JPH11217002A - 台車車輪 - Google Patents

台車車輪

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JPH11217002A
JPH11217002A JP2122298A JP2122298A JPH11217002A JP H11217002 A JPH11217002 A JP H11217002A JP 2122298 A JP2122298 A JP 2122298A JP 2122298 A JP2122298 A JP 2122298A JP H11217002 A JPH11217002 A JP H11217002A
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JP
Japan
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rail
truck
wheel
floor
tact
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Application number
JP2122298A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Hirano
達郎 平野
Yasuhiro Tanaka
保広 田中
Kazutoshi Nakamura
一利 中村
Hiroyuki Tokui
廣行 徳井
Osamu Osugi
修 大杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Central Japan Railway Co
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Publication date
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レール上を走行することができる車輪である
にも関わらず、床上を走行しても床を傷つけない台車車
輪を提供する。 【解決手段】 台車車輪1は、車軸を通す車軸穴12が
形成され、円筒形状に形成された鉄製の車輪本体10
と、その外周面に積層されたウレタン製の緩衝部16と
からなる。そして、車輪本体10の外周面であって、そ
の幅方向中央には、断面三角形状のレール嵌合溝14が
設けられている。そして、緩衝部16は、このレール嵌
合溝14の外周面の両側に積層されている。この台車車
輪1を取り付けた台車は、台車をレールに載せたとき
は、レール嵌合溝14とレールとが嵌合するので、重量
物を少ない人数で、レール上を移動させることができ
る。一方、重量物を台車から降ろし、台車を床に降ろし
たときは、緩衝部16が床と接触するので、床を傷つけ
ずに床面上を移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】重量物を運搬する台車の台車
車輪の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道各社は、新幹線車両を始
めとする車両を定期的に車両工場に入庫し、車両に取り
付けられた各機器の加修・点検作業を行っている。例え
ば、新幹線車両一編成当り6〜8台取り付けられている
CS(制御機器箱)は、車両工場内にてすべて取り外さ
れ、予め決められた定置場に集められて、その定置場で
まとめて加修されていた。
【0003】このCSを加修する行程には、大きく解
体、加修、組立があるが、定置場では、その全行程が一
定の場所で行われるため、各CSの加修がどの程度進ん
だのか、(例えば解体待ちが何個、組立済みが何個ある
のかなど)作業者に聞かなければ知ることができなかっ
た。そのため車両全体として、加修・点検作業の進捗状
況を統合的に把握することが容易ではなかったのであ
る。
【0004】そこで、CSを加修する行程の進捗状況を
把握し易くするため、定置場をいくつかのタクトに割
り、各々のタクトを各行程(解体、加修、組立)につい
ての作業を行う作業場(解体タクト、加修タクト及び組
立タクト)として割り当てた。そして、各行程の作業が
終了するたび、台車を使ってCSを移動するようにし
た。いわゆる流れ作業である。
【0005】このようにすれば、例えば、あるCSが加
修タクトにあれば、CSの解体が済んで、現在、加修を
行っていることが他の作業員にも容易に把握できる。こ
こで、このような流れ作業を行う場合の車両工場内の各
