JP2003023842A - 脱穀機 - Google Patents

脱穀機

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JP2003023842A
JP2003023842A JP2001218436A JP2001218436A JP2003023842A JP 2003023842 A JP2003023842 A JP 2003023842A JP 2001218436 A JP2001218436 A JP 2001218436A JP 2001218436 A JP2001218436 A JP 2001218436A JP 2003023842 A JP2003023842 A JP 2003023842A
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threshing
cleaning
sorting
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Masaji Nakai
正司 中井
Yasushi Ihara
靖 井原
Yoshiyuki Kamito
伊之 上戸
Kazuo Toyoda
和男 豊田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二番処理室内へ還元されて再脱穀処理された脱
穀処理物を、下側の揺動選別装置上へ均等に漏下させよ
うとすると共に、この二番処理室、及び排塵処理室の掃
除と、二番網、及び排塵網を着脱する二番掃除口と、排
塵掃除口とを設けて、掃除、及び着脱を容易にしようと
するものである。 【解決手段】二番処理室9に内装した二番胴9aの二番
処理爪9b外周部より、選別室30の一方側を形成する
右側板5bを右側へ位置させて設けると共に、二番処理
室9、及び排塵処理室8の掃除と、二番・排塵処理室
9,8の下側に設けた二番網9d、及び排塵網8dの着
脱とを行う二番・排塵掃除口11、10を右側板5bを
設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀稈を脱穀する
脱穀室の下部に設けて穀粒と、藁屑等に選別する選別室
の一方側を形成する右側板の位置は、脱穀室の右横側前
部に設けた二番物を処理する二番処理室に内装した二番
胴の二番処理爪外周部より、右側へ位置させて設けた技
術であり、脱穀機へ利用できる。
【0002】
【従来の技術】脱穀機を載置したコンバインで立毛穀稈
の収穫作業は、コンバインの走行車台の前部に設けた刈
取機で立毛穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈は、この
刈取機で後方上部へ移送され、走行車台の上側に載置し
た左・右側板、と前後側板と、中仕切板と、後仕切板等
で箱体に形成した脱穀機のフィードチエンと、挟持杆と
で引継ぎされ、これらフィードチエンと、挟持杆とで挟
持されて、脱穀機の上部に設けた脱穀室内を挟持移送中
に脱穀され、脱穀済み穀粒、及び一部の藁屑等はこの脱
穀室から下部の選別室内に設けて、穀粒と、藁屑等とに
揺動選別する揺動選別装置へ供給される。
【0003】又、排塵物は前記脱穀室からこの脱穀室の
右横側で前部に二番処理室と、後部に排塵処理室とを形
成した、この排塵室内へ排塵物は供給され、再度脱穀処
理され、再脱穀処理された一部の穀粒は、及び藁屑等は
排塵処理室から選別室内に設けて、揺動選別する揺動選
別装置へ供給される。再脱穀処理された大半の藁屑は機
外へ排出される。
【0004】更に未脱穀物である二番物は、前記脱穀機
の右横側へ斜設した、二番還元装置で揚送移送されて、
排塵処理室の前側に設けた二番処理室内へ揚送還元さ
れ、この二番処理室内の二番胴の二番処理爪で再脱穀処
理され、再脱穀処理された一部の穀粒、及び藁屑はこの
二番処理室から選別室内に設けて、揺動選別する揺動選
別装置へ供給される。この二番処理室を形成する一方側
の右側板は、脱穀室の下側の選別室を形成する一方側の
右側板より、所定距離右外側へ位置させている。
【0005】前記脱穀室、排塵処理室、及び二番処理室
から選別室内の揺動選別装置へ供給された脱穀物、及び
再脱穀処理物は、揺動選別、及び風選別される。選別済
み穀粒は穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留され
る。又、選別された藁屑、塵埃、及び稈切等は機外へ排
出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】穀粒と、藁屑等に揺動
選別する揺動選別装置を内装した選別室の一方側を形成
する右側板の位置より、二番胴を内装して二番物を再脱
穀処理する二番処理室を形成する右側板の位置を所定距
離右外側へ位置させて設けたことにより、二番処理室内
で再脱穀処理され、再脱穀処理された一部の穀粒、及び
