JP4087494B2 - 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法 - Google Patents

1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4087494B2
JP4087494B2 JP08824498A JP8824498A JP4087494B2 JP 4087494 B2 JP4087494 B2 JP 4087494B2 JP 08824498 A JP08824498 A JP 08824498A JP 8824498 A JP8824498 A JP 8824498A JP 4087494 B2 JP4087494 B2 JP 4087494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methyl
aminomethylcyclohexane
amca
reaction
amino
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08824498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10265446A (ja
Inventor
コンラツド・フイツシヤー
オズワルド・ウイルメス
デイーテル・アールト
カール・カツセル
ペーター・マース
ピエール・ウエステンブール
テオ・フアン・デル・クナープ
ラフ・レイントエンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH10265446A publication Critical patent/JPH10265446A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4087494B2 publication Critical patent/JP4087494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/62Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by cleaving carbon-to-nitrogen, sulfur-to-nitrogen, or phosphorus-to-nitrogen bonds, e.g. hydrolysis of amides, N-dealkylation of amines or quaternary ammonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1−イソシアナト−1−メチル−3(4)−イソシアナトメチルシクロヘキサン(IMCI)を製造するための先駆物質である、1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DE−A4,401,929には、1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法が記載され、それは以下の反応スキーム:
【0003】
【化1】
Figure 0004087494
で説明される。
【0004】
この反応機構によれば、リッター反応において出発生成物として働く4(5)−シアノ−1−メチルシクロヘキセン(CMC)を、硫酸の存在下でシアン化水素酸と反応させて、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMC)を形成する。次の反応工程で、該1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMC)を、酸性状態にて加水分解して、1−アミノ−1−メチル−3(4)−シアノシクロヘキサン(AMC)を形成する。次いで、これを水素化して1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を形成する。リッター反応の間に、FMCを高選択率に形成するには、かなり過剰のシアン化水素酸が必要である。これは、相当な安全対策を用いてのみ、この方法を操作し得ることを意味する。
【0005】
欧州特許出願EP−A0,153,561には、1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法が記載され、それは以下の反応スキームによる。
【0006】
【化2】
Figure 0004087494
【0007】
この製法では、リッター反応(1)は、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)を硫酸中に添加し、次いでこの反応混合物にシアン化水素酸を10〜50℃にて添加することにより行われる。ちょうど4時間後、約13%の3(4)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキサノール(AA)が得られるが、このAAは、蒸留により1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)から分離するのが難しい(EP−A0153,561の実施例1aを参照)。記載の方法によれば、続く加水分解反応(2)は、3時間の反応時間を要する。リッター反応(1)および加水分解反応(2)に要する反応時間の長いために、この製法は、かなりの投資とエネルギーコストを要する。
【0008】
欧州特許出願EP−A0153,561ではまた、3(4)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキサノール(AA)をリッター反応の出発材料に使用することも可能である。しかし、この場合に達成される選択率は、約75%でしかない。したがって、EP−A0153,561によれば、全体の選択率として約81%が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を製造する際に、短反応時間および高選択率を達成し、前記方法に比べて明らかに経済的に得な方法を提供することにある。
この目的は、以下に記載の本発明の方法により達成することができる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
a)第1段階にて、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸、および硫酸水溶液を、60〜120℃、好ましくは80〜120℃の温度で同時に反応させて1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)を形成し、
b)第2段階にて、水を添加し、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および未反応のシアン化水素酸を加水分解し、次いで、
c)必要に応じて蟻酸を除去した後、塩基を添加し、第2段階反応で得られた反応混合物から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を抽出分離すること
