JPH11222125A - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両

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JPH11222125A
JPH11222125A JP10025588A JP2558898A JPH11222125A JP H11222125 A JPH11222125 A JP H11222125A JP 10025588 A JP10025588 A JP 10025588A JP 2558898 A JP2558898 A JP 2558898A JP H11222125 A JPH11222125 A JP H11222125A
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interior
vehicle body
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heat insulating
vehicle
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Takeshi Kawasaki
健 川崎
Seijirou Totori
征二郎 戸取
Shigetaka Kimura
茂孝 木村
Sumio Okuno
澄生 奥野
Toshiaki Makino
俊昭 牧野
Yoshihiko Ine
佳彦 稲
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内装材を構造物に設置する際には、内装材の部
品点数が多く、多大な労力を必要としていた。 【解決手段】本発明は、車体10の内面に複数の内装材
支持レールを一体に構成し、内装材及び断熱材、その他
の車内艤装品の機能を有した内装パネル例えば肩内装パ
ネル3を前記内装材支持レールに固定する。前記肩内装
パネル3は、その車体幅方向の両端部に形成された結合
部30b及び30cで車体10に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両及び構造
物の内装構造に係り、居住空間を構成するものとして好
適である。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両では、強度を確保する部分を金
属材料或いは炭素繊維等を利用した樹脂系構造材料より
なる車体と、乗客を始めとする利用者等に快適な空間を
提供するために見栄えや環境を良好にする艤装品とから
構成されている。艤装品は、車内の快適な空間を確保す
るために、車体だけでは満足できない快適な車内環境を
確保する機能、例えば、断熱、遮音や見栄えなどを確保
する機能を持つ内装品と、電線、空気配管や空調ダク
ト、空調装置、照明器具などの設備品で構成される。こ
こで、前記艤装品は、前記機能を達成するために、断熱
性能に優れた断熱材、遮音性能に優れた遮音材、見栄え
に優れた化粧板、電線管、空気配管や空調用ダクト等の
部品をそれぞれ個々に車体に結合していた。このため、
部品の手配、管理、運搬、締結などにかかわる労力は多
大である。
【0003】上記問題点を解決する方法としては、代表
して以下の2例を挙げることができる。まず、実公昭6
0−9096号に記載した構造が挙げられる。本構造で
は、鉄道車両の天井部を対象にして、天井ダクトや天井
灯などをユニット化している。この効果として、天井面
が平滑になると同時に、作業効率の向上を図ることがで
きる。この天井ダクト、天井灯ユニットは、双方の下面
を平滑にして天井面を構成している。
【0004】次に、特開平04−334654号に記載
された構造によれば、空調ダクトと照明具がユニット化
されることにより、車両内部で車体に設置する艤装品の
数量が減少することにより、作業性の向上が図れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による
と、内装材は、その機能ごとに個々の部材としている。
このため、例え天井ダクトや照明具等をユニット化した
場合でも、断熱材や遮音材を別部材として設置する必要
がある。したがって、部品点数が多くなり、車体に結合
するためには多大な労力が必要となる。
【0006】本発明の目的は、内装材に多機能を集約し
て、車体或いは構造物に直接取付ける部品点数を削減す
ることにより、作業性の向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗客を乗せ
る空間を構成する車体と、前記車体の内面を覆う内装材
とからなる鉄道車両において、前記内装材と車体との間
に断熱材が配置されており、前記断熱材は、前記内装材
を前記車体へ固定する位置で車体に固定されていること
によって、達成できる。
【0008】上記目的は、車体内面に設置される鉄道車
両の内装材を、吊革固定部と荷棚固定部との間を覆う幅
