JPH11214647A - Dramセル構成体および該dramセル構成体の製造方法 - Google Patents

Dramセル構成体および該dramセル構成体の製造方法

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JPH11214647A
JPH11214647A JP10323706A JP32370698A JPH11214647A JP H11214647 A JPH11214647 A JP H11214647A JP 10323706 A JP10323706 A JP 10323706A JP 32370698 A JP32370698 A JP 32370698A JP H11214647 A JPH11214647 A JP H11214647A
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JP
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transistor
source
edge
gate electrode
drain region
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JP10323706A
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Inventor
Till Schloesser
シュレッサー ティル
Wolfgang Krautschneider
クラウトシュナイダー ヴォルフガング
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い実装密度で製造可能なDRAMセル構成
体を提供する。 【解決手段】 第1のトランジスタの第1のゲート電極
が第2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と
接続されており、第2のトランジスタの第2のソース/
ドレイン領域が書き込みビット線路と接続されており、
第2のトランジスタの第2のゲート電極が書き込みワー
ド線路と接続されており、第3のトランジスタの第3の
ゲート電極が読み出しワード線路と接続されており、第
1のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域が第3
のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続さ
れており、第3のトランジスタの第2のソース/ドレイ
ン領域が読み出しビット線路と接続されており、第1の
トランジスタと第2のトランジスタとはy軸を基準にし
て重なって配置されており、第1のトランジスタと第3
のトランジスタとはy軸を基準にして重なって配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAMセル構成
体に関する。すなわち、ダイナミックにランダムアクセ
スされるメモリセル構成体に関し、ここでは1つのメモ
リセルが3つのトランジスタを含んでいる。
【0002】
【従来の技術】DRAMセル構成体では、現在ほとんど
の場合でいわゆるシングルトランジスタメモリセルが使
用される。シングルトランジスタメモリセルは、1つの
読み出しトランジスタと、1つの記憶コンデンサを含ん
でいる。記憶コンデンサには情報が電荷の形で蓄積さ
れ、この電荷が論理量0または1を表す。ワード線路を
介した読み出しトランジスタの制御により、これらの情
報がビット線路を介して読み出される。記憶コンデンサ
に蓄積された電荷がこのときビット線路を駆動する。
【0003】メモリ世代ごとに記憶密度は異なるから、
シングルトランジスタメモリセルの所要面積を世代ごと
に低減しなければならない。このことは基本技術的およ
び物理的問題につながる。例えば記憶コンデンサは、シ
ングルトランジスタメモリセルの面積が小さくなって
も、ビット線路を駆動できるだけの最小電荷量を蓄積で
きなければならない。
【0004】この問題は、メモリセルとしていわゆるゲ
インセルが使用される択一的DRAMセル構成体では回
避される。ここでも情報は電荷の形で蓄積される。しか
し電荷がビット線路を直接駆動する必要はなく、トラン
ジスタのゲート電極に蓄積され、これを制御するために
だけ用いられる。このためには非常に少量の電荷で十分
である。
【0005】M.Heshami,1996 IEEE J. of Solid-State
Circuits,Vol.31,No.3 には、3つのトランジスタを含
むゲインセルが記載されている。電荷は第1のトランジ
スタの第1のゲート電極に蓄積される。電荷の蓄積は第
2のトランジスタによって行われる。第1のゲート電極
は第2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と
接続され、第2のトランジスタの第2のソース/ドレイ
ン領域は前記ビット線路と接続されている。記憶のため
に第2のトランジスタの第2のゲート電極が書き込みワ
ード線路を介して制御される。電荷量、すなわち第1の
データ電極に蓄積される情報は前記ビット線路の電圧に
よって定められる。情報の読み出しは第3のトランジス
タによって行われる。第1のトランジスタの第2のソー
ス/ドレイン領域は第3のトランジスタの第1のソース
/ドレイン領域と、第3のトランジスタの第2のソース
/ドレイン領域は読み出しビット線路と接続されてい
る。読み出しのために第3のトランジスタの第3のゲー
ト電極が読み出しワード線路を介して制御される。電荷
量、すなわち情報は読み出しビット線路を介して読み出
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、メモ
リセルとしてそれぞれ少なくとも3つのトランジスタを
含むゲインセルを有し、従来技術と比較して高い実装密
度で製造可能なDRAMセル構成体を提供することであ
る。
【0007】さらにこのようなDRAMセル構成体に対