作業場の配置と、各作業場間を移動するCSの移動経路
について説明する。
【0006】図5は、車両工場内の見取図である。この
図5に示すように、工場内には、フォークリフト等が移
動する直線状の通路fがほぼ中央に設けられ、その通路
fの片側に気噴き室a及び試験場e、もう片側に解体タ
クトb、加修タクトc及び組立タクトdが設けられてい
る。
【0007】このうち、気吹き室aはCSの洗浄および
ペンキ塗りが行われる場所、試験場eは加修したCSの
動作試験を行う場所である。一方、解体タクトbはCS
を構成する内部部品の一部を取り出すために、CSの解
体が行われる場所、加修タクトcは接触器等の加修が行
われる場所、組立タクトcは解体タクトbで取り出され
た内部部品を組み込んで、CSを組立てる場所である。
【0008】まず、図5に示すように、車両工場内にフ
ォークリフト等で搬入されたCSは、気吹き室aに運ば
れる。CSは、通常、新幹線車両の下部に取り付けられ
ており、走行中に吹き付けられた塵等により非常に汚れ
ているため、各作業を行う前にここで汚れが落とされ
る。
【0009】次に、この気吹き室aで洗浄等されたCS
は、車両工場内の天井クレーンで、解体タクトbまで運
ばれる。この解体タクトbには空になった台車が用意さ
れているので、その上に降ろされる。そして、解体タク
トbで内部部品を取り出すため、CSを解体する必要な
作業が終了すると、CSは台車に載せられたまま加修タ
クトcへ運搬され、取り出された内部部品や、CSに取
り付けられたままの部品の加修が行われる。
【0010】さらに、加修が済んだCSは台車に載せら
れたまま、組立タクトdへ運搬され、解体タクトbで取
り出された内部部品等が組み付けられる。次に、組立タ
クトdでの作業が終了すると、再び天井クレーンでCS
を吊り上げ、試験場eに搬送し、加修したCSの動作試
験を行う。そして、この動作試験が完了すると、フォー
クリフト等を使って工場外へ搬出され、落成するのであ
る。
【0011】一方、解体タクトbから組立タクトdにC
Sを運搬するのに使用した台車は、通路fを通って、解
体タクトbに運ばれる。このように通路fを使って台車
を解体タクトbに運搬するのは、CSを載せた台車が次
々に解体タクトbから組立タクトdに流れてくるため、
CSを運搬してきた経路を引き返して移動できないから
である。
【0012】ところで、車両工場内の床はコンクリート
製である。一方、CSは1t近くの重量があり、それを
載せる台車も100kg以上の重量がある。この様な重
量物を台車により運搬する場合、台車を移動する通路上
に轍等の凹凸ができると、重大な事故につながる危険性
がある。そのため、CSを載せた台車車輪で床を傷つけ
ないようにその構成を工夫する必要があった。
【0013】そのような工夫がなされた台車車輪とし
て、図6に示すような台車車輪が知られている。この台
車車輪5は、図6に示すように、幅方向に厚みのある鉄
製の車輪本体50と、その車輪本体50の床との接触面
に積層されたウレタン製の緩衝部52とから構成されて
いる。
【0014】つまり、この台車車輪5は、車輪本体50
に厚みをつけ、その接触面に柔軟性のある緩衝部52を
積層することによって、台車車輪5に荷重がかかって
も、荷重が一点に集中することを防止しているのであ
る。このようにすれば、台車車輪から床にかかる荷重が
分散され、床を傷つけることがないからである。
【0015】尚、台車6には4つの台車車輪が取り付け
られているが、このうち2つの後輪は、台車を移動する
際舵取できるように、床面に対し垂直な面に沿って旋回
自在に取り付けられている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この台車車輪
5は上述のように、一点に力が集中することを防止する
ことができる反面、床面との摩擦を増大させるため、C
Sを載せた台車6を移動しようとすると、3人がかりで
ないと動かせないことがあった。そのため、各行程の作
業が終了するたび、台車6を移動するためだけに、他の
行程あるいは他の作業をしている作業員を呼ばなければ
ならないという問題があった。
【0017】また、旋回自在に取り付けられている後輪
が、移動方向に対して横向きになってしまっている場
合、その押し始め(以下「起動時」という。)には、3
人の作業員でも台車6を移動できないことがあるという
問題もあった。さらに、作業員1人で自在に台車6を移
動することができなかったので、各タクト(b〜d)で
の作業しやすい場所に台車6を配置することが難しかっ
た。
【0018】そこで、解体タクトbから組立タクトdの
