JPH11206221A - コンバインの冷暖房風送風装置 - Google Patents

コンバインの冷暖房風送風装置

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Publication number
JPH11206221A
JPH11206221A JP1710198A JP1710198A JPH11206221A JP H11206221 A JPH11206221 A JP H11206221A JP 1710198 A JP1710198 A JP 1710198A JP 1710198 A JP1710198 A JP 1710198A JP H11206221 A JPH11206221 A JP H11206221A
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JP
Japan
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air
cooling
grain
scraping
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP1710198A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Mikiji Hirota
幹司 廣田
Toshihiko Mizumoto
俊彦 水本
Koji Akita
浩二 秋田
Katsutoshi Takemura
勝利 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP1710198A priority Critical patent/JPH11206221A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刈取作業で穀稈を刈取り、及び刈取穀稈を掻
込、及び搬送のときに発生する塵埃を、作業運転する作
業者側への発生を防止させようとするものである。 【解決手段】刈取穀稈を掻込み、及び搬送する穀稈掻込
搬送装置13と、操作装置15、及び操縦席16との間
を仕切るべく上方へ向けて冷却風、又は暖房風を送風す
ると共に、該操縦席16の作業者に該冷却風、又は該暖
房風の一部を送風する冷暖房装置19を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刈取穀稈を掻込
み、及び搬送する穀稈掻込搬送装置と、操作装置、及び
操縦席との間を仕切るべく上方へ向けて冷却風、又は暖
房風を送風すると共に、該操縦席の作業者に該冷却風、
又は該暖房風の一部を送風する冷暖装置を設けた冷暖房
送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインで穀稈を刈取りする刈取作業
のときは、操作装置を操縦席に搭乗した作業者が走行操
作、及び刈取操作を行なうことにより、穀稈の刈取りが
行なわれ、刈取穀稈は穀稈掻込搬送装置で掻込み、及び
搬送されて、次工程である、例えば、脱穀工程へ供給さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈取作業で穀稈を刈取
り、及び刈取穀稈を掻込み、及び搬送のときに多量の塵
埃が発生して、作業者が不衛生であったり、又、この刈
取作業中に、刈取り時期、及び天候により、作業者が暑
かったり、寒かったりすることがあったが、この発明に
より、これを解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、刈取穀稈を掻込み及び搬送する穀稈掻込搬送装置1
3と、該穀稈掻込搬送装置13の横側に操作制御する操
作装置15と、該操作装置15側に作業者が搭乗する操
縦席16とを設けたコンバインにおいて、該穀稈掻込搬
送装置13と該操作装置15及び該操縦席16との間を
仕切るべく上方へ向けて冷却風、又は暖房風を送風する
と共に、該作業者に向けて該冷却風、又は該暖房風の一
部を送風する冷暖房装置19を設けたことを特徴とする
コンバインの冷暖房風送風装置の構成とする。
【0005】
【発明の作用】コンバインで穀稈を刈取りする刈取作業
のときは、操作装置15を操縦席16に搭乗した作業者
が走行操作、及び刈取操作を行うことにより、穀稈の刈
取りが行なわれ、刈取穀稈は穀稈掻込搬送装置13で掻
込、及び搬送され、次工程である、例えば、脱穀工程へ
供給される。
【0006】又、冷却風か、又は暖房風かに作業者によ
って、いずれかを選定することにより、冷暖房装置19
から、例えば、冷却風を選定すれば、冷却風が発生し、
穀稈掻込搬送装置13と操作装置15、及び操縦席16
との間を、この冷却風が下部から上方へ向けて送風され
ると共に、この冷却風の一部は、該操縦席16の作業者
に向けて送風される。
【0007】
【発明の効果】刈取穀稈を掻込み、及び搬送する穀稈掻
込搬送装置13と操作装置15、及び操縦席16との間
を、冷暖房装置19から発生する冷却風、又は暖房風が
上部へ向けて送風されることにより、エアーカーテンと
なり、掻込み、及び搬送中に発生する塵埃を遮断するこ
とにより、作業者は衛生的な刈取作業を行なうことがで
