JP4071270B1 - 鉄道車両用の天井ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、鉄道車両の組立て時に天井ユニットを屋根構体に取付ける際は、上板と本体とを一体化状態で着脱可能なため、取付け作業工数が低減可能であり、また、鉄道車両が完成した後のメンテナンス時に天井ユニットを着脱する際は、取外す天井ユニットの個数を最小限にすることができ、さらに、荷台等の付属部材を取外す必要がないため、メンテンスの作業工数が大幅に低減可能な鉄道用の天井ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、屋根構体の天井面に沿う上板と、この上板と連結されて風道を構成する本体とを有し、前記上板と本体のそれぞれが、車体前後方向に繋ぎ部を有し、この繋ぎ部によって、複数の前記天井ユニットが車体前後方向に接続されて車体の天井内装を構成する鉄道車両用の天井ユニットにおいて、前記上板と本体のそれぞれに設けられた繋ぎ部が、車体前後方向にオフセットを設けられた、鉄道車両用の天井ユニットである。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両用の天井ユニットに関する。
鉄道車両の車体の屋根構体20には、天井ユニット1が取付けられる。この天井ユニットは、図5に示すように、車体の屋根構体20の天井面7に沿う上板8と、この上板8と合体することにより、空調からの冷暖気を通す風道を構成する本体6とを有するものが知られている。この上板8と本体6を合体する天井ユニット1の組立は、まず上板8を屋根構体20に取付けた後、次に上板8に本体6を連結して、上板8と本体6とを一体化することにより天井ユニット1を組み立てる方法が採られる(特許文献1)。
実開平6−60571号公報
しかしながら、この組立方法では、1組の天井ユニット1を取付けるのに、上板8と本体6の2度の取付けを行なう必要があるため、作業工数を低減したいという要求があった。
また、天井ユニット1は、例えば、鉄道車両1台当りに11個使用され、これらが屋根構体20の車体前後方向に繋げて取付けられる。図6に示すように、隣り合う天井ユニット1の繋ぎ部30には、上板8と本体6のそれぞれに係合片A31、B32、C33、D34が設けられ、上板8の係合片A31、B32と本体6の係合片C33、D34は、その端部が揃った状態のものである。そして、まず上板8が、図6に示す取付順で車体前後方向に取付けられる際に、係合片A31とB32が、上下に重ねられて噛み合うことにより、上板8同士が接続される。次に、本体6が、やはり図6に示す取付順で取付けられる際に、上板8と本体6が連結されるとともに、係合片C33とD34が、上下に重ねられて噛み合うことにより、本体6同士とともに天井ユニット1同士が接続される。この天井ユニット1の一つにメンテナンスが生じた場合は、その天井ユニット1の本体6か、あるいは、その隣の天井ユニット1の本体6を取外し、これらを取外した後の開口からメンテナンスが必要な天井ユニット1の清掃や修理等のメンテナンスを行なう必要がある。
しかしながら、天井ユニット1の車体の前後方向の両端に設けられた繋ぎ部30の係合片A31、B32、C33、D34は、例えば、図6の天井ユニット1においては、取付順7と取付順11の2箇所の天井ユニット1を除いて、車体の前後方向の一方が上側に重ねられて噛み合う係合片A31、C33であり、他方が下側に重ねられて噛み合う係合片B32、D34である。このため、メンテナンスが必要な天井ユニット1が、例えば、取付順1の天井ユニット1だけである場合であっても、取付順7、5、4、3、2の5個の天井ユニット1の本体6を取外す必要があり、一旦、屋根構体20に取付けた後に、必要な箇所のメンテナンスを行なうのは大変であり、作業性を改善してほしいという要求が強かった。また、天井ユニット1全体を取外す必要がある場合は、本体6に加えて上板8を取付順の逆の順に取外す必要があり、さらに大変な作業となるため、上板8と本体6とを一体化したまま取外すことができるようにしてほしいという要求があった。
