JP3879391B2 - 音声配信方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、音声配信方法および装置に関し、特に、インターネットに接続可能な携帯電話に対して効率的に音声情報を配信することのできる音声配信方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電話を利用した音声情報の配信が多く行われている。電話を利用した音声の配信は、一般に、利用者に対して郵送等の方法で電話番号を告知し、利用者がその電話番号へ発呼を行い、音声を聴取することで行われている。
【0003】
一方、最近では、電子メールを利用できる環境にある人が増加し、様々な情報が電子メールにより配信されるようになってきた。特に、インターネットに接続可能な携帯電話機の利用が急増し、様々な情報を携帯電話機で受信できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電子メール、特に、携帯電話機で利用可能な電子メールは、文字情報の配信には適しているが音声情報の配信には適していない。しかしながら、音声情報は、文字では表現できない情報をも含むものであり、電子メールの利用環境が普及したからといって、音声情報配信の需要がなくなるわけではない。
【0005】
このように電子メールの利用が増加しても音声情報配信の需要が無くなるわけではないが、単に電話番号を利用者に告知するだけの音声配信方法では、利用者が不便を感じることもあり、さらには、有料にすべき音声情報の配信にさいしての課金方法にも限界がある。
【0006】
そこで、この発明は、インターネットに接続可能な携帯電話機を用い、利用者が利用しやすい音声情報配信方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、蓄積した音声情報を再生した音声を配信する音声配信方法において、配信する音声情報に対応するウェブページのアドレスをインターネットに接続可能な携帯電話機に送信し、前記ウェブページへのアクセスがあった場合に、該ウェブページに対応する音声情報を配信する電話回線を確保するとともに、該確保した電話回線の電話番号を含むウェブページを前記アクセスに対する応答として送信し、前記電話番号への着呼に応答して、前記音声情報を音声通話により配信することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明は、音声情報を蓄積する音声情報蓄積手段と、配信する前記音声情報に電話回線を割り当てる回線割り当て手段と、前記音声情報に対応するウェブページのアドレスをインターネットに接続可能な携帯電話機に送信するとともに、前記ウェブページへのアクセスがあった場合に、前記回線割り当て手段を動作させて該ウェブページに対応する音声情報を配信する電話回線を確保するとともに、該確保した電話回線の電話番号を含むウェブページを前記アクセスに対する応答として送信するウェブページ送信手段と、前記電話番号への着呼に応答して、該電話番号に対応した音声情報の再生を開始する通話制御手段とを具備することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る音声配信方法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0038】
図1は、この発明を適用した音声配信センタの構成を示すブロック図である。同図に示すように、音声配信センタ1は、インターネットと接続されるゲートウェイ11と、インターネットを介して電子メールの送受信を行うメールサーバ12、インターネットを介してウェブページの提供等を行うWWWサーバ13、配信する音声情報(音楽を含む)を蓄積する音声蓄積装置14、公衆電話回線に接続され、該公衆電話回線を介して音声情報を配信する通話制御装置15を具備して構成される。なお、ゲートウェイ11、メールサーバ12、WWWサーバ13、音声蓄積装置14、通話制御装置15は、同一の装置として構成することも可能である。
【0039】
図2は、音声配信センタ1による音声情報の配信経路等を説明するための図である。
音声配信センタ1は、携帯電話2(2−1〜2−n)との間で各種情報の交換を行うとともに、音声情報を配信する。
【0040】
携帯電話2は、携帯電話網3と公衆電話網4を介して音声配信センタ1との間で通話が可能である。この通話においては、携帯電話2から基地局31(31−1〜31−m)、携帯電話網3、交換機32、公衆電話網4、交換機41を介して音声配信センタ1の通信制御部15との間で音声の交換が行われ、この経路により、音声配信センタ1から音声情報の配信を受ける。
【0041】
