JPH11215345A - 通信端末装置および記憶媒体 - Google Patents

通信端末装置および記憶媒体

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JPH11215345A
JPH11215345A JP2384198A JP2384198A JPH11215345A JP H11215345 A JPH11215345 A JP H11215345A JP 2384198 A JP2384198 A JP 2384198A JP 2384198 A JP2384198 A JP 2384198A JP H11215345 A JPH11215345 A JP H11215345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージデータを効率良く確実に送信するこ
とができる通信システムを実現する。 【解決手段】 PCに内蔵されたCPUがステップ12
でスキャン開始指令を実行すると、PCに接続されたフ
ァクシミリが原稿のスキャンを開始する。CPUはステ
ップ14から18でファクシミリ装置からスキャン終了
コマンドを受信するまでイメージデータの受信および格
納を実行し、ステップ20で格納されたイメージデータ
のデータ量Mがデータ量M1を超えていると判定する
と、ステップ22でイメージデータを圧縮し、ステップ
24でイメージデータをサーバへ送信する。サーバはイ
メージデータの格納場所を示すURLをPCへ送信し、
CPUはステップ26でURLを受信すると、そのUR
Lが記載された電子メールを受信側端末装置へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
で読み取られたイメージデータを通信する通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナで読み取られた
イメージデータを電子メールに添付してインターネット
を介して送信する技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子メールを
受け付けるSMTP(Simple Mail Tra
nsfer Protocol)サーバは、本来、テキ
ストデータなどのデータ量の少ないものを受け付けるよ
うに構築されており、受け付けるデータ量に制限があ
る。したがって、イメージデータのようにデータ量の多
いものを電子メールに添付して送信すると、SMTPサ
ーバによって受付を拒否される事態が発生する。そのよ
うな事態は、電子メールの送信後にSMTPサーバから
エラーメッセージを受け取ったときに初めて気付く場合
が多く、このような場合、ユーザは、通常のファクシミ
リ装置を用いてインターネットを介さないで上記イメー
ジデータをファクシミリ送信し直さなければならない。
【0004】また、企業内で多くのファクシミリ装置を
LANで構築しているような場合は1台のファクシミリ
装置がイメージデータを送信すると、回線のトラフィッ
クが増大するため、他のファクシミリ装置が通信不能と
なったり、通信速度が落ちるという問題もある。つま
り、上記従来の技術では、イメージデータを効率良く確
実に送信することが困難であるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、イメージデータを効率
良く確実に送信することができる通信システムを実現す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
読取情報を蓄積する蓄積手段とを有し、この蓄積手段に
蓄積された読取情報を送信する送信側端末装置と、この
送信側端末装置から送信された前記読取情報を受信する
受信側端末装置と、が備えられた通信システムにおい
て、前記送信側端末装置から送信された読取情報を受信
して記憶する読取情報記憶手段と、この読取情報記憶手
段に記憶された前記読取情報を他の読取情報と識別する
ための識別情報を付与するとともに、その識別情報を前
記送信側端末装置および受信側端末装置のいずれかへ送
信する通信装置側識別情報送信手段と、所定の読取情報
の送信要求を示す送信要求信号を受信した場合に前記読
取情報記憶手段から前記所定の読取情報を読出して前記
受信側端末装置へ送信する通信装置側送信手段と、を有
する通信装置が備えられており、前記送信側端末装置に
は、前記蓄積手段に蓄積された読取情報の情報量が所定
の情報量を超えたかを判定するとともに、その判定結果
が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超えてい
ないという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積
された読取情報を前記受信側端末装置へ送信し、かつ、
前記判定結果が前記読取情報の情報量が前記所定の情報
量を超えたという判定結果である場合は、前記蓄積手段
に蓄積された読取情報を前記通信装置へ送信する送信側
送信手段と、前記通信装置から送信された前記識別情報
を受信する送信側識別情報受信手段と、この送信側識別
情報受信手段により受信された識別情報を前記受信側端
末装置へ送信する送信側識別情報送信手段と、が備えら
れており、前記受信側端末装置には、前記送信側端末装
置および通信装置のいずれかから送信された識別情報を
受信する受信側識別情報受信手段と、この受信側識別情
報受信手段により受信された識別情報により識別される
読取情報の送信要求を示す送信要求信号を前記通信装置
へ送信する送信要求手段と、この送信要求手段により送
信された前記送信要求信号に基づいて前記通信装置から
送信された前記所定の読取情報、および前記送信側端末
装置の送信側送信手段により送信された読取情報のいず
れかを受信する読取情報受信手段と、が備えられたとい
う技術的手段を採用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
読取情報を蓄積する蓄積手段とを有し、この蓄積手段に
蓄積された読取情報を送信する送信側端末装置と、この
送信側端末装置からインターネットを介して送信された
前記読取情報を受信する受信側端末装置と、が備えられ
た通信システムにおいて、前記送信側端末装置から送信
された読取情報を受信して記憶する読取情報記憶手段
と、この読取情報記憶手段に記憶された前記読取情報を
他の読取情報と識別するための識別情報を付与するとと
もに、その識別情報を前記送信側端末装置および受信側
端末装置のいずれかへ送信する通信装置側識別情報送信
手段と、所定の読取情報の送信要求を示す送信要求信号
を受信した場合に前記読取情報記憶手段から前記所定の
読取情報を読出して前記インターネットを介して前記受
信側端末装置へ送信する通信装置側送信手段と、を有す
る通信装置が備えられており、前記送信側端末装置に
は、前記蓄積手段に蓄積された読取情報の情報量が所定
の情報量を超えたかを判定するとともに、その判定結果
が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超えてい
ないという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積
された読取情報を電子メールに添付して前記インターネ
ットを介して前記受信側端末装置へ送信し、かつ、前記
判定結果が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を
超えたという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄
積された読取情報を前記通信装置へ送信する送信側送信
手段と、前記通信装置から送信された識別情報を受信す
る送信側識別情報受信手段と、この送信側識別情報受信
手段により受信された識別情報を電子メールに添付して
前記インターネットを介して前記受信側端末装置へ送信
する送信側識別情報送信手段と、が備えられており、前
記受信側端末装置には、前記送信側端末装置および通信
装置のいずれかから送信された識別情報を受信する受信
側識別情報受信手段と、この受信側識別情報受信手段に
よって受信された識別情報により識別される読取情報の
送信要求を示す送信要求信号を前記通信装置へ送信する
送信要求手段と、この送信要求手段により送信された前
記送信要求信号に基づいて前記通信装置から送信された
前記所定の読取情報、および前記送信側端末装置の送信
側送信手段により送信された読取情報のいずれかを受信
する読取情報受信手段と、が備えられたという技術的手
段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の通信システムにおいて、前記送信側
端末装置および通信装置の少なくとも一方には、前記読
取情報を圧縮する読取情報圧縮手段が備えられており、
前記通信装置の読取情報記憶手段は、前記読取情報圧縮
手段により圧縮された読取情報を記憶するものであると
いう技術的手段を採用する。
【0009】請求項4に記載の発明では、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
読取情報を蓄積する蓄積手段とを有し、この蓄積手段に
蓄積された読取情報を送信する送信側端末装置と、この
送信側端末装置から送信された読取情報を受信して記憶
する通信装置と、前記送信側端末装置および通信装置の
いずれかから送信された前記読取情報を受信する受信側
端末装置と、が備えられた通信システムの前記送信側端
末装置を制御するコンピュータプログラムが格納された