さらに、鉄道車両が完成した後に、メンテンス等で天井ユニット1を着脱する必要が生じた場合は、側構体には荷台等の付属部材類が既に取付けられており、これらと天井ユニット1が干渉するため、これらの付属部材類を取外してから、天井ユニット1の取外し作業を行なう必要があり、手間がかかる問題があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、鉄道車両の組立て時に天井ユニットを屋根構体に取付ける際は、上板と本体とを一体化状態で着脱可能なため、取付け作業工数が低減可能であり、また、鉄道車両が完成した後のメンテナンス時に天井ユニットを着脱する際は、取外す天井ユニットの個数を最小限にすることができ、さらに、荷台等の付属部材を取外す必要がないため、メンテンスの作業工数が大幅に低減可能な鉄道用の天井ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、以下に関するものである。
(1) 屋根構体の天井面に沿う上板と、この上板と連結されて風道を構成する本体とを有し、前記上板と本体のそれぞれが、車体前後方向に繋ぎ部を有し、この繋ぎ部によって、複数の前記天井ユニットが車体前後方向に接続されて車体の天井内装を構成する鉄道車両用の天井ユニットにおいて、前記上板と本体のそれぞれに設けられた繋ぎ部が、車体前後方向にオフセットを設けられた、鉄道車両用の天井ユニット。
(2) (1)において、1台の車体の天井を構成する天井ユニットの少なくとも1つについて、上板の車体前後方向の繋ぎ部が、車体前後の両方向に、この上板と連結される本体の車体前後方向の繋ぎ部よりも引っ込むように、オフセットが設けられ、前記上板の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口よりも小さく設定され、この上板と連結される本体の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口より大きく設定された、鉄道車両用の天井ユニット。
(3) (1)又は(2)において、上板の車体前後方向の繋ぎ部が、車体前後の両方向に、この上板と連結される本体の車体前後方向の繋ぎ部よりも引っ込むように、オフセットが設けられ、前記上板の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口よりも小さく設定され、この上板と連結される本体の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口より大きく設定された天井ユニットが、車体前後方向に並んで接続された天井ユニットについて、少なくとも2つ置きに配置された鉄道車両用の天井ユニット。
(4) (1)から(3)の何れかにおいて、天井ユニットの一部が、本体と上板が一体化された状態で、前記天井ユニットの車体幅方向の何れかの位置に設けられた分離箇所で分離可能とされ、屋根構体に着脱可能とされた鉄道車両用の天井ユニット。
(5) (1)から(4)の何れかにおいて、天井ユニットが、車体幅方向の分離箇所に、ネジ穴位置合わせガイドを設けられた鉄道車両用の天井ユニット。
本発明によれば、鉄道車両の組立て時に天井ユニットを屋根構体に取付ける際は、上板と本体とを一体化状態で着脱可能なため、取付け作業工数が低減可能であり、また、鉄道車両が完成した後のメンテナンス時に天井ユニットを着脱する際は、取外す天井ユニットの個数を最小限にすることができ、さらに、荷台等の付属部材を取外す必要がないため、メンテンスの作業工数が低減可能な鉄道用の天井ユニットを提供することができる。
本発明の鉄道車両用の天井ユニットの実施形態の一例を図1から図4に示す。本発明は、一般的な鉄道車両用の天井ユニット1であって、空調(図示しない。)からの冷暖気を通す通路となる風道21や灯具(図示しない。)等の設置スペースを構成するとともに、客室側から見た目の美しさを提供するものに適用される。
本発明の鉄道車両用の天井ユニット1は、屋根構体20の天井面7に沿う上板8と、この上板8と連結されて風道21を構成する本体6とを有し、前記上板8と本体6のそれぞれが、車体前後方向に繋ぎ部30を有し、この繋ぎ部30によって、複数の前記天井ユニット1が車体前後方向に接続されて車体の天井内装を構成する鉄道車両用の天井ユニット1において、前記上板8と本体6のそれぞれに設けられた繋ぎ部30が、車体前後方向にオフセット35、36を設けられる。これにより、上板8と本体6とを一体化した状態のままで、天井ユニット1が車体の屋根構体20に着脱可能となる。このため、天井ユニット1の着脱のための作業工数が低減できる。
