JPH11207548A - 部材の加工装置と加工方法 - Google Patents

部材の加工装置と加工方法

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JPH11207548A
JPH11207548A JP1597598A JP1597598A JPH11207548A JP H11207548 A JPH11207548 A JP H11207548A JP 1597598 A JP1597598 A JP 1597598A JP 1597598 A JP1597598 A JP 1597598A JP H11207548 A JPH11207548 A JP H11207548A
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JP
Japan
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processing
correction
cutting
mold
distance
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Application number
JP1597598A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
博 高橋
Masayoshi Nomura
昌慶 野村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部材の加工時間を短縮でき、安価な設備で精
度のすぐれた部材の加工ができる部材の加工装置と加工
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、第1の加工手段(切断刃1
0)と第2の加工手段(第1の矯正型11、第2の矯正
型12)と、それぞれの加工時に部材4を保持する保持
手段とを備えた部材4の加工装置1であって、一つの主
動力源(可動盤2と固定盤3とを備えたプレス機)を有
し、このプレス機からそれぞれの加工手段と保持手段と
に必要な動力を伝達する動力伝達機構(ストロークカム
13、摺動ベース14等)が付加されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼材等の部材を切
断と、その切断部付近に段付け、リブ付け、突起付け、
曲げ等の矯正加工を同時に行うことができる部材の加工
装置と、その加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平9−57448号に
壁パネル及びその製造方法を提案している。上記壁パネ
ル及びその製造方法は、壁パネルを製造するための軸組
を、ヒュームの発生による有毒ガスのない作業環境下
で、金属枠体同志を接合して容易、確実に形成すること
を目的とし、図12に示すように、切断加工した一次加
工材である一方の部材4(溝形鋼)の端部のフランジ間
隔を、二次加工である絞り加工によって縮小し、図13
に示すように、この部材4の絞り部4Aを他方の切断さ
れた部材4Cの溝内に挿入し、絞り部4Aと切断された
部材4Cのそれぞれのフランジを重ね合わせ、このフラ
ンジの重ね合わせ部をプロジェクション溶接によって接
合するものである。なお、4Bはプロジェクション溶接
用の突起であり、4Dはプロジェクション溶接で接合さ
れた接合部である。
【0003】従来、このような壁パネルの軸組に使用す
る部材の加工において、切断部付近に矯正加工を必要と
する場合、通常のプレス切断機にて切断加工した一次加
工材に対し、別工程のプレス矯正加工機等にて、二次加
工を施して目的の形状を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては次のような問題がある。加工が一次と
二次の二工程に別れるため、加工時間が長く、それぞれ
の工程に加工装置を必要とするので、設備費用が高価に
なるという問題がある。また、二次加工の精度を上げる
ために、高精度位置決め機構が必要となるので、余分な
設備費用がかかるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたものであって、部材の加工時間を短
縮でき、安価な設備で精度のすぐれた部材の加工ができ
る部材の加工装置と加工方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、第1の加工手段と第2の加工手段と、それぞれの加