藁屑等は揺動選別装置の右側へ片寄って漏下供給される
事が多くなり、このために、揺動選別性能が低下するこ
とが発生していた。又、右側板には、排塵処理室の下側
に設けた排塵網、及び二番処理室の下側に設けた二番網
等を着脱したり、掃除したりする排塵掃除口、及び二番
掃除口を設けていないことにより、これらの各作業を容
易に行うことができなかったが、この発明により、これ
らの問題点を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、請求項1に記載の発明においては、前・後側板4
a,4bと、左・右側板5a,5bと、中仕切板6a
と、後仕切板6b等で箱体3を形成して、該箱体3内上
部に穀稈を脱穀する脱穀室7と、該脱穀室7の右側後部
に排塵物を処理する排塵処理室8と、前部に二番物を処
理する二番処理室9と、脱穀室7下部の選別室30内に
穀粒と藁屑等に揺動選別する揺動選別装置31等を設け
た脱穀機において、選別室30の一方側を形成する右側
板5b位置は、二番処理室9に内装した二番胴9aの二
番処理爪9b外周部より、右側へ位置させて設けたこと
を特徴とする脱穀機としたものである。
【0008】請求項2に記載の発明においては、前記排
塵処理室8及び二番処理室9の一方側を形成する右側板
5bには、排塵掃除口10と、二番掃除口11とを設け
ると共に、該排塵・二番掃除口10,11部から排塵処
理室8下側の排塵網8d及び二番処理室9下側の二番網
9dを個別に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項
1に記載の脱穀機としたものである。
【0009】請求項3に記載の発明においては、二番掃
除口11の前後方向位置は前側板4aと、中仕切板6a
との間に亘り、又、上下方向位置は二番還元装置12の
上部の二番排出筒13bの下部位置と、二番網9dの下
部位置との間に亘って設けたことを特徴とする請求項
1、又は請求項2に記載の脱穀機としたものである。
【0010】請求項4に記載の発明においては、二番掃
除口11の前後方向位置は揺動選別装置31の前部に前
後方向に設けた移送棚32aの全域に亘って設けたこと
を特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3に
記載の脱穀機としたものである。
【0011】
【発明の作用】請求項1に記載の発明においては、脱穀
機を載置したコンバインで立毛穀稈の収穫作業は、コン
バインの走行車台の前部に設けた刈取機で立毛穀稈は刈
取りされ、この刈取り穀稈は、この刈取機で後方上部へ
移送されて、走行車台の上側に載置した前・後側板4
a,4bと、左・右側板5a,5bと、中仕切板6a
と、後仕切板6b等で箱体3に形成した脱穀機のフィー
ドチエンと、挟持杆とで引継ぎされ、これらフィードチ
エンと、挟持杆とで挟持移送されて、脱穀機の上部に設
けた脱穀室7内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済み穀
粒、及び一部の藁屑等はこの脱穀室7から下部の選別室
30内に設けて、穀粒と、藁屑等とに揺動選別する揺動
選別装置31へ供給される。
【0012】前記脱穀室7下部の選別室30の一側部を
形成する右側板5bの位置は、脱穀室7の右側前部に二
番処理室9を設け、後部に排塵処理室8を設けたこの二
番処理室9に内装した二番胴9aの二番処理爪9bの外
周部より、右側へ位置させて設けている。脱穀室7から
排塵処理室8内へ供給され排塵物は、この排塵処理室8
内で再度脱穀処理され、一部の穀粒、及び藁屑等は排塵
網8dから漏下して選別室30内に設けて、揺動選別す
る揺動選別装置31へ供給される。再脱穀処理された大
半の藁屑は機外へ排出される。
【0013】更に未脱穀物である二番物は、前記脱穀機
の右横側へ斜設した二番還元装置12で揚送移送され
て、この二番還元装置12上側の二番排出筒13bか
ら、排塵処理室8の前側に設けた二番処理室9内へ揚送
還元され、この二番処理室9に内装した二番胴9aの二
番処理爪9bで再脱穀処理され、下側に設けた二番網9
dから漏下して、選別室30内に設けて、揺動選別する
揺動選別装置31へ供給される。
【0014】前記脱穀室7、排塵処理室8、及び二番処
理室9から選別室30内の揺動選別装置31へ供給され
た脱穀物、及び再脱穀物は、揺動選別、及び風選別され
る。選別済み穀粒は穀粒貯留タンク内へ供給されて一時
貯留される。又、選別された藁屑、塵埃、及び稈切等は
機外へ排出される。
【0015】請求項2、又は請求項3、又は請求項4に
記載の発明においては、収穫作業中に排塵処理室8、及
び二番処理室9に不具合が発生したり、又は作業終了後
に排塵処理室8、排塵網8d、二番処理室9、二番網9
d、揺動選別装置31、及び移送棚32a等に残った
り、又は引掛っている藁屑、塵埃、及び稈切等を除去す
る掃除を行うときには、排塵処理室8、及び二番処理室
9の一方側を形成する右側板5bの排塵処理室8部と、
