JPH11219302A - デ―タ・プロセッサにおいて後続の命令処理に影響を及ぼす方法および装置 - Google Patents

デ―タ・プロセッサにおいて後続の命令処理に影響を及ぼす方法および装置

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JPH11219302A
JPH11219302A JP10310268A JP31026898A JPH11219302A JP H11219302 A JPH11219302 A JP H11219302A JP 10310268 A JP10310268 A JP 10310268A JP 31026898 A JP31026898 A JP 31026898A JP H11219302 A JPH11219302 A JP H11219302A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ・プロセッサ(10)において後続の
命令処理に影響を及ぼす方法および装置を提供する。 【解決手段】 一実施例では、データ・プロセッサ(1
0)によって割り込み認識遅延命令(IDLY4)を実
行し、制御された区間にわたって、即ち、所定の時間期
間または所定の命令数の間、割り込みの認識を遅延させ
るか、あるいは条件付きで遅延させることによって、変
更処理を定義する専用命令を用いることなく、リード/
モディファイ/ライト命令シーケンスを実行可能とす
る。IDLY4命令は、後続の命令が条件ビット(3
8)に影響を与える態様を変化させることができる。し
たがって、条件ビット(38)を用いて、IDLY4命
令の実行後の割り込み非認識区間において、例外処理が
発生したか否かについて判定を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ・プロセッ
サに関し、更に特定すれば、データ・プロセッサにおけ
る後続の命令処理の影響(affecting)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】リアル・タイム制御システムにおけるデ
ータ・プロセッサの使用が増加しつつあるため、効率的
なシステム資源の使用を確保するために、新たな技法が
必要とされている。例えば、多くのマルチタスキング・
システムでは、メモリ記憶装置,プリンタ,またはディ
スプレイ画面へのポートのような、同じシステム資源の
いくつかを共有しようとするタスクが数個ある。このよ
うなマルチタスキング・システムにおいて、共有システ
ム資源を可能な限り最も効率的に使用することは非常に
重要である。例えば、多数のタスクがある資源を共有し
ている場合、どのタスクが現在その資源を使用してお
り、当該タスクが実行している機能を妨害してはならな
いか否かについて指示する方法がなければならない。多
くのマルチタスキング・システムでは、この機能のため
にセマファ(semaphore)が用いられている。
【0003】セマファとは、システム資源の現ステータ
スを反映する、一種のフラグまたはステータス・インデ
ィケータである。通常、セマファ内のステータス情報
は、システム資源が現在使用されているか否かについて
の指示を与える。マルチタスキング・システムの中に
は、セマファが、どのタスクが資源を使用しているのか
についての情報、および恐らく当該資源上で実行されて
いる機能の種類についての情報をも含む場合がある。
【0004】例えば、メモリ内の特定の位置を、共有変
数Xに対するセマファの位置として指定することができ
る。いずれのタスクも、共有変数Xを使用したい場合、
当該タスクは、このメモリ内の特定位置を読み取ること
によって、この共有変数Xに対するセマファを読み取ら
なければならない。変数Xのセマファは、変数Xが特定
のタスクによる排他的アクセスのために現在予約されて
いるか否かというような、変数Xのステータスについて
の状態を含む。変数Xが現在予約されておりビジーであ
ることを変数Xのセマファが示す場合、新たなタスクは
待機しなければならない。新たなタスクは、変数Xのセ
マファにポールし続け、変数Xのセマファを周期的に読
み取ることによって、変数Xが未だ使用されている最中
か、または使用可能になったかについて調べる。
【0005】一旦、変数Xはもはや予約されておらず、
したがって使用可能であることを変数Xのセマファが示
したなら、待機中のタスクは変数Xのセマファに書き込
みを行い、そのステータスをビジーまたは使用不可に変
更する。こうして、待機中のタスクはそれ自体の使用の