する製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明のよ
り、第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第
3のトランジスタは、サブストレートの表面に対して垂
直に延在するy軸を基準にして垂直に構成されており、
第1のトランジスタの第1のゲート電極が第2のトラン
ジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続されてお
り、第2のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域
が書き込みビット線路と接続されており、第2のトラン
ジスタの第2のゲート電極が書き込みワード線路と接続
されており、第3のトランジスタの第3のゲート電極が
読み出しワード線路と接続されており、第1のトランジ
スタの第2のソース/ドレイン領域が第3のトランジス
タの第1のソース/ドレイン領域と接続されており、第
3のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域が読み
出しビット線路と接続されており、第1のトランジスタ
と第2のトランジスタとはy軸を基準にして重なって配
置されており、第1のトランジスタと第3のトランジス
タとはy軸を基準にして重なって配置されているように
構成して解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のDRAMセル構成体で
は、サブストレートにメモリセルが設けられており、こ
のメモリセルがそれぞれ少なくとも1つの第1のトラン
ジスタ、第2のトランジスタおよび第3のトランジスタ
を含む。3つのトランジスタは、サブストレート表面に
対して垂直に延在するy軸を基準にして、垂直に構成さ
れている。第1のトランジスタと、第2のトランジスタ
または第3のトランジスタとはy軸を基準にして重なっ
て配置されている。この構成によりメモリセル当たりに
所要の面積が低減される。
【0010】3つのトランジスタ間の接続路を短縮する
ためには、トランジスタの2つを実質的に相互にラテラ
ル配置すると有利である。
【0011】3つのトランジスタを半導体構造体の縁部
に配置することは本発明の枠内である。トランジスタの
ソース/ドレイン領域は、第1の導電形式がドープされ
た領域として半導体構造体内に、または半導体構造体に
側方に接して実現される。第2のトランジスタは実質的
に半導体構造体の第1のエッジに、第3のトランジスタ
は実質的に半導体構造体の第2のエッジに配置すること
ができる。トランジスタが配置されるエッジにはゲート
誘電体が設けられている。第1のトランジスタを第2の
トランジスタおよび第3のトランジスタの下方に配置す
ることは本発明の枠内である。
【0012】半導体構造体は例えば丸い横断面を有する
ことができる。この場合、エッジは入り込んで移行す
る。半導体構造体の横断面はまた、矩形または多角形と
することもできる。ワード線路に沿って隣接する半導体
構造体は相互に分離することも、または繋ぎ合わさって
テープ状の構造を形成することもできる。
【0013】半導体構造体は例えばサブストレートのマ
スクエッチングにより形成することができる。択一的に
半導体構造体をエピタキシャル成長させることができ
る。半導体構造体はまた、材料を層に形成された凹部に
析出することによっても形成できる。
【0014】半導体構造体は層列を有することができ、
層にはチャネル領域とソース/ドレイン領域が対応す
る。層列は例えば本来箇所のドーピングによるエピタク
シーによって形成することができる。択一的に上側層を
注入によって形成することができる。上下に配置された
ソース/ドレイン領域間の寄生容量およびパンチスルー
を回避するため、少なくとも1つのソース/ドレイン領
域を半導体構造体の側方に隣接して構成すると有利であ
る。このラテラルソース/ドレイン領域は例えば注入に
よって形成できる。択一的にドーピング物質源として用
いる層を蛍光シリカガラスまたは砒素シリカガラスから
析出し、ここからドープ物質を半導体構造体を取り囲む
領域に拡散する。
【0015】情報は第1のトランジスタの第1のゲート
電極に蓄積されるから、第1のゲート電極の容量が特に
大きいと有利である。このために第1のゲート電極が半
導体構造体の複数のエッジに接することができる。有利
には第1のゲート電極は半導体構造体を取り囲む。
【0016】接続路を短縮するためには、第1のゲート
電極が半導体構造体の少なくとも第1のエッジと第2の
エッジに接すると有利である。
【0017】加工プロセスを簡単にするためには、第1
のエッジが第2のエッジに対向すると有利である。この
場合、書き込みワード線路は第1のエッジに沿って、読
み出しワード線路は第2のエッジに沿って延在する。
【0018】第2のトランジスタの第1のゲート電極と
第1のソース/ドレイン領域との間の接続を可能にする
ため、ゲート誘電体は第1のゲート電極の領域に第1の
エッジに接して中断部を有する。中断部ではこのことに
より第1のゲート電極が半導体構造体に直接、または半
導体構造体に配置された接続要素に接する。接続要素が
存在する場合には、接続要素は第2のトランジスタの第
1のソース/ドレイン領域にも接する。
【0019】中断部を伴うゲート誘電体を形成するため
に、例えば第1のトランジスタが第2のトランジスタお
よび第3のトランジスタの下方に配置されている場合
は、半導体構造体の形成後に、例えば半導体構造体のエ
ッジでの熱的酸化によってゲート誘電体の第1の部分を
形成する。ラテラルソース/ドレイン領域が形成された
なら、その箇所のゲート誘電体Gdは半導体構造体のエ
ッジの誘電体よりも厚くなる。なぜなら熱的酸化により
形成されたゲート誘電体の厚さは隣接する領域のドーピ
ング濃度が高ければ高いほど厚くなるからである。材料
を第1の高さまで析出およびエッチバックすることによ
り、第1のゲート電極が形成される。引き続き、絶縁材
