JPH11217821A - 自走式土質改良機 - Google Patents

自走式土質改良機

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JPH11217821A
JPH11217821A JP30956798A JP30956798A JPH11217821A JP H11217821 A JPH11217821 A JP H11217821A JP 30956798 A JP30956798 A JP 30956798A JP 30956798 A JP30956798 A JP 30956798A JP H11217821 A JPH11217821 A JP H11217821A
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洋一 小森谷
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体の安定性の向上、エンジン等が塵埃を吸
い込まないように土砂を投入するホッパの配置を改良お
よびベルトコンベアの耐久性を向上して搬送性、機動性
に優れ、軟弱地や狭いところでも効率的に作業を可能と
した自走式土質改良機にする。 【解決手段】 自走式土質改良機において、クローラ式
走行体2を備えた車体3と、車体3に配設した、混合機
4と、車体3の一方側に配設した、エンジン6及び油圧
ポンプ9と、車体3の他方側に配設した、土を投入する
第1ホッパ40と、車体3に配設した、土質改良剤を投
入する第2ホッパ20とを備えた構成としたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、埋め立て作業や一
般土木作業等における軟弱な土および都市土木作業の上
下水道やガス管埋設工事等で掘削された粘性のある土の
再生利用するために土質改良を行う自走式の土質改良機
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、土木建築等の多くの構造物は、土
地利用の制約から埋め立て地などの軟弱地盤での建設が
避けられない状況にある。したがって、軟弱地盤に固化
剤を散布して脱水し、締め固めにより地盤を改良するこ
とが行われている。また、上下水道、ガス管埋設工事に
おいては、油圧ショベル等の建設機械により掘削した溝
に管を埋設した後、溝を埋め戻しするのが一般的である
が、その溝を掘削した土が水分の多い粘土や粘性のある
土質の場合は、油圧ショベル等の建設機械での掘削によ
るこね返しを行うために地盤の支持力を失い、埋め戻し
に使えない残土はダンプトラックにて搬出することにな
る。
【0003】このような問題を解決するために、例え
ば、特開昭54−58901号公報が出願されている。
同公報によれば、埋め戻しに使えない粘性のある残土を
一定量ずつ供給し、吸水硬化性のある適当な土壌改良剤
を所定の割合で添加して解砕混合する残土改良方法およ
び埋戻しに使えない粘性のある残土を搬送する残土運搬
装置と、この運搬装置で搬送される残土を適当な位置で
所定の層厚に掻き均し余剰土を切り出す回転駆動式のカ
ットスクリューと、定量搬送される残土に吸水硬化性の
ある適当な土壌改良剤を所定の割合で定量供給する添加
装置と、土壌改良剤を加えた残土を解砕混合する混合機
とを備えた技術が記載されている。
【0004】特開平7−127090号公報によれば、
掘削機で地面を掘削して発生した土砂を、埋め戻しに適
した入れ替え材として再利用するための車載型発生土改
良装置であって、前記掘削機で一回に掬う土砂の量より
大きい容量を有するホッパと、このホッパから供給され
る土砂を細かく解砕すると共に、添加材と混合させて土
質改良を行う解砕混合装置と、この解砕混合装置で改良
された土砂を一定の粒度に篩い分ける粒度調整装置とを
備えた技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軟弱地盤に
固化剤を用いると乾いたときに埃が多くでるとの問題が
ある。また、作業現場が狭い場所の場合は固化剤を散布
する車両や締め固めに用いる振動ローラ等の多くの建設
機械が搬入できないとの問題がある。更に、従来の工法
では多くの建設機械を用いると作業コスト高となる問題
を抱えているのが実情である。
【0006】前記特開昭54−58901号公報に記載