を有して車体周方向に一体に構成するとともに断熱材を
内蔵しており、該内装材を車体との間に配線空間を設け
て車体長手方向に隣接して配置されることにより、達成
される。
【0009】上記目的は、車体の屋根構体の内面に、複
数の内装固定部が車体長手方向に沿って平行に形成され
ており、前記複数の内装固定部に内装パネルが固定され
ており、前記内装パネルは空調ダクトを備えており、前
記内装パネルの空調ダクトはその周囲を断熱材で囲まれ
ており車体長手方向に沿って配置されていることによ
り、達成される。
【0010】上記目的は、車体をなす側構体の内面に、
複数の内装固定部が車体長手方向に沿って平行に形成さ
れており、前記複数の内装固定部に内装材が固定されて
おり、前記内装材は荷棚を一体に構成していることによ
り、達成される。
【0011】上記目的は、車体をなす側構体の内面に、
複数の内装固定部が車体長手方向に沿って平行に形成さ
れており、前記複数の内装固定部に内装材が固定されて
おり、前記内装材は腰部掛を一体に構成していることに
より、達成される。
【0012】上記目的は、構造物の内装壁をなす内装材
において、前記内装材は、内装表面材と該内装表面材の
裏面に固定される断熱材とからなり、前記内装表面材の
縁部を構造物に固定していることにより、達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を鉄道車両に適用し
た場合についての一実施例を、図1から図3によって説
明する。
【0014】図3において、鉄道車両の車体10は、車
体長手方向に対して左右の面を形成する側構体11、車
体長手方向に対して両端を閉鎖する面を形成する妻構体
12、屋根を形成する屋根構体13及び床面を形成する
台枠14から構成されている。側構体11、妻構体1
2、屋根構体13、台枠14は全てアルミ合金製の押出
し型材によって構成されている。特に、側構体11、屋
根構体13及台枠14については、車外側板部及び車内
板部とこれらをつなぐ隔壁部によって中空部を構成した
中空押出し型材によって構成されている。
【0015】側構体11は、窓の上側を構成する幕部1
5、窓の下側を構成する腰部16、隣接する窓の間を構
成する吹寄せ部17により構成されている。
【0016】図2は、車体10の断面図である。車体1
0は、側構体11、妻構体12、屋根構体13及び台枠
14から構成され、居住空間を形成するとともに全体の
強度及び剛性を確保している。車体10の内面には、車
内環境を確保する艤装品19が設置されている。艤装品
としては、吊り手20、荷棚21、腰掛22、天井灯2
3、電線管及び空気管等の配管24、ドア開閉装置26
や内装パネル1を挙げることができる。ここで、内装パ
ネル1は、見栄えを向上し、断熱や遮音に代表される車
内空間の快適性を確保するために設置するものであり、
屋根構体13に対応する天井内装パネル2、屋根構体1
3から幕部15に対応する肩内装パネル3、側構体11
に対応する側内装パネル4が車体10の内面に設置され
る。
【0017】図1は、側構体11から屋根構体13に対
応した車体断面を示す。車体10の車内側には、肩内装
パネル3、配管24、荷棚21、吊り手20、天井灯2
3、空調ダクト25、ドア開閉装置26等の内装品が設
置してある。本図1では、幕部15から屋根構体13ま
での間の車内側を構成する肩内装パネル3について説明
する。
【0018】肩内装パネル3は、断熱材や遮音板に代表
される車内空間の快適性を確保する部材、化粧板及び荷
棚の機能を統合したものであり、自重或いは設計された
負荷に対して実用上十分な面外曲げ剛性を有する。この
ため、肩内装パネル3は、車体10に固定することによ
って、その形状を保つものではなく、それ自体が必要な
形状を保つとともに強度を備えおり、結合部30bと3
0cにおいて車体10に結合されている。内装パネル3
と車体10との結合点は、車両の長手方向に対して平行
に複数点設置されている。すなわち、車体10を構成す
る中空押出し型材の車内側表面に、複数の艤装品支持レ
ールすなわち内装材固定部が車体長手方向に沿って一体
に形成されている。一方、肩内装パネル3の車体幅方向
の端部には、前記艤装品支持レールに締結するための結
合部30b及び結合部30cが設けられており、結合部
30b及び30cは車体長手方向に沿って複数形成され
ている。但し、前記結合部30b及び30cは、一つの
肩内装パネル3について、例えば結合部30bを2箇
所、結合部30cを1箇所形成して、3点支持とし、該
肩内装パネル3と車体の艤装品支持レール部の製作上の
寸法誤差を許容して、取付け作業の効率を図る構成とし
ても良い。なお、肩内装パネル3の場合、荷棚21を一
体に構成して前記結合部30b及び30cに大きな荷重
が作用することが考えられる。このような場合には、前
記結合部30b及び30c以外に結合部を形成するか、
或いは、補強締結具を追加して強度向上を図る。
【0019】このように前記肩内装パネル3は、その車
体幅方向両端部分で車体10に固定されており、該パネ
