JPH1122182A - 吊り足場の組立構造 - Google Patents
吊り足場の組立構造Info
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- JPH1122182A JPH1122182A JP17267997A JP17267997A JPH1122182A JP H1122182 A JPH1122182 A JP H1122182A JP 17267997 A JP17267997 A JP 17267997A JP 17267997 A JP17267997 A JP 17267997A JP H1122182 A JPH1122182 A JP H1122182A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】作業用吊り足場の組み立てを高度な熟練者でな
くても効率良く、安全に短時間で行なえるようにする。 【解決手段】足場パネル設置のスタート位置に設けた左
右一対の互いに平行な足場パネル受け金具13,13を
桁材などに対してチェーン12,12で水平に吊り下
げ、この左右一対の互いに平行な足場パネル受け金具1
3,13に足場パネル1の両端を載置連結し、前記足場
パネル受け金具13,13に次の足場パネル受け金具2
1,21を継ぎ足し、その継ぎ足された足場パネル受け
金具21,21に次の足場パネル1の両端を載置連結
し、これを順次繰り返すことにより必要枚数の足場パネ
ル1が設置されるように構成した吊り足場の組立構造。
くても効率良く、安全に短時間で行なえるようにする。 【解決手段】足場パネル設置のスタート位置に設けた左
右一対の互いに平行な足場パネル受け金具13,13を
桁材などに対してチェーン12,12で水平に吊り下
げ、この左右一対の互いに平行な足場パネル受け金具1
3,13に足場パネル1の両端を載置連結し、前記足場
パネル受け金具13,13に次の足場パネル受け金具2
1,21を継ぎ足し、その継ぎ足された足場パネル受け
金具21,21に次の足場パネル1の両端を載置連結
し、これを順次繰り返すことにより必要枚数の足場パネ
ル1が設置されるように構成した吊り足場の組立構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高速道路の
高架橋の補修工事や橋梁の補修工事などを行なう際に架
設される吊り足場の組立構造に関するものである。
高架橋の補修工事や橋梁の補修工事などを行なう際に架
設される吊り足場の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば高速道路の高架橋の補
修工事などを行なう際、予め作業用の吊り足場を組む必
要があった。従来ではその足場を組む作業は次のような
手順で行なわれていた。先ず、作業者がクレーンなどの
上に乗り、高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
それぞれ桁材の長手方向適当間隔おきにチェーンを吊り
下げ、このチェーンの下端に前記桁材と平行となるよう
に縦材(親パイプ)を通し、互いに平行な縦材間に縦材
と直交する方向に横材(ころがしパイプ)を渡し、縦材
の上に載る横材と縦材との交叉部を固定具により固定
し、必要に応じて前記横材の長手方向中間部に横材と直
交する方向、つまり縦材と平行に補助パイプを載せて、
この補助パイプと横材との交叉部を固定具により固定
し、その後、前記横材の上に足場板を載せて横材に対し
て足場板を固定していた。さらに、必要に応じて足場の
下方に安全ネットを張ったり、前記縦材に手摺を取り付
けるなどしていた。
修工事などを行なう際、予め作業用の吊り足場を組む必
要があった。従来ではその足場を組む作業は次のような
手順で行なわれていた。先ず、作業者がクレーンなどの
上に乗り、高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
それぞれ桁材の長手方向適当間隔おきにチェーンを吊り
下げ、このチェーンの下端に前記桁材と平行となるよう
に縦材(親パイプ)を通し、互いに平行な縦材間に縦材
と直交する方向に横材(ころがしパイプ)を渡し、縦材
の上に載る横材と縦材との交叉部を固定具により固定
し、必要に応じて前記横材の長手方向中間部に横材と直
交する方向、つまり縦材と平行に補助パイプを載せて、
この補助パイプと横材との交叉部を固定具により固定
し、その後、前記横材の上に足場板を載せて横材に対し
て足場板を固定していた。さらに、必要に応じて足場の
下方に安全ネットを張ったり、前記縦材に手摺を取り付
けるなどしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の作業用吊り足場の組み立てには、チェーンの下端に
縦材を通す作業から縦材の上に横材を載せ、横材と縦材
との交叉部を固定具により固定し、横材の上に足場板を
載せて横材に対して足場板を固定する作業までが少なく
とも必要で、作業が極めて原始的で、高所での作業であ
るため熟練を要し、且つ横材と縦材との固定部、横材と
足場板との固定部などを1箇所づつ手作業により固定し
なければならず、作業効率が非常に悪く、吊り足場の組
み立てに長時間を要するという問題があった。
来の作業用吊り足場の組み立てには、チェーンの下端に
縦材を通す作業から縦材の上に横材を載せ、横材と縦材
との交叉部を固定具により固定し、横材の上に足場板を
載せて横材に対して足場板を固定する作業までが少なく
とも必要で、作業が極めて原始的で、高所での作業であ
るため熟練を要し、且つ横材と縦材との固定部、横材と
足場板との固定部などを1箇所づつ手作業により固定し
なければならず、作業効率が非常に悪く、吊り足場の組
み立てに長時間を要するという問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、作業用吊り足場の組み立てを高度な熟練者でなくて
も効率良く、安全に短時間で行なえるようにすることを
目的とするものである。
で、作業用吊り足場の組み立てを高度な熟練者でなくて
も効率良く、安全に短時間で行なえるようにすることを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、足場パネル設置のスタート位置に設けた左
右一対の互いに平行な足場パネル受け金具を桁材などに
対してチェーンで水平に吊り下げ、この左右一対の互い
に平行な足場パネル受け金具に足場パネルの両端を載置
連結し、前記足場パネル受け金具に次の足場パネル受け
金具を継ぎ足し、その継ぎ足された足場パネル受け金具
に次の足場パネルの両端を載置連結し、これを順次繰り
返すことにより必要枚数の足場パネルが設置されるよう
に構成したことを要旨とするものである。また本発明
は、複数枚の足場パネルを長手方向端部が互いに近接す
るように並べて設けるに際し、隣り合う一方の足場パネ
ルの長手方向一端側における枠体に設けられたフック
と、隣り合う他方の足場パネルの長手方向他端側に設け
られたフックが共通の足場パネル受け金具上で受けられ
て連結固定されるように構成したことを要旨とするもの
である。また本発明は、足場パネル受け金具と足場パネ
ルとの連結部が足場パネルの上面から突出しないように
構成されてなることを要旨とするものである。また本発
明は、足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部の上
を覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ面一状に設けた
ことを要旨とするものである。また本発明は、各足場パ
ネルの両端を受ける左右一対の互いに平行な足場パネル
受け金具間に、長手方向両端には足場パネル受け金具に
上から係合するフックを備えた長尺状の補強材を設け、
この補強材により足場パネルを下側から受けるようにし
たことを要旨とするものである。さらに本発明は、多数
枚の足場パネルが架設された作業スペースにおいて、作
業スペースの幅方向端部に位置する足場パネルの外側端
部を受ける足場パネル受け金具に、補助パネルの一端を
連結し、補助パネルを傾斜状に立て起こして補助パネル
の他端を桁材などにチェーンにより支持するように構成
したことを要旨とするものである。
に本発明は、足場パネル設置のスタート位置に設けた左
右一対の互いに平行な足場パネル受け金具を桁材などに
対してチェーンで水平に吊り下げ、この左右一対の互い
に平行な足場パネル受け金具に足場パネルの両端を載置
連結し、前記足場パネル受け金具に次の足場パネル受け
金具を継ぎ足し、その継ぎ足された足場パネル受け金具
に次の足場パネルの両端を載置連結し、これを順次繰り
返すことにより必要枚数の足場パネルが設置されるよう
に構成したことを要旨とするものである。また本発明
は、複数枚の足場パネルを長手方向端部が互いに近接す
るように並べて設けるに際し、隣り合う一方の足場パネ
ルの長手方向一端側における枠体に設けられたフック
と、隣り合う他方の足場パネルの長手方向他端側に設け
られたフックが共通の足場パネル受け金具上で受けられ
て連結固定されるように構成したことを要旨とするもの
である。また本発明は、足場パネル受け金具と足場パネ
ルとの連結部が足場パネルの上面から突出しないように
構成されてなることを要旨とするものである。また本発
明は、足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部の上
を覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ面一状に設けた