記憶媒体であって、前記蓄積手段に蓄積された読取情報
の情報量が所定の情報量を超えたかを判定するととも
に、その判定結果が前記読取情報の情報量が前記所定の
情報量を超えていないという判定結果である場合は、前
記蓄積手段に蓄積された読取情報を前記受信側端末装置
へ送信し、かつ、前記判定結果が前記読取情報の情報量
が前記所定の情報量を超えたという判定結果である場合
は、前記蓄積手段に蓄積された読取情報を前記通信装置
へ送信する送信制御プログラムを含むコンピュータプロ
グラムが格納されている記憶媒体という技術的手段を採
用する。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、上記構成の技術的
手段を有するため、送信側が送信しようとする読取情報
の情報量が所定の情報量を超えている場合は、その読取
情報は、受信側端末装置へ送信されずに通信装置へ送信
され、その通信装置の読取情報記憶手段に記憶される。
つまり、送信する読取情報の情報量が多い場合は、送信
側端末装置および受信側端末装置間のトラフィックが増
大する可能性があるため、一旦、読取情報を通信装置側
へ送信し、送信側端末装置および受信側端末装置間のト
ラフィックの増大を防止する。その通信装置としては、
たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよう
に、W.W.W(World−Wide Web)サー
バが用いられる。
【0011】そして、通信装置の識別情報送信手段は、
記憶された読取情報を他の識別情報と識別するための識
別情報を所定の通信経路で受信側端末装置へ送信する。
これにより、読取情報の受信者は、通信装置に記憶され
ている読取情報の識別情報を知ることができるため、そ
の識別情報に基づいて通信装置から読取情報を読出して
受信することが可能となる。また、所定の通信経路に
は、識別情報を送信側端末装置へ送信し、送信側端末装
置から識別情報を受信側端末装置へ送信する通信経路
と、通信装置から識別情報を直接受信側端末装置へ送信
する通信経路とが含まれる。なお、識別情報としては、
たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するよう
に、URL(Uniform Resource Lo
cators)が用いられる。
【0012】そして、送信要求信号を受信側端末装置か
ら通信装置へ送信すると、通信装置は、その送信要求信
号により要求されている読取情報を読取情報記憶手段か
ら読み出して受信側端末装置へ送信する。これにより、
受信者は、送信側端末装置から送信された読取情報を受
信し、その内容を知ることができる。たとえば、後述す
る発明の実施の形態に記載するように、受信したURL
に基づいて受信側のパーソナルコンピュータ(以下、P
Cと略称する)からW.W.Wサーバへアクセスし、
W.W.Wサーバに記憶されているイメージファイル
(読取情報)を受信することができる。一方、送信する
情報量が少ない場合は、読取情報は、送信側端末装置か
ら直接受信側端末装置へ送信される。
【0013】また、請求項2に記載の発明のように、読
取情報を電子メールに添付してインターネットを介して
送信する場合であっても、その添付される読取情報の情
報量が多い場合は、送信側端末装置から通信装置へ送信
され、その通信装置に記憶される。そして、その記憶さ
れた読取情報の識別情報が受信側端末装置へ送信され、
受信側端末装置から通信装置へ送信要求信号を送信する
と、通信装置は、その送信要求信号により要求されてい
る読取情報を受信側端末装置へ送信する。つまり、前述
のように、従来は、イメージデータを電子メールに添付
して送信する際、データ量が多い場合は送信することが
できず、エラーメッセージを受け取った後で、他の通信
方法を設定する必要があり、手間がかかっていたが、上
述のように、データ量が多い場合は、イメージデータを
自動的に通信装置へ送信できるため、上記手間を省くこ
とができる。
【0014】特に、請求項3に記載の発明では、上記送
信側端末装置および通信装置の少なくとも一方に備えら
れた読取情報圧縮手段は、上記読取情報を圧縮し、この
圧縮された読取情報は、上記通信装置の読取情報記憶手
段に記憶される。つまり、読取情報を記憶するための記
憶容量を小さくすることができる。
【0015】また、上記送信側端末装置が上記判定、お
よびその判定結果に応じた読取情報の送信を行うための
送信制御は、請求項4に記載の発明のように、その送信
制御プログラムを含むコンピュータプログラムが格納さ
れている記憶媒体により実現できる。つまり、たとえ
ば、後述する発明の実施の形態に記載するように、上記
コンピュータプログラムをPCにインストールすること
により、上記送信制御を実行させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信システムの一
実施形態について図を参照して説明する。最初に、本実
施形態の通信システムのネットワークの構成について、
それをブロックで示す図1を参照して説明する。なお、
以下の実施形態では、本発明の通信システムを構成する
送信側端末装置として、企業内においてLANで構築さ
れたネットワークに接続された送信側端末装置を代表に
説明する。企業5の中の各部署に設置された送信側端末
装置1は、ファクシミリ装置3と、このファクシミリ装
置3によって読取られた原稿のイメージデータを取り込
んで送信するPC2とから構成されており、各送信側端
末装置1は、LAN回線14によってHUB50に接続
されている。つまり、各送信側端末装置1は、HUB5
0を介して相互に通信可能となっている。
【0017】また、HUB50は、本発明の通信装置た
るWWWサーバ51に接続されており、WWWサーバ5
1は、電話交換機6に接続されている。電話交換機6
は、POPS(Post Office Protoc
ol Server)7およびSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol S
erver)8を介してインターネットAに接続されて
おり、インターネットAは、SMTP9と接続されてい
る。SMTP9は、POPS10および電話交換機11
を介して受信側端末装置12と接続されている。受信側
端末装置12は、送信側端末装置1と同じ構成であり、
PC15と、このPC15に接続されたファクシミリ装
置16とから構成されている。さらに、送信側の各ファ
クシミリ装置3は、電話回線13によって電話交換機6
に接続されており、電話交換機6および電話交換機11
は、公衆通信交換網Bによって接続されている。
【0018】次に、PC2の構成について、その外観を
示す図2を参照して説明する。PC2には、CPUが内
蔵されたコンピュータ本体21と、キーボード22と、
マウス23と、CRTモニタ24とが備えられており、
コンピュータ本体21には、接続ケーブル4によりファ
クシミリ装置3が接続されている。また、コンピュータ
本体21には、3.5インチのフロッピィーディスク
(以下、FDと略称する)をドライブするFDドライブ
26と、CD−ROMをドライブするCD−ROMドラ
イブ27とが設けられている。
【0019】次に、PC2の電気的構成について、それ
をブロックで示す図4を参照して説明する。コンピュー
タ本体21の内部には、ファクシミリ装置3に対するス
キャン指令、ファクシミリ装置3から取り込んだイメー
ジデータの送信、電子メールの送信、他のPC2との通
信などを制御するCPU25が内蔵されている。このC
PU25には、ROM21aと、ハードディスクドライ
ブ(以下、HDDと略称する)28とが接続されてお
り、このHDD28には、オペレーティングシステム
(OS)28aと、上記各種制御を実行するためのアプ
リケーションプログラム28bとがインストールされて
いる。また、ファクシミリ装置3から取り込んだイメー
ジデータは、イメージファイル28cとしてHDD28
に格納される。また、CPU25には、HDD28に格
納されているイメージファイル28cをLAN回線14
へ送出したり、他のPC2との間で通信を行うためのL
ANボード21cと、HDD28から読出されたアプリ
ケーションプログラム28bなどを一時的に記憶するR
AM21bとが接続されている。ところで、HDD28
が本発明の蓄積手段に対応する。
【0020】次に、ファクシミリ装置3の構成につい
て、その外観を示す図3を参照して説明する。なお、本
実施形態では、ファクシミリ装置3として、ファクシミ
リ機能、イメージスキャナ機能、プリンタ機能およびコ
ピー機能などの複数の機能を備えたマルチファンクショ
ンタイプのファクシミリ装置を代表に説明する。ファク
シミリ装置3には、箱形状のハウジング3hが備えられ
ており、このハウジング3hの上面前部には操作パネル
3aが設けられている。操作パネル3aには、送信先
名、送信先のファクシミリ番号、送信先のメールアドレ
スなどを入力するための入力キー3bが設けられてい
る。また、操作パネル3aには、ファクシミリデータの
送信開始などを指示するためのスタートボタン3c、フ
ァクシミリデータの送信中止などを指示するためのスト
ップボタン3d、短縮ファクシミリ番号を用いてファク
シミリデータを送信するための短縮ダイヤルボタン3
e、ファクシミリモードとプリンタモードとを切替える
ための切替ボタン3eが設けられている。
【0021】操作パネル3aの後部には、入力キー3b
によって入力される文字、送信先のメールアドレス、フ
ァクシミリ番号および送受信状態などを表示する液晶表
示部(LCD)3fが設けられており、この液晶表示部
