酸を加えスルホン酸型
にして、一旦晶析で取り出し各種不純物を除去する方法
が開示されている(西独特許第1122540号,第1
157234号,特開昭61−22061号公報)。即
ちこの精製プロセスは、反応液として得られる有機スル
ホン酸ナトリウムに鉱酸を加え有機スルホン酸とし、次
いで濃縮し析出する大量のアルカリ金属鉱酸塩を系外へ
熱時分離除去する。そして分離液を冷却し、有機スルホ
ン酸を晶析し濾別して取り出す。この精製固体有機スル
ホン酸を水酸化ナトリウム水溶液に中和溶解し、所望の
濃度のN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
として製品化する。上述のように、固体分離操作が2回
必要となり、固体の取扱いが主となるプロセスである。
また晶析後の分離濾液中には、有用な有機スルホン酸が
相当量含まれているため、前工程へリサイクルすること
が必要である。即ち循環液量の増加による設備の肥大化
と極めて煩雑な操作を必要とするプロセスとなり工業的
に有利とはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】安価で且つ品質的に優
れたN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムを
工業的に生産するためには、該目的物質を製造する反応
工程で極力副反応物の生成を抑制する反応の最適化が望
まれる。
れたN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムを
工業的に生産するためには、該目的物質を製造する反応
工程で極力副反応物の生成を抑制する反応の最適化が望
まれる。
【0007】本発明者らは、不純物量が少なく高品質
で、且つ高濃度のN−アルキルアミノエタンスルホン酸
ナトリウム水溶液を得るべく、個々の反応工程を見直し
プロセスの改良を検討した結果、本発明を完成するに至
った。
で、且つ高濃度のN−アルキルアミノエタンスルホン酸
ナトリウム水溶液を得るべく、個々の反応工程を見直し
プロセスの改良を検討した結果、本発明を完成するに至
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、重亜硫酸
ナトリウム,酸化エチレン,及びアルキルアミンを主原
料としN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
を製造するに際し、 a)pH4.4以上に調整された重亜硫酸ナトリウム水
溶液に対し酸化エチレンを、酸化エチレン/重亜硫酸ナ
トリウムモル比が0.95〜1.05となるように導入
し、80℃以下の温度で反応を行いイセチオン酸ナトリ
ウム水溶液を製造する b)亜硫酸塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量がイセチ
オン酸ナトリウムに対し1.0重量%以下(SO2換
算)である上記イセチオン酸ナトリウム水溶液とイセチ
オン酸ナトリウムに対し5〜30倍モルのアルキルアミ
ンを反応するに際し、アルカリ金属水酸化物若しくはア
ルカリ金属炭酸塩を、反応系中の水の単位容量リットル
当り0.1〜0.9mol加え150〜250℃の温度
にて反応を行いN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムを製造する c)得られた反応混合物より未反応アルキルアミンを、
該反応混合物の液温175℃以下で、蒸留により回収す
る d)反応系内に含まれるアルカリ分を硫酸で中和しアル
カリ金属硫酸塩と成す e)濃縮晶析槽より取り出されるスラリー中のN−アル
キルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの濃度が40〜
65重量%となるように系中の水を蒸留除去しアルカリ
金属硫酸塩の濃縮晶析を行う f)析出したアルカリ金属硫酸塩を濾過分離する 以上a)〜f)の操作より成る高品質N−アルキルアミ
ノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液の製造方法であ
る。
ナトリウム,酸化エチレン,及びアルキルアミンを主原
料としN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
を製造するに際し、 a)pH4.4以上に調整された重亜硫酸ナトリウム水
溶液に対し酸化エチレンを、酸化エチレン/重亜硫酸ナ
トリウムモル比が0.95〜1.05となるように導入
し、80℃以下の温度で反応を行いイセチオン酸ナトリ