上記(0010)段落において、この1台の車体の天井を構成する天井ユニット1の少なくとも1つについて、上板8の車体前後方向の繋ぎ部30が、車体前後の両方向に、この上板8と連結される本体6の車体前後方向の繋ぎ部30よりも引っ込むように、オフセットが設けられ、前記上板8の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニット1の本体6と本体6の間の開口37よりも小さく設定され、この上板8と連結される本体6の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニット1の本体6と本体6の間の開口37より大きく設定されるのが望ましい。このようにオフセット35、36を設けられ、車体前後方向の寸法を設定された天井ユニット1は、隣接するものも含めて他の天井ユニット1との干渉がないため、単独で車体の屋根構体20に着脱可能となる。このため、このような天井ユニット1のメンテナンスが必要となった場合には、他の天井ユニット1をわざわざ取外すことなく、独立して取外すことができるので、作業工数が大幅に低減できる。
上記(0010)段落、又は、(0011)段落において、上板8の車体前後方向の繋ぎ部30が、車体前後の両方向に、この上板8と連結される本体6の車体前後方向の繋ぎ部30よりも引っ込むように、オフセット35、36が設けられ、前記上板8の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニット1の本体6と本体6の間の開口37よりも小さく設定され、この上板8と連結される本体6の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニット1の本体6と本体6の間の開口37より大きく設定された天井ユニット1が、車体前後方向に並んで接続された天井ユニット1について、少なくとも2つ置きに配置されるのが望ましい。これにより、独立して取外すことのできる天井ユニット1が、少なくとも2つ置きに配置されることになり、独立して取外すことができない天井ユニット1は、独立して取外すことのできる天井ユニット1の間に、最大でも、2つまでしか配置されない。つまり、独立して取外すことのできる天井ユニット1は、必ず、独立して取外すことのできる天井ユニット1と隣接していることになる。このため、仮に、独立して取外すことのできない天井ユニット1にメンテナンスの必要が生じても、すぐ隣の独立して取外すことのできる天井ユニット1だけを単独で取外すことで、この取外した後の開口からメンテナンス1が可能となるため、作業工数が大幅に低減できる。
上記(0010)段落から(0012)段落の何れかにおいて、天井ユニット1の一部が、本体6と上板8が一体化された状態で、前記天井ユニット1の車体幅方向の1箇所以上に設けられた分離箇所で分離可能とされ、屋根構体20に着脱可能とされるのが望ましい。これにより、車体が完成した後に天井ユニット1を着脱する場合でも、天井ユニット1の車体幅方向の一部を残して、それ以外の部分は、上板8と本体6が一体化した状態のままで、取外すことができるので、車体の幅方向の両端付近に設けられる荷台等の付属部材があっても、これらが邪魔にならないため、メンテナンス時の天井ユニット1の着脱作業が容易となる。
上記(0010)段落から(0013)段落の何れかにおいて、車体幅方向の分離箇所に、ネジ穴位置合わせガイド45を設けるのが望ましい。これにより、本体6の接続部41に設けられたネジ穴位置合わせガイド45のガイド部47に、固定部40側の接続部41の先端を嵌めこむだけで、本体6側の接続部41、固定部40側の接続部41、及び、ネジ穴位置合わせガイド45、の各下穴(図示しない。)の位置を合わせるのが容易になる。
図1に示すように、本発明の天井ユニット1は、車体の屋根構体20の天井面7に面する上板8と、この上板8と連結することにより、空調からの冷暖気を通す風道を構成する本体6とを有する。これらの上板8と本体6は、何れもガラス繊維強化プラスチック(以下、FRPと言う。)のSMC(Sheet Molding Compoundの略)成形等で成形される。車体の天井内装は、この天井ユニット1が車体の屋根構体20に前後方向に複数個接続されて構成される。