ことを要旨とするものである。また本発明は、各足場パ
ネルの両端を受ける左右一対の互いに平行な足場パネル
受け金具間に、長手方向両端には足場パネル受け金具に
上から係合するフックを備えた長尺状の補強材を設け、
この補強材により足場パネルを下側から受けるようにし
たことを要旨とするものである。さらに本発明は、多数
枚の足場パネルが架設された作業スペースにおいて、作
業スペースの幅方向端部に位置する足場パネルの外側端
部を受ける足場パネル受け金具に、補助パネルの一端を
連結し、補助パネルを傾斜状に立て起こして補助パネル
の他端を桁材などにチェーンにより支持するように構成
したことを要旨とするものである。
【0006】この構成により、足場パネル設置のスター
ト位置において左右一対の互いに平行な足場パネル受け
金具により足場パネルの両端を受け、前記足場パネル受
け金具に次の足場パネル受け金具を継ぎ足し、その継ぎ
足された足場パネル受け金具に次の足場パネルの両端を
載置連結し、これを順次繰り返すことにより必要枚数の
足場パネルを設置することにより、作業用吊り足場の組
み立てを高度な熟練者でなくても効率良く、安全に短時
間で行なえものである。さらに、設置された足場パネル
の上面から足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部
が突出しないように構成されていることから、作業者が
隣り合う足場パネルと足場パネルとの間で歩行するとき
のつまづきなどのトラブルを減少することができる。特
に、足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部の上を
覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ面一状に設けるこ
とにより、さらに安全性を向上させることができる。
ト位置において左右一対の互いに平行な足場パネル受け
金具により足場パネルの両端を受け、前記足場パネル受
け金具に次の足場パネル受け金具を継ぎ足し、その継ぎ
足された足場パネル受け金具に次の足場パネルの両端を
載置連結し、これを順次繰り返すことにより必要枚数の
足場パネルを設置することにより、作業用吊り足場の組
み立てを高度な熟練者でなくても効率良く、安全に短時
間で行なえものである。さらに、設置された足場パネル
の上面から足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部
が突出しないように構成されていることから、作業者が
隣り合う足場パネルと足場パネルとの間で歩行するとき
のつまづきなどのトラブルを減少することができる。特
に、足場パネル受け金具と足場パネルとの連結部の上を
覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ面一状に設けるこ
とにより、さらに安全性を向上させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。先ず、第1の実施の形態
を示す図1〜図8に基づき説明すると、1は足場として
用いられる平面形状が長方形(あるいは正方形)の足場
パネルであって、周囲が鉄などの金属製の枠体2により
囲まれるとともに、枠体2で挟まれる長方形の領域にお
いて合板などからなる板材3(あるいは金網)が枠体2
と一体に形成された桟材4によって受けられている。ま
た、足場パネル1の長手方向両端の両側面には後述する
足場パネル受け金具に上方から係合するフック5が設け
られている。詳しくは、このフック5は足場パネル1の
長手方向一端側においては枠体2の前端部および後端近
傍部に外方に突出するように設けられ、足場パネル1の
長手方向他端側においては枠体2の前端近傍部および後
端部に外方に突出するように設けられている。そして、
各フック5には足場パネル1の前後方向にやや長い長孔
6が形成されており、この長孔6に上方よりボルト7が
挿入され、このボルト7の頭部7aがフック5の上面に
載り、ボルト7の雄ねじ軸部7bの上下方向中間部に抜
け止め用のリング8が装着されている。さらに、足場パ
ネル1の長手方向に沿う前端部の枠体2上面には長手方
向中間部を挟む両側位置に逆U字状の連結環9が設けら
れている。具体的には逆U字状の連結環9は足場パネル
1の板材3の孔部3aに完全に入り込んだ状態と板材3
の孔部3aから上方に突出した状態との間で上下動でき
るように両端部が足場パネル1の板材3の孔部3aの位
置で前記板材3の裏面に固着された受け金具10の一対
の孔部10aを上下に貫通しており、連結環9の両端部
下端に前記孔部10aからの抜け外れ防止用のプレート
11が溶接などにより取り付けられている。
て、図面に基づいて説明する。先ず、第1の実施の形態
を示す図1〜図8に基づき説明すると、1は足場として
用いられる平面形状が長方形(あるいは正方形)の足場
パネルであって、周囲が鉄などの金属製の枠体2により
囲まれるとともに、枠体2で挟まれる長方形の領域にお
いて合板などからなる板材3(あるいは金網)が枠体2
と一体に形成された桟材4によって受けられている。ま
た、足場パネル1の長手方向両端の両側面には後述する
足場パネル受け金具に上方から係合するフック5が設け
られている。詳しくは、このフック5は足場パネル1の
長手方向一端側においては枠体2の前端部および後端近
傍部に外方に突出するように設けられ、足場パネル1の
長手方向他端側においては枠体2の前端近傍部および後
端部に外方に突出するように設けられている。そして、
各フック5には足場パネル1の前後方向にやや長い長孔
6が形成されており、この長孔6に上方よりボルト7が
挿入され、このボルト7の頭部7aがフック5の上面に
載り、ボルト7の雄ねじ軸部7bの上下方向中間部に抜
け止め用のリング8が装着されている。さらに、足場パ
ネル1の長手方向に沿う前端部の枠体2上面には長手方
向中間部を挟む両側位置に逆U字状の連結環9が設けら
れている。具体的には逆U字状の連結環9は足場パネル
1の板材3の孔部3aに完全に入り込んだ状態と板材3
の孔部3aから上方に突出した状態との間で上下動でき
るように両端部が足場パネル1の板材3の孔部3aの位
置で前記板材3の裏面に固着された受け金具10の一対
の孔部10aを上下に貫通しており、連結環9の両端部
下端に前記孔部10aからの抜け外れ防止用のプレート
11が溶接などにより取り付けられている。
【0008】このような構成の足場パネル1は足場パネ
ル設置のスタート位置において、高架橋の裏側に存在す
る互いに平行な桁材(図示せず)にチェーン12,12
で水平に吊り下げられた左右一対の互いに平行な足場パ
ネル受け金具13で受けられる。詳しくは、足場パネル
受け金具13は内部が空洞の角筒長尺状を呈し、長手方
向の両端近傍部に連結環14を設け、この連結環14に
それぞれチェーン12を繋ぎ、このチェーン12の上端
を桁材などに連結して足場パネル1を吊り下げるように
構成されている。また、足場パネル受け金具13はその
一端側の上面に足場パネル受け金具13の長手方向に適
当間隔をおいて2箇所の丸孔15が形成されている。そ
して、足場パネル受け金具13の内部において各丸孔1
5の下側にはそれぞれ雌ねじ部材16が固着されてい
る。また、足場パネル受け金具13の他端側には連結金
具17が嵌入して溶接などにより固着されている。この
足場パネル受け金具13の他端側において連結金具17
が嵌入している部分は2重壁構造となっており、この2
重壁構造部分において連結金具17の上面には足場パネ
ル受け金具13の長手方向に適当間隔をおいて2箇所の
ねじ孔18が形成されるとともに足場パネル受け金具1
3の上面には前記ねじ孔18と合致する2箇所の丸孔1
9が形成されている。足場パネル受け金具13の他端側
から突出する連結金具17には足場パネル受け金具13
の他端から適当間隔をおいて2箇所に前記ボルト7の雄
ねじ軸部7bの下端を螺合させるねじ孔20が形成され
ている。そして、この連結金具17の先端には前記足場
パネル受け金具13に連結される足場パネル受け金具2
1に設けた水平なピン22を受ける凹部23を備えた爪
部24が形成されている。足場パネル受け金具13に連
結される足場パネル受け金具21は足場パネル受け金具
13とほぼ同様の構成であるが、一部において構成が若
干異なる。その点について述べると、足場パネル受け金
具13には一端側の上面に長手方向に適当間隔をおいて
2箇所の丸孔15が形成されているのに対し、足場パネ
ル受け金具21には一端側上面に前記連結金具17の2
箇所のねじ孔20と合致する2箇所の長孔25が形成さ
れている。この長孔25は長尺状の足場パネル受け金具
21の長手方向に長く形成されており、足場パネル受け
金具21の一端から離れた位置にある長孔25に近接し
て前記水平なピン22が設けられている。この水平なピ
ン22は足場パネル受け金具21の2枚の側板21a,
21aに形成された上下方向に向く長孔21b,21b
に両端が上下動可能に支持され、前記足場パネル受け金
具21の一端側より差し込まれた連結金具17の前記爪
部24を乗り超えて凹部23に嵌入するように構成され
ている。また、足場パネル受け金具21の長手方向のほ
ぼ中間部には吊り下げ用のチェーン26を掛けるための
連結環27が溶接にて固着されている。また、足場パネ
ル受け金具21の他端側には前記連結金具17と同様の
連結金具28が嵌入して溶接などにより固着されてい
る。従って、この足場パネル受け金具21の他端側にお
いて連結金具28が嵌入している部分は2重壁構造とな
っており、この2重壁構造部分において連結金具28の