ウム水溶液を製造する b)亜硫酸塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量がイセチ
オン酸ナトリウムに対し1.0重量%以下(SO2換
算)である上記イセチオン酸ナトリウム水溶液とイセチ
オン酸ナトリウムに対し5〜30倍モルのアルキルアミ
ンを反応するに際し、アルカリ金属水酸化物若しくはア
ルカリ金属炭酸塩を、反応系中の水の単位容量リットル
当り0.1〜0.9mol加え150〜250℃の温度
にて反応を行いN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムを製造する c)得られた反応混合物より未反応アルキルアミンを、
該反応混合物の液温175℃以下で、蒸留により回収す
る d)反応系内に含まれるアルカリ分を硫酸で中和しアル
カリ金属硫酸塩と成す e)濃縮晶析槽より取り出されるスラリー中のN−アル
キルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの濃度が40〜
65重量%となるように系中の水を蒸留除去しアルカリ
金属硫酸塩の濃縮晶析を行う f)析出したアルカリ金属硫酸塩を濾過分離する 以上a)〜f)の操作より成る高品質N−アルキルアミ
ノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液の製造方法であ
る。
【0009】以下本発明について詳細に説明する。
【0010】酸化エチレンと重亜硫酸ナトリウムとの反
応によるイセチオン酸ナトリウム製造においては、pH
4.4以上、好ましくは4.5〜5.0に調整された重
亜硫酸ナトリウム水溶液が用いられる。pH4.4未満
より反応を開始させるとエチレングリコール副生量が多
くなる。pHが5を越える領域より反応を開始させても
有機不純物の生成面からは特に問題はなく、この条件を
選択採用しても実質的には何等差支えはない。但し、反
応終了時点で系中のアルカリ濃度が高くなり後の工程に
おいて過剰に存在するアルカリ分を除去する操作が必要
となり何等有利な点は見出だせない。
応によるイセチオン酸ナトリウム製造においては、pH
4.4以上、好ましくは4.5〜5.0に調整された重
亜硫酸ナトリウム水溶液が用いられる。pH4.4未満
より反応を開始させるとエチレングリコール副生量が多
くなる。pHが5を越える領域より反応を開始させても
有機不純物の生成面からは特に問題はなく、この条件を
選択採用しても実質的には何等差支えはない。但し、反
応終了時点で系中のアルカリ濃度が高くなり後の工程に
おいて過剰に存在するアルカリ分を除去する操作が必要
となり何等有利な点は見出だせない。
【0011】酸化エチレンは、重亜硫酸ナトリウムに対
しモル比で0.95〜1.05、好ましくは0.99〜
1.03の範囲で使用される。酸化エチレンが多すぎる
と、過剰量の酸化エチレンに由来する水溶性有機不純物
の副生量が多くなる。一方少なすぎる場合、過剰の亜硫
酸塩成分は次工程において好ましくない副反応物の生成
原因となる。
しモル比で0.95〜1.05、好ましくは0.99〜
1.03の範囲で使用される。酸化エチレンが多すぎる
と、過剰量の酸化エチレンに由来する水溶性有機不純物
の副生量が多くなる。一方少なすぎる場合、過剰の亜硫
酸塩成分は次工程において好ましくない副反応物の生成
原因となる。
【0012】反応温度は80℃以下、好ましくは40〜
70℃である。温度が高すぎるとエチレングリコール副
生量が増加し、また低すぎるとエチレングリコール副生
量は抑制できるものの十分な反応速度が得られず反応完
結に長時間を要す。
70℃である。温度が高すぎるとエチレングリコール副
生量が増加し、また低すぎるとエチレングリコール副生
量は抑制できるものの十分な反応速度が得られず反応完
結に長時間を要す。
【0013】以上のようにして得られたイセチオン酸ナ
トリウム水溶液は、次工程にてアルキルアミンとの反応
に供され、目的とするN−アルキルアミノエタンスルホ
ン酸ナトリウムへ転化される。この反応においては、イ
セチオン酸ナトリウム水溶液中に存在する亜硫酸塩成分
(重亜硫酸イオン及び亜硫酸イオン)が1重量%以下好
ましくは0.5重量%以下(SO2換算,対イセチオン
酸ナトリウム重量基準)であることが肝要である。亜硫
酸塩成分はエタンジスルホン酸ナトリウム副生を引き起
こし、製品保存安定性等の低下を招く。例えばメチルア
ミンとイセチオン酸ナトリウムの反応によりN−メチル
アミノエタンスルホン酸ナトリウムを製造する場合、該
亜硫酸塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量が1重量%の
とき、エタンジスルホン酸ナトリウムの副生量は約2.
