JPH0533521Y2 - - Google Patents
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- JPH0533521Y2 JPH0533521Y2 JP1985094745U JP9474585U JPH0533521Y2 JP H0533521 Y2 JPH0533521 Y2 JP H0533521Y2 JP 1985094745 U JP1985094745 U JP 1985094745U JP 9474585 U JP9474585 U JP 9474585U JP H0533521 Y2 JPH0533521 Y2 JP H0533521Y2
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Links
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Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
本考案は、鉄道道床の全更換及び部分的更換に
使用される道床更換機を作業現場まで運搬するた
めの道床更換機用運搬装置に関し、より具体的に
は、一対の走行用クローラ及び作業用アーム並び
にこれらを駆動させるめの油圧式駆動源を備えた
パワーシヨベル等の道床更換機を運搬するための
道床更換機用運搬装置に関するものである。
使用される道床更換機を作業現場まで運搬するた
めの道床更換機用運搬装置に関し、より具体的に
は、一対の走行用クローラ及び作業用アーム並び
にこれらを駆動させるめの油圧式駆動源を備えた
パワーシヨベル等の道床更換機を運搬するための
道床更換機用運搬装置に関するものである。
一般に、鉄道道床はレールの振動に起因する噴
泥その他の原因により、枕木直下面が固結して、
その弾性を喪失するようになる。道床が固結して
弾性を喪失すれば、車輌の乗心地が悪化するだけ
でなく、早期に軌道狂いを起生する虞れがある。 従つて、鉄道道床に固結が発生すれば早急に道
床の更換を必要とする。 而して、鉄道道床の部分的更換はこれ迄その殆
どが入力により行われてきたが、労働力の確保が
困難になつてきたため、一部の鉄道にあつては油
圧駆動式のクローラ型道床更換機(例えばパワー
シヨベル)を使用して道床更換を行う工法が導入
されている。即ち、道床更換機を道床上を自走さ
れて道床更換地点まで移動させ、油圧シヨベルに
より砂礫の掘削及び掬い取りを行つて道床の更換
を行うようにしている。
泥その他の原因により、枕木直下面が固結して、
その弾性を喪失するようになる。道床が固結して
弾性を喪失すれば、車輌の乗心地が悪化するだけ
でなく、早期に軌道狂いを起生する虞れがある。 従つて、鉄道道床に固結が発生すれば早急に道
床の更換を必要とする。 而して、鉄道道床の部分的更換はこれ迄その殆
どが入力により行われてきたが、労働力の確保が
困難になつてきたため、一部の鉄道にあつては油
圧駆動式のクローラ型道床更換機(例えばパワー
シヨベル)を使用して道床更換を行う工法が導入
されている。即ち、道床更換機を道床上を自走さ
れて道床更換地点まで移動させ、油圧シヨベルに
より砂礫の掘削及び掬い取りを行つて道床の更換
を行うようにしている。
然し乍ら、前記の場合、道床更換機が踏切より
線路に進入して道床上を移動する際に、クローラ
によるコンクリート枕木の破損を防止するため、
ゴムベルトを道床更換地点まで順次敷設し、その
上を走行させるようにしている。その結果、道床
更換機の進行速度が遅くなつて作業現場までの移
動に時間が掛り、作業性が極めて悪くなると云う
問題があつた。 又、作業終了後は道床更換機を始発電車が来る
一時間前に踏切より線路外へ出す必要があるが、
この場合もゴムベルト上を走行させなければなら
ないため、迅速なる移動が行えなかつた。 更に、ゴムベルトを敷いてもコンクリート枕木
が破損することが屡々あつた。 本考案は、上記のような問題点を解消するため
に創案されたものであり、その目的は道床更換機
を作業現場まで或いは作業現場から軌道外へ迅速
且つ円滑に移動できる道床更換機用運搬装置を提
供するにある。
線路に進入して道床上を移動する際に、クローラ
によるコンクリート枕木の破損を防止するため、
ゴムベルトを道床更換地点まで順次敷設し、その
上を走行させるようにしている。その結果、道床
更換機の進行速度が遅くなつて作業現場までの移
動に時間が掛り、作業性が極めて悪くなると云う
問題があつた。 又、作業終了後は道床更換機を始発電車が来る
一時間前に踏切より線路外へ出す必要があるが、
この場合もゴムベルト上を走行させなければなら
ないため、迅速なる移動が行えなかつた。 更に、ゴムベルトを敷いてもコンクリート枕木
が破損することが屡々あつた。 本考案は、上記のような問題点を解消するため
に創案されたものであり、その目的は道床更換機
を作業現場まで或いは作業現場から軌道外へ迅速