ために、変数X資源を効果的にロックする。変数Xが使
用されていることを変数Xのセマファが示す間、他のタ
スクは変数Xを使用することができない。一旦待機中の
タスクが変数Xの使用を終了したなら、変数Xのセマフ
ァ位置に新しい値を書き込み、変数Xのセマファを変更
し、変数Xが再び使用可能であることを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】セマファを用いて共有
システム資源を割り当てるシステムには、重大な問題が
発生する。この問題は、1つ以上のタスクが共有資源の
セマファにポールし、当該資源が既に使用可能になって
いるか否か調べる場合に起こる。例えば、タスク#1お
よびタスク#2双方が変数Xのセマファをポールしてい
ると仮定する。タスク#1は、変数Xのセマファが変更
され変数Xが使用可能であることが示された後に、最初
に変数Xのセマファを読み取る。次に、タスク#2が変
数Xのセマファを読み取り、これも変数Xが使用可能で
あることを知る。タスク#1もタスク#2も、他のタス
クが変数Xの使用に競合していることを知らない。
【0007】タスク#1が割り込みを受信した場合、タ
スク#1はソフトウエア割り込みルーチンを実行し、そ
の後に中断したところから再開しなければならない。一
方、タスク#2は変数Xのセマファにある値を書き込
み、変数Xは現在ビジーであることを示す。次に、タス
ク#2は変数Xを使用し始める。タスク#1はその割り
込みルーチンを終了し、そのソフトウエア・プログラム
を中断したところから再開する。タスク#1は、変数X
が使用可能であることがわかったのでソフトウエア・プ
ログラムを中断した。したがって、タスク#1は変数X
のセマファにある値を書き込み、変数Xが現在ビジーで
あることを示し、変数Xを使用し始めようとする。しか
し、変数Xは既にタスク#2によって使用されている。
こうして、衝突が発生する結果となる。その結果、変数
Xは転化(corrupt)する虞れがあり、タスクは誤った値
を変数Xから受信する可能性がある。したがって、多数
のタスクが効果的かつ効率的に共通資源を共有すること
を可能にする手法が必要とされている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、データ・プロセッサ10
を示す。一実施例では、データ・プロセッサ10は、中
央演算装置(CPU)12,メモリ14,バス・インタ
ーフェース・モジュール16,およびその他のモジュー
ル18を含み、これらは全てバス20を通じて互いに双
方向的に結合されている。バス・インターフェース・モ
ジュール16は、外部バス26を通じてデータ・プロセ
ッサ10外部に結合することも可能である。他のモジュ
ール18は、オプションとして、1つ以上の集積回路端
子28を介して、データ・プロセッサ10外部に結合さ
れる。また、メモリ14は、オプションとして、1つ以
上の集積回路端子24を介して、データ・プロセッサ1
0外部に結合される。中央演算装置12は、オプション
として、1つ以上の集積回路端子22を介して、データ
・プロセッサ10外部に結合される。
【0009】更に図1を参照する。本発明の代替実施例
では、データ・プロセッサ10として、いずれの形式の
構造でも使用可能である。加えて、データ・プロセッサ
10は、多種多様な機能を実行可能である。例えば、デ
ータ・プロセッサ10は、RISC(Reduced Instructi
on Set Computer)アーキテクチャを用いても良いし、Ha
rvardアーキテクチャを用いても良いし、ベクトル・プ
ロセッサであっても良いし、SIMD(Single Instruct
ion Multiple Data)プロセッサであっても良いし、浮動
小数点算術演算を実行したり、ディジタル信号処理計算
を実行するもの等でもよい。
【0010】図2は、図1のCPU12の一部を示す。
一実施例では、CPU12は、命令パイプ回路30,命
令デコード回路32,レジスタ34,算術演算論理ユニ
ット(ALU)40,およびCPU制御回路42を含
む。CPU制御回路42は、制御/ステータス信号58
を通じて、命令パイプ30,命令デコード32,レジス
タ34,およびALU40に双方向的に結合され、制御
情報を与え、ステータス情報を受信する。命令パイプ3
0は、バス20を通じて命令を受信する。命令パイプ3
0は、実行すべき1つ以上の命令を格納することができ
る。命令パイプ30は、導体54を通じて、命令デコー
ド回路32に命令を供給する。命令デコード回路32
は、命令パイプ30から受信した命令をデコードし、導