本発明では、上板8と本体6とを連結し、一体化して天井ユニット1とした後、この天井ユニット1を車体の屋根構体20の骨部3にボルト等により取付ける。予め、上板8と本体6とが一体化した天井ユニット1であるため、屋根構体20への取付けが一回で済み、作業工数が低減できる利点がある。特に、本発明の天井ユニット1は、上板8及び本体6の何れもFRPのSMC成形品であるため、比較的軽量であり、作業者への負担が少ないので、作業性も損なうことがない。また、天井ユニット1は、骨部3にボルト等で取付けられるので、着脱可能である。
図2に示すように、天井ユニット1は車体前後方向に繋ぎ部30を有しており、この繋ぎ部30によって鉄道車両の車体の長さ方向に繋ぎ合わされ、屋根構体20の全体に取付けられる。
繋ぎ部30は、隣り合う天井ユニット1を繋ぎ合わせる部分であり、上板8の繋ぎ部30は係合片A31、B32を、本体6の繋ぎ部30は係合片C33、D34を有する。また、上板8の係合片A31及びB32と、本体6の係合片C33及びD34の、垂直方向の位置にはオフセットA35、B36が設けられている。
オフセットA35、B36は、上板8または本体6の係合片の先端位置に対して、上板8または本体6の係合片の先端位置を車体前後方向にずらすことで設けられる。
例えば、オフセットA35は、図2に示すように、取付順9の上板8の係合片B32の先端位置を、本体6の係合片D34の先端位置に対して車体前後方向に引っ込めることで設けられる。このオフセットA35により、例えば、取付順9の天井ユニット1については、取付順1の本体6と、取付順8本体6との間の開口37を、取付順9の上板8が通過することができ、かつ、取付順9の本体6の係合片D34が取付順1と8の係合片C33を客室側から覆うことができる。即ち、上板8と本体6とが一体化された状態で骨部3に着脱可能となり、かつ、客室側からの見た目がよい。
また、例えば、オフセットB36は、図2に示すように、取付順8の上板8の係合片A31の先端位置を、本体6の係合片C33の先端位置に対して車体前後方向に出っ張らせたものである。このオフセットB36により、例えば、取付順8の天井ユニット1については、取付順8の上板8の係合片A31と、取付順9と11の上板8の係合片B32とを係合させることができる。即ち、上板8と本体6とが一体化された状態で骨部3に着脱可能とするため、隣に取付けられた天井ユニット1にオフセットA35が設けられたとしても、上板8及び本体6の両方の係合片での係合が可能となり、天井ユニット1同士の繋ぎ合わせの強度が確保される。
つまり、上板8の係合片の先端位置が本体6の係合片の先端位置よりも車体前後方向に飛び出したオフセットA35は、上重ねの係合片A31に設けられ、隣に取付けられる天井ユニット1の上板8の下重ねの係合片B32と係合するようにするために設けられる。一方、上板8の係合片の先端位置が本体6の係合片の先端位置よりも車体前後方向に引っ込んだオフセットB36は、下重ねの係合片B32に設けられ、両隣に取付けられる天井ユニット1の本体6の係合片の間の開口37を客室側から通過できるようにするために設けられる。そして、これにより、上板8と本体6とが一体化された状態で、天井ユニット1が骨部3に着脱可能となる。
図2に示す天井ユニット1は、繋ぎ部30の係合片31、32、33、34の重ね合わせの上下、及び、車体前後方向の位置によって、6種類に分けられる。
取付順1のタイプ(以下、単に「タイプ1」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の一方が上重ねの係合片A31、上板8の車体前後方向の他方が下重ねの係合片B32、本体6の車体前後方向の両方が上重ねの係合片C33である。
取付順2のタイプ(以下、単に「タイプ2」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の両方が上重ねの係合片A31、本体6の車体前後方向の一方が上重ねの係合片C33、本体6の車体前後方向の他方が下重ねの係合片D34である。
取付順3、8のタイプ(以下、単に「タイプ3」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の両方が上重ねの係合片A31、本体6の車体前後方向の両方が上重ねの係合片C33である。