且つ円滑に移動できる道床更換機用運搬装置を提
供するにある。
この課題を解決した本考案の道床更換機用運搬
装置は、一対の走行用クローラ6及び作業用アー
ム28並びにこれらを駆動させるための油圧式駆
動源15を備えたパワーシヨベル等の道床更換機
5を運搬するためのものであつて、別個独立した
従動台車1及び駆動台車10からなる運搬車と道
床更換機5に付設された非常時用駆動源30とか
らなる。 而して、従動台車1は、レール27上を走行し
うる複数の車輪4を設けた台枠2と、両端部に各
クローラ6の一端部を載置支持しうる載置部7
b,7cを有し、中央部を台枠2に水平回転自在
に軸支8された支持体7と、を具備するものであ
る。 また、駆動台車10は、前記レール27上を走
行しうる複数の車輪13を設けた台枠11と、両
端部に各クローラ6の他端部を載置支持しうる載
置部14d,14eを有し、中央部を台枠11に
水平回転自在に軸支14cされた支持体14と、
前記油圧式駆動源15又は非常時駆動源30によ
り作動されて、車輪13を駆動する駆動装置16
と、を具備するものである。
装置は、一対の走行用クローラ6及び作業用アー
ム28並びにこれらを駆動させるための油圧式駆
動源15を備えたパワーシヨベル等の道床更換機
5を運搬するためのものであつて、別個独立した
従動台車1及び駆動台車10からなる運搬車と道
床更換機5に付設された非常時用駆動源30とか
らなる。 而して、従動台車1は、レール27上を走行し
うる複数の車輪4を設けた台枠2と、両端部に各
クローラ6の一端部を載置支持しうる載置部7
b,7cを有し、中央部を台枠2に水平回転自在
に軸支8された支持体7と、を具備するものであ
る。 また、駆動台車10は、前記レール27上を走
行しうる複数の車輪13を設けた台枠11と、両
端部に各クローラ6の他端部を載置支持しうる載
置部14d,14eを有し、中央部を台枠11に
水平回転自在に軸支14cされた支持体14と、
前記油圧式駆動源15又は非常時駆動源30によ
り作動されて、車輪13を駆動する駆動装置16
と、を具備するものである。
道床更換機5を運搬する場合には、まず、道床
更換機5を、両クローラ6が一方のレール27を
跨ぐ状態に、例えば踏切から軌道内に進入させた
上、レール27,27上に運搬車1,10を走行
自在にセツトする。かかるセツテイング作業は、
運搬車が一体型の重量物でなく、軽量の別個独立
した台車1,10からなるものであるから、クレ
ーン等の格別の装置を使用せずとも、道床更換機
5の作業用アーム28等を使用して容易に行うこ
とができる。 しかる後、アーム28を、その先端部(例えば
シヨベル)をクローラ6の一端部の前方適所に接
地させた状態で、伸長させることによつて、両ク
ローラ6の一端部を、その他端部を支点として旋
回させつつ持ち上げ、持ち上げられたクローラ部
分下に、一方の台車(説明の便宜上、従動台車1
とする)を導く。さらに、支持体7をクローラ6
に直交するように水平回転させて、各載置部7
b,7cをクローラ6の一端部の直下位置に位置
させた上、アーム28を縮小させて、両クローラ
6の一端部を載置部7b,7cに載置支持させ
る。 次いで、アーム28を旋回させて、その先端部
をクローラ6の他端部の後方適所に接地させた
上、上記したと同様に、アーム28を操作して、
両クローラ6の他端部を、その一端部を支点とし
て旋回させつつ持ち上げ、他方の台車(説明の便
宜上、駆動台車10とする)の支持体14上に載
置支持させる。 このとき、クローラ6の一端部を支持している
支持体7は、クローラ6の旋回に付随して回転す
るから、クローラ6の支持体14への載置動作が
円滑に行われる。 このようにして、クローラ6の両端部が両台車
1,10の支持体7,14上に載置されると、台
車1,10が道床更換機5を介して一体化され、
レール27上を走行自在な一つの車両に構成され
る。 したがつて、駆動台車10の駆動装置16を道
床更換機5の駆動源15に接続して、該駆動源1
5により駆動台車10の車輪13を駆動させるこ
とによつて、レール27上を自走させて、道床更
換機5を目的場所へと運搬することができる。な
お、この運搬操作は、作業者が道床更換機5の運
転台に乗つて行うことができる。 このとき、クローラ6の各端部が各々水平回転
自在な支持体7,14に支持されているから、レ
ール27が急激なカーブをなしている箇所におい
ても、円滑に通過することができる。 また、目的場所で道床更換機5を降ろす場合に
は、上記したと同様に、アーム27の操作によ
り、一方の台車上に支持されているクローラ6の
一端部を支点として、クローラ6の他端部を他方
の台車から降ろして接地させ、更に、この接地さ
れたクローラ部分を支点として、クローラ6を一
方の台車から降ろすのである。かかる作業も、ク
ローラ6の変位に伴つて支持体7,17が回転さ
れることから、円滑に行われる。 また、道床更換機5の駆動源15の一部(例え
ばエンジン)が故障した場合には、非常時用駆動
