JPH11214984A - カウンタ回路及びカウンタ回路のリセット方法 - Google Patents

カウンタ回路及びカウンタ回路のリセット方法

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JPH11214984A
JPH11214984A JP1288498A JP1288498A JPH11214984A JP H11214984 A JPH11214984 A JP H11214984A JP 1288498 A JP1288498 A JP 1288498A JP 1288498 A JP1288498 A JP 1288498A JP H11214984 A JPH11214984 A JP H11214984A
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signal
count
circuit
reset
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JP1288498A
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Mitsuhiro Honda
田 光 弘 本
Daisuke Kodama
玉 大 祐 兒
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウント値が所定値に到達したとき、あるい
はカウンタがオーバフローを起こしたときのリセット動
作を確実に行うことができず、カウント動作を再開した
ときに誤った動作をするおそれがあった。 【解決手段】 クロックφのパルス数を示すカウント信
号Aを出力するカウンタBC1、カウント信号Aのパル
ス数を示すカウント信号Bを出力するカウンタBC2、
カウント信号Bのパルス数を示すカウント信号Cを出力
するカウンタBC3、カウント信号A〜Cを与えられオ
ーバフローが発生すると信号を出力するカウンタリセッ
ト検知回路AGR1 101、カウント信号A〜Cの全
てが論理「0」になると信号を出力するカウンタリセッ
ト検知回路AGR0 100、回路AGR1 101が
信号を出力してから回路AGR0 100が信号を出力
するまでの間全カウンタにカウンタリセット信号CRE
SETを与えてリセットさせるRSフリップフロップR
S1とを備え、全てのカウンタのリセットが確実に完了
した後カウント動作を正常に再開することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカウンタ回路及びそ
のリセット方法に係わり、特にカウントが進んで所定値
に到達した場合あるいはオーバフローが発生した場合
に、自己リセットを行う回路及びそのリセット方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の自己リセット機能を有するカウン
タ回路の構成の一例を図7に示し、このカウンタ回路で
用いられるクロックφ、リセット信号RESET、カウ
ント信号A、B及びC、カウンタリセット信号CRES
ETの波形の変化を図7のタイムチャートに示す。
【0003】このカウンタ回路は、2進カウンタBC
1、BC2及びBC3と、カウンタリセット検知回路A
GR1 301と、OR回路OR2と、インバータIN
1とを備えている。
【0004】各々の2進カウンタBC1〜BC3は同一
のトリガ型フリップフロップで構成されており、2進カ
ウンタBC1を例にとると、クロック/φで動作するク
ロックドインバータIN2及びIN3と、クロックφで
動作するクロックドインバータIN4及びIN5と、イ
ンバータIN6と、NOR回路NR1及びNR2とを有
している。
【0005】リセット信号RESETが外部から入力さ
れ、OR回路OR2を介してカウンタリセット信号CR
ESETとして出力され、配線抵抗R3及び配線容量C
3を介して2進カウンタBC3のリセット端子に入力さ
れ、抵抗R3及びR2と配線容量C3及びC2を介して
2進カウンタBC2のリセット端子に入力され、抵抗R
3、R2及びR1と配線容量C3、C2及びC1を介し
て2進カウンタBC1のリセット端子に入力される。こ
のようにして、カウンタリセット信号CRESETは信
号線に寄生する抵抗及び容量により、2進カウンタBC
3、BC2、BC1の順に伝播遅延されて入力されてい
く。
【0006】2進カウンタBC1〜BC3はそれぞれ、
入力されたカウンタリセット信号CRESETがハイレ
ベルにあるときは非動作状態にあり、カウント信号A〜
Cはいずれもロウレベルを維持する。
【0007】リセット信号RESETが論理「0」に立
ち下がるとカウンタリセット信号CRESETも論理
「0」になり、リセット状態が解除される。2進カウン