取付順4、7、9、11のタイプ(以下、単に「タイプ4」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の両方が下重ねの係合片B32、本体6の車体前後方向の両方が下重ねの係合片D34である。
取付順5のタイプ(以下、単に「タイプ5」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の両方が下重ねの係合片B32、本体6の車体前後方向の両方が下重ねの係合片D34である。
取付順6、10のタイプ(以下、単に「タイプ6」と言う。)であるが、これは、上板8の車体前後方向の一方が上重ねの係合片A31、上板8の車体前後方向の他方が係合片無し、本体6の車体前後方向の一方が上重ねの係合片C33、本体6の車体前後方向の他方が係合片無しである。
これらのタイプ1から6の天井ユニット1を、図2に示す取付順に従って骨部3に取付けることにより、車体の長さ方向全体について、上板8と本体6とが一体化された状態で、天井ユニット1が骨部3に着脱可能となる。
図2のように天井ユニット1が配置された場合においては、特に、取付順4、7、9、11(タイプ4)の天井ユニット1については、上板8の係合片B32、及び、本体6の係合片D34が何れも下重ねの係合片であり、また、上板8の係合片の先端位置が本体6の係合片の先端位置よりも車体前後方向に引っ込んだオフセットB36が設けられているので、両隣に取付けられる天井ユニット1の本体6の係合片の間の開口37を通過できる。このため、他の天井ユニット1を取外すことなく、単独で、かつ、上板8と本体6とが一体化された状態で、天井ユニット1が骨部3に着脱可能となる。そして、このように、取付順4、7、9、11(タイプ4)の天井ユニット1は、図2に示すように、車体前後方向において、1つ又は2つおきに並んでいるため、何れの箇所の天井ユニット1にメンテナンスの必要が生じても、取付順4、7、9、11(タイプ4)の中の一つの天井ユニット1を取外すだけで、当該天井ユニット1のメンテナンスが可能となる。例えば、取付順1の天井ユニット1にメンテンスが必要となった場合は、その隣の取付順9の天井ユニット1を取外すと、この取外した後の開口から、取付順1の天井ユニット1のメンテナンスが可能である。また、例えば、取付順9の天井ユニット1にメンテンスの必要が生じた場合は、取付順9の天井ユニット1自体を取外して、メンテンスを行なうことができる。
車体の屋根構体20は、鉄道車両の屋根を構成するものであり、側構体(図示しない。)や床構体(図示しない。)等とともに、鉄道車両の車体の外形を構成する。天井面7は、この屋根構体20の内側、即ち客室側に向いた面である。
上板8は、本体6と一体化されることにより、天井ユニット1を構成するものである。上板8は、天井面7に沿う部分と、仕切り壁部23とを有し、骨部3に固定される。
図1に示すように、上板8には、本体6との連結部B39と、天井面7に面する部分と、先端に本体6との連結部A38を有する仕切り壁部23が設けられる。仕切り壁部23は、その先端が連結部A38により本体6と接合され、本体6及び仕切り板22とともに、空調(図示しない。)からの冷暖気を通す通路となる風道21を構成する。
仕切り板22は、図1に示すように、下端が本体6に取付けられており、上端は上板8に当接するように設けられる。上端には、弾性材料を用いたパッキンが設けられる。これにより、上板8に本体6を一体化すると同時に、仕切り板22の上端を上板8に密着させることができる。なお、この仕切り板22の上端に取付けるパッキンとしては、弾性体と金属の複合部材を使用するのが望ましい。これにより、長期間の使用やメンテナンス時の着脱による弾性材料の変形を抑制することが可能となり、仕切り板22の上端と上板8との密着性を確保できる。
仕切り板22には、冷暖気が通過できるように、例えば小孔(図示しない。)が設けられる。この小孔を通り抜けた冷暖気は、吹出し用開口25を通り、客室側に吹出されて客室内の空調がなされる。
骨部3は、屋根構体20の天井面7の車体幅方向の両端付近に、車体の長さ方向に伸びるように設けられる。骨部3は屋根構体20に溶接等によって取付けられている。この骨部3には、天井ユニット1が、ボルト等によって取付けられる。