源30により駆動台車10の駆動装置16を駆動
させる等することができ、不測の事態にも充分対
応することができる。
更換機5を、両クローラ6が一方のレール27を
跨ぐ状態に、例えば踏切から軌道内に進入させた
上、レール27,27上に運搬車1,10を走行
自在にセツトする。かかるセツテイング作業は、
運搬車が一体型の重量物でなく、軽量の別個独立
した台車1,10からなるものであるから、クレ
ーン等の格別の装置を使用せずとも、道床更換機
5の作業用アーム28等を使用して容易に行うこ
とができる。 しかる後、アーム28を、その先端部(例えば
シヨベル)をクローラ6の一端部の前方適所に接
地させた状態で、伸長させることによつて、両ク
ローラ6の一端部を、その他端部を支点として旋
回させつつ持ち上げ、持ち上げられたクローラ部
分下に、一方の台車(説明の便宜上、従動台車1
とする)を導く。さらに、支持体7をクローラ6
に直交するように水平回転させて、各載置部7
b,7cをクローラ6の一端部の直下位置に位置
させた上、アーム28を縮小させて、両クローラ
6の一端部を載置部7b,7cに載置支持させ
る。 次いで、アーム28を旋回させて、その先端部
をクローラ6の他端部の後方適所に接地させた
上、上記したと同様に、アーム28を操作して、
両クローラ6の他端部を、その一端部を支点とし
て旋回させつつ持ち上げ、他方の台車(説明の便
宜上、駆動台車10とする)の支持体14上に載
置支持させる。 このとき、クローラ6の一端部を支持している
支持体7は、クローラ6の旋回に付随して回転す
るから、クローラ6の支持体14への載置動作が
円滑に行われる。 このようにして、クローラ6の両端部が両台車
1,10の支持体7,14上に載置されると、台
車1,10が道床更換機5を介して一体化され、
レール27上を走行自在な一つの車両に構成され
る。 したがつて、駆動台車10の駆動装置16を道
床更換機5の駆動源15に接続して、該駆動源1
5により駆動台車10の車輪13を駆動させるこ
とによつて、レール27上を自走させて、道床更
換機5を目的場所へと運搬することができる。な
お、この運搬操作は、作業者が道床更換機5の運
転台に乗つて行うことができる。 このとき、クローラ6の各端部が各々水平回転
自在な支持体7,14に支持されているから、レ
ール27が急激なカーブをなしている箇所におい
ても、円滑に通過することができる。 また、目的場所で道床更換機5を降ろす場合に
は、上記したと同様に、アーム27の操作によ
り、一方の台車上に支持されているクローラ6の
一端部を支点として、クローラ6の他端部を他方
の台車から降ろして接地させ、更に、この接地さ
れたクローラ部分を支点として、クローラ6を一
方の台車から降ろすのである。かかる作業も、ク
ローラ6の変位に伴つて支持体7,17が回転さ
れることから、円滑に行われる。 また、道床更換機5の駆動源15の一部(例え
ばエンジン)が故障した場合には、非常時用駆動
源30により駆動台車10の駆動装置16を駆動
させる等することができ、不測の事態にも充分対
応することができる。
以下、本考案の構成を第1図〜第11図に示す
実施例に基づいて具体的に説明する。 この実施例の道床更換機用運搬装置は、第1図
〜第11図に示す如く、別個独立した従動台車1
及び駆動台車10からなる運搬車と、道床更換機
5に付設された非常時用駆動源30とからなる。
なお、道床更換機5は、一対の走行用クローラ6
及び作業用アーム28並びにこれらを駆動させる
ための油圧式駆動源15を備えたものであり、こ
の実施例では、パワーシヨベルである。 従動台車1は、第1図〜第3図に示す如く、チ
ヤンネル材等により適宜の形状に枠組された台枠
2と、台枠2の下面に架設された車軸3と、車軸
3に回転自在に取付けられて、レール27上を走
行しうる複数の車輪4と、台枠2の上面に設けら
れた支持体7と、を具備してなる。 支持体7は、両端部にパワーシヨベル5の各ク
ローラ6を載置支持しうる載置部7b,7cを設
けてなり、中央部を台枠2に水平回転自在に軸支
8されている。すなわち、支持体7は、チヤンネ
ル材等により長方形状に枠組された支持体7aの
両端部上面に、辷り止め用の突条7bを設け、該
突条7bの両サイドに略鼓形状の指導板7cを立
設し、支持枠7aの下面に数個の転動輪7dを回
転自在に設けて構成されており、該支持体7は台
枠2上面に軸8及び前記転動輪7dを介して回転
自在に枢着されている。なお、転動輪7dは台枠
2に固着したガイドレール9上を転動しうると共
に、支持体7に作用する上下方向荷重を受け止め
る役目をする。又、突条7bはクローラ6の谷の
部分に噛み合つて走行装置6の前後方向の辷りを
防止するものである。更に、指導板7cの間隔は
クローラの幅よりも若干大きく選定されており、
これらはクローラ6の左右方向の辷り等を防止す
るものである。 駆動台車10は、第4図〜第6図に示す如く、
チヤンネル材等により適宜の形状に枠組された台