料がエッチングされ、エッジのゲート誘電体の部分まで
第1の高さが除去される。ここで第1のゲート電極はマ
スクとして用いられる。ラテラルソース/ドレイン領域
上のゲート誘電体の部分の厚さはとりわけ厚いから、そ
こでは完全に除去されない。材料を第1の高さよりも上
にある第2の高さまで析出およびエッチバックすること
により、第1のゲート電極が増大される。ラテラルソー
ス/ドレイン領域の上にゲート誘電体の部分が配置され
ているから、第1のゲート電極への短絡は生じない。従
って第1のゲート電極は、第1の高さと第2の高さとの
間の領域で半導体構造体に直接接する。少なくとも第2
のエッジを覆わないマスクによって、引き続き材料は、
第2のエッジの第1のゲート電極が第3の高さに達する
までさらにエッチングされる。この第3の高さは第1の
高さの下にある。これにより第1のゲート電極は第2の
エッジの領域では半導体構造体に直接接しない。例えば
第1のエッジと第2のエッジでの熱的酸化または材料の
析出により、ゲート誘電体の第2の部分が形成される。
ゲート誘電体はこれにより、少なくとも第1のエッジで
第1の高さと第2の高さとの間で中断部を有する。
【0020】ラテラルソース/ドレイン領域と第1のゲ
ート電極との間の容量を低減するため、または/および
加工プロセスの安全性のために、例えばゲート誘電体を
半導体構造体のエッジの上側部分から除去する前に、補
助層を第1の高さの下に達するまで形成すると有利であ
る。補助層は、ゲート誘電体の半導体構造体を取り囲む
部分を、ゲート誘電体をエッジの上側部分で除去する際
に保護する。この場合、ゲート誘電体は絶縁材料の析出
によっても形成することができる。
【0021】択一的に第1のゲート電極を形成する前に
補助層を形成する。このために例えば、ドーピング物質
源として用いる層が適する。この場合補助層は有利には
薄く、これにより第1のゲート電極ができるだけ半導体
構造体の下側端部に近接するようにする。
【0022】第1のゲート電極をマスクとして、ゲート
誘電体の部分的除去の際に用いる代わりに、エッジを第
1の高さまで補助スペーサにより覆うことができる。こ
の場合は第1のゲート電極を形成する前に半導体構造体
の間に絶縁層を形成し、これにより第1のゲート電極が
半導体構造体の外側ではサブストレートに直接接しない
ようにする。
【0023】実装密度を高めるためには、第2のトラン
ジスタの第1のソース/ドレイン領域を半導体構造体の
部分として中断部の領域に配置すると有利である。この
場合は第1のエッジに、第1のトランジスタの第1のソ
ース/ドレイン領域と第2のトランジスタの第1のソー
ス/ドレイン領域との間のチャネル電流の形成を抑圧す
る素子を配置すると有利である。このチャネル電流を抑
圧する素子は、例えばチャネルストッパ領域として半導
体構造体の中で第1のエッジに形成することができる。
チャネルストッパ領域は高いドープ物質濃度を有し、第
1の導電形式とは異なる第2の導電形式によりドープさ
れている。
【0024】チャネル電流を抑圧する素子は、例えばS
iO2のような絶縁材料からなる絶縁構造体として、第
1のゲート電極と半導体構造体との間に有利には中断部
の直ぐ下に形成することができる。
【0025】チャネルストッパ領域は例えば斜め注入ま
たはドープ物質源からの拡散によって形成することがで
きる。斜め注入のために、例えば保護スペーサを少なく
とも第1のエッジに、第1の高さとサブストレート表面
との間に取り付ける。このことは、例えばまず第1の高
さまで達する層を形成し、材料をバックエッチすること
により形成される。この層は斜め注入の前に除去され
る。保護スペーサにより第1の高さの下側でしかチャネ
ルストッパ領域が発生しない。拡散のためには、例えば
半導体構造体の形成後にドープ物質源を形成する。この
ドープ物質源は、第1のエッジを第1の高さまで覆う。
これは例えばドープされた珪素または硼素シリカガラス
を析出し、エッチバックして行われる。ドープ物質の拡
散の後、ドープ物質源を再び除去することができる。
【0026】実装密度を高めるためには、第3のトラン
ジスタの第1のソース/ドレイン領域が第1のトランジ
スタの第2のソース/ドレイン領域と重なるようにする
と有利である。第1のトランジスタの第2のソース/ド
レイン領域と第3のトランジスタの第1のソース/ドレ
イン領域とは例えば第1のドープ領域として構成するこ
とができる。第1のドープ領域は例えば斜め注入または
例えばドープ層のドープ物質源からの拡散により形成す
ることができる。第2のエッジのゲート誘電体が別の中
断部を有し、この中断部を通ってドープ物質が拡散でき
ると有利である。このためにドープ層は例えばゲート誘
電体の完成前に、第1の高さの上側およびこれに隣接し
て設けられる。拡散の後にはドープ層を再び除去しなけ
ればならない。
【0027】半導体構造体はマスクエッチングにより1
つのステップで形成できる。メモリセルを相互に絶縁す
るために、第1のゲート電極の形成後に絶縁材料を析出
し、テープ状のマスクを用いてエッチングすることがで
きる。このテープ状のマスクの長手方向は形成すべきワ
ード線路に対して平行に延在する。これによって第1の
絶縁構造体が形成され、この構造体は書き込みワード線
路に沿って隣接する半導体構造体の間を表面にまで達す
る。絶縁材料が有限の調整公差があっても半導体構造体
の第1のエッジおよび第2のエッジから除去されること
を保証するために、テープ状のマスクを半導体構造体よ
りも細くし、これにより半導体構造体が完全に覆われな
いようにすると有利である。択一的にワード線路に沿っ
て隣接する半導体構造体間の領域を実質的に覆うマスク
を使用することもできる。第1の絶縁構造体を形成する
際には絶縁材料をマスクの外では完全に除去せず、例え
ばほぼ第3の高さまでエッチングすると有利である。こ
のことにより第1の絶縁層は、ワード線路に対して横に
隣接する半導体構造体の間で例えばほぼ第3の高さまで
達する。第1の絶縁構造体のこの部分にドープ層を配置
することができる。このドープ層から第1のドープ領域
に対するドープ物質が拡散される。第1の絶縁層のこの
部分は、隣接するゲート電極によって形成される容量を
低減する。
【0028】択一的に半導体構造体を次のようにして形
成することができる。すなわち、まずテープ状マスクを
用いて、形成すべきワード線路に対して垂直に延在する
溝をサブストレートにエッチングし、これによりテープ
状の暫定的半導体構造体を形成するのである。ゲート誘
電体と第1のゲート電極の部分を各暫定的半導体構造体
の第3および第4のエッジに形成した後、絶縁材料を析
出する。長手方向が形成すべきワード線路に対して平行
に延在するテープ状マスクを用い、半導体材料および絶
縁材料がエッチングされ、これによって暫定的半導体構
造体から半導体構造体と、ワード線路に沿って隣接する
半導体構造体間に存在する第1の絶縁構造体とが形成さ
れる。
【0029】材料の析出とエッチバックにより、第1の
エッジに第2のゲート電極を書き込みワード線路の一部
として、第2のエッジに第3のゲート電極を読み出しワ
ード線路の一部として形成することができる。
【0030】実装密度を高めるためには、書き込みワー
ド線路と読み出しビット線路とを同じにして1つのビッ
ト線路を形成するようにすると有利である。このビット
線路は、第2のトランジスタの第2のソース/ドレイン
領域および第3のトランジスタの第2のソース/ドレイ
ン領域と接続されている。
【0031】実装密度を高めるためには、第2のトラン
ジスタの第2のソース/ドレイン領域が第3のトランジ
スタの第2のソース/ドレイン領域と重なるようにする
と有利である。形成のためにはサブストレートを半導体
構造体の形成の前に注入することができる。
【0032】実装密度を高めるためには、ビット線路に
沿って隣接する半導体構造体を鏡像的に配置すると有利
である。
【0033】ソース/ドレイン領域はnドープまたはp
ドープすることができる。
【0034】ゲート電極は、ドープされたポリシリコ
ン、金属および/または金属ケイ化物を含むことができ
る。ドープされたポリシリコンは析出の際にその箇所に
ドープすることも、後からドープすることもできる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図面は縮尺通りではない。
【0036】第1の実施例では、珪素を含む第1のサブ
ストレート1の表面Oに注入される。これによって約2
00nm厚のnドープ層(図示せず)が形成される。こ
の層のドープ物質濃度は約1020cm-3である。第1の
マスクM1を形成するために、窒化シリコンが約200
nmの厚さで析出され、フォトリソグラフ法により構造
化される。第1のマスクM1は約180nmの1辺を有
する正方形領域を覆う。正方形領域は規則的に配置され
ており、隣接する正方形領域の中点間の間隔は約360
nmである(図1参照)。シリコンを第1のマスクM1
を用いてエッチングすることにより、正方形領域の下に
はそれぞれ約1500nmの高さの半導体構造体Stが
形成される(図1参照)。このときnドープ層から第2
のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域2S/D
2が形成される。この領域は第3のトランジスタの第2
のソース/ドレイン領域3S/D2としても適する。
【0037】表面Oに対して平行に延在するx軸に沿っ
て隣接するそれぞれ2つの半導体構造体Stが1つのペ
アを形成する。これら構造体の2つのエッジF2は相互
に対向している。全面の注入によって半導体構造体St
はドープ領域により取り囲まれる。2つのエッジF2間
にあるドープ領域の部分が第1のトランジスタの第1の
ソース/ドレイン領域1S/D1として適する(図2参
照)。第1のトランジスタの第1のソース/ドレイン領
域1S/D1は約300nmの深さであり、nドープさ
れている。第1んと欄ジスタの第1のソース/ドレイン
領域1S/D1のドープ物質濃度は約1020cm-3であ
る。温度ステップにより拡散された、第1のトランジス
タの第1のソース/ドレイン領域1S/D1のドープ物
質は半導体構造体Stにほぼ入り込む(図2参照)。
【0038】続いてチャネルストッパ領域Cを形成する
ために、硼素シリカガラスが約1200nmの厚さで析
出され、第1の高さH1間でエッチバックされる。第1
の高さH1は表面Oの下、約750nmにある。第1の
トランジスタのソース/ドレイン領域1S/D1を覆わ
ないマスク(図示せず)を用い、硼素シリカガラスをエ
ッチングし、第1のトランジスタの第1のソース/ドレ
イン領域1S/D1が露出するようにする。エッチング
材として例えばフッ化水素酸が適する。温度ステップに
よりドープ物質が硼素シリカガラスから、半導体構造体
Stの、第2のエッジF2に対向する第1のエッジF1
に拡散され、そこでpドープされたチャネルストッパ領
域Cを形成する。チャネルストッパ領域Cのドープ物質
濃度は約1019cm-3である。続いて硼素シリカガラス
が除去される。
【0039】ゲート誘電体Gdを形成するために、熱的
酸化により半導体構造体Stのエッジwと、半導体構造
体Stを取り囲むドープ領域にSiOが設けられる
(図2参照)。
【0040】第1のトランジスタの第1の対向電極Ga
1を形成するために、その箇所にドープされたポリシリ
コンが約30nmの厚さに析出され、第1の高さH1ま
でエッチバックされる。続いて補助層Shが形成され
る。これは窒化シリコンを約150nmの厚さで析出
し、平坦化し、第1の高さH1の下までエッチバックし
て形成する。エッチング材として例えばCHFが適す
る(図2参照)。第1のゲート電極Ga1および補助層
Shは、SiOを半導体構造体Stのエッジの上側部
分から除去する際にマスクとして用いる(図2参照)。
エッチング材として例えばHFが適する。エッジには残
ったSiOがゲート誘電体Gdの部分を形成する。
【0041】第1のゲート電極Ga1を拡大するため
に、その箇所にドープされたポリシリコンが約30nm
の厚さに析出され、第2の高さH2までエッチバックさ
れる。第2の高さH2は第1の高さH1の上にあり、表
面Oの下、約650nmである(図3参照)。
【0042】第1のエッジF1を覆うマスク(図示せ
ず)を用いて、ポリシリコンを第3の高さH3までエッ
チバックする。第3の高さH3は第1の高さH1の下に
あり、表面Oの下、約850nmである。このことによ
り第1のゲート電極Ga1は、第2のエッジF2では第
1のエッジF1におけるよりも小さい。第1のエッジF
1では第1のゲート電極Ga1が、第1の高さH1と第
2の高さH2と間で半導体構造体Stに直接接する。
【0043】続いてSiOが約600nmの厚さで析
出され、化学機械的研磨により平坦化され、テープ状マ
スク(図示せず)を用いて第3の高さH3の少し下まで
エッチングする。このテープ状マスクの長手方向はx軸
に対して垂直に延在し、半導体構造体Stよりも細く、
半導体構造体Stを部分的に覆い、第1のエッジF1と
第2のエッジF2は覆わない。エッチング材としてCH
が適する。このことにより第1の絶縁構造体I1が
形成される。この絶縁構造体I1は、x軸に対して垂直
に隣接する半導体構造St間では表面Oまで達し、x軸
に沿って延在する半導体構造St間では第3の高さH3
の直ぐ下まで達する(図4参照)。
【0044】続いて蛍光シリカガラスが約600nmの
厚さで析出され、化学機械的研磨により平坦化され、第
1の高さH1の少し上までエッチバックされる。半導体
構造体Stの第2のエッジF2間の領域を覆うマスクを
用いて、蛍光シリカガラスがエッチングされ、第1の絶
縁構造体I1が部分的に露出される。このことにより、
半導体構造体Stの第2のエッジ間で、絶縁ドープ層S
dが蛍光シリカガラスから形成される(図5参照)。絶
縁ドープ層Sdは第1の高さH1の上で半導体構造体S
tに直接接している。
【0045】続いて熱的酸化により、ゲート誘電体Gd
が完全なものにされる。半導体構造体Stの第1のエッ
ジF1はゲート誘電体Gdを中断部Uまで第1の高さH
1と第2の高さH2との間で覆う。熱的酸化により、第
1のゲート電極Ga1に第2の絶縁構造体I2が形成さ
れる(図5参照)。
【0046】続いてその箇所で、ドープされたポリシリ
コンが約50nmの厚さで析出され、エッチバックされ
る。これにより第1のエッジF1に沿って書き込みワー
ド線路WSと、書き込みワード線路WSの一部として第
2のトランジスタの第2のゲート電極Ga2が形成され
る。第2のゲート電極Ga2は第1のエッジF1に接し
ている。また第2のエッジF2に沿って読み出しワード
線路WAと、読み出しワード線路WAの一部として第3
のトランジスタの第3のゲート電極Ga3が形成され
る。第3のゲート電極Ga3は第2のエッジF2に接し
ている。
【0047】SiOを約600nmの厚さに析出し、
化学機械的研磨することにより第3の絶縁構造体I3が
形成される。この第3の絶縁構造体I3は中間酸化物と
して用いられる。SiOのマスクされたエッチングに
より半導体構造体Stが部分的に露出される。
【0048】ビット線路Bを形成するために、タングス
テンが析出され、構造化される。このビット線路Bは、
x軸に沿って隣接した半導体構造体Stの第2のトラン
ジスタの第2のソース/ドレイン領域2S/D2を接続
する(図5参照)。
【0049】温度ステップによりドープ物質が絶縁され
たドープ層Sdから第1の高さH1の上側で、半導体構
造体Stの第2のエッジF2に拡散され、第1のドープ
領域を形成する。第1のドープ領域D1は同時に、第1
のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域として
も、第3のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域
としても適する。温度ステップによりドープ物質はま
た、第1のエッジF1にあるゲート誘電体Gdの中断部
Uの領域で第1のゲート誘電体Gdから半導体構造体S
tに拡散される。これによって第2のドープ領域D2が
形成され、この領域は第2のトランジスタの第1のソー
ス/ドレイン領域として適する。チャネルストッパ領域
Cは、第1のトランジスタの第1のソース/ドレイン領
域1S/D1と第2のトランジスタの第1のソース/ド
レイン領域との間でチャネル電流を阻止する。
【0050】第2の実施例では、第2のサブストレート
1’の表面に、窒化シリコンからなるテープ状の第1の
マスクM1’が形成される。このマスクの長手方向は、
表面O’に対して平行に延在するx軸に沿って延在する
(図6参照)。続いてシリコンが窒化シリコンに対して
選択的にエッチングされ、これにより第1のマスクM
1’の下方に約1200nmの高さで暫定的半導体構造
体が形成される。
【0051】ゲート誘電体の第1の部分を形成するため
に、熱的酸化が実行される。続いて、nドープされたイ
オンの注入が行われる。第1のトランジスタの第1のゲ
ート電極Ga1’の第1の部分を形成するために、その
箇所でドープされたポリシリコンが約50nmの厚さに
析出され、第1の高さまでエッチバックされる。この第
1の高さは表面の下、約750nmにある(図6参
照)。続いて、SiOが約600nmの厚さに析出さ
れ、化学機械的研磨により平坦化され、第1のマスクM
1’が露出するまでエッチングされる。長手方向が第1
のマスクM1’の長手方向に対して垂直に延在するテー
プ状マスク(図示せず)を用い、シリコン、窒化シリコ
ンおよびSiOが約1200nmの深さにエッチング
される。エッチング材としては例えばClおよびCH
が適する。このとき第1のマスクM1’は次のよう
に変化される。すなわち第1の実施例と同じように、こ
のマスクが、一辺が約180nmの正方形領域を覆うよ
うに変化される。隣接する正方形領域の中点間の間隔は
それぞれ約360nmである。暫定的半導体構造体から
正方形領域の下にそれぞれ1つの半導体構造体St’が
形成され、x軸に対して垂直に隣接する半導体構造体S
t’間にそれぞれ1つの第1絶縁構造体I1’が形成さ
れる。
【0052】第1の実施例と同じように、第1のトラン
ジスタの第1のソース/ドレイン領域とチャネルストッ
パ領域が形成される。
【0053】ゲート誘電体の第2の部分を形成するため
に、第1の実施例と同じように、熱的酸化が実行され、
これにより半導体構造体St’のエッジにSiOが設
けられる。
【0054】第1のゲート電極Ga1’の第2の部分を
形成するために、その箇所にドープされたポリシリコン
が約30nmの厚さに析出され、第1の高さまでエッチ
バックされる。第1の実施例と同じように、補助層が形
成され、SiOがエッジの上半分で除去され、第1の
ゲート電極Ga1’が半導体構造体St’n第2のエッ
ジで縮小される。このことは、半導体構造体St’の第
2のエッジに対向する第1のエッジを覆うマスク用い、
ポリシリコンを第3の高さまでエッチバックすることに
より行う。
【0055】x軸に対して垂直に隣接する第1のゲート
電極Ga1’を相互に絶縁するために、長手方向がx軸
に対して平行に延在し、半導体構造体St’を覆うテー
プ状マスク(図示せず)を用い、ポリシリコンを除去す
る(図8参照)。
【0056】引き続き第1の実施例と同じように、絶縁
ドープ層が形成され、ゲート誘電体が完成され、第2の
絶縁構造体、書き込みワード線路、読み出しワード線
路、第2のトランジスタの第2のゲート電極、第3のト
ランジスタの第3のゲート電極、第1のドープ領域、第
2のドープ領域、第3の絶縁構造体、およびビット線路
が形成される。
【0057】この実施例には多数の変形が考えられ、こ
れらも同じように本発明の枠内にある。例えば書き込み
層、構造体、領域および高さの寸法をそれぞれの必要性
に適合することができる。同じことは提案されたドープ
物質濃度に対しても当てはまる。SiOからなる構造
体は例えば熱的酸化または析出法によって形成すること
ができる。ポリシリコンは析出中でも、析出後でもドー
プすることができる。ドープされたポリシリコンの代わ
りにケイ化金属および/または金属を使用することもで
きる。使用される技術で製造可能な最小の構造体の寸法
よりも小さな構造体またはやや大きな構造体を、マスク
のオーバーエッチングまたはアンダーエッチングにより
形成することができる。ビット線路に対するタングステ
ンの代わりに、他の導電材料、例えばアルミニウムを使
用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のマスク、半導体構造体、第2のトランジ
スタの第2のソース/ドレイン領域および第3のトラン
ジスタの第2んそーす/ドレイン領域を形成した後の第
1のサブストレートの平面図である。
【図2】図1の加工ステップ後、第1のトランジスタの
第1のソース/ドレイン領域、ゲート誘電体の部分、チ
ャネルストッパ領域、第1のトランジスタの第1のゲー
ト電極および補助層を形成した後の第1のサブストレー
トの、図1に対して垂直の横断面図である。
【図3】第1のゲート電極の第1の部分および第1のゲ
ート電極の第2の部分を形成した後の図2の横断面図で
ある。
【図4】図3の加工ステップの後、ドープ層、ゲート誘
電体の別の部分、第2の絶縁構造体、第2のゲート電
極、書き込みワード線路、第3のゲート電極および読み
出しワード線路を形成した後の、図1の平面図である。
【図5】図4の加工ステップの後、第3の絶縁構造体お
よびビット線路を形成した後の、図3の横断面である。
【図6】第1のマスク、暫定的半導体構造体、ゲート誘
電体の部分および第1のゲート電極の部分を形成した後
の第2のサブストレートの部分図である。
【図7】第1の絶縁構造体を形成し、第1のゲート電極
の別の部分を完成させた後の、図6の平面図である。
【図8】隣接する第1のゲート電極を相互に分離した後
の、図7の平面図である。
【符号の説明】
1,1’ サブストレート B ビット線路 C チャネルストッパ領域 D1,D2 ドープ領域 F1,F2 エッジ Ga1,Ga2,Ga3,Ga1’ ゲート電極 Gd ゲート誘電体 H1,H2,H3 高さ I1,I2,I3 絶縁構造体 M1,M1’ 第1のマスク O 表面 Sh 補助層 Sd ドープ層 1S/D1,2S/D2,3S/D2 ソース/ドレイ
ン領域 St、St’ 半導体構造体 U 中断部 WA,WS ワード線路

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ少なくとも1つの第1のトラン
    ジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタを含
    むメモリセルを有するDRAMセル構成体において、 第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第3の
    トランジスタは、サブストレート(I)の表面(O)に
    対して垂直に延在するy軸(y)を基準にして垂直に構
    成されており、 第1のトランジスタの第1のゲート電極(Ga1)が第
    2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続
    されており、 第2のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域(2
    S/D2)が書き込みビット線路と接続されており、 第2のトランジスタの第2のゲート電極(Ga2)が書
    き込みワード線路(WS)と接続されており、 第3のトランジスタの第3のゲート電極(Ga3)が読
    み出しワード線路(WA)と接続されており、 第1のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域が第
    3のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続
    されており、 第3のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域(3
    S/D2)が読み出しビット線路と接続されており、 第1のトランジスタと第2のトランジスタとはy軸を基
    準にして重なって配置されており、 第1のトランジスタと第3のトランジスタとはy軸を基
    準にして重なって配置されている、 ことを特徴とするDRAMセル構成体。
  2. 【請求項2】 第2のトランジスタは実質的に半導体構
    造体(St)の第1のエッジ(F1)に配置されてお
    り、 第3のトランジスタは実質的に半導体構成体(St)の
    第2のエッジ(F2)に配置されており、 第1のエッジ(F1)と第2のエッジ(F2)にはゲー
    ト誘電体(Gd)が設けられており、 書き込みワード線路(WS)は第1のエッジ(F1)に
    沿って延在し、 読み出しワード線路(WA)は第2のエッジ(F2)に
    沿って延在し、 第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分は少なくとも
    第1のエッジ(F1)に接し、 第1のゲート電極(Ga1)の第2の部分は少なくとも
    第2のエッジ(F2)に接し、 第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分と第1のゲー
    ト電極(Ga1)の第2の部分とはつながって構成され
    ており、 ゲート誘電体(Gd)は、第1のゲート電極(Ga1)
    の第1の部分の領域において第1のエッジ(F2)に中
    断部(U)を有する、請求項1記載のDRAMセル構成
    体。
  3. 【請求項3】 第1のエッジ(F1)に、第1のトラン
    ジスタの第1のソース/ドレイン領域(1S/D1)と
    第2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域との
    間のチャネル電流の形成を抑圧する素子が配置されてい
    る、請求項2記載のDRAM構成体。
  4. 【請求項4】 第1のゲート電極(Ga1)の第1の部
    分の上側端部はy軸を基準にして第2の高さ(H2)に
    あり、 該第2の高さは第3の高さ(H3)よりも高く、 該第3の高さには第1のゲート電極(Ga1)の第2の
    部分の上側端部がある、請求項2または3記載のDRA
    Mセル構成体。
  5. 【請求項5】 第1のトランジスタの第2のソース/ド
    レイン領域と第3のトランジスタの第1のソース/ドレ
    イン領域とは第1のドープ領域(D1)を形成する、請
    求項1から4までのいずれか1項記載のDRAMセル構
    成体。
  6. 【請求項6】 第2のトランジスタの第1のソース/ド
    レイン領域は第2のドープ領域(D2)として構成され
    ており、ゲート誘電体(Gd)の中断部(U)領域では
    第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分に接してい
    る、請求項1から5までのいずれか1項記載のDRAM
    セル構成体。
  7. 【請求項7】 書き込みビット線路と読み出しビット線
    路とは重なっており、1つのビット線路(B)を形成す
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載のDRAM
    セル構成体。
  8. 【請求項8】 DRAMセル構成体の製造方法におい
    て、 それぞれ少なくとも1つの第1のトランジスタ、第2の
    トランジスタ、第3のトランジスタを含むメモリセルを
    形成し、 書き込みワード線路(WS)と、読み出しワード線路
    (WA)と、書き込みワード線路(WS)および読み出
    しワード線路(WA)に対して横方向のビット線路
    (B)とを形成し、 ゲート電極、第1のソース/ドレイン領域および第2の
    ソース/ドレイン領域を形成し、 第1のトランジスタの第1のゲート電極(Ga1)を第
    2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続
    し、 第2のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域(2
    S/D2)を書き込みビット線路と接続し、 第2のトランジスタの第2のゲート電極(Ga2)を書
    き込みワード線路(WS)と接続し、 第3のトランジスタの第3のゲート電極(Ga3)を読
    み出しワード線路(WA)と接続し、 第1のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域を第
    3のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と接続
    し、 第3のトランジスタの第2のソース/ドレイン領域(3
    S/D2)を読み出しビット線路と接続し、 第1のトランジスタ、第2のトランジスタおよび第3の
    トランジスタを、サブストレート(1)の表面(O)に
    対して垂直に延在するy軸を基準にして垂直に構成し、 第1のトランジスタおよび第2のトランジスタをy軸を
    基準にして重ねて形成し、 第1のトランジスタおよび第3のトランジスタをy軸を
    基準にして重ねて形成する、ことを特徴とするDRAM
    セル構成体の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1のトランジスタ、第2のトランジス
    タおよび第3のトランジスタを半導体構造体(St)に
    形成し、 第2のトランジスタを実質的に、半導体構造体(St)
    の第1のエッジ(F1)に形成し、 第3のトランジスタを実質的に、半導体構造体(st)
    の第2のエッジ(F2)に形成し、 第1のエッジ(F1)と第2のエッジ(F2)にゲート
    誘電体(Gd)を設け、 書き込みワード線路(WS)を第1のエッジ(F1)に
    沿って延在して形成し、 読み出しワード線路(WA)を第2のエッジ(F2)に
    沿って延在して形成し、 第1のゲート電極(Ga1)を少なくとも第1のエッジ
    (F1)に接して形成し、 第1のゲート電極(Ga1)の第2の部分を少なくとも
    第2のエッジ(F2)に接して形成し、 第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分と第1のゲー
    ト電極(Ga1)の第2の部分とがつながるように形成
    し、 ゲート誘電体(Gd)に、第1のゲート電極(Ga1)
    の第1の部分の領域において第1のエッジ(F1)の箇
    所に中断部(U)を設ける、請求項8記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 第1のエッジ(F1)に、第1のトラ
    ンジスタの第1のソース/ドレイン領域(1S/D1)
    と第2のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域と
    の間で形成されるチャネル電流を抑圧する素子を形成す
    る、請求項8または9記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 半導体構造体(St)の形成後、ドー
    プ物質源を形成し、該ドープ物質源は第1のエッジ(F
    1)を少なくとも形成すべき中断部(U)の下の領域で
    覆い、 第1のトランジスタの第1のソース/ドレイン領域(1
    S/D1)と第2のトランジスタの第1のソース/ドレ
    イン領域との間で形成されるチャネル電流を抑圧する素
    子を、チャネルストッパ領域(C)の形態で形成し、 チャネルストッパ領域(C)の形成のために、ドープ物
    質をドープ物質源から半導体構造体(St)に拡散す
    る、請求項10記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 第1のゲート電極(Ga1)を次のよ
    うにして形成する、すなわち第1のトランジスタ(Ga
    1)の第1の部分の上側端部がy軸を基準にして第2の
    高さ(H2)にあるように形成し、 該第2の高さは第3の高さ(H3)よりも高く、 該第3の高さには第1のゲート電極(Ga1)の第2の
    部分の上側端部があり、 ゲート誘電体(Gd)を、中断部(U)がy軸を基準に
    して第3の高さ(H3)の上に存在するように形成す
    る、請求項9から11までのいずれか1項記載の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 半導体構造体(St)の形成後、熱的
    酸化を実行し、これによりゲート誘電体(Gd)の部分
    を形成し、 第1のゲート電極(Ga1)の形成のために、第1の材
    料を析出し、第1の高さ(H1)までエッチバックし、 熱的酸化により形成されたSiOを、第1のエッジ
    (F1)の露出している部分および第2のエッジ(F
    2)から除去し、 第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分を形成するた
    めに、別の第1の材料を析出し、第2の高さ(H2)ま
    でエッチバックし、 ゲート電極(Ga1)の第2の部分を形成するために、
    第1のゲート電極(Ga1)の第1の部分を少なくとも
    覆うマスクを用い、第1の材料を部分的に第3の高さ
    (H3)までエッチングし、 該第3の高さは、第1の高さ(H1)の下にあり、 熱的酸化により少なくとも第1のエッジ(F1)におい
    て、第1の高さ(H1)と第2の高さ(H2)との間の
    領域の外でゲート誘電体(Gd)を完成させる、請求項
    12記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 第1のドープ領域(D1)を形成し、 該第1のドープ領域は、第1のトランジスタの第2のソ
    ース/ドレイン領域と第3のトランジスタの第1のソー
    ス/ドレイン領域とを含んでいる、請求項8〜13まで
    のいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1のドープ領域(D1)の形成を次
    のようにして行う、 すなわち第2のエッジ(F2)に接して、第1のゲート
    電極(Ga1)の第2の部分の上側に少なくとも部分的
    に第1の層(Sd)を析出し、 該層から温度ステップでドープ物質を半導体構造体(S
    t)に拡散することにより行う、請求項9から14まで
    のいずれか1項記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 第2のトランジスタの第1のソース/
    ドレイン領域を第2のドープ領域(D2)として形成
    し、 当該形成は、温度ステップによりゲート誘電体(Gd)
    の中断部(U)の領域でドープ物質を半導体構造体(S
    t)に拡散して行う、請求項9から15までのいずれか
    1項記載の製造方法。
  17. 【請求項17】 材料を析出およびエッチバックおよび
    /または化学機械的研磨することにより、第1のエッジ
    (F1)に書き込みワード線路(WS)を、第2のエッ
    ジ(F2)に読み出しワード線路(WA)を形成し、 第2のゲート電極(Ga2)を書き込みワード線路(W
    S)の部分として、第3のゲート電極(Ga3)を読み
    出しワード線路(WA)の部分として形成する、請求項
    8〜16までのいずれか1項記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 書き込みビット線路と読み出しビット
    線路とを、これらが重なり1つのビット線路(B)を形
    成するように形成する、請求項8〜17までのいずれか
    1項記載の製造方法。
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