5%(対N−メチルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
重量基準)となる。この値は、現状市場に出回っている
製品と比較するとほぼ同一レベルもしくはそれ以下であ
るが、更に高品質製品を得るには、不純物含有レベルを
より低減することが望ましい。より好ましくは該亜硫酸
塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量が0.5重量%以下
であるイセチオン酸ナトリウム水溶液を使用することが
望まれる。即ちエタンジスルホン酸ナトリウム副生量は
約1.5重量%(対N−メチルアミノエタンスルホン酸
ナトリウム重量基準)以下となり、このような条件選択
は最終製品品質の上から極めて好ましいといえる。
トリウム水溶液は、次工程にてアルキルアミンとの反応
に供され、目的とするN−アルキルアミノエタンスルホ
ン酸ナトリウムへ転化される。この反応においては、イ
セチオン酸ナトリウム水溶液中に存在する亜硫酸塩成分
(重亜硫酸イオン及び亜硫酸イオン)が1重量%以下好
ましくは0.5重量%以下(SO2換算,対イセチオン
酸ナトリウム重量基準)であることが肝要である。亜硫
酸塩成分はエタンジスルホン酸ナトリウム副生を引き起
こし、製品保存安定性等の低下を招く。例えばメチルア
ミンとイセチオン酸ナトリウムの反応によりN−メチル
アミノエタンスルホン酸ナトリウムを製造する場合、該
亜硫酸塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量が1重量%の
とき、エタンジスルホン酸ナトリウムの副生量は約2.
5%(対N−メチルアミノエタンスルホン酸ナトリウム
重量基準)となる。この値は、現状市場に出回っている
製品と比較するとほぼ同一レベルもしくはそれ以下であ
るが、更に高品質製品を得るには、不純物含有レベルを
より低減することが望ましい。より好ましくは該亜硫酸
塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量が0.5重量%以下
であるイセチオン酸ナトリウム水溶液を使用することが
望まれる。即ちエタンジスルホン酸ナトリウム副生量は
約1.5重量%(対N−メチルアミノエタンスルホン酸
ナトリウム重量基準)以下となり、このような条件選択
は最終製品品質の上から極めて好ましいといえる。
【0014】本発明の方法により得られるイセチオン酸
ナトリウムは、亜硫酸ナトリウムや重亜硫酸ナトリウム
の含有量が低減されたものであるが、その含有量が充分
低減されていない場合は、例えば空気等の酸素含有ガス
と十分接触させるか、或いは過酸化水素や過硫酸アルカ
リ金属塩等の各種酸化剤を加え酸化処理することによ
り、亜硫酸成分を硫酸イオンへ転化させ無害化すること
ができる。
ナトリウムは、亜硫酸ナトリウムや重亜硫酸ナトリウム
の含有量が低減されたものであるが、その含有量が充分
低減されていない場合は、例えば空気等の酸素含有ガス
と十分接触させるか、或いは過酸化水素や過硫酸アルカ
リ金属塩等の各種酸化剤を加え酸化処理することによ
り、亜硫酸成分を硫酸イオンへ転化させ無害化すること
ができる。
【0015】該イセチオン酸ナトリウムとの反応に供さ
れるアルキルアミンは、C1〜C8のアルキル基やシク
ロアルキル基を有すモノアルキルアミン類である。具体
的にはメチルアミン,エチルアミン,プロピルアミン,
ブチルアミン,シクロヘキシルアミン等が例示される。
その使用量はイセチオン酸ナトリウムに対し5〜30倍
モル、好ましくは8〜20倍モルである。
れるアルキルアミンは、C1〜C8のアルキル基やシク
ロアルキル基を有すモノアルキルアミン類である。具体
的にはメチルアミン,エチルアミン,プロピルアミン,