されている残土と土質改良剤の解砕混合装置が定置式で
あるので、土木建築作業現場間を移動することができな
い。もし、定置式の解砕混合装置を移動するときは、分
解、組み立てによる作業等によりコスト高となる。
【0007】前記特開平7−127090号公報に記載
されている車輪式の土質改良機は、市街地を走行するこ
とを念頭において発明されたものであり、ホッパ、解砕
混合装置及び動力源等は接近させて車体後方側に配置し
車体全体をコンパクトにしている。例えば、土砂を投入
するホッパの近傍にエンジン等の動力源が配設されてい
る。このような車輪式の土質改良機では、ホッパに土砂
を投入すると車体後方側が重くなり車体前後の重量バラ
ンスが悪く車体の安定性が良くない。また、ホッパの近
傍にエンジン等の動力源が配設されているので、ホッパ
へ土砂を投入するときの塵埃を動力源が吸い込むことに
なり、動力源の耐久性が低下する。さらに、車輪式であ
り軟弱地や凹凸のある路面では走行できない場合があ
る。
【0008】ところで、自走式土質改良機に配設される
ベルトコンベアは、土及び土質改良剤を搬送しても変形
損傷しないようにする必要がある。
【0009】本発明は上記従来の問題点に着目して、車
体の安定性の向上、エンジン等が塵埃を吸い込まないた
めの土を投入するホッパの配置の改良、ベルトコンベア
の耐久性の向上をめざし、軟弱地盤等で掘削した土が水
分の多い粘土や粘性のある土と、石灰等の土質改良剤と
を効率良く、土の固まりをほぐして解砕または混合する
混合機を備え、車体の安定性、搬送性、機動性に優れ、
軟弱地や狭いところでも効率的に作業を可能とした自走
式土質改良機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記の目
的を達成するために、本発明に係る自走式土質改良機の
第1発明は、土と土質改良剤を投入するホッパと、この
ホッパから排出される土と土質改良剤とを解砕または混
合する混合機とを備えた自走式土質改良機において、ク
ローラ式走行体を備えた車体と、車体に配設した混合機
と、車体の一方側に配設したエンジンおよび油圧ポンプ
と、車体の他方側に配設した、土を投入する第1ホッパ
と、車体に配設した、土質改良剤を投入する第2ホッパ
とを備えた構成としたものである。上記構成によれば、
一方側に配設されたエンジンおよび油圧ポンプと、他方
側に配設された第1ホッパとの重量バランスが良く走行
もスムースに行うことができるので車体の安定性が向上
する。また、車体の他方側に配設した第1ホッパの上方
より油圧ショベル等の建設機械により力を加えて土等を
押し込んでも車体の後方が浮き上がる構造としたので、
第1ホッパ等の構造物に過大な力が加わらないようにな
っており、第1ホッパ等の構造物の耐久性が向上する。
さらに、エンジンおよび油圧ポンプを一方側に配設し、
第1ホッパを車体の他方側に配設したため、第1ホッパ
で塵埃が発生してもエンジンは離れているため塵埃を吸
い込むことはない、エンジンの耐久性が向上する。した
がって、埋め立て作業や一般土木作業等における軟弱な
土、および粘性のある土を再生利用するために、土と土
質改良剤を効率良く解砕または混合して、土を再生利用
する土質改良機の車体構造を大幅に改良し、従来の土質
改良機(含む土質改良装置)のもつ問題点を解決して前
述の如く顕著な作用効果を有する自走式土質改良機とし
て有用である。
【0011】第2発明は、第1発明の構成において、第
1ホッパと、第2ホッパからの土質改良剤のシュータと
の下側に、混合機に土および土質改良剤を投入する投入
口に向けて配設した、土および土質改良剤搬送用ベルト
コンベア(50)は鉄製で構成したものである。上記構成に
よれば、鉄製のベルトコンベアは、第1ホッパから落下
する土の重量および混合機のカッタで土と土質改良剤を
混合するときの反力を土質改良剤の投入口の近傍で受け
ても十分耐え得る強度がある。したがって、ベルトコン
ベアが変形損傷することがなく耐久性が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る自走式土質
改良機の実施の形態を図1乃至図7を参照して説明す
る。先ず、図1に示す自走式土質改良機1の下部走行体
2は図示しない走行モータにより走行自在となってい
る。この下部走行体2の上部に車体3を配設している。