枠11と、台枠11の下面に回転自在に架設され
た車軸12と、車軸12に固着されて、レール2
7上を走行しうる複数の車輪13と、台枠11の
上面に設けられた支持体14と、パワーシヨベル
5の油圧式駆動源15により駆動される駆動装置
16と、を具備してなる。 支持体14は、両端部に各クローラ6を載置支
持しうる載置部14d,14eを設けてなり、中
央部を台枠11に水平回転自在に軸支14cされ
ている。すなわち、支持体14は、チヤンネル材
等により長方形状に枠組された支持枠14aを台
枠11上に固着し、該支持枠14a上にこれと同
形状の支持板14bを軸14cにより回転自在に
枢着し、支持板14bの両端部上面に辷り止め用
の突条14dを設け、該突条14dの両サイドに
略鼓形状の指導板14eを立設して構成されてい
る。なお、突条14d及び指導板14eは、従動
車輪1に設けた突条7b及び指導板7cと同様に
クローラ6の辷り等を防止するものである。 駆動装置16は、台枠11上に載置された油圧
モータ16aと、油圧モータ16aに装着された
カウンターバランス弁型油圧ブレーキ弁16b
と、油圧モータ16aに連動連結されたギヤ式の
減速機16cと、減速機16cと車軸12との間
に介設されて油圧モータ16aの動力を車軸12
に伝達して車輪13を回転させるチエーン式伝導
装置16d等から構成されており、パワーシヨベ
ル5の駆動源15例えば走行用油圧ユニツトによ
り駆動されるようになつている。 即ち、第7図に示す如く、エンジン17、油圧
ポンプ18及び左右何れか一方の走行用操作弁1
9等からなる駆動源15に前記駆動装置16を連
結している。なお、20及び21はストツプバル
ブ、22はセンタースイベルジヨイント、23は
ブレーキ弁、24はキヤタピラ走行用モータ、2
5はタンク、26は接続用油圧ホースである。 而して、クローラ走行用モータ24側のストツ
プバルブ20を閉じて駆動装置16側のストツプ
バルブ21を開き、走行用操作弁19を操作する
ことにより、駆動装置16が駆動して台車10を
前後進させることができる。なお、油圧モータ1
6aにブレーキ弁16bを装着しているため、走
行用操作弁19が中立時にはブレーキ弁16bが
閉じ、自動的に油圧ブレーキが作動して制動を行
うようになつている。 非常時用駆動源30は、パワーシヨベル5の駆
動源15の一部、例えばエンジン17が故障した
ときにおいて、駆動装置16を駆動させるもので
ある。 この非常時用駆動源30は、第7図及び第9図
に示すように、パワーシヨベル5の駆動源15の
油圧ポンプ18の近傍位置に接続されており、小
型の発電機31、電気モータ32、油圧ポンプ3
3及び電磁弁34等かた構成されている。なお、
35は切替スイツチ、36はチエツキバルブ、3
7はフイルタ、38はパワーシヨベル5の走行モ
ータや各シリンダ等を操作する操作弁である。 次に、以上のように構成された道床更換機用運
搬装置を用いてパワーシヨベルを作業現場まで運
搬する場合について説明する。 列車運行の休止される夜間等において、パワー
シヨベル5を踏切より軌道内へ進入させて、一方
のクローラ6をレール27間に、また他方のクロ
ーラ6をレール6の外側に位置させる。なお、コ
ンクリート枕木区間ではゴムベルトを敷いてその
上を走行させる。 次に、従動台車1及び駆動台車10をワイヤロ
ープとパワーシヨベル5のアーム28等で吊り下
げてこれらをレール27上にセツトする。 そして、第10図に示す如く、シヨベル29及
びアーム28で支持してクローラ6の一端側を持
ち上げ、クローラ6の下方へ従動台車1を導い
て、各クローラ6の一端部を支持体7の指導板7
c間に載置する。このとき、支持体7はクローラ
6を載置するに最適な姿勢に水平回転できるか
ら、クローラ6の支持体7への載置作業を容易に
行いうる。 さらに、第11図に示す如く、アーム27を反
対側に旋回させて、前記と同様にシヨベル29及
びアーム28で支持して、クローラ6の他端側を
持ち上げ、該クローラ6の下方に駆動台車10を
導いて、各クローラ6の他端部を支持体14の指
導板14e間に載置する。このとき、クローラ6
の一端部を載置する支持体7は、クローラ6の支
持体14への載置動作に伴つて自動的に水平回転
され、最終的に、クローラ6はレール27に平行
する状態で支持体7,14に良好に載置されるこ
となる。なお、運搬車1,10へのパワーシヨベ
ル5の積載は5分程度で行ない得る。 又、各支持体7,14の突条7b,14d及び
指導板7c,14eによりクローラの左右前後方
向の辷りを防止することができる。 そして、パワーシヨベル5を運搬車1,10に
搭載させた後、パワーシヨベル5の駆動源15と
駆動台車10の駆動装置16とを接続し、パワー
シヨベル5の操作席で駆動台車10の走行制御を
行ない、パワーシヨベル5を運搬車1,10によ
り道床更換地点まで移動させる。このときの移動
速度は20〜30Km/hである。 現場到着後は、シヨベル29及びアーム28で