二番処理室9部とには、排塵掃除口10と、二番掃除口
11とを設けている。この二番掃除口11の前後方向位
置は前側板4aと、中仕切板6aとの間で、更に揺動選
別装置31の前部に前後方向に設けた移送棚32aの全
域に亘り、又、上下方向位置は二番還元装置12の上部
の二番排出筒13b下部位置と、二番網9dの下部位置
との間に亘って設けている。
【0016】前記排塵掃除口10、及び二番掃除口11
に個別に設けた排塵・二番掃除口蓋を取り外して、排塵
・二番掃除口10,11部から個別に排塵網8dと、二
番網9dとを取り外し、この排塵・二番網8d,9dを
掃除すると共に、排塵・二番処理室8,9内を掃除し、
更に二番掃除口11部から揺動選別装置31の移送棚3
2a部、及びチャフシーブ部等を掃除する。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、立毛
穀稈を脱穀する脱穀室7の下部には、穀粒と、藁屑等に
揺動選別する揺動選別装置31を内装する選別室30を
設け、この選別室30の一方側を形成する右側板5bの
位置は、脱穀室7の右横側前部に設けた二番処理室9に
内装した二番胴9aの二番処理爪9bの外周部より、右
側へ位置させて設けたことにより、二番処理室9下側の
二番網9dから漏下して、揺動選別装置31上へ落下供
給される再脱穀処理物は右側へ片寄って供給されること
がなくなり、左右方向へ均等に落下供給されることによ
り、選別性能が向上する。又、脱穀室7部の全巾より、
選別室30の全巾が広くなることにより、安定した形状
の脱穀機とすることができる。
【0018】請求項2に記載の発明においては、排塵処
理室8、及び二番処理室9の一方側を形成する右側板5
bには、これら排塵・二番処理室8,9へ個別に排塵掃
除口10と、二番掃除口11とを設けたことにより、排
塵処理室8下側の排塵網8d、及び二番処理室9下側の
二番網9dは簡単に着脱できることにより、これら排塵
・二番処理室8,9及び排塵・二番網8d,9dの掃除
が簡単であると共に、メンテナンスが向上する。
【0019】請求項3に記載の発明においては、排塵処
理室8部には、排塵掃除口10を、又、二番処理室9部
には、二番掃除口11を設け、これらの排塵・二番掃除
口10,11を大型に形成したことにより,排塵処理室
8部,及び二番処理室9部の周辺の掃除性能の向上を図
ることができる。
【0020】請求項4に記載の発明においては、二番処
理室9部に設けた二番掃除口11は、揺動選別装置31
の前端部に設けた移送棚32aの全域に亘って設けたこ
とにより、この移送棚32a上へ脱穀機を空運転した後
に、残る穀粒、及び藁屑等の除去が容易であると共に、
濡れた穀稈を収穫作業したときには、移送棚32a上へ
藁屑等が付着することがあるが、この付着した藁屑等の
除去が容易である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行車台14の上側
へ載置して、穀稈を脱穀する脱穀機2の上部には、脱穀
室7を設け、この脱穀室7の横側後部には、排塵物を再
脱穀処理する排塵処理室8を設けると共に、前部には、
二番物を再脱穀処理する二番処理室9を設け、これら排
塵・二番処理室8,9を形成する一側部の右側板5bに
は、排塵掃除口10と、二番掃除口11等を設けた構成
である。これら排塵・二番処理室8,9、及び排塵・二
番掃除口10,11を主に図示して説明する。
【0022】前記コンバイン1の走行車台14の下側に
は、図12で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行
クローラ15aを張設した走行装置15を配設し、走行
車台14の上側には、脱穀機2を載置した構成である。
走行車台14の前側の刈取機16で立毛穀稈を刈取り
し、この刈取り穀稈は、この刈取機16で後方上部へ移
送され、脱穀機2のフィードチエン17aと挟持杆17
bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。
脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機2の右横側に配設し
た穀粒貯留タンク18内に一時貯留される。
【0023】前記走行車台14の前側には、図12で示
す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド1
9a、及び分草体19bと、立毛穀稈を引起す引起装置
20aと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装
置21の掻込装置21aと、掻込された穀稈を刈取る刈
刃装置20bと、刈取りされた穀稈を挟持移送して脱穀
機2のフィードチエン17aと、挟持杆17bとへ受渡
しする穀稈掻込移送装置21の根元・穂先移送装置22
a,22b等からなる刈取機16を設けている。該刈取