また、携帯電話2は、インターネット5を介して音声配信センタ1との間で通信が可能である。この通信においては、携帯電話2から基地局31、携帯電話網3、携帯電話網ゲートウェイ33、インターネット5、音声配信センタ1のゲートウェイ11を介してメールサーバ12やWWWサーバ13との間で情報の交換が行われる。なお、メールサーバ12との間での情報の交換は、実際には、携帯電話網3に接続される携帯電話2用のメールサーバ(不図示)を介して行われることになる。
【0042】
なお、携帯電話2とインターネット5の間では、パケット通信を行うことが可能であり、携帯電話網3は、実際には、通信網と通話網に別れている。
【0043】
さて、このような構成において、音声配信センタ1から音声情報の配信を受ける契約を結んだ会員(以下、単に会員と称する)は、携帯電話2を利用して音声配信センタ1から所望の音声情報の配信を受けることができる。なお、詳細は後述するが、会員は、交換機41、公衆電話網4、交換機42を介して一般加入電話6から音声情報の配信を受けることも可能である。
【0044】
音声情報の配信には、様々な方法が考えられるが、大別すると、携帯電話2から発呼して通話を行う方法(プル型)と、音声配信センタ1から発呼して通話を行う方法(プッシュ型)とがある。これらの方法に共通する点としては、音声配信センタ1が電子メールを利用して会員に配信する音声情報に関する告知を送信する点と、会員が音声配信センタ1との間で通話を行うことによって音声情報の配信を受ける点である。
【0045】
次に、音声情報の配信方法を数例の具体例を挙げて説明する。
【0046】
[配信例1]
配信例1は、プル型の一例である。この例では、音声配信センタ1は、予め配信する音声情報の各々に電話番号を割り当てておき、この電話番号を会員に電子メールで通知し、会員は、通知された電話番号へ発呼して音声情報の配信を受けることになる。
【0047】
図3は、配信例1における各情報の流れを示した図である。
音声配信センタ1は、配信する音声情報の各々に電話番号を割り当てた後、その音声情報のリストを作成し、作成したリストを電子メールとしてメールサーバ12から各会員の携帯電話2用のメールアドレスに送信する(ステップ101)。このリストには、配信する音声情報のファイル名や属性、概要等とともに、割り当てられた電話番号が付与されている。
【0048】
会員は、受信した電子メールに基づいて、所望の音声情報を選択する。受信した電子メールは、例えば、図4に示すように携帯電話2に表示される。図4(a)は、電子メールの冒頭の記述を示したもので、音声情報の配信を受けるための方法が記述されており、図4(b)および図4(c)は、リストの一部が表示されている。このリストで選択された電話番号は、携帯電話2の操作により選択(一般のコンピュータでのポインティングデバイスによるクリックに相当)された場合には、当該電話番号への発呼が行われる。
【0049】
会員が所望の音声情報を選択して対応する電話番号へ発呼すると(ステップ102)、音声配信センタ1の通話制御装置15が応答し、両者の間で通話が開始される。そして、通話制御装置15が音声蓄積装置14から取得した音声情報が再生され、会員は、音声情報を聴取することができる。
【0050】
なお、この配信例1においては、会員が電子メールで受信したリストに記載された電話番号を手動で携帯電話2に入力して発呼することも可能であるのはもちろんのこと、他の携帯電話や一般加入電話6からリスト記載の電話番号への発呼を行って音声情報を聴取することが可能である。
【0051】
[配信例2]
配信例2は、プル型の一例である。この例では、音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応するURLのリストを会員に電子メールで通知し、会員は、通知されたURLへアクセスして音声情報の配信を受けるための電話番号を取得し、取得した電話番号へ発呼して音声情報の配信を受けることになる。
【0052】
図5は、配信例2における各情報の流れを示した図である。
音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応したファイルのロケーションを取得して、そのURLを含む音声情報のリストを作成し、作成したリストを電子メールとしてメールサーバ12から各会員の携帯電話2用のメールアドレスに送信する(ステップ201)。
【0053】
この電子メールは、会員の携帯電話2において、図6(a)および図6(b)に示すように表示される。図6(a)は、電子メールの冒頭の記述を示したもので、音声情報の配信を受けるための方法が記述されており、図6(b)は、リストの一部が表示されている。このリストに表示されている音声情報は、対応するURLへリンクされているが、そのリンクは、同図に示すように音声情報のファイル名からリンクされている場合(電子メールがCompact HTML(CHTM)やHDML、WML等で記述されている場合)もあり、「http://www.****.**.jp/****.html」のように直接URLが記述されている場合もある。
【0054】