支持してクローラ6の前後を交互に持ち上げて各
台車1,10を順に取り除き、パワーシヨベル5
を運搬車1,10から降ろす。 運搬車1,10から降ろされたパワーシヨベル
5はゴムベルト上で作業を開始する。なお、道床
の部分更換は従来と同様にして行う。 また、作業が終了すると、パワーシヨベル5を
再び運搬車1,10に搭載し、これを自走させて
パワーシヨベル5を移動させる。 そして、例えばパワーシヨベル5のエンジン1
7が故障したような不測の事態が発生した場合に
は、非常時用駆動源30を使用して、上記同様の
作業を行ないうる。すなわち、各台車1,10へ
のパワーシヨベル5の積み降ろしを行なうことが
でき、駆動台車10を自走させてパワーシヨベル
5の移動を行ないうるのである。
実施例に基づいて具体的に説明する。 この実施例の道床更換機用運搬装置は、第1図
〜第11図に示す如く、別個独立した従動台車1
及び駆動台車10からなる運搬車と、道床更換機
5に付設された非常時用駆動源30とからなる。
なお、道床更換機5は、一対の走行用クローラ6
及び作業用アーム28並びにこれらを駆動させる
ための油圧式駆動源15を備えたものであり、こ
の実施例では、パワーシヨベルである。 従動台車1は、第1図〜第3図に示す如く、チ
ヤンネル材等により適宜の形状に枠組された台枠
2と、台枠2の下面に架設された車軸3と、車軸
3に回転自在に取付けられて、レール27上を走
行しうる複数の車輪4と、台枠2の上面に設けら
れた支持体7と、を具備してなる。 支持体7は、両端部にパワーシヨベル5の各ク
ローラ6を載置支持しうる載置部7b,7cを設
けてなり、中央部を台枠2に水平回転自在に軸支
8されている。すなわち、支持体7は、チヤンネ
ル材等により長方形状に枠組された支持体7aの
両端部上面に、辷り止め用の突条7bを設け、該
突条7bの両サイドに略鼓形状の指導板7cを立
設し、支持枠7aの下面に数個の転動輪7dを回
転自在に設けて構成されており、該支持体7は台
枠2上面に軸8及び前記転動輪7dを介して回転
自在に枢着されている。なお、転動輪7dは台枠
2に固着したガイドレール9上を転動しうると共
に、支持体7に作用する上下方向荷重を受け止め
る役目をする。又、突条7bはクローラ6の谷の
部分に噛み合つて走行装置6の前後方向の辷りを
防止するものである。更に、指導板7cの間隔は
クローラの幅よりも若干大きく選定されており、
これらはクローラ6の左右方向の辷り等を防止す
るものである。 駆動台車10は、第4図〜第6図に示す如く、
チヤンネル材等により適宜の形状に枠組された台
枠11と、台枠11の下面に回転自在に架設され
た車軸12と、車軸12に固着されて、レール2
7上を走行しうる複数の車輪13と、台枠11の
上面に設けられた支持体14と、パワーシヨベル
5の油圧式駆動源15により駆動される駆動装置
16と、を具備してなる。 支持体14は、両端部に各クローラ6を載置支
持しうる載置部14d,14eを設けてなり、中
央部を台枠11に水平回転自在に軸支14cされ
ている。すなわち、支持体14は、チヤンネル材
等により長方形状に枠組された支持枠14aを台
枠11上に固着し、該支持枠14a上にこれと同
形状の支持板14bを軸14cにより回転自在に
枢着し、支持板14bの両端部上面に辷り止め用
の突条14dを設け、該突条14dの両サイドに
略鼓形状の指導板14eを立設して構成されてい
る。なお、突条14d及び指導板14eは、従動
車輪1に設けた突条7b及び指導板7cと同様に
クローラ6の辷り等を防止するものである。 駆動装置16は、台枠11上に載置された油圧
モータ16aと、油圧モータ16aに装着された
カウンターバランス弁型油圧ブレーキ弁16b
と、油圧モータ16aに連動連結されたギヤ式の
減速機16cと、減速機16cと車軸12との間
に介設されて油圧モータ16aの動力を車軸12
に伝達して車輪13を回転させるチエーン式伝導
装置16d等から構成されており、パワーシヨベ
ル5の駆動源15例えば走行用油圧ユニツトによ
り駆動されるようになつている。 即ち、第7図に示す如く、エンジン17、油圧
ポンプ18及び左右何れか一方の走行用操作弁1
9等からなる駆動源15に前記駆動装置16を連
結している。なお、20及び21はストツプバル
ブ、22はセンタースイベルジヨイント、23は
ブレーキ弁、24はキヤタピラ走行用モータ、2
5はタンク、26は接続用油圧ホースである。 而して、クローラ走行用モータ24側のストツ
プバルブ20を閉じて駆動装置16側のストツプ
バルブ21を開き、走行用操作弁19を操作する
ことにより、駆動装置16が駆動して台車10を
前後進させることができる。なお、油圧モータ1
6aにブレーキ弁16bを装着しているため、走
行用操作弁19が中立時にはブレーキ弁16bが
閉じ、自動的に油圧ブレーキが作動して制動を行
うようになつている。 非常時用駆動源30は、パワーシヨベル5の駆
動源15の一部、例えばエンジン17が故障した
ときにおいて、駆動装置16を駆動させるもので