機16は、油圧駆動による伸縮シリンダ23により、土
壌面に対して昇降自在に移動する構成である。
【0024】前記刈取機16の前方下部から後方上部へ
傾斜する支持杆24aの上端部には、左右方向の支持パ
イプ杆24bを設け、この支持パイプ杆24bを走行車
台14の上側面に設けた支持装置24cで回動自在に支
持させて、伸縮シリンダ23の作動により、刈取機16
は支持パイプ杆24bを回動中心として、上下に回動す
る構成である。
【0025】前記脱穀機2側の前部には、図12で示す
如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操
作を行う操作装置25aと、これらの操作を行う作業者
が搭乗する操縦席25bとは、操作室フレーム26aで
形成した操作室26b内に設け、この操縦席25bの下
側で、走行車台14の上側面には、エンジン27を載置
すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク18を配設す
る。これら走行装置15と、刈取機16と、脱穀機2
と、エンジン27等により、コンバイン1の機体1aを
形成した構成である。
【0026】前記刈取機16の穀稈掻込移送装置21に
よって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送
される穀稈に接触作用することにより、脱穀機2へ穀稈
の供給の有無を検出する穀稈センサ16aを設けた構成
である。前記走行車台14の前端部に装架された走行用
のミッションケース27a内の伝動機構の伝動経路中に
は、その出力回転に基づいて、走行車速を検出するポテ
ンションメータ方式の車速センサ27bを設けた構成で
ある。
【0027】前記脱穀機2は、図10、及び図11で示
す如く前・後側板4a,4bと、左・右側板5a,5b
で箱体3に形成すると共に、この箱体3内には、脱穀室
7を形成する後側に後仕切板6bを設けると共に、この
後仕切板6bの所定距離前部には、中仕切板6aを設
け、これら中・後仕切板6a,6b間には、脱穀室7か
ら脱穀処理物の一部を排塵処理室8内へ供給する排塵供
給口28を形成した構成である。
【0028】前記箱体3の上部には、図10、及び図1
1で示す如く脱穀室7を設け、この脱穀室7の上側に
は、扱胴カバー45を設けている。この脱穀室7内に
は、多種類で多数本の扱歯7bを植設した扱胴7aを回
転自在に軸支すると共に、扱胴7aの扱歯7bの回転外
周の下側部には、脱穀済み穀粒、及び発生した一部の藁
屑等が、後述する選別室30へ漏下する脱穀網7cを張
設した構成である。
【0029】前記脱穀室7の右横側の後方部には、この
脱穀室7内で脱穀されなかった未脱穀物(排塵物)を排
塵供給口28から供給を受け、再脱穀する排塵処理室8
を設け、この排塵処理室8内には、排塵螺旋プレート8
b、及び複数枚の排塵排出板8cを固着した排塵胴8a
を回転自在に軸支すると共に、排塵胴8aの排塵螺旋プ
レート8bの回転外周の下側部には、再脱穀処理した穀
粒、及び一部の藁屑等が選別室30へ漏下する排塵網8
dを張設した構成である。この排塵処理室8の移送終端
部には、再脱穀処理した藁屑等を主に排出する排塵排出
口29aを設けた構成である。
【0030】前記排塵処理室8の前側には、二番物の供
給を受けて、再脱穀処理する二番処理室9を設け、この
二番処理室9内には、複数個の二番処理爪9b、及び二
番排出板9cを固着した二番胴9aを回転自在に軸支す
ると共に、二番胴9aの二番処理爪9bの回転外周の下
部には、二番網9dを張設した構成である。この二番処
理室9の移送終端部には、再脱穀物を選別室30へ排出
する二番排出口29bを設けた構成である。
【0031】前記脱穀室7の下側に設けた選別室30内
には、穀粒と、藁屑、及び稈切とに揺動選別する揺動選
別装置31を揺動自在に吊り下げ状態に設けた構成であ
る。この揺動選別装置31は前部より、順次移送棚32
a、チャフシーブ32b、ストローラック32c、揺動
選別棚32dを設けると共に、シャフシーブ32bの下
側には、グレンシーブ32eを設けた構成である。シャ
フシーブ32bの傾斜角度は調節可能として、漏下量を
調節できる構成である。
【0032】前記揺動選別装置31の下側前部には、送
風羽根33aを回転自在に内装した選別送風機33を設
け、この選別送風機33の送風羽根33aから発生する
起風を送風して、穀粒と藁屑とに風選別する構成であ
る。前記選別送風機33の後側には、一番螺旋34aを
回転自在に内装した一番受樋34を設け、この一番受樋
34の前側上端部と、選別送風機33とは接続した構成
であると共に、後側には、一番選別棚34bを設けた構
成である。
【0033】前記一番受樋34の後側には、二番螺旋3
5aを回転自在に内装した二番受樋35を設け、この二
番受樋35の前側上端部は一番選別棚34bの下側へ重
合させると共に、後側上端部は揺動選別装置31の揺動
選別棚32dの下側に重合させた構成である。