ルの全面で結合していない。このため、肩内装パネル3
と車体10との間には空間40が生じ、この空間40は
車体長手方向に伸びて形成されており、前記肩内装パネ
ル3自体或いは肩内装パネル3を固定する締結部材によ
って前記空間が遮られることがない。したがって、この
空間40には、配管24、配線などの車体長手方向に沿
って配置される艤装品を設置する。これらの車体長手方
向に配置される艤装品も、車体内面に機器支持レールを
一体に構成しておき、固定バンド等の固定具により取り
付けられる。前記空間40を利用して、乗客の目に触れ
ることにより快適性を損なう部品を設置している。
【0020】肩内装パネル3は、車内空間を快適に保つ
目的で設置される。このため、乗客から見える表面の見
栄えを向上させている。また、断熱、遮音等車内環境を
快適に保つために必要な高い性能を有する材料で構成し
ている。すなわち、一対のアルミ合金板の間に、樹脂発
砲材或いは紙製ハニカム材を樹脂接着したパネル材を用
いる。このパネル材は、予め成形した一対の板の間に、
樹脂発泡剤を充填するか、或いは成形された前記ハニカ
ム材を設置して構成される。または、一対の板の間に樹
脂を充填したパネル材を曲げ加工することにより、車体
10の内面に沿った形状に構成されている。前記肩内装
パネル3の車内側表面には、化粧シートが貼り付けられ
ている。
【0021】このため、肩内装パネル3の車内側におい
ては、見栄え、温度、静寂等に代表される快適性を確保
している。しかし、空間40では、車体10により風雨
を遮られている他は車体10の外側すなわち車外と同程
度の環境である。
【0022】また、前記空間40は、前述のように車外
と同様な環境であり、冬季においては車体10の内面の
温度が低下する。したがって、前記各内装パネルの間か
ら侵入した高湿度の空気が前記空間40の車体10の内
面で、結露する恐れがある。このため、前記車体10の
内面には、断熱機能を有する塗料を塗布するか、或い
は、シート状の断熱材を接着して、高湿度の空気が車体
10の内表面に直接接触しないように構成されている。
図においては、車体10の内表面に形成された前記断熱
層の記載を省略した。
【0023】図4に、肩内装パネル3の幕部15への接
合部の拡大図を示す。肩内装パネル3は、幕部15への
結合部近傍において、一般的な部位と比較して強固な構
造とした接合部35が形成されている。前記接合部35
は一対の板部36a及び板部36bとこれらをつなぐ隔
壁部とからなる中空押出し型材によって構成されてい
る。前記板部36bを締結具を介して幕部15の内装材
支持レールに固定することにより、肩内装パネル3を車
体10に固定している。前記締結具はボルトとナットか
らなり、前記ボルトの頭部を前記内装材支持レールに挿
入可能で、回動することにより該頭部がレールに掛合
し、ナットを螺合することにより締結を行う構造となっ
ている。前記接合部35の接合を行わない板部36aに
は、締結具を挿入するための穴が加工されている。
【0024】図5及び図6に、隣接する肩内装パネル同
士の接合部構造を示す。図5は、肩内装パネルの斜視図
を示す。隣接する肩内装パネル3aと3bの間の車体1
0には、隙間塞ぎ板45を配置する。前記隙間塞ぎ板4
5は、車体10の内面に接着されており、前記肩内装パ
ネル3a及び3bの車体長手方向の端部を押し当ててい
る。各肩内装パネル3a及び3bの間には、乗客が指を
挿入できなない程度の隙間を設けている。
【0025】図6は、図5におけるA−A断面を示す。
隣接した二つの肩内装パネル3の隙間を塞いで、該内装
パネル3と構体10との間に、隙間塞ぎ板45を配置す
る。隣接する肩内装パネル間の長さと隙間塞ぎ板45の
車体長手方向の幅を比較すると、隙間塞ぎ板45の幅を
広く構成している。この隙間塞ぎ板45は、弾性を有す
る樹脂によって構成されている。
【0026】かかる構成においては、内装材及び断熱
材、遮音材の機能を統合し、さらに、荷棚の機能を肩内
装パネル3に集約することにより、部品点数を削減する
ことができる。また、前記肩内装パネル3の全面ではな
く、限られた締結部分すなわち該肩内装パネル3の幅方
向端部で車体10と締結することが可能である。このた
め、従来構造の内装材部品を設置するための労力を軽減
することができる。
【0027】なお、各肩内装パネルと車体10の内表面
との間に空間を設けている場合、隙間塞ぎ板は隣接した
肩内装パネルの一方の端面部に接着固定し、隣接した他
方の肩内装パネルに押し当てる構造とする。このような
構成によれば、見栄えは前記図5の実施例と同様であ
り、順次肩内装パネルを設置するだけで、各肩内装パネ
ルのつなぎ部分が開口することなく、作業性を大幅に改
善することができる。
【0028】肩内装パネルと車体との間に、空間を設け
ている場合、隣接した肩内装パネルの突き合わせ部を裏
側から支える支え部材を設置し、この支え部材に前記隙
間塞ぎ板を取付ける構成としても良い。この際、支え部
材には、軽量化のために穴を構成し、この穴を配管設置