3fの後部には、送信原稿やコピー原稿をセットする原
稿セット部3gが設けられている。この原稿セット部3
gにセットされた原稿は、ハウジング3hの内部に設け
られた紙送り機構(図示省略)によってハウジング3h
の内部へ搬送され、この搬送された原稿の画像情報は、
イメージスキャナ(図5に符号40で示す)によって読
み取られる。この読取られた原稿は、操作パネル3aの
下方に設けられた原稿排出口3iを介してトレイ3j上
に積層可能に排出される。
【0022】原稿セット部3gの後部には、受信したイ
メージデータや印刷データを記録するための印刷用紙を
セットする印刷用紙セット部3kが設けられている。こ
の印刷用紙セット部3kには、複数枚の印刷用紙を積層
して収納可能な印刷用紙カセット(図示省略)が着脱自
在に取り付けられる。この印刷用紙カセットに収納され
た印刷用紙は、上記紙送り機構によってハウジング3h
の内部へ搬送され、この搬送された印刷用紙は、インク
ジェットプリンタ(図5に符号49で示す)によってイ
ンクによる印刷が行われる。この印刷された印刷用紙
は、トレイ3jの下方に設けられた印刷用紙排出部3m
から排出される。
【0023】また、ハウジング3hの前面右下にはビデ
オ信号入力端子3pが設けられており、このビデオ信号
入力端子3pに接続されたビデオカメラなどから出力さ
れるビデオ信号は、ファクシミリ装置3の内部へ取り込
まれ、インクジェットプリンタによって印刷される。な
お、図示しないが、ハウジング3hの背面には、電話回
線13を接続するための通信端子と、LAN回線14を
接続するためのLAN接続端子と、接続ケーブル4を接
続する端子とが設けられており、左側面には、送信先と
通話などを行うための受話器が設けられている。
【0024】次に、ファクシミリ装置3の主な電気的構
成について、それをブロックで示す図5を参照して説明
する。ファクシミリ装置3には、ファクシミリユニット
FUおよびプリンタユニットPUが備えられており、両
ユニットは、インターフェース30により相互に接続さ
れている。ファクシミリユニットFUには、イメージス
キャナ40を制御するためのCPU31が設けられてお
り、CPU31はファクシミリ制御回路42に接続され
ている。ファクシミリ制御回路42には、CPU31に
より実行される制御プログラム32aが記憶されたRO
M32と、イメージスキャナ40によってスキャンされ
たイメージデータ、入力キー3bの押し下げにより入力
されたファクシミリ番号、メールアドレスなどを一時的
に記憶するRAM33と、ファクシミリ装置3を直接イ
ンターネットに接続する際に用いるIPアドレスなどが
記憶されたEEPROM34とが接続されている。
【0025】また、ファクシミリ制御回路42には、他
のファクシミリ装置3との間でデータ通信を行うための
NIC(Network Interface Car
d)35と、ファクシミリ装置3を公衆通信交換網Bに
接続する際の電話回線13に対するダイヤル信号の送
出、電話回線13からの呼出信号に対する応答などを行
うNCU36とが接続されている。NCU36には、公
衆通信交換網Bを介してファクシミリデータの送受信を
行うためのモデム37が接続されている。さらに、ファ
クシミリ制御回路42には、イメージスキャナ40によ
ってスキャンされたイメージデータを圧縮されたデータ
に変換するために符号化する符号器38と、受信された
イメージデータなどの符号化されたデータを復号化する
復号器39と、原稿セット部3gに原稿がセットされた
ことを検出する原稿センサ41とが接続されている。と
ころで、イメージスキャナ40が本発明の読取手段に対
応し、イメージデータが読取情報に対応する。
【0026】プリンタユニットPUには、インクジェッ
トプリンタ49が内蔵されており、このインクジェット
プリンタ49は、プリンタ制御回路43から出力される
制御信号によって制御される。プリンタ制御回路43に
は、インクジェットプリンタ49を制御するプログラム
を実行するCPU44が接続されている。また、プリン
タ制御回路43には、CPU44により実行されるプロ
グラムなどが記憶されたROM45と、CPU44の実
行時に使用されるワークメモリや印刷用データを記憶す
るプリントメモリなどを有するRAM46と、PC2が
接続されるPC用インターフェース47と、印刷用の文
字などのベクトルフォントが記憶されたキャラクタジェ
ネレータ(CG)48とが接続されている。なお、本実
施形態では、PC用インターフェース47は、セントロ
ニクス規格に準拠したパラレルインターフェースであ
り、ファクシミリ装置3は、そのPC用インターフェー
ス47に接続された接続ケーブル4を介してPC2とイ
メージデータの送信や印刷データの受信などを行う。
【0027】次に、送信側端末装置1がファクシミリ装
置3によってスキャンされたイメージデータを受信側端
末装置12へ送信する際の送信側端末装置1、WWWサ
ーバ51および受信側端末装置12のそれぞれに設けら
れたCPUによって実行される処理の内容について図7
ないし図10を参照して説明する。図7は、送信側端末
装置1のPC2に設けられたCPU25によって実行さ
れる送信制御の内容を示すフローチャートであり、図8
は、送信側端末装置1のファクシミリ装置3に内蔵され
たCPU31によって実行されるスキャン処理の内容を
示すフローチャートである。図9は、WWWサーバ51
に設けられたCPU51aによって実行されるサーバ側
処理の内容を示すフローチャートであり、図10は、受
信側端末装置12のPC15に設けられたCPU15a
によって実行される受信処理の内容を示すフローチャー
トである。
【0028】まず、送信側端末装置1を操作する者が、
PC2を用いて、インターネットへの接続およびイメー
ジスキャナの制御を行うためのアプリケーションプログ
ラムを立上げ、PC2に備えられたキーボード22を用
いて送信先のメールアドレスを入力すると、CPU25
は、その入力処理を行う(ステップ10)。続いて、キ
ーボード22、または、マウス23を用いてスキャン開
始の指示を与えると(ステップ12)、スキャン開始コ
マンドがファクシミリ装置3へ送信される。続いて、フ
ァクシミリ装置3のCPU31は、そのスキャン開始コ
マンドを検出すると(図8のステップ40:Yes)、
イメージスキャナ40に原稿のスキャンを実行させる
(ステップ42)。そして、CPU31は、そのスキャ
ンによって作成されたイメージデータの存在を検出する
と(ステップ44:Yes)、スキャンの終了を示すス
キャン終了データが検出されるまでイメージデータをP
C2へ送信する(ステップ48)。
【0029】続いて、PC2のCPU25は、イメージ
データを受信すると(ステップ14:Yes)、スキャ
ン終了コマンドを受信するまで、受信したイメージデー
タをHDD28に格納する(ステップ18)。そして、
ファクシミリ装置3のCPU31は、スキャン終了デー
タを検出すると(ステップ46:Yes)、スキャン終
了を知らせるためのスキャン終了コマンドをPC2へ送
信する(ステップ50)。続いて、PC2のCPU25
は、スキャン終了コマンドを受信すると(ステップ1
6:Yes)、HDD28に蓄積されているイメージデ
ータのデータ量Mが予め設定されているデータ量M1、
たとえば2MBを超えているか否かを判定する(ステッ
プ20)。つまり、電子メールに添付して送信可能なデ
ータ量の限度を超えているか否かを判定し、その判定結
果に基づいてイメージデータの送信経路を決定する。
【0030】そして、CPU25は、HDD28に蓄積
されているイメージデータのデータ量Mがデータ量M1
を超えていると判定した場合は(ステップ20:Ye
s)、HDD28に格納されているイメージファイル2
8cを読出し、その読出したイメージファイル28c
を、たとえばJPEG(Joint Photogra
ph Experts Group)やGIF(Gra
phics Interchange Format)
の方式で圧縮し(ステップ22)、その圧縮されたイメ
ージファイルをFTP(File Transfer
Protocol)を用いてWWWサーバ51へ送信す
る(ステップ24)。なお、WWWサーバ51へ送信さ
れるイメージファイルは、送信側のメールアドレスなど
の情報がHTMLに従って記述された文書に添付されて
送信される。
【0031】一方、WWWサーバ51に設けられたCP
U51aは、PC2から送信されたイメージファイルを
受信すると(ステップ60)、その受信したイメージフ
ァイルをHDD51bに格納する(ステップ62)。続
いて、CPUは、そのイメージファイルの格納場所を示
すURLをテキストデータでPC2へ送信する(ステッ
プ64)。そして、PC2のCPU25は、WWWサー
バ51から送信されたURLを受信すると(ステップ2
6:Yes)、その受信したURLが記載された電子メ
ールを上記ステップ10で入力されたメールアドレスの
受信側端末装置12へ送信する(ステップ28)。とこ
ろで、HDD51bが本発明の読取情報記憶手段に対応
する。
【0032】ここで、上記送信側端末装置1から受信側
端末装置12へ送信される電子メールの構成について、
それを示す図6を参照して説明する。電子メールのヘッ
ダには、電子メールの中身の種類を示すContent
および送信目的を示すSubjectの2つの項目が含
まれている。本実施形態では、電子メールの中身は、テ
キストデータであるため、Contentはtext/
plainと記載されており、Subjectはfax
と記載されている。また、電子メールには、送信先およ
