JPH11299341A - 脱穀機の二番処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二番処理室内での未脱穀処理物の（二番物）
の停滞の防止、及び枝梗の除去を確実に行わせようとす
るものである。 【解決手段】未脱穀処理物（二番物）の供給を受けて移
送、又は脱穀処理する二番処理室２４に内装して設けた
二番処理胴２９の外周部３１には、移送始端部から順次
移送螺旋３２、処理歯３３、枝梗取板３４、及び排出羽
根３５を設けると共に、該枝梗取板３４が位置する該二
番処理室２４内には、移送抵抗になる抵抗板３７を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、未脱穀処理物
（二番物）の供給を受けて移送、又は脱穀処理する二番
処理室に内装して設けた二番処理胴の外周部には、移送
始端部から順次移送螺旋、処理歯、枝梗を除去する枝梗
取板、脱穀処理物を排出する排出羽根等を設けると共
に、該枝梗取板が位置する該二番処理室内には、移送抵
抗になる抵抗板を設けた二番処理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】脱穀室内で脱穀処理されなかった未脱穀
処理物（二番物）は、二番処理室の移送始端部へ供給さ
れ、この二番処理室に内装した二番処理胴の外周部に植
設した処理歯で移送しながら再度脱穀処理され、脱穀処
理済み脱穀物は、該二番処理室の移送終端部から横内側
へ向けて排出する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】二番処理室に内装した
二番処理胴には、処理歯のみが植設されていることによ
り、移送始端部での未脱穀処理物の移送が悪くなり、移
送始端部でこの未脱穀処理物が停滞することが発生し、
このために、この二番処理室へ移送供給する前段の、例
えば、二番還元筒の排出口の近傍で詰りが発生したり、
又、該二番処理室内で未脱穀処理物の枝梗付着粒の枝梗
の除去が充分に行われないことが発生していたが、この
発明により、これらの問題点を解決しようとするもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、脱穀室２２内で脱穀処理されなかった未脱穀処理物
（二番物）の供給を受ける二番処理胴２９を内装する二
番処理室２４等を設けた脱穀機において、該二番処理胴
２９の外周部３１に該未脱穀処理物の供給を受けて移
送、又は脱穀処理する移送始端部から順次移送螺旋３２
と、処理歯３３と、枝梗を除去する枝梗取板３４と、脱
穀処理物を排出する排出羽根３５等を設けると共に、該
枝梗取板３４が位置する該二番処理室２４を形成する機
壁３６の内側面には移送抵抗になる抵抗板３７を設けた
ことを特徴とする脱穀機の二番処理装置とした。

【０００５】

【発明の作用】脱穀室２２で脱穀処理されなかった未脱
穀処理物（二番物）は、二番処理室２４の移送始端部へ
供給され、この二番処理室２４に内装した二番処理胴２
９の外周部３１に各種設けた。まず移送始端部では、移
送螺旋３２で移送しながら一部は脱穀処理され、この未
脱穀処理物は、次に該外周部３１に植設した処理歯３３
で引継し、移送しながら再度脱穀処理され、この脱穀処
理物は、次に該外周部３１に装着した枝梗取板３４で引
継し、この枝梗取板３４と、移送しながら該二番処理室
２４を形成する機壁３６の内側面に装着した抵抗板３７
とにより、この脱穀処理物へ移送抵抗が付加され、この
脱穀処理物内に混入する枝梗付着粒の枝梗が除去され、
この枝梗が除去された脱穀処理物は、次に該外周部３１
に装着した排出羽根３５で引継して、該二番処理室２４
の移送終端部から横内側へ向けて排出する。

【０００６】

【発明の効果】二番処理室２４の移送始端部では、二番
処理胴２９の外周部３１に装着した移送螺旋３２によっ
て移送されることにより、移送始端部での未脱穀処理物
は停滞することがなくなり、又、移送終端近傍部では、
該二番処理胴２９の外周部３１に装着した枝梗取板３５
と機壁３６に装着したと抵抗板３７とにより、枝梗付着
粒の枝梗は確実に除去される。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン１に載置した脱穀機２に
内装した二番処理室２４、及びこの二番処理室２４に内
装する二番処理胴２９等によりなる二番処理装置を図示
して説明する。