に利用しても良い。この支え部材は、車体の内面に接着
固定しても、また、一方の肩内装パネルの裏面に設置し
ても良い。
【0029】前記内装パネルと車体の接合は、該内装パ
ネルの車体手方向に平行な端部で行い、車体長手方向に
対して直角な方向の端部では接合を行わない。この際、
車体における内装パネルと接合する部位に、車体長手方
向に平行に突起を設置する。この突起を利用することに
より、車体長手方向に対して直角な方向に対する内装パ
ネルの位置は決定され、合わせ作業を簡略化することが
できる。
【0030】本実施例では、内装パネルの大きさを側構
体から屋根構体にかけての範囲とした。しかし、製作性
や設計性を考慮して大きさを決定することにより、さら
に効率的な作業を可能とする。
【0031】さらに、内装パネルは、断熱、遮音に代表
される車内空間の環境の保持を目的にした機能と車内側
からの見栄えを向上させる機能を有するものとした。し
かし、この2種類の機能に限定するわけではなく、形状
を考慮して電線管等の配管機能も持たせることにより、
さらに部品点数の低減を図ることができる。
【0032】隣接する肩内装パネル間についても、隙間
塞ぎ板45の車体長手方向の幅を十分長くとることによ
り、製作上で生じた誤差などを吸収することができる。
【0033】図7により、他の実施例を説明する。図7
は、屋根構体13の部分の断面図である。図7におい
て、天井内装パネル2は、先の実施例で述べた肩内装パ
ネルと同様に、車体10と全面で接合しておらず、その
結合部30d及び30eにおいて、車体10と結合して
いる。
【0034】天井内装パネル2は、先の実施例で述べた
ように、車内空間の快適性を確保する機能を有する以外
に、空調ダクト25や送風機室27も兼ねている。空調
ダクト25や送風機室27は、他の空間と断熱性能が高
い材料で隔離されている。すなわち、前記天井内装パネ
ル2を構成する一対の板部材の間に設置する芯材とし
て、断熱性能の高いものを用いる。また、前記天井内装
パネル2は、その車体幅方向両端部に形成された結合部
30d及び30eで車体10に固定されるため、該結合
部30d及び30eは十分な強度が確保できるように構
成する。但し、前記結合部30d及び30eは、天井内
装パネル2を車体10に取り付ける際には、3点支持を
構成するものとし、3点で車体への支持を行い、車体の
艤装品支持レールへ補強支持具によって固定する。
【0035】かかる構成において、天井部分の艤装品は
当該天井内装パネル2のみを設置するだけで作業は完了
する。このため、部品点数の削減と作業の簡略化を図る
ことができる。
【0036】図8により、さらに他の実施例を説明す
る。図8は、側構体11の部分を示す。図8において、
側内装パネル4は、先の実施例で述べた肩内装パネルと
同様に、車体10と全面で接合しておらず、その端部3
0fと30gにおいて車体10と結合している。側内装
パネル4は、先の実施例で述べたように、車内空間の快
適性を確保する機能を有する以外に、腰部掛22も兼ね
ている。すなわち、一対の板部材とその間に配置される
芯材を積層して構成した内装パネルに、腰掛け用の背摺
り及び座布団を取付け、側内装パネル4として構成す
る。但し、一対の板部材の間には、背摺り及び座布団を
支持固定するための補強材を埋め込んで構成する。
【0037】なお、本実施例の場合は、腰掛けが車体長
手方向に伸びたロングシートであるが、クロスシートの
場合は、背摺り及び座布団の受け金を内装パネルの内面
に設置するか、或いは、内装パネルに直接取付ける構造
とする。直接クロスシートを内装パネルに取り付ける場
合、該座布団の車体幅方向中央側に補強支持部材を設置
することも考えられる。
【0038】かかる構成において、側部分の艤装品は当
該側内装パネル4のみを設置するだけで作業は完了す
る。このため、部品点数の削減と作業の簡略化を図るこ
とができる。
【0039】図9は、隣り合った出入口29a及び29
bの間の内装パネルと床面の間の部分を示す。隣り合っ
た出入口の間には、窓開口部が一個所だけ存在し、当該
窓開口部には窓ガラス28が設置される。この部位にお
いて、側内装パネル4は、腰掛つき横内装パネル5を1
枚と、出入口に隣接された縦内装パネル6を2枚の合計
3枚で構成される。
【0040】腰掛つき横内装パネル5は、断熱や遮音に
代表される車内空間の快適性を確保する内装パネルと腰
掛22を一体化している。腰掛22の設置場所は、窓の
下側である。このため、横内装パネル5の高さは、床面
から窓開口の下側までである。腰掛22の車体長手方向
の長さは、窓開口部の車体長手方向の幅よりも長い。こ
こで、横内装パネル5の長さは、腰掛22の長さと比較
して短い。
【0041】縦内装パネル6は、出入口29に近接して
設置する。高さは、床面から肩内装パネルの下辺部まで
とし、幅は、出入口端部から隣接する窓開口部までとす
る。
【0042】かかる構成において、側構体に関する内装
材を設置する場合、上記3枚の内装パネルを設置するだ