床にレールを敷き、台車6がそのレール上を走行できる
ように、鉄道用車両の車輪に見られるような、レール上
を走行できるように構成された鉄製の車輪を台車車輪5
に代えて取り付けることを考えた。なぜなら、レールと
鉄製の車輪とは摩擦が少ないので、CS等の重量物を載
せても台車6を作業員1人で移動でき、しかも、各行程
の作業をしやすい位置で台車6を止めることができるた
めである。また、旋回自在の車輪があっても、その車輪
が勝手な方向を向かないため、従来の台車車輪5を付け
た台車6と比較すれば、楽に起動できるからである。
【0019】しかし、上述したようなCSの加修作業を
行う場合、台車6は、組立タクトdから解体タクトbに
通路fを通って、移動させねばならない(図5参照)。
また、上記のような鉄製の車輪は、床上を走行させると
車輪にかかる力が一点に集中し、CSを載せていない状
態であっても、床を傷つけてしまう。そのため、鉄製の
車輪を付けた台車6をレールから降ろして、通路fを通
すことができないのである。
【0020】それならば、台車6をレールから降ろさず
にすむようにレール(例えば周回レール)を敷設するこ
とも考えられる。しかし、加修作業を行うスペースは限
られており、そのようなレールを敷設するスペースを確
保できなかったのである。そこで、本発明では、レール
上を走行することができる車輪であるにも関わらず、床
上を走行しても床を傷つけない台車車輪を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するための請求項1記載の発明は、円筒状に形成
された台車車輪において、当該台車車輪が床面と接する
接触面に、前記床面に設けられたレールと嵌合するレー
ル嵌合溝を凹設したことを特徴とする。
【0022】この請求項1記載の台車車輪によれば、レ
ール嵌合溝をレールに嵌合させることができるため、当
該台車車輪を取り付けた台車は、レール上を走行でき
る。また、この台車車輪は、接触面が床面と所定の幅を
もって接触することができ、荷重が一点に集中しないた
め、当該台車車輪を取り付けた台車は、コンクリート製
の床上を床面を傷つけることなく走行できる。
【0023】尚、台車車輪を取り付けた台車がレール上
を走行するときは、台車車輪とレールとの摩擦が少ない
ため、台車に重量物を載せ、少ない作業員でその重量物
を運搬できる。このため、上述したCSの加修作業の
際、CSを運搬する台車の台車車輪として好適に使用で
きる。
【0024】つまり、上述した各タクト(b〜d)間を
結んでレールを敷設しておけば、CS等の重量物をレー
ル上を走行する台車に載せて移動するできるので、CS
を少ない人数でしかもスムーズに移動させることができ
るからである。また、台車が通路f上を走行しても、床
を傷つけることがないため、空になった台車をレールか
ら降ろして、組立タクトdから解体タクトbに搬送する
ことができるからである。
【0025】次に、レール嵌合溝にレールを嵌合させて
台車を移動するときは、重量物を運搬場合が多いので、
請求項2記載の発明のように、請求項1記載の台車車輪
において、少なくとも前記レール嵌合溝を外周とする部
位であるレール嵌合部は、金属により形成されているこ
とが好ましい。
【0026】また、床面を傷つけないようにするため、
請求項3記載の発明のように、請求項1,2何れか記載
の台車車輪において、少なくとも前記接触面を外周とす
る部位の表層が、合成樹脂により形成されていることが
好ましい。この請求項3記載の台車車輪のように、接触
面の表層を合成樹脂で形成すれば、接触面を直接床面に
当接させる場合よりも、合成樹脂の柔軟性により、台車
車輪にかかる荷重を分散させることができるので、床面
を傷つけにくい。
【0027】さらに、この合成樹脂は、請求項4記載の
発明のように、ウレタンであることが好ましい。この請
求項4記載の発明のように、合成樹脂がウレタンであれ
ば、従来の台車車輪の製作技術を用いて作成することが
できるので製作が簡単である。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。図1(a)は本実施例の台車車輪の斜視図、
図1(b)はその側面図、図2は台車2の斜視図であ
る。
【0029】本実施例の台車車輪1は、図1(a)に示
すように、車軸を通す車軸穴12が形成され、円筒形状
に形成された鉄製の車輪本体10と、台車車輪10の外
周である接触面に積層されたウレタン製の緩衝部16と
からなる。そして、車輪本体10の接触面の幅方向中央
には、図1(b)に示すように、断面三角形状のレール