【0034】前記二番受樋35の前側には、補助送風機
36を設け、この補助送風機36から発生する起風は、
二番受樋35の前側の上部に設けた送風口35bから送
風し、二番物を風選別する構成である。前記一番受樋3
4の一番螺旋34aの移送終端部には、一番揚送螺旋3
4dを回転自在に内装した一番揚穀筒34cを設けて接
続させた構成であり、選別済み穀粒を揚送して、穀粒貯
留タンク18内へ供給する構成である。
【0035】前記二番受樋35の二番螺旋35aの移送
終端部には、二番還元装置12を設けて接続させた構成
であり、この二番還元装置12は二番還元筒13aと、
二番排出筒13bと、これら二番還元筒13a、及び二
番排出筒13bへ回転自在に内装した二番還元螺旋13
c等よりなる構成である。
【0036】前記二番還元装置12は、図2〜図4、及
び図10で示す如く脱穀機2の右側板5bの外側へ上方
前部へ傾斜させて設け、二番螺旋35aで移送され二番
物を、二番還元螺旋13cで引継ぎ揚送して、二番処理
室9内へ還元する構成である。
【0037】前記二番還元装置12の二番還元筒13a
の下端部は、脱穀機2の右側板5bに設けた受メタル
(図示せず)の外周部へ挿入して、ボルト等で装着した
構成であり、この二番還元筒13aの上下方向略中間部
は、右側板5bに設けた支持板37で支持させると共
に、上部の二番排出筒13bは二番処理室9を形成する
一方側の右側板5bへボルト、及びナット等によって、
装着した構成である。
【0038】前記揺動選別装置31を内装する選別室3
0を形成する一方側の右側板5bの位置は、図1〜図4
で示す如く脱穀室7の右横側前部に設けた二番胴9aを
内装する二番処理室9を形成する一方側の右側板5b、
及び二番胴9aの二番処理爪9bの外周部位置より、右
外側部へ位置させて設けた構成である。
【0039】これにより、前記二番処理室9下側の二番
網9dから漏下して、選別室30内へ内装した揺動選別
装置31上へ落下供給される再脱穀処理物は、右側へ片
寄って供給されることがなく、左右方向へ均等に落下供
給されることにより、選別性能が向上する。又、脱穀室
7部の全巾より、下部である選別室30部の全巾が広く
なることにより、安定した脱穀機2を構成することがで
きる。
【0040】前記後仕切板6bから右側の右側板5bに
おいて、図13〜図15で示す如く他の部材より、強度
のある。例えば、板厚を厚くした補強部材6cを前後方
向に設けた構成である。前記補強部材6cの前部は中仕
切板6aで支持させると共に、後述する排塵ファン38
のファンケーシング38aには、支持パイプ38bを固
着して設け、この支持パイプ38bに固着して設けた支
持板38cには、補強部材6cをボルト、及びナット等
によって、着脱自在に装着した構成である。
【0041】これにより、前記右側板5b部の強度アッ
プと、取付け部の強化との両方を行うことができる。前
記選別室30を形成する一方側の右側板5bの位置は、
図16〜図18で示す如く二番処理室9を形成する一方
側の右側板5bの位置より、右側へ位置させると共に、
二番胴9aの右側下部から上部までの間は、この二番胴
9aの二番処理爪9bの回転外周に沿わせて、円形状に
形成すると共に、二番胴9aの中央上部から上端部まで
の間は、略垂直状態に右側板5bを形成した構成であ
る。
【0042】前記垂直部の右側板5b部と、脱穀室7と
の間を通って、この脱穀網7cの上部から排塵処理室8
内へ供給される脱穀物は、この排塵胴9a部へ落下する
構成である。又、排塵網8dは排塵胴7aの下側の略半
分に張設した構成である。これにより、前記排塵処理室
8に内装した排塵胴8aの処理能力を、大巾に向上させ
ることができる。
【0043】前記二番処理室9の一方側を形成する右側
板5bには、図5〜図9で示す如く排塵処理室8部で、
前後方向は後側板4b、後仕切板6bとの間に、又、上
下方向は右側板5bの折曲部から排塵網8dの下方部ま
での間に亘り、所定巾の大型形状の排塵掃除口10を設
けた構成である。又、二番処理室9の一方側を形成する
右側板5bには、図5〜図9で示す如く二番処理室9部
で、前後方向は前側板4aと、中仕切板6aとの間に、
又、上下方向は二番還元装置12の二番排出筒13bの
下側部から二番網9dの下方部までの間に亘り、所定巾
の大型形状の二番掃除口11を設けた構成である。
【0044】前記排塵掃除口10部より、排塵処理室8
内の清掃、及びこの排塵処理室8の下部に設けた排塵網
8dを着脱自在な構成である。又、二番掃除口11部よ
り、二番処理室9内の清掃、及びこの二番処理室9の下
部に設けた二番網9dを着脱自在な構成である。
【0045】前記排塵・二番掃除口10,11の外側に
は、下端部が挿入式で、正面視L字状の排塵・二番掃除
蓋10a,11aを複数本の締付用ボルト10bで装着
して設けた構成である。前記排塵網8dは、図6、及び
図7で示す如く扱胴7a側はピン10cで支持すると共
に、外側は排塵掃除蓋10aと締付用ボルト10bで横