本体6は、天井ユニット1の一部で、上板8と仕切り板22とともに風道21を構成する部材であるとともに、上板8や上述した固定部4が客室側から見えないように覆う部材でもあり、客室側から見た見た目の美しさを提供する。図1に示すように、本体6は、上板8との連結部A38と、連結部B39と、骨部3との固定部40とが設けられる。また、固定部40は、接続部41によって、本体6に接続され、本体6の接続部41には、ネジ穴位置合わせガイド45が設けられる。
図1に示すように、本体6と上板8とは、連結部A38、及び、連結部B39をボルトで固定され、一体化される。そして、天井ユニット1は、一体化された状態で、骨部3に固定部40で取付けられる。このとき、本体6の接続部41で、天井ユニット1の一部が車体幅方向の何れかの位置に設けられた1箇所以上の分離箇所で分離可能とするのが望ましい。例えば、図1に示すように、本体6の車体幅方向の端部に、下穴(図示しない。)を有する接続部41を設け、同じく下穴(図示しない。)を有する固定部40側の接続部41をネジ等で接続する。図1の場合には、このようにすることによって、接続部41に分離箇所が設けられ、図3に示すように、鉄道車両が完成した後に天井ユニット1を着脱する場合は、本体6の一部と上板8が一体化された状態で、着脱可能とされる。これにより、天井ユニット1の一部が、車体幅方向の他の部分を残して、上板8と本体6が一体化した状態のままで、取外すことができ、その結果、車体の幅方向の両端付近に設けられる荷台等の付属部材があっても、これらが邪魔にならないため、メンテナンス時の天井ユニット1の着脱作業が容易となる。
なお、天井ユニット1を着脱する際の分離箇所は、上述した接続部41に限られず、上板8と本体6との一体化状態が保たれるようにすることが可能な位置であれば、同様の効果が得られるため望ましい。このような分離箇所に適した車体幅方向における位置としては、接続部41以外に、仕切り壁当接部42や開口端部44が挙げられる。これらの位置で分離可能とする場合は、接続部41で分離可能とした場合と同様に、接続用の下穴をあけた部分を設けておき、ネジ等で接続すると、着脱が容易で、しかも目立たないため望ましい。
図1に示すように、車体の幅方向の分離箇所(この場合は、接続部41)には、ネジ穴位置合わせガイド45を設けるのが望ましい。例えば、図1の場合、ネジ穴位置合わせガイド45は、本体6の接続部41の外側(客室側)に取付ける。ネジ穴位置合わせガイド45は、図4に示すように、ステンレス製で、固定部40を有する部分を本体6と接続するためのネジを通す下穴46と、ネジ穴位置合わせガイド45自体を取付けるための取付け部48と、穴位置を合わせるガイド部47とを有する。図1の場合、ネジ穴位置合わせガイド45は、取付け部48によって、本体6の接続部41の外側(客室側)に取付けられる。ガイド部47は、固定部40側の接続部41の先端が嵌るようになっており、これによって、本体6の接続部41に設けられたネジ穴位置合わせガイド45のガイド部47に、固定部40側の接続部41の先端を嵌めこむだけで、本体6側の接続部41、固定部40側の接続部41、及び、ネジ穴位置合わせガイド45、の各下穴(図示しない。)の位置が概ね合うので、これらの下穴の位置合せが容易になる。
本発明の鉄道車両用の天井ユニットの実施例を図1から図4に示す。図1に示すように、本実施例の天井ユニット1は、車体の屋根構体20の天井面7に面する上板8と、この上板8と合体することにより、空調からの冷暖気を通す風道を構成する本体6とを有する。これらの上板8と本体6は、何れもFRPのSMC成形品である。
本実施例では、上板8と本体6とを一体化して天井ユニット1とした後、この天井ユニット1を車体の屋根構体20の骨部3にボルト等により取付けた。図2に示すように、天井ユニット1は繋ぎ部30を有しており、この繋ぎ部30によって鉄道車両の車体の長さ方向に繋ぎ合わせ、屋根構体20の全体に取付けた。これによって、鉄道車体の天井を形成した。
上板8の繋ぎ部30には係合片A31、B32を、本体6の繋ぎ部30には係合片C33、D34を設けた。また、上板8の係合片A31及びB32と、本体6の係合片C33及びD34の、垂直方向の位置にはオフセットA35、B36を設けた。