きると共に、冷暖房されることにより、刈取作業が容易
になる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
もとづいて説明する。自脱型コンバイン1に載置した脱
穀機2、この脱穀機2の前部に刈取機3、及び冷暖房風
が発生する冷暖房風送風装置4等を載置した状態を図示
して説明する。
【0009】尚、自脱型コンバイン1で説明するが、普
通型コンバインに冷暖房風送風装置4を載置した構成と
するもよい。前記コンバイン1の車台5の下部には、土
壌面を走行する左右一対の走行クローラ6を張設した走
行装置7を配設し、該車台5上部には、フィードチェン
8に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、この脱穀
された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク
9を設けた脱穀機2を載置している。
【0010】前記脱穀機2の前部には、前端位置から立
毛穀稈を分草する分草体10と、この分草された穀稈を
引き起こす引起装置11と、該分草体10後方の下部に
は、引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃装置12と、こ
の刈り取られた穀稈を後方へ搬送し、フィードチェン8
へ受渡しする穀稈掻込搬送装置13等を設けた刈取機3
を、油圧駆動による伸縮シリンダ14により、土壌面に
対して昇降自在に作用させる構成としている。
【0011】前記脱穀機2の横側の一側には、コンバイ
ン1の操作制御を行なう操作装置15と、作業者が搭乗
する操縦席16とを設け、この操縦席16の下部には、
エンジン17を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タ
ンク9を設置する。これら走行装置7、脱穀機2、刈取
機3、エンジン17等によって、該コンバイン1の機体
18を構成させている。
【0012】前記穀稈掻込搬送装置13は、刈刃装置1
2上部から脱穀機2前部の間に亘って、下部から上部へ
向けて傾斜状態に設けている。又、前部を刈取穀稈を掻
込する掻込部と、後部は、刈取穀稈を搬送チェンと挾持
杆とにより、挾持して搬送する搬送部とよりなる構成と
している。前記操縦席16の下部には、冷暖房風送風装
置4を設けている。この冷暖房送風装置4は、冷暖房装
置19、及びこの冷暖房装置19から発生して送風され
る冷却風、又は暖房風を拡散送風する拡散ノズル装置2
0を、連結パイプ20a等で連接して設けている。この
冷暖房装置19から発生して、該拡散ノズル装置20を
介して送風される冷却風、又は暖房風は、穀稈掻込搬送
装置13と操作装置15、及び操縦席16との間を、下
部が上部へ向けて送風させて、エアーカーテン状にし
て、該穀稈掻込搬送装置13で刈取穀稈を掻込、及び搬
送のときに発生する塵埃を仕切り、該操縦席16に搭乗
した作業者側には、この塵埃が行かないようにして、衛
生的な作業ができる構成である。又、これら冷却風、又
は暖房風の一部は該操縦席16に搭乗した作業者に向け
て送風すべく、該拡散ノズル装置20内に分散羽根を設
けて送風させ、作業者が快適な作業ができる構成として
いる。
【0013】前記冷暖房送風装置4の冷暖房装置19か
ら発生する冷却風、又は暖房風への切換制御は、操作装
置15に設けた切換手段の操作によって、切換できる構
成であり、又、該操作装置15に設けた温度設定手段の
操作によって、冷却風、又は暖房風の温度が設定できる
構成としている。前記冷暖房装置19に変えて、常温送
風装置21を設け、この常温送風装置21から常温風を
発生させて、この常温風を拡散ノズル装置20を経て送
風させて、エアーカーテン状態にする構成とするもよ
い。
【0014】図4、図5で示す如く、冷暖房装置19に
は、冷却風、又は暖房風の送風方向を変更できるよう
に、例えば、蛇腹方式で筒形状の送風筒22を連結し
て、穀粒掻込搬送装置13の反対側に設け、送風方向を
穀稈掻込搬送装置13と操作装置15、及び操縦席16
側への送風か、又は該操縦席16に搭乗した作業者への
送風かに変更可能な構成としている。
【0015】これにより、刈取作業時に発生する塵埃
は、操縦席16に搭乗した作業者側へ吹き返しを防止で
きて、不衛生な作業の防止をすると共に、作業者の作業
の快適性を向上させる。前記刈取機3の穀稈掻込搬送装
置13によって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取
られ搬送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機
2へ穀稈供給の有無を検出する穀稈センサ23を設ける
と共に、車台5の前端部に装架された走行用ミッション
ケース24の伝動経路中には、その出力回転数に基づく
走行車速を検出する車速センサ25を設けた構成として
いる。
【0016】前記脱穀機2は、上部側に脱穀室26と、
排塵処理室27と、二番処理室28とを設け、下部側に
選別室29を各々配置した構成である。該脱穀室26内
には、各種の多数の扱歯を植設して刈取穀稈を脱穀処理
する扱胴を前後方向に軸架内装した構成としている。平
面視前記脱穀室26の右側に平行し前部側に位置させた