ある。 この非常時用駆動源30は、第7図及び第9図
に示すように、パワーシヨベル5の駆動源15の
油圧ポンプ18の近傍位置に接続されており、小
型の発電機31、電気モータ32、油圧ポンプ3
3及び電磁弁34等かた構成されている。なお、
35は切替スイツチ、36はチエツキバルブ、3
7はフイルタ、38はパワーシヨベル5の走行モ
ータや各シリンダ等を操作する操作弁である。 次に、以上のように構成された道床更換機用運
搬装置を用いてパワーシヨベルを作業現場まで運
搬する場合について説明する。 列車運行の休止される夜間等において、パワー
シヨベル5を踏切より軌道内へ進入させて、一方
のクローラ6をレール27間に、また他方のクロ
ーラ6をレール6の外側に位置させる。なお、コ
ンクリート枕木区間ではゴムベルトを敷いてその
上を走行させる。 次に、従動台車1及び駆動台車10をワイヤロ
ープとパワーシヨベル5のアーム28等で吊り下
げてこれらをレール27上にセツトする。 そして、第10図に示す如く、シヨベル29及
びアーム28で支持してクローラ6の一端側を持
ち上げ、クローラ6の下方へ従動台車1を導い
て、各クローラ6の一端部を支持体7の指導板7
c間に載置する。このとき、支持体7はクローラ
6を載置するに最適な姿勢に水平回転できるか
ら、クローラ6の支持体7への載置作業を容易に
行いうる。 さらに、第11図に示す如く、アーム27を反
対側に旋回させて、前記と同様にシヨベル29及
びアーム28で支持して、クローラ6の他端側を
持ち上げ、該クローラ6の下方に駆動台車10を
導いて、各クローラ6の他端部を支持体14の指
導板14e間に載置する。このとき、クローラ6
の一端部を載置する支持体7は、クローラ6の支
持体14への載置動作に伴つて自動的に水平回転
され、最終的に、クローラ6はレール27に平行
する状態で支持体7,14に良好に載置されるこ
となる。なお、運搬車1,10へのパワーシヨベ
ル5の積載は5分程度で行ない得る。 又、各支持体7,14の突条7b,14d及び
指導板7c,14eによりクローラの左右前後方
向の辷りを防止することができる。 そして、パワーシヨベル5を運搬車1,10に
搭載させた後、パワーシヨベル5の駆動源15と
駆動台車10の駆動装置16とを接続し、パワー
シヨベル5の操作席で駆動台車10の走行制御を
行ない、パワーシヨベル5を運搬車1,10によ
り道床更換地点まで移動させる。このときの移動
速度は20〜30Km/hである。 現場到着後は、シヨベル29及びアーム28で
支持してクローラ6の前後を交互に持ち上げて各
台車1,10を順に取り除き、パワーシヨベル5
を運搬車1,10から降ろす。 運搬車1,10から降ろされたパワーシヨベル
5はゴムベルト上で作業を開始する。なお、道床
の部分更換は従来と同様にして行う。 また、作業が終了すると、パワーシヨベル5を
再び運搬車1,10に搭載し、これを自走させて
パワーシヨベル5を移動させる。 そして、例えばパワーシヨベル5のエンジン1
7が故障したような不測の事態が発生した場合に
は、非常時用駆動源30を使用して、上記同様の
作業を行ないうる。すなわち、各台車1,10へ
のパワーシヨベル5の積み降ろしを行なうことが
でき、駆動台車10を自走させてパワーシヨベル
5の移動を行ないうるのである。
以上の説明から容易に理解されるように、本考
案の道床更換機用運搬装置は、 (1) 運搬車が一体型のものでなく、別個独立した
従動台車1と駆動台車10とに分離構成されて
いるから、格別のクレーン等を使用することな
く、パワーシヨベル等の道床更換機5自体を使
用して、道床更換機5の運搬車1,10への積
み降ろし作業及び運搬車1,10のレール27
へのセツテイング作業を簡便且つ容易に行うこ
とができる。しかも、クローラ6を載置する各
支持体7,14が、クローラ6の載置点間の軸
支点8,14c回りで水平回転自在とされてい
て、道床更換機5の運搬車1,10への積み降
ろし時におけるクローラ6の姿勢変化に追随で
きることから、道床更換機5の運搬車1,10
への積み降ろし作業を無理なく円滑に行うこと
ができる。また、運搬車1,10は、これに搭
載された道床更換機5の駆動源15を利用して
レール27上を自走できるため、道床更換機5
の作業地点への移動及び作業地点から軌道外へ
の移動を、コンクリート枕木を破損させること
なく迅速且つ円滑に行うことができ、上記した
こととも相俟つて、作業性能の大幅な向上を図
り得る。 (2) 運搬車1,10は、これに搭載される道床更
換機5の駆動源15により自走できるため、道
床更換機5の操作席で運搬装置の走行制御を行
なうことができる。その結果、運搬装置を安全
且つ良好に運転することができる。 (3) 台車1,10が独立したものであり、クロー
ラ6の両端部を支持する支持体7,14が水平
回転自在であることから、レール27に急激な
カーブ箇所があるような場合にも、円滑且つ安