けで作業は完了し、部品点数が大幅に減少する。このた
め、労力の軽減につながる。
【0043】本構造では、腰掛22を設けた横内装パネ
ル5の長さは、腰掛22の長さと比較して短い。このた
め、腰掛22のうち、横内装パネル5と接合していない
端部を縦内装パネル6と結合することもできる。かかる
構造において、腰掛部における強度向上を図ることがで
きる。
【0044】本構造では、腰掛22の横内装パネル5の
長さは、腰掛22の長さと比較して短いが、これに限定
するものではない。
【0045】本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の
各請求項の記載の文言あるいは課題を解決させるための
手段の項の記載の文言に限定されず、当業者がそれらか
ら容易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、内装材を車体或いは構
造物に接合する場合において、労力の軽減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である鉄道車両の肩部の内装
構造を示した断面図である。
【図2】本発明の一実施例である鉄道車両の天井から床
面までの内装パネルの配置を示した断面図である。
【図3】本発明の一実施例の鉄道車両の車体外観を示し
た斜視図である。
【図4】本発明の一実施例における肩内装パネルの車体
への結合部の拡大断面図である。
【図5】本発明の他の実施例における隣接した肩内装パ
ネルの斜視図である。
【図6】図5のA−A部の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例における天井内装パネルを
示した断面図である。
【図8】本発明の他の実施例を適用した側内装パネルを
示した断面図である。
【図9】本発明の他の実施例を適用した車体における側
窓部及び出入口部分の斜視図である。
【符号の説明】
1…内装パネル、2…天井内装パネル、3…肩内装パネ
ル、4…側内装パネル、5…横内装パネル、6…縦内装
パネル、10…車体、11…側構体、12…妻構体、1
3…屋根構体、14…台枠、15…幕部、16…腰部、
17…吹寄せ、19…艤装品、20…吊り手、21…荷
棚、22…腰掛、23…天井灯、24…配管、25…空
調ダクト、26…ドア開閉装置、28…窓ガラス、45
…隙間塞ぎ板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 澄生 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 牧野 俊昭 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 稲 佳彦 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗客を乗せる空間を構成する車体と、前記
    車体の内面を覆う内装材とからなる鉄道車両において、
    前記内装材と車体との間に断熱材が配置されており、前
    記断熱材は、前記内装材を前記車体へ固定する位置で車
    体に固定されていること、を特徴とした鉄道車両。
  2. 【請求項2】車体内面に設置される鉄道車両の内装材に
    おいて、内装材は、吊革固定部と荷棚固定部との間を覆
    う幅を有して車体周方向に一体に形成されており、か
    つ、断熱材を内蔵しており、車体との間に配線空間を設
    けて車体長手方向に隣接して配置されること、を特徴と
    する鉄道車両の内装材。
  3. 【請求項3】車体の屋根構体の内面に、複数の内装固定
    部が車体長手方向に沿って平行に形成されており、前記
    複数の内装固定部に内装パネルが固定されており、前記
    内装パネルは空調ダクトを備えており、前記内装パネル
    の空調ダクトはその周囲を断熱材で囲まれており車体長
    手方向に沿って配置されていること、を特徴とする鉄道
    車両。
  4. 【請求項4】車体をなす側構体の内面に、複数の内装固
    定部が車体長手方向に沿って平行に形成されており、前
    記複数の内装固定部に内装材が固定されており、前記内
    装材は荷棚を一体に構成していること、を特徴とする鉄
    道車両。
  5. 【請求項5】車体をなす側構体の内面に、複数の内装固
    定部が車体長手方向に沿って平行に形成されており、前
    記複数の内装固定部に内装材が固定されており、前記内
    装材は腰部掛を一体に構成していること、を特徴とする
    鉄道車両。
  6. 【請求項6】構造物の内装壁をなす内装材において、前
    記内装材は、内装表面材と該内装表面材の裏面に固定さ
    れる断熱材とからなり、前記内装表面材の縁部を構造物
    に固定していること、を特徴とする内装材。
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