上面には足場パネル受け金具21の長手方向に適当間隔
をおいて2箇所のねじ孔29が形成されるとともに足場
パネル受け金具21の上面には前記ねじ孔29と合致す
る2箇所の丸孔30が形成されている点、および足場パ
ネル受け金具21の他端側から突出する連結金具28に
は足場パネル受け金具21の他端から適当間隔をおいて
2箇所に前記ボルト7の雄ねじ軸部7bの下端を螺合さ
せるねじ孔64が形成されている点、さらに連結金具2
8の先端にこの足場パネル受け金具21に連結される次
の足場パネル受け金具21に設けた水平なピン22を受
ける凹部31を備えた爪部32が形成されている点につ
いては足場パネル受け金具13と同様である。
ル設置のスタート位置において、高架橋の裏側に存在す
る互いに平行な桁材(図示せず)にチェーン12,12
で水平に吊り下げられた左右一対の互いに平行な足場パ
ネル受け金具13で受けられる。詳しくは、足場パネル
受け金具13は内部が空洞の角筒長尺状を呈し、長手方
向の両端近傍部に連結環14を設け、この連結環14に
それぞれチェーン12を繋ぎ、このチェーン12の上端
を桁材などに連結して足場パネル1を吊り下げるように
構成されている。また、足場パネル受け金具13はその
一端側の上面に足場パネル受け金具13の長手方向に適
当間隔をおいて2箇所の丸孔15が形成されている。そ
して、足場パネル受け金具13の内部において各丸孔1
5の下側にはそれぞれ雌ねじ部材16が固着されてい
る。また、足場パネル受け金具13の他端側には連結金
具17が嵌入して溶接などにより固着されている。この
足場パネル受け金具13の他端側において連結金具17
が嵌入している部分は2重壁構造となっており、この2
重壁構造部分において連結金具17の上面には足場パネ
ル受け金具13の長手方向に適当間隔をおいて2箇所の
ねじ孔18が形成されるとともに足場パネル受け金具1
3の上面には前記ねじ孔18と合致する2箇所の丸孔1
9が形成されている。足場パネル受け金具13の他端側
から突出する連結金具17には足場パネル受け金具13
の他端から適当間隔をおいて2箇所に前記ボルト7の雄
ねじ軸部7bの下端を螺合させるねじ孔20が形成され
ている。そして、この連結金具17の先端には前記足場
パネル受け金具13に連結される足場パネル受け金具2
1に設けた水平なピン22を受ける凹部23を備えた爪
部24が形成されている。足場パネル受け金具13に連
結される足場パネル受け金具21は足場パネル受け金具
13とほぼ同様の構成であるが、一部において構成が若
干異なる。その点について述べると、足場パネル受け金
具13には一端側の上面に長手方向に適当間隔をおいて
2箇所の丸孔15が形成されているのに対し、足場パネ
ル受け金具21には一端側上面に前記連結金具17の2
箇所のねじ孔20と合致する2箇所の長孔25が形成さ
れている。この長孔25は長尺状の足場パネル受け金具
21の長手方向に長く形成されており、足場パネル受け
金具21の一端から離れた位置にある長孔25に近接し
て前記水平なピン22が設けられている。この水平なピ
ン22は足場パネル受け金具21の2枚の側板21a,
21aに形成された上下方向に向く長孔21b,21b
に両端が上下動可能に支持され、前記足場パネル受け金
具21の一端側より差し込まれた連結金具17の前記爪
部24を乗り超えて凹部23に嵌入するように構成され
ている。また、足場パネル受け金具21の長手方向のほ
ぼ中間部には吊り下げ用のチェーン26を掛けるための
連結環27が溶接にて固着されている。また、足場パネ
ル受け金具21の他端側には前記連結金具17と同様の
連結金具28が嵌入して溶接などにより固着されてい
る。従って、この足場パネル受け金具21の他端側にお
いて連結金具28が嵌入している部分は2重壁構造とな
っており、この2重壁構造部分において連結金具28の
上面には足場パネル受け金具21の長手方向に適当間隔
をおいて2箇所のねじ孔29が形成されるとともに足場
パネル受け金具21の上面には前記ねじ孔29と合致す
る2箇所の丸孔30が形成されている点、および足場パ
ネル受け金具21の他端側から突出する連結金具28に
は足場パネル受け金具21の他端から適当間隔をおいて
2箇所に前記ボルト7の雄ねじ軸部7bの下端を螺合さ
せるねじ孔64が形成されている点、さらに連結金具2
8の先端にこの足場パネル受け金具21に連結される次
の足場パネル受け金具21に設けた水平なピン22を受
ける凹部31を備えた爪部32が形成されている点につ
いては足場パネル受け金具13と同様である。
【0009】上記構成において、足場パネル1を補修工
事が必要な高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
吊り下げる手順について説明する。先ず、補修工事が必
要な箇所のスタート位置となる端部において、互いに平
行な桁材にクレーンなどにより左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具13をそれぞれ2本のチェーン1
2,12で水平に吊り下げ、先ず1枚の足場パネル1を
受けるための2本の足場パネル受け金具13を設けてお
く。この状態で互いに平行な2本の足場パネル受け金具
13に1枚の足場パネル1を載せる。このとき、足場パ
ネル1の長手方向両端の両側面のフック5を足場パネル
受け金具13の上に載せるのであって、足場パネル1の
長手方向一端側においては前記枠体2の前端部および後
端近傍部に外方に突出するように設けられたフック5の
長孔6がそれに対応する足場パネル受け金具13の丸孔
15ならびにこの丸孔15の下側の雌ねじ部材16、お
よび丸孔19ならびにこの丸孔19の下側のねじ孔18
と合致し、フック5の長孔6に挿入されているボルト7
の下端を足場パネル受け金具13の丸孔15および丸孔
19より雌ねじ部材16およびねじ孔18に螺合し、ま
た足場パネル1の長手方向他端側においては枠体2の前
端近傍部および後端部に外方に突出するように設けられ
たフック5の長孔6がそれに対応する足場パネル受け金
具13の丸孔15ならびにこの丸孔15の下側の雌ねじ
部材16、および丸孔19ならびにこの丸孔19の下側
のねじ孔18と合致し、フック5の長孔6に挿入されて
いるボルト7の下端を足場パネル受け金具13の丸孔1
5および丸孔19より雌ねじ部材16およびねじ孔18
に螺合して、足場パネル1が足場パネル受け金具13上
に設置される。スタート位置となる端部において1枚の
足場パネル1の設置がなされると、その足場パネル1の
上に作業者が載り、この足場パネル1を受けている一対
の足場パネル受け金具13から突出する連結金具17に
次の一対の足場パネル受け金具21の一端側を嵌合連結
する(図4参照)。この連結金具17と次の一対の足場
パネル受け金具21の一端側との嵌合連結は、足場パネ
ル受け金具13から突出する連結金具17に次の足場パ
ネル受け金具21の一端側を差し込み、連結金具17の
先端の凹部23に次の足場パネル受け金具21の水平な
ピン22を嵌入させる。そして、連結金具17に嵌合連
結された次の足場パネル受け金具21は前記スタート位
置となる端部に設置された足場パネル1の上で作業者が
連結環27にチェーン26を掛けて前記桁材などに吊り
下げる。このように支持された一対の足場パネル受け金
具21の上に足場パネル1を載せるのであって、この足
場パネル受け金具21と足場パネル1との連結固定は前
記スタート位置となる端部に設置される足場パネル1と
足場パネル受け金具13との連結固定と同じである。こ
のような要領で足場パネル1が長手方向に沿う面同士が
互いに近接するように順番に並べられて設置されるので
ある。
事が必要な高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
吊り下げる手順について説明する。先ず、補修工事が必
要な箇所のスタート位置となる端部において、互いに平
行な桁材にクレーンなどにより左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具13をそれぞれ2本のチェーン1
2,12で水平に吊り下げ、先ず1枚の足場パネル1を
受けるための2本の足場パネル受け金具13を設けてお
く。この状態で互いに平行な2本の足場パネル受け金具
13に1枚の足場パネル1を載せる。このとき、足場パ
ネル1の長手方向両端の両側面のフック5を足場パネル
受け金具13の上に載せるのであって、足場パネル1の
長手方向一端側においては前記枠体2の前端部および後
端近傍部に外方に突出するように設けられたフック5の
長孔6がそれに対応する足場パネル受け金具13の丸孔
15ならびにこの丸孔15の下側の雌ねじ部材16、お
よび丸孔19ならびにこの丸孔19の下側のねじ孔18
と合致し、フック5の長孔6に挿入されているボルト7
の下端を足場パネル受け金具13の丸孔15および丸孔
19より雌ねじ部材16およびねじ孔18に螺合し、ま
た足場パネル1の長手方向他端側においては枠体2の前
端近傍部および後端部に外方に突出するように設けられ
たフック5の長孔6がそれに対応する足場パネル受け金
具13の丸孔15ならびにこの丸孔15の下側の雌ねじ
部材16、および丸孔19ならびにこの丸孔19の下側
のねじ孔18と合致し、フック5の長孔6に挿入されて
いるボルト7の下端を足場パネル受け金具13の丸孔1
5および丸孔19より雌ねじ部材16およびねじ孔18
に螺合して、足場パネル1が足場パネル受け金具13上
に設置される。スタート位置となる端部において1枚の
足場パネル1の設置がなされると、その足場パネル1の
上に作業者が載り、この足場パネル1を受けている一対