この下部走行体2はクローラ式としているが、車輪式と
しても良い。この車体3のほぼ中央部には、土質改良剤
及び土の固まりをほぐし解砕または混合する混合機4が
搭載されている。車体3の一方側には後述する駆動装置
5が搭載されている。車体3の他方側には土を投入する
第1ホッパ40を配設している。第1ホッパ40の前端
部は下方に傾斜しており、後端部には土こぼれ防止板4
1が設けられている。この第1ホッパ40と混合機40
との間で、かつ、図1に示す車体3に固設した支持フレ
ーム15上には土質改良剤を投入する第2ホッパ20を
配設している。混合機4の下側で、かつ、駆動装置5の
下側には油圧駆動式の搬出用ベルトコンベア16が配設
している。車体3には下部走行体の走行操作や各装置の
操作を行う操作レバー13が配設している。図1に示す
自走式土質改良機1の全長Lはトレーラトラックに搭載
可能な範囲になるように構成されている。
【0013】図2に示す下部走行体2の上部に配設した
車体3には第1ホッパ40および第2ホッパ20の下方
には油圧駆動式搬送用ベルトコンベア50を配設してい
る。このベルトコンベア50は、矢印a方向に駆動され
て土と土質改良剤とを混合機4に搬送するようになって
いる。この混合機4に配設されるカッタ4b及び回転ハ
ンマ4cにより土と土質改良剤とを解砕または混合する
ようになっている。混合機4の下側には油圧駆動式の搬
出用ベルトコンベア16が配設している。このベルトコ
ンベア16は、矢印b方向に駆動されて再生された土を
車体後方に搬出するようになっている。ベルトコンベア
16,50は土つまり等が生じた時は逆転出来るように
なっている。
【0014】図3に示す自走式土質改良機1の一方側に
は、エンジン6が横置きしてある。このエンジン6の向
きの前方にはラジエータ7,エアクリーナ8が配設さ
れ、後方にはエンジン6で駆動される油圧ポンプ9が装
着されており、エンジン6の側方には油圧操作弁10が
搭載されている。前記駆動装置5は、これらエンジン
6,ラジエータ7,エアークリーナおよび油圧ポンプ9
等からなっている。自走式土質改良機1の後部から中央
よりの右側には燃料タンク11,作動油タンク12が配
設されている。13は下部走行体の走行操作や各装置の
操作を行う操作レバーである。作動油タンク12の前方
にはクレーン14が設けられており、石灰等の土質改良
剤を第2ホッパ20への供給やエンジン6,油圧ポンプ
9及び車両の各部の点検整備時や修理時に、例えば各装
置の取付け、取外しのために使用される。このように駆
動装置5を自走式土質改良機1の一方側に集中して配設
したため、点検整備が向上し、および車体3の他方側の
第1ホッパ40に土を投入するときにも、駆動装置5が
カウンタウエイトの役目をするので車体のバランスが良
い。
【0015】図4に示す土質改良剤を投入する第2ホッ
パ20の詳細について説明する。第2ホッパ本体21の
上端には開閉自在の蓋22が設けられ、第2ホッパ本体
21内の上部には先端の尖ったカッタ23が設けられて
いる。石灰等の土質改良剤の袋51を細い2点鎖線に示
すように上から前記クレーン14により吊り降ろすと、
袋51はカッタ23により破られ、土質改良剤は第2ホ
ッパ本体21内に落下する。この第2ホッパ本体21の
側面には土質改良剤の残量を見るための点検窓24が設
けられている。第2ホッパ本体21は底板25を有し、
底部には土質改良剤供給装置30が内設されている。
【0016】図4,図5に示す土質改良剤供給装置30
の構成について説明する。図4に示すように、底板25
には旋回ベアリングのアウタレース31が固設され、内
歯歯車を有する旋回ベアリングのインナレース32は回
転体33の内輪部材34に固設している。図5に示すよ
うに、インナレース32の内歯歯車には2個の油圧モー
タ37,37のそれぞれの駆動歯車38,38が噛み合
っていて回転体33を駆動するようになっている。回転
体33の内輪部材34と外輪部材35との間には複数の
フィーダブレード36が星形を形成するように設けられ
ている。図4,図5に示す底板25の所定位置には回転
体33の内輪部材34と外輪部材35との間にわたって
排出口26が設けられ、その下側にはシュータ27が設
けられている。図4に示すように、第2ホッパ本体21
の底部で回転体33の上方には排出口26を覆うように
プレート28が設けられ、その下縁で第2ホッパ20か