【０００８】前記コンバイン１の車台４の下部には、土
壌面を走行する左右一対の走行クローラ５を張設した走
行装置６を配置し、該車台４上部には、フィードチェン
７に挾持されて搬送される刈取穀稈を脱穀し、この脱穀
された穀粒を選別回収して一時貯留する穀粒貯留タンク
８を設けた脱穀機２を載置している。前記脱穀機２の前
部には、前端位置から立毛穀稈を分草する分草体９と、
この分草された穀稈を引き起す引起装置１０と、引き起
された穀稈を刈り取る刈刃装置１１と、この刈り取られ
た穀稈を後方へ搬送し、フィードチェン７へ受渡しする
穀稈掻込搬送装置１２等を設けた刈取機１３は、油圧駆
動による伸縮シリンダ１４により、土壌面に対して昇降
自在に作用させる構成としている。

【０００９】前記脱穀機２の一側には、コンバイン１の
操作制御を行う操作装置１５と、作業者が搭乗する操縦
席１６とを設け、この操縦席１６の下部には、エンジン
１７を搭載すると共に、後方には、穀粒貯留タンク８を
設置する。これら走行装置６、脱穀機２、刈取機１３、
エンジン１７等によって、該コンバイン１の機体１８を
構成させている。

【００１０】前記刈取機１３の穀稈掻込搬送装置１２に
よって形成される穀稈搬送経路中には、刈り取られ搬送
される穀稈に接触作用することにより、脱穀機２へ穀稈
供給の有無を検出する穀稈センサ１９を設けると共に、
車台４の前端部に装架された走行用ミッションケース２
０の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速
を検出する車速センサ２１を設けた構成としている。

【００１１】前記脱穀機２は、図１〜図３で示す如く上
部側に脱穀室２２、排塵処理室２３、及び二番処理室２
４を設け、下部に選別室２５を各々配置した構成であ
る。該脱穀室２２内には、各種の多数の扱歯２６ａを植
設して穀稈を脱穀処理する扱胴２６を前後方向に、前側
機壁２７ａと中機壁２７ｂとに、扱胴軸２８で軸架内装
している。

【００１２】平面視前記脱穀室２２の右側に平行して前
部に位置させたた二番処理室２４内には、後述する二番
還元筒３０から還元される未脱穀処理物（二番物）を前
方へ移送、又は脱穀処理する二番処理胴２９の外周部３
１に各種の部品を設ける。まず移送始端部には、移送始
端部から所定距離の間は、移送しながら一部脱穀処理す
る移送螺旋３２を装着し、次に未脱穀処理物を引継し、
移送しながら再度脱穀処理する多数の処理歯３３を、所
定距離の間に植設し、次に脱穀処理物を引継し、移送し
ながらこの脱穀処理物内に混入する枝梗付着粒の枝梗を
除去する複数枚の枝梗取板３４を装着し、次に枝梗が除
去された脱穀処理物は、該二番処理室２４の移送終端部
から横内側へ向けて、下部の選別室２５へ排出する排出
羽根３５を装着した構成である。

【００１３】前記二番処理胴２９の枝梗取板３４が位置
する個所の二番処理室２４を形状する右側機壁３６の内
側面には、複数枚の抵抗板３７を設け、この抵抗板３７
で脱穀処理物に移送抵抗を付加する構成である。該二番
処理胴２９に移送螺旋３２を設けて、移送始端部での未
脱穀処理物の停滞を防止する構成とし、又、該枝梗取板
３４と該抵抗板３７とを設けたことにより、枝梗付着粒
の枝梗を確実に除去する構成である。該二番処理胴２９
の外径は、後述する排塵処理胴３８の外径より、小径と
した構成である。

【００１４】前記二番処理胴２９と、後部側に位置させ
た排塵処理室２３内には、脱穀室２２の後端部側から供
給される一部の未脱穀処理物を再処理する移送螺旋３８
ａ、及び多数の処理歯３８ｂを装着した排塵処理胴３８
とは、同軸の処理胴軸３９に連設させ、該脱穀室２２よ
り後方へ延出して、前側機壁２７ａと後側機壁２７ｃと
に、該処理胴軸３９で軸架内装した構成としている。