工時に部材を保持する保持手段とを備えた部材の加工装
置であって、一つの主動力源を有し、この主動力源から
それぞれの加工手段と保持手段とに必要な動力を伝達す
る動力伝達機構が付加されているものである。
【0007】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
部材の加工装置において、主動力源が、一組の定盤を有
するプレス機であり、一方の定盤と他方の定盤の盤面間
距離が相対的に変位可能になされているものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の部材の加工装置において、一方の定盤に付随する
手段と他方の定盤に付随する手段との手段間距離が、第
1の距離と、第1の距離と異なる第2の距離のいずれか
を選択可能になされ、第1の距離を選択すると、第1の
加工手段で部材の第1の加工が可能になされ、第2の距
離を選択すると、第1の加工手段に加えて第2の加工手
段で部材の第2の加工が可能になされているものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載の部材の加工装置において、第1の加工
手段が切断加工手段であり、第2の加工手段が矯正加工
手段である。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2〜4のい
ずれか1項記載の部材の加工装置において、切断加工手
段が一方の定盤に取り付けられ、切断動力伝達機構が一
方の定盤を他方の定盤側に移動させて切断動力を伝達す
る機構になされ、矯正加工手段が、他方の定盤に設置さ
れ部材を当接可能になされた第1の矯正型と、部材を第
1の矯正型と対になって挟む第2の矯正型とを備え、矯
正加工動力伝達機構が、一方の定盤に取り付けられた少
なくとも2段の段差付きカム面を有するストロークカム
と、定盤の移動に伴いこのストロークカムのカム面に沿
って移動する摺動ベースとからなり、第1の矯正型が摺
動ベースと連結され、定盤の盤面間距離を小とする方向
に変位させ、摺動ベースが前記第1の距離に設定された
1段目の段差を通過すると、第1の矯正型で部材が保持
されて切断加工手段により切断可能になされ、ついで、
摺動ベースが前記第2の距離に設定された2段目の段差
を通過すると、第1の矯正型が部材に当てがわれた第2
の矯正型の方向に向けて移動され、部材が第1の矯正型
と第2の矯正型との間に挟まれて押圧されることで矯正
加工動力が伝達され、部材の矯正加工が可能になされて
いるものである。
【0011】請求項6記載の本発明は、請求項5記載の
部材の加工装置において、切断刃の刃面が、第1のまた
は第2の矯正型の型端面に沿って当接せしめられながら
摺動可能になされ、型端面が切断刃の受け刃になされて
いるものである。
【0012】請求項7記載の本発明は、請求項5または
6のいずれか1項記載の部材の加工装置において、保持
手段が一対の第1の矯正型であり、部材が凹部を有し、
第1の加工の際に部材を一対の第1の矯正型で挟持して
保持し、第2の加工の際に第2の矯正型が部材の凹部の
中に挿入され、第1の矯正型と対になって部材を挟んで
保持するものである。
【0013】請求項8記載の本発明は、切断加工と矯正
加工を同時に行う部材の加工方法であって、第1の矯正
型に部材を当接し、第1の矯正型で部材を保持しなが
ら、保持した部材を切断する工程と、第1の矯正型を前
記保持位置からさらに第2の矯正型側に移動せしめ、部
材に第2の矯正型を当接し、第1の矯正型と第2の矯正
型との間に部材を挟んで押圧し、部材を所定の形状に矯
正加工する工程、とからなるものである。
【0014】(作用)請求項1記載の部材の加工装置
は、第1の加工手段と第2の加工手段とを備えた部材の
加工装置であって、一つの主動力源を有し、この主動力
源からそれぞれの加工手段に必要な動力を伝達する動力
伝達機構が付加されているから、第1と第2の加工を同
時に施すことができ、部材の加工時間を短縮できると同
時に、第1の加工と第2の加工との位置関係を一定にで
き、しかも、設備が安価となる。また、それぞれの加工
時に部材を保持する保持手段を備えているので、加工時
に部材が固定されて位置決めでき、精度のすぐれた部材
の加工ができる。
【0015】請求項2記載の部材の加工装置は、さら
に、主動力源が、一組の定盤を有するプレス機であるの
で、既成のプレス機を利用でき、設備費用が安価とな
る。
【0016】請求項3記載の部材の加工装置は、さら
に、一方の定盤に付随する手段と他方の定盤に付随する
手段の手段間距離が、第1の距離と、第1の距離と異な