会員が所望の音声情報を選択すると、携帯電話2は、WWWサーバ13の対応するURLへアクセスし(ステップ202)、その応答として音声情報の配信を受けることのできる電話番号を取得する(ステップ203)。
【0055】
ここで、図7を参照してWWWサーバ13の動作について説明する。
図7は、配信例2におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【0056】
WWWサーバ13は、携帯電話2からリクエスト(アクセス要求)があると(ステップ221でYES)、そのURLから会員が所望する音声情報のファイルを特定する(ステップ222)。そして、予め複数用意されている電話回線の1つを確保し(ステップ223)、確保した電話回線の電話番号を取得する(ステップ224)。続いて、取得した電話番号を記載するとともにリンクを形成したウェブページを生成し(ステップ225)、生成したウェブページを携帯電話2へ送信して(ステップ226)、処理を終了する。
【0057】
WWWサーバ13により生成されたウェブページは、図6(c)に示すように携帯電話2に表示される。そして、このウェブページは、
<a href="tel:03-XXXX-XXXX">03-XXXX-XXXX</a><br> (CHTMLによる記述)
若しくは、
<CE TASK="CALL" NUMBER="03-XXXX-XXXX">03-XXXX-XXXX (HDMLによる記述)
のような記述を含んでおり、表示された電話番号を携帯電話2の操作により選択することで、当該電話番号への発呼が行われる(ステップ204)。
【0058】
会員がウェブページに表示された電話番号へ発呼すると(ステップ205)、音声配信センタ1の通話制御装置15が応答し、両者の間で通話が開始される。そして、通話制御装置15が音声蓄積装置14から取得した音声情報が再生され、会員は、音声情報を聴取することができる。
【0059】
なお、この配信例2においては、会員がウェブページで受信したリストに記載された電話番号を手動で携帯電話2に入力して発呼することも可能であるのはもちろんのこと、他の携帯電話や一般加入電話6からウェブページに記載の電話番号への発呼を行って音声情報を聴取することが可能である。
【0060】
この配信例2に示した方法では、配信例1の方法と比較して、用意する電話回線を配信する音声ファイルの数よりも少なくすることができるとともに、会員毎に異なる電話番号を割り当てるため、複数の会員が同時に音声情報を聴取することができるといった利点がある。
【0061】
[配信例3]
配信例3は、プッシュ型の一例である。この例では、音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応するURLのリストを会員に電子メールで通知し、会員は、通知されたURLへアクセスする。会員が通知されたURLへアクセスすると、音声配信センタ1では、そのリクエストから電話番号を抽出し、抽出した電話番号へ発呼して音声情報の配信を行う。リクエストからの電話番号の抽出は、必ずしも可能なわけではなく、携帯電話2を扱う電話会社(キャリア)の意向に左右されるが、例えば、携帯端末用の通信プロトコルとして策定されたWAP(Wireless Access Protocol)には、電話番号の通知に関する規定があり、技術的に不可能なものではない。
【0062】
図8は、配信例3における各情報の流れを示した図である。
音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応したファイルのロケーションを取得して、そのURLを含む音声情報のリストを作成し、作成したリストを電子メールとしてメールサーバ12から各会員の携帯電話2用のメールアドレスに送信する(ステップ301)。
【0063】
この電子メールは、会員の携帯電話2において、図9(a)および図9(b)に示すように表示される。図9(a)は、電子メールの冒頭の記述を示したもので、音声情報の配信を受けるための方法が記述されており、図9(b)は、リストの一部が表示されている(リストは、配信例2の場合と同様のもの)。このリストに表示されている音声情報は、対応するURLへリンクされており、会員が所望の音声情報を選択すると、携帯電話2は、WWWサーバ13の対応するURLへアクセスする(ステップ302)。WWWサーバ13は、携帯電話2からのリクエストに応じて、通話制御装置15を起動する(ステップ303)。
【0064】
ここで、図10を参照してWWWサーバ13の動作について説明する。
図10は、配信例3におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【0065】
WWWサーバ13は、携帯電話2からリクエスト(アクセス要求)があると(ステップ321でYES)、そのURLから会員が所望する音声情報のファイルを特定するとともに(ステップ322)、当該リクエストから携帯電話2の電話番号を抽出する(ステップ323)。続いて、特定した音声情報と抽出した電話番号をパラメータとして通話制御装置15を起動し(ステップ324)、処理を終了する。