び送信元に関する情報が記載されており、送信先のT
o:の後の<>内が送信先名を示し、送信元のFro
m:の後の””内が送信元名を示す。さらに、電子メー
ルには本文を記載する欄が設けられており、本実施形態
では「ファクシミリ送信案内 下記のURLへアクセス
してデータを受信してください。 http://WW
W.kato.co.jp/fax data/12
3.html」と記載されている。URLの中のkat
oがドメイン名であり、fax dataがディレクト
リ名であり、123.htmlがファイル名である。ま
た、文字コードへの変換方式およびヘッダのフォーマッ
トは、MIME(Multipurpose Inte
rnet Mail Extensions)に従う。
【0033】そして、受信側端末装置12を操作する者
が、PC15を用いて電子メール受信用のアプリケーシ
ョンプログラムを立上げると、PC15に内蔵されてい
るCPU15aは、POPS10へアクセスし(図10
のステップ70)、POPS10と接続されると(ステ
ップ72)、POPS10に蓄積されている電子メール
を受信する(ステップ74)。続いて、その受信した電
子メールをオープンし(ステップ76)、その本文の中
にURLが記載されている場合は(ステップ78)、ブ
ラウザを立ち上げ、上記受信したURLの検索を指示す
ると、HTTP(Hyper Text Transf
er Protocol)に従ってSMTP9へアクセ
スする(ステップ80)。すると、SMTP9は、SM
TP8を介してWWWサーバ51を探し出して接続し、
CPU15aはその接続を検出すると(ステップ8
2)、WWWサーバ51のHDD51bに格納されてい
るイメージファイルを受信する(ステップ84)。そし
て、受信側の者は、ビューワ(viewer)を立ち上
げて上記受信したイメージファイルの内容、つまり送信
側端末装置1のファクシミリ装置3によってスキャンさ
れた原稿の内容を見ることができる。たとえば、本実施
形態では、受信側端末装置12は、ディレクトリ名fa
xdataに格納されているファイル名123.htm
lのイメージファイルを受信する。
【0034】一方、図7のステップ20において、CP
U25が、HDD28に蓄積されているイメージファイ
ル28cのデータ量Mがデータ量M1を超えていないと
判定した場合は(ステップ20:No)、CPU25
は、HDD28に格納されているイメージファイル28
cをTIFF(Tag Image File For
mat)に変換してイメージファイル化するとともに、
上記ステップ10で入力されたメールアドレスを送信先
とする電子メールを作成し、その電子メールに上記イメ
ージファイル28cを添付して送信する(ステップ3
0)。この送信された電子メールは、電話交換機6、S
MTP8およびインターネットAを介してSMTP9か
らPOPS10へ送信され、POPS10に蓄積され
る。
【0035】そして、受信側の者は、PC15を用いて
POPS10へアクセスすることにより、POPS10
に蓄積されている電子メールを受信し、その受信した電
子メールをHDD15bに格納する。そして、その格納
された内容、つまり送信側端末装置1のファクシミリ装
置3によってスキャンされた原稿の内容をCRTに表示
したり、ファクシミリ装置16によって印刷することに
より見ることができる。なお、CPU25により実行さ
れるステップ10からステップ28の送信制御は、その
送信制御を実行するための送信制御プログラムを含むコ
ンピュータプログラムが記憶されたCD−ROM、また
は、フロッピーディスクをHDD28にインストールす
ることにより実行される。
【0036】以上のように、本第実施形態の通信システ
ム1を用いれば、イメージスキャナ40でスキャンされ
たイメージデータのデータ量が多い場合は、イメージデ
ータを電子メールに添付して送信しないため、SMTP
によって電子メールの受付が拒否されるという事態を防
止できる。しかも、その場合、イメージデータをWWW
サーバ51へ送信し、そのWWWサーバ51に格納され
たイメージデータの格納場所を示すURLを受信側端末
装置12へ送信することができるため、受信側端末装置
は、受信したURLに基づいてWWWサーバ51へアク
セスしてイメージデータを受信することができる。つま
り、イメージデータのデータ量にかかわらず、イメージ
データを確実に送信することができる。しかも、イメー
ジデータのデータ量が多い場合の送信側が負担する通信
コストは、送信側端末装置1からWWWサーバ51まで
の通信コストのみであるため、送信側端末装置1から直
接受信側端末装置12へ送信する場合よりも通信コスト
を低減できる。また、通信システム1と受信側端末装置
12との間のトラフィックを低減できる。
【0037】なお、上記実施形態では、WWWサーバ5
1から送信側端末装置1へURLを送信する構成を採用
したが、WWWサーバ51から直接受信側端末装置12
へURLを送信する構成にすることもできる。ところ
で、CPU51aにより実行されるステップ64が本発
明の通信装置側識別情報送信手段として機能し、ステッ
プ68が通信装置側送信手段として機能する。また、C
PU25により実行されるステップ20からステップ2
4およびステップ30が本発明の送信側送信手段として
機能し、ステップ26が送信側識別情報受信手段として
機能し、ステップ28が送信側識別情報送信手段として
機能する。さらに、CPU15aにより実行されるステ
ップ74が本発明の受信側識別情報受信手段として機能
し、ステップ80が送信要求手段として機能し、ステッ
プ84が読取情報受信手段として機能する。また、CP
U25により実行されるステップ22が本発明の読取情
報圧縮手段として機能する。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、送信側
が送信しようとする読取情報の情報量が所定量を超えて
いる場合、その読取情報は、受信側端末装置へ送信され
ずに通信装置へ送信され、通信装置の読取情報記憶手段
に一旦記憶される。そして、受信側端末装置には、識別
情報が送信され、その識別情報に基づいて通信装置から
読取情報を読出して受信することができるので、情報量
の多少にかかわらず読取情報を効率良く確実に送信する
ことができる通信システムを実現することができる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、読
取情報を電子メールに添付してインターネットを介して
送信する場合であっても、その添付される読取情報の情
報量が多い場合は、送信側端末装置から通信装置へ送信
され、そして、その記憶された読取情報の識別情報が受
信側端末装置へ送信され、その識別情報に基づいて通信
装置から読取情報を読出して受信することができるの
で、送信する読取情報の情報量が少ない場合は、その読
取情報を電子メールに添付して送信することができ、か
つ、情報量が多い場合は、通信装置へ送信し、その通信
装置に記憶された読取情報を受信側に受信させることが
できる。したがって、読取情報をインターネットを介し
て効率良く確実に送信することができる通信システムを
実現することができる。
【0040】特に、請求項3に記載の発明によれば、読
取情報は、読取情報圧縮手段により圧縮してから通信装
置の読取情報記憶手段に記憶されるので、読取情報を記
憶するための記憶容量を小さくすることができる。
【0041】また、請求項4に記載の発明によれば、上
記送信側端末装置が行う送信制御を実行するためのコン
ピュータプログラムが格納されている記憶媒体を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の通信システムのネットワーク
の構成をブロックで示す説明図である。
【図2】図1の送信側端末装置1を構成するPC2の外
観を示す説明図である。
【図3】図1の送信側端末装置1を構成するファクシミ
リ装置3の外観を示す説明図である。
【図4】図2に示すPC2の電気的構成をブロックで示
す説明図である。
【図5】図3に示すファクシミリ装置3の電気的構成を
ブロックで示す説明図である。
【図6】電子メールの主な構成を示す説明図である。
【図7】送信側端末装置1のPC2に設けられたCPU
25によって実行される送信処理の内容を示すフローチ
ャートである。
【図8】送信側端末装置1のファクシミリ装置3に内蔵
されたCPU31によって実行されるスキャン処理の内
容を示すフローチャートである。
【図9】WWWサーバ51に設けられたCPU51aに
よって実行されるサーバ側処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図10】受信側端末装置12のPC15に設けられた
CPU15aによって実行される受信処理の内容を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 送信側端末装置 2 PC 3 ファクシミリ装置 12 受信側端末装置 25 CPU 28 HDD(蓄積手段) 40 イメージスキャナ(読取手段) 51 WWWサーバ(通信装置) 51b HDD(読取情報記憶手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月4日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 通信端末装置および記憶媒体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
で読み取られたイメージデータをインターネットを介し