オフセットA35は、図2に示すように、取付順9の上板8の係合片B32の先端位置を、本体6の係合片D34の先端位置に対して車体前後方向に引っ込めて形成した。オフセットB36は、図2に示すように、取付順8の上板8の係合片A31の先端位置を、本体6の係合片C33の先端位置に対して車体前後方向に出っ張らせて形成した。
図2に示すように、天井ユニット1は、繋ぎ部30の係合片31、32、33、34の重ね合わせの上下、及び、車体前後方向の位置によって、タンプ1から6の6種類を使用した。そして、これらのタイプ1から6の天井ユニット1を、図2に示す取付順に従って骨部3に取付けた。
取付順4、7、9、11(タイプ4)の天井ユニット1については、上板8の係合片B32、及び、本体6の係合片D34が何れも下重ねの係合片とし、また、上板8の係合片の先端位置が本体6の係合片の先端位置よりも車体前後方向に引っ込んだオフセットB36を設けることにより、両隣に取付けられる天井ユニット1の本体6の係合片の間の開口37を通過することを可能とした。これにより、他の天井ユニット1を取外すことなく、単独で、かつ、上板8と本体6とが一体化された状態で、天井ユニット1が骨部3に着脱可能とした。
取付順4、7、9、11(タイプ4)の天井ユニット1は、図2に示すように、車体の前後方向において、1つ又は2つおきに並ぶように配置した。これにより、何れの箇所の天井ユニット1にメンテナンスの必要が生じても、取付順4、7、9、11(タイプ4)の中の一つの天井ユニット1を取外すだけで、当該天井ユニット1のメンテナンスが可能であった。取付順1の天井ユニット1にメンテンスが必要となった場合は、その隣の取付順9の天井ユニット1を取外し、この取外した後の開口から、取付順1の天井ユニット1のメンテナンスが可能であった。また、取付順9の天井ユニット1にメンテンスの必要が生じた場合は、取付順9の天井ユニット1自体を取外して、メンテンスを行なうことができた。
図1に示すように、上板8には、本体6との連結部B39と、天井面7に面する部分と、先端に本体6との連結部A38を有する仕切り壁部23を設けた。仕切り壁部23は、その先端を連結部A38により本体6と接合し、本体6及び仕切り板22とともに、空調(図示しない。)からの冷暖気を通す通路となる風道21を構成するようにした。
仕切り板22は、図1に示すように、下端を本体6に取付け、上端は上板8に当接するように設けた。上端には、弾性材料を用いたパッキンを設けた。これにより、上板8に本体6を一体化すると同時に、仕切り板22の上端を上板8に密着させるようにした。なお、この仕切り板22の上端に取付けるパッキンとしては、タキゲン製造株式会社製FC−779−2−3を使用した。これにより、長期間の使用やメンテナンス時の着脱による弾性材料の変形を抑制することができ、仕切り板22の上端と上板8との密着性を確保できた。
仕切り板22には、冷暖気が通過できるように、小孔(図示しない。)を設けた。この小孔を通り抜けた冷暖気が、吹出し用開口25を通り、客室側に吹出した。
骨部3は、屋根構体20の天井面7の車体幅方向の両端付近に、車体の長さ方向に伸びるように設けられ、屋根構体20に溶接等によって取付けられている。この骨部3に、天井ユニット1をボルト(図示しない。)によって取付けた。
図1に示すように、本体6には、上板8との連結部A38、及び、連結部B39と、骨部3との固定部40とを設けた。固定部40は、接続部41によって、本体6に接続し、本体6の接続部41には、下穴(図示しない。)と、ネジ穴位置合わせガイド45を備えた。
図1に示すように、本体6と上板8とは、連結部A38、及び、連結部B39をボルトで固定して一体化した。そして、天井ユニット1を、一体化された状態のまま、固定部40をボルト(図示しない。)により骨部3に取付けた。
図1に示すように、本体6の車体幅方向の端部に、下穴(図示しない。)を有する接続部41を設け、同じく下穴(図示しない。)を有する固定部40側の接続部41をネジで接続することで、これを分離箇所とした。そして、図3に示すように、鉄道車両が完成した後に天井ユニット1を着脱する場合は、接続部41のネジを外すことにより、天井ユニット1の一部が、本体6の一部と上板8が一体化された状態で着脱可能であった。