【0066】
WWWサーバ13により起動された通話制御装置15は、WWWサーバ13から渡された電話番号へ発呼し(ステップ304)、これに会員(携帯電話2)が応答すると、両者の間で通話が開始され(ステップ305)、通話制御装置15が音声蓄積装置14から取得した音声情報が再生され、会員は、音声情報を聴取することができる。
【0067】
[配信例4]
配信例4は、プッシュ型の一例であり、配信例3の一部を変更した例である。この例では、配信例3における携帯電話2からWWWサーバ13へのリクエスト中から抽出する電話番号に代えて、会員の識別情報である会員IDを抽出するようにする。
【0068】
会員IDは、配信する音声情報のリストを電子メールで会員に通知する際に、音声情報に対応するURLに埋め込まれ、そのURLへのアクセスに際して抽出される。
【0069】
なお、この配信例4では、音声配信センタ1と携帯電話2の間の情報の流れは、配信例3の場合と同様であるので説明は省略し、メールサーバ12による電子メールの作成と、WWWサーバ13による会員IDの抽出の動作を中心に説明を行う。
【0070】
図11は、配信例4におけるメールサーバ12の動作の流れを示すフローチャートであり、図12は、配信例4におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【0071】
メールサーバ12は、まず、予め登録されている会員の情報を取得し(ステップ341)、続いて、配信する音声情報に対応するファイルのロケーションを取得する(ステップ342)。そして、取得した会員情報から会員IDを抽出し、取得したファイルのロケーションと併せてURLを生成し(ステップ343)、生成したURLに基づいて音声情報のリストを記述したメールを作成して(ステップ344)、会員宛に送信する(ステップ345)。ただし、メールの送信は、この段階では行わない場合もある。
【0072】
このメールの作成は、リストを送信する対象となる全ての会員分だけ行い(ステップ346でNO)、対象となる全会員分のメールを作成すると(ステップ346でYES)、作成したメールを送信して(ステップ347)、処理を終了する。ただし、ステップ345でメールを送信した場合には、ステップ347での送信は行わない。
【0073】
WWWサーバ13は、携帯電話2からリクエスト(アクセス要求)があると(ステップ361でYES)、そのURLから会員が所望する音声情報のファイルを特定するとともに(ステップ362)、当該リクエストから会員IDを抽出する(ステップ363)。続いて、抽出した会員IDに基づいて登録されている電話番号を検索し(ステップ364)、先に特定した音声情報と検索した電話番号をパラメータとして通話制御装置15を起動し(ステップ365)、処理を終了する。
【0074】
この後、WWWサーバ13により起動された通話制御装置15は、WWWサーバ13から渡された電話番号へ発呼し、これに会員(携帯電話2)が応答すると、両者の間で通話が開始され、通話制御装置15が音声蓄積装置14から取得した音声情報が再生され、会員は、音声情報を聴取することができる。
【0075】
[配信例5]
配信例5は、プッシュ型の一例であり、配信例4と同様に配信例3の一部を変更した例である。この例は、配信例4における会員IDをダイナミックに生成するようにしたもので、これにより、URLの改竄等による他の会員への無用な電話の発信を防止するものである。
【0076】
なお、この配信例5では、音声配信センタ1と携帯電話2の間の情報の流れは、配信例3の場合と同様であり、WWWサーバ13の動作は、配信例4の場合と同様であるので説明は省略し、メールサーバ12による会員IDの生成と電子メールの作成を中心に説明を行う。
【0077】
図13は、配信例5におけるメールサーバ12の動作の流れを示すフローチャートである。
【0078】
メールサーバ12は、まず、予め登録されている会員の情報を取得し(ステップ381)、取得した会員情報に基づいて会員IDを生成する(ステップ382)。会員IDの生成は、例えば、乱数等を用いて行う。ここで、生成した会員IDが利用不可能なものであった場合には(ステップ383でNO)、再度、会員IDを生成する(ステップ382)。利用不可能な会員IDとは、既に生成されている会員IDと重複しているもの、若しくは一定の符号距離以内にあるものである。
【0079】
一方、生成した会員IDが利用可能なものであった場合には(ステップ383でYES)、その会員IDを登録し(ステップ384)、続いて、配信する音声情報に対応するファイルのロケーションを取得する(ステップ385)。そして、生成・登録した会員IDと、取得したファイルのロケーションに基づいてURLを生成し(ステップ386)、生成したURLに基づいて音声情報のリストを記述したメールを作成して(ステップ387)、会員宛に送信する(ステップ388)。ただし、メールの送信は、この段階では行わない場合もある。
【0080】
このメールの作成は、リストを送信する対象となる全ての会員分だけ行い(ステップ389でNO)、対象となる全会員分のメールを作成すると(ステップ389でYES)、作成したメールを送信して(ステップ390)、処理を終了する。ただし、ステップ388でメールを送信した場合には、ステップ390での送信は行わない。
【0081】
[配信例6]
配信例6は、プッシュ型の一例である。この例では、音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応するURLのリストを会員に電子メールで通知する。会員が、通知されたURLへアクセスし、これに応じて音声配信センタ1から送られるフォームに所望の電話番号を入力すると、音声配信センタ1は、入力された電話番号へ発呼して音声情報の配信を行う。
【0082】
図14は、配信例6における各情報の流れを示した図である。
音声配信センタ1は、配信する音声情報に対応したファイルのロケーションを取得して、そのURLを含む音声情報のリストを作成し、作成したリストを電子メールとしてメールサーバ12から各会員の携帯電話2用のメールアドレスに送信する(ステップ401)。
【0083】
この電子メールは、会員の携帯電話2において、図15(a)および図15(b)に示すように表示される。図15(a)は、電子メールの冒頭の記述を示したもので、音声情報の配信を受けるための方法が記述されており、図15(b)は、リストの一部が表示されている(リストは、配信例2の場合と同様のもの)。このリストに表示されている音声情報は、対応するURLへリンクされており、会員が所望の音声情報を選択すると、携帯電話2は、WWWサーバ13の対応するURLへアクセスする(ステップ402)。WWWサーバ13は、携帯電話2からのリクエストに応じて、電話番号を入力するためのフォームを携帯電話2へ送信し(ステップ403)、会員が携帯電話2から音声情報を聴取する際に着呼を希望する電話番号を入力して返信すると(ステップ404)、入力された電話番号をパラメータの1つとして通話制御装置15を起動する(ステップ405)。
【0084】
ここで、図16を参照してWWWサーバ13の動作について説明する。
図16は、配信例6におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【0085】
WWWサーバ13は、携帯電話2からリクエスト(アクセス要求)があると(ステップ421でYES)、そのURLから会員が所望する音声情報のファイルを特定する(ステップ422)。続いて、ユーザに所望の電話番号を入力させるためのフォームを生成し(ステップ423)、生成したフォームを携帯電話2に送信して(ステップ424)、その応答を待つ(ステップ425でNO)。このとき、送信したフォームは、携帯電話2で図15(c)に示すように表示される。携帯電話2からの応答があると(ステップ425でYES)、その応答からフォームに入力された電話番号を抽出し(ステップ426)、特定した音声情報と抽出した電話番号をパラメータとして通話制御装置15を起動し(ステップ427)、処理を終了する。なお、ステップ425での携帯電話2からの応答が一定時間なかった場合には、ステップ424で送信したフォームを無効とし、処理をキャンセルする。
【0086】
WWWサーバ13により起動された通話制御装置15は、WWWサーバ13から渡された電話番号へ発呼し(ステップ406)、これに会員(携帯電話2)が応答すると、両者の間で通話が開始され(ステップ407)、通話制御装置15が音声蓄積装置14から取得した音声情報が再生され、会員は、音声情報を聴取することができる。
【0087】
この配信例6においては、会員は、所望の電話番号をフォームに入力することができるため、携帯電話2で音声情報を聴取する以外に、他の携帯電話や一般加入電話6で音声情報を聴取することができる。
【0088】
[配信例7]
配信例7は、プッシュ型の一例であり、配信例6の一部を変更した例である。この例では、配信例6においてフォームに入力する電話番号を制限し、入力された電話番号のうち予め登録されてる電話番号に対してのみ発呼を行うようにしている。これにより、電話番号の誤入力や悪用による他人への無用な電話の発信を防止するものである。
【0089】
なお、この配信例7では、音声配信センタ1と携帯電話2の間の情報の流れは、配信例6の場合と同様であるので説明は省略し、WWWサーバ13による電話番号の処理を中心に説明を行う。
【0090】
図17は、配信例7におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【0091】
WWWサーバ13は、携帯電話2からリクエスト(アクセス要求)があると(ステップ441でYES)、そのURLから会員が所望する音声情報のファイルを特定する(ステップ442)。続いて、ユーザに会員IDと所望の電話番号を入力させるためのフォームを生成し(ステップ443)、生成したフォームを携帯電話2に送信して(ステップ444)、その応答を待つ(ステップ445でNO)。このとき、送信したフォームは、携帯電話2で図18(a)および図18(b)に示すように表示される。図18(a)は、会員に会員IDを入力させるためのフォームの表示であり、図18(b)は、会員に所望の電話番号を入力させるためのフォームの表示である。
【0092】
携帯電話2からの応答があると(ステップ445でYES)、その応答からフォームに入力された会員IDと電話番号を抽出し(ステップ446)、抽出した会員IDに基づいて、抽出した電話番号が登録されているか否かを照合する(ステップ447)。そして、照合が成功すれば(ステップ448でYES)、特定した音声情報と抽出した電話番号をパラメータとして通話制御装置15を起動し(ステップ449)、処理を終了する。なお、ステップ445での携帯電話2からの応答が一定時間なかった場合には、ステップ444で送信したフォームを無効とし、処理をキャンセルする。
【0093】
なお、この例では、会員IDに基づいて電話番号が登録されているか否かを確認しているが、会員IDを利用せず、電話番号のみを照合するようにしてもよい。
【0094】
さて、これまでは、音声配信センタ1による音声情報の配信例を数例説明したが、以下では、音声配信センタ1の運用に関し、ログの収集と会員への課金について説明する。
【0095】
まず、ログの収集であるが、ログは、ゲートウェイ11、メールサーバ12、WWWサーバ13、音声蓄積装置14、通話制御装置15のそれぞれで記録しておくことができる。特に、通話制御装置15のログは、配信した全ての音声情報に関して、着信電話番号、発信電話番号を含めたログを記憶しておくことが可能である。この各装置のログを集計し、人気のある音声情報の動向等の分析に利用することができる。
【0096】
次に、課金について説明する。
音声配信センタ1の運用形態としては、大別すると音声情報自体に課金を行うか否か、つまり、音声情報を無料で提供する形態と音声情報を有料で提供する形態とに分けられる。
【0097】
音声情報を無料で提供する形態としては、音声配信センタ1を広告料収入で運用する形態がある。この場合、会員に送信する電子メールやウェブページに広告を掲載したり、音声情報の配信に先立って音声による広告を提供することで広告料収入を得る。また、音声情報の提供を有料サービスの一部とし、何らかの有料サービスの提供を受けている者を会員として電子メールの送信を行うことが考えられる。
【0098】
音声情報を有料で提供する形態としては、複数の課金方法が考えられ、その課金方法は、音声情報の配信方法により異なる。
【0099】
1つめの課金方法は、電話会社に情報料の徴収代行を依頼する方法である。この方法は、会員が発呼を行う配信例1および配信例2で説明したプル型の配信方法に適用する方法であり、会員へ電話料金の請求の際に情報料が併せて請求されることになる。
【0100】
2つめの方法は、通話制御装置15で収集したログのうち、通話装置15が発呼した電話番号に基づいて行う方法である。この方法は、配信例3乃至7で説明したプッシュ型の配信方法に適用する方法である。ただし、この方法は、電話番号が予め登録されており、電話番号と会員情報との対応が確認できる場合にのみ適用できるものである。この方法を配信例3および配信例5に適用する場合には、電話番号の誤入力や悪用が考えられないため、音声情報の配信(通話)の開始時点から課金が可能である。また、配信例4および配信例6、7に適用する場合には、電話番号の誤入力や悪用が生じる場合があるため、音声情報の配信(通話)の時間が一定時間以上継続したものにのみ、課金を行うことになる(通常、間違い電話等であれば通話を継続せずに切断するため)。
【0101】
3つめの方法は、WWWサーバ13で収集した会員IDのログと通話制御装置15で収集した発呼先の電話番号に基づいて行う方法である。この方法は、配信例4および配信例5、7で説明したプッシュ型の配信方法のうち、会員IDを利用する配信方法に適用する方法である。この方法は、基本的には、会員IDにのみ基づいて課金が可能であるが、何らかの理由で通話が不能であった場合を考えると、通話制御装置15での発呼のログを参照する必要がある。
【0102】
なお、ここに示した課金方法は、一例であり、他の課金方法を用いてもよいことは言うまでもない。また、課金方法として同一の音声情報の配信を複数回行った場合には、都度課金を行ったり、最初の1回のみの課金、2回目以降を割引して課金する等の方法も適用できる。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、インターネットへの接続が可能な携帯電話に、音声情報へのリンク情報を送信し、該送信を受けた携帯電話との間の音声通話で音声情報を提供するように構成したので、会員が容易に音声情報の配信を受けることが可能となる。
【0104】
特に、上述の配信例1の場合には、音声情報を聴取するための電話番号へのリンク情報を電子メールで送信するため、会員は、携帯電話で電話番号を選択する操作を行うのみで、所望の音声情報の配信を受けることができる。
【0105】
また、配信例2の場合には、会員からのリクエストがある毎に電話番号の割り当てを行うため、多くの電話回線を用意する必要はなく、会員も他人の通話が終了するのを待つことなく、いつでも音声配信を受けることができる。
【0106】
また、配信例3の場合には、会員からのリクエストに含まれる電話番号を利用して、会員の携帯電話へ発呼して音声情報を配信するため、多くの電話回線を用意する必要はなく、会員も多くの操作を行うことなく、いつでも音声配信を受けることができる。
【0107】
また、配信例4および配信例5の場合には、会員からのリクエストに含まれる会員IDを利用して、会員の携帯電話へ発呼して音声情報を配信するため、多くの電話回線を用意する必要がないとともに、会員の管理を容易に行うことができ、会員も多くの操作を行うことなく、音声配信を受けることができる。
【0108】
また、配信例6および配信例7の場合には、会員が指定した電話番号の携帯電話および一般電話へ発呼して音声情報を配信するため、多くの電話回線を用意する必要がないとともに、会員の管理を容易に行うことができ、会員も任意の電話で音声配信を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した音声配信センタの構成を示すブロック図である。
【図2】音声配信センタ1による音声情報の配信経路等を説明するための図である。
【図3】配信例1における各情報の流れを示した図である。
【図4】配信例1における携帯電話2の表示例を示した図である。
【図5】配信例2における各情報の流れを示した図である。
【図6】配信例2における携帯電話2の表示例を示した図である。
【図7】配信例2におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【図8】配信例3における各情報の流れを示した図である。
【図9】配信例3における携帯電話2の表示例を示した図である。
【図10】配信例3におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【図11】配信例4におけるメールサーバ12の動作の流れを示すフローチャートである。
【図12】配信例4におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【図13】配信例5におけるメールサーバ12の動作の流れを示すフローチャートである。
【図14】配信例6における各情報の流れを示した図である。
【図15】配信例6における携帯電話2の表示例を示した図である。
【図16】配信例6におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【図17】配信例7におけるWWWサーバ13の動作の流れを示すフローチャートである。
【図18】配信例7における携帯電話2の表示例を示した図である。
【符号の説明】
1 音声配信センタ
2、2−1〜2−n 携帯電話
3 形態電話網
4 公衆電話網
5 インターネット
6 一般加入電話
11 ゲートウェイ
12 メールサーバ
13 WWWサーバ
14 音声蓄積装置
15 通話制御装置
31−1〜31−m 基地局
32 交換機
33 携帯電話網ゲートウェイ
41 交換機
42 交換機

Claims (2)

  1. 蓄積した音声情報を再生した音声を配信する音声配信方法において、
    配信する音声情報に対応するウェブページのアドレスをインターネットに接続可能な携帯電話機に送信し、
    前記ウェブページへのアクセスがあった場合に、該ウェブページに対応する音声情報を配信する電話回線を確保するとともに、該確保した電話回線の電話番号を含むウェブページを前記アクセスに対する応答として送信し、
    前記電話番号への着呼に応答して、前記音声情報を音声通話により配信する
    ことを特徴とする音声配信方法。
  2. 音声情報を蓄積する音声情報蓄積手段と、
    配信する前記音声情報に電話回線を割り当てる回線割り当て手段と、
    前記音声情報に対応するウェブページのアドレスをインターネットに接続可能な携帯電話機に送信するとともに、前記ウェブページへのアクセスがあった場合に、前記回線割り当て手段を動作させて該ウェブページに対応する音声情報を配信する電話回線を確保するとともに、該確保した電話回線の電話番号を含むウェブページを前記アクセスに対する応答として送信するウェブページ送信手段と、
    前記電話番号への着呼に応答して、該電話番号に対応した音声情報の再生を開始する通話制御手段と
    を具備することを特徴とする音声配信装置。
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