嵌合溝14が設けられ、緩衝部16は、このレール嵌合
溝14の両側の接触面に積層されている。
【0030】次に、この台車車輪1を取り付けた台車2
は、図2に示すように、直方体状に形成された荷台20
と、この荷台20の下面に取り付けられた4つの台車車
輪1と、台車車輪1を荷台20に取り付けるための車台
22とからなる。このうち、後輪側の2つの車台22
は、荷台20の台車車輪1への荷重方向を軸として旋回
自在に取り付けられ、前輪側の車台22は、荷台20に
固定されている。
【0031】次に、この台車2にCS等の重量物を載せ
て各タクト(b〜d)間(図5参照)を移動するとき、
台車2が走行するレールについて説明する。図3は床に
敷設したレールの平面図、図4は解体タクトbに敷設し
たレールの拡大斜視図である。
【0032】このレール3は、図3に示すように、解体
タクトbから組立タクトdにかけて敷設される。このレ
ール3は、図4の円中に示すように、台車車輪1のレー
ル嵌合溝14に嵌合するよう断面三角形状に形成され、
床からの高さが緩衝部16が床に接触しない高さに形成
されている。
【0033】そして、解体タクトbに敷設されるレール
3の先端には、台車車輪1のレール嵌合溝14が嵌合可
能な傾斜32が設けられている。この先端部は三角錘状
に形成されている。このような傾斜を設けたのは、台車
2をレール3上にスムースに載せるためである。但し、
一方のレールの傾斜は他方の傾斜よりも短い。
【0034】また、図3に示すように、組立タクトdに
敷設される部分のレール3の先端にも、解体タクトbに
敷設されたレールのような傾斜34が設けられている。
この傾斜は、台車2をレール3からスムースに降ろすた
めのものである。さらに、短い傾斜が設けられた部分に
は、台車車輪1の接触面の幅よりも広い幅を有する鉄板
36が取り付けられている。これら鉄板36を設けたの
は、台車車輪1と床とが直接接触し、コンクリート製の
床に凹凸ができるのを防止するためである。
【0035】尚、解体タクトbあるいは組立タクトd内
に上記のような傾斜32,34及び鉄板36を設けたの
は、車両工場内のスペースの問題から、各タクトでも台
車2がレール3上に完全に載るように敷設することがで
きないからである。つまり、このようにレール3を敷設
すると、解体タクト3の外側にさらに傾斜32を設けね
ばならないため、それだけ広いスペースが必要となるか
らである。
【0036】以上のように構成された台車車輪1を取り
付けた台車2は、CSを加修する作業(図5参照)に以
下のようにして使用される。まず、解体タクトbに台車
2が配置され、CS等の重量物が台車2に載せられる。
【0037】この解体タクトbに台車2を配置するに
は、まず、前輪の台車車輪1のレール嵌合溝14を長い
方の傾斜32に噛み合わせ台車2を押せばよい。する
と、まだ噛み合っていない前輪もやがて短い方の傾斜3
2に当接し、その傾斜32に沿ってレール3に上がる。
つまり、2つの前輪はレール3に載った状態で配置され
る。
【0038】一方後輪は、一方の後輪が長い方の傾斜3
2に噛み合った状態で、他方の後輪が鉄板36に載った
状態に配置される。この状態で、台車2上にCSが天井
クレーンで載置され、解体作業が行われるのである。
【0039】次に、解体タクトbでの解体作業が終了す
ると、作業員は、CSが載った台車2を押して、加修タ
クトcに移動する。このとき、解体タクトbに配置され
た台車2の後輪は、レール3上に載っていないが、一方
の後輪は、長い方の傾斜32に噛み合っているので、そ
のままレール3に載り、他方の後輪も、更に台車2を押
すとやがて、短い方の傾斜32に当接してレール3上に
載る。
【0040】次に、加修タクトcに移動したCSの加修
作業が終了すると、CSを載せた台車2を組立タクトd
に移動する。この組立タクトdでは、台車2は、一方の
前輪が鉄板36の上に載り、他方が長い方の傾斜34に
嵌合し、後輪はレール3に載った状態で配置される。
【0041】そして、組立タクトd(図5参照)での作
業が終了し、CSが天井クレーンで吊り上げられ、台車
2が空になると、台車2をレール3から降ろし、台車2
を通路fを通して再び解体タクトbに配置する。以上説
明した台車車輪1を取り付けた台車2用いると以下の効
果がある。
【0042】まず、CS等の重量物を台車2に積んで各
タクト(b〜d)間を移動するとき、台車2をレール3
に載せて移動することができるので、少ない人数でCS
を移動させることができる。そのため、CSの移動に必
要な作業員の数を減らすことができ、CSの加修作業を