の足場パネル受け金具13から突出する連結金具17に
次の一対の足場パネル受け金具21の一端側を嵌合連結
する(図4参照)。この連結金具17と次の一対の足場
パネル受け金具21の一端側との嵌合連結は、足場パネ
ル受け金具13から突出する連結金具17に次の足場パ
ネル受け金具21の一端側を差し込み、連結金具17の
先端の凹部23に次の足場パネル受け金具21の水平な
ピン22を嵌入させる。そして、連結金具17に嵌合連
結された次の足場パネル受け金具21は前記スタート位
置となる端部に設置された足場パネル1の上で作業者が
連結環27にチェーン26を掛けて前記桁材などに吊り
下げる。このように支持された一対の足場パネル受け金
具21の上に足場パネル1を載せるのであって、この足
場パネル受け金具21と足場パネル1との連結固定は前
記スタート位置となる端部に設置される足場パネル1と
足場パネル受け金具13との連結固定と同じである。こ
のような要領で足場パネル1が長手方向に沿う面同士が
互いに近接するように順番に並べられて設置されるので
ある。
【0010】ところで、足場パネル1を短手方向に沿う
面同士が互いに近接するように並べて設ける場合は、図
8に示すように隣り合う一方の足場パネル1の長手方向
一端側における枠体2の前端部および後端近傍部に設け
られたフック5と、隣り合う他方の足場パネル1の長手
方向他端側における枠体2の前端近傍部および後端部に
設けられたフック5が共通の足場パネル受け金具13,
21上で受けられて連結固定される。このとき、足場パ
ネル1の長手方向両端におけるフック5の位置が互い違
いにずれているので、隣り合う足場パネル1のフック5
同士が何ら邪魔することなく足場パネル受け金具13,
21上で受けられる。なおこの場合、一方の足場パネル
1の長手方向一端側および他方の足場パネル1の長手方
向他端側を受ける足場パネル受け金具13,21は既に
取り付けられた足場パネル受け金具13,21をそのま
ま使用できるが、他方の足場パネル1の長手方向一端側
を受ける足場パネル受け金具はスタート位置となる端部
に設けられる足場パネル受け金具13が使用されてチェ
ーンにより桁材に吊り下げておく必要がある。要する
に、補修工事が必要な箇所のスタート位置となる端部に
おいて、足場パネル1の長手方向に向く取り付けピッチ
おきに桁材にクレーンなどによりチェーン12を介して
足場パネル受け金具13を水平に吊り下げ、左右の一対
の足場パネル受け金具13,13上で足場パネル1の長
手方向両端を受けて固定すれば良いのであって、足場パ
ネル1を長手方向に沿う面同士が互いに近接するように
順番に並べて設置する作業は前述の図5に示す要領で行
なえば良い。ところで、本発明の実施の形態において重
要な点は、足場パネル1を足場パネル受け金具13,2
1で受けて設置した状態において足場パネル1の上面か
ら足場パネル受け金具13,21とフック5との連結部
が突出しないように構成されていることであり、足場パ
ネル受け金具13,21とフック5との連結部の高さが
足場パネル1の上面よりも一段低くなっている。
面同士が互いに近接するように並べて設ける場合は、図
8に示すように隣り合う一方の足場パネル1の長手方向
一端側における枠体2の前端部および後端近傍部に設け
られたフック5と、隣り合う他方の足場パネル1の長手
方向他端側における枠体2の前端近傍部および後端部に
設けられたフック5が共通の足場パネル受け金具13,
21上で受けられて連結固定される。このとき、足場パ
ネル1の長手方向両端におけるフック5の位置が互い違
いにずれているので、隣り合う足場パネル1のフック5
同士が何ら邪魔することなく足場パネル受け金具13,
21上で受けられる。なおこの場合、一方の足場パネル
1の長手方向一端側および他方の足場パネル1の長手方
向他端側を受ける足場パネル受け金具13,21は既に
取り付けられた足場パネル受け金具13,21をそのま
ま使用できるが、他方の足場パネル1の長手方向一端側
を受ける足場パネル受け金具はスタート位置となる端部
に設けられる足場パネル受け金具13が使用されてチェ
ーンにより桁材に吊り下げておく必要がある。要する
に、補修工事が必要な箇所のスタート位置となる端部に
おいて、足場パネル1の長手方向に向く取り付けピッチ
おきに桁材にクレーンなどによりチェーン12を介して
足場パネル受け金具13を水平に吊り下げ、左右の一対
の足場パネル受け金具13,13上で足場パネル1の長
手方向両端を受けて固定すれば良いのであって、足場パ
ネル1を長手方向に沿う面同士が互いに近接するように
順番に並べて設置する作業は前述の図5に示す要領で行
なえば良い。ところで、本発明の実施の形態において重
要な点は、足場パネル1を足場パネル受け金具13,2
1で受けて設置した状態において足場パネル1の上面か
ら足場パネル受け金具13,21とフック5との連結部
が突出しないように構成されていることであり、足場パ
ネル受け金具13,21とフック5との連結部の高さが
足場パネル1の上面よりも一段低くなっている。
【0011】次に、図9〜図24に示す第2の実施の形
態について説明する。この第2の実施の形態において、
足場パネル1は前記第1の実施の形態のものと同じであ
り、第1の実施の形態と異なる点は第1の実施の形態で
は、補修工事が必要な箇所のスタート位置となる端部に
おいて、互いに平行な桁材にクレーンなどによりそれぞ
れ2本のチェーン12,12で水平に吊り下げられた左
右の一対の足場パネル受け金具13で足場パネル1を受
けて架設するようになっているが、第2の実施の形態で
は足場パネル1は高架橋の裏側に存在する互いに平行な
桁材にチェーン33により吊り下げられた上下方向に向
く吊り下げ金具34をスタート位置として架設される。
吊り下げ金具34について詳細に述べると、吊り下げ金
具34は上下方向に長い長尺状で、上端に前記チェーン
33の下端が掛けられる門型金具35を備え、上下方向
の中間に一側面から水平に突出する連結金具36を備え
ている。連結金具36は吊り下げ金具34の長さに比べ
て短い短尺状で、吊り下げ金具34との付根部側から適
当間隔をおいて2箇所に前記ボルト7の雄ねじ軸部7b
の下端を螺合させるねじ孔37が形成されている。そし
て、この連結金具36の先端には前記第1の実施の形態
で用いた足場パネル受け金具21とほぼ同様の足場パネ
ル受け金具38に設けた水平なピン22を受ける凹部3
9を備えた爪部40が形成されており、前記第1の実施
の形態における連結金具17,28と同様の構成となっ
ている。なお、足場パネル受け金具38において、前記
足場パネル受け金具21と異なる点は、足場パネル受け
金具38には長手方向中間部において上面にピン41が
突設されているのに対し、足場パネル受け金具21には
このようなピンが存在しない点である。図中、足場パネ
ル受け金具38に付した符号と足場パネル受け金具21
に付した符号と同じものは、同一構成部材を示す。
態について説明する。この第2の実施の形態において、
足場パネル1は前記第1の実施の形態のものと同じであ
り、第1の実施の形態と異なる点は第1の実施の形態で
は、補修工事が必要な箇所のスタート位置となる端部に
おいて、互いに平行な桁材にクレーンなどによりそれぞ
れ2本のチェーン12,12で水平に吊り下げられた左
右の一対の足場パネル受け金具13で足場パネル1を受
けて架設するようになっているが、第2の実施の形態で
は足場パネル1は高架橋の裏側に存在する互いに平行な
桁材にチェーン33により吊り下げられた上下方向に向
く吊り下げ金具34をスタート位置として架設される。
吊り下げ金具34について詳細に述べると、吊り下げ金
具34は上下方向に長い長尺状で、上端に前記チェーン
33の下端が掛けられる門型金具35を備え、上下方向
の中間に一側面から水平に突出する連結金具36を備え
ている。連結金具36は吊り下げ金具34の長さに比べ
て短い短尺状で、吊り下げ金具34との付根部側から適
当間隔をおいて2箇所に前記ボルト7の雄ねじ軸部7b
の下端を螺合させるねじ孔37が形成されている。そし
て、この連結金具36の先端には前記第1の実施の形態
で用いた足場パネル受け金具21とほぼ同様の足場パネ
ル受け金具38に設けた水平なピン22を受ける凹部3
9を備えた爪部40が形成されており、前記第1の実施
の形態における連結金具17,28と同様の構成となっ
ている。なお、足場パネル受け金具38において、前記
足場パネル受け金具21と異なる点は、足場パネル受け
金具38には長手方向中間部において上面にピン41が
突設されているのに対し、足場パネル受け金具21には
このようなピンが存在しない点である。図中、足場パネ
ル受け金具38に付した符号と足場パネル受け金具21
に付した符号と同じものは、同一構成部材を示す。
【0012】上記構成において、足場パネル1を補修工
事が必要な高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
吊り下げる手順について説明する。先ず、補修工事が必
要な箇所のスタート位置となる端部において、互いに平
行な桁材にクレーンなどにより互いに平行な吊り下げ金
具34を上下方向に向くようにチェーン33により吊り
下げ、各吊り下げ金具34から水平に突出する連結金具
36に前記足場パネル受け金具38の一端側を差し込
み、連結金具36の先端の凹部39に足場パネル受け金
具38の水平なピン22を嵌入させる。この要領で先ず
1枚の足場パネル1を受けるための2本の足場パネル受
け金具38を前記吊り下げ金具34から水平に突出する
連結金具36に連結し、各足場パネル受け金具38を連
結環27にチェーン26を掛けて前記桁材などに水平状