ブチルアミン,シクロヘキシルアミン等が例示される。
その使用量はイセチオン酸ナトリウムに対し5〜30倍
モル、好ましくは8〜20倍モルである。
【0016】N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナト
リウムの生成反応に際し、アルカリ金属水酸化物若しく
はアルカリ金属炭酸塩の添加は反応速度面で有利とな
る。アルカリ金属水酸化物とは、水酸化リチウム,水酸
化ナトリウム,水酸化カリウムを表し、またアルカリ金
属炭酸塩とは、炭酸リチウム,炭酸ナトリウム,炭酸カ
リウムを表す。特にナトリウム塩の使用が好ましい。そ
の使用量は、反応系内に存在する水の単位容量リットル
当り0.1〜0.9mol好ましくは0.3〜0.6m
olである。アルカリ金属水酸化物若しくはアルカリ金
属炭酸塩の添加量が0.1mol未満である場合、充分
な反応速度は得られず、また0.6molを越えて使用
した場合、その使用量に見合うだけの効果は得られず、
更に後処理が煩雑になるという問題がある。
リウムの生成反応に際し、アルカリ金属水酸化物若しく
はアルカリ金属炭酸塩の添加は反応速度面で有利とな
る。アルカリ金属水酸化物とは、水酸化リチウム,水酸
化ナトリウム,水酸化カリウムを表し、またアルカリ金
属炭酸塩とは、炭酸リチウム,炭酸ナトリウム,炭酸カ
リウムを表す。特にナトリウム塩の使用が好ましい。そ
の使用量は、反応系内に存在する水の単位容量リットル
当り0.1〜0.9mol好ましくは0.3〜0.6m
olである。アルカリ金属水酸化物若しくはアルカリ金
属炭酸塩の添加量が0.1mol未満である場合、充分
な反応速度は得られず、また0.6molを越えて使用
した場合、その使用量に見合うだけの効果は得られず、
更に後処理が煩雑になるという問題がある。
【0017】反応温度は150〜250℃、好ましくは
180〜230℃である。
180〜230℃である。
【0018】この反応においては、十分に高いイセチオ
ン酸ナトリウム転化率を得ることが高品質品を得るため
に重要である。実施する反応温度により反応時間は適宜
変化するが、通常イセチオン酸ナトリウム転化率が99
%以上となるような反応時間が採用され、一般的には2
〜9時間である。またその時、反応圧は50〜80Kg
/cm2Gとなる。
ン酸ナトリウム転化率を得ることが高品質品を得るため
に重要である。実施する反応温度により反応時間は適宜
変化するが、通常イセチオン酸ナトリウム転化率が99
%以上となるような反応時間が採用され、一般的には2
〜9時間である。またその時、反応圧は50〜80Kg
/cm2Gとなる。
【0019】次に未反応アルキルアミンを蒸留し回収す
る。比較的低沸点アルキルアミンの回収に際してはフラ
ッシュ蒸留が適用される。ここでは、該反応混合物の温
度175℃以下にて操作実施することが重要となる。温
度が高すぎるとN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムの分解反応が起こるため、望ましくない副生物
の量が増加し品質劣化を引き起こす。
る。比較的低沸点アルキルアミンの回収に際してはフラ
ッシュ蒸留が適用される。ここでは、該反応混合物の温
度175℃以下にて操作実施することが重要となる。温
度が高すぎるとN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムの分解反応が起こるため、望ましくない副生物
の量が増加し品質劣化を引き起こす。
【0020】続いて、N−アルキルアミノエタンスルホ
ン酸ナトリウム水溶液中のアルカリ分を硫酸中和しアル
カリ金属硫酸塩とする。
ン酸ナトリウム水溶液中のアルカリ分を硫酸中和しアル
カリ金属硫酸塩とする。
【0021】次に系中の水を蒸留除去し、生成したアル