る第2の距離のいずれかを選択可能になされ、第1の距
離を選択すると、第1の加工手段で部材の加工が可能に
なされ、第2の距離を選択すると、第1の加工手段に加
えて第2の加工手段で部材の加工が可能になされている
ので、一つの加工装置で適宜の加工を選択でき、設備費
用と設置場所の節減が図れる。また、部材を連続投入し
て適宜の加工を選択できる自動連続加工ラインに適合す
る。尚、第1の距離の動作とするか、第2の距離の動作
とするかは、定盤間距離の大小によって制御してもよい
し、動力伝達機構の一部の機構の移動距離を複数に選択
可能にしてこれにより制御してもよい。
【0017】請求項4記載の部材の加工装置は、第1の
加工手段が切断加工手段であり、第2の加工手段が矯正
加工手段であるから、切断加工と矯正加工を同時にで
き、部材の加工時間を短縮できる。
【0018】請求項5記載の部材の加工装置は、矯正加
工手段が第1の矯正型と第2の矯正型とを備え、矯正加
工動力伝達機構が少なくとも2段の段差付きカム面を有
するストロークカムと、カム面に沿って移動する摺動ベ
ースとからなる簡易な構造であるので、設備費用が安価
となる。さらにまた、第1の矯正型で部材が保持されて
部材の切断と矯正加工が可能になされているので、加工
時に部材が固定されて位置決めでき、精度のすぐれた部
材の加工ができる。
【0019】請求項6記載の部材の加工装置は、さら
に、切断刃の刃面が、型端面に沿って当接せしめられな
がら摺動可能になされ、型端面が切断刃の受け刃になさ
れているので、切断端面が精度よく仕上げられる。ま
た、切断端部からの寸法を一定にして切断端部近傍の矯
正加工ができる。
【0020】請求項7記載の部材の加工装置は、保持手
段が一対の第1の矯正型であり、部材が凹部を有し、第
1の加工の際に部材を一対の第1の矯正型で挟持して保
持し、第2の加工の際に第2の矯正型が部材の凹部の中
に挿入され、第1の矯正型と対になって部材を挟んで保
持するものであるから、それぞれの加工時に確実に部材
が保持されて位置決めでき、一層精度のすぐれた部材の
加工ができる。
【0021】請求項8記載の部材の加工方法は、切断加
工と矯正加工を同時に行う部材の加工方法であるから、
切断加工と矯正加工を同時にでき、部材の加工時間を短
縮できる。また、切断する工程が、第1の矯正型に部材
を当接し、第1の矯正型で部材を保持しながら、保持し
た部材を切断するものであるから、切断端面が精度よく
仕上げられる。さらにまた、矯正加工する工程が、第1
の矯正型を前記保持位置からさらに第2の矯正型側に移
動せしめ、部材に第2の矯正型を当接し、第1の矯正型
と第2の矯正型との間に部材を挟んで押圧し、部材を所
定の形状に矯正加工するものであるから、加工時に部材
が固定されて位置決めでき、矯正加工精度のすぐれた部
材の加工ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1〜図13は、本発明の一実施例であっ
て、図1は部材の加工装置の模式図、図2は図1のA−
A線における断面図、図3は部材と共に示す第1の矯正
型の配置状態を示す平面図、図4は第1の矯正型の斜視
図、図5はストロークカムの説明図、図6は切断加工時
の動作状態を示す加工装置の断面図、図7は図6のA−
A線における断面図、図8は矯正加工時の動作状態を示
す加工装置の模式図、図9は図8のA−A線における断
面図、図10は図6対応の要部拡大断面図、図11は図
8対応の要部拡大断面図、図12は加工後の部材の斜視
図、図13は図12に示す加工後の部材の使用状態を示
す斜視図である。
【0023】本実施例では、断面コ字形状の長尺鋼製の
部材4を、長手方向に二つに切断する切断加工と、二つ
に切断されたそれぞれの切断部付近に、段付けと突起付
け等の矯正加工とを行う部材4の加工装置1と、その加
工方法について、上記図面を参照しながら説明する。本
実施例の加工方法によって得られる加工後の部材4を図
12に示す。図において、左側のものは切断と矯正加工
の両方の加工がなされ、絞り加工部4Aと突起4Bが形
成されている。また、右側の部材4Cは切断加工だけな
されたものである。上記加工後の部材4、4Cは、図1
3に示すように、絞り加工部4Aを切断加工部材4Cの
溝の中に挿入し、突起4Bが形成された絞り加工部4A
と切断加工部材4Cとを重合し、プロジェクション溶接
機の電極間に挟み、重合部をプロジェクション抵抗溶接
して接合して接合部4Dを形成し、壁パネル等の軸組と
して使用するものである。
【0024】図において、1は部材の加工装置であっ