からなる1−アミノ1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の製造方法の第1段階において、CMA1モル当たり、1〜3モルのシアン化水素酸、好ましくは1.1〜1.7モルのシアン化水素酸、および2〜3モルの硫酸、好ましくは2.2〜2.7モルの硫酸を添加する。硫酸の水分は、CMA:水のモル比が1:7〜1:2、好ましくは1:6〜1:3になるように調整する。
本発明の製法では、99%量より大の転化率に要する反応時間は、第1段階反応では3〜60分である。高温ならびに過剰のシアン化水素酸および硫酸は、反応を加速する。
該反応の第1段階は、攪拌容器内で不連続式に行ってもよく、また、連続式に行ってもよく、連続式が好ましい。連続反応は、カスケードの攪拌容器内、ループ形反応器内または管形反応器内、およびこれらの反応器をシリースに連結したものの中で行われる。ループ形反応器と管形反応器の組み合わせが、反応熱を有利に放散させるので特に好ましい。
本発明の製造温度では、シアン化水素酸が加水分解して蟻酸アンモニウムを形成すると予想されるので、該反応の第1段階で高収率を達成した事実は、意外である。さらに、出発化合物(CMA、シアン化水素酸および硫酸水溶液)を、本発明の温度の60〜120℃、好ましくは80〜120℃で同時に添加することにより、95%より大の選択率を達成したことも意外である。EP−A0、153、561に記載される方法において、本発明の温度にて該出発化合物を添加すると、選択率の極めて低いことが予想される。それは、3(4)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキサノール(AA)が、目的のリッター反応の分子間二量化により除かれるためである。
【0012】
本発明の製法の第2段階において、第1段階で形成された該1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン、および過剰のシアン化水素酸を加水分解する。この反応では、反応混合物中の硫酸濃度が35〜60重量%、好ましくは35〜45重量%になるように水を添加する。該加水分解は、80〜120℃の温度にて行う。第2段階は、不連続式および連続式(例えば攪拌容器のカスケードまたは管形反応器内)のいずれにより行ってもよい。
1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を加水分解後の反応混合物から分離するには、抽出を行う。抽出の前に、加水分解で得られた該反応混合物に塩基を添加して、アルカリ性にする。適当な塩基には、アンモニア水溶液、アルカリ金属水酸化物(例えば水酸化ナトリウム)および/またはアルカリ土類金属水酸化物が挙げられる。アンモニア水溶液を、該反応混合物が6〜20%のアンモニア濃度、8〜15%のAMCA濃度、および10〜30%の硫酸アンモニウム濃度を有するような量にて添加する。
中和に使用するアルカリ金属およびアルカリ土類金属水酸化物、特に水酸化ナトリウムの量および水分は、反応混合物が、10〜14のpH、好ましくは12〜14、10〜25%の硫酸塩(ナトリウム)濃度、および5〜15%のAMCA濃度を有するように選択する。
【0013】
AMCAを抽出するための適当な抽出剤には、塩素化炭化水素、例えばジクロロメタンまたはクロロベンゼン;トルエン、キシレンなどの炭化水素;t−ブチルメチルエーテルなどのエーテル;酢酸エチル、n−酢酸ブチルなどのエステル;メチルイソブチルケトン、メチル−t−ブチルケトンなどのケトン;n−ブタノール、イソブタノール、1−ペンタノール、2−メチル−1−ブタノール、2−メチル−4−ペンタノール、シクロヘキサノールなどのアルコール;ならびにこれら溶剤の混合物が挙げられる。トルエン、イソブタノール、シクロヘキサノールおよび2−メチル−4−ペンタノールが特に好ましい。
AMCAの分離に先立ち、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および過剰のシアン化水素酸を加水分解した後の反応混合物内に存在する蟻酸を除去することが好ましい。蟻酸の除去は、AMCAの抽出後に残る塩溶液から、有用な生成物、例えば硫酸アンモニウムまたは硫酸ナトリウムを純粋な状態で分離する場合に特に好ましい。蟻酸の分離は、抽出によって行う。アンモニアまたは水酸化ナトリウムを添加して、pHを1.3〜3.0の値に調整する。この抽出のために適当な抽出剤には、イソブタノール、シクロヘキサノール、2−メチル−4−ペンタノールなどのアルコールが挙げられる。
AMCAの抽出後に残る塩溶液を、適当な手段により処理して有用な物質に変えてもよい。例えば、硫酸ナトリウムおよび場合により蟻酸ナトリウムを含む塩溶液を電気分解にかけ、得られた硫酸および苛性ソーダ溶液(場合により濃縮後)を前記反応工程に再循環してもよい。硫酸ナトリウムおよび蟻酸ナトリウムを含む塩溶液から、硫酸ナトリウムを選択的に結晶化することも可能である。硫酸アンモニウムおよび場合により蟻酸アンモニウムを含む塩溶液を熱分解してもよく、これは、硫酸製造用に回収される二酸化硫黄を生成する。結晶化により、硫酸アンモニウムを有用生成物として純粋な状態で分離することも可能である。
本発明の製法により得られるAMCAは、抽出剤を除去した後、必要に応じて公知の方法でホスゲン化(phosgenate)してIMCIを形成することができる。
【0014】
以下の実施例において、%は、全て重量%である。
【0015】
【実施例】
1.リッター反応
4(5)アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸および硫酸水溶液を、攪拌容器(155mL)へオバーフローさせながら連続的にポンプで注入した。60分後、HPLCにより選択率および転化率をオーバーフロー内で測定した。各実施例の結果を第1表に示す。
【0016】
【表1】
Figure 0004087494
【0017】
【表2】
Figure 0004087494
【0018】
【表3】
Figure 0004087494
【0019】
【表4】
Figure 0004087494
【0020】
a)GC−MSスペクトルにおいて、268(=2×AA.H2 O)の質量を有する化合物を多数確認した。これらの試験結果から、EP−A0,153,561に記載の添加の順序を用いて、本発明の温度にて出発成分を添加すると、この場合、主に発生する3(4)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキサノール(AA)が、目的のリッター反応の分子間二量化により除かれることが証明される。したがって、該欧州出願に従うと、本発明の出発成分添加方法と比べて、極めて低選択率になる。
【0021】
2.加水分解反応
硫酸45%、水22.4%、AMCA11.7%、FMA16.8%、およびシアン化水素酸0.06%の混合物を、30分間110℃に加熱した。HPLCにより該反応混合物の分析を行い、AMCA含有量24.84%、FMA含有量0.4%、およびシアン化水素酸3.8ppmを得た。これは、FMA転化率98%およびAMCA選択率96%に相当する。
以上、本発明を説明する目的で詳細に記載したが、そのような詳細は、単にそのためであり、当業者は、特許請求の範囲に限定されるものを除き、本発明の精神および範囲を逸脱せずにその変更を成し得ることを理解されよう。
【0022】
本発明の実施態様を述べれば以下のとおりである。
1.