カリ金属硫酸塩を析出させる。濃縮後の濃縮晶析槽より
取り出されるスラリー中のN−アルキルアミノエタンス
ルホン酸ナトリウム濃度が40〜65重量%、好ましく
は45〜60重量%となるように、濃縮操作を実施す
る。該濃度が40重量%未満では、晶析後の結晶分離濾
液中のアルカリ金属硫酸塩の含有量が大きくなり製品品
質上好ましくない。また65重量%を越えても、濾液中
のアルカリ金属硫酸塩の含量はほとんど変化しないた
め、製品品質上の利点はない。
カリ金属硫酸塩を析出させる。濃縮後の濃縮晶析槽より
取り出されるスラリー中のN−アルキルアミノエタンス
ルホン酸ナトリウム濃度が40〜65重量%、好ましく
は45〜60重量%となるように、濃縮操作を実施す
る。該濃度が40重量%未満では、晶析後の結晶分離濾
液中のアルカリ金属硫酸塩の含有量が大きくなり製品品
質上好ましくない。また65重量%を越えても、濾液中
のアルカリ金属硫酸塩の含量はほとんど変化しないた
め、製品品質上の利点はない。
【0022】この濃縮晶析操作においては、濾過性に優
れた結晶を得ることがその後の固液分離性及び分離ケー
クへの付着母液の面から重要になる。濃縮晶析は回分方
式,連続方式いずれの方法でも良い。回分方式は、比較
的容易に濾過性良好な結晶を得ることができ好ましい方
法と言える。操作温度は70〜130℃、好ましくは8
0〜120℃である。130℃を越える温度での実施
は、N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの
熱分解が起こるため好ましくない。滞留時間は1〜15
時間、好ましくは2〜5時間である。装置は一般的な完
全混合槽型晶析装置を適用しても何等差支えはなく、特
に制限されない。
れた結晶を得ることがその後の固液分離性及び分離ケー
クへの付着母液の面から重要になる。濃縮晶析は回分方
式,連続方式いずれの方法でも良い。回分方式は、比較
的容易に濾過性良好な結晶を得ることができ好ましい方
法と言える。操作温度は70〜130℃、好ましくは8
0〜120℃である。130℃を越える温度での実施
は、N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの
熱分解が起こるため好ましくない。滞留時間は1〜15
時間、好ましくは2〜5時間である。装置は一般的な完
全混合槽型晶析装置を適用しても何等差支えはなく、特
に制限されない。
【0023】連続方式においても操作条件は、より限定
されるものの濾過性良好な結晶を得ることができる。
されるものの濾過性良好な結晶を得ることができる。
【0024】晶析槽中から取り出される固体硫酸ナトリ
ウムを含有するスラリーは、遠心分離機,スーパーデカ
ンター,フィルタープレス等適宜の装置により固液分離
され、得られた濾液を水で希釈し濃度調整を行い製品N
−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液と
する。
ウムを含有するスラリーは、遠心分離機,スーパーデカ
ンター,フィルタープレス等適宜の装置により固液分離
され、得られた濾液を水で希釈し濃度調整を行い製品N
−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液と
する。
【0025】本発明の対象となるN−アルキルアミノエ
タンスルホン酸ナトリウムは一般的にC1〜C8のアル
キル基及びシクロアルキル基を有すものであって、例え
ばN−メチル,N−エチル,N−プロピル,N−ブチ
ル,N−シクロヘキシル等のアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムが例示される。
タンスルホン酸ナトリウムは一般的にC1〜C8のアル
キル基及びシクロアルキル基を有すものであって、例え