て、この加工装置1は、上記部材4を二つに切断する切
断加工手段と、二つに切断されたそれぞれの切断部付近
に、段付けと突起付け等の矯正加工を行う矯正加工手段
と、それぞれの加工時に部材4を保持する保持手段とを
備えた装置であって、一つの主動力源を有し、この主動
力源からそれぞれの加工手段と保持手段とに必要な動力
を伝達する動力伝達機構が付加されているものである。
【0025】上記の主動力源は、互いに平行な一組の定
盤、即ち可動盤2と固定盤3(図1参照)を有するプレ
ス機であり、可動盤2と固定盤3の盤面間距離が油圧シ
リンダー(不図示)により相対的に変位可能になされて
いるものである。
【0026】さらに、本実施例の加工装置1において
は、ストロークカム13のストロークが、切断された部
材4の一側と他側とで個別に選択できるようになされて
いる。例えば、ストライカー使用なら個別制御で、スト
ライカー不使用なら可動盤2の高低制御で部材4の加工
が選択される。すなわち、可動盤2と固定盤3の盤面間
距離L0(図1参照)が、第1の距離L1(図6参照)
と、さらに可動盤2を下方に降下させ第1の距離L1よ
り小となる第2の距離L2(図8参照)のいずれかを選
択可能になされている。第1の距離L1を選択すると、
切断加工手段で部材4の切断加工だけが可能になされ、
第2の距離L2を選択すると、切断加工に加えて矯正加
工手段で部材4の矯正加工も可能になされている。
【0027】以下に、図面を参照して、本実施例の加工
装置1を詳細に説明する。図1に示すように、加工装置
1は、プレス機の可動盤2と固定盤3との間に設置され
ている。5は上部取付け板であって、この上部取付け板
5は可動盤2にボルト等の固定具(不図示)により固定
されている。6は下部取付け板であって、この下部取付
け板6は固定盤3にボルト等の固定具(不図示)により
固定されている。7は支持板であって、この支持板7と
前記下部取付け板6との間に、後述する第1の矯正型1
1と摺動ベース14とが挿入されて設置されている。な
お、8はガイドピンであって、上部取付け板5の下面か
ら下方に垂設され、下部取付け板6と支持板7のガイド
孔に挿入され、位置決めのために設けられている。支持
板7と下部取付け板6とは、一体の金属塊を加工して一
体の物として製造したものであってもよい。
【0028】図1の加工装置1は、加工前の初期状態で
あって、可動盤2と固定盤3の盤面間距離がL0になさ
れている。切断加工手段である切断刃10が、上部取付
け板5の中央部に取り付けられ、可動盤2を降下させ固
定盤3側に移動させて切断動力を伝達する機構になされ
ている。
【0029】矯正加工手段は、一対の第1の矯正型1
1、11と、別の一対の第1の矯正型11a、11a
と、第2の矯正型12とから構成されている。第1の矯
正型11、11と、別の第1の矯正型11a、11aと
は、図3と図4に示すように、部材4の長手方向に沿っ
て並列配置され、第1の矯正型11、11の間と、第1
の矯正型11a、11aの間に部材4を挿入して保持可
能になされ、切断部の近傍を矯正加工できるようになっ
ている。また、第1の矯正型11、11aは、いずれも
下部取付け板6と支持板7との間に設置されている。
【0030】第2の矯正型12、12aは、上記第1の
矯正型11、11aとの協動で、切断端部に絞り加工部
4Aと、プロジェクション溶接用の突起4Bとを形成す
るものであって、可動盤2に取り付けられた取付け板5
に弾性コイルバネ122を介して可動盤2の移動方向に
摺動自在に取り付けられ、部材4の中に挿入して使用で
きるようになっている。なお、第2の矯正型12、12
Aの外面には、前記第1の矯正型11、11aの凹穴1
11と符号する凸部123が形成され(図10参照)、
部材4の外面にプロジェクション溶接用の突起4Bを形
成できるようになっている。
【0031】矯正加工動力伝達機構は、上部取付け板5
の両側周縁部に取り付けられたストロークカム13、1
3と、可動盤2の移動に伴いこのストロークカム13の
カム面130に沿って移動する摺動ベース14とからな
っている。そして、第1の矯正型11、11aは摺動ベ
ース14と連結軸15を介して連結されている。上記ス
トロークカム13は、図5に示すように、そのカム面1
30が、下方から第1の垂直面131と、傾斜面になさ
れた第1の段差132と、第2の垂直面133と、同じ
く傾斜面になされた第2の段差134と、第3の垂直面
135とを有している。
【0032】つぎに、上記の構成になされた部材4の加
工装置1の動作機構について、図1、図2と、図6〜図
11を参照して説明する。まず、図1と図2に示す可動