a)第1段階にて、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸 および硫酸水溶液を、60〜120℃の温度で同時に反応させて1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキセン(FMA)を形成し、
b)第2段階にて、水を添加し、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および未反応のシアン化水素酸を加水分解し、次いで、
c)必要に応じて蟻酸を除去した後、塩基を添加し、第2段階反応で得られた反応混合物から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を抽出分離すること
からなる1−アミノ1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法。
2. CMA1モルにつき、1〜3モルのシアン化水素酸および2〜3モルの硫酸を添加し、CMA:水のモル比が1:2〜1:7になるように硫酸の水分を調整する、上記第1項の方法。
3. 工程c)の塩基としてアンモニア水溶液を使用し、該アンモニア水溶液の量は、該アンモニア濃度が6%〜20%、該AMCA濃度が8%〜15%、および該硫酸アンモニウム濃度が10%〜30%になるような量にて使用する、上記第1項の方法。
4. 工程c)の塩基としてアンモニア水溶液を使用し、該アンモニア水溶液の量は、該アンモニア濃度が6%〜20%、該AMCA濃度が8%〜15%、および該硫酸アンモニウム濃度が10%〜30%になるような量にて使用する、上記第2項の方法。
5. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜60重量%になる量にて存在する、上記第1項の方法。
6. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜60重量%になる量にて存在する、上記第2項の方法。
7. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜60重量%になる量にて存在する、上記第3項の方法。
8. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜60重量%になる量にて存在する、上記第4項の方法。
9. 抽出剤として2−メチル−4−ペンタノールを用いてAMCAを分離する、上記第1項の方法。
10. プロセスの全工程を連続式に行う、上記第1項の方法。
【0023】
11.
a)第1段階にて、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸、および硫酸水溶液を、80〜120℃の温度で同時に反応させて1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)を形成し、
b)第2段階にて、水を添加し、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および未反応シアン化水素酸を加水分解し、次いで、
c)必要に応じて蟻酸を除去した後、塩基を添加し、第2段階反応で得られた反応混合物から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を抽出分離すること
からなる1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法。
12. CMA1モルにつき、1.1〜1.7モルのシアン化水素酸および2.2〜2.7モルの硫酸を添加し、CMA:水のモル比が1:3〜1:6になるように硫酸の水分を調整する、上記第11項の方法。
13. 工程c)の塩基としてアンモニア水溶液を使用し、該アンモニア水溶液の量は、該アンモニア濃度が6%〜20%、該AMCA濃度が8%〜15%、および該硫酸アンモニウム濃度が10%〜30%になるような量にて使用する、上記第11項の方法。
14. 工程c)の塩基としてアンモニア水溶液を使用し、該アンモニア水溶液の量は、該アンモニア濃度が6%〜20%、該AMCA濃度が8%〜15%、および該硫酸アンモニウム濃度が10%〜30%になるような量にて使用する、上記第12項の方法。
15. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜45重量%になる量にて存在する、上記第11項の方法。
16. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜45重量%になる量にて存在する、上記第12項の方法。
17. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜45重量%になる量にて存在する、上記第13項の方法。
18. 工程b)で、水は、硫酸濃度が35〜45重量%になる量にて存在する、上記第14項の方法。
19. 抽出剤として2−メチル−4−ペンタノールを用いてAMCAを分離する、上記第11項の方法。
20. プロセスの全工程を連続式に行う、上記第11項の方法。

Claims (2)

  1. a)第1段階にて、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸、および硫酸水溶液を、60〜120℃の温度で同時に反応させて1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)を形成し、
    b)第2段階にて、水を添加し、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および未反応のシアン化水素酸を加水分解し、次いで、
    c)必要に応じて蟻酸を除去した後、塩基を添加し、第2段階反応で得られた反応混合物から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を抽出分離すること
    からなる1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法。
  2. a)第1段階にて、4(5)−アミノメチル−1−メチルシクロヘキセン(CMA)、シアン化水素酸、および硫酸水溶液を、80〜120℃の温度で同時に反応させて1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)を形成し、
    b)第2段階にて、水を添加し、1−ホルムアミド−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(FMA)および未反応のシアン化水素酸を加水分解し、次いで、
    c)必要に応じて蟻酸を除去した後、塩基を添加し、第2段階反応で得られた反応混合物から1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)を抽出分離すること
    からなる1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサン(AMCA)の製造方法。
