JPH11198831A - 自動車用動力かじ取り装置 - Google Patents

自動車用動力かじ取り装置

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JPH11198831A
JPH11198831A JP10315276A JP31527698A JPH11198831A JP H11198831 A JPH11198831 A JP H11198831A JP 10315276 A JP10315276 A JP 10315276A JP 31527698 A JP31527698 A JP 31527698A JP H11198831 A JPH11198831 A JP H11198831A
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アルブレヒト・プルシユケ
Gerd Speidel
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に製造可能で、電動機とかじ取り伝動系
との間の力伝達の改善された制御可能性を持つ自動車用
動力かじ取り装置を提供する。 【構成】 自動車用動力かじ取り装置の電子制御装置
が、力センサ又はトルクセンサにより、運転者によつて
かじ取りハンドルへ加えられる力又はトルクの値及び方
向を検出し、それに応じて伝動装置により、かじ取りハ
ンドルとかじ取りされる車輪とを連結するかじ取り伝動
系への電動機1のかじ取り援助力接続を制御し、各かじ
取り方向のために伝動装置が電気的に切換え可能なクラ
ツチ3及び3′を持ち、これらのクラツチが、電動機1
に属する伝動装置の入力側における同じ回転方向におい
て、かじ取り伝動系に属する伝動装置の入力側における
異なる回転方向を生じるように設けられ、電子制御装置
が、それぞれのクラツチ3,3′の滑り及び/又はへ電
動機1のトルクを介して、かじ取り援助力の値を制御す
る。本発明により伝動装置がウオーム伝動装置8,9を
含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の自動車用動力かじ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常パワーステアリングとも称されるこ
のような動力かじ取り装置では、運転者によりかじ取り
ハンドルへ及ぼされるかじ取り力が、適当なセンサによ
り検出され、電子制御装置において評価される。それか
ら電子制御装置は、運転者により加えられる手の力に応
じて、必要な援助かじ取り力を求め、それに応じてこの
動力かじ取り装置の電動機を制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、良好な制御
特性で僅かな製造費を持つ特に適切な実施形態をこのよ
うな動力かじ取り装置のために提供するという問題に関
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この問題は、本発明によ
れば請求項1の特徴を持つ動力かじ取り装置によつて解
決される。
【0005】本発明は、サーボ駆動装置として用いられ
る電動機とサーボ駆動装置により援助すべきかじ取り伝
動系との間の力伝達を、電気的に切換え又は制御可能な
2つのクラツチにより行う、という一般的な考えに基い
ている。クラツチは、電動機とかじ取り伝動系との間に
設けられる伝動装置に関して、電動機の不変な回転方向
で、一方のクラツチを介して左方へのかじ取り援助力を
行い、他方のクラツチを介して右方へのかじ取り援助力
を行うことができるように、設けられている。特定の値
のかじ取り援助力を得るために、制御装置は、クラツチ
入力側とクラツチの出力側との間に存在する滑り及び/
又は電動機により発生されるトルクを制御する。この措
置により、かじ取り援助力の配分は、運転者により加え
られる手のかじ取り力に特に精確に関連づけられ、特に
精密に設計されることができる。
【0006】更に本発明による動力かじ取り装置は、運
転者により加えられる手のかじ取り力と電動機によりそ
れぞれクラツチ及び伝動装回を介して加えられるかじ取
り援助力との間に、種々の関係を設定する可能性を与え
る。それにより動力かじ取り装置の特性曲線を、それぞ
れの車両及び/又はそれぞれの運転者の要求に合わせる
ことができる。例えば動力かじ取り装置を重いリムジン
に対しては特に動き易く、スポーツ的に野心のある車両
に対しては比較的動き難く、予め設定することができ
る。更にかじ取り援助力をそのつどの走行状況特に走行
速度に関係させることができるので、例えば車両の操車
のため特に大きいかじ取り援助力が、また特に自動車道
路走行の場合には比較的小さいかじ取り援助力が利用可
能である。更に動力かじ取り装置はそれが同時にかじ取
り減衰装置として用いられるように構成でき、その際減
衰の程度は電子制御装置により予め設定することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による動力かじ取り装置の
特に有利な実施形態は、請求項2の特徴を持つている。
ここで提案されている措置により、連結過程中に非常に
僅かな慣性モーメントに打勝ちさえすればよいので、使
用されるクラツチを比較的小さく設計することができ
る。更に動力かじ取り装置は迅速に応動し、僅かな損失
で動作することができる。
【0008】本発明による動力かじ取り装置の特に有利
な実施形態では、渦電流クラツチがクラツチとして使用
される。このようなクラツチは、電磁力を介して力伝達
を行うので、クラツチ入力側とクラツチ出力側との間に
実体的な結合を持つていない。その結果このようなクラ
ツチは、機械的摩擦従つて摩耗を生じることがなく、更
にこのようなクラツチは、規則正しく振動を伝達するこ