盤2の初期位置から可動盤2を降下させ、初期の盤面間
距離L0を小とする方向に変位させる。図6と図7に示
すように、摺動ベース14が第1の盤面間距離L1に設
定された1段目の段差132を通過すると、摺動ベース
14が第1の矯正型11の方に押され、第1の矯正型1
1、11(11a、11a)で部材4が保持される。上
記部材4の保持状態は、図10に示すようになってい
る。すなわち、第1の矯正型11、11で部材4を両側
から挟みこみ、この時点で第2の矯正型12が部材4の
中に挿入されている。また、この第1の矯正型11、1
1(11a、11a)で保持された部材4は、同時に、
取付け板5に取り付けられた切断刃10によって、可動
盤2の降下に伴い、切断されるようになる。
【0033】ついで、図8と図9に示すように、可動盤
2をさらに下方に降下せしめると、摺動ベース14が第
2の盤面間距離L2に設定された2段目の段差134を
通過する。すると、摺動ベース14が第1の矯正型11
の方にさらに押され、第1の矯正型11、11(11
a、11a)が、部材4の中に挿入された第2の矯正型
12の方向に向けて移動され、図11に示すように、部
材4が第1の矯正型11と第2の矯正型12との間に挟
まれて押圧されることで矯正加工動力が伝達され、部材
4の矯正加工がなされるようになっている。すなわち、
上記矯正加工では、部材4の切断部近傍で絞り加工され
た絞り加工部4Aと、プロジェクション溶接用の突起4
Bとが同時に形成される。
【0034】なお、図1に示す上記切断加工装置1にお
いて、16は部材4を下方から支持する下方支持部、1
7はこの下方支持部16の下端部に取り付けられた案内
部、18は摺動軸であり、この摺動軸18にはコイルバ
ネ19が取り付けられている。上記案内部17は、矯正
加工時には、図8に示すように、ガイドピン8で下方に
押され、下方支持部16を第1の矯正型11の外に移動
せしめることができるようになっている。
【0035】また、前記切断刃10は、剪断力で部材4
を切断するシヤリング刃で、その刃面が、第1の矯正型
11または第2の矯正型12の型端面に沿って当接せし
められながら摺動可能になされ、型端面が切断刃10の
受け刃になされている。
【0036】つぎに、上記部材4の加工装置1を使用し
て、切断加工と矯正加工を同時に行う部材4の加工方法
について説明する。本実施例の加工方法は、第1〜第3
の工程からなり、まず、第1工程では、図3、図4に示
すように、一対の第1の矯正型11、11の間と、第1
の矯正型11a、11aの間に、長尺の部材4を挿入す
る。図4の矢印に示す長手方向に部材4を挿入すると、
部材4の連続加工がし易い。
【0037】第2工程は部材4の切断工程であって、こ
の第2工程では、プレス機を稼働させ、可動盤2を第1
の距離である盤面間距離L1まで降下し、図6と図10
に示すように、第1の矯正型11と11aで部材4を保
持しながら、部材4の切断端面と符号する第2の矯正型
12の端面に沿って切断刃10の刃面を当接して滑ら
せ、保持した部材4を切断刃10で切断する。この第2
工程で、部材4の中に第2の矯正型12を挿入してお
く。
【0038】第3工程は矯正加工工程であって、この第
3工程では、図8と図11に示すように、可動盤2を第
2の距離である盤面間距離L2まで降下し、第1の矯正
型11、11aを前記保持位置からさらに第2の矯正型
12側に移動せしめて第1の矯正型11(11a)と第
2の矯正型12(12a)との間に部材4を挟んで押圧
し、部材4を絞り加工部4Aと突起4Bを形成して所定
の形状に矯正加工する。
【0039】上記の加工方法において、切断後の一方の
部材4または両方の部材4の端部について、第1と第2
の工程だけを選択し、部材4の切断加工だけ実施しても
よい。この場合、プレス昇降距離を変更可能にして、第
1の距離である盤面間距離L1を選択し、可動盤2が盤
面間距離L1に到達して部材4の切断加工がなされる
と、再び可動盤2が上昇して初期の位置、盤面間距離L
0に復帰する。すると、両方の部材4は矯正加工され
ず、切断加工だけなされる。また、プレス機の対応する
ストライカーを抜き差しすることにより、切断後の一方
の部材4の端部を切断加工だけ実施し、他方の端部は切
断と矯正の両方の加工が実施できるようにすることがで
きる。
【0040】(実施例の作用)本実施例の加工装置1と
加工方法は、切断加工と矯正加工を同時にでき、部材4
の加工時間を短縮できる。また、主動力源がプレス機で
あり、矯正加工手段が第1の矯正型11と第2の矯正型
12とを備え、矯正加工動力伝達機構が2段の段差付き