体56を通じてその出力をCPU制御回路42に供給す
る。CPU制御回路42は、例外制御回路44,割り込
み制御回路46,およびカウンタ/タイマ回路48を含
む。
【0011】本発明の一実施例では、割り込み制御回路
46は、カウンタ/タイマ回路48に双方向的に結合さ
れている。CPU制御回路42は、割り込み信号50を
通じて、バス20から1つ以上の割り込み要求信号を受
信する。他のモジュール18(図1を参照)または外部
バス26に結合されている回路(図示せず)は、割り込
み信号50を通じてCPU制御回路42が受信する1つ
以上の割り込み要求のソースとなり得る。CPU制御回
路42は、割り込み信号50を通じて、1つ以上の割り
込み承認およびその他の割り込み関連信号をバス20に
供給することができる。CPU制御回路42は、オプシ
ョンとして、例外信号52を通じて、1つ以上の例外発
生信号を受信する場合がある。本発明の実施例の中に
は、CPU制御回路42が、1つ以上の例外承認または
その他の例外ステータス信号をバス20に供給する場合
もある。
【0012】更に図2を参照すると、本発明の一実施例
では、例外制御回路44が例外信号52に結合され、割
り込み制御回路46が割り込み信号50に結合されてい
る。例外制御回路44および割り込み制御回路46は双
方とも、導体56および制御/ステータス信号58に結
合されている。割り込み制御回路46は、オプションと
して、オーバーライド回路(override circuit)47を含
むことができる。本発明の代替実施例では、オーバーラ
イド回路47は、CPU制御回路42内のいずれかの場
所に配置することも可能である。CPU制御回路42
は、オプションとして、集積回路端子22を介して、デ
ータ・プロセッサ10外部に結合される場合もある。レ
ジスタ34は、バス20に双方向的に結合され、データ
値の受信および供給を行う。レジスタ34はレジスタ3
6を含む。レジスタ36は条件ビット38を含む。レジ
スタ34は導体60および導体62を通じてALU40
に結合され、値を供給する。ALU40の出力は、導体
64を通じてレジスタ34に結合され、ALU40から
の出力値を供給する。
【0013】図3は、図2のCPU12が実行可能な割
り込み認識遅延命令の一実施例を示す。
【0014】図4は、図3の割り込み認識遅延命令を用
いて検査およびセット機能を実行する際に使用可能な一
連の命令の一実施例を示す。
【0015】図5は、図3の割り込み認識遅延命令を用
いてメモリ・オペランド交換機能を実行する際に使用可
能な一連の命令の一実施例を示す。
【0016】図6は、図3の割り込み認識遅延命令を用
いてメモリ型カウンタ増分機能(memory-based counter
function)を実行する際に使用可能な一連の命令の一実
施例を示す。 好適実施例の動作 次に、好適実施例の動作について説明する。一実施例で
は、本発明は、所定の時間期間または所定の命令数の間
のいずれかの、制御された区間にわたって割り込みの認
識を遅延させることにより、変更処理を定義する専用命
令を用いずに、リード/モディファイ/ライトの命令シ
ーケンスを実行可能とする効率的な方法および装置を提
供する。
【0017】尚、「バス」という用語は、データ,アド
レス,制御,またはステータスのような1つ以上の様々
な種類の情報を転送するために使用可能な複数の信号ま
たは導体に言及する際に用いる。また、「アサート」お
よび「ニゲート」という用語は、信号,ステータス・ビ
ット,または同様の機構をその論理的真状態から論理的
偽状態にすることをそれぞれ言及する際に用いる。論理
真状態が論理レベル1である場合、論理偽状態は論理レ
ベル0となる。更に、論理真状態が論理レベル0である
場合、論理偽状態は論理レベル1となる。
【0018】図3を参照する。本発明の一実施例では、
図1および図2に示したデータ・プロセッサ10のよう
な、ロード/格納アーキテクチャを用いるプロセッサに
おいて、割り込み認識遅延命令(例えば、IDLY4)
を用いて、所定数の命令の間割り込み認識を遅延させる
ことができる。
【0019】本発明の一実施例では、割り込み認識を遅
延させる間に続いて実行される命令の所定数は、固定値
(例えば、4命令)とすることができる。本発明の代替
実施例では、この所定数の命令を、いずれの正の整数に
固定することも可能である。図3に示す本発明の一実施
例は、割り込み認識遅延命令(IDLY4)の実行後直
ちに実行される4つの命令の間、割り込みの認識を遅延
させる。このように、割り込み認識遅延命令を実行し、
次いで続く4つの命令の間割り込みを認識せず、IDL