二番処理室28内には、還元される未脱穀処理物(二番
物)を前方へ移送しながら処理し、選別室29へ漏下さ
せる多数の処理歯を植設した二番処理胴と、後部側に位
置させた排塵処理室27内には、該脱穀室26から供給
される一部の未脱穀処理物を再処理する多数の処理歯を
植設した排塵処理胴を同軸に軸架内装した構成としてい
る。
【0017】前記脱穀室26の平面視左側の扱ぎ口30
に沿って、刈取穀稈を挾持するフィードチェン8と、挾
持杆31とを配設すると共に、扱歯の外周縁下部から扱
胴カバー32までの間を包囲する扱網と、各処理歯の各
外周縁下部側を段差を付けて包囲する棒状部材を所定間
隔に設けた漏下具と、処理網を各々配設した構成であ
る。該排塵処理室27の移送終端部には、機体内へ向け
て、この排塵処理室27内で処理された藁屑、及び稈切
等の排塵物を排出する排出口(図示せず)を設けた構成
である。又、該脱穀室26の平面視後部側には、脱穀済
みの刈取穀稈が排稈となり、この排稈を排出する排稈口
33を設けた構成としている。
【0018】前記選別室29内には、扱網から漏下した
脱穀物と、漏下具、及び処理網から漏下した各処理物
と、排出口から排出された排塵物とを移送しながら揺動
して選別を行なう揺動選別棚を、扱胴の軸方向に沿わせ
て設けた構成としてる。前記揺動選別棚の移送方向始端
側(上手側)の下部には、送風羽根を回転自在に内装し
た送風機34を設け、この送風機34で選別風を起風
し、送風して穀粒と塵埃等とに風選別する構成としてい
る。
【0019】前記送風機34の下手側の先端部は、一番
選別棚から流下選別される一番穀粒を収容して一番螺旋
により、横送りする一番受樋の上手側と接続し、その下
手側は該一番選別棚の下端部と接続させ、この一番選別
棚の上端部近傍下側に、二番選別棚から流下選別される
未脱穀処理物(二番物)を収容して、二番螺旋により、
横送りする二番受樋の上手側上端部を適宜の間隔を設け
て位置させ、その下手側は、該二番選別棚の下端部近傍
下側に適宜の間隔を設けて重接状態に位置させ、この二
番選別棚の上端部は、機外へ開放させた構成としてい
る。
【0020】前記二番螺旋で横移りされた未脱穀処理物
(二番物)を引継いで、二番処理室28内へ揚送する揚
送螺旋を内装する二番還元筒35を脱穀機2の平面視右
側に斜設した構成としている。前記揺動選別棚の移送終
端部上方側には、送風機34の選別風と、該揺動選別棚
の揺動選別とによる選別塵埃を共に、機外へ排出する排
塵ファン36を設けた構成としている。
【0021】前記穀粒貯留タンク9内の底部に横送りす
る横移送螺旋(図示せず)を設けると共に、この横送り
された穀粒を引き継ぎし、方向変換する縦移送螺旋(図
示せず)を内装する排穀支持筒37を鉛直姿勢で回動可
能に支承して設け、この排穀支持筒37の上端部を支点
とし、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀
粒を排出する排出螺旋(図示せず)を内装した排出オー
ガ38を、上下回動、及び左右旋回可能に横方向へ配置
した構成としている。
【0022】前記脱穀機2で脱穀処理された刈取穀稈は
排稈となり、この排稈は該脱穀機2後部に設けたカッタ
装置39で所定長さに切断され、圃場面へ排出する構成
としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの右側全体側面図
【図2】コンバインの左側全体側面図
【図3】コンバインの全体正面図
【図4】他の実施例を示す図で、コンバインの右側全体
側面図
【図5】他の実施例を示す図で、コンバインの一部の正
面図
【符号の説明】
13 穀稈掻込搬送装置 15 操作装置 16 操縦席 19 冷暖房装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋田 浩二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 竹村 勝利 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取穀稈を掻込み及び搬送する穀稈掻込
    搬送装置13と、該穀稈掻込搬送装置13の横側に操作
    制御する操作装置15と、該操作装置15側に作業者が
    搭乗する操縦席16とを設けたコンバインにおいて、該
    穀稈掻込搬送装置13と該操作装置15及び該操縦席1
    6との間を仕切るべく上方へ向けて冷却風、又は暖房風
    を送風すると共に、該作業者に向けて該冷却風、又は該
    暖房風の一部を送風する冷暖房装置19を設けたことを
    特徴とするコンバインの冷暖房風送風装置。
JP1710198A 1998-01-29 1998-01-29 コンバインの冷暖房風送風装置 Pending JPH11206221A (ja)

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JP1710198A JPH11206221A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 コンバインの冷暖房風送風装置

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