カム面130を有するストロークカム13と、カム面1
30に沿って移動する摺動ベース14とからなる簡易な
構造であるので、設備費用が安価となる。さらにまた、
第1の矯正型11で部材4を保持して、部材4の切断と
矯正加工するので、加工時の部材4を固定して位置決め
でき、精度のすぐれた部材4の加工ができる。
【0041】本実施例の加工装置1は、さらに、可動盤
2と固定盤3の盤面間距離が、第1の距離L1と、第1
の距離L1より小なる第2の距離L2のいずれかを選択
可能になされ、第1の距離L1を選択すると、切断刃1
0で部材4の切断加工が可能になされ、第2の距離L2
を選択すると、切断加工に加えて矯正加工手段で部材の
矯正加工が可能になされている。従って、一つの加工装
置1で適宜の加工を選択でき、設備費用と設置場所の節
減が図れる。また、部材4を連続投入して適宜の加工を
選択できる自動連続加工ラインに適合する。
【0042】本実施例の加工装置1は、さらに、切断刃
10の刃面が、型端面に沿って当接せしめられながら摺
動可能になされ、型端面が切断刃10の受け刃になされ
ているので、切断端面が精度よく仕上げられる。
【0043】本願発明は、上記実施の形態に限定されな
い。例えば、加工される部材は、断面コ字形状以外でも
よく、加工の種類も一種目の矯正と二種目の矯正の組み
合わせ、二種の切断の組み合わせ、複数の切断と複数の
矯正の組み合わせ、等のいずれであってもよい。また、
前記部材の加工方法において、プレス昇降距離を変更可
能にして、部材の加工を選択可能にしたが、このプレス
昇降距離を変更可能とする手段が、プレス機の対応する
ストライカーを抜き差しすることによりなされるもので
あってもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の部材の加工装置は、第1
と第2の加工を同時に施すことができ、部材の加工時間
を短縮できると同時に、設備が安価となる。また、それ
ぞれの加工時に部材を保持する保持手段を備えているの
で、加工時に部材が固定されて位置決めでき、精度のす
ぐれた部材の加工ができる。
【0045】請求項2記載の部材の加工装置は、さら
に、主動力源として既成のプレス機を利用するので、設
備費用が安価となる。
【0046】請求項3記載の部材の加工装置は、さら
に、一つの加工装置で適宜の加工を選択できるので、設
備費用と設置場所の節減が図れる。また、部材を連続投
入して適宜の加工を選択できる自動連続加工ラインに適
合する。
【0047】請求項4記載の部材の加工装置は、切断加
工と矯正加工を同時にでき、部材の加工時間を短縮でき
る。
【0048】請求項5記載の部材の加工装置は、矯正加
工動力伝達機構が、ストロークカムと摺動ベースとから
なる簡易な構造であるので、設備費用が安価となる。さ
らにまた、第1の矯正型で部材が保持されて部材の切断
と矯正加工が可能になされているので、加工時に部材が
固定されて位置決めでき、精度のすぐれた部材の加工が
できる。
【0049】請求項6記載の部材の加工装置は、さら
に、切断刃の刃面が、型端面に沿って当接せしめられな
がら摺動可能になされ、型端面が切断刃の受け刃になさ
れているので、切断端面が精度よく仕上げられる。
【0050】請求項7記載の部材の加工装置は、さら
に、保持手段が一対の第1の矯正型であり、部材が凹部
を有し、第1の加工の際に部材を一対の第1の矯正型で
挟持して保持し、第2の加工の際に第2の矯正型を部材
の凹部の中に挿入し、第1の矯正型と対になって部材を
挟んで保持するものであるから、それぞれの加工時に確
実に部材が固定されて位置決めでき、一層精度のすぐれ
た部材の加工ができる。
【0051】請求項8記載の部材の加工方法は、切断加
工と矯正加工を同時に行う部材の加工方法であるから、
切断加工と矯正加工を同時にでき、部材の加工時間を短
縮できる。また、切断する工程と、矯正加工する工程
が、加工時に部材を保持して加工するので、加工精度の
すぐれた部材の加工ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、部材の加工装置の
模式図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】部材と共に示す第1の矯正型の配置状態を示す
平面図である。
【図4】第1の矯正型の斜視図である。
【図5】ストロークカムの説明図である。
【図6】切断加工時の動作状態を示す加工装置の模式図
である。
【図7】図6のA−A線における断面図である。
【図8】矯正加工時の動作状態を示す加工装置の模式図
である。