【００１５】前記二番処理室２４内には、還元される未
脱穀処理物（二番物）内に混入する穀粒を検出する穀粒
センサ２４ａを設けた構成であり、この穀粒センサ２４
ａは穀粒が当るとＯＮするＯＮ−ＯＦＦスイッチ方式で
あり、所定時間内のＯＮ回数により、二番物内に混入す
る穀粒量を検出する構成としている。前記脱穀室２２の
平面視左側の扱ぎ口２２ａに沿って、穀稈を挾持移送す
るフィードチェン７と、このフィードチェン７に穀稈を
挾持する挾持杆４０とを配設すると共に、扱胴２６の扱
歯２６ａの外周縁下部から扱胴カバー４１までの間を包
囲する扱網２２ｂと、二番処理胴２９の移送螺旋３２、
及び処理歯３３等の外周縁下側を包囲して、この二番処
理胴２９の後端部から排出口２４ｃ前端部までの間を張
設した半円形状の二番処理板２４ｂと、排塵処理胴３８
の移送螺旋３８ａ、及び処理歯３８ｂの外周縁下側を包
する前後方向に所定間隔に設けた漏下枠を外周枠で支持
した排塵漏下具２３ａとを各々配設し、又、右側の機壁
３６ｂの内側部には、これら二番処理胴２９、及び排塵
処理胴３８等を内装する排塵処理室２３、及び二番処理
室２４等を形成した構成である。

【００１６】前記排塵処理室２３の移送終端部には、こ
の排塵処理室２３内で処理された藁屑、及び稈切等の排
塵物を排出する排出口２３ｂを設けた構成としている。
前記選別室２５は、脱穀室２２で脱穀処理され、扱網２
２ｂから漏下した脱穀物と、二番処理室２４で処理さ
れ、この二番処理室２４の排出口２４ｃから排出される
処理物と、排塵処理室２３で処理され、排塵漏下具２３
ａから漏下した処理物と、該排塵処理室２３の排出口２
３ｂから排出された排塵物の一部とを移送しながら選別
する縦長の揺動選別装置３は、扱胴２６の軸方向に沿わ
せて前部を上手側にして、前端部に揺動支点３ａを設け
ると共に、後方へ向けて延長配設し、その後端部に設け
た揺動カム３ｂによって、揺動可能に架設した構成とし
ている。

【００１７】前記揺動選別装置３は、前部の移送棚４２
ａ、この移送棚４２ａの後側のチヤフシーブ４２ｂ、こ
のチヤフシーブ４２ｂの後側のストローラック４２ｃ、
及び該チヤフシーブ４２ｂの下側のグレンシーブ４２ｄ
等よりなる構成であり、該チヤシーブ４２ｂは移送角度
を調節可能に構成して漏下量を変更できる構成である。

【００１８】前記揺動選別装置３の移送始端部側（上手
側）には、送風ファン４３の送風胴４３ａに内装した複
数枚の送風羽根４３ｂの回転駆動により、選別風を起風
して選別風路４４ａへ送風する該送風ファン４３を配設
した構成としている。 前記揺動選別装置３のグレンシ
ーブ４２ｄの下方部には、このグレンシーブ４２ｄから
漏下した中選別物は、固定の一番選別棚４４上で送風フ
ァン４３からの選別風の送風により、一番穀粒を風選別
する一番選別部を設けると共に、前記ストローラック４
２ｃから漏下した荒選別物は、固定の二番選別棚４５ａ
上で、二番受樋４５の前側に設けた二番選別ファン４６
からの送風により、二番物を粗選別する二番選別部を設
け、該一番選別部と該二番選別部に、該送風ファン４
３、及び該二番選別ファン４６からの起風を各々送風し
て、一番選別、及び二番選別する構成である。

【００１９】前記送風胴４３ａ底板の下手側を直線状に
延長して送風吐出口の下唇部４３ｃを形成すると共に、
風割４７を設け、又、この下唇部４３ｃの先端部と、一
番選別棚４４から流下選別される一番穀粒を収容して一
番螺旋４８により、横送りする一番受樋４９の上手側と
接続し、その下手側は該一番選別棚４４の下端部と接続
させる。この一番選別棚４４の下側面と、二番受樋４５
の前側の流下棚先端部との間には、二番選別ファン４６
からの起風を送風する送風口４６ａを形成した構成であ
る。