Y4命令に続く5番目の命令の実行開始と共に、割り込
み認識を開始する。
【0020】尚、本発明の実施例によっては、所定数の
後続命令の一部として、例外処理の一部として実行され
る命令をカウントする場合があり、一方本発明の他の実
施例では、所定数の後続命令の一部として、例外処理の
一部として実行される命令をカウントしない場合もある
ことを注記しておく。
【0021】本発明の第1実施例では、割り込み認識遅
延命令を実行した後、所定数の命令の実行の間、割り込
み認識を禁止または遅延させる。割り込み実行を禁止ま
たは遅延する間の所定数の命令は、様々な方法で規定す
ることができる。例えば、割り込み認識遅延命令自体
が、割り込みの認識を遅延させる間の命令数を定義する
フィールドを含むことができる(例えば、図3における
オプションの指定フィールド70を参照)。代替実施例
では、ユーザによるプログラムが可能な制御レジスタ
(例えば、図2におけるレジスタ34の1つ)が、割り
込みの認識を遅延させる間の所定数の命令を決定する値
を含むことも可能である。本発明の代替実施例では、い
ずれの形式の方法を用いて所定数の命令を選択すること
も可能であり、例えば、集積回路の端子を介してまたは
マスク・プログラム可能な記憶デバイスによって所定数
の命令を与えることが可能である。
【0022】本発明の一実施例では、割り込み認識遅延
命令が所定数の後続の命令を実行する間割り込みの認識
を遅延させる場合、図2に示した回路が、以下のように
機能する。割り込み認識遅延命令は、バス20から命令
パイプ30を介して受信される。次に、命令パイプ30
は、適正な時点においてこの命令を命令デコード回路3
2に供給する。次に、命令デコード回路32は、割り込
み認識遅延命令のための適切なデコード信号を、導体5
6を通じてCPU制御回路42に供給する。すると、C
PU制御回路42は、割り込み制御回路46を用いて、
割り込み信号50を通じて受信した割り込み要求の認識
を遅延させる。CPU制御回路42は、所定数の命令の
間、割り込み要求の認識を遅延させる。CPU制御回路
42は、カウンタ/タイマ48,ならびに命令パイプ3
0および命令デコード回路32から信号58を通じて受
信した情報を用いて、割り込み認識遅延命令の実行の直
後からいくつの命令が実行されたのかについて判定を行
うことができる。
【0023】本発明の実施例では、特にパイプライン・
プロセッサ・アーキテクチャを用いた実施例では、CP
U制御回路42は、後続の命令の内、実行を完了したも
ののみをカウントする場合もあり、あるいは、各命令の
フェッチ,デコード,実行サイクルの間に所定の段階に
到達した、あらゆる後続の命令をカウントする場合もあ
る。
【0024】所定数の後続の命令の間割り込みの認識を
遅延させる代わりに、本発明の代替実施例では、割り込
み認識を遅延させる所定時間期間を定義することも可能
である。これらの代替実施例では、カウンタまたはタイ
マ(例えば、図2におけるカウンタ/タイマ48)を用
いて所定数のクロック・サイクルをカウントしたり、割
り込みの認識を遅延させる間の所定のナノ秒数をカウン
トすることが可能である。
【0025】本発明の一実施例では、割り込み認識遅延
命令が、所定数の後続クロック・サイクルの実行の間ま
たは所定のナノ秒の間割り込みの認識を遅延させる場
合、図2に示すCPU制御回路42は、カウンタ/タイ
マ48を用いて、所定数の命令の実行ではなく、ナノ秒
またはクロック・サイクルをカウントする。この場合
も、命令自体(例えば、図3におけるオプションの指定
フィールド70),レジスタ値またはその他のプログラ
ム可能な方法のような、ユーザ・プログラム可能な機構
を用いて、所定のナノ秒数または所定数のクロック・サ
イクルをカウンタ/タイマ48に供給し、割り込み認識
遅延命令の実行に続いて、割り込みを認識しない間の区
間長を決定することができる。
【0026】本発明の一実施例では、CPU制御回路4
2は、割り込み認識遅延命令の実行を完了した後に、割
り込み非認識区間のカウントを開始する。しかしなが
ら、本発明の代替実施例では、CPU制御回路42は、
割り込み認識遅延命令のデコードを開始した後のいずれ
の時点においても、割り込み非認識区間のカウントを開
始することが可能である。
【0027】本発明の実施例には、割り込み認識遅延命
令に続く命令はいずれの種類でも可能な場合がある。し
かしながら、状況によっては、除算命令のように多数の
サイクルを必要とする命令を、割り込み認識遅延命令に
続く命令シーケンスに置くと、過度に時間期間が長い割
り込みレイテンシが発生する可能性がある。この問題に