【図9】図8のA−A線における断面図である。
【図10】図6対応の要部拡大断面図である。
【図11】図8対応の要部拡大断面図である。
【図12】加工後の部材の斜視図である。
【図13】図12に示す加工後の部材の使用状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 加工装置 2 可動盤 3 固定盤 4 部材 10 切断刃 11 第1の矯正型 12 第2の矯正型 13 ストロークカム 14 摺動ベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の加工手段と第2の加工手段と、そ
    れぞれの加工時に部材を保持する保持手段とを備えた部
    材の加工装置であって、一つの主動力源を有し、この主
    動力源からそれぞれの加工手段と保持手段とに必要な動
    力を伝達する動力伝達機構が付加されていることを特徴
    とする部材の加工装置。
  2. 【請求項2】 主動力源が、一組の定盤を有するプレス
    機であり、一方の定盤と他方の定盤の盤面間距離が相対
    的に変位可能になされていることを特徴とする請求項1
    記載の部材の加工装置。
  3. 【請求項3】 一方の定盤に付随する手段と他方の定盤
    に付随する手段との手段間距離が、第1の距離と、第1
    の距離と異なる第2の距離のいずれかを選択可能になさ
    れ、第1の距離を選択すると、第1の加工手段で部材の
    第1の加工が可能になされ、第2の距離を選択すると、
    第1の加工手段に加えて第2の加工手段で部材の第2の
    加工が可能になされていることを特徴とする請求項2記
    載の部材の加工装置。
  4. 【請求項4】 第1の加工手段が切断加工手段であり、
    第2の加工手段が矯正加工手段である請求項1〜3のい
    ずれか1項記載の部材の加工装置。
  5. 【請求項5】 切断加工手段が一方の定盤に取り付けら
    れ、切断動力伝達機構が一方の定盤を他方の定盤側に移
    動させて切断動力を伝達する機構になされ、 矯正加工手段が、他方の定盤に設置され部材を当接可能
    になされた第1の矯正型と、部材を第1の矯正型と対に
    なって挟む第2の矯正型とを備え、 矯正加工動力伝達機構が、一方の定盤に取り付けられた
    少なくとも2段の段差付きカム面を有するストロークカ
    ムと、定盤の移動に伴いこのストロークカムのカム面に
    沿って移動する摺動ベースとからなり、第1の矯正型が
    摺動ベースと連結され、 定盤の盤面間距離を小とする方向に変位させ、摺動ベー
    スが前記第1の距離に設定された1段目の段差を通過す
    ると、第1の矯正型で部材が保持されて切断加工手段に
    より切断可能になされ、ついで、摺動ベースが前記第2
    の距離に設定された2段目の段差を通過すると、第1の
    矯正型が部材に当てがわれた第2の矯正型の方向に向け
    て移動され、部材が第1の矯正型と第2の矯正型との間
    に挟まれて押圧されることで矯正加工動力が伝達され、
    部材の矯正加工が可能になされていることを特徴とする
    請求項2〜4のいずれか1項記載の部材の加工装置。
  6. 【請求項6】 切断刃の刃面が、第1のまたは第2の矯
    正型の型端面に沿って当接せしめられながら摺動可能に
    なされ、型端面が切断刃の受け刃になされていることを
    特徴とする請求項5記載の部材の加工装置。
  7. 【請求項7】 保持手段が一対の第1の矯正型であり、
    部材が凹部を有し、第1の加工の際に部材を一対の第1
    の矯正型で挟持して保持し、第2の加工の際に第2の矯
    正型が部材の凹部の中に挿入され、第1の矯正型と対に
    なって部材を挟んで保持することを特徴とする請求項5
    または6のいずれか1項記載の部材の加工装置。
  8. 【請求項8】 切断加工と矯正加工を同時に行う部材の
    加工方法であって、第1の矯正型に部材を当接し、第1
    の矯正型で部材を保持しながら、保持した部材を切断す
    る工程と、第1の矯正型を前記保持位置からさらに第2
    の矯正型側に移動せしめ、部材に第2の矯正型を当接
    し、第1の矯正型と第2の矯正型との間に部材を挟んで
    押圧し、部材を所定の形状に矯正加工する工程、とから
    なることを特徴とする部材の加工方法。
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