態で吊り下げておく。この状態で互いに平行な2本の足
場パネル受け金具38に1枚の足場パネル1を載せる。
このとき、足場パネル1の長手方向両端の両側面のフッ
ク5を足場パネル受け金具38の上に載せるのであっ
て、足場パネル1の長手方向一端側においては前記枠体
2の前端部および後端近傍部に外方に突出するように設
けられたフック5の長孔6がそれに対応する足場パネル
受け金具38の長孔25ならびに丸孔30と合致し、フ
ック5の長孔6に挿入されているボルト7の下端を足場
パネル受け金具38の長孔25ならびに丸孔30から入
って連結金具36ならびに連結金具28のねじ孔37な
らびにねじ孔29に螺合され、また足場パネル1の長手
方向他端側においては枠体2の前端近傍部および後端部
に外方に突出するように設けられたフック5の長孔6が
それに対応する足場パネル受け金具38の長孔25なら
びに丸孔30と合致し、フック5の長孔6に挿入されて
いるボルト7の下端を足場パネル受け金具38の長孔2
5ならびに丸孔30から入って連結金具36ならびに連
結金具28のねじ孔37ならびにねじ孔29に螺合され
て、足場パネル1が足場パネル受け金具38上に設置さ
れる。スタート位置となる端部において1枚の足場パネ
ル1の設置がなされると、その足場パネル1の上に作業
者が載り、この足場パネル1を受けている一対の足場パ
ネル受け金具38から突出する連結金具28に次の一対
の足場パネル受け金具38の一端側を嵌合連結する(図
11参照)。この連結金具28と次の一対の足場パネル
受け金具38の一端側との嵌合連結は、前記連結金具3
6と足場パネル受け金具38との嵌合連結と同じ要領で
行なわれる。そして、連結金具36に嵌合連結された足
場パネル受け金具38は前記スタート位置となる端部に
設置された足場パネル1の上で作業者が連結環27にチ
ェーン26を掛けて前記桁材などに吊り下げる。このよ
うに支持された一対の足場パネル受け金具38の上に足
場パネル1を載せるのであって、この足場パネル受け金
具38と足場パネル1との連結固定は前記スタート位置
となる端部に設置される足場パネル1と足場パネル受け
金具38との連結固定と同じである。このような要領で
足場パネル1が長手方向に沿う面同士が互いに近接する
ように順番に並べられて設置されるのである。
事が必要な高架橋の裏側に存在する互いに平行な桁材に
吊り下げる手順について説明する。先ず、補修工事が必
要な箇所のスタート位置となる端部において、互いに平
行な桁材にクレーンなどにより互いに平行な吊り下げ金
具34を上下方向に向くようにチェーン33により吊り
下げ、各吊り下げ金具34から水平に突出する連結金具
36に前記足場パネル受け金具38の一端側を差し込
み、連結金具36の先端の凹部39に足場パネル受け金
具38の水平なピン22を嵌入させる。この要領で先ず
1枚の足場パネル1を受けるための2本の足場パネル受
け金具38を前記吊り下げ金具34から水平に突出する
連結金具36に連結し、各足場パネル受け金具38を連
結環27にチェーン26を掛けて前記桁材などに水平状
態で吊り下げておく。この状態で互いに平行な2本の足
場パネル受け金具38に1枚の足場パネル1を載せる。
このとき、足場パネル1の長手方向両端の両側面のフッ
ク5を足場パネル受け金具38の上に載せるのであっ
て、足場パネル1の長手方向一端側においては前記枠体
2の前端部および後端近傍部に外方に突出するように設
けられたフック5の長孔6がそれに対応する足場パネル
受け金具38の長孔25ならびに丸孔30と合致し、フ
ック5の長孔6に挿入されているボルト7の下端を足場
パネル受け金具38の長孔25ならびに丸孔30から入
って連結金具36ならびに連結金具28のねじ孔37な
らびにねじ孔29に螺合され、また足場パネル1の長手
方向他端側においては枠体2の前端近傍部および後端部
に外方に突出するように設けられたフック5の長孔6が
それに対応する足場パネル受け金具38の長孔25なら
びに丸孔30と合致し、フック5の長孔6に挿入されて
いるボルト7の下端を足場パネル受け金具38の長孔2
5ならびに丸孔30から入って連結金具36ならびに連
結金具28のねじ孔37ならびにねじ孔29に螺合され
て、足場パネル1が足場パネル受け金具38上に設置さ
れる。スタート位置となる端部において1枚の足場パネ
ル1の設置がなされると、その足場パネル1の上に作業
者が載り、この足場パネル1を受けている一対の足場パ
ネル受け金具38から突出する連結金具28に次の一対
の足場パネル受け金具38の一端側を嵌合連結する(図
11参照)。この連結金具28と次の一対の足場パネル
受け金具38の一端側との嵌合連結は、前記連結金具3
6と足場パネル受け金具38との嵌合連結と同じ要領で
行なわれる。そして、連結金具36に嵌合連結された足
場パネル受け金具38は前記スタート位置となる端部に
設置された足場パネル1の上で作業者が連結環27にチ
ェーン26を掛けて前記桁材などに吊り下げる。このよ
うに支持された一対の足場パネル受け金具38の上に足
場パネル1を載せるのであって、この足場パネル受け金
具38と足場パネル1との連結固定は前記スタート位置
となる端部に設置される足場パネル1と足場パネル受け
金具38との連結固定と同じである。このような要領で
足場パネル1が長手方向に沿う面同士が互いに近接する
ように順番に並べられて設置されるのである。
【0013】ところで、足場パネル1を短手方向に沿う
面同士が互いに近接するように並べて設ける場合は、図
14に示すように隣り合う一方の足場パネル1の長手方
向一端側における枠体2の前端部および後端近傍部に設
けられたフック5と、隣り合う他方の足場パネル1の長
手方向他端側における枠体2の前端近傍部および後端部
に設けられたフック5が共通の足場パネル受け金具38
上で受けられて連結固定される。このとき、足場パネル
1の長手方向両端におけるフック5の位置が互い違いに
ずれているので、隣り合う足場パネル1のフック5同士
が何ら邪魔することなく足場パネル受け金具38上で受
けられる。なおこの場合、一方の足場パネル1の長手方
向一端側および他方の足場パネル1の長手方向他端側を
受ける足場パネル受け金具38は既に取り付けられた足
場パネル受け金具38をそのまま使用できるが、他方の
足場パネル1の長手方向一端側を受ける足場パネル受け
金具はスタート位置となる端部に設けられる足場パネル
受け金具38を支持する吊り下げ金具34と同様にチェ
ーンにより吊り下げられる吊り下げ金具から突出する連
結金具に連結しておく必要がある。要するに、補修工事
が必要な箇所のスタート位置となる端部において、足場
パネル1の長手方向に向く取り付けピッチおきに桁材に
クレーンなどにより互いに平行な吊り下げ金具34を上
下方向に向くようにチェーン33により吊り下げ、各吊
り下げ金具34から水平に突出する連結金具36に前記
足場パネル受け金具38の一端側を連結し、左右の一対
の足場パネル受け金具38,38上で足場パネル1の長
手方向両端を受けて固定すれば良いのであって、足場パ
ネル1を長手方向に沿う面同士が互いに近接するように
順番に並べて設置する作業は前述の図6に示す要領で行
なえば良い。
面同士が互いに近接するように並べて設ける場合は、図
14に示すように隣り合う一方の足場パネル1の長手方
向一端側における枠体2の前端部および後端近傍部に設
けられたフック5と、隣り合う他方の足場パネル1の長
手方向他端側における枠体2の前端近傍部および後端部
に設けられたフック5が共通の足場パネル受け金具38
上で受けられて連結固定される。このとき、足場パネル
1の長手方向両端におけるフック5の位置が互い違いに
ずれているので、隣り合う足場パネル1のフック5同士
が何ら邪魔することなく足場パネル受け金具38上で受
けられる。なおこの場合、一方の足場パネル1の長手方
向一端側および他方の足場パネル1の長手方向他端側を
受ける足場パネル受け金具38は既に取り付けられた足
場パネル受け金具38をそのまま使用できるが、他方の
足場パネル1の長手方向一端側を受ける足場パネル受け
金具はスタート位置となる端部に設けられる足場パネル
受け金具38を支持する吊り下げ金具34と同様にチェ
ーンにより吊り下げられる吊り下げ金具から突出する連
結金具に連結しておく必要がある。要するに、補修工事
が必要な箇所のスタート位置となる端部において、足場
パネル1の長手方向に向く取り付けピッチおきに桁材に
クレーンなどにより互いに平行な吊り下げ金具34を上
下方向に向くようにチェーン33により吊り下げ、各吊
り下げ金具34から水平に突出する連結金具36に前記
足場パネル受け金具38の一端側を連結し、左右の一対
の足場パネル受け金具38,38上で足場パネル1の長
手方向両端を受けて固定すれば良いのであって、足場パ
ネル1を長手方向に沿う面同士が互いに近接するように
順番に並べて設置する作業は前述の図6に示す要領で行
なえば良い。
【0014】以上のようにして多数枚の足場パネル1が
吊り下げ支持されるのであるが、足場パネル1の上に載
せられる作業用機器や作業者などの重量が重くなる場合
は図12〜図16に示すように足場パネル1の短手方向
中央部において足場パネル1、詳しくは枠体2および桟
材4を下側から受ける金属製の補強材42を用いるよう
にしても良い。この補強材42について述べると、補強
材42は足場パネル1の長手方向全長に亘る長さを有す
る長尺状で、長手方向両端には前記足場パネル受け金具
38に上から係合するフック43,44を備え、補強材
42の長手方向一端側のフック43の幅は長手方向他端
側のフック44の幅よりも僅かに大きく、足場パネル1
を短手方向に沿う面同士が互いに近接するように並べて