【００２０】前記二番受樋４５の前後両側の流下棚から
流下する未脱穀処理物（二番物）を収容して、二番螺旋
５０により横送りする該二番受樋４５の後側の該流下棚
の先端部は、二番選別棚４５ａの下部の下側に重合させ
た構成であり、この二番選別棚４５ａの上端部は機外へ
開放させた構成である。前記二番螺旋５０で横移送され
た未脱穀処理物（二番物）を引継して、上方側の二番処
理室２４内へ揚送する。上端部に還元羽根（図示せず）
を設けると共に、揚送螺旋３０ａを内装した二番還元筒
３０を脱穀機２の平面視右側機壁３６の外側に斜設して
設け、この二番還元筒３０の還元口３０ｂは、揚送され
た二番還元物を該二番処理室２４の二番処理胴２９の後
端部位置へ還元すべく開口させた構成としている。

【００２１】前記揺動選別装置３のストローラック４２
ｃ上部には、送風ファン４３、及び二番選別ファン４６
の選別風と、該揺動選別装置３の揺動選別とによって選
別した選別塵埃と、該排塵処理室２３の排出口２３ｂか
ら排出される藁屑、及び稈切等の排塵物とを吸引して機
外へ排出する排塵ファン５１を設けた構成である。前記
穀粒貯留タンク８の一側部には、縦移送用の縦移送螺旋
５２ａを内装した排穀支持筒５２を設け、この排穀支持
筒５２の上端部を支点として、その全長がコンバイン１
の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋５３ａを
内装した排出オーガ５３は、上下回動、及び左右旋回可
能に前後方向へ配設した構成としている。

【００２２】図３で示す如く脱穀室２２の扱網２２ｂか
ら漏下した二番物内に混入する枝梗付着粒は、直接二番
処理室２４内へ還元する構成として、この二番処理室２
４内の二番処理胴２９に装置した枝梗取板３４と、右側
機壁３６に設けた抵抗板３７とにより、移送抵抗を付加
して、枝梗を除去する構成としている。これにより、脱
穀室２２内で発生した枝梗付着粒は、二番処理室２４内
で確実に、この枝梗が除去されることにより、後工程で
ある乾燥作業、及び籾摺作業等が容易になし、又、この
脱穀機２の選別性能が向上する。

【００２３】図１、及び図３で示す如く二番処理室２４
内には、この二番処理室２４の移送始端部から移送終端
部へ向けて、該二番処理室２４内へ突出する三角形状で
移送終端部を高さを順次高く形成する案内板５４は、右
側機壁３６内側面へ装着して設けた構成であり、この案
内板５４の下側面５４ａには、二番処理胴２９の回転駆
動により、枝梗付着粒が当接する構成であり、この当接
することにより、枝梗を除去する構成としている。

【００２４】これにより、前記案内板５４の下側面５４
ａに、枝梗付着粒は当接することにより、枝梗は確実に
除去されるし、又、この案内板５４は移送始端部を低く
した構成であり、これにより、二番還元筒３０から供給
される二番物は、二番処理室２４の移送始端部で停滞す
ることもなく、良好に移送される。図４〜図６で示す如
く、前記コンバイン１を左・右旋回を行うときには、刈
取機１３を上昇回動制御させた後に、左・右旋回を行う
パワステ操作レバー５５の操作で左、又は右に旋回する
構成であり、この左・右両方向への操作角度（θ）に連
動して、例えば、操作角度（θ）を大きく操作変更に伴
なって、送風ファン４３の送風羽根４３ｂを回転駆動す
る送風モータ４３ｄの回転数を大きく低速回転に変更し
て、この変更に伴なって該送風羽根４３ｂの回転数
（Ｎ）を大きく低速回転に変更制御する構成であり、操
作角度（θ）の大きさと、回転数（Ｎ）の低下量とは、
連動する構成としている。

【００２５】図６で示すフローチャートに沿って作用を
説明すると、コンバイン１で刈取作業が開始されてコー
ナで旋回を開始のときは（Ｓ−１０１）、刈取機１３が
上昇回動制御され（Ｓ−１０２）、旋回開始でパワステ
操作レバー５５が旋回に操作され（Ｓ−１０３）、送風
モータ４３ｄの回転数低下で送風羽根４３ｂ回転数が低
速回転変更され（Ｓ−１０４）、旋回終了で該パワステ
操作レバー５５が元の位置へ復元操作され（Ｓ−１０
５）、該送風羽根４３ｂが元の回転数に復元され（Ｓ−
１０６）、該刈取機１３が下降回動制御される（Ｓ−１
０７）。