定した走行を行うことができる。 (4) 運搬車を従動台車1と駆動台車10とに分離
構成し、その一体化及び走行駆動を搭載した道
床更換機5により行うようにしているため、運
搬車1,10の小型化並びに軽量化を図ること
ができる。その結果、運搬車1,10の持ち運
びやレール27上へのセツテイング等を簡単且
つ容易に行ないうる。又、運搬車1,10の背
丈を低くできることから、道床更換機5を搭載
した場合の重心が低くなり、運搬姿勢が安定
し、極めて安全性に優れる。 (5) 運搬車1,10の操作と道床更換機5の操作
とを同一の運転台で行ないうる。つまり、道床
更換機5の操作席で各台車1,10の取り付け
及び取り除きが可能であり、且つ運搬車1,1
0の走行駆動及び道床更換機の操作もできるの
で能率と作業のスピード化が大である。 (6) 道床更換機5に非常時用駆動源30が付設さ
れているから、主駆動源15が故障したような
不測の事態が発生した場合にも、非常時用駆動
源30により上記作業を支障なく行なうことが
でき、不測の事態にも充分対処できる。 といつた実用上優れた利点を有するものである。
案の道床更換機用運搬装置は、 (1) 運搬車が一体型のものでなく、別個独立した
従動台車1と駆動台車10とに分離構成されて
いるから、格別のクレーン等を使用することな
く、パワーシヨベル等の道床更換機5自体を使
用して、道床更換機5の運搬車1,10への積
み降ろし作業及び運搬車1,10のレール27
へのセツテイング作業を簡便且つ容易に行うこ
とができる。しかも、クローラ6を載置する各
支持体7,14が、クローラ6の載置点間の軸
支点8,14c回りで水平回転自在とされてい
て、道床更換機5の運搬車1,10への積み降
ろし時におけるクローラ6の姿勢変化に追随で
きることから、道床更換機5の運搬車1,10
への積み降ろし作業を無理なく円滑に行うこと
ができる。また、運搬車1,10は、これに搭
載された道床更換機5の駆動源15を利用して
レール27上を自走できるため、道床更換機5
の作業地点への移動及び作業地点から軌道外へ
の移動を、コンクリート枕木を破損させること
なく迅速且つ円滑に行うことができ、上記した
こととも相俟つて、作業性能の大幅な向上を図
り得る。 (2) 運搬車1,10は、これに搭載される道床更
換機5の駆動源15により自走できるため、道
床更換機5の操作席で運搬装置の走行制御を行
なうことができる。その結果、運搬装置を安全
且つ良好に運転することができる。 (3) 台車1,10が独立したものであり、クロー
ラ6の両端部を支持する支持体7,14が水平
回転自在であることから、レール27に急激な
カーブ箇所があるような場合にも、円滑且つ安
定した走行を行うことができる。 (4) 運搬車を従動台車1と駆動台車10とに分離
構成し、その一体化及び走行駆動を搭載した道
床更換機5により行うようにしているため、運
搬車1,10の小型化並びに軽量化を図ること
ができる。その結果、運搬車1,10の持ち運
びやレール27上へのセツテイング等を簡単且
つ容易に行ないうる。又、運搬車1,10の背
丈を低くできることから、道床更換機5を搭載
した場合の重心が低くなり、運搬姿勢が安定
し、極めて安全性に優れる。 (5) 運搬車1,10の操作と道床更換機5の操作
とを同一の運転台で行ないうる。つまり、道床
更換機5の操作席で各台車1,10の取り付け
及び取り除きが可能であり、且つ運搬車1,1
0の走行駆動及び道床更換機の操作もできるの
で能率と作業のスピード化が大である。 (6) 道床更換機5に非常時用駆動源30が付設さ
れているから、主駆動源15が故障したような
不測の事態が発生した場合にも、非常時用駆動
源30により上記作業を支障なく行なうことが
でき、不測の事態にも充分対処できる。 といつた実用上優れた利点を有するものである。
第1図〜第11図は本考案に係る道床更換機用
運搬装置の一実施例を示したもので、第1図は従
動台車の正面図であり、第2図は同じく平面図で
あり、第3図は同じく右側面図であり、第4図は
駆動台車の背面図であり、第5図は同じく平面図
であり、第6図は同じく右側面図であり、第7図
は道床更換機の油圧式駆動源と駆動台車の駆動装
置と非常時用駆動源とを接続した状態の概略油圧
回路図であり、第8図は油圧式駆動源に駆動装置
を接続した状態の概略油圧回路図であり、第9図
は油圧式駆動源に非常時用駆動源を接続した状態
の概略油圧回路図であり、第10図は道床更換機
の運搬車への積み降ろし作用を示す概略側面図で
あり、第11図は道床更換機が運搬車に搭載され
た状態を示す概略側面図である。 1……従動台車、2,11……台枠、4,13
……車輪、5……パワーシヨベル(道床更換機)、
6……クローラ、7,14……支持体、7b,1
4d……突条(載置部)、7c,14e……指導
板(載置部)、8,14c……軸(軸支)、10…
…駆動台車、15……油圧式駆動源、16……駆
動装置,27……レール、28……アーム、30
……非常時用駆動源。