JP08824498A 1997-03-20 1998-03-18 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法 Expired - Fee Related JP4087494B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19711549A DE19711549A1 (de) 1997-03-20 1997-03-20 Verfahren zur Herstellung von 1-Amino-1-methyl-3(4)-aminomethylcyclohexan
DE19711549.7 1997-03-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10265446A JPH10265446A (ja) 1998-10-06
JP4087494B2 true JP4087494B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=7823963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08824498A Expired - Fee Related JP4087494B2 (ja) 1997-03-20 1998-03-18 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5905170A (ja)
EP (1) EP0866055B1 (ja)
JP (1) JP4087494B2 (ja)
CA (1) CA2232495A1 (ja)
DE (2) DE19711549A1 (ja)
ES (1) ES2178792T3 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3402623A1 (de) * 1984-01-26 1985-08-01 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Neue diisocyanate und ihre verwendung zur herstellung von polyurethankunststoffen
DE3403277A1 (de) * 1984-01-31 1985-08-01 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von polyisocyanaten mit biuretstruktur
DE3507719A1 (de) * 1985-03-05 1986-09-11 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Isocyanuratgruppen aufweisende polyisocyanate, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als isocyanatkomponente in polyurethanlacken
DE3928991A1 (de) * 1989-09-01 1991-03-07 Bayer Ag Aminogruppen aufweisende copolymerisate, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als bindemittel oder bindemittelkomponente
DE4401929A1 (de) * 1994-01-24 1995-07-27 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von 1-Amino-1-methyl-3(4)-cyano-cyclohexan

Also Published As

Publication number Publication date
DE19711549A1 (de) 1998-09-24
EP0866055A3 (de) 2000-04-26
DE59804619D1 (de) 2002-08-08
CA2232495A1 (en) 1998-09-20
JPH10265446A (ja) 1998-10-06
ES2178792T3 (es) 2003-01-01
US5905170A (en) 1999-05-18
EP0866055B1 (de) 2002-07-03
EP0866055A2 (de) 1998-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SK8997A3 (en) Process for the preparation of 5-amino-2,4,6-triiodine-1,3- -benzenedicarboxylic acid
EP1347951B1 (en) A process for the preparation of 1-(aminomethyl) cyclohexaneacetic acid
JP4087494B2 (ja) 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法
US5471002A (en) Process for preparing trifluoromethylanilines
JPH0735374B2 (ja) ピペラジン化合物の新規な製造方法
CN109053486B (zh) 一种n-甲基-2-氟苯胺的合成方法
JP3003287B2 (ja) N−アルキルアミノエタンスルホン酸ナトリウムの製法
JP3319007B2 (ja) N−(α−アルコキシエチル)ホルムアミドの製造方法
US6930214B2 (en) Process for producing 2,5-bis(trifluoromethyl)nitrobenzene
JPS63145262A (ja) トリフルオロメチルベンゾニトリルの製造方法
JPH0534347B2 (ja)
JPH06199747A (ja) L−アラニノールの製造方法
JP2001247529A (ja) α−アミノ酸アミドの製造方法
JPH07242587A (ja) ジフルオロ酢酸およびジフルオロ酢酸アミドの製造方法
KR910002281B1 (ko) 베타-레조시놀산의 제조방법
JPS59157039A (ja) キシリレングリコ−ルの製造法
JP3700876B2 (ja) N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミドの製造法
JP4024919B2 (ja) 1−アミノ−1−メチル−3(4)−アミノメチルシクロヘキサンの製造方法
JP4207270B2 (ja) シアノ安息香酸アルキルエステルの製造方法
JP4032825B2 (ja) 3,4−ジヒドロキシベンゾニトリルを製造する方法
EP4251605A1 (en) An environment-friendly process for selective acylation of aminophenol
JP2813008B2 (ja) ピラジナミン類の製造法
JPS61167641A (ja) フエニルピルビン酸の製造方法
JP4840750B2 (ja) 高純度4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホンの製造方法
US3144481A (en) Benzylamine carboxylic acid production

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees