JPH05110016A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JPH05110016A
JPH05110016A JP3142960A JP14296091A JPH05110016A JP H05110016 A JPH05110016 A JP H05110016A JP 3142960 A JP3142960 A JP 3142960A JP 14296091 A JP14296091 A JP 14296091A JP H05110016 A JPH05110016 A JP H05110016A
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JP
Japan
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memory device
semiconductor memory
transistor
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JP3142960A
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English (en)
Inventor
Shoji Yadori
章二 宿利
Toru Kaga
徹 加賀
Shinichiro Kimura
紳一郎 木村
Masaru Hisamoto
大 久本
Masahiro Shigeniwa
昌弘 茂庭
Osamu Okura
理 大倉
Tokuo Kure
得男 久禮
Eiji Takeda
英次 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チャネル長の短縮化の必要のない、微細化の容
易な、かつ、安定なセル動作を実現する半導体記憶装置
及びその製造方法を提供すること。 【構成】書き込み用トランジスタと、電荷蓄積ノードを
浮遊ゲートとする読み出し用トランジスタとを有し、書
き込み用トランジスタ及び読み出し用トランジスタのチ
ャネル領域9、15の主部分を周辺の大部分が絶縁膜
4、6で被われた穴の内壁に設けられた半導体薄膜に形
成した半導体記憶装置。絶縁膜に穴を形成し、上記半導
体薄膜を形成して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超高集積化が可能な半
導体記憶装置及びその製造方法に係り、特に、電荷蓄積
キャパシタを必要としない自己増幅型メモリセルを有す
る半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイナミックランダムアクセスメモリ
(以下DRAMと記す)は、電荷を蓄積するためのキャ
パシタと、それに電荷を供給するビット線と、チャネル
領域と、電荷の流れを制御するためにチャネル領域に接
しているワード線とを最小単位として構成される。この
DRAMは、3年で4倍という集積度の向上を達成して
きており、既に4メガビットDRAMの量産が開始され
つつある。この高集積化は、素子寸法を微細化すること
で達成されてきた。しかし、微細化に伴う蓄積容量の減
少のために、信号対雑音比(以下SN比と記す)の低下
や、α線の入射による信号反転等の弊害が顕在化し、信
頼性の維持が大きな課題となっている。このため、蓄積
容量を増加させることのできるメモリセルとして、蓄積
容量の一部をスイッチ用トランジスタや素子間分離酸化
膜の上に積み上げた、いわゆる積層容量型セルや、基板
内に深い溝を堀り、その側壁に電荷蓄積キャパシタを形
成した溝型セルが、4メガビットDRAM以降の主流セ
ル構造となっている。
【0003】これらの立体化セルと自己整合プロセスを
駆使して、16メガビットや64メガビットDRAMセ
ルの試作が試みられているが、メモリセル面積をこれま
でのトレンドに沿って小さくすると、256メガビット
DRAMでは、セル面積は0.5μm2になり、上記の
セル構造を用いても十分な蓄積容量のみならず、セル面
積を小さくすることも不可能な状況にある。
【0004】前述のように、DRAMはキャパシタと、
ビット線と、チャネル領域と、ワード線とを最小単位と
して構成されているが、これに対し、電荷蓄積キャパシ
タを能動トランジスタに置き換ることによって、比較的
大きな電荷蓄積を要しないセル構成、いわゆる自己増幅
型メモリセル構造が構成される。これらのセルでは、2
端子素子である電荷蓄積キャパシタを3端子素子へ置き
換えるため、通常のビット線とワード線の他に新たな制
御電極を必要としている。
【0005】従来のこのような半導体記憶装置の例は特
開昭60−25269に提案されている。図3(a)に
この半導体記憶装置の等価回路を示す。このセル構成
は、書き込みワード線(WW)とは独立の読み出しワー
ド線(RW)を設けてある。このセルへの書き込み時に
は、読み出しワード線(RW)を接地し、書き込みワー
ド線(WW)に一定の電圧を印加する。この状態ではビ
ット線(B)の電位が、書き込み用トランジスタ(3
1)を通じて、読み出し用トランジスタ(32)の浮遊
ゲートである電荷蓄積ノード(33)に伝わり、ビット
線(B)の電位を接地するか、高電位とすることによ
り、電荷蓄積ノード(33)に正または負の電荷を蓄積
または引き抜いて’0’、’1’の情報を書き込みを行
う。
【0006】読み出し時には、書き込みワード線(W
W)を接地し、読み出しワード線(RW)に一定の電位
を印加する。この時、電荷蓄積ノード(33)に電荷が
蓄積されていなければ、読み出し用トランジスタ(3
2)はオフであり、電荷が蓄積されていればオンにな
り、従ってビット線(B)の電位が記憶情報の’
0’、’1’に応じて変化し、読み出しが行なえる。こ
こで、読み出し用トランジスタ(32)のドレイン電極
の電位Vssは、読み出し時のビット線電位の検出方式
によって、接地電位、あるいは電源電圧に固定されてい
る。
【0007】また、イックステンディド、アブストラク
ト、オブ、16ス、カンファレンス、オン、ソリッド、
ステート、デバイス、アンド、マテリアルズ、神戸、1
984年、265頁〜268頁(Extended Abstracts o
f the 16th Conference on Solid State Devices and M
atrrials,Kobe,1984 pp.265)には、上記のセルに対し
て、さらに、ビット線を書き込み用と読み出し用に分離
した半導体記憶装置が記載されいる。この場合の等価回
路図を図3(b)に示す。このセルは、図4に示したセ
ル構造を持ち、2つのnチャネル型電界効果トランジス
タから構成され、書き込み用トランジスタ(31)は半
導体基板(34)と絶縁膜(35)によって絶縁分離し
た多結晶シリコン薄膜内に形成された、いわゆるシリコ
ン、オン、インシュレータ(SOI)構造を採ってい
る。
【0008】本セルへの書き込み動作では、書き込みワ
ード線(WW)と読み出しワード線(RW)に一定の電
位を印加した上で、記憶情報の’0’、’1’に応じて
書き込みビット線(WB)に接地電位又は正電位を印加
して、電荷蓄積ノード(33)の正電荷の有無を制御す
る。この電荷蓄積ノード(33)の正電荷量に応じて、
読み出し用トランジスタ(32)の閾値電圧(Vth)
が低下し、オン状態となる。書き込みの後、書き込みワ
ード線(WW)は接地電位に固定する。記憶情報の読み
出し時には、読み出しワード線(RW)に一定の電位を
印加し、読み出し用トランジスタ(32)の’オン’、
あるいは、’オフ’状態に応じた、読み出しビット線
(RB)の電位変動を検出する。ここで、読み出し用ト
ランジスタ(32)のドレイン電極は、電源電圧Vcc
に固定してある。また図4において、(36)はドレイ
ン領域、(37)は層間絶縁膜である。
【0009】上記の自己増幅型メモリセルは、読み出し
用トランジスタのソース・ドレイン電流で、電位を検出
することから、従来のメモリセルとは異なって、本質的
に非破壊読み出しであり、蓄積電荷量も基本的に小さく
できる。蓄積電荷は書き込み用トランジスタの漏洩電流
によって消失されるため、従来のセルと同様にリフレシ
ュ動作は必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自己増幅型
メモリセルの蓄積電荷量の小さいことは、漏洩電流によ
り敏感であることを意味する。このことからは、図4の
セルのSOI中に形成した書き込み用トランジスタ(3
1)の漏洩電流を十分に低減しなければならない。例え
ば256メガビットDRAMでは、安定なセル動作をさ
せるためには、セル当りの漏洩電流を10~15A以下に
抑える必要がある。しかしながら、図4のセルでは、書
き込み用トランジスタ(31)は多結晶シリコン薄膜内
に形成されているため、多結晶シリコン粒界を通路とす
る漏洩電流が大きく、通常10~14A以下に低減するこ
とは非常に困難であり、DRAMにとって致命的な欠点
となる。さらに、上記書き込み用トランジスタ(31)
のソース・ドレイン領域は多結晶シリコン薄膜内に形成
せねばならず、多結晶シリコン薄膜内の不純物の拡散が
速いため、チャネル長の短縮化も困難である。
【0011】従来のメモリセルの第2の問題点は、読み
出し用トランジスタの電流駆動能力が十分に高くなる構
造を採っていない点である。一般に、電界効果トランジ
スタの電流駆動能力Iは、 I=μ・C・W/L・Vd2/2 ………(1) で表される。ここで、μはチャネル領域の実効キャリア
移動度、Cはゲート電極とチャネル領域間の実効ゲート
容量、W/Lはトランジスタの実効チャネル幅/実効チ
ャネル長、Vdは飽和ドレイン電圧である。図3及び図
4に示した従来セルの読み出し用トランジスタ(32)
においては、そのチャネル領域と読み出しワード線との
間に、電荷蓄積ノードを挾む構造であるため、その実効
ゲート容量Cはゲート絶縁膜とキャパシタ絶縁膜の両方
の膜厚の総和で決まり、したがって実効ゲート容量は本
来のゲート絶縁膜膜厚から計算される容量の1/2以下
に減少する。これにより、読み出し用トランジスタの電
流駆動能力は、上記の(1)式から分かるように1/2
以下に低下してしまい、結果として、読み出し動作を不
安定にする要因となる。
【0012】さらに、第3の問題点は、必要な配線層数
が増加するため、電荷蓄積キャパシタを小さくできる特
長が相殺されて、目的とするセル面積の縮小化が限定さ
れることである。
【0013】以上のように、従来の自己増幅型メモリセ
ルでは、種々の要因からメモリセルの安定動作及びセル
面積の縮小が難しい。このため、キャパシタをトランジ
スタに置き換えることによるセル面積の縮小効果が、十
分に発揮されていない。
【0014】本発明の目的は、チャネル長の短縮化の必
要のない、微細化の容易な、かつ、安定なセル動作を実
現する自己増幅型メモリセル構造を有する半導体記憶装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、そのよ
うな半導体記憶装置の製造方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、(1)書き
込み用トランジスタと、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートと
する読み出し用トランジスタとを有する半導体記憶装置
において、上記書き込み用トランジスタ及び読み出し用
トランジスタのチャネル領域の主部分は、いずれも周辺
の大部分が絶縁膜である穴の内壁に設けられた半導体薄
膜に形成されたことを特徴とする半導体記憶装置、
(2)上記1記載の半導体記憶装置において、上記半導
体記憶装置の書き込みワード線は、上記穴の周辺の絶縁
膜中に設けられ、該書き込みワード線の上部に上記書き
込み用トランジスタ又は読み出し用トランジスタのいず
れか一方のチャネル領域の主部分が、該書き込みワード
線の下部に他方のチャネル領域の主部分が形成されたこ
とを特徴とする半導体記憶装置、(3)上記2記載の半
導体記憶装置において、上記書き込み用トランジスタの
チャネル領域の主部分は上記書き込みワード線の下部に
形成され、上記半導体記憶装置のビット線は上記書き込
み用トランジスタの下部に設けられたことを特徴とする
半導体記憶装置、(4)上記2記載の半導体記憶装置に
おいて、上記書き込み用トランジスタのチャネル領域の
主部分は上記書き込みワード線の上部に形成され、上記
半導体記憶装置のビット線は上記書き込み用トランジス
タの上部に設けられたことを特徴とする半導体記憶装
置、(5)上記1から4のいずれか一に記載の半導体記
憶装置において、上記書き込み用トランジスタ又は読み
出し用トランジスタのチャネル領域が形成された半導体
薄膜の少なくとも一方は、単結晶半導体薄膜であること
を特徴とする半導体記憶装置、(6)上記1から5のい
ずれか一に記載の半導体記憶装置において、上記読み出
し用トランジスタのチャネル領域は、上記電荷蓄積ノー
ドと上記半導体記憶装置の読み出しワード線との間に配
置されたことを特徴とする半導体記憶装置、(7)書き
込み用トランジスタと、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートと
する読み出し用トランジスタとを有する半導体記憶装置
において、上記読み出し用トランジスタのチャネル領域
は、上記電荷蓄積ノードと上記半導体記憶装置の読み出
しワード線との間に配置されたことを特徴とする半導体
記憶装置、(8)上記7記載の半導体記憶装置におい
て、上記書き込み用トランジスタ及び読み出し用トラン
ジスタのチャネル領域の主部分は、いずれも周辺の大部
分が絶縁膜である内壁に設けられた半導体薄膜に形成さ
れたことを特徴とする半導体記憶装置、(9)上記8記
載の半導体記憶装置において、上記半導体記憶装置の書
き込みワード線は、上記穴の周辺の絶縁膜中に設けら
れ、該書き込みワード線の上部に上記書き込み用トラン
ジスタ又は読み出し用トランジスタのいずれか一方のチ
ャネル領域の主部分が、該書き込みワード線の下部に他
方のチャネル領域の主部分が形成されたことを特徴とす
る半導体記憶装置、(10)上記8又は9に記載の半導
体記憶装置において、上記書き込み用トランジスタ又は
読み出し用トランジスタのチャネル領域が形成された半
導体薄膜の少なくとも一方は、単結晶半導体薄膜である
ことを特徴とする半導体記憶装置、(11)書き込み用
トランジスタと、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートとする読
み出し用トランジスタとを有する半導体記憶装置におい
て、上記半導体記憶装置の書き込みワード線は、絶縁膜
中に設けられ、該書き込みワード線の上部に上記書き込
み用トランジスタ又は読み出し用トランジスタのいずれ
か一方のチャネル領域の主部分が、該書き込みワード線
の下部に他方のチャネル領域の主部分が形成されたこと
を特徴とする半導体記憶装置、(12)上記11記載の
半導体記憶装置において、上記書き込み用トランジスタ
及び読み出し用トランジスタのチャネル領域の主部分
は、いずれも周辺の大部分が絶縁膜である穴の内壁に設
けられた半導体薄膜に形成されたことを特徴とする半導
体記憶装置、(13)上記12記載の半導体記憶装置に
おいて、上記書き込み用トランジスタ又は読み出し用ト
ランジスタのチャネル領域が形成された半導体薄膜の少
なくとも一方は、単結晶半導体薄膜であることを特徴と
する半導体記憶装置によって達成される。
【0016】上記他の目的は、(14)半導体基板上に
ビット線を形成する第1工程、該ビット線上に第1絶縁
膜を形成する第2工程、該第1絶縁膜上に書き込みワー
ド線を形成する第3工程、該書き込みワード線上に第2
絶縁膜を形成する第4工程、該第2絶縁膜、該書き込み
ワード線及び該第1絶縁膜を同時に加工して穴を形成す
る第5工程並びに該穴の内壁に書き込み用トランジスタ
のチャネル領域を構成する第1半導体薄膜と読み出し用
トランジスタのチャネル領域を構成する第2半導体薄膜
を形成する第6工程を少なくとも含み、書き込み用トラ
ンジスタと、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートとする読み出
し用トランジスタとを有する半導体記憶装置を形成する
ことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法、(15)
上記14記載の半導体記憶装置の製造方法において、上
記第6工程の後に、上記第1半導体薄膜又は第2半導体
薄膜の少なくとも一方を単結晶とするために、上記ビッ
ト線をシードとする加熱処理を行う工程を有することを
特徴とする半導体記憶装置の製造方法、(16)半導体
基板上に読み出し用トランジスタのドレイン領域を形成
する第1工程、該ドレイン領域上に第1絶縁膜を形成す
る第2工程、該第1絶縁膜上に書き込みワード線を形成
する第3工程、該書き込みワード線上に第2絶縁膜を形
成する第4工程、該第2絶縁膜、該書き込みワード線及
び該第1絶縁膜を同時に加工して穴を形成する第5工程
並びに該穴の内壁に書き込み用トランジスタのチャネル
領域を構成する第1半導体薄膜と読み出し用トランジス
タのチャネル領域を構成する第2半導体薄膜を形成する
第6工程を少なくとも含み、書き込み用トランジスタ
と、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートとする読み出し用トラ
ンジスタとを有する半導体記憶装置を形成することを特
徴とする半導体記憶装置の製造方法、(17)上記16
記載の半導体記憶装置の製造方法において、上記第6工
程の後に、上記第1半導体薄膜又は第2半導体薄膜の少
なくとも一方を単結晶とするために、上記ドレイン領域
をシードとする加熱処理を行う工程を有することを特徴
とする半導体記憶装置の製造方法によって達成される。
【0017】上記1項等でチャネル領域の主部分という
のは、チャネル領域の容積の大部分のことであり、この
部分が前記の穴の内壁に設けられた半導体薄膜に形成さ
れていれば、穴の外部の半導体薄膜にもその一部分が形
成されていても良いことを意味する。
【0018】図1は、本発明の説明のため、本発明の半
導体記憶装置の一例のメモリセル構造の断面図を示した
ものである。本メモリセルの特徴は、半導体基板(1)
上に、書き込みワード線(5)に接続された書き込みゲ
ート電極(7)、ビット線(2)に接続されたドレイン
領域(10)、チャネル領域(9)、ゲート絶縁膜
(8)及び電荷蓄積ノード(11)から成る縦型の書き
込み用トランジスタと、読み出しゲート電極(18)、
電荷蓄積ノード(11)、キャパシタ絶縁膜(14)、
ゲート絶縁膜(17)、チャネル領域(15)、ビット
線(2)に接続電極(13)によって接続されたソース
領域(16)及びドレイン領域(19)から成る縦型の
読み出し用トランジスタとが設けられ、書き込みワード
線(5)の下部に上記書き込み用トランジスタのチャネ
ル領域の主部が、書き込みワード線(5)の上部に上記
読み出し用トランジスタのチャネル領域の主部が配置さ
れている。また、読み出し用トランジスタ及び書き込み
用トランジスタのチャネル領域、ゲート電極、電荷蓄積
ノードの主部は周辺がSiO2膜(4)、(6)で被わ
れた溝の内壁に配置されている。さらにまた、この構造
ではビット線(2)は読み出し用トランジスタ及び書き
込み用トランジスタの最下部に設けられている。
【0019】
【作用】図1に示したメモリセルを用いて本発明の作用
を説明する。図2(a)はその等価回路図、図2(b)
はその平面レイアウト図である。本発明のメモリセル
と、図3及び図4に示した従来のメモリセルとの第1の
相違点は、読み出し用トランジスタ(32)のチャネル
領域(15)と電荷蓄積ノード(11)とがキャパシタ
絶縁膜(14)を介して配置され、さらにチャネル領域
(15)と読み出しゲート電極(18)とがゲート絶縁
膜(17)を介して配置された点である。これにより、
読み出し用トランジスタ(32)の実効ゲート容量はゲ
ート絶縁膜(17)の膜厚のみによって決まるため、そ
の電流駆動能力は低下しない。その結果として、読み出
し時の安定動作を確保することができる。
【0020】また、図1の本発明のセルにおいて、ビッ
ト線(2)を単結晶半導体層とし、該ビット線(2)を
シードとした固相エピタキシャル成長により、書き込み
用トランジスタのチャネル領域(9)を単結晶化するこ
とが可能である。単結晶半導体層から成るチャネル領域
を備えることで、書き込み用トランジスタの漏洩電流を
通常の半導体基板上に形成したトランジスタと同等の水
準にまで低減でき、十分に長い情報の保持時間を達成で
きる。これは、書き込み用トランジスタを多結晶シリコ
ン薄膜内に形成する従来のメモリセルでは実現できず、
本発明のメモリセルの大きな特長である。
【0021】また、図2(b)に示した本発明のセルの
平面レイアウトから分かるように、ビット線(2)と書
き込みワード線(5)を絶縁膜中に埋め込む構造である
ため、読み出しワード線(21)と書き込みワード線
(5)とを重ねて平面レイアウトできる。これによっ
て、自己増幅型メモリセルの欠点である配線層数の増加
があっても、セル面積の縮小化が可能となる。なお、図
において、22は書き込み用トランジスタと読み出し用
トランジスタを形成した穴パターンである。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図5から図21を用
いて説明する。 実施例1 本発明の第1の実施例の半導体記憶装置を、図5から図
12に示した製造工程毎のメモリセル断面図を用いて説
明する。まず、図5に示したように、抵抗率10Ωcm
のp型単結晶シリコン(Si)よりなる半導体基板
(1)上に、イオン打ち込み法により、加速エネルギー
50keVの砒素(As)イオンを、打ち込み量5×1
15/cm2打ち込み、温度900℃、30分の窒素雰
囲気中の熱アニールを行って、ビット線(2)となる深
さ150nmのn型拡散層を形成し、その上に化学気相
成長法(ケミカル・ベーパー・デポジション:以下CV
D法と記す)により膜厚50nmのSiO2膜(シリコ
ン酸化膜)(3)を堆積した後、n型拡散層とSiO2
膜(3)をリソグラフィ加工法を用いて加工して、半導
体基板(1)まで掘り下げて、ビット線(2)を形成す
る。
【0023】次に、図6に示すように、SiO2
(3)上に、CVD法によって、膜厚600nmのSi
2膜(4)を堆積し、さらに、CVD法により膜厚1
00nmの多結晶Si膜を堆積し、温度850℃の熱拡
散法によって、この膜にリン(P)を濃度5×1021
cm3導入し、リソグラフィ加工を用いてビット線
(2)と直交する配置に加工して、書き込みワード線
(5)を形成する。
【0024】さらに、図7に示すように、書き込みワー
ド線(5)の上に、CVD法によって、膜厚700nm
のSiO2膜(6)と膜厚50nmのSi34膜(シリ
コン窒化膜)(51)を堆積した後、ビット線(2)と
書き込みワード線(5)が交差する位置に、リソグラフ
ィ法とドライエッチングにより穴パターンを形成し、さ
らに、Si34膜(51)、SiO2膜(6)、書き込
みワード線(5)及びSiO2膜(4)を順次掘り下げ
て、直径400nm、深さ1450nmの溝を形成す
る。
【0025】次に、図8に示すように、上記溝の内壁
に、不純物を導入しながら膜堆積を行なう、いわゆる、
ドープドCVD法を用いてリン(P)を濃度5×1021
/cm3導入した膜厚50nmの多結晶Si膜を形成
後、異方性ドライエッチングによって加工し、ほぼ書き
込みワード線(5)の深さまでエッチング書き込みゲー
ト電極(7)を形成し、Si34膜(51)と書き込み
ゲート電極(7)をマスクとして、ビット線(2)直上
のSiO2膜(3)をエッチングした後、溝内壁にのみ
CVD法で膜厚15nmのSiO2膜を堆積し、異方性
ドライエッチで加工してゲート絶縁膜(8)を形成し、
さらに、真空度2×10~9Torrの分子線エピタキシ
ー法により膜厚30nmの非晶質Siを堆積し、この非
晶質Siをビット線(2)をシードとする温度600℃
の固相エピタキシャル成長により単結晶化した後、異方
性ドライエッチで溝の内壁にのみ残し単結晶Si薄膜
(52)を形成する。単結晶Si薄膜(52)は、書き
込み用トランジスタのチャネル領域が形成されるべき領
域である。
【0026】さらに、図9に示すように、CVD法で膜
厚10nmのSi34膜(53)を堆積し、溝内へのエ
ッチバック法によるレジスト埋め込みと異方性ドライエ
ッチエッチによる加工を行ない、単結晶Si薄膜(5
2)の内壁とビット線(2)の上部にのみこの膜を残
し、このSi34膜(53)をマスクとして単結晶Si
薄膜(52)の上端部のみを、温度850℃の熱酸化を
行ないSiO2膜(54)を成長させる。
【0027】次に、図10に示すように、Si34
(53)を温度160℃のリン酸中でエッチング除去し
た後、CVD法により膜厚50nmのSiO2膜(1
2)及びリン(P)ドープド多結晶Si膜を堆積し、異
方性ドライエッチによりPドープド多結晶Si膜をエッ
チバックして、書き込みワード線(5)の少なくとも上
部位置まで残して接続電極(13)を形成し、さらに、
ウエットエッチによりSiO2膜(12)をエッチング
して、接続電極(13)の上端部を露出させ、SiO2
膜(12)及び接続電極(13)をマスクとしたプラズ
マドーピング法により、図9に示した単結晶Si薄膜
(52)の書き込みワード線(5)より上部の領域にの
みリン(砒素でもよい)をドーピングして電荷蓄積ノー
ド(11)を形成する。単結晶Si薄膜(52)の下部
はチャネル領域(9)となる。
【0028】さらに、図11に示すように、CVD法に
より膜厚15nmのSiO2膜を堆積し、異方性ドライ
エッチにより溝の内壁部のみに残して、読み出し用トラ
ンジスタのキャパシタ絶縁膜(14)とし、CVD法に
より膜厚30nmの多結晶Si薄膜(55)を堆積す
る。この多結晶Si薄膜(55)は、読み出し用トラン
ジスタのチャネル領域となるものである。
【0029】最後に、図12に示すように、CVD法に
より膜厚15nmのSiO2膜を読み出し用トランジス
タのゲート絶縁膜(17)として堆積し、CVD法によ
り膜厚100nmのリン(P)ドープド多結晶Si膜を
埋め込み、リソグラフィ加工により、溝の上部を覆うよ
うに加工して読み出しゲート電極(18)を形成し、読
み出しゲート電極(18)をマスクとして加速エネルギ
ー20keVのリン(P)イオンを、打ち込み量3×1
15/cm2打ち込み、温度800℃の窒素雰囲気中で
熱アニールを行ない、読み出し用トランジスタのドレイ
ン領域(19)を形成し、同時に、読み出し用トランジ
スタのソース領域(16)を接続電極(13)からのリ
ン(P)の熱拡散によって形成し、さらに、CVD法に
より膜厚200nmの層間絶縁膜(20)を堆積し、読
み出しゲート電極(18)への接続穴の開口、スパッタ
法で堆積し、成型した膜厚300nmのアルミニウム
(Al)から成る読み出しワード線(21)を形成し
て、本実施例のメモリセルが完成する。上記の製造工程
での熱アニールによって、書き込み用トランジスタのド
レイン領域(10)は、該ビット線(2)からの砒素
(As)拡散により自動的に形成される。
【0030】本実施例のメモリセルの製造工程では、ビ
ット線(2)、書き込みワード線(5)、セルが作られ
る溝加工、読み出しゲート電極(18)、読み出しゲー
ト接続穴加工及び読み出しワード線(21)の合計6層
の加工用のマスクを使用した。また、ビット線(2)、
書き込みワード線(5)、読み出しワード線(21)
は、いずれも、ライン500nm、スペース200nm
に設計され、セル面積は0.49μm2であった。これ
は、0.2μm製造技術により256メガビットDRA
Mの作成に十分対応できるものである。さらに、上記の
設計寸法をライン300nm、スペース100nmとす
れば、セル面積を0.16μm2にまで縮小でき、1ギ
ガビットDRAMへの展開の可能性もある。
【0031】実施例2 本発明の第2の実施例の半導体記憶装置のメモリセル断
面を図13に、等価回路図を図14に、製造工程毎のメ
モリセル断面図を図15から図19に示す。本実施例に
おいては、ビット線とワード線の層数を増加しない自己
増幅型メモリセルに関する。本実施例のメモリセルは、
図13に示すように、半導体基板(1)上に、ワード線
(5′)に接続されたゲート電極(61)、ビット線
(2)に接続されたドレイン領域(10)、チャネル領
域(9)、ゲート絶縁膜(62)、及び、電荷蓄積ノー
ド(11)から成る縦型の書き込み用トランジスタと、
上記ゲート電極(61)を共通のゲート電極とし、この
ゲート電極(61)とチャネル領域(15)との間に挾
まれたゲート絶縁膜(62)と同層のキャパシタ絶縁
膜、電荷蓄積ノード(11)及びゲート絶縁膜(63)
並びにビット線(2)と接続されたソース領域(16)
並びに電源に接続されたドレイン領域(19)から成る
読み出し用トランジスタから構成される。読み出し用ト
ランジスタの主要部はワード線の上部位置に配置され、
書き込み用トランジスタの主要部は該ワード線の下部位
置に配置されており、ビット線(2)とワード線(5)
は、絶縁膜(4、6)中に埋め込まれている。
【0032】図14に、等価回路図を示すように、本実
施例のメモリセルは、書き込み用トランジスタ(31)
のゲート電極は、読み出し用トランジスタ(32)のゲ
ート電極と共通であるため、各々のトランジスタの閾値
電圧設定、書き込み動作及び読み出し動作に以下に述べ
る特別の配慮を要する。
【0033】まず、書き込み用トランジスタ(31)の
閾値電圧(Vtw)を Vcc>Vtw>0.5Vcc …………………(2) に設定し、読み出し用トランジスタ(32)の閾値電圧
(Vtr)が Vtr〜Vcc (蓄積ノードに電荷のない時) <0.5Vcc(蓄積ノードに正電荷蓄積時) ……(3) となるように、図13に示したチャネル領域(15)の
不純物濃度、ゲート絶縁膜(62、63)の膜厚を設定
する。ここで、Vccは電源電圧である。
【0034】メモリセルへの情報の書き込み時には、ビ
ット線(2)を選択し、ワード線(5′)の電位を0.
5Vcc以上に上昇させ、書き込み用トランジスタ(3
1)をオンさせて、電荷蓄積ノード(11)に正電荷を
蓄積する。読み出し用トランジスタ(32)のVtr
は、本来Vcc付近であったものが、電荷蓄積ノード
(11)への正電荷蓄積によって、0.5Vcc以下に
低下する。メモリセル情報の読み出し時には、ビット線
(2)を選択した後、ワード線(5′)電位を0.5V
cc付近に設定し、ビット線(2)の電位変化を検出す
る。この時、電荷蓄積ノード(11)に正電荷が存在し
なければ、読み出し用トランジスタ(32)はオフ状態
であり、ビット線(2)の電位は変化せず、また、電荷
蓄積ノード(11)に正電荷が蓄積されていれば、読み
出し用トランジスタ(32)はオン状態となり、ビット
線(2)は電源に接続されて電位は上昇するため、情報
の読み出しが可能となる。
【0035】次に、本実施例のメモリセルの製造工程
を、図15から図19に示した各工程毎のメモリセル断
面図を用いて説明する。まず、図15に示したように、
抵抗率10Ωのp型単結晶Siからなる半導体基板
(1)上に、イオン打ち込み法により、加速エネルギー
50keVの砒素(As)イオンを、打ち込み量5×1
15/cm2打ち込み、温度900℃、30分の窒素雰
囲気中の熱アニールを行って、ビット線(2)となる深
さ150nmのn型拡散層を形成し、その上にCVD法
により膜厚50nmのSiO2膜(65)を堆積した
後、n型拡散層とSiO2膜(3)をリソグラフィ加工
法を用いて加工して、半導体基板(1)まで掘り下げ
て、ビット線(2)を形成し、SiO2膜(65)上
に、CVD法によって、膜厚600nmのSiO2
(4)を堆積し、さらに、CVD法により膜厚100n
mの多結晶Si膜を堆積し、温度850℃の熱拡散法に
よってこの膜にリン(P)を濃度5×1021/cm3
入し、リソグラフィ加工を用いてビット線(2)と直交
する配置に加工して、ワード線(5′)を形成し、さら
に、このワード線(5′)の上に、CVD法によって、
膜厚700nmのSiO2膜(6)を堆積する。
【0036】次に、図16に示すように、ビット線
(2)とワード線(5′)が交差する位置に、リソグラ
フィ加工により穴パターンを形成し、さらに、SiO2
膜(6)、ワード線(5)及びSiO2膜(4)を順次
掘り下げて、直径400nm、深さ1400nmの溝を
形成し、上記溝の内壁に、ドープドCVD法を用いてリ
ン(P)を濃度5×1021/cm3導入した膜厚50n
mの多結晶Si膜を形成後、異方性ドライエッチによっ
て加工し、ワード線(5′)に側面で接続されたゲート
電極(61)を形成する。
【0037】さらに、図17に示すように、ビット線
(2)直上のSiO2膜(65)をエッチングした後、
溝内壁にのみCVD法で膜厚15nmのSiO2膜を堆
積し、異方性ドライエッチで加工してゲート絶縁膜(6
2)を形成し、さらに、真空度2×10~9Torrの分
子線エピタキシー法により膜厚30nmの非晶質Siを
堆積し、ビット線(2)をシードとする温度600℃の
固相エピタキシャル成長により単結晶化した後、異方性
ドライエッチで溝の内壁にのみ残した単結晶Si薄膜を
形成し、ワード線(5′)より下部の溝内にのみ埋め込
んだレジストをマスクとするプラズマドーピング法によ
り、上記単結晶Si薄膜へリン(P)を導入して電荷蓄
積ノード(11)を形成し、さらに、CVD法で膜厚1
5nmのSiO2膜堆積し、ゲート絶縁膜(63)とす
る。
【0038】さらに、図18に示すように、CVD法で
堆積した膜厚30nmのSi34膜(66)を、溝内に
埋め込んだレジスト(67)をマスクとした異方性ドラ
イエッチにより加工して、溝内部のみにSi34膜(6
6)を埋め込んだ状態とする。
【0039】最後に、図19に示すように、Si34
(66)をマスクとした熱酸化によって、電荷蓄積ノー
ド(11)の上端部のみを酸化し、SiO2膜(68)
を成長させ、Si34膜(66)を温度160℃のリン
酸中でエッチング除去した後、異方性ドライエッチによ
りビット線(2)上のゲート絶縁膜(63)を除去し、
真空度2×10~9Torrの分子線エピタキシー法によ
り膜厚30nmの非晶質Siを堆積し、ビット線(2)
をシードとする温度600℃の固相エピタキシャル成長
によりこの膜を単結晶化し、溝内にのみ埋め込んだレジ
ストをマスクとする加速エネルギー20keVのリン
(P)イオン打ち込み法により、読み出し用トランジス
タのドレイン領域(19)を形成し、同時に、読み出し
用トランジスタのソース領域(16)をビット線(2)
からの砒素(As)の熱拡散によって形成し、さらに、
CVD法により堆積し異方性ドライエッチにより溝内に
SiO2膜(64)を埋め込んで、本発明のメモリセル
の主要部を完成する。
【0040】本実施例のメモリセルの製造工程では、ビ
ット線(2)、ワード線(5′)及びセルが作られる溝
加工用の、合計3枚の加工用のマスクを使用した。ま
た、ビット線(2)、ワード線(5′)は、いずれも、
ライン500nm、スペース300nmに設計され、セ
ル面積は0.64μm2であった。これは、0.3μm
製造技術により256メガビットDRAMの作成に十分
対応できるものである。
【0041】実施例3 本発明の第3の実施例の半導体記憶装置のメモリセル断
面図を図20に示す。本実施例の回路構成及び製造工程
の多くは、前述した実施例2と同一であるが、読み出し
用トランジスタのドレイン領域(19)とビット線
(2)の配置位置を上下に交換した点が異なっている。
すなわち、p型Siからなる半導体基板(1)上のメモ
リセル群が形成される領域に、n型拡散層からなる読み
出し用トランジスタのドレイン領域(19)を設けた
後、SiO2膜(4)の堆積、ワード線(5′)の加
工、さらにSiO2膜(6)の堆積を行ない、メモリセ
ルを形成する領域にSiO2膜(6)、ワード線
(5′)及びSiO2膜(4)を加工して溝開口を行な
い、ゲート電極(61)、ゲート絶縁膜(62)、書き
込み用トランジスタのチャネル領域(9)、ドレイン領
域(10)、電荷蓄積ノード(11)を形成し、さら
に、読み出し用トランジスタのゲート絶縁膜(63)、
ドレイン領域(70)、チャネル領域(15)及びソー
ス領域(16)を形成した後、SiO2膜(64)を埋
め込み、最後に、ビット電極(69)、ビット線(2)
を形成して、本実施例のメモリセルの主要部が完成す
る。
【0042】本実施例の製造工程では、メモリセルを形
成すべき領域の溝、ワード線(5′)、ビット電極(6
9)、ビット線接続穴及びビット線(2)を加工するた
め、合計5枚のマスクを使用した。本実施例のメモリセ
ルにおいても、実施例2と同等の、セル面積の縮少効果
が達成できた。
【0043】実施例4 本発明の第4の実施例の半導体記憶装置のメモリセル断
面図を図21に示す。本実施例の回路構成は、前述した
実施例2及び実施例3と同一であり、メモリセルが形成
される溝内部の各電極配置が異なっている。以下に、構
造の相違点を説明する。まず、実施例3では、溝内の最
外周に配置されたゲート電極(61)を、本実施例では
溝内の中心位置に配置し、該ゲート電極(61)をワー
ド線(5′)として兼用し、さらに、書き込み用トラン
ジスタと読み出し用トランジスタの配置を交換した。ま
た、本メモリセルの製造工程では、実施例3と同等の技
術を用い、メモリセルを形成すべき領域の溝加工、ビッ
ト線(2)の加工及びワード線(5′)の加工に、合計
3枚のマスクを使用した。なお、(71)はSiO2
である。
【0044】本発明のメモリセルによれば、メモリセル
を形成される溝内部に、実施例3でのSiO2膜(6
4)を埋め込む必要がないため、溝の穴径を小さくでき
るため、さらに、セル面積を縮少化できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、2つのトランジスタの
チャネル領域の主要部が穴の内壁に設けられた半導体薄
膜に形成され、半導体記憶装置のセル面積の微少化なさ
れた。その結果、64メガビット級DRAMが実現でき
る0.3μm技術によって、256メガビット級の半導
体記憶装置を作成することができた。また、本発明の半
導体記憶装置は安定なセル動作を実現した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の一例の断面図であ
る。
【図2】本発明の半導体記憶装置の一例の等価回路図と
平面レイアウト図である。
【図3】従来の自己増幅型メモリセルの等価回路図と他
の従来のメモリセルの等価回路図である。
【図4】従来のメモリセルの断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図8】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造
方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図10】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図11】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図12】本発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図14】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の等
価回路図である。
【図15】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図16】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図17】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図18】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図19】本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法を示す工程毎のメモリセルの断面図である。
【図20】本発明の第3の実施例の半導体記憶装置のメ
モリセルの断面図である。
【図21】本発明の第4の実施例の半導体記憶装置のメ
モリセルの断面図である。
【符号の説明】
1、34 半導体基板 2、B ビット線 3、4、6、12、54、64、65、68、71 S
iO2膜 5、WW 書き込みワード線 5′ ワード線 7 書き込みゲート電極 8、17、62、63 ゲート絶縁膜 9、15 チャネル領域 10、19、36、70 ドレイン領域 11、33 電荷蓄積ノード 13 接続電極 14 キャパシタ絶縁膜 16 ソース領域 18 読み出しゲート電極 20、37 層間絶縁膜 21、RW 読み出しワード線 22 穴パターン 31 書き込み用トランジスタ 32 読み出し用トランジスタ 35 絶縁膜 51、53、66 Si34膜 52、55 単結晶Si薄膜 61 ゲート電極 67 レジスト 69 ビット電極 RB 読み出しビット線 WB 書き込みビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久本 大 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 茂庭 昌弘 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大倉 理 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 久禮 得男 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 武田 英次 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書き込み用トランジスタと、電荷蓄積ノー
    ドを浮遊ゲートとする読み出し用トランジスタとを有す
    る半導体記憶装置において、上記書き込み用トランジス
    タ及び読み出し用トランジスタのチャネル領域の主部分
    は、いずれも周辺の大部分が絶縁膜である穴の内壁に設
    けられた半導体薄膜に形成されたことを特徴とする半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体記憶装置において、
    上記半導体記憶装置の書き込みワード線は、上記穴の周
    辺の絶縁膜中に設けられ、該書き込みワード線の上部に
    上記書き込み用トランジスタ又は読み出し用トランジス
    タのいずれか一方のチャネル領域の主部分が、該書き込
    みワード線の下部に他方のチャネル領域の主部分が形成
    されたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の半導体記憶装置において、
    上記書き込み用トランジスタのチャネル領域の主部分は
    上記書き込みワード線の下部に形成され、上記半導体記
    憶装置のビット線は上記書き込み用トランジスタの下部
    に設けられたことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の半導体記憶装置において、
    上記書き込み用トランジスタのチャネル領域の主部分は
    上記書き込みワード線の上部に形成され、上記半導体記
    憶装置のビット線は上記書き込み用トランジスタの上部
    に設けられたことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一に記載の半導
    体記憶装置において、上記書き込み用トランジスタ又は
    読み出し用トランジスタのチャネル領域が形成された半
    導体薄膜の少なくとも一方は、単結晶半導体薄膜である
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一に記載の半導
    体記憶装置において、上記読み出し用トランジスタのチ
    ャネル領域は、上記電荷蓄積ノードと上記半導体記憶装
    置の読み出しワード線との間に配置されたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】書き込み用トランジスタと、電荷蓄積ノー
    ドを浮遊ゲートとする読み出し用トランジスタとを有す
    る半導体記憶装置において、上記読み出し用トランジス
    タのチャネル領域は、上記電荷蓄積ノードと上記半導体
    記憶装置の読み出しワード線との間に配置されたことを
    特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の半導体記憶装置において、
    上記書き込み用トランジスタ及び読み出し用トランジス
    タのチャネル領域の主部分は、いずれも周辺の大部分が
    絶縁膜である内壁に設けられた半導体薄膜に形成された
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の半導体記憶装置において、
    上記半導体記憶装置の書き込みワード線は、上記穴の周
    辺の絶縁膜中に設けられ、該書き込みワード線の上部に
    上記書き込み用トランジスタ又は読み出し用トランジス
    タのいずれか一方のチャネル領域の主部分が、該書き込
    みワード線の下部に他方のチャネル領域の主部分が形成
    されたことを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】請求項8又は9に記載の半導体記憶装置
    において、上記書き込み用トランジスタ又は読み出し用
    トランジスタのチャネル領域が形成された半導体薄膜の
    少なくとも一方は、単結晶半導体薄膜であることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】書き込み用トランジスタと、電荷蓄積ノ
    ードを浮遊ゲートとする読み出し用トランジスタとを有
    する半導体記憶装置において、上記半導体記憶装置の書
    き込みワード線は、絶縁膜中に設けられ、該書き込みワ
    ード線の上部に上記書き込み用トランジスタ又は読み出
    し用トランジスタのいずれか一方のチャネル領域の主部
    分が、該書き込みワード線の下部に他方のチャネル領域
    の主部分が形成されたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の半導体記憶装置におい
    て、上記書き込み用トランジスタ及び読み出し用トラン
    ジスタのチャネル領域の主部分は、いずれも周辺の大部
    分が絶縁膜である穴の内壁に設けられた半導体薄膜に形
    成されたことを特徴とする半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の半導体記憶装置におい
    て、上記書き込み用トランジスタ又は読み出し用トラン
    ジスタのチャネル領域が形成された半導体薄膜の少なく
    とも一方は、単結晶半導体薄膜であることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】半導体基板上にビット線を形成する第1
    工程、該ビット線上に第1絶縁膜を形成する第2工程、
    該第1絶縁膜上に書き込みワード線を形成する第3工
    程、該書き込みワード線上に第2絶縁膜を形成する第4
    工程、該第2絶縁膜、該書き込みワード線及び該第1絶
    縁膜を同時に加工して穴を形成する第5工程並びに該穴
    の内壁に書き込み用トランジスタのチャネル領域を構成
    する第1半導体薄膜と読み出し用トランジスタのチャネ
    ル領域を構成する第2半導体薄膜を形成する第6工程を
    少なくとも含み、書き込み用トランジスタと、電荷蓄積
    ノードを浮遊ゲートとする読み出し用トランジスタとを
    有する半導体記憶装置を形成することを特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
  15. 【請求項15】請求項14記載の半導体記憶装置の製造
    方法において、上記第6工程の後に、上記第1半導体薄
    膜又は第2半導体薄膜の少なくとも一方を単結晶とする
    ために、上記ビット線をシードとする加熱処理を行う工
    程を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】半導体基板上に読み出し用トランジスタ
    のドレイン領域を形成する第1工程、該ドレイン領域上
    に第1絶縁膜を形成する第2工程、該第1絶縁膜上に書
    き込みワード線を形成する第3工程、該書き込みワード
    線上に第2絶縁膜を形成する第4工程、該第2絶縁膜、
    該書き込みワード線及び該第1絶縁膜を同時に加工して
    穴を形成する第5工程並びに該穴の内壁に書き込み用ト
    ランジスタのチャネル領域を構成する第1半導体薄膜と
    読み出し用トランジスタのチャネル領域を構成する第2
    半導体薄膜を形成する第6工程を少なくとも含み、書き
    込み用トランジスタと、電荷蓄積ノードを浮遊ゲートと
    する読み出し用トランジスタとを有する半導体記憶装置
    を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方
    法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の半導体記憶装置の製造
    方法において、上記第6工程の後に、上記第1半導体薄
    膜又は第2半導体薄膜の少なくとも一方を単結晶とする
    ために、上記ドレイン領域をシードとする加熱処理を行
    う工程を有することを特徴とする半導体記憶装置の製造
    方法。
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