タBC1は外部から入力されるクロックφとインバータ
IN1により反転されたクロック/φとを与えられ、ク
ロックφが論理「0」に立ち下がるタイミングで論理
「0」に立ち下がるカウント信号Aを出力する。後段の
2進カウンタBC2は、信号Aが論理「0」に立ち下が
るタイミングで論理「1」になるカウント信号Bを出力
し、さらに後段の2進カウンタBC3は、信号Bが論理
「0」に立ち下がるタイミングで論理「1」になるカウ
ント信号Cを出力する。このようにして生成されたカウ
ント信号A、B及びCは、図8に示されたように2進カ
ウント値に対応したものとなる。
【0008】2進カウンタ回路BC1〜BC3からそれ
ぞれ出力されたカウント信号A、B及びCは、カウンタ
リセット検知回路AGR1 301に入力される。そし
て、図8の時点t1において、全ての信号A、B及びC
の値が論理「1」になると、オーバフローを検知した信
号を生成し、OR回路OR2を介して時点t2において
カウンタリセット信号CRESETとして出力する。
【0009】このカウンタリセット信号CRESET
は、上述したように2進カウンタBC3、BC2、BC
1のリセット端子に順に伝播遅延されて入力される。こ
れにより、先ず2進カウンタBC3がリセットされてカ
ウント信号Cが時点t3で論理「0」になり、次に遅延
時間に対応した時点t4において2進カウンタBC2の
カウント信号Bが論理「0」になり、さらに時点t5に
おいて2進カウンタBC1のカウント信号Aが論理
「0」になり、全ての2進カウンタBC3〜BC1のリ
セットが完了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカウン
タ回路には次のような問題があった。図8からも明らか
なように、カウンタリセット検知回路AGR1 301
が生成するカウンタリセット信号CRESETは、カウ
ント信号A〜Cのうち少なくともいずれか一つ(ここで
は、信号C)が論理「0」になると論理「0」になる。
このため、残りのカウント信号B及びAがまだ論理
「0」になっていないにもかかわらずリセット状態が解
除されることになる。この結果、リセットされていない
2進カウンタBC1及びBC2が存在したままの状態で
カウント動作を再開し、誤ったカウント値を出力するお
それがあった。
【0011】そこで、本発明は上記事情に鑑み、カウン
トが進んで所定値に到達し、あるいはオーバフローが発
生したときの自己リセットを確実に行い、カウント動作
を再開した場合に誤動作することを防ぐことが可能なカ
ウンタ回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のカウンタ回路
は、クロックを入力され、このクロックのパルス数に対
応する第1のカウント信号を出力する第1のカウンタ
と、前記第1のカウンタが出力した第1のカウント信号
を入力され、この第1のカウント信号のパルス数に対応
する第2のカウント信号を出力する第2のカウンタと、
…、第n−1のカウンタが出力した第n−1のカウント
信号を入力され、この第n−1のカウント信号のパルス
数に対応する第nのカウント信号を出力する第nのカウ
ンタと、前記第1、第2、…、第nのカウント信号を与
えられ、この第1、第2、…、第nのカウント信号から
構成される数が所定値に到達したとき、あるいはこの第
1、第2、…、第nのカウント信号の全てが第1の値に
なりオーバフローが発生したとき、第1の信号を出力す
る第1のカウンタリセット検知回路と、前記第1、第
2、…、第nのカウント信号を与えられ、全てが第2の
値になると第2の信号を出力する第2のカウンタリセッ
ト検知回路と、前記第1のカウンタリセット検知回路が
前記第1の信号を出力してから前記第2のカウンタリセ
ット検知回路が前記第2の信号を出力するまでの間、前
記第1、第2、…、第nのカウンタにカウンタリセット
信号を与えてリセットさせるカウンタリセット信号生成
回路とを備えることを特徴としている。
【0013】あるいは、本発明のカウンタ回路は、第
1、第2、…、第nのカウンタと、前記第1、第2、
…、第nのカウント信号を入力されるAND回路を含む
第1のカウンタリセット検知回路と、前記第1、第2、
…、第nのカウント信号を入力されるNOR回路を含む
第2のカウンタリセット検知回路と、一方の入力端子に
前記第1のカウンタリセット検知回路が出力する第1の
信号を与えられ、他方の入力端子が第2のOR回路の出
力端子に接続された第1のOR回路と、一方の入力端子
に前記第2のカウンタリセット検知回路が出力する第2
の信号を与えられ、他方の入力端子が前記第1のOR回
路の出力端子に接続された前記第2のOR回路とを有
し、前記第1のOR回路の出力端子から前記第1、第
2、…、第nのカウンタをリセットさせるカウンタリセ
ット信号を出力するカウンタリセット信号生成回路とを
