JPH04334654A - 車両用空調ダクト - Google Patents

車両用空調ダクト

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Publication number
JPH04334654A
JPH04334654A JP10552891A JP10552891A JPH04334654A JP H04334654 A JPH04334654 A JP H04334654A JP 10552891 A JP10552891 A JP 10552891A JP 10552891 A JP10552891 A JP 10552891A JP H04334654 A JPH04334654 A JP H04334654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffuser
ceiling
vehicle
plenum chamber
conditioning duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP10552891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihisa Yamada
敏久 山田
Toshiharu Miyamoto
俊治 宮本
Sakae Kono
河野 栄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10552891A priority Critical patent/JPH04334654A/ja
Publication of JPH04334654A publication Critical patent/JPH04334654A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調ダクトに係
り、特に車体天井部に長手方向に引き通して設置される
主ダクトおよび該主ダクトに併設されるプレナムチャン
バから構成されるものに好適な車両用空調ダクトに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用空調ダクト例えば鉄道車両
の天井部分に設置されている空調ダクトにおいては、主
ダクトの両側に形成されたプレナムチャンバに取付けら
れているディフュ−ザとしてアルミ合金製の押出形材や
FRP製の成形品が使用されている。該ディフュ−ザは
前記プレナムチャンバ部にビスまたはリベットにより取
付けられている。一方、照明装置はディフュ−ザから少
し離れた位置に設置されている。すなわち、両部品は分
離され単独部品として取付けられている。
【0003】また、従来の空調ダクトの調和空気吹き出
し口には特開昭39−27457に示すように空気配分
装置が取付けられており、熱負荷の変動に伴い調和空気
の配分を可変できるようになっていた。しかしながら、
空気配分という目的に対する配慮はなされているが、他
製品と一体化しユニット製品化することに関して考慮さ
れていない。
【0004】なお、前記空調ダクトに関するものとして
は、例えば特開昭59−149414号が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、照明
装置と空調換気系部品の一つであるディフュ−ザとの相
互関連性が無く、各々単独部品として車体に取付けられ
ており、ユニット化の点についての配慮がなされていな
かった。すなわち、車内天井部分に機器を設置する場合
に、ダクト構成部品を設置するための支持部材と照明装
置を設置するための支持部材を設置しておき、前記各機
器をそれぞれ前記支持部材に設置しなければならず、最
終取付け部品数の増大および該機器の搬入作業を含めて
艤装作業が煩雑となる点についての配慮が十分ではなか
った。また、車内天井面に設置される機器数が増大する
ことによって、見栄え向上の観点から配慮が必要であっ
た。
【0006】本発明の目的とするところは、艤装作業時
に取付ける部品点数の削減および工数の低減が図れる車
両用空調ダクトを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は車体長手方向に引き通して配置され空調装
置からの調和空気を車内へ供給する主ダクトと、該主ダ
クトに併設されたプレナムチャンバと、該プレナムチャ
ンバの調和空気吹き出し部に設置されたディフューザと
からなる車両用空調ダクトにおいて、前記ディフューザ
の室内側に照明具を設置し、該ディフューザを前記プレ
ナムチャンバの下部に設置したことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】前記照明具のディフューザへの取付けは、車体
における艤装作業前に予め組込んでおき、照明具を備え
ユニット化された該ディフューザを艤装作業時に車体に
設置することになり、艤装作業時に取付ける部品点数を
少なくすることができる。このことによって、艤装作業
時における工数を低減することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
より説明する。同図において、1は蛍光灯からなる照明
具で、室内天井部において車体長手方向に引き通して設
置される。2は空調装置(図示省略)から後述する主ダ
クト8およびプレナムチャンバ9を介して供給される調
和空気を車内に均等に吹き出すためのディフュ−ザであ
る。該ディフュ−ザ2は、金属製或いは合成樹脂製であ
って、調和空気が接する面に断熱材11が設置され、そ
の幅方向中央部の表面すなわち室内側へ凹んでおり、該
凹部に前記照明具1が設置される。また、ディフュ−ザ
2の幅方向両端部は屈曲して形成されており、調和空気
を室内の必要な方向すなわち内装材に沿う或いは内装材
に対して所定の角度を持って吹き出すように吹き出し方
向を考慮した形状に構成されている。3は主ダクト8お
よびプレナムチャンバ9を構成し、天井パネル6a、6
bの吊金とを兼ねる天井内部骨である。該天井内部骨3