側から共締めした構成である。又、二番網9dは、図
8、及び図9で示す如く扱胴7a側は前側板4aと、中
仕切板6aとの間に設け支持軸11bへ引掛けると共
に、外側は右側板5bの折曲部へ上側からボルト、及び
ナット等で装着した構成である。
【0046】前記排塵・二番処理室8,9を形成する一
方側の右側板5bには、排塵・二番掃除口10,11を
設けると共に、これら排塵・二番掃除口10,11から
排塵網8dと、二番網9dとを個別に着脱自在に設けた
ことにより、これら排塵網8dと、二番網9dとは、簡
単に着脱でき、これにより、排塵・二番処理室8,9、
及び排塵・二番網8d,9dの掃除が簡単になると共
に、メンテナンスが向上する。
【0047】前記排塵・二番処理室8,9部の右側板5
bに設ける排塵・二番掃除口10,11は可能なかぎ
り、前後方向、及び上下方向共に、大型形状に形成した
ことにより、排塵・二番網8d,9d共に簡単に着脱で
きることにより、これら排塵・二番処理室8,9部の周
辺の掃除が容易となり、掃除性能の向上を図ることがで
きる。
【0048】前記二番処理室9部に設けた二番掃除口1
1の前後方向は、図5で示す如く揺動選別装置31の移
送始端の前端部に設けた移送棚32aの全域に亘って設
けた構成である。これにより、二番掃除口11から前記
揺動選別装置31の移送棚32a上に、脱穀機2を空運
転した後に、残る穀粒、及び藁屑等の除去が容易である
と共に、濡れた穀稈を収穫作業したときに、この移送棚
32a上へ藁屑等が付着するが、この付着した藁屑等の
除去を容易に行える。
【0049】前記排塵・二番掃除口10,11部に設け
る略L字形状の排塵・二番掃除口蓋10a,11aは、
図6〜図9で示す如く下端部には、複数箇所を二股形状
10d,11cに形成して、この二股形状10d,11
c部を個別に右側板5bの排塵・二番掃除口10,11
部へ挿入すると共に、排塵掃除蓋10aは横部を、二番
掃除蓋11aは、上端部のL字部を、右側板5bの横部
と、折曲部とへ個別に複数個の締付用ボルト10bで装
着した構成である。
【0050】これにより、前記排塵・二番掃除口蓋10
a,11aの下端部は挿入式とし、排塵掃除蓋10aは
横部を二番掃除蓋11aは上端部を締付用ボルト10b
で装着することにより、締付箇所が減少すると共に、横
部と、上端部とは、右側板5bへ重合状態になることに
より、排塵・二番掃除口10,11部へ排塵・二番掃除
蓋10a,11aの装着が容易である。
【0051】前記右側板5bには、図19、及び図20
で示す如くこの右側板5bより、板厚の厚い強度のある
L字形状の横補強部材5cを、前側板4aと、中仕切板
6aとの間に設けた構成であり、この横補強部材5cは
前側板4aに設けた前ステー4cの上端部と、中仕切板
6aに設けた中ステー6dの上端部とに、ボルト、及び
ナット等によって装着した構成である。
【0052】これにより、前記右側板5b自体の強度ア
ップと、取付部の強度アップとを図っている。前記二番
還元装置12の二番排出筒13bの排出口13dの位置
は、図21〜図23で示す如く中仕切板16aの前側へ
位置させて設けると共に、二番処理室9の一方側を形成
する右側板5bの同一面に開口5d部を設けた構成であ
る。二番還元装置12の二番還元筒13aと、二番排出
筒13bとに内装した二番還元螺旋13cで揚送される
二番物は、二番排出筒13bの排出口13dから、右側
板5aの開口5d部より、二番処理室9内へ還元され、
この二番処理室9内を後方から前方ヘ移送中に、二番処
理胴9aの二番処理爪9bで再脱穀処理される構成であ
る。
【0053】これにより、前記二番還元装置12の構成
を簡素化できる。前記右側板5bは、図24〜図26で
示す如く中仕切板6aの前部と、後部とに、2分割して
前部側の右側板5bの後端部は中仕切板6aの一方側へ
装着し、前端部は前側板4aへ装着した構成である。
又、後部側の右側板5bの前端部は中仕切板6aの他方
側へ装着した構成である。
【0054】これにより、前記右側板5bは中仕切板6
a部で前後両側に分割した構成としたことにより、この
右側板5bの取付け構成が簡単になる。前記脱穀室7の
下部の脱穀網7cを張設した脱穀網枠7dの上部には、
図27で示す如く受板7eを二番処理室9側へ下り傾斜
させて、固着して設けた構成である。二番処理室9の下
部の二番網9dを張設した二番網枠9dの上端部には、
図27で示す如く受板9fを脱穀室7側へ上り傾斜させ
て、固着して設けた構成である。
【0055】前記脱穀網枠7dに設けた受板7eの基部
は、二番網枠9eに設けた受板9fの基部より、上部に
位置させると共に、この受板9fは受板7eの上側へ重
合させて設けた構成である。これにより、従来は前記脱
穀網枠7dと、二番網枠9eとの間の隙間より、脱穀処
理物が落下することが発生していたが、これを防止でき
る。又、脱穀処理物が二番処理室9内へスムーズに流下
する。更に脱穀網枠7d、又は二番網枠9eいずれかか