対処するために、本発明の実施例には、割り込み認識遅
延命令の直後に続く命令の種類を限定する場合もある。
例えば、図3を参照すると、割り込み認識遅延命令の直
後に続く4つの命令を、単一サイクルの算術演算または
論理命令,分岐命令,およびロードまたは格納命令に限
定する場合がある。割り込み認識を遅延させる間命令を
制限する目的は、割り込みレイテンシの最大時間期間を
短縮することである。本発明の代替実施例では、割り込
み認識を遅延させる間の命令の種類を制限してもしなく
てもよく、したがって、割り込み認識遅延命令に続く可
能性がある命令の種類を限定してもしなくてもよい。割
り込み認識遅延命令に続く可能性がある命令の特定集合
は、プロセッサ10毎に異なり、実施例によっては、ユ
ーザ・プログラム可能とすることも可能である。
【0028】本発明の代替実施例では、異なる方法で例
外処理による影響を受ける場合がある。図3に示す本発
明の実施例では、割り込みが認識されていない区間にお
いても、例外を検出し通知する。しかしながら、本発明
の代替実施例では、割り込み認識を遅延させる区間に発
生する例外を検出するが、処理しない場合もある。更に
別の代替実施例では、割り込みを認識しない区間では、
例外を検出すらせず、したがってそれらの処理も行わな
い。加えて、本発明の代替実施例では、異なる形式の例
外を別々に処理する場合もある。例えば、図3に示す割
り込み認識遅延命令(IDLY4)は、割り込みを認識
していない区間では、非トレース(non-trace)および非
ブレークポイント(non-breakpoint)例外の発生によって
条件ビット38(図2参照)をクリアすることを許す
が、トレースおよびブレークポイント例外は、条件ビッ
ト38に影響を与えない。
【0029】本発明の実施例には、割り込み認識遅延命
令の実行に続く割り込み非認識区間に、割り込みを再度
許可する機構を用いることが可能な場合もある。例え
ば、当該区間では、所定の時間期間にわたって特定のレ
ベルの割り込みが保留になっており、したがって割り込
み非認識区間が終了する前にこれを認識する必要がある
ことを、カウンタ/タイマ48を用いて検出することが
できる。このように、本発明の実施例によっては、実行
が未だ割り込み非認識区間(即ち、所定数の命令,クロ
ック・サイクル,またはナノ秒によって規定される)内
に留まっている間でさえも、オーバーライド回路47を
用いて割り込みを再度許可することも可能である。割り
込み認識が再び許可された場合、現命令を途中で中断す
ることができ、あるいは割り込みが再び認識される前
に、実行を継続し完了することも可能である。
【0030】本発明の実施例によっては、全ての割り込
みの認識を遅延させることも可能であるが、一方本発明
の代替実施例では、所定の割り込みレベル未満の割り込
みの認識のみを遅延させることも可能である。所定の割
り込みレベルは、いずれの方法で指定してもよい。例え
ば、所定の割り込みレベルは、割り込み認識遅延命令フ
ォーマット自体の一部として指定してもよく、ユーザ・
プログラム可能なレジスタ内にある値を格納することに
よって指定してもよく、集積回路端子を介してある値を
与えることによって指定してもよく、更に、マスク・プ
ログラム可能な記憶回路にある値を格納することによっ
て指定してもよい。
【0031】代替実施例では、本発明は、第1命令に、
後続の命令がステータス・フラグに影響を与える態様を
変化させることを許可する。本発明の一実施例では、図
3に示す割り込み認識遅延命令(IDLY4)の実行
は、1つ以上の後続の命令が図2における条件ビット3
8に影響を与える態様を変化させることができる。例え
ば、図4ないし図6を参照すると、本発明の一実施例で
は、IDLY4命令は条件ビット38をアサートする。
次に、後続の4つの命令のいずれかの間に例外が発生し
た場合、この例外が発生したときに実行していた命令
は、条件ビット38をニゲートする。このように、通常
では条件ビット38を決してクリア即ちニゲートしない
ように定義されている命令(例えばロード命令)であっ
ても、ここでは、IDLY4命令の後に続く4つの命令
の1つがロード命令である場合に、例外がロード命令の
実行中に発生したなら、条件コード・ビット38をクリ
アすることが可能になる。このように、IDLY4命令
は、後続の命令(例えば、ロード命令)が条件ビット3
8に影響を及ぼす態様を変化させることができる。この
ように条件ビット38を用いる目的の1つは、後続の4
つの命令が分割不可能に実行されたのではなく、例外処
理が共有資源に影響を与え得ることを示すためである。