【００２６】従来は、コーナでの旋回のときに、揺動選
別装置３上の穀粒が三番飛散粒として機外へ飛散するこ
の三番飛散穀粒量が多くなることがあったが、この発明
により、旋回のときは送風羽根４３ｂの回転数を低速回
転に変更することにより、三番飛散穀粒量を減少させる
ことができる。前記の図４、及び図５で示す如く構成に
おいて、前記パワステ操作レバー５５の操作のＯＮ−Ｏ
ＦＦを検出するセンサを設け、このセンサのＯＮ検出が
所定時間連続で操作装置１５に内装して設けたタイマで
検出すると、この検出に伴ない送風モータ４３ｄの回転
数を所定回転数低下制御して、この低下に伴なって送風
羽根４３ｂの回転数を所定回転数低下制御する構成であ
る。

【００２７】これにより、前記と同じように、三番飛散
穀粒量を減少させることができる。図４、図５、及び図
７で示す如く前記コンバイン１を左・右旋回を行うとき
には、刈取機１３を上昇回動制御させると共に、フィー
ドチェン７の回転駆動を入・切操作するチェン操作レバ
ー５６を切操作し、該フィードチェン７の回転駆動を停
止させた後に、左・右旋回を行うパワステ操作レバー５
５の左・右方向への操作で左、又は右に旋回する構成の
該コンバイン１では、該チェン操作レバー５６の切操作
により、送風モータ４３ｄの回転数を所定回転数低下制
御して、この低下に伴なって送風羽根４３ｂの回転数を
所定回転数低下制御する構成である。

【００２８】図７で示すフローチャートに沿って作用を
説明すると、コンバイン１で刈取作業が開始されてコー
ナで旋回を開始のときは（Ｓ−２０１）、刈取機１３が
上昇回動制御され（Ｓ−２０２）、チェン操作レバー５
６を切操作され（Ｓ−２０３）、送風モータ４３ｄの回
転数が所定回転数低下制御されて、送風羽根４３ｂの回
転数が所定回転数低下制御され（Ｓ−２０４）、旋回開
始でパワステ操作レバー５５を旋回に操作され（Ｓ−２
０５）、旋回終了で該パワステ操作レバー５５が元の位
置へ復元操作され（Ｓ−２０６）、該チェン操作レバー
５６を入操作され（Ｓ−２０７）、該送風羽根４３ｂが
元の回転数に復元され（Ｓ−２０８）、該刈取機１３が
下降回動制御される（Ｓ−２０９）。

【００２９】これにより、送風羽根４３ｂの回転数が低
下制御されることにより、三番飛散穀粒量を減少させる
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】要部の拡大平断面図

【図２】脱穀機の拡大側断面図

【図３】図２のＡ−Ａ拡大断面図

【図４】コンバインの全体側面図

【図５】コンバインの操作装置部の拡大正面図

【図６】他の実施例を示す図で、フローチャート図

【図７】他の実施例を示す図で、フローチャート図

【符号の説明】

２２ 脱穀室 ２４ 二番処理室 ２９ 二番処理胴 ３１ 外周部 ３２ 移送螺旋 ３３ 処理歯 ３４ 枝梗取板 ３５ 排出羽根 ３６ 機壁 ３７ 抵抗板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 脱穀室２２内で脱穀処理されなかった未
   脱穀処理物（二番物）の供給を受ける二番処理胴２９を
   内装する二番処理室２４等を設けた脱穀機において、該
   二番処理胴２９の外周部３１に該未脱穀処理物の供給を
   受けて移送、又は脱穀処理する移送始端部から順次移送
   螺旋３２と、処理歯３３と、枝梗を除去する枝梗取板３
   ４と、脱穀処理物を排出する排出羽根３５等を設けると
   共に、該枝梗取板３４が位置する該二番処理室２４を形
   成する機壁３６の内側面には移送抵抗になる抵抗板３７
   を設けたことを特徴とする脱穀機の二番処理装置。