設けた場合、一方の足場パネル1の長手方向一端側のフ
ック43の中に他方の足場パネル1の長手方向他端側の
フック44が嵌入して、フック44の底部に設けたピン
孔45が前記足場パネル受け金具38の長手方向中間部
において上面に突設されたピン41に嵌合して補強材4
2の長手方向他端側が位置決めされるとともに補強材4
2の長手方向一端側におけるフック43もフック44を
挟むように位置していることから補強材42の長手方向
一端側が位置決めされることになる。このようにして足
場パネル1は補強材42により下側から補強されるので
あり、足場パネル1の上に載せられる作業用機器や作業
者などの重量によっては、前記足場パネル受け金具38
を前記連結環27にチェーン26を掛けて前記桁材など
に吊り下げる他、図13に示すように別の連結環46に
チェーン47を掛けて前記桁材などに吊り下げるように
しても良い。この場合、連結環46を足場パネル受け金
具38の長手方向中間部よりも後端寄りの位置に嵌め込
んでおき、この連結環46にチェーン47を掛けて前記
桁材などに吊り下げるのである。このようにしてチェー
ンによる足場パネル1の吊り下げ位置を増やすことによ
り、足場パネル1の吊り下げ強度を向上させることがで
きる。
吊り下げ支持されるのであるが、足場パネル1の上に載
せられる作業用機器や作業者などの重量が重くなる場合
は図12〜図16に示すように足場パネル1の短手方向
中央部において足場パネル1、詳しくは枠体2および桟
材4を下側から受ける金属製の補強材42を用いるよう
にしても良い。この補強材42について述べると、補強
材42は足場パネル1の長手方向全長に亘る長さを有す
る長尺状で、長手方向両端には前記足場パネル受け金具
38に上から係合するフック43,44を備え、補強材
42の長手方向一端側のフック43の幅は長手方向他端
側のフック44の幅よりも僅かに大きく、足場パネル1
を短手方向に沿う面同士が互いに近接するように並べて
設けた場合、一方の足場パネル1の長手方向一端側のフ
ック43の中に他方の足場パネル1の長手方向他端側の
フック44が嵌入して、フック44の底部に設けたピン
孔45が前記足場パネル受け金具38の長手方向中間部
において上面に突設されたピン41に嵌合して補強材4
2の長手方向他端側が位置決めされるとともに補強材4
2の長手方向一端側におけるフック43もフック44を
挟むように位置していることから補強材42の長手方向
一端側が位置決めされることになる。このようにして足
場パネル1は補強材42により下側から補強されるので
あり、足場パネル1の上に載せられる作業用機器や作業
者などの重量によっては、前記足場パネル受け金具38
を前記連結環27にチェーン26を掛けて前記桁材など
に吊り下げる他、図13に示すように別の連結環46に
チェーン47を掛けて前記桁材などに吊り下げるように
しても良い。この場合、連結環46を足場パネル受け金
具38の長手方向中間部よりも後端寄りの位置に嵌め込
んでおき、この連結環46にチェーン47を掛けて前記
桁材などに吊り下げるのである。このようにしてチェー
ンによる足場パネル1の吊り下げ位置を増やすことによ
り、足場パネル1の吊り下げ強度を向上させることがで
きる。
【0015】次に、前記連結環27,46部分を除いて
前記足場パネル受け金具38に対するフック5の係合部
や前記フック43,44の係合部を上方から覆い隠すた
めに図17〜図20に示すように幅方向中央部が足場パ
ネル受け金具38の上のボルト7の頭部7aおよびフッ
ク43,44の上に載るとともに幅方向両側部が足場パ
ネル受け金具38両側の足場パネル1の長手方向端部の
枠体2の上に載る金属製のカバー48を設けるようにし
ても良い。なお、このカバー48は長尺状で、長手方向
一端もしくは両端には前記連結環27,46を避けて覆
うための切り欠き凹部49が形成されている。50は前
記カバー48の長手方向両端裏面に固着された門型の位
置ずれ防止片で、この位置ずれ防止片50の両側片50
aは足場パネル1の長手方向における枠体2の外面に当
接し、幅方向への動きが規制されている。このようなカ
バー48を足場パネル1の上面とほぼ面一状に設けて、
隣り合う足場パネル1の長手方向端部間の隙間をなく
し、足場パネル1上での作業時のつまづきなどのトラブ
ルを減少するものであり、カバー48は前記連結環27
や連結環46の位置に端部がくるように長さを設定しな
ければならないことから、長さの異なるものを数種類用
意する必要がある。具体的には、前記吊り下げ金具34
とこの吊り下げ金具34に最も近い連結環46との間の
長さのカバー48、1本の足場パネル受け金具38での
連結環27と連結環46との間の長さのカバー48、足
場パネル受け金具38の連結環27とこの足場パネル受
け金具38に繋がれる足場パネル受け金具38の連結環
46との間の長さのカバー48などを用意しておく必要
がある。
前記足場パネル受け金具38に対するフック5の係合部
や前記フック43,44の係合部を上方から覆い隠すた
めに図17〜図20に示すように幅方向中央部が足場パ
ネル受け金具38の上のボルト7の頭部7aおよびフッ
ク43,44の上に載るとともに幅方向両側部が足場パ
ネル受け金具38両側の足場パネル1の長手方向端部の
枠体2の上に載る金属製のカバー48を設けるようにし
ても良い。なお、このカバー48は長尺状で、長手方向
一端もしくは両端には前記連結環27,46を避けて覆
うための切り欠き凹部49が形成されている。50は前
記カバー48の長手方向両端裏面に固着された門型の位
置ずれ防止片で、この位置ずれ防止片50の両側片50
aは足場パネル1の長手方向における枠体2の外面に当
接し、幅方向への動きが規制されている。このようなカ
バー48を足場パネル1の上面とほぼ面一状に設けて、
隣り合う足場パネル1の長手方向端部間の隙間をなく
し、足場パネル1上での作業時のつまづきなどのトラブ
ルを減少するものであり、カバー48は前記連結環27
や連結環46の位置に端部がくるように長さを設定しな
ければならないことから、長さの異なるものを数種類用
意する必要がある。具体的には、前記吊り下げ金具34
とこの吊り下げ金具34に最も近い連結環46との間の
長さのカバー48、1本の足場パネル受け金具38での
連結環27と連結環46との間の長さのカバー48、足
場パネル受け金具38の連結環27とこの足場パネル受
け金具38に繋がれる足場パネル受け金具38の連結環
46との間の長さのカバー48などを用意しておく必要
がある。
【0016】さらに、この実施の形態では高速道路の高
架橋の補修工事や橋梁の補修工事などを行なうに必要な
多数枚の足場パネル1が架設された作業スペースにおい
て、図21〜図24に示すように、作業スペースの幅方
向端部に位置する足場パネル1の外側端部を受ける足場
パネル受け金具38に、足場パネル1の外側端部からの
作業者や工具類の落下を防止するための補助パネル51
の一端を連結し、補助パネル51を傾斜状に立て起こし
て補助パネル51の他端を前記桁材などにチェーン52
により支持するように構成されている。この補助パネル
51について詳細に述べると、補助パネル51も前記足
場パネル1と同様に周囲が鉄などの金属製の枠体53に
より囲まれるとともに、枠体53で挟まれる長方形の領
域において合板などからなる板材54(あるいは金網)
が設けられて平面形状が長方形(あるいは正方形)で、
短手方向の幅が足場パネル1の短手方向の幅と同じとな
るように構成され、この補助パネル51の長手方向一端
には作業スペースの幅方向端部に位置する足場パネル1
の外側端部を受ける前記足場パネル受け金具38に連結
される連結手段55が枠体53から外方に突出するよう
に設けられている。連結手段55は補助パネル51の短
手方向の前後両端に設けられ、ブラケット56に設けら
れた水平な軸57に門型の連結金具58が前後に移動可
能に且つ水平軸芯の周りで回動可能に取り付けられて構
成されている。前後両端の各連結金具58には前記足場
パネル受け金具38の長孔25と同一方向に向く長孔5
9が形成されており、後端部において連結金具58の長
孔59は足場パネル受け金具38の一端側の2箇所の長
孔25の何れかに、また前端部において連結金具58の
長孔59は足場パネル受け金具38の2箇所の丸孔30
の何れかに合致するようになっている。そして、補助パ
ネル51の門型の各連結金具58を作業スペースの幅方
向端部に位置する足場パネル1の外側端部に位置する枠
体2が受けられる前記足場パネル受け金具38に足場パ
ネル1の連結に使用していない長孔25および丸孔30
の位置で上方から被せ、その下側に存在するねじ孔37
およびねじ孔29に対し上方よりボルト60を螺合させ
ることにより、足場パネル受け金具38に対する補助パ
ネル51の一端の連結がなされるのである。足場パネル
受け金具38に対し一端が連結された補助パネル51の
他端は補助パネル51が傾斜状に立て起こした状態で前
記桁材などにチェーン52により支持される。なお、補
助パネル51の他端において枠体53の前後両端には互
いに隣り合う補助パネル51の端部間を結合させるため
のブラケット61が設けられ、互いに隣り合う補助パネ
ル51の端部で近接するブラケット61の孔部62にピ
ンなどを差し込み、全ての補助パネル51の傾斜角を揃
えることができるようになっている。また、補助パネル
51の他端において中央には前記チェーン52を繋ぐ連
結環63が設けられている。
架橋の補修工事や橋梁の補修工事などを行なうに必要な
多数枚の足場パネル1が架設された作業スペースにおい
て、図21〜図24に示すように、作業スペースの幅方