【0032】尚、図4ないし図6に示す一連の命令は全
て、IDLY4命令後の4つの非例外処理命令の間に例
外が受信され処理されたか否かについて判定を行うため
の、条件ビット38のチェックを含む(即ち、状態コー
ド・ビット38がゼロに等しい場合、SEQUENCE#FAILED
に分岐する)ことを注記しておく。IDLY4命令の後
に例外が受信され処理された場合、「BF」命令が、SE
QUENCE#FAILEDと呼ばれる命令のサブルーチンに分岐
し、これを用いて、IDLY4命令後の4つの命令が分
割不可能に実行されなかったこと、および例外処理がセ
マファのような共有資源に影響を与えた可能性があるこ
とを示す。
【0033】図4は、図3に示した割り込み認識遅延命
令(IDLY4)を用い検査およびセット機能を実行す
る一連の命令を示す。図4に示す検査およびセット機能
は、メモリ・オペランドを検査し、このメモリ・オペラ
ンドの現在値が全て1であるか否かについて判定を行
い、メモリ・オペランドの値を全て1に変化させる(即
ち、メモリ・オペランドの全てのビットがセットされて
いる)。このように、図4に示す一連の命令を用いて、
メモリ内に格納されているセマファ値に対して、検査お
よびセット機能を実行することができる。また、検査お
よびセット機能が分割不可能に実行されたので、検査処
理とセット処理との間で図4に示したソフトウエア・ル
ーチンに異なるタスクが割り込んだことによるセマファ
の転化が発生していないことを、割り込み認識遅延命令
(IDLY4)を用いて保証することも可能である。
尚、図4に示した命令シーケンスは、実際には、検査処
理を実行する前にセット処理を実行することを注記して
おく。これが可能なのは、別のタスクが割り込みを許可
される前に、セット処理および検査処理双方が完了する
ことをIDLY4命令を用いて保証することができ、更
に、この場合セマファの値は、2通り即ち全て1または
全て0の可能性しかないからである。したがって、セマ
ファの初期値が全て1であった場合、セマファをセット
するステップがセマファの値を変化させることはない。
尚、検査およびセット機能を実行する代替命令シーケン
スには、代わりに、セット処理の前に検査処理を実行す
る場合もあることを注記しておく。
【0034】図5は、図3に示した割り込み認識遅延命
令(IDLY4)を用いて「メモリ・オペランドとレジ
スタ・オペランドと交換する」機能を実行する、一連の
命令を示す。図5に示す「メモリ・オペランドとレジス
タ・オペランドと交換する」機能は、実際には、"EXCHA
NGE#VALUE"と呼ばれる値を、メモリ内のその初期位置か
らレジスタR1に移動させ、次いでセマファ値の位置に
移動させる。セマファ値の位置は、"SEMAPHORE"と呼ば
れるポインタによって示されることを注記しておく。セ
マファ値は、メモリ内のその初期位置からレジスタR3
に移動される。図5に示す特定の命令シーケンスでは、
最後の「OR」命令は、IDLY4命令の後の一連の4
つの命令を完了する以外有用な処理は行わず、こうして
割り込み認識の遅延を終了させる。したがって、最後の
「OR」命令は、無処理(NOP)命令と同じ効果を有
し、異なる命令と置き換えてもよい。
【0035】図6は、図3に示した割り込み認識遅延命
令(IDLY4)を用いて「メモリ型カウンタ増分」機
能を実行する一連の命令を示す。図6に示す「メモリ型
カウンタ増分」機能は、実際には、セマファ値をメモリ
内のその初期位置からレジスタR3に移動させ、次いで
1加算することによってセマファ値を増分する。尚、セ
マファ値の位置は、"SEMAPHORE"と呼ばれるポインタに
よって示されることを注記しておく。増分したセマファ
値は、次に、レジスタR3からメモリ内のその初期位置
に再び移動される。
【0036】以上、特定実施例を参照しながら本発明を
図示しかつ説明したが、当業者には更なる変更や改良も
想起されよう。したがって、本発明は例示した特定形態
に限定される訳ではなく、本発明の精神および範囲から
逸脱しない全ての変更は、特許請求の範囲に含まれるこ
とは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるデータ・プロセッサ1
0を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例による、図1の中央演算装置
(CPU)12の一部を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例による遅延割り込み認識命令
の一実施例を示す表。