らでも取り外すことができる。
【0056】前記二番網9dを張設した二番網枠9eの
脱穀室7側には、図27、及び図28で示す如く前後両
側に支持ピン39を固着して設けると共に、外側部の左
右両側に締付用孔39aを設けた構成である。前側板4
aと中仕切板6aとの間に設けた支持板4dの左右両側
には、挿入孔4eを設けた構成である。
【0057】前記二番網枠9eの支持ピン39,39
は、支持板4dの挿入孔4e,4eへ挿入して支持する
と共に、外側部の締付用孔39a,39a部と、右側板
5aに設けた横補強部材5cの挿入孔部とは、ボルト、
及びナット等により、装着した構成である。
【0058】これにより、前記前側板4aと、中仕切板
6aとの強固な脱穀機2用のフレームにより、二番網枠
9eは支持されることにより、取付強度アップができ
る。又、外側部は右側板5bの横補強部材5cの下側に
装着していることにより、取り付け、及び取り外しが容
易である。更に二番掃除蓋11aを取り外しても、二番
網枠9eの固定が確実である。又、この二番網枠9eを
取り外さなくても、揺動選別装置31の清掃を容易に行
うことができる。
【0059】前記二番網9dを張設した二番網枠9e
は、図28、及び図29で示す如く二番処理室9の円周
方向の下半分の全域に亘って張設した構成である。又、
前後方向は前側板4aから中仕切板6aの間の全域に亘
って張設した構成であると共に、前端部から後方へ所定
の間で、円周方向の略中央部までは、二番排出口29b
を形成した構成である。
【0060】これにより、二番網枠9eに張設する二番
網9dは、円周方向、及び前後方向共に、広範囲に亘っ
て張設しており、このために、二番物の脱穀処理能力の
向上、及び漏下性能の向上を図ることができる。前記排
塵網8dを張設する排塵網枠8eの後端部と、後側板4
bとの間には、図30、及び図31で示す如くガイド板
40を設け、このガイド板40で排出される藁屑等を案
内して排出すると共に、排塵網枠8eを支持した構成で
ある。このガイド板40の後端部は、揺動選別装置31
の揺動選別棚32dの後端部より、所定距離M前方に位
置させて設けた構成である。
【0061】これにより、前記ガイド板40で形成する
排塵排出口29aより、排出される排塵物(特に藁屑)
は揺動選別装置31上へ確実に排出され、後方へ揺動移
送されることにり、揺動選別性能の向上を図ることがで
きる。又、排塵物の案内作用、及び排塵網枠8eの固定
支持ができる。
【0062】図31で示す如く前記ガイド板40の左側
部は、排塵ファン38の右側のケーシング38aの壁板
に装着すると共に、ガイド板40の右側部は、右側板5
bの後部に設けたカッタ40aの前壁板40bに装着し
た構成である。これにより、前記ガイド板40の取付は
強固となり、確実な取付けができる。
【0063】図31で示す如くガイド板40の後部の下
半分は、全域で末広がりのラッパ形状に形成した構成で
ある。これにより、排出する藁を広範囲に分散して排出
できる。又、排出藁は揺動選別装置31の揺動選別棚3
2d上への排出と、機外とへ排出することができる。
【0064】前記排塵処理室8の後部を形成する排塵後
板41は、図30、及び図31で示す如く排塵胴8aの
略上半分に形成し、排塵軸41aを軸支する構成であ
り、下半分には、ガイド板40を設けた構成である。こ
れにより、藁屑排出の通路を大きく取ることができる。
【0065】前記排塵処理室8の排塵胴ケーシング41
bには、図32、及び図33で示す如く左レール42a
をボルト、及びナット等により、装着すると共に、脱穀
室7側の扱室右取付板41cには、右レール42bをボ
ルト、及びナット等により、装着した構成として、これ
ら左、右レール42a,42bで、排塵網枠8eを支持
した構成である共に、これら左・右レール42a,42
bは排塵後板41の下部に設けた構成である。又、これ
ら左・右レール42a,42bには、塵埃を抜く切欠溝
42cを複数個設けた構成である。
【0066】これにより、前記左・右レール42a,4
2bの取付の強化を図ることができると共に、排塵網枠
8eの取付け、及び取り外しの容易化を図ることができ
る。前後後側板4bには、図33、及び図34で示す如
くベアリング42eを内装した排塵軸メタル42dを、
ボルト、及びナットで装着した構成である。この排塵軸
メタル42dの外周部の一部は排塵胴8aの移送終端部
内へ挿入した構成である。
【0067】これにより、前記排塵軸メタル42dのベ
アリング42eへ藁屑等の進入を防止することができ
る。前記穀粒貯留タンク18内に貯留した穀粒を機外へ
排出するこの穀粒貯留タンク18の後側には、縦移送螺
旋43aを内装した排出支持筒43を略垂直姿勢で回動
自在に装着して設け、この排出支持筒43の上端部に
は、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒
を排出する排出螺旋44aを伸縮自在に内装した排出オ
ーガ44を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在
に横方向へ配設した構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 脱穀機の拡大背面図
【図2】 脱穀機の拡大側面図
【図3】 脱穀機の一部破断した拡大平面図
【図4】 脱穀機の拡大正面図
【図5】 脱穀機の排塵・二番掃除口部の拡大側面図
【図6】 脱穀機の排塵掃除口部の拡大背断面図
【図7】 脱穀機の排塵掃除蓋部の拡大背面図
【図8】 脱穀機の二番掃除口部の拡大正断面図
【図9】 脱穀機の二番掃除蓋部の拡大正面図
【図10】 脱穀機の拡大側断面図
【図11】 脱穀機の拡大正断面図
【図12】 コンバインの全体側面図
【図13】 脱穀機の補強部材部の拡大正面図
【図14】 脱穀機の補強部材部の取付部正面図
【図15】 脱穀機の補強部材部の取付部側面図
【図16】 脱穀機の二番処理室部の拡大側面図
【図17】 脱穀機の二番処理室部の拡大平面図
【図18】 脱穀機の二番処理室部の拡大正面図
【図19】 脱穀機の横補強部材の取付部拡大側面図
【図20】 脱穀機の横補強部材の取付部拡大正面図
【図21】 脱穀機の二番排出筒の取付部の拡大側面図
【図22】 脱穀機の二番排出筒の取付部の拡大平面図
【図23】 脱穀機の二番排出筒の取付部の拡大正面図
【図24】 脱穀機の右側板の分割部の拡大平断面図
【図25】 脱穀機の右側板の分割部の拡大側面図
【図26】 脱穀機の右側板の分割部の拡大平面図
【図27】 脱穀機の二番網枠と脱穀網枠との取付拡大
正断面図
【図28】 脱穀機の二番網枠の取付部の拡大側面図
【図29】 脱穀機の排塵網枠の取付部の拡大側面図
【図30】 脱穀機のガイド板の取付部の拡大側面図
【図31】 脱穀機のガイド板の取付部の拡大背面図
【図32】 脱穀機の左・右レールの取付部の拡大側面
【図33】 脱穀機の左・右レールの取付部の拡大正面
【図34】 脱穀機の排塵胴の取付部の一部断面した拡
大側面図
【符号の説明】
3 箱体 4a 前側板 4b 後側板 5a 左側板 5b 右側板 6a 中仕切板 6b 後仕切板 7 脱穀室 8 排塵処理室 8d 排塵網 9 二番処理室 9a 二番胴 9b 二番処理爪 9d 二番網 10 排塵掃除口 11 二番掃除口 12 二番還元装置 13b 二番排出筒 30 選別室 31 揺動選別装置 32a 移送棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 和男 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B092 AA01 AB04 BA23 BB01 BB05 BC11 2B094 AA05 AA11 AB02 AB07 HC01 HC09 HC11 HD17 JC01 JD05 JE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前・後側板4a,4bと、左・右側板5
    a,5bと、中仕切板6aと、後仕切板6b等で箱体3
    を形成して、該箱体3内上部に穀稈を脱穀する脱穀室7
    と、該脱穀室7の右側後部に排塵物を処理する排塵処理
    室8と、前部に二番物を処理する二番処理室9と、脱穀
    室7下部の選別室30内に穀粒と藁屑等に揺動選別する
    揺動選別装置31等を設けた脱穀機において、選別室3
    0の一方側を形成する右側板5b位置は、二番処理室9
    に内装した二番胴9aの二番処理爪9b外周部より、右
    側へ位置させて設けたことを特徴とする脱穀機。
  2. 【請求項2】 前記排塵処理室8及び二番処理室9の一
    方側を形成する右側板5bには、排塵掃除口10と、二
    番掃除口11とを設けると共に、該排塵・二番掃除口1
    0,11部から排塵処理室8下側の排塵網8d及び二番
    処理室9下側の二番網9dを個別に着脱自在に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の脱穀機。
  3. 【請求項3】 前記二番掃除口11の前後方向位置は前
    側板4aと、中仕切板6aとの間に亘り、又、上下方向
    位置は二番還元装置12の上部の二番排出筒13bの下
    部位置と、二番網9dの下部位置との間に亘って設けた
    ことを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の脱穀
    機。
  4. 【請求項4】 前記二番掃除口11の前後方向位置は揺
    動選別装置31の前部に前後方向に設けた移送棚32a
    の全域に亘って設けたことを特徴とする請求項1、又は
    請求項2、又は請求項3に記載の脱穀機。
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