ばN−メチル,N−エチル,N−プロピル,N−ブチ
ル,N−シクロヘキシル等のアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムが例示される。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法により得られるN−アルキ
ルアミノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液は、不純物
含量が非常に低レベルであるため、人体に対する安全性
の面でヘアケア製品,ボディーシャンプー用の界面活性
剤原料として好適である。また製品中のエタンジスルホ
ン酸ナトリウム、及びアルカリ金属硫酸塩等の水への溶
解度が比較的小さい不純物類の結晶化に起因する白濁が
発生しにくく、製品の経時安定性の面でも優れたものが
得られる。更に製品の高濃度化による輸送コストの低減
化も期待できる。本発明の方法により製品貯蔵安定性に
優れた60重量%濃度のN−アルキルアミノエタンスル
ホン酸ナトリウム水溶液の製造が可能である。
ルアミノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液は、不純物
含量が非常に低レベルであるため、人体に対する安全性
の面でヘアケア製品,ボディーシャンプー用の界面活性
剤原料として好適である。また製品中のエタンジスルホ
ン酸ナトリウム、及びアルカリ金属硫酸塩等の水への溶
解度が比較的小さい不純物類の結晶化に起因する白濁が
発生しにくく、製品の経時安定性の面でも優れたものが
得られる。更に製品の高濃度化による輸送コストの低減
化も期待できる。本発明の方法により製品貯蔵安定性に
優れた60重量%濃度のN−アルキルアミノエタンスル
ホン酸ナトリウム水溶液の製造が可能である。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが本発明はこの実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例中の濃度はすべて重量%である。
るが本発明はこの実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例中の濃度はすべて重量%である。
【0028】実施例1 市販の重亜硫酸ナトリウム粉末2777gを水5149
gに溶解し、24%水酸化ナトリウム水溶液96.2g
を加え、液のpHを4.5に調整した。ヨウ素滴定によ
りSO2含量を測定したところ23.18%であった。
gに溶解し、24%水酸化ナトリウム水溶液96.2g
を加え、液のpHを4.5に調整した。ヨウ素滴定によ
りSO2含量を測定したところ23.18%であった。
【0029】得られた重亜硫酸ナトリウム水溶液795
4gを電磁攪拌式の10リットルオートクレーブ中に仕
込み、反応系内を窒素置換した。攪拌を開始し内容液温
度を40℃とした後、圧力容器に採取した酸化エチレン
1303gを反応温度が50〜60℃になるように制御
しつつ2時間かけて断続的に窒素で圧入した。その後1
時間熟成を行った。得られた反応混合物を液体クロマト
グラフィーにより分析したところイセチオン酸ナトリウ
ムを45.4%,エチレングリコールを0.44%,硫
酸ナトリウムを0.20%含んでいた。未反応亜硫酸塩
及び重亜硫酸塩成分はイセチオン酸ナトリウムに対し
0.3%(SO2換算)であった。
4gを電磁攪拌式の10リットルオートクレーブ中に仕
込み、反応系内を窒素置換した。攪拌を開始し内容液温
度を40℃とした後、圧力容器に採取した酸化エチレン
1303gを反応温度が50〜60℃になるように制御
しつつ2時間かけて断続的に窒素で圧入した。その後1
時間熟成を行った。得られた反応混合物を液体クロマト