て通信可能な通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナで読み取られた
イメージデータを電子メールに添付してインターネット
を介して送信する技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子メールを
受け付けるSMTP(Simple Mail Tra
nsfer Protocol)サーバは、本来、テキ
ストデータなどのデータ量の少ないものを受け付けるよ
うに構築されており、受け付けるデータ量に制限があ
る。したがって、イメージデータのようにデータ量の多
いものを電子メールに添付して送信すると、SMTPサ
ーバによって受付を拒否される事態が発生する。そのよ
うな事態は、電子メールの送信後にSMTPサーバから
エラーメッセージを受け取ったときに初めて気付く場合
が多く、このような場合、ユーザは、通常のファクシミ
リ装置を用いてインターネットを介さないで上記イメー
ジデータをファクシミリ送信し直さなければならない。
【0004】また、企業内で多くのファクシミリ装置を
LANで構築しているような場合は1台のファクシミリ
装置がイメージデータを送信すると、回線のトラフィッ
クが増大するため、他のファクシミリ装置が通信不能と
なったり、通信速度が落ちるという問題もある。つま
り、上記従来の技術では、イメージデータを効率良く確
実に送信することが困難であるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は、イメージデータを効率
良く確実に送信することができる通信端末装置を実現す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
読取情報を蓄積する蓄積手段とを有し、この蓄積手段に
蓄積された読取情報をインターネットを介して送信先へ
送信可能な通信端末装置であって、前記蓄積手段に蓄積
された読取情報を前記送信先へ送信する際に、その読取
情報の情報量が所定量を超えるか否かを判定する判定手
段と、この判定手段による判定結果が所定量を超えない
という判定結果である場合は、前記読取情報を電子メー
ルに添付して前記インターネットに接続された電子メー
ル用サーバ装置へ送信し、前記判定結果が所定量を超え
るという判定結果である場合は、前記読取情報を前記イ
ンターネットに接続されたサーバ装置へ送信することに
より、その読取情報をサーバ装置に格納しておく送信手
段と、前記サーバ装置に前記読取情報が格納された際
に、そのサーバ装置から返信される前記読取情報の格納
場所を示す識別情報を受信し、その受信した識別情報を
示す電子メールを作成する電子メール作成手段と、を備
え、前記送信手段は、前記電子メール作成手段によって
作成された電子メールを前記読取情報の代わりに前記電
子メール用サーバ装置へ送信するという技術的手段を採
用する。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、前記読取情報を圧縮する読
取情報圧縮手段が備えられており、前記送信手段は、前
記読取情報圧縮手段によって圧縮された読取情報を前記
インターネットに接続されたサーバ装置へ送信すること
により、その読取情報を前記サーバ装置に格納しておく
という技術的手段を採用する。
【0008】請求項3に記載の発明では、原稿の画像情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
読取情報を蓄積する蓄積手段とを備え、この蓄積手段に
蓄積された読取情報をインターネットを介して送信先へ
送信可能な通信端末装置を制御するコンピュータプログ
ラムが格納された記憶媒体であって、前記蓄積手段に蓄
積された読取情報を前記送信先へ送信する際に、その読
取情報の情報量が所定量を超えるか否かを判定する判定
処理と、この判定処理による判定結果が所定量を超えな
いという判定結果である場合は、前記読取情報を電子メ
ールに添付して前記インターネットに接続された電子メ
ール用サーバ装置へ送信し、前記判定結果が所定量を超
えるという判定結果である場合は、前記読取情報をサー
バ装置へ送信することにより、その読取情報をサーバ装
置に格納しておく送信処理と、前記読取情報を前記サー
バ装置へ送信した際に、そのサーバ装置から返信される
前記読取情報の格納場所を示す識別情報を受信し、その
受信した識別情報を示す電子メールを作成する電子メー
ル作成処理と、を有し、前記送信処理は、前記電子メー
ル作成処理によって作成された電子メールを前記読取情
報の代わりに前記電子メール用サーバ装置へ送信する送
信制御プログラムを含むコンピュータプログラムが格納
されている記憶媒体という技術的手段を採用する。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、上記構成の技術的
手段を有するため、送信しようとする読取情報の情報量
が所定量を超えている場合は、その読取情報をサーバ装
置へ送信し、そのサーバ装置に格納しておく。つまり、
送信する読取情報の情報量が多い場合は、読取情報を一
旦サーバ装置へ送信し、そのサーバ装置に格納しておく
ことにより、送信側および電子メール用サーバ装置間
回線のトラフィック増大を防止する。上記サーバ装置
しては、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載す
るように、W.W.W(World−Wide We
b)サーバが用いられる。
【0010】そして、読取情報を格納したサーバ装置か
ら返信される、読取情報の格納場所を示す識別情報を受
信し、その受信した識別情報を示す電子メールを作成
し、その電子メールを読取情報の代わりに電子メール用
サーバ装置へ送信する。つまり、送信先は、送信された
電子メールによって示される識別情報を知ることによ
り、その識別情報に基づいてサーバ装置へアクセスし、
サーバ装置に格納されている読取情報を読出して受信す
ることができる。なお、識別情報としては、たとえば、
後述する発明の実施の形態に記載するように、URL
(Uniform Resource Locator
s)が用いられる。たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、送信先は、受信したURLに基づ
いてパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)
からW.W.Wサーバへアクセスし、W.W.Wサーバ
に記憶されているイメージファイル(読取情報)を受信
することができる。一方、送信する情報量が少ない場合
は、読取情報は、電子メールに添付されて電子メール用
サーバ装置へ送信される。
【0011】特に、請求項2に記載の発明では、読取情
報圧縮手段は、上記読取情報を圧縮し、上記送信手段
は、上記圧縮された読取情報を上記サーバ装置へ送信す
ることにより、その読取情報をサーバ装置に格納してお
く。つまり、サーバ装置における読取情報の記憶容量を
小さくできる。
【0012】また、上記通信端末装置が、上記判定、送
信および電子メール作成を行うための送信制御は、請求
項3に記載の発明のように、その送信制御を行うための
送信制御プログラムを含むコンピュータプログラムが格
納されている記憶媒体により実現できる。つまり、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、上
記コンピュータプログラムをPCにインストールするこ
とにより、上記送信制御を実行させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信端末装置の一
実施形態について図を参照して説明する。最初に、本実
施形態の通信端末装置が接続されているネットワークの
構成について、それをブロックで示す図1を参照して説
明する。なお、以下の実施形態では、本発明の通信端末
装置として、企業内においてLANで構築されたネット
ワークに接続された通信端末装置を代表に説明する。企
業5の中の各部署に設置された通信端末装置1は、ファ
クシミリ装置3と、このファクシミリ装置3によって読
取られた原稿のイメージデータを取り込んで送信するP
C2とから構成されており、各通信端末装置1は、LA
N回線14によってHUB50に接続されている。つま
り、各通信端末装置1は、HUB50を介して相互に通
信可能となっている。
【0014】また、HUB50は、本発明のサーバ装置
たるWWWサーバ51に接続されており、WWWサーバ
51は、電話交換機6に接続されている。電話交換機6
は、本発明の電子メール用サーバ装置たるPOPS(P
ost Office Protocol Serve
r)7およびSMTP(Simple Mail Tr
ansfer Protocol Server)8を
介してインターネットAに接続されており、インターネ
ットAは、SMTP9と接続されている。SMTP9
は、POPS10および電話交換機11を介して受信側
端末装置12と接続されている。受信側端末装置12
は、通信端末装置1と同じ構成であり、PC15と、こ
のPC15に接続されたファクシミリ装置16とから構
成されている。さらに、送信側の各ファクシミリ装置3
は、電話回線13によって電話交換機6に接続されてお
り、電話交換機6および電話交換機11は、公衆通信交
換網Bによって接続されている。
【0015】次に、PC2の構成について、その外観を
示す図2を参照して説明する。PC2には、CPUが内
蔵されたコンピュータ本体21と、キーボード22と、
マウス23と、CRTモニタ24とが備えられており、
コンピュータ本体21には、接続ケーブル4によりファ
クシミリ装置3が接続されている。また、コンピュータ
本体21には、3.5インチのフロッピィーディスク
(以下、FDと略称する)をドライブするFDドライブ
26と、CD−ROMをドライブするCD−ROMドラ
イブ27とが設けられている。
【0016】次に、PC2の電気的構成について、それ
をブロックで示す図4を参照して説明する。コンピュー
タ本体21の内部には、ファクシミリ装置3に対するス
キャン指令、ファクシミリ装置3から取り込んだイメー
ジデータの送信、電子メールの送信、他のPC2との通
信などを制御するCPU25が内蔵されている。このC
PU25には、ROM21aと、ハードディスクドライ
ブ(以下、HDDと略称する)28とが接続されてお
り、このHDD28には、オペレーティングシステム
(OS)28aと、上記各種制御を実行するためのアプ
リケーションプログラム28bとがインストールされて
いる。また、ファクシミリ装置3から取り込んだイメー
ジデータは、イメージファイル28cとしてHDD28
に格納される。また、CPU25には、HDD28に格
納されているイメージファイル28cをLAN回線14
へ送出したり、他のPC2との間で通信を行うためのL
ANボード21cと、HDD28から読出されたアプリ
ケーションプログラム28bなどを一時的に記憶するR
AM21bとが接続されている。ところで、HDD28
が本発明の蓄積手段に対応する。
【0017】次に、ファクシミリ装置3の構成につい
て、その外観を示す図3を参照して説明する。なお、本
実施形態では、ファクシミリ装置3として、ファクシミ
リ機能、イメージスキャナ機能、プリンタ機能およびコ
ピー機能などの複数の機能を備えたマルチファンクショ
ンタイプのファクシミリ装置を代表に説明する。ファク
シミリ装置3には、箱形状のハウジング3hが備えられ
ており、このハウジング3hの上面前部には操作パネル
3aが設けられている。操作パネル3aには、送信先
名、送信先のファクシミリ番号、送信先のメールアドレ
スなどを入力するための入力キー3bが設けられてい
る。また、操作パネル3aには、ファクシミリデータの
送信開始などを指示するためのスタートボタン3c、フ
ァクシミリデータの送信中止などを指示するためのスト
ップボタン3d、短縮ファクシミリ番号を用いてファク
シミリデータを送信するための短縮ダイヤルボタン3
e、ファクシミリモードとプリンタモードとを切替える
ための切替ボタン3eが設けられている。
【0018】操作パネル3aの後部には、入力キー3b
によって入力される文字、送信先のメールアドレス、フ
ァクシミリ番号および送受信状態などを表示する液晶表
示部(LCD)3fが設けられており、この液晶表示部
3fの後部には、送信原稿やコピー原稿をセットする原
稿セット部3gが設けられている。この原稿セット部3
gにセットされた原稿は、ハウジング3hの内部に設け
られた紙送り機構(図示省略)によってハウジング3h
の内部へ搬送され、この搬送された原稿の画像情報は、
イメージスキャナ(図5に符号40で示す)によって読
み取られる。この読取られた原稿は、操作パネル3aの
下方に設けられた原稿排出口3iを介してトレイ3j上
に積層可能に排出される。
【0019】原稿セット部3gの後部には、受信したイ
メージデータや印刷データを記録するための印刷用紙を
セットする印刷用紙セット部3kが設けられている。こ
の印刷用紙セット部3kには、複数枚の印刷用紙を積層
して収納可能な印刷用紙カセット(図示省略)が着脱自
在に取り付けられる。この印刷用紙カセットに収納され
た印刷用紙は、上記紙送り機構によってハウジング3h
の内部へ搬送され、この搬送された印刷用紙は、インク
ジェットプリンタ(図5に符号49で示す)によってイ
ンクによる印刷が行われる。この印刷された印刷用紙
は、トレイ3jの下方に設けられた印刷用紙排出部3m
から排出される。
【0020】また、ハウジング3hの前面右下にはビデ
オ信号入力端子3pが設けられており、このビデオ信号
入力端子3pに接続されたビデオカメラなどから出力さ
れるビデオ信号は、ファクシミリ装置3の内部へ取り込
まれ、インクジェットプリンタによって印刷される。な
お、図示しないが、ハウジング3hの背面には、電話回
線13を接続するための通信端子と、LAN回線14を
接続するためのLAN接続端子と、接続ケーブル4を接
続する端子とが設けられており、左側面には、送信先と
通話などを行うための受話器が設けられている。
【0021】次に、ファクシミリ装置3の主な電気的構
成について、それをブロックで示す図5を参照して説明
する。ファクシミリ装置3には、ファクシミリユニット
FUおよびプリンタユニットPUが備えられており、両
ユニットは、インターフェース30により相互に接続さ
れている。ファクシミリユニットFUには、イメージス
キャナ40を制御するためのCPU31が設けられてお
り、CPU31はファクシミリ制御回路42に接続され
ている。ファクシミリ制御回路42には、CPU31に
より実行される制御プログラム32aが記憶されたRO
M32と、イメージスキャナ40によってスキャンされ
たイメージデータ、入力キー3bの押し下げにより入力
されたファクシミリ番号、メールアドレスなどを一時的
に記憶するRAM33と、ファクシミリ装置3を直接イ
ンターネットに接続する際に用いるIPアドレスなどが
記憶されたEEPROM34とが接続されている。
【0022】また、ファクシミリ制御回路42には、他
のファクシミリ装置3との間でデータ通信を行うための
NIC(Network Interface Car
d)35と、ファクシミリ装置3を公衆通信交換網Bに
接続する際の電話回線13に対するダイヤル信号の送
出、電話回線13からの呼出信号に対する応答などを行
うNCU36とが接続されている。NCU36には、公
衆通信交換網Bを介してファクシミリデータの送受信を
行うためのモデム37が接続されている。さらに、ファ
クシミリ制御回路42には、イメージスキャナ40によ
ってスキャンされたイメージデータを圧縮されたデータ
に変換するために符号化する符号器38と、受信された
イメージデータなどの符号化されたデータを復号化する
復号器39と、原稿セット部3gに原稿がセットされた
ことを検出する原稿センサ41とが接続されている。と
ころで、イメージスキャナ40が本発明の読取手段に対
応し、イメージデータが読取情報に対応する。
【0023】プリンタユニットPUには、インクジェッ
トプリンタ49が内蔵されており、このインクジェット
プリンタ49は、プリンタ制御回路43から出力される
制御信号によって制御される。プリンタ制御回路43に
は、インクジェットプリンタ49を制御するプログラム
を実行するCPU44が接続されている。また、プリン
タ制御回路43には、CPU44により実行されるプロ
グラムなどが記憶されたROM45と、CPU44の実
行時に使用されるワークメモリや印刷用データを記憶す
るプリントメモリなどを有するRAM46と、PC2が
接続されるPC用インターフェース47と、印刷用の文
字などのベクトルフォントが記憶されたキャラクタジェ
ネレータ(CG)48とが接続されている。なお、本実
施形態では、PC用インターフェース47は、セントロ
ニクス規格に準拠したパラレルインターフェースであ
り、ファクシミリ装置3は、そのPC用インターフェー
ス47に接続された接続ケーブル4を介してPC2とイ
メージデータの送信や印刷データの受信などを行う。
【0024】次に、通信端末装置1がファクシミリ装置
3によってスキャンされたイメージデータを受信側端末
装置12へ送信する際の通信端末装置1、WWWサーバ
51および受信側端末装置12のそれぞれに設けられた
CPUによって実行される処理の内容について図7ない
し図10を参照して説明する。図7は、通信端末装置
のPC2に設けられたCPU25によって実行される送
信制御の内容を示すフローチャートであり、図8は、
信端末装置1のファクシミリ装置3に内蔵されたCPU
31によって実行されるスキャン処理の内容を示すフロ
ーチャートである。図9は、WWWサーバ51に設けら
れたCPU51aによって実行されるサーバ側処理の内
容を示すフローチャートであり、図10は、受信側端末
装置12のPC15に設けられたCPU15aによって
実行される受信処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【0025】まず、通信端末装置1を操作する者が、P
C2を用いて、インターネットへの接続およびイメージ
スキャナの制御を行うためのアプリケーションプログラ
ムを立上げ、PC2に備えられたキーボード22を用い
て送信先のメールアドレスを入力すると、CPU25
は、その入力処理を行う(ステップ10)。続いて、キ
ーボード22、または、マウス23を用いてスキャン開
始の指示を与えると(ステップ12)、スキャン開始コ
マンドがファクシミリ装置3へ送信される。続いて、フ
ァクシミリ装置3のCPU31は、そのスキャン開始コ
マンドを検出すると(図8のステップ40:Yes)、
イメージスキャナ40に原稿のスキャンを実行させる
(ステップ42)。そして、CPU31は、そのスキャ
ンによって作成されたイメージデータの存在を検出する
と(ステップ44:Yes)、スキャンの終了を示すス
キャン終了データが検出されるまでイメージデータをP
C2へ送信する(ステップ48)。
【0026】続いて、PC2のCPU25は、イメージ
データを受信すると(ステップ14:Yes)、スキャ
ン終了コマンドを受信するまで、受信したイメージデー
タをHDD28に格納する(ステップ18)。そして、
ファクシミリ装置3のCPU31は、スキャン終了デー
タを検出すると(ステップ46:Yes)、スキャン終
了を知らせるためのスキャン終了コマンドをPC2へ送
信する(ステップ50)。続いて、PC2のCPU25
は、スキャン終了コマンドを受信すると(ステップ1
6:Yes)、HDD28に蓄積されているイメージデ
ータのデータ量Mが予め設定されているデータ量M1、
たとえば2MBを超えているか否かを判定する(ステッ
プ20)。つまり、電子メールに添付して送信可能なデ
ータ量の限度を超えているか否かを判定し、その判定結
果に基づいてイメージデータの送信経路を決定する。
【0027】そして、CPU25は、HDD28に蓄積
されているイメージデータのデータ量Mがデータ量M1
を超えていると判定した場合は(ステップ20:Ye
s)、HDD28に格納されているイメージファイル2
8cを読出し、その読出したイメージファイル28c
を、たとえばJPEG(Joint Photogra
ph Experts Group)やGIF(Gra
phics Interchange Format)
の方式で圧縮し(ステップ22)、その圧縮されたイメ
ージファイルをFTP(File Transfer
Protocol)を用いてWWWサーバ51へ送信す
る(ステップ24)。なお、WWWサーバ51へ送信さ
れるイメージファイルは、送信側のメールアドレスなど
の情報がHTMLに従って記述された文書に添付されて
送信される。
【0028】一方、WWWサーバ51に設けられたCP
U51aは、PC2から送信されたイメージファイルを
受信すると(ステップ60)、その受信したイメージフ
ァイルをHDD51bに格納する(ステップ62)。続
いて、CPUは、そのイメージファイルの格納場所を示
すURLをテキストデータでPC2へ送信する(ステッ
プ64)。そして、PC2のCPU25は、WWWサー
バ51から送信されたURLを受信すると(ステップ2
6:Yes)、その受信したURLが記載された電子メ
ールを上記ステップ10で入力されたメールアドレスの
受信側端末装置12へ送信する(ステップ28)。
【0029】ここで、上記通信端末装置1から受信側端
末装置12へ送信される電子メールの構成について、そ
れを示す図6を参照して説明する。電子メールのヘッダ
には、電子メールの中身の種類を示すContentお
よび送信目的を示すSubjectの2つの項目が含ま
れている。本実施形態では、電子メールの中身は、テキ
ストデータであるため、Contentはtext/p
lainと記載されており、Subjectはfaxと
記載されている。また、電子メールには、送信先および
送信元に関する情報が記載されており、送信先のTo:
の後の<>内が送信先名を示し、送信元のFrom:の
後の””内が送信元名を示す。さらに、電子メールには
本文を記載する欄が設けられており、本実施形態では
「ファクシミリ送信案内 下記のURLへアクセスして
データを受信してください。 http://WWW.
kato.co.jp/fax data/123.h
tml」と記載されている。URLの中のkatoがド
メイン名であり、fax dataがディレクトリ名で
あり、123.htmlがファイル名である。また、文
字コードへの変換方式およびヘッダのフォーマットは、
MIME(Multipurpose Interne
t Mail Extensions)に従う。
【0030】そして、受信側端末装置12を操作する者
が、PC15を用いて電子メール受信用のアプリケーシ
ョンプログラムを立上げると、PC15に内蔵されてい
るCPU15aは、POPS10へアクセスし(図10
のステップ70)、POPS10と接続されると(ステ
ップ72)、POPS10に蓄積されている電子メール
を受信する(ステップ74)。続いて、その受信した電
子メールをオープンし(ステップ76)、その本文の中
にURLが記載されている場合は(ステップ78)、ブ
ラウザを立ち上げ、上記受信したURLの検索を指示す
ると、HTTP(Hyper Text Transf
er Protocol)に従ってSMTP9へアクセ
スする(ステップ80)。すると、SMTP9は、SM
TP8を介してWWWサーバ51を探し出して接続し、
CPU15aはその接続を検出すると(ステップ8
2)、WWWサーバ51のHDD51bに格納されてい
るイメージファイルを受信する(ステップ84)。そし
て、受信側の者は、ビューワ(viewer)を立ち上
げて上記受信したイメージファイルの内容、つまり通信
端末装置1のファクシミリ装置3によってスキャンされ
た原稿の内容を見ることができる。たとえば、本実施形
態では、受信側端末装置12は、ディレクトリ名fax
dataに格納されているファイル名123.html
のイメージファイルを受信する。
【0031】一方、図7のステップ20において、CP
U25が、HDD28に蓄積されているイメージファイ
ル28cのデータ量Mがデータ量M1を超えていないと
判定した場合は(ステップ20:No)、CPU25
は、HDD28に格納されているイメージファイル28
cをTIFF(Tag Image File For
mat)に変換してイメージファイル化するとともに、
上記ステップ10で入力されたメールアドレスを送信先
とする電子メールを作成し、その電子メールに上記イメ
ージファイル28cを添付して送信する(ステップ3
0)。この送信された電子メールは、電話交換機6、S
MTP8およびインターネットAを介してSMTP9か
らPOPS10へ送信され、POPS10に蓄積され
る。
【0032】そして、受信側の者は、PC15を用いて
POPS10へアクセスすることにより、POPS10
に蓄積されている電子メールを受信し、その受信した電
子メールをHDD15bに格納する。そして、その格納
された内容、つまり通信端末装置1のファクシミリ装置
3によってスキャンされた原稿の内容をCRTに表示し
たり、ファクシミリ装置16によって印刷することによ
り見ることができる。なお、CPU25により実行され
るステップ10からステップ28の送信制御は、その送
信制御を実行するための送信制御プログラムを含むコン
ピュータプログラムが記憶されたCD−ROM、また
は、フロッピーディスクをHDD28にインストールす
ることにより実行される。
【0033】以上のように、本第実施形態の通信端末装
1を用いれば、イメージスキャナ40でスキャンされ
たイメージデータのデータ量が多い場合は、イメージデ
ータを電子メールに添付して送信しないため、SMTP
によって電子メールの受付が拒否されるという事態を防
止できる。しかも、その場合、イメージデータをWWW
サーバ51へ送信し、そのWWWサーバ51に格納され
たイメージデータの格納場所を示すURLを受信側端末
装置12へ送信することができるため、受信側端末装置
12は、受信したURLに基づいてWWWサーバ51へ
アクセスしてイメージデータを受信することができる。
つまり、イメージデータのデータ量にかかわらず、イメ
ージデータを確実に送信することができる。しかも、イ
メージデータのデータ量が多い場合の送信側が負担する
通信コストは、通信端末装置1からWWWサーバ51ま
での通信コストのみであるため、通信端末装置1から直
接受信側端末装置12へ送信する場合よりも通信コスト
を低減できる。また、通信端末装置1と電子メール用サ
ーバ装置との間のトラフィックを低減できる。
【0034】なお、上記実施形態では、WWWサーバ5
1から通信端末装置1へURLを送信する構成を採用し
たが、WWWサーバ51から直接受信側端末装置12へ
URLを送信する構成にすることもできる。ところで、
CPU25により実行されるステップ20からステップ
28が本発明の送信手段として機能し、ステップ30が
報知情報作成手段として機能する。また、CPU25に
より実行されるステップ22が本発明の読取情報圧縮手
段として機能する。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、送信し
ようとする読取情報の情報量が所定量を超えている場
合、その読取情報は、電子メール用サーバ装置へ送信さ
れずにサーバ装置へ送信され、サーバ装置に一旦格納
れる。したがって、送信する読取情報の情報量が多い場
合は、読取情報を一旦サーバ装置へ送信し、そのサーバ
装置に格納しておくことができるため、送信側および電
子メール用サーバ装置間のトラフィックの増大を防止で
きる。また、サーバ装置から返信される読取情報の格納
場所を示す識別情報を受信し、その受信した識別情報を
示す電子メールを電子メール用サーバ装置へ送信するこ
とができる。したがって、送信先は、電子メール用サー
バ装置へ電子メールを読みに行き、その電子メールに示
される識別情報に基づいてサーバ装置へアクセスし、格
納されている読取情報を読出して受信することができ
る。つまり、請求項1に記載の発明によれば、送信する
読取情報をその情報量の多少にかかわらず効率良く確実
に送信することができる通信端末装置を実現することが
できる。
【0036】特に、請求項2に記載の発明によれば、読
取情報は、読取情報圧縮手段により圧縮してからサーバ
装置へ送信され、そのサーバ装置に格納しておくので、
サーバ装置の読取情報を格納するための記憶容量を小さ
くすることができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、上
判定、送信および電子メール作成を行う送信制御を実
行するための送信制御プログラムを含むコンピュータプ
ログラムが格納されている記憶媒体を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の通信端末装置が接続されてい
ネットワークの構成をブロックで示す説明図である。
【図2】図1の通信端末装置1を構成するPC2の外観
を示す説明図である。
【図3】図1の通信端末装置1を構成するファクシミリ
装置3の外観を示す説明図である。
【図4】図2に示すPC2の電気的構成をブロックで示
す説明図である。
【図5】図3に示すファクシミリ装置3の電気的構成を
ブロックで示す説明図である。
【図6】電子メールの主な構成を示す説明図である。
【図7】通信端末装置1のPC2に設けられたCPU2
5によって実行される送信処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図8】通信端末装置1のファクシミリ装置3に内蔵さ
れたCPU31によって実行されるスキャン処理の内容
を示すフローチャートである。
【図9】WWWサーバ51に設けられたCPU51aに
よって実行されるサーバ側処理の内容を示すフローチャ
ートである。
【図10】受信側端末装置12のPC15に設けられた
CPU15aによって実行される受信処理の内容を示す
フローチャートである。
【符号の説明】 1 通信端末装置 2 PC 3 ファクシミリ装置 12 受信側端末装置 25 CPU 28 HDD(蓄積手段) 40 イメージスキャナ(読取手段) 51 WWWサーバ(サーバ装置) 51b HDD
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107 H04L 11/20 101B 1/21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、こ
    の読取手段により読取られた読取情報を蓄積する蓄積手
    段とを有し、この蓄積手段に蓄積された読取情報を送信
    する送信側端末装置と、 この送信側端末装置から送信された前記読取情報を受信
    する受信側端末装置と、が備えられた通信システムにお
    いて、 前記送信側端末装置から送信された読取情報を受信して
    記憶する読取情報記憶手段と、 この読取情報記憶手段に記憶された前記読取情報を他の
    読取情報と識別するための識別情報を付与するととも
    に、その識別情報を前記送信側端末装置および受信側端
    末装置のいずれかへ送信する通信装置側識別情報送信手
    段と、 所定の読取情報の送信要求を示す送信要求信号を受信し
    た場合に前記読取情報記憶手段から前記所定の読取情報
    を読出して前記受信側端末装置へ送信する通信装置側送
    信手段と、を有する通信装置が備えられており、 前記送信側端末装置には、 前記蓄積手段に蓄積された読取情報の情報量が所定の情
    報量を超えたかを判定するとともに、その判定結果が前
    記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超えていない
    という判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積され
    た読取情報を前記受信側端末装置へ送信し、かつ、前記
    判定結果が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を
    超えたという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄
    積された読取情報を前記通信装置へ送信する送信側送信
    手段と、 前記通信装置から送信された前記識別情報を受信する送
    信側識別情報受信手段と、 この送信側識別情報受信手段により受信された識別情報
    を前記受信側端末装置へ送信する送信側識別情報送信手
    段と、が備えられており、 前記受信側端末装置には、 前記送信側端末装置および通信装置のいずれかから送信
    された識別情報を受信する受信側識別情報受信手段と、 この受信側識別情報受信手段により受信された識別情報
    により識別される読取情報の送信要求を示す送信要求信
    号を前記通信装置へ送信する送信要求手段と、 この送信要求手段により送信された前記送信要求信号に
    基づいて前記通信装置から送信された前記所定の読取情
    報、および前記送信側端末装置の送信側送信手段により
    送信された読取情報のいずれかを受信する読取情報受信
    手段と、が備えられたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、こ
    の読取手段により読取られた読取情報を蓄積する蓄積手
    段とを有し、この蓄積手段に蓄積された読取情報を送信
    する送信側端末装置と、 この送信側端末装置からインターネットを介して送信さ
    れた前記読取情報を受信する受信側端末装置と、が備え
    られた通信システムにおいて、 前記送信側端末装置から送信された読取情報を受信して
    記憶する読取情報記憶手段と、 この読取情報記憶手段に記憶された前記読取情報を他の
    読取情報と識別するための識別情報を付与するととも
    に、その識別情報を前記送信側端末装置および受信側端
    末装置のいずれかへ送信する通信装置側識別情報送信手
    段と、 所定の読取情報の送信要求を示す送信要求信号を受信し
    た場合に前記読取情報記憶手段から前記所定の読取情報
    を読出して前記インターネットを介して前記受信側端末
    装置へ送信する通信装置側送信手段と、を有する通信装
    置が備えられており、 前記送信側端末装置には、 前記蓄積手段に蓄積された読取情報の情報量が所定の情
    報量を超えたかを判定するとともに、その判定結果が前
    記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超えていない
    という判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積され
    た読取情報を電子メールに添付して前記インターネット
    を介して前記受信側端末装置へ送信し、かつ、前記判定
    結果が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超え
    たという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積さ
    れた読取情報を前記通信装置へ送信する送信側送信手段
    と、 前記通信装置から送信された識別情報を受信する送信側
    識別情報受信手段と、 この送信側識別情報受信手段により受信された識別情報
    を電子メールに添付して前記インターネットを介して前
    記受信側端末装置へ送信する送信側識別情報送信手段
    と、が備えられており、 前記受信側端末装置には、 前記送信側端末装置および通信装置のいずれかから送信
    された識別情報を受信する受信側識別情報受信手段と、 この受信側識別情報受信手段によって受信された識別情
    報により識別される読取情報の送信要求を示す送信要求
    信号を前記通信装置へ送信する送信要求手段と、 この送信要求手段により送信された前記送信要求信号に
    基づいて前記通信装置から送信された前記所定の読取情
    報、および前記送信側端末装置の送信側送信手段により
    送信された読取情報のいずれかを受信する読取情報受信
    手段と、が備えられたことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信側端末装置および通信装置の少
    なくとも一方には、 前記読取情報を圧縮する読取情報圧縮手段が備えられて
    おり、 前記通信装置の読取情報記憶手段は、 前記読取情報圧縮手段により圧縮された読取情報を記憶
    するものであることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 原稿の画像情報を読取る読取手段と、こ
    の読取手段により読取られた読取情報を蓄積する蓄積手
    段とを有し、この蓄積手段に蓄積された読取情報を送信
    する送信側端末装置と、 この送信側端末装置から送信された読取情報を受信して
    記憶する通信装置と、 前記送信側端末装置および通信装置のいずれかから送信
    された前記読取情報を受信する受信側端末装置と、が備
    えられた通信システムの前記送信側端末装置を制御する
    コンピュータプログラムが格納された記憶媒体であっ
    て、 前記蓄積手段に蓄積された読取情報の情報量が所定の情
    報量を超えたかを判定するとともに、その判定結果が前
    記読取情報の情報量が前記所定の情報量を超えていない
    という判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄積され
    た読取情報を前記受信側端末装置へ送信し、かつ、前記
    判定結果が前記読取情報の情報量が前記所定の情報量を
    超えたという判定結果である場合は、前記蓄積手段に蓄
    積された読取情報を前記通信装置へ送信する送信制御プ
    ログラムを含むコンピュータプログラムが格納されてい
    ることを特徴とする記憶媒体。
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