効率良く行うことができる。
【0043】尚、解体タクトbに配置された台車2を移
動するとき、少なくとも2つの前輪はレール3上に載っ
ているので、接触面にウレタンを積層しただけの従来の
台車車輪を使った台車で運搬するよりも、楽に台車2を
移動させることができる(作業員1人でも移動可能)。
【0044】また、台車車輪1は、レール3から台車2
が降ろされると、緩衝部16が床と接触する。従って、
台車2が床上を走行しても床を傷つけない。さらに、以
上から、この台車車輪1を取り付けた台車2を利用すれ
ば、床とレールとを共に走行できるので、流れ作業を行
う各タクト(b〜d)の作業場の面積を狭くすることが
できる。
【0045】尚、上記実施例では、レール嵌合溝14が
台車車輪1の回転軸方向中央に設けられているが、中央
に限るものではない。また、レール3及びレール嵌合部
14の形状も断面三角形状に限るものではなく、半球
状、コ字状等どの様な形状でもよい。
【0046】また、緩衝部16はウレタンに限るもので
はない。さらに、上記実施例では、車台22の後輪のみ
を旋回可能としたが、前輪も旋回可能であってもよく、
すべて荷台に固定されていてもよい。また、上記実施例
では、CSを運搬する例を使って説明したが、当然これ
に限られるものではない。
【0047】また、上記実施例では、車軸穴12を形成
した台車車輪1と車軸とが別体のものについて説明した
が、台車車輪と車軸とが一体に形成されたものを用いて
もよい。ところで、レール3の先端に形成された傾斜
(32,34)部分は、取り外し自在に形成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の台車車輪の斜視図及び側面図であ
る。
【図2】 本実施例の台車車輪を取り付けた台車の斜視
図である。
【図3】 本実施例の台車車輪を使った台車が走行す
る、床に敷設したレールの平面図である。
【図4】 本実施例の、台車車輪を使った台車が走行す
る、解体タクトbに敷設したレールの拡大斜視図であ
る。
【図5】 新幹線車両のCS(制御機器箱)を加修する
車両工場の見取図である。
【図6】 従来の台車車輪の斜視図である。
【符号の説明】
1,5…台車車輪、2,6…台車、3…レール、10…
車輪本体、12…車軸穴、14…レール嵌合溝、16…
緩衝部、20…荷台、22…車台、32,34…傾斜、
36…鉄板、50…車輪本体、52…緩衝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳井 廣行 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 大杉 修 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に形成された台車車輪において、 当該台車車輪が床面と接する接触面に、前記床面に設け
    られたレールと嵌合するレール嵌合溝を凹設したことを
    特徴とする台車車輪。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の台車車輪において、 少なくとも前記レール嵌合溝を外周とする部位であるレ
    ール嵌合部は、金属により形成されていることを特徴と
    する台車車輪。
  3. 【請求項3】 請求項1,2何れか記載の台車車輪にお
    いて、 少なくとも前記接触面を外周とする部位の表層は、合成
    樹脂により形成されていることを特徴とする台車車輪。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の台車車輪において、 前記合成樹脂は、ウレタンであることを特徴とする台車
    車輪。
JP2122298A 1998-02-02 1998-02-02 台車車輪 Pending JPH11217002A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100955531B1 (ko) 2008-05-27 2010-05-03 (주)부경개발 철도선로용 틀비계
CN109941036A (zh) * 2019-04-29 2019-06-28 江苏理工学院 一种接地面积可变的安全节能车轮
CN114802315A (zh) * 2022-06-30 2022-07-29 西安华创马科智能控制系统有限公司 一种用于工作面液压支架之间的行走机构

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