向端部に位置する足場パネル1の外側端部を受ける足場
パネル受け金具38に、足場パネル1の外側端部からの
作業者や工具類の落下を防止するための補助パネル51
の一端を連結し、補助パネル51を傾斜状に立て起こし
て補助パネル51の他端を前記桁材などにチェーン52
により支持するように構成されている。この補助パネル
51について詳細に述べると、補助パネル51も前記足
場パネル1と同様に周囲が鉄などの金属製の枠体53に
より囲まれるとともに、枠体53で挟まれる長方形の領
域において合板などからなる板材54(あるいは金網)
が設けられて平面形状が長方形(あるいは正方形)で、
短手方向の幅が足場パネル1の短手方向の幅と同じとな
るように構成され、この補助パネル51の長手方向一端
には作業スペースの幅方向端部に位置する足場パネル1
の外側端部を受ける前記足場パネル受け金具38に連結
される連結手段55が枠体53から外方に突出するよう
に設けられている。連結手段55は補助パネル51の短
手方向の前後両端に設けられ、ブラケット56に設けら
れた水平な軸57に門型の連結金具58が前後に移動可
能に且つ水平軸芯の周りで回動可能に取り付けられて構
成されている。前後両端の各連結金具58には前記足場
パネル受け金具38の長孔25と同一方向に向く長孔5
9が形成されており、後端部において連結金具58の長
孔59は足場パネル受け金具38の一端側の2箇所の長
孔25の何れかに、また前端部において連結金具58の
長孔59は足場パネル受け金具38の2箇所の丸孔30
の何れかに合致するようになっている。そして、補助パ
ネル51の門型の各連結金具58を作業スペースの幅方
向端部に位置する足場パネル1の外側端部に位置する枠
体2が受けられる前記足場パネル受け金具38に足場パ
ネル1の連結に使用していない長孔25および丸孔30
の位置で上方から被せ、その下側に存在するねじ孔37
およびねじ孔29に対し上方よりボルト60を螺合させ
ることにより、足場パネル受け金具38に対する補助パ
ネル51の一端の連結がなされるのである。足場パネル
受け金具38に対し一端が連結された補助パネル51の
他端は補助パネル51が傾斜状に立て起こした状態で前
記桁材などにチェーン52により支持される。なお、補
助パネル51の他端において枠体53の前後両端には互
いに隣り合う補助パネル51の端部間を結合させるため
のブラケット61が設けられ、互いに隣り合う補助パネ
ル51の端部で近接するブラケット61の孔部62にピ
ンなどを差し込み、全ての補助パネル51の傾斜角を揃
えることができるようになっている。また、補助パネル
51の他端において中央には前記チェーン52を繋ぐ連
結環63が設けられている。
【0017】ところで、足場パネル1に設けられた前記
連結環9は、作業スペースの端部において足場パネル1
を受ける足場パネル受け金具38を前記チェーン26,
47により吊り下げられない場合において利用されるも
ので、任意の連結環9を選択し、その連結環9にチェー
ンを掛け、前記桁材などに吊り下げるものである。
連結環9は、作業スペースの端部において足場パネル1
を受ける足場パネル受け金具38を前記チェーン26,
47により吊り下げられない場合において利用されるも
ので、任意の連結環9を選択し、その連結環9にチェー
ンを掛け、前記桁材などに吊り下げるものである。
【0018】なお、以上述べた実施の形態において、第
1の実施の形態のように、足場パネル設置のスタート位
置で第2の実施の形態のような吊り下げ金具34を用い
ずに、足場パネル1を受ける左右一対の互いに平行な足
場パネル受け金具13をそれぞれ長手方向の両端近傍部
に設けた連結環14にそれぞれチェーン12を繋ぎ、こ
のチェーン12の上端を桁材などに連結して足場パネル
1を吊り下げるようにした場合、風などによる揺れに対
して不安定となるので、足場パネル1の揺れを防止すべ
く何らかの考慮が必要である。また、第2の実施の形態
ではチェーン33により吊り下げられた上下方向に向く
吊り下げ金具34を足場パネル設置のスタート位置と
し、この吊り下げ金具34に足場パネル受け金具38を
連結して足場パネル1を設置しているが、前記のような
チェーン33により吊り下げた吊り下げ金具34を用い
ずに、例えば上下方向に立設された支柱などの支持体か
ら突出する連結金具に足場パネル受け金具38を連結さ
せるようにすることも可能である。要するに、足場パネ
ル設置のスタート位置において左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具38を何らかの手段で支持できるよ
うにすれば良い。
1の実施の形態のように、足場パネル設置のスタート位
置で第2の実施の形態のような吊り下げ金具34を用い
ずに、足場パネル1を受ける左右一対の互いに平行な足
場パネル受け金具13をそれぞれ長手方向の両端近傍部
に設けた連結環14にそれぞれチェーン12を繋ぎ、こ
のチェーン12の上端を桁材などに連結して足場パネル
1を吊り下げるようにした場合、風などによる揺れに対
して不安定となるので、足場パネル1の揺れを防止すべ
く何らかの考慮が必要である。また、第2の実施の形態
ではチェーン33により吊り下げられた上下方向に向く
吊り下げ金具34を足場パネル設置のスタート位置と
し、この吊り下げ金具34に足場パネル受け金具38を
連結して足場パネル1を設置しているが、前記のような
チェーン33により吊り下げた吊り下げ金具34を用い
ずに、例えば上下方向に立設された支柱などの支持体か
ら突出する連結金具に足場パネル受け金具38を連結さ
せるようにすることも可能である。要するに、足場パネ
ル設置のスタート位置において左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具38を何らかの手段で支持できるよ
うにすれば良い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、足場パネ
ル設置のスタート位置において左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具により足場パネルの両端を受け、前
記足場パネル受け金具に順次足場パネル受け金具を継ぎ
足し、必要枚数の足場パネルを設置することにより、作
業用吊り足場の組み立てを高度な熟練者でなくても効率
良く、安全に短時間で行なえものである。さらに、設置
された足場パネルの上面から足場パネル受け金具と足場
パネルとの連結部が突出しないように構成されているこ
とから、作業者が隣り合う足場パネルと足場パネルとの
間で歩行するときのつまづきなどのトラブルを減少する
ことができる。特に、足場パネル受け金具と足場パネル
との連結部の上を覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ
面一状に設けることにより、さらに安全性を向上させる
ことができる。
ル設置のスタート位置において左右一対の互いに平行な
足場パネル受け金具により足場パネルの両端を受け、前
記足場パネル受け金具に順次足場パネル受け金具を継ぎ
足し、必要枚数の足場パネルを設置することにより、作
業用吊り足場の組み立てを高度な熟練者でなくても効率
良く、安全に短時間で行なえものである。さらに、設置
された足場パネルの上面から足場パネル受け金具と足場
パネルとの連結部が突出しないように構成されているこ
とから、作業者が隣り合う足場パネルと足場パネルとの
間で歩行するときのつまづきなどのトラブルを減少する
ことができる。特に、足場パネル受け金具と足場パネル
との連結部の上を覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ
面一状に設けることにより、さらに安全性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における足場パネル
設置のスタート位置に設けられる足場パネル受け金具の
斜視図である。
設置のスタート位置に設けられる足場パネル受け金具の
斜視図である。
【図2】同足場パネルの平面図である。
【図3】同足場パネルの要部拡大斜視図である。
【図4】同足場パネルを吊り下げる状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図5】同足場パネル受け金具同士の連結部の拡大断面
図である。
図である。
【図6】同足場パネルを足場パネル受け金具に載せて固
定した状態を示す要部拡大断面図である。
定した状態を示す要部拡大断面図である。
【図7】同足場パネルの要部拡大断面図である。
【図8】同隣り合う足場パネルを共通の足場パネル受け
金具に載せて固定した状態を示す平面図である。
金具に載せて固定した状態を示す平面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における吊り下げ金
具の斜視図である。
具の斜視図である。
【図10】同吊り下げ金具に足場パネル受け金具を連結
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
【図11】同足場パネルを吊り下げる状態を示す斜視図
である。
である。
【図12】同補強材の斜視図である。
【図13】同足場パネルを補強材で補強した状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図14】同足場パネルを補強材で補強した状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図15】同足場パネルを補強材で補強した状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図16】図14の要部拡大断面図である。