ら各フィーダブレード36と外輪部材35により囲まれ
た空間内に供給する土質改良剤の高さを制限するように
なっている。回転体33の回転数は油圧モータ37の回
転数を調整することにより調整可能であり、その回転数
で土質改良剤の単位時間当たりの供給量は調整される。
【0017】図6,図7により、第1ホッパ40および
搬送用ベルトコンベア50について説明する。図6に示
すように、第1ホッパ40および第2ホッパ20の下側
には搬送用ベルトコンベア50が配設されて混合機4に
接続している。搬送用ベルトコンベア50は鉄製であ
る。この鉄製のベルトコンベア50は、第1ホッパ40
から落下する土の重量および混合機4のカッタ4bで土
と土質改良剤とを解砕または混合するときの反力を土質
改良剤の投入口4aの近傍で受けても十分耐え得る強度
があり、ベルトコンベアが変形損傷することはない。図
6に示す混合機4の側方には、土と土質改良剤とを投入
する投入口4aが設けられている。前記第1ホッパ40
および第2ホッパ20の下側に配設したベルトコンベア
50で搬送される土と土質改良剤とを投入口4aから投
入するようになっている。これにより、土と土質改良剤
とが混合機4の側方にある同じ投入口4aから投入され
る構成としたので、車高を低くすることができるので、
車体のバランスが良く車体の安定性が向上するととも
に、車高が低いので大幅な分解をせずに作業現場間を輸
送することができる。
【0018】図6に示すように、第1ホッパ40の前端
部は下方に傾斜しており、後端部には土こぼれ防止板4
1が設けられている。この第1ホッパ40は図7に示す
ように、同ホッパ40の上部の開口部42の夾角αは鈍
角(例えば140°)であり、外幅Wは油圧ショベル等
の積込機で土を積み込む場合、十分の大きさである。同
ホッパ40の下部のガイド部43の夾角βは鋭角(例え
ば30°)であり、水分の多い粘性のある土であっても
落下し易くなっている。開口部42とガイド部43との
境界部には格子状あるいは網状の篩44が設けられてお
り、大きな石等の異物が入らないようになっている。ガ
イド部43の下縁にはシール49が取着され、搬送用ベ
ルトコンベア50の上面に当接しており、塵埃の流出を
防止している。
【0019】図6に示す前記第1ホッパ40の下方排出
部で、搬送用ベルトコンベア50の表面からTの位置に
は、外周に複数の突起部材47を有する回転ローラ46
からなる土砂排出補助装置45が設けられている。この
土砂排出補助装置45は油圧駆動式であり、搬送用ベル
トコンベア50が矢印c方向に移動すると矢印d方向に
回転し、土の水分が多くてベルト上でスリップするよう
な場合は土の排出をし易くするものである。この土砂排
出補助装置45の後方には土質改良剤を投入する第2ホ
ッパ20のシュータ27を配設している。このシュータ
27の先端は搬送用ベルトコンベア50の表面からT+
tの高さに設定している。前記土砂排出補助装置45と
シュータ27との間には土砂定量供給装置48が設けら
れ、その下縁で土砂の高さを制限するようになってい
る。鉄製のベルトコンベア50は、土砂排出補助装置4
5の回転ローラ46の駆動により、突起部材47が回転
して土を排出するときの反力を受けても十分耐え得る強
度があり、ベルトコンベアが変形損傷することはない。
【0020】次に、図8に基づいて土質改良作業につい
て説明する。図8に示す、自走式土質改良機1の第1ホ
ッパ40側にはバケット53を有する油圧ショベル52
が配置し、軟弱地や凹凸のある作業場に油圧ショベル5
2及び自走式土質改良機1のクローラ式作業機械を用い
る。土質改良された土をポータブル式ベルトコンベア5
4で搬送して、良好な路面上に配置した車輪式ダンプト
ラック55に積載するようになっている。
【0021】自走式土質改良機1はクレーン14により
土質改良剤の袋51を吊り上げ、第2ホッパ20に土質
改良剤を投入する。油圧ショベル52は、土をバケット
53で掘削して第1ホッパ40に投入する。このとき、
前述のように第1ホッパ40の幅Wは十分に広いため投
入し易い。また、第1ホッパ40の篩44があるため大
きな石等の異物は除去できるが、逆に土が水分の多い粘
土の場合には投入しずらい場合がある。その場合にはバ
ケット53の背面で土を押し込むことになるが、このと
きは、第1ホッパ40にはFの方向に力が加わる。とこ