図1に示すように、車体の幅方向に設けられた分離箇所である本体6の接続部41の外側(客室側)には、ネジ穴位置合わせガイド45を設けた。ネジ穴位置合わせガイド45には、図4に示すように、ステンレス製で、固定部40を有する部分を本体6と接続するためのネジを通す下穴46と、ネジ穴位置合わせガイド45自体を取付けるための取付け部48と、穴位置を合わせるガイド部47とを設けた。ガイド部47は、固定部40側の接続部41の先端が嵌るようにした。これにより、本体6の接続部41に設けられたネジ穴位置合わせガイド45のガイド部47に、固定部40側の接続部41の先端を嵌めこむだけで、本体6側の接続部41、固定部40側の接続部41、及び、ネジ穴位置合わせガイド45、の各下穴(図示しない。)の位置を合わせるのが容易であった。
本発明の実施例である天井ユニットの屋根構体への取付け状態を表わす車体幅方向の断面図の左側半分である。 本発明の実施例である天井ユニットの屋根構体への取付け状態を表わす車体前後方向の断面図である。 本発明の実施例である天井ユニットの屋根構体への取付け状態を表わす車体幅方向の断面図の左側半分である(天井ユニットの一部を本体の一部と上板を一体化したまま取外した状態)。 本発明の実施例である天井ユニットのネジ穴位置合せガイドである。 従来例である天井ユニットの屋根構体への取付け状態を表わす車体幅方向の断面図の左側半分である。 従来例である天井ユニットの屋根構体への取付け状態を表わす車体前後方向の断面図である。
符号の説明
1…天井ユニット、2…側天井、3…骨部、4…固定部、5…耳部、6…本体、7…天井面、8…上板、20…屋根構体、21…風道、22…仕切り板、23…仕切り壁部、25…吹出し用開口、30…繋ぎ部、31…係合片A、32…係合片B、33…係合片C、34…係合片D、35…オフセットA、36…オフセットB、37…開口、38…連結部A、39…連結部B、40…固定部、41…接続部、42…仕切り壁当接部、44…開口端部、45…ネジ穴位置合せガイド、46…下穴、47…ガイド部、48…取付け部

Claims (4)

  1. 屋根構体の天井面に沿う上板と、この上板と連結されて風道を構成する本体とを有する天井ユニットであって、 前記上板と本体のそれぞれが、車体前後方向に繋ぎ部を有し、
    この繋ぎ部によって、複数の前記天井ユニットが車体前後方向に接続されて車体の天井内装を構成する鉄道車両用の天井ユニットにおいて、
    前記上板と本体のそれぞれに設けられた繋ぎ部が、車体前後方向にオフセットして設けられ、
    前記1台の車体の天井を構成する天井ユニットの少なくとも1つについて、
    上板の車体前後方向の繋ぎ部が、車体前後の両方向に、この上板と連結される本体の車体前後方向の繋ぎ部よりも引っ込むように、オフセットして設けられ、
    前記上板の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口よりも小さく設定され、
    この上板と連結される本体の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口より大きく設定された、
    鉄道車両用の天井ユニット。
  2. 請求項1において、
    上板の車体前後方向の繋ぎ部が、車体前後の両方向に、この上板と連結される本体の車体前後方向の繋ぎ部よりも引っ込むように、オフセットして設けられ、
    前記上板の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口よりも小さく設定され、
    この上板と連結される本体の車体前後方向の寸法が、これと隣接する前後両隣の天井ユニットの本体と本体の間の開口より大きく設定された天井ユニットが、
    車体前後方向に並んで接続された天井ユニットについて、少なくとも2つ置きに配置された鉄道車両用の天井ユニット。
  3. 請求項1または請求項2において、
    天井ユニットの一部が、本体と上板が一体化された状態で、前記天井ユニットの車体幅方向の何れかの位置に設けられた分離箇所で分離可能とされ、屋根構体に着脱可能とされた鉄道車両用の天井ユニット。
  4. 請求項1から請求項3の何れかにおいて、
    天井ユニットが、車体幅方向の分離箇所に、ネジ穴位置合わせガイドを設けられた鉄道車両用の天井ユニット。
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