【図17】同足場パネル受け金具と足場パネルとの連結
部の上を覆うカバーの斜視図である。
部の上を覆うカバーの斜視図である。
【図18】同カバーの正面図である。
【図19】同足場パネル受け金具と足場パネルとの連結
部の上をカバーで覆った状態を示す要部拡大平面図であ
る。
部の上をカバーで覆った状態を示す要部拡大平面図であ
る。
【図20】同足場パネル受け金具と足場パネルとの連結
部の上をカバーで覆った状態を示す要部拡大断面図であ
る。
部の上をカバーで覆った状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図21】同補助パネルの斜視図である。
【図22】同補助パネルの要部拡大平面図である。
【図23】同足場パネルに補助パネルを取り付けた状態
を示す要部斜視図である。
を示す要部斜視図である。
【図24】同足場パネルに補助パネルを取り付けた状態
を示す要部拡大断面図である。
を示す要部拡大断面図である。
1 足場パネル 2 枠体 3 板材 4 桟材 5 フック 6 長孔 7 ボルト 7a 頭部 7b 雄ねじ軸部 8 リング 9 連結環 12 チェーン 13 足場パネル受け金具 14 連結環 15 丸孔 16 雌ねじ部材 17 連結金具 18 ねじ孔 19 丸孔 20 ねじ孔 21 足場パネル受け金具 21a 側板 21b 長孔 22 ピン 23 凹部 24 爪部 25 長孔 26 チェーン 27 連結環 28 連結金具 29 ねじ孔 30 丸孔 31 凹部 32 爪部 33 チェーン 34 吊り下げ金具 35 門型金具 36 連結金具 37 ねじ孔 38 足場パネル受け金具 39 凹部 40 爪部 41 ピン 42 補強材 43 フック 44 フック 45 ピン孔 46 連結環 47 チェーン 48 カバー 49 凹部 50 位置ずれ防止片 50a 両側片 51 補助パネル 52 チェーン 53 枠体 54 板材 55 連結手段 56 ブラケット 57 軸 58 連結金具 59 長孔 60 ボルト 61 ブラケット 62 孔部 63 連結環 64 ねじ孔
Claims (6)
- 【請求項1】 足場パネル設置のスタート位置に設けた
左右一対の互いに平行な足場パネル受け金具を桁材など
に対してチェーンで水平に吊り下げ、この左右一対の互
いに平行な足場パネル受け金具に足場パネルの両端を載
置連結し、前記足場パネル受け金具に次の足場パネル受
け金具を継ぎ足し、その継ぎ足された足場パネル受け金
具に次の足場パネルの両端を載置連結し、これを順次繰
り返すことにより必要枚数の足場パネルが設置されるよ
うに構成したことを特徴とする吊り足場の組立構造。 - 【請求項2】 複数枚の足場パネルを長手方向端部が互
いに近接するように並べて設けるに際し、隣り合う一方
の足場パネルの長手方向一端側における枠体に設けられ
たフックと、隣り合う他方の足場パネルの長手方向他端
側に設けられたフックが共通の足場パネル受け金具上で
受けられて連結固定されるように構成したことを特徴と
する請求項1記載の吊り足場の組立構造。 - 【請求項3】 足場パネル受け金具と足場パネルとの連
結部が足場パネルの上面から突出しないように構成され
てなることを特徴とする請求項1または2記載の吊り足
場の組立構造。 - 【請求項4】 足場パネル受け金具と足場パネルとの連
結部の上を覆うカバーを足場パネルの上面とほぼ面一状
に設けたことを特徴とする請求項3記載の吊り足場の組
立構造。 - 【請求項5】 各足場パネルの両端を受ける左右一対の
互いに平行な足場パネル受け金具間に、長手方向両端に
は足場パネル受け金具に上から係合するフックを備えた
長尺状の補強材を設け、この補強材により足場パネルを
下側から受けるようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは2または3または4記載の吊り足場の組立構造。 - 【請求項6】 多数枚の足場パネルが架設された作業ス
ペースにおいて、作業スペースの幅方向端部に位置する
足場パネルの外側端部を受ける足場パネル受け金具に、
補助パネルの一端を連結し、補助パネルを傾斜状に立て
起こして補助パネルの他端を桁材などにチェーンにより
支持するように構成したことを特徴とする請求項1また
は2または3または4または5記載の吊り足場の組立構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172679A JP3027130B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 吊り足場の組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172679A JP3027130B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 吊り足場の組立構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122182A true JPH1122182A (ja) | 1999-01-26 |
JP3027130B2 JP3027130B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=15946364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9172679A Expired - Fee Related JP3027130B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 吊り足場の組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027130B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081456A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 日鐵住金建材株式会社 | 吊り足場用パネル |
KR20160011714A (ko) * | 2013-05-21 | 2016-02-02 | 사프웨이 서비시즈 엘엘씨 | 현수된 패널형 부분을 포함하는 작업 플랫폼 시스템 및 그 구현 방법 |
JP2017040113A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | ヒロセ株式会社 | 鉄骨構造物の張出通路 |
JP2017101506A (ja) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 株式会社新成工業 | 吊り足場側壁用扉パネルと、吊り足場側壁と、側壁付き吊り足場 |
US10883233B2 (en) | 2013-05-21 | 2021-01-05 | Brandsafway Services Llc | Work platform system including suspended paneled portion and method of implementing same |
JP6957723B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2021-11-02 | 株式会社Ihiインフラシステム | 吊足場 |
JP2023046240A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | 大 小野 | 足場装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9172679A patent/JP3027130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160011714A (ko) * | 2013-05-21 | 2016-02-02 | 사프웨이 서비시즈 엘엘씨 | 현수된 패널형 부분을 포함하는 작업 플랫폼 시스템 및 그 구현 방법 |
US10883233B2 (en) | 2013-05-21 | 2021-01-05 | Brandsafway Services Llc | Work platform system including suspended paneled portion and method of implementing same |
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JP6957723B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2021-11-02 | 株式会社Ihiインフラシステム | 吊足場 |
JP2022100956A (ja) * | 2020-12-24 | 2022-07-06 | 株式会社Ihiインフラシステム | 吊足場 |
JP2023046240A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | 大 小野 | 足場装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3027130B2 (ja) | 2000-03-27 |
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