ろが、第1ホッパ40は下部走行体2の外側に配設して
いるため、自走式土質改良機1は点Pを支点として後部
が浮き上がり、力Fは制限される。したがって、過大な
力が第1ホッパ40に加わることはなく、支持フレーム
15等の構造物を破損する恐れはない。第1ホッパ40
に投入した土は前述のように搬送用ベルトコンベア50
上で適当な量の土質改良剤を加えられ、混合機4で解砕
混合されて再利用可能な土に改良される。改良された土
は搬出用ベルトコンベア16によりポータブル式ベルト
コンベア54に送られ、ダンプトラック55に搭載され
て一連の作業を完了する。
【0022】本発明の自走式土質改良機によれば、車体
の一方側に配設されたエンジンおよび油圧ポンプと、他
方側に配設された第1ホッパとの重量バランスが良く走
行もスムースに行うことができるので車体の安定性が向
上する。また、車体の他方側に配設した第1ホッパの上
方より油圧ショベル等の建設機械により力を加えて土等
を押し込んでも車体の後方が浮き上がる構造としたの
で、第1ホッパ等の構造物に過大な力が加わらないよう
になっており、第1ホッパ等の構造物の耐久性が向上す
る。さらに、第1ホッパを車体の一方側に配設し、エン
ジンおよび油圧ポンプを他方側に配設したため、第1ホ
ッパで塵埃が発生してもエンジンは離れているため塵埃
を吸い込むことはないので耐久性が向上する。
【0023】そして、鉄製のベルトコンベアを配設した
ので、第1ホッパから落下する土の重量、および混合機
のカッタによる土と土質改良剤を混合するときの反力を
土質改良剤の投入口の近傍で受けても十分耐え得る強度
があり、ベルトコンベアが変形損傷することがなく耐久
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自走式土質改良機の全体側面図であ
る。
【図2】同、側面断面図である。
【図3】同、平面図である。
【図4】同、土質改良剤を投入する第2ホッパの側面、
一部断面図である。
【図5】同、図4のA−A矢視図を示す土質改良剤供給
装置の平面図である。
【図6】同、第1および第2ホッパと搬送用ベルトコン
ベア近傍の側面断面図である。
【図7】同、図6のB−B矢視図を示す第1ホッパの正
面断面図である。
【図8】本発明の自走式土質改良機を用いた土質改良作
業の説明図である。
【符号の説明】
1 自走式土質改良機 2 下部走行体 4 混合機 4a 投入口 4b,4c カッタ 5 駆動装置 6 エンジン 9 油圧ポンプ 13 走行等の操作レバー 14 クレーン 16 搬出用ベルトコンベア 20 第2ホッパ 22 蓋 23 カッタ 25 底板 26 排出口 27 シュータ 28 プレート 30 土質改良剤供給装置 33 回転体 36 フィーダブレード 37 油圧モータ 40 第1ホッパ 41 土こぼれ防止板 44 篩 45 土砂排出補助装置 48 土砂定量供給装置 50 搬送用ベルトコンベア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土と土質改良剤を投入するホッパと、こ
    のホッパから排出される土と土質改良剤とを解砕または
    混合する混合機とを備えた自走式土質改良機において、 クローラ式走行体(2) を備えた車体(3) と、 車体(3) に配設した混合機(4) と、 車体(3) の一方側に配設したエンジン(6) および油圧ポ
    ンプ(9) と、 車体(3) の他方側に配設した、土を投入する第1ホッパ
    (40)と、 車体(3) に配設した、土質改良剤を投入する第2ホッパ
    (20)とを備えたことを特徴とする自走式土質改良機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自走式土質改良機におい
    て、第1ホッパ(40)と、第2ホッパ(20)からの土質改良
    剤のシュータ(27)との下側に、混合機(4) に土および土
    質改良剤を投入する投入口(4a)に向けて配設した、土お
    よび土質改良剤搬送用ベルトコンベア(50)は鉄製である
    ことを特徴とする自走式土質改良機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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