運搬装置の一実施例を示したもので、第1図は従
動台車の正面図であり、第2図は同じく平面図で
あり、第3図は同じく右側面図であり、第4図は
駆動台車の背面図であり、第5図は同じく平面図
であり、第6図は同じく右側面図であり、第7図
は道床更換機の油圧式駆動源と駆動台車の駆動装
置と非常時用駆動源とを接続した状態の概略油圧
回路図であり、第8図は油圧式駆動源に駆動装置
を接続した状態の概略油圧回路図であり、第9図
は油圧式駆動源に非常時用駆動源を接続した状態
の概略油圧回路図であり、第10図は道床更換機
の運搬車への積み降ろし作用を示す概略側面図で
あり、第11図は道床更換機が運搬車に搭載され
た状態を示す概略側面図である。 1……従動台車、2,11……台枠、4,13
……車輪、5……パワーシヨベル(道床更換機)、
6……クローラ、7,14……支持体、7b,1
4d……突条(載置部)、7c,14e……指導
板(載置部)、8,14c……軸(軸支)、10…
…駆動台車、15……油圧式駆動源、16……駆
動装置,27……レール、28……アーム、30
……非常時用駆動源。
Claims (1)
- 一対の走行用クローラ6及び作業用アーム28
並びにこれらを駆動させるための油圧式駆動源1
5を備えたパワーシヨベル等の道床更換機5を運
搬するための道床更換機用運搬装置であつて、個
別独立した従動台車1及び駆動台車10からなる
運搬車と道床更換機5に付設された非常時用駆動
源30とからなり、従動台車1は、レール27上
を走行しうる複数の車輪4を設けた台枠2と、両
端部に各クローラ6の一端部を載置支持しうる載
置部7b,7cを有し、中央部を台枠2に水平回
転自在に軸支8された支持体7と、を具備するも
のであり、駆動台車10は、前記レール27上を
走行しうる複数の車輪13を設けた台枠11と、
両端部に各クローラ6の他端部を載置支持しうる
載置部14d,14eを有し、中央部を台枠11
に水平回転自在に軸支14cされた支持体14
と、前記油圧式駆動源15又は非常時用駆動源3
0により作動されて、車輪13を駆動する駆動装
置16と、を具備するものであることを特徴とす
る道床更換機用運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985094745U JPH0533521Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985094745U JPH0533521Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS623803U JPS623803U (ja) | 1987-01-10 |
JPH0533521Y2 true JPH0533521Y2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=30653483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985094745U Expired - Lifetime JPH0533521Y2 (ja) | 1985-06-21 | 1985-06-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533521Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4949861B2 (ja) * | 2007-01-09 | 2012-06-13 | 古河ロックドリル株式会社 | 軌道走行台車および軌陸走行システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174312A (ja) * | 1974-12-24 | 1976-06-28 | Yamanaka Kk | Daisha |
JPS5842185U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-19 | クロバ−株式会社 | 編針 |
-
1985
- 1985-06-21 JP JP1985094745U patent/JPH0533521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5174312A (ja) * | 1974-12-24 | 1976-06-28 | Yamanaka Kk | Daisha |
JPS5842185U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-19 | クロバ−株式会社 | 編針 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS623803U (ja) | 1987-01-10 |
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