グラフィーにより分析したところイセチオン酸ナトリウ
ムを45.4%,エチレングリコールを0.44%,硫
酸ナトリウムを0.20%含んでいた。未反応亜硫酸塩
及び重亜硫酸塩成分はイセチオン酸ナトリウムに対し
0.3%(SO2換算)であった。
【0030】得られたイセチオン酸ナトリウム水溶液1
724g,40%メチルアミン水溶液5770g及び4
8%水酸化ナトリウム水溶液112gを電磁攪拌式の1
0リットルオートクレーブに仕込み1時間かけて200
℃に昇温した後、3時間反応させた。反応圧力は40k
g/cm2Gであった。反応終了後反応混合物を170
℃まで冷却し、オートクレーブのバルブを開放し未反応
メチルアミンを留去した。反応混合物からのメチルアミ
ンの蒸留回収が完結した後、反応液をオートクレーブよ
り抜き出し、単蒸留用の高さ30cmのガラスビーズ充
填カラムと温度計及び攪拌機を取り付けた10リットル
丸底フラスコに移し、常圧下更に水を留去し系外へ除き
つつ濃縮を行なった。内容液温度105℃となったとこ
ろで濃縮操作を終えた。液重量は2874gとなった。
724g,40%メチルアミン水溶液5770g及び4
8%水酸化ナトリウム水溶液112gを電磁攪拌式の1
0リットルオートクレーブに仕込み1時間かけて200
℃に昇温した後、3時間反応させた。反応圧力は40k
g/cm2Gであった。反応終了後反応混合物を170
℃まで冷却し、オートクレーブのバルブを開放し未反応
メチルアミンを留去した。反応混合物からのメチルアミ
ンの蒸留回収が完結した後、反応液をオートクレーブよ
り抜き出し、単蒸留用の高さ30cmのガラスビーズ充
填カラムと温度計及び攪拌機を取り付けた10リットル
丸底フラスコに移し、常圧下更に水を留去し系外へ除き
つつ濃縮を行なった。内容液温度105℃となったとこ
ろで濃縮操作を終えた。液重量は2874gとなった。
【0031】続いて98%硫酸67.3gを加えアルカ
リ分を中和した。このとき、系のpHは12.6であっ
た。得られた反応混合液は、液体クロマトグラフィーに
より分析したところN−メチルアミノエタンスルホン酸
ナトリウムを28%含んでいた。温度計,攪拌機,及び
蒸発水留出管を供えた2リットルセパラブルフラスコ
に、得られた混合物水溶液を1504g仕込んだ。槽内
液を加熱し、常圧下水の留去を開始した。液温105℃
となったところで水の留出が始まり、最終的にスラリー
温度118℃まで、3時間操作実施した。得られたスラ
リーを遠心分離機にて10分間固液分離操作を行った。
濾液を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、N
−メチルアミノエタンスルホン酸ナトリウム60.6
%,N−メチルアミノビス(エタンスルホン酸ナトリウ
ム)1.2%,エタンジスルホン酸ナトリウム0.7
%,エチレングリコール0.6%,硫酸ナトリウム0.
2%及びイセチオン酸ナトリウム0.5%を含むもので
あった。
リ分を中和した。このとき、系のpHは12.6であっ
た。得られた反応混合液は、液体クロマトグラフィーに
より分析したところN−メチルアミノエタンスルホン酸
ナトリウムを28%含んでいた。温度計,攪拌機,及び
蒸発水留出管を供えた2リットルセパラブルフラスコ
に、得られた混合物水溶液を1504g仕込んだ。槽内
液を加熱し、常圧下水の留去を開始した。液温105℃
となったところで水の留出が始まり、最終的にスラリー
温度118℃まで、3時間操作実施した。得られたスラ
リーを遠心分離機にて10分間固液分離操作を行った。
濾液を液体クロマトグラフィーにより分析した結果、N
−メチルアミノエタンスルホン酸ナトリウム60.6
%,N−メチルアミノビス(エタンスルホン酸ナトリウ
ム)1.2%,エタンジスルホン酸ナトリウム0.7
%,エチレングリコール0.6%,硫酸ナトリウム0.