備えている。
【0014】ここで、前記カウンタリセット信号生成回
路は、第1の論理レベルを有する前記第1の信号がセッ
ト端子に入力されてから前記第1の論理レベルを有する
前記第2の信号がリセット端子に入力されるまでの間、
前記カウンタリセット信号を出力端子から出力するRS
フリップフロップであってもよい。
【0015】本発明のカウンタ回路のリセット方法は、
クロックを入力され、このクロックのパルス数に対応す
る第1のカウント信号を出力する第1のカウンタと、前
記第1のカウンタが出力した第1のカウント信号を入力
され、この第1のカウント信号のパルス数に対応する第
2のカウント信号を出力する第2のカウンタと、…、第
n−1のカウンタが出力した第n−1のカウント信号を
入力され、この第n−1のカウント信号のパルス数に対
応する第nのカウント信号を出力する第nのカウンタと
を有するカウンタ回路をリセットする方法であって、前
記第1、第2、…、第nのカウント信号で構成される値
が所定値に到達したとき、あるいは全てが第1の値にな
りオーバフローが発生したとき、前記第1、第2、…、
第nのカウンタにそれぞれカウンタリセット信号を与
え、前記第1、第2、…、第nのカウント信号の全てが
第2の値になりリセットが完了するまでの間、前記カウ
ンタリセット信号を継続して前記第1、第2、…、第n
のカウンタにそれぞれ与えることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のー実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形
態によるカウンタ回路は、図1に示されたような構成を
備え、2進カウンタBC1〜BC3、カウンタリセット
検知回路AGR0 100及びAGR1 101、OR
回路OR1、カウンタリセット信号生成回路としてのR
SフリップフロップRS1、インバータIN1を有して
いる。図6に示された従来のカウンタ回路と比較し、2
進カウンタBC1〜BC3からそれぞれ出力されたカウ
ント信号A、B、Cを入力する二つのカウンタリセット
検知回路AGR0 100及びAGR1 101が設け
られ、カウンタリセット検知回路AGR0 100の出
力信号をリセット端子に入力され、カウンタリセット検
知回路AGR1 101の出力信号をOR回路OR1を
介してセット端子に入力され、出力信号をカウンタリセ
ット信号CRESETとして出力するRSフリップフロ
ップRS1が設けられている点が相違する。ここで、カ
ウンタリセット検知回路AGR0 100は、全ての信
号A、B、Cが論理「0」になったことを検知して論理
「1」の信号を出力するものであり、逆にカウンタリセ
ット検知回路AGR1 101は、全ての信号A、B、
Cが論理「1」になると論理「1」の信号を出力する。
他の従来と同一の構成要素には、同一の番号を付して説
明を省略する。
【0017】このような構成を備えた本実施の形態にお
ける動作について、各信号の波形を示した図2のタイム
チャートを用いて説明する。リセット信号RESETが
論理「1」から論理「0」になると、この信号がOR回
路OR1の一方の入力端子に入力される。OR回路OR
1の他方の入力端子にはカウンタリセット検知回路AG
R1 101の出力信号が入力されるが、この時点では
論理「0」であるので、OR回路OR1からは論理
「0」の信号が出力されて、RSフリップフロップRS
1のセット端子Sに入力される。これにより、RSフリ
ップフロップRS1の出力端子Qから論理「0」の信号
が出力される。この信号は、配線抵抗R3、R2、R1
と容量C3、C2、C1により2進カウンタBC3、B
C2、BC1のリセット端子Rに伝播遅延されて順に入
力されていき、リセット状態が解除される。さらに、ク
ロックφ及び/φが2進カウンタBC1に入力され、カ
ウント信号Aが出力される。この信号Aが2進カウンタ
BC2に入力されてカウント信号Bが出力され、信号B
が2進カウンタBC3に入力されてカウント信号Cが出
力される。
【0018】カウントが進み、時点t11において信号
A、B、Cが全て論理「1」になると、カウンタリセッ
ト検知回路AGR1 101がこのオーバフローを検知
し、論理「1」の信号を出力する。この信号は、OR回
路OR2を介してRSフリップフロップRS1のセット
端子Sに入力され、RSフリップフロップRS1がセッ
トされて、時点t12において論理「1」のカウンタリ
セット信号CRESETを出力する。このカウンタリセ
ット信号CRESETは、配線抵抗R3、R2、R1と
容量C3、C2、C1により遅延され、順に2進カウン
タBC3、BC2、BC1のリセット端子Rに入力され
る。これにより、先ず時点t13において2進カウンタ
BC3がリセットされてカウント信号Cが論理「0」に
なり、時点t14において2進カウンタBC2がリセッ
トされてカウント信号Cが論理「0」になり、最後に時
点t15において2進カウンタBC2がリセットされて
カウント信号Cが論理「0」になる。
【0019】全てのカウント信号A、B、Cが論理
「0」になると、このことをカウンタリセット検知回路
AGR0 100が検知し、論理「1」の信号を出力す
る。この信号がRSフリップフロップRS1のリセット
端子Rに入力されてリセットされ、カウンタリセット信
号CRESET信号が時点t16において論理「0」に
立ち下がる。
【0020】従来のカウンタ回路では、図8に示された
ように、時点t1においてオーバフローが発生してから
カウント信号A、B、Cのうち一つの信号Cが論理
「0」に立ち下がった時点t3でカウンタリセット信号
CRESETは論理「0」に変化してしまい、リセット
状態が解除される。この2進カウンタBC1及びBC2
がリセットされていない状態でカウント動作を再開し、
誤動作するおそれがあった。これに対し、本実施の形態
では、全てのカウント信号A、B,Cが論理「1」にな
りオーバフローを起こしたことを検出した時点t12か
ら、全ての信号A、B,Cが論理「0」になる時点t1
5までの間、カウンタリセット信号CRESETは論理
「1」を維持する。このため、全ての2進カウンタBC
1〜BC3のリセットが完了するまではリセット状態が
解除されないので、カウント動作を再開した場合に誤動
作するおそれがなく、正常なカウント値を出力すること
ができる。
【0021】上記第1の実施の形態によるカウンタ回路
は、オーバフローを検知した場合に自己リセットを行う
ものである。しかし、オーバフローに限らずカウント値
が所定値に到達したときに自己リセットを行う回路に
も、本発明を適用することができる。この場合のカウン
タ回路を、本発明の第2の実施の形態として以下に説明
する。
【0022】第2の実施の形態における回路構成は、図
3に示されるようである。図1に示された上記第1の実
施の形態における回路構成と比較し、カウンタリセット
検知回路AGR1 101の替わりにカウンタリセット
検知回路AGRX 102が用いられている点が相違す
る。このカウンタリセット検知回路AGRX 102
は、2進カウンタBC1〜BC3から出力されたカウン
ト信号A、B、Cで構成される値が所定値に到達したと
き、このことを検知して論理「1」の信号を出力する。
【0023】このようなカウンタリセット検知回路AG
FX102を備えた本実施の形態における各信号の波形
を、図4のタイムチャートに示す。ここでは、時点t2
1においてカウント信号A、B、Cで構成される値が
「101」に到達すると、カウンタリセット検知回路A
GRX 102が論理「1」の信号を出力する。この信
号がOR回路1を介してRSフリップフロップRS1の
セット端子に入力されると、時点t22からカウンタリ
セット信号CRESETのレベルが論理「1」に立ち上
がる。
【0024】そして、カウンタリセット信号CRESE
Tが2進カウンタBC3、BC2、BC1に順に入力さ
れ、カウント信号Cが時点t23において論理「0」に
なり、カウント信号Aが時点t24において論理「0」
になり、全てのカウント信号A〜Cが論理「0」にな
る。これにより、カウンタリセット検知回路AGR01
00が論理「1」の信号を出力する。この信号がRSフ
リップフロップRS1のリセット端子に入力され、時点
t25においてRSフリップフロップRS1から出力さ
れていたカウンタリセット信号CRESETのレベルが
論理「0」に立ち下がる。
【0025】このように、カウント値が所定値に到達す
ると自己リセットを行う第2の実施の形態においても、
上記第1の実施の形態と同様な効果が得られる。即ち、
カウント信号A、B,Cで構成されるカウント値が所定
値に到達したことを検出した時点t22から、全ての信
号A、B,Cが論理「0」になる時点t24までの間、
カウンタリセット信号CRESETが論理「1」を維持
する。これにより、全ての2進カウンタBC1〜BC3
のリセットが完了するまでリセット状態が解除されない
ので、カウント動作を再開した場合に誤動作することが
なく、正常なカウント値を出力することが可能である。
【0026】本発明の第3の実施の形態によるカウンタ
回路の構成を図5に示す。本実施の形態は、上記第1の
実施の形態におけるカウンタリセット検知回路AGR0
100及びAGR1 101、RSフリップフロップ
RS1を、それぞれ具体的な論理回路に置き換えたもの
に相当する。カウンタリセット検知回路AGR0 10
0はNOR回路NR3に、カウンタリセット検知回路A
GR1 101はAND回路AN1に置き換えている。
さらにRSフリップフロップRS1は、OR回路OR2
の一方の入力端子にNOR回路NR3の出力端子を接続
し、他方の入力端子にOR回路OR3の出力端子を接続
し、OR回路OR3の一方の入力端子にOR回路OR1
の出力端子を接続し、他方の入力端子にOR回路OR2
の出力端子を接続し、OR回路OR3の出力端子からカ
ウンタリセット信号CRESETを出力する。他の要素
は上記第1の実施の形態と同様であり、また第1の実施
の形態と同様に動作するので説明を省略する。
【0027】上記第1〜第3の実施の形態は、いずれも
3個の2進カウンタBC1〜BC3を用いて3ビットの
カウント動作を行うものである。しかし、カウント値の
ビット数は3ビットに限らず2ビットあるいは4ビット
以上のものに対しても本発明を同様に適用することがで
きる。
【0028】図6に、本発明の第4の実施の形態による
カウンタ回路の構成を示す。このカウンタ回路は、n
(nは4以上の整数)ビットのカウント値を出力するも
ので、n個の2進カウンタBC1、BC2、…、BCn
が設けられている。リセット信号RESETが論理
「0」になると、2進カウンタBC1〜BCnのリセッ
トが解除され、クロックφ及び/φが2進カウンタBC
1に入力されてカウント動作が開始される。
【0029】2進カウンタBC1〜BCnの出力信号が
全て論理「1」になると、カウンタリセット検知回路A
GR1 201から論理「1」の信号が出力されてRS
フリップフロップ1がセットされ、論理「1」のカウン
タリセット信号CRESETが出力される。このカウン
タリセット信号CRESETは配線に寄生する遅延要素
DCn、DCn−1、…、DC1を介して順に2進カウ
ンタBCn、BCn−1、…、BC1に入力され、順に
リセットされていく。全ての2進カウンタBC1〜BC
nの出力が論理「0」になると、カウンタリセット検知
回路AGR0200から論理「1」の信号が出力されて
RSフリップフロップRS1のリセット端子Rに入力さ
れ、カウンタリセット信号CRESETが論理「0」に
なり、リセット状態が解除される。
【0030】この第4の実施の形態においても、2進カ
ウンタBC1〜BCnの全ての出力信号が論理「0」に
なるまではカウンタリセット信号CRESETは論理
「0」にならず、リセットが解除されない。よって、全
ての2進カウンタBC1〜BCnをリセットするために
必要な時間が確保され、確実にリセットを完了すること
ができるので、カウント動作を再開した場合にも誤動作
の発生を防止することができる。
【0031】上述した実施の形態は一例であり、本発明
を限定するものではない。例えば、2進カウンタの内部
構成は図1、図3又は図5に示されたものに限らず様々
な変形が可能である。同様に、カウンタリセット検知回
路及びRSフリップフロップは、図5に示された構成に
限定されず変形が可能である。また、上記第2の実施の
形態ではカウント値が「101」に到達したとき自己リ
セットを行うように構成しているが、この値に限らず所
望の値において自己リセットを行うように設定してよ
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカウンタ
回路及びそのリセット方法によれば、カウント値が所定
値に到達したとき、あるいは全てのカウンタの出力が第
1の値になりオーバフローが発生したときからリセット
を開始し、全てのカウンタの出力が第2の値になるまで
のリセットに必要な期間にわたってカウンタリセット信
号をカウンタに与えるので、リセット解除後にカウント
動作を再開した場合において誤動作の発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカウンタ回路
の構成を示した回路図。
【図2】同カウンタ回路における各信号の波形を示した
タイムチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるカウンタ回路
の構成を示した回路図。
【図4】同カウンタ回路における各信号の波形を示した
タイムチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態によるカウンタ回路
の構成を示した回路図。
【図6】本発明の第4の実施の形態によるカウンタ回路
の構成を示した回路図。
【図7】従来のカウンタ回路の構成を示した回路図。
【図8】同カウンタ回路における各信号の波形を示した
タイムチャート。
【符号の説明】
IN1〜IN6 インバータ NR1〜NR3 NOR回路 OR1〜OR3 OR回路 BC1、BC2、…、BCn 2進カウンタ AGR0 100、AGR1 101、AGRX 10
2、AGR0 200、AGR1 201 カウンタリ
セット検知回路 NR1〜NR3 NOR回路 OR1〜OR3 OR回路 R1〜R3 配線抵抗 C1〜C3 配線容量 DC1〜DC3 遅延要素 RS1 RSフリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックを入力され、このクロックのパル
    ス数に対応する第1のカウント信号を出力する第1のカ
    ウンタと、前記第1のカウンタが出力した第1のカウン
    ト信号を入力され、この第1のカウント信号のパルス数
    に対応する第2のカウント信号を出力する第2のカウン
    タと、…、第n−1(nは2以上の整数)のカウンタが
    出力した第n−1のカウント信号を入力され、この第n
    −1のカウント信号のパルス数に対応する第nのカウン
    ト信号を出力する第nのカウンタと、 前記第1、第2、…、第nのカウント信号を与えられ、
    この第1、第2、…、第nのカウント信号から構成され
    る数が所定値に到達したとき、あるいはこの第1、第
    2、…、第nのカウント信号の全てが第1の値になりオ
    ーバフローが発生したとき、第1の信号を出力する第1
    のカウンタリセット検知回路と、 前記第1、第2、…、第nのカウント信号を与えられ、
    全てが第2の値になると第2の信号を出力する第2のカ
    ウンタリセット検知回路と、 前記第1のカウンタリセット検知回路が前記第1の信号
    を出力してから前記第2のカウンタリセット検知回路が
    前記第2の信号を出力するまでの間、前記第1、第2、
    …、第nのカウンタにカウンタリセット信号を与えてリ
    セットさせるカウンタリセット信号生成回路と、 を備えることを特徴とするカウンタ回路。
  2. 【請求項2】クロックを入力され、このクロックのパル
    ス数に対応する第1のカウント信号を出力する第1のカ
    ウンタと、前記第1のカウンタが出力した第1のカウン
    ト信号を入力され、この第1のカウント信号のパルス数
    に対応する第2のカウント信号を出力する第2のカウン
    タと、…、第n−1のカウンタが出力した第n−1のカ
    ウント信号を入力され、この第n−1のカウント信号の
    パルス数に対応する第nのカウント信号を出力する第n
    のカウンタと、 前記第1、第2、…、第nのカウント信号を入力される
    AND回路を含む第1のカウンタリセット検知回路と、 前記第1、第2、…、第nのカウント信号を入力される
    NOR回路を含む第2のカウンタリセット検知回路と、 一方の入力端子に前記第1のカウンタリセット検知回路
    が出力する第1の信号を与えられ、他方の入力端子が第
    2のOR回路の出力端子に接続された第1のOR回路
    と、一方の入力端子に前記第2のカウンタリセット検知
    回路が出力する第2の信号を与えられ、他方の入力端子
    が前記第1のOR回路の出力端子に接続された前記第2
    のOR回路とを有し、前記第1のOR回路の出力端子か
    ら前記第1、第2、…、第nのカウンタをリセットさせ
    るカウンタリセット信号を出力するカウンタリセット信
    号生成回路と、 を備えることを特徴とするカウンタ回路。
  3. 【請求項3】前記カウンタリセット信号生成回路は、第
    1の論理レベルを有する前記第1の信号がセット端子に
    入力されてから前記第1の論理レベルを有する前記第2
    の信号がリセット端子に入力されるまでの間、前記カウ
    ンタリセット信号を出力端子から出力するRSフリップ
    フロップであることを特徴とする請求項1又は2記載の
    カウンタ回路。
  4. 【請求項4】クロックを入力され、このクロックのパル
    ス数に対応する第1のカウント信号を出力する第1のカ
    ウンタと、前記第1のカウンタが出力した第1のカウン
    ト信号を入力され、この第1のカウント信号のパルス数
    に対応する第2のカウント信号を出力する第2のカウン
    タと、…、第n−1のカウンタが出力した第n−1のカ
    ウント信号を入力され、この第n−1のカウント信号の
    パルス数に対応する第nのカウント信号を出力する第n
    のカウンタとを有するカウンタ回路をリセットする方法
    において、 前記第1、第2、…、第nのカウント信号で構成される
    値が所定値に到達すると、あるいはこの第1、第2、
    …、第nのカウント信号の全てが第1の値になると、前
    記第1、第2、…、第nのカウンタにそれぞれカウンタ
    リセット信号を与え、前記第1、第2、…、第nのカウ
    ント信号の全てが第2の値になりリセットが完了するま
    での間、前記カウンタリセット信号を継続して前記第
    1、第2、…、第nのカウンタにそれぞれ与えることを
    特徴とするカウンタ回路のリセット方法。
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