は、断面形状が略コ字型に形成されており、その開口部
が調和空気の吹き出し方向となるように設置される。ま
た、天井内部骨3は図1の上部に二点鎖線で示す垂木に
取付けられ、内面には断熱材5が設置されている。さら
に、前記天井内部骨3には図4に示すように主ダクト8
からプレナムチャンバ9へ調和空気を供給するための通
気口10が形成されている。該通気口10は長円形に形
成されているが、円形或いは長方形に形成してもよく、
各通気口10の大きさおよびピッチは調和空気のプレナ
ムチャンバ9への供給量を考慮して決定される。この天
井内部骨3および前記ディフューザ2によってプレナム
チャンバ9は構成されている。4は照明具1を備えユニ
ット化されたディフュ−ザ2を前記天井内部骨3に取付
け固定するための吊金である。該吊金4はコ字型で前記
天井内部骨3内に嵌合するように形成され、該天井内部
骨3に照明具1の長さに対応したピッチで予め設置され
ている。6aは主ダクト8の一部を兼ねた天井パネルで
あって、表面は天井面となるように形成され、裏面に断
熱材を設置して主ダクト8を成すように形成されている
。6bは前記主ダクト8以外の天井部を覆う天井板であ
り、その端部は前記天井内部骨3に取付けられる。7は
主ダクト8を構成する塞ぎ板であって、断熱機能を有し
前記天井内部骨3と同様に垂木に取付けられる。
【0010】このような構成において、その作用につい
て説明する。空調装置からの調和空気は、天井内部骨3
,天井パネル6a,塞ぎ板7等によって構成される主ダ
クト8内を流れ、車体長手方向に供給される。そして、
該調和空気は天井内部骨3の通気口10を通ってプレナ
ムチャンバ(天井内部骨3)9内に導かれる。プレナム
チャンバ9内の調和空気は、天井パネル6aおよび天井
板6bとディフュ−ザ2との隙間から車内へ均等に吹き
出される。
【0011】このような構成によれば、ディフュ−ザ2
に照明具1を予め設置してユニット化しておき、車体へ
の取付けすなわち艤装作業時に該ユニット化したディフ
ュ−ザ2を吊金4に取付けるため、艤装作業時における
艤装部品点数を低減することができる。このことによっ
て、ディフューザおよび照明具をそれぞれ別々設置して
いた従来の場合に比べて艤装作業時における作業工数を
低減することができる。また、前記天井内部骨3はプレ
ナムチャンバ9を構成しているとともに天井パネル6a
,天井板6bおよび前記ユニット化されたディフューザ
2を保持する機能を有しており、該天井内部骨3を垂木
に固定するだけで、複数の支持部材を設置する必要がな
く、この点においても製作作業の簡略化が図れる。
【0012】前記空調ダクトを備えた車両にあっては、
調和空気を車内へ供給するディフューザ2と天井パネル
6a、天井板6bとの隙間が車体長手方向に伸びており
、かつ、ほぼ同一位置に照明装置1が同様に車体長手方
向に設置されていることから、車内の天井部分に凹凸と
なる機器が少なく、室内全体の見栄えを向上させること
ができる。
【0013】ところで、前記吊金4に前記天井パネル6
a,天井板6bを支えるリブを予め形成しておいて、該
天井パネル6a,天井板6bを前記リブに掛合させるこ
とによって支持する構造としてもよい。また、前記吊金
4を天井内部骨3に予め設置するのではなく、前記天井
パネル6a,天井板6bを所定位置に設置した状態でユ
ニット化したディフューザ2を天井内部骨3内に嵌合さ
せれば、これら内部艤装品を一括して取付けることがで
き艤装作業における作業工数をさらに低減することがで
きる。この場合には、天井内部骨3とディフューザ2と
の間でばねアクション等を利用した掛合機構を設置して
おく必要がある。例えば、天井内部骨3の内面に凹部を
形成しておき、該凹部に対応した凸部を吊金4の両側面
に形成しておいて、該吊金4自体の弾性を利用して嵌入
させ、掛合させる構造が考えられる。
【0014】また、天井パネル6aおよび天井板6bと
ディフューザ2との隙間からの調和空気の吹き出し方向
については、該ディフューザ2の幅方向端部の形状を下
方へ屈曲させ、これに対応させて天井パネル6aおよび
天井板6bのディフューザ2に対向配置されている部分
に突起を設けることによって所定の角度に設定すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、照
明具を予め設置してディフュ−ザをユニット化すること
により、艤装作業時に取付ける部品点数の削減および工
数の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用空調ダクトの一実施例を示
す幅方向断面図である。
【図2】図1の車両用空調ダクトの車体天井部への設置
状況を示す車体幅方向断面図である。
【図3】図1のA−A部断面図である。
【図4】図1のB−B部断面図である。
【符号の説明】
1…照明具、2…ディフュ−ザ、3…天井内部骨、4…
吊金、6a…天井パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体長手方向に引き通して配置され空調装
    置からの調和空気を車内へ供給する主ダクトと、該主ダ
    クトに併設されたプレナムチャンバと、該プレナムチャ
    ンバの調和空気吹き出し部に設置されたディフューザと
    からなる車両用空調ダクトにおいて、前記ディフューザ
    の室内側に照明具を設置し、該ディフューザを前記プレ
    ナムチャンバの下部に設置したことを特徴とする車両用
    空調ダクト。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両用空調ダクトにおいて
    、前記プレナムチャンバを内骨によって構成し、該内骨
    によって前記ディフューザを支持したことを特徴とする
    車両用空調ダクト。
JP10552891A 1991-05-10 1991-05-10 車両用空調ダクト Pending JPH04334654A (ja)

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