2%及びイセチオン酸ナトリウム0.5%を含むもので
あった。
【0032】この溶液に水を加えN−メチルアミノエタ
ンスルホン酸ナトリウム濃度57.0%に調製した。室
温下1カ月間の貯蔵安定性テストの結果、白濁等の発生
は見られず、非常に良好な安定性を示した。
ンスルホン酸ナトリウム濃度57.0%に調製した。室
温下1カ月間の貯蔵安定性テストの結果、白濁等の発生
は見られず、非常に良好な安定性を示した。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22061(JP,A) 特開 平4−21666(JP,A) 特開 平5−1019(JP,A) 特許168774(JP,C1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 303/02 C07C 309/14
Claims (1)
- 【請求項1】重亜硫酸ナトリウム,酸化エチレン,及び
アルキルアミンを主原料としN−アルキルアミノエタン
スルホン酸ナトリウムを製造するに際し、 a)pH4.4以上に調整された重亜硫酸ナトリウム水
溶液に対し酸化エチレンを、酸化エチレン/重亜硫酸ナ
トリウムモル比が0.95〜1.05となるように導入
し、80℃以下の温度で反応を行いイセチオン酸ナトリ
ウム水溶液を製造する b)亜硫酸塩及び重亜硫酸塩成分の合計含有量がイセチ
オン酸ナトリウムに対し1.0重量%以下(SO2換
算)である上記イセチオン酸ナトリウム水溶液とイセチ
オン酸ナトリウムに対し5〜30倍モルのアルキルアミ
ンを反応するに際し、アルカリ金属水酸化物若しくはア
ルカリ金属炭酸塩を、反応系中の水の単位容量リットル
当り0.1〜0.9mol加え150〜250℃の温度
にて反応を行いN−アルキルアミノエタンスルホン酸ナ
トリウムを製造する c)得られた反応混合物より未反応アルキルアミンを、
該反応混合物の液温175℃以下で、蒸留により回収す
る d)反応系内に含まれるアルカリ分を硫酸で中和しアル
カリ金属硫酸塩と成す e)濃縮晶析槽より取り出されるスラリー中のN−アル
キルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの濃度が40〜
65重量%となるように系中の水を蒸留除去しアルカリ
金属硫酸塩の濃縮晶析を行う f)析出したアルカリ金属硫酸塩を濾過分離する 以上a)〜f)の操作より成る高品質N−アルキルアミ
ノエタンスルホン酸ナトリウム水溶液の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173333A JP3003288B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173333A JP3003288B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051020A JPH051020A (ja) | 1993-01-08 |
JP3003288B2 true JP3003288B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=15958489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3173333A Expired - Fee Related JP3003288B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003288B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3173333A patent/JP3003288B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051020A (ja) | 1993-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0165135A1 (fr) | Procédé de préparation d'acides trifluorométhylés | |
SK8997A3 (en) | Process for the preparation of 5-amino-2,4,6-triiodine-1,3- -benzenedicarboxylic acid | |
JP3003287B2 (ja) | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製法 | |
JPS6351358A (ja) | ジタ−シヤリ−ブチルジカ−ボネ−トの製法 | |
JP3003288B2 (ja) | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造法 | |
CA1155453A (en) | Method of producing n-benzyloxycarbonyl-l-aspartic acid | |
JP2988019B2 (ja) | N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製造方法 | |
US5773664A (en) | Process for the recovery of 4-hydroxybenzaldehyde from reaction mixtures containing same | |
US5523472A (en) | Process for the preparation of 5-fluoroanthranilic acid | |
US4987266A (en) | Process for the manufacture of nitrophenetole | |
JP3908794B2 (ja) | N−置換不飽和アミドの製造方法 | |
GB1573517A (en) | 4-toluenesulphonic acid | |
JP3167516B2 (ja) | タウリン精製に使用したアルコールの回収方法 | |
KR950009747B1 (ko) | 2-아미노 에탄 설폰산의 개량된 제조방법 | |
JP4840750B2 (ja) | 高純度4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホンの製造方法 | |
RU1436456C (ru) | Способ получения 2,5-диоксибензолсульфоната калия | |
JP4087494B2 (ja) | 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法 | |
JP4032825B2 (ja) | 3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルを製造する方法 | |
JPH0687803A (ja) | グリシンの製造方法 | |
JPH08157444A (ja) | アミノエタンスルホン酸の製造方法 | |
JPH03232847A (ja) | グリシンを製造する方法 | |
JPH0489467A (ja) | O―メチルイソ尿素硫酸塩の製法 | |
JPS62108730A (ja) | 六フツ化アンチモン酸及び六フツ化アンチモン酸塩の合成方法 | |
JPH0662498B2 (ja) | 2,3,5,6―テトラフルオロ―4―ヒドロキシ安息香酸の製造方法 | |
JPH03190856A (ja) | 精製ヒドロペルオキシドの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |