JP2002158770A - 携帯端末情報記録方法 - Google Patents

携帯端末情報記録方法

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JP2002158770A
JP2002158770A JP2000354349A JP2000354349A JP2002158770A JP 2002158770 A JP2002158770 A JP 2002158770A JP 2000354349 A JP2000354349 A JP 2000354349A JP 2000354349 A JP2000354349 A JP 2000354349A JP 2002158770 A JP2002158770 A JP 2002158770A
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Yuka Sueyoshi
由香 末吉
Hisato Miyaji
寿人 宮地
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NTT Communications Corp
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NTT Communications Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末内の電子メールや画像情報を、任意
の場所のFAX端末に送信可能にする。 【解決手段】 携帯端末14からFAX番号とメール本
文(又は画像情報)を含むプリント要求を移動通信網の
メールサーバ16へ送信し、サーバ16はその端末1
4へ加入者の正当性を加入者管理サーバに照合して検証
して、その呼管理番号CIDとFAX番号、メール本文
を含む発信要求をFAXサービスセンタ17へ送信し
、センタ17はメール本文をFAXデータに変換して
FAX番号のFAX端末18へ送信し、送信後、呼管
理番号CID、FAX送信枚数を含む配送結果通知をサ
ーバ16へ送信し、サーバ16はCIDにより管理
し、加入者に対するFAX課金も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯電話機やPH
Sなどの携帯端末で利用する情報をファクシミリにより
記録する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯端末は単に電話に利用される
だけでなく、電子メールを表示させたり、インターネッ
トのホームページを表示させることができるものがあ
る。このように各種の情報を表示することができ頗る便
利であるが、その情報を記録しておくことができればな
お便利なことがある。例えばある場所へ行く場合は、そ
のための交通機関、地図などを携帯端末に表示させるこ
とができても、小さな画面ではよく見ることができなか
ったり、またその情報を頭に記憶しておくことは大変で
あったりする場合に、この情報をある程度の大きな記録
紙に記録して持ち歩けば便利である。しかし携帯端末に
はプリンタ機能がないため、携帯端末で取得した情報を
記録紙に記録することができない。
【0003】このような点から、携帯端末に受信された
電子メールの情報とファクシミリ電話番号を、ファクシ
ミリサービスセンタ装置へ送信すると、ファクシミリサ
ービスセンタ装置は受信した電子メールの情報をファク
シミリデータに変換して、受信したファクシミリ電話番
号のファクシミリ端末へ送信して電子メールをファクシ
ミリ記録紙に記録するサービスがある。このサービスを
利用して、携帯端末に受信された電子メールを自宅、会
社、出張先、コンビニエンスストアなどに在るファクシ
ミリ端末にファクシミリ記録として出力することがで
き、便利である。このサービスを受けるには、そのため
の契約をそのサービス提供センタと行う必要があった。
【0004】また従来において、PHSの電話番号を位
置情報サービスセンタへ送信すると、位置情報サービス
センタはそのPHSの現在位置を求め、その位置の場所
を示す地図情報を、予め指定してある特定のファクシミ
リ端末へ送信し、例えばそのPHSを所持している人が
何処に居るかを知ることができるサービスが知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯端末からは
電子メールをファクシミリ端末へ送信するサービスはあ
ったが、携帯端末に得られている画像情報、例えばホー
ムページの画面などを、任意のファクシミリ端末へ送信
してファクシミリとして記録することはできなかった。
また従来においては携帯端末で受信した電子メールに添
付ファイルが付けられていても、その添付ファイルを表
示することはできなかった。また携帯端末に受信した電
子メールをファクシミリ端末によりファクシミリ記録す
る場合は、その携帯端末に受信した部分のみである。携
帯端末に受信できる電子メールの文字数(データ量)に
制限があり、その制限数を超えた部分は基本的にメール
サーバで破棄される。
【0006】また従来においては携帯端末から記録した
い情報が格納されているアドレスを送って、そのアドレ
スに格納されている情報を任意のファクシミリ端末にフ
ァクシミリ記録させることはできなかった。更に従来に
おいては携帯端末の現在位置を示す地図情報を、任意の
ファクシミリ端末にファクシミリ記録することはできな
かった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、何れ
の形態においてもファクシミリ記録をしたいファクシミ
リ端末の電話番号を携帯端末から送信する。その際にこ
の発明の一形態によれば、携帯端末に蓄積されている画
像情報も送信し、他の形態によればメール識別情報も送
信し、更に他の形態によれば、ファクシミリ記録したい
情報が格納されているアドレスも送信する。これらの送
信先はメールサーバとする。メールサーバは受信したフ
ァクシミリ電話番号をファクシミリサービスセンタ装置
へ送信するが、画像情報を受信した場合は、その受信し
た画像情報も送信し、メール識別情報を受信した場合は
そのメール識別情報によりメールサーバ内に蓄積してあ
るメール情報の全て、つまり本文の情報の全て、添付フ
ァイルがあればその添付ファイル情報を送信し、アドレ
スを受信した場合は、そのアドレスをそのまま送信する
か、そのアドレス装置をアクセスしてそこに格納されて
いる情報を取出し、その取出した情報を送信する。なお
添付ファイルについてはファクシミリ記録するか否かを
利用者が選択できるようにしてもよい。
【0008】ファクシミリサービスセンタ装置では、受
信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末へ受信
した情報を送信するが、アドレスを受信した場合はその
アドレスの装置をアクセスして、そこに格納されている
情報を取出し、その取出した情報を送信する。何れの場
合も必要に応じて受信情報をファクシミリデータに変換
して行う。またこの発明の更に他の形態によれば前述し
た各形態において、メールサーバがファクシミリサービ
スセンタ装置へ送信する際にその受信した携帯端末の呼
と対応する管理情報を付加し、ファクシミリサービスセ
ンタ装置は、ファクシミリ端末への送信を終了すると、
その通知に、前記管理情報と、ファクシミリ送信量情
報、例えば枚数を含めて行う。メールサーバは受信した
管理情報によりファクシミリ送信量情報を管理し、ファ
クシミリ送信量情報に基づき、その携帯端末の加入者、
又は契約加入者に対する課金を行う。
【0009】この発明の更に他の形態ではファクシミリ
電話番号の他に携帯端末の電話番号を位置情報サービス
センタ装置へ送信し、位置情報サービスセンタ装置はそ
の受信した携帯端末電話番号の端末の現在位置を示す地
図情報を求め、その地図情報と、受信ファクシミリ情報
と、その呼と対応した管理情報をファクシミリサービス
センタ装置へ送信し、ファクシミリサービスセンタ装置
は、受信した地図情報を受信したファクシミリ電話番号
のファクシミリ端末へ送信し、その送信が終了するとそ
の終了通知に前記管理情報と、ファクシミリ送信量情報
を含めて位置情報サービスセンタ装置へ送信する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照してこの発明の実
施の形態を説明する。図1にこの発明の方法が適用され
るシステム構成例を示す。移動通信網11と固定通信網
12とインターネット13とが相互に接続可能な通信網
が構成され、移動通信網11に加入している加入者の携
帯端末14は電話機能のみならず、電子メール、送受信
機、インターネット13内の各種情報提供サーバ15か
らホームページなどのコンテンツを取得する機能を備え
るものである。また移動通信網11には電子メールを受
付け、中継するメールサーバ16が設けられている。更
にこの発明ではファクシミリサービスセンタ装置17が
設けられ、ファクシミリサービスセンタ装置17は移動
通信網11、固定通信網12、インターネット13の何
れとも接続可能とされ、固定通信網12に接続されてい
る任意のファクシミリ端末18にファクシミリデータを
送信することができる。この固定通信網12は国内のみ
ならず、海外の通信網であってもよい。 (1)電子メール記録(I) 携帯端末14で受信した電子メールを記録したい場合
は、図2に示すように携帯端末14から、受信した電子
メールの本文とそれをファクシミリ記録したいファクシ
ミリ端末の電話番号(FAX番号)を含むプリント要求
を移動通信網11のメールサーバ16へ送信する。
【0011】メールサーバ16は通常の着信があった時
と同様にその携帯端末14の加入者は移動通信網11と
契約している正当な加入者からのものであるか否かを加
入者管理サーバ19により確認し、正当なものであれ
ば、その呼に対する呼管理番号を与え、呼管理記憶部2
1に加入者番号、送信先、日時などの所要の情報を記憶
する。その後、受信したメール本文と、FAX番号と、
そのプリント要求を、メールサーバ16で管理するため
の管理情報CID、例えば前記呼管理番号とを含む発信
要求をファクシミリサービスセンタ装置(以下FAXサ
ービスセンタ装置と記す)17へ送信する。
【0012】この発信要求のフォーマットは例えば図4
Aに示すように、ヘッダ部31にメールサーバ発信アド
レス、出力したいFAX番号とFAXサービスセンタ装
置(図4Aでは@マークの前がFAX番号、後がFAX
サービスセンタ装置アドレス)アドレス、タイトル(S
ubject)としてファクシミリ要求と管理情報(C
ID:1234567)から構成され、データ部32に
プリント内容(ファクシミリ記録)、つまりメール本文
で構成される。添付ファイル部33については後で述べ
るが、この図2に示す実施例では設けられていない。
【0013】FAXサービスセンタ装置17はメールサ
ーバ16から発信要求を受信すると、その発信要求が正
当な移動通信網11からのものであることを、例えばそ
の発信アドレスにより確認する。メールサーバ16とF
AXサービスセンタ装置17とが専用回線で接続されて
いる場合はこの確認は省略できる。またデータ部32に
データがあることを確認して、呼受付通知をメールサー
バ16へ送信する。なおデータ部32にデータがない
場合は、受付拒否通知を送る。呼受付通知の内容の例を
図4Bに示す。ヘッダ部31にはFAXサービスセンタ
装置のアドレス、メールサーバ16のアドレス、タイト
ルとしてFAX送信要求受信と受信した管理情報CID
からなり、データ部32は呼受付情報、つまり発信日
時、発信者氏名、添付ファイルがある場合は添付ファイ
ル、呼受付か受付拒否情報からなる。FAXサービスセ
ンタ装置17は受信した発信要求を図5に示すように、
例えば受信した管理情報CIDで管理部41で管理す
る。
【0014】メールサーバ16は呼受付/受付拒否通知
を受信すると、その管理情報CIDに基づき、受信した
呼受付情報を、呼管理記憶部21に格納して管理する。
受付拒否の場合は携帯端末14にその旨を通知する。ま
たFAXサービスセンタ装置17は、呼受付通知を出し
た発信要求中のメール本文をデータ変換部42でファク
シミリデータに変換して、ファクシミリ送信部43(図
5)から、受信したFAX番号のファクシミリ端末18
へ送信する。
【0015】そのファクシミリの送信が終了すると、管
理情報CID、ファクシミリ送信量(例えば、送信ペー
ジ数)を含む配送結果通知をメールサーバ16へ送信す
る。この配送結果通知のフォーマットの例を図4Cに
示す。ヘッダ部31は発信アドレス、着信アドレス、タ
イトルはFAX送信要求、送信OK、管理情報CIDで
構成され、データ部32は配送結果情報であり、発信日
時、配送完了日時、発信者氏名ID、送信ページ数、配
送結果などで構成される。なおこの送信に関する情報
を、管理部41で管理情報CIDをもとに管理する。
【0016】メールサーバ16は配送結果通知を受信す
ると、その管理情報CIDに基づき、配送結果情報を呼
管理記憶部21に格納する。その後配送結果通知を対応
するプリント要求を出した携帯端末14へ送信する。
メールサーバ16は課金処理部22(図3)により例え
ば定期的に、呼管理記憶部21の記憶内容に基づき、加
入者ごとにそのプリント要求により行ったファクシミリ
送信に対する課金を加入者に行う。なお加入者への課金
は一般には図に示していない課金サーバへ課金に必要な
データを送って行われる。
【0017】このようにして利用者は携帯端末14を利
用して、電子メールの本文を任意の場所のファクシミリ
端末18にファクシミリ記録させることができる。しか
もこの実施例では、その費用は加入している移動通信網
11から請求されるため、加入者はFAXサービスセン
タと契約をする必要もなく、従ってFAXサービスセン
タとの契約があることを示す、ユーザIDやパスワード
などの入力のわずらわしさもなくなる。 (2)電子メール記録(II) 受信した電子メールの本文に添付ファイルがある場合で
も、現在の携帯端末14は通常、その添付ファイルを表
示することができないため、メールサーバ16で破棄す
る。また電子メール本文が携帯端末14に受信格納でき
る文字数(情報量)を超える場合もメールサーバ16で
破棄するため、その超えた部分の内容を知ることができ
ない。この実施例はこのような場合に対応するものであ
る。
【0018】メールサーバ16では受信した電子メール
をメール識別情報ごとにメール記憶部23(図3)に格
納しておく。メール識別情報としては電子メールごとに
識別番号を付けて管理してもよいが、着信アドレスと発
信アドレスの組をメール識別情報としてもよい。この場
合の処理手順を図6に示す。図2と異なる部分を主とし
て説明する。メールサーバ16はパソコン等の端末よ
り、携帯端末14へ送信された電子メールを一旦受け取
り着信者の加入者照合を行った上で、携帯端末14にメ
ール本文を送信している。メールサーバ16が端末から
受け取ったメール情報に添付ファイルが添付されていた
場合、携帯端末14にはメール本文と添付ファイルのフ
ァイル名を通知する。また、メール本文においても制限
文字数(情報量)を超えたメールが送られてきた場合、
メールサーバ16にて本文を一旦蓄積し、制限文字数を
超えるメールが着信していることを携帯端末14に通知
する。これを通知された携帯端末の利用者は添付ファイ
ル、あるいは制限文字数を超えたメールの通知を知り、
メールサーバ16にプリント要求することにより、FA
Xによる紙記録出力が可能となる。電子メールで送られ
た全ての情報をFAXへ出力された情報により知ること
が可能となる。つまり電子メールの全体をファクシミリ
記録したい場合は、携帯端末14からプリント要求を送
信するがメール本文を省略して代りにメール識別情報を
含める。メール識別情報としては特にメールサーバ16
から与えられている場合はそれを使用するが、与えられ
ていない場合は、その電子メールの発信アドレスを用い
ればよい。
【0019】メールサーバ16はプリント要求中のメー
ル識別情報(例えば携帯端末14の電話番号と受信した
発信アドレス)によりメール記憶部23に記憶されてい
る該当するメール本文、添付ファイルがあればその添付
ファイルも読み出して、FAXサービスセンタ装置17
へ送信する発信要求中のプリント内容としてメール本文
と添付ファイルがあればそれとにより図4Aに示すよう
にデータ部32,33を構成する。その他は図1に示
した場合と同様である。ただし添付ファイルがある場合
は、FAXサービスセンタ装置17では添付ファイルに
対するファクシミリデータへの変換はデータ変換部42
(図5)中の対応するものを用いる。
【0020】このようにして利用者が現在居る場所に近
いファクシミリ端末18に電子メールをファクシミリ記
録してもらうことにより、電子メールの内容を全て知る
ことができる。 (3)画像情報記録(I) 携帯端末14に取込んだHTMLファイル(ホームペー
ジ)、画像ファイル、その他のファイルの情報(これら
を総称して画像情報と呼ぶ)を任意のファクシミリ端末
にファクシミリ記録する実施例を図7を参照して説明す
る。携帯端末14による画像情報の取込みは従来より行
われている手法と同様である。例えば図7に示すように
携帯端末14に、取込みたい画像情報が格納されている
アドレス(通常URLと呼ばれている)を入力し、又は
画面に表示されているメニュー中の取込みたい画像情報
の項目を指示入力して情報取出し要求を移動通信網11
へ送信し、更にこれよりインターネット13の対応す
る情報提供サーバ15へ情報取出し要求を送信し、そ
のアドレスに格納されている画像情報を取出し、移動
通信網11を介して携帯端末14に取り込み、画面に
表示する。
【0021】この画像情報をファクシミリ記録する場合
は、ファクシミリ電話番号とその画像情報を含むプリン
ト要求をメールサーバ16へ送信する、メールサーバ
16はこのプリント要求を受信した時の処理は図2に示
した場合と同様であり、この時、FAXサービスセンタ
装置17へ送信する発信要求はファクシミリ電話番号、
管理情報の他、画像情報となる。FAXサービスセン
タ装置17では受信は発信要求中の画像情報を必要に応
じてファクシミリデータにデータ変換部42で変換し
て、受信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末
18へ送信する。その後の処理は図2の場合と同様で
ある。なおで取り出した画像情報をメールサーバ16
内の記憶部に記憶しておき、プリント要求はファクシミ
リ電話番号のみを送信し、メールサーバ16で記憶部の
画像情報を読み出し、これと、そのファクシミリ電話番
号と、管理情報を発信要求としてもよい。 (4)画像情報記録(II) 次に携帯端末14からファクシミリ記録したい画像情報
が格納されているアドレスを送信して、その画像情報を
ファクシミリ記録する場合の実施例を図8を参照して説
明する。
【0022】携帯端末14からファクシミリ電話番号
と、取出したい画像情報が格納されているアドレス(U
RL)を含むプリント要求をメールサーバ16へ送信す
る。メールサーバ16がプリント要求を受信した時の
処理は図2の場合と同様であるが、発信要求は図4Aに
括弧書で示すようにプリント内容はメール本文の代りに
受信したアドレス(URL)となる。この発信要求を
FAXサービスセンタ装置17が受信すると、受信した
発信要求中のアドレスによりインターネット13上の情
報提供サーバ15をアクセスして、そのアドレスに格納
されている画像情報(ホームページなど)を取出す情報
取出し要求処理を行い、その画像情報を取出す。こ
の取出しができた場合は呼受付通知を、できなかった場
合は呼受付拒否通知をメールサーバ16へ送信する。
【0023】画像情報が取出され、これを取り込むと、
その画像情報を必要に応じてデータ変換部42中の対応
する変換手段によりファクシミリデータに変換して、受
信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末18へ
送信する、その後の処理は図2の場合と同様である。
図8に示した例ではFAXサービスセンタ装置17が情
報提供サーバ15から画像情報の取出しを行ったが、メ
ールサーバ16がこの画像情報の取出しを行ってもよ
い。その場合の手順を図9に示す。この場合はメールサ
ーバ16はプリント要求を受信すると、その受信したア
ドレスにより対応する情報提供サーバ15をアクセスし
て、情報取出し要求を行い、そのアドレスに格納され
ている画像情報を取出す。その後、FAX番号と管理
情報と取出した画像情報を含む発信要求をFAXサービ
スセンタ装置17へ送信する。その後の処理は図8、
図2の場合と同様である。このようにして利用者は所望
の画像情報をそれが格納されているアドレスとファクシ
ミリ電話番号を含むプリント要求をメールサーバ16に
行うだけで、その所望の画像情報を任意の場所のファク
シミリ端末18にファクシミリ記録することができる。 (5)画像情報記録(III) 上述では携帯端末14の利用者の正当性を移動通信網1
1の加入者管理サーバ19で行ったが、利用者がFAX
サービスセンタと契約して、このセンタで利用者の正当
性を確認し、かつ課金もこのセンタで行うようにしても
よい。センタとの契約の際に利用者のユーザID、パス
ワード(PASSWD)、メールアドレスなどをFAX
サービスセンタ装置17の加入者管理サーバに登録して
おく。
【0024】携帯端末14からその端末に取り込んであ
る画像情報をファクシミリ記録する場合は図10に示す
ように、携帯端末14から利用者氏名、暗証番号、ファ
クシミリ番号、その画像情報を含む発信要求をメールサ
ーバ16へ送信する。メールサーバ16はその発信要
求をFAXサービスセンタ装置17へ送信する。FA
Xサービスセンタ装置17は、発信要求を受信すると、
加入者管理サーバにおいてその氏名、暗証番号、メール
の発信アドレスにより利用者の認証を行い、この認証
に合格すると、呼受付通知要求を、合格しないと呼受付
拒否通知要求をメールサーバ16へ送信する。また認証
に合格した場合はFAXサーバ(FAX送信部)により
その受信した画像情報を必要に応じてファクシミリデー
タに変換して、受信したファクシミリ電話番号のファク
シミリ端末18へ送信する。その送信が終ると配送完
了をメールサーバ16へ通知し、メールサーバ16は
配送結果通知を携帯端末14へ送信する。このファク
シミリ記録サービスに対する課金はFAXサービスセン
タ装置17が利用者に対して行う。
【0025】図11に携帯端末14からファクシミリ記
録したい情報が格納されているアドレスを発信要求に含
めてメールサーバ16経由でFAXサービスセンタ装置
17へ送信する手順の例を示す。この場合はFAXサー
ビスセンタ装置17で加入者照合に合格すると、受信し
たアドレスの情報提供サーバ15に対し情報取出し要求
を行い、画像情報を取出すと、その画像情報を受信した
ファクシミリ電話番号のファクシミリ端末18へ送信す
る。その他は図10に示した場合と同様である。この場
合メールサーバ16で情報取出しを行い、その画像情報
を発信要求に付けてFAXサービスセンタ装置17へ送
信してもよい。また図6を参照して説明したように電子
メールをメールサーバ16の記憶部から取出し、FAX
サービスセンタ装置17へ送信する場合にもセンタ装置
17で利用者認証を行う手法を適用してない。
【0026】メールサーバ16は図3に示すように、機
能的には呼管理記憶部21、課金処理部22、メール記
憶部23、携帯端末14との通信部24、各種受信情報
を一時記憶する記憶部25、発信要求生成部26、FA
Xサービスセンタ装置17との通信部27、情報提供サ
ーバから情報の取出しを行う情報取出し部28などを制
御部29が制御させて、各種の処理を行わせる。FAX
サービスセンタ装置17は図5に示すように機能的に
は、管理部41、データ変換部42、メールサーバ16
との通信部43、FAX送信部44、各種通知の作成部
45、情報提供サーバからの情報取出しを行う情報取出
し部46、各種受信情報を一時記憶する記憶部47など
を制御部48が制御して各種処理を行わせる。 (6)位置情報記録 図12を参照して説明する。携帯端末14からファクシ
ミリ電話番号、現在位置している携帯端末、例えばPH
Sの電話番号を含む位置情報要求を移動通信網11の位
置情報サービスセンタ装置へ送信する。
【0027】位置情報サービスセンタ装置は位置情報要
求を受信すると、その携帯端末14の電話番号から加入
者管理サーバ19において、その利用者の正当性を検証
し、それに合格すると、受信したPHS電話番号の端
末がどこに位置しているかをPHS管理サーバに問い合
せ、その位置情報を取得し、その位置情報からその位
置の近辺の地図の情報を地図データベースから取得する
。前記位置情報を記入した前記地図情報と受信したフ
ァクシミリ電話番号と、先のメールや画像情報のファク
シミリ記録時と同様な管理情報CIDとを含む発信要求
をFAXサービスセンタ装置17へ送信する。先の場
合と同様に呼受付/受付拒否通知を位置情報サービスセ
ンタ装置へ送信し、その後、受信した地図情報を受信
したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末へ送信す
る、その送信が終了すると、管理情報、必要に応じて
送信したファクシミリの枚数を含む配送結果通知を位置
情報サービスセンタ装置へ送信する。
【0028】このようにして携帯端末14を利用して、
PHSなどの他の携帯端末の現在位置している地図を任
意のファクシミリ端末にファクシミリ記録することがで
きる。この位置情報のファクシミリ記録に対しても、図
10を参照して説明したように、利用者をFAXサービ
スセンタ装置17で認証するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、携
帯端末14内の画像情報、あるいは携帯端末14で見る
ことができない画像情報を身近にあるファクシミリ端末
や出張先のファクシミリ端末などにファクシミリとして
送信記録することができる。また電子メールの本文や必
要に応じて添付ファイルを同様に任意の場所のファクシ
ミリ端末にファクシミリ記録とすることができる。更に
携帯端末が現在どこに位置しているかを地図として任意
の場所のファクシミリ端末にファクシミリ記録すること
ができる。
【0030】しかも前述のように移動通信網11で行っ
た携帯端末14の加入者認証を利用して受けたファクシ
ミリ記録サービスや位置情報サービスを移動通信網11
で管理することにより、各サービスセンタと契約するこ
となく、従って氏名、暗証番号の入力も行うことなく、
任意のファクシミリ端末にファクシミリ記録させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法が適用されるシステム構成例を示
す図。
【図2】この発明による電子メールのファクシミリ記録
の手順の例を示す図。
【図3】メールサーバ16の機能構成例を示す図。
【図4】各種通知のフォーマットとデータ内容の例を示
す図。
【図5】FAXサービスセンタ装置17の機能構成例を
示す図。
【図6】この発明による電子メールのファクシミリ記録
の手順の他の例を示す図。
【図7】この発明による画像情報のファクシミリ記録の
手順の例を示す図。
【図8】この発明による画像情報のファクシミリ記録の
手順の他の例を示す図。
【図9】この発明による画像情報のファクシミリ記録の
手順の更に他の例を示す図。
【図10】この発明による画像情報のファクシミリ記録
の手順の更に他の例を示す図。
【図11】この発明による画像情報のファクシミリ記録
の手順の更に他の例を示す図。
【図12】この発明による位置情報のファクシミリ記録
の手順の例を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/04 D (72)発明者 宮地 寿人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 エ ヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株 式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA12 AA14 AA29 AB38 AC43 AE02 AF00 AF01 AF03 BA00 BD09 5K024 AA71 CC08 CC11 DD01 DD04 5K027 AA11 EE04 HH26 5K067 AA34 BB04 BB21 DD15 DD20 DD52 EE02 EE10 EE16 FF02 FF03 FF23 HH23 5K101 KK01 KK02 LL12 MM07 NN02 NN06 NN18 NN21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末からファクシミリ電話番号と、
    その携帯端末に蓄積されている画像情報とを、移動通信
    網のメールサーバへ送信し、 そのメールサーバは受信したファクシミリ電話番号と画
    像情報をファクシミリサービスセンタ装置へ送信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置は受信した画像情
    報を受信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末
    へ送信することを特徴とする携帯端末情報記録方法。
  2. 【請求項2】 携帯端末からファクシミリ電話番号とメ
    ール識別情報とを移動通信網のメールサーバへ送信し、 そのメールサーバは受信したメール識別情報からそのメ
    ール情報を記憶部より読み出し、 その読み出したメール情報と受信したファクシミリ電話
    番号とをファクシミリサービスセンタ装置へ送信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置は受信したメール
    情報を受信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端
    末へ送信することを特徴とする携帯端末情報記録方法。
  3. 【請求項3】 携帯端末からファクシミリ電話番号と、
    記録したい情報が格納されているアドレスとを移動通信
    網のメールサーバへ送信し、 そのメールサーバは受信したファクシミリ電話番号とア
    ドレスとをファクシミリサービスセンタ装置へ送信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置は受信したアドレ
    スの装置をアクセスしてそこに格納されている情報を取
    出し、その取出した情報を、受信したファクシミリ電話
    番号のファクシミリ端末へ送信することを特徴とする携
    帯端末情報記録方法。
  4. 【請求項4】 携帯端末からファクシミリ電話番号と、
    記録したい情報が格納されているアドレスとを移動通信
    網のメールサーバへ送信し、 そのメールサーバは受信したアドレスの装置をアクセス
    してそこに格納されている情報を取出し、その取出した
    情報と受信したファクシミリ電話番号をファクシミリサ
    ービスセンタ装置へ送信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置は受信したファク
    シミリ電話番号のファクシミリ端末に受信した情報を送
    信することを特徴とする携帯端末情報記録方法。
  5. 【請求項5】 上記メールサーバから上記ファクシミリ
    サービスセンタ装置へファクシミリ電話番号を送信する
    際に、そのメールサーバのその携帯端末からの呼に対応
    する管理情報を付加して送信することを特徴とする請求
    項1乃至4の何れかに記載の携帯端末情報記録方法。
  6. 【請求項6】 携帯端末からファクシミリ電話番号と、
    その携帯端末に蓄積している情報とを移動通信網のメー
    ルサーバへ送信し、 そのメールサーバはその受信ファクシミリ電話番号と受
    信情報に、その携帯端末からの呼に対応する管理情報を
    付加してファクシミリサービスセンタ装置へ送信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置はその受信情報
    を、受信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端末
    へ送信することを特徴とする携帯端末情報記録方法。
  7. 【請求項7】 上記ファクシミリサービスセンタ装置は
    上記ファクシミリ端末への送信を終了すると、その終了
    通知を、そのファクシミリ端末への情報量と受信した管
    理情報と共に上記メールサーバへ送信し、 上記メールサーバは上記管理情報に基づき各携帯端末又
    は加入者ごとに上記ファクシミリサービスセンタ装置の
    利用を管理して課金を行うことを特徴とする請求項5又
    は6記載の携帯端末情報記録方法。
  8. 【請求項8】 携帯端末からファクシミリ電話番号と、
    位置を知りたい携帯端末の電話番号とを位置情報サービ
    スセンタ装置へ送信し、 その位置情報サービスセンタ装置は受信した携帯端末電
    話番号の携帯端末の現在位置情報を求め、その位置情報
    を示す地図情報を地図データベースから取出し、その地
    図情報と受信したファクシミリ電話番号とその呼と対応
    する管理情報とをファクシミリサービスセンタ装置へ送
    信し、 そのファクシミリサービスセンタ装置は受信した地図情
    報を、受信したファクシミリ電話番号のファクシミリ端
    末へ送信することを特徴とする携帯端末情報記録方法。
  9. 【請求項9】 上記ファクシミリサービスセンタ装置は
    上記受信した情報をファクシミリデータに変換して上記
    ファクシミリ端末へ送信することを特徴とする請求項1
    乃至8の何れかに記載の携帯端末情報記録方法。
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