【図4】本発明の一実施例による検査およびセット機能
を実行する、一連の命令の一実施例を示す表。
【図5】本発明の一実施例によるメモリ・オペランド交
換機能を実行する、一連の命令の一実施例を示す表。
【図6】本発明の一実施例によるメモリ型カウンタ増分
機能を実行する、一連の命令の一実施例を示す表。
【符号の説明】
10 データ・プロセッサ 12 中央演算装置(CPU) 14 メモリ 16 バス・インターフェース・モジュール 18 その他のモジュール 20 バス 22,24,28 集積回路端子 26 外部バス 30 命令パイプ回路 32 命令デコード回路 34,36 レジスタ 38 条件ビット 40 算術演算論理ユニット(ALU) 42 CPU制御回路 44 例外制御回路 46 割り込み制御回路 47 オーバーライド回路 48 カウンタ/タイマ回路 50 割り込み信号 52 例外信号 54,56,60,62,64 導体 58 制御/ステータス信号 70 指定フィールド R1,R3 レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・ダブリュー・スコット アメリカ合衆国テキサス州オースチン、ア パートメント1334、ストーンレイク・ブル バード9801

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ・プロセッサにおいて後続の命令処
    理に影響を及ぼす方法であって:前記データ・プロセッ
    サの命令集合を形成する複数の命令の1つ以上を受信す
    る段階;受信した前記複数の命令の前記1つ以上をデコ
    ードする段階;デコードした前記複数の命令の前記1つ
    以上を実行する段階;前記命令集合内に含まれる1つの
    命令である所定の命令を受信する段階;前記所定の命令
    をデコードする段階;および前記デコードに応答して、
    前記所定の命令のデコードに続く所定数の命令の間、ま
    たは前記所定の命令のデコードに続く所定の時間区間に
    わたり、前記データ・プロセッサが遭遇するあらゆる例
    外の、前記データ・プロセッサの処理を遅延させる段
    階;から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】あらゆる例外の処理を遅延させる前に、前
    記所定の命令を実行する段階を更に含むことを特徴とす
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】あらゆる例外の処理を遅延させる前記段階
    は:前記所定の命令のデコードに続いて、前記データ・
    プロセッサによって処理される4つの後続命令の実行完
    了まで、あらゆる例外の処理を遅延させる段階を更に含
    むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】あらゆる例外の処理を遅延させる前記段階
    は:カウンタをタイマとして用い、前記所定の命令のデ
    コードに続く前記所定の時間区間を判定する段階を更に
    含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】あらゆる例外の前記データ・プロセッサに
    よる実行を遅延させる前記段階は、割り込み状態例外の
    みに応答して、処理を遅延させる段階を更に含むことを
    特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】データ・プロセッサであって:所定の命令
    集合を実行する命令実行回路であって、該所定の命令集
    合が、少なくとも1つの命令を含み、前記命令実行回路
    によって実行された場合、前記少なくとも1つの命令の
    実行に続く所定数の命令の間、前記データ・プロセッサ
    の処理に関連する割り込み状態の認識を、前記データ・
    プロセッサに遅延させる命令実行回路;を備えることを
    特徴とするデータ・プロセッサ。
  7. 【請求項7】前記データ・プロセッサが割り込み状態の
    認識を遅延させる前記所定数の命令は、前記データ・プ
    ロセッサのユーザによって、ユーザ・プログラム可能で
    あることを特徴とする請求項6記載のデータ・プロセッ
    サ。
  8. 【請求項8】前記所定数の命令は4つであることを特徴
    とする請求項6記載のデータ・プロセッサ。
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