とがないので、静かな動作という点で優れている。本発
明による動力かじ取り装置における使用に適している他
の電気的に切換えられるクラツチは、例えば誘導クラツ
チ又は同期クラツチ、磁気粉末クラツチ及び多板クラツ
チである。
【0009】本発明による動力かじ取り装置の適切な発
展に従つて、使用される力センサ又はトルクセンサは、
渦電流測定値発生器として構成することができる。この
ような渦電流測定値発生器は、こじんまりした構造の点
で優れ、横方向力に対して小さい感度を持つている。更
に測定値発生器には機械的摩耗は生じない。このような
渦電流測定値発生器は更に組立て易く、大きい温度範囲
で完全に機能を果たす。力センサ又はトルクセンサとし
て問題になるセンサは、誘導変位センサ、光ダイオード
センサ、超音波センサ、光波センサ、誘導角度センサ、
増分変位センサ、デイジタル絶対変位センサ、レーザ干
渉計、圧電センサ及びひずみ計である。
【0010】ウオーム伝動装置はある程度の非可逆性を
持ち、この非可逆性がほぼかじ取り減衰のように作用す
ることができる。
【0011】本発明のそれ以外の重要な特徴及び利点
は、従属請求項、図面及び図示されている実施例の以下
の説明から明らかになる。
【0012】
【実施例】図1はかじ取り伝動系への動力伝達範囲にお
ける本発明による動力かじ取り装置を示し、(A)はそ
の正面図、(B)は矢印bの方向に見た側面図、(C)
は矢印cの方向に見た側面図である。本発明による動力
かじ取り装置は電動機1を持つている。電動機1を同軸
的に貫通して延びる回転子2の軸の端部範囲には、電動
機1の両側にそれぞれクラツチ3又は3′が設けられて
いる。更に回転子2の両端には、それぞれ平歯車4又は
4′が回転可能に支持されている。各クラツチ3又は
3′の入力側は回転子2に相対回転しないように結合さ
れ、クラツチ3又は3′の出力側はそれぞれ付属する平
歯車4又は4′に相対回転しないように結合されてい
る。
【0013】図1の(A)において電動機1の左側に設
けられる平歯車4は、(B)に示すように、軸6の一方
の軸線方向端部に相対回転しないように取付けられてい
る別の平歯車5に直接かみ合つている。電動機1の右側
に設けられる平歯車4′は、(c)に示すように、中間
平歯車7にかみ合い、この中間平歯車7は、軸6の他方
の軸線方向端部に相対回転しないように取付けられてい
る平歯車5′にかみ合つている。
【0014】軸6は、その軸線方向端部の間に相対回転
しないように取付けられるウオーム8を持ち、このウオ
ーム8はウオーム歯車9にかみ合つている。ウオーム歯
車9は、例えばかじ取りハンドルとかじ取りされる車輪
とを連結するかじ取り伝動系の構成部分を形成するラツ
クのピニオン軸10に相対回転しないように結合されて
いる。
【0015】本発明による動力かじ取り装置は原理的に
次のように動作する。運転者が手の力をかじ取りハンド
ルへ及ぼすと、この力はかじ取り伝動系のピニオン軸1
0へ機械的に伝達される。例えばピニオン軸10の範囲
に、図示しない力センサ又はトルクセンサが設けられ、
運転者により加えられる力がこれらのセンサにより検出
され、それに関連する信号が、同様に図示しない電子制
御装置へ伝送される。この制御装置は、検出された信号
を評価し、予め選ばれているパラメータ又は特性曲線に
応じて、適当な切換え信号又は切換え電流を発生し、こ
れらの信号又は電流がかじ取りハンドルの左旋回又は右
旋回に応じて一方又は他方のクラツチ3又は3′へ作用
する。更に制御装置により、電動機1のトルクにも影響
を及ぼすことができる。
【0016】本発明による動力かじ取り装置が適当なか
じ取り援助力を速やかに準備できるようにするため、自
動車が発進すると、電動機1又はその回転子2は特定の
無負荷回転数で常に一緒に回転する。(A)において左
側のクラツチ3が動作せしめられと、平歯車4が回転子
5を介して軸6を一方の方向に駆動し、(A)において
右側のクラツチ3′が動作せしめられると、平歯車4′
が中間平歯車7及び平歯車5′を介して軸6を逆の方向
に駆動する。それに応じてウオーム8は、ウオーム歯車
9従つてピニオン軸10を左回転又は右回転させる。
【0017】かじ取り伝動系へ伝達されるかじ取り援助
力の制御は、それぞれのクラツチ3又は3′に存在する
滑り及び/又は電動機1により発生されるトルクを介し
て行われ、滑りもトルクも制御装置により所定の特性曲
線に応じて制御することができる。
【0018】ウオーム伝動装置を介して、ウオーム8と
ウオーム歯車9との間の選ばれた歯切り部の形状寸法に
ほぼ関係するかじ取り伝動系のある程度の非可逆性(戻
り止め)が行われる。このような非可逆性は、それがか
じ取り減衰として作用する限り、望ましい。
【0019】図2による別の実施例では、電動機1の回
転子2の一方の軸線方向端部に再び平歯車4及びクラツ
チ3が設けられている。しかしこの場合平歯車4は回転
子2に相対回転しないように結合されている。クラツチ
3の入力側は平歯車4又は回転子2又は平歯車4及び回
転子2に相対回転しないように結合されている。クラツ
チ3の出力側は別の平歯車11に相対回転しないように
結合され、この別の平歯車11は、かじ取り伝動系のピ
ニオン軸10に相対回転しないように結合される平歯車
12にかみ合つている。クラツチ3、平歯車11及び平
歯車12を介して、かじ取り伝動系のピニオン軸10は
一方の回転方向に駆動されることができる。他方の回転
方向について平歯車4は、第2のクラツチ3′の入力側
に相対回転しないように結合される平歯車4′にかみ合
つている。このクラツチ3′の出力側は、同様にかじ取
り伝動系の平歯車12にかみ合う適当な平歯車11′に
相対回転しないように結合されている。
【0020】回転子2の端部範囲に直接クラツチ3及び
3′を設けることによつて、電動機1の無負荷運転にお
いて比較的僅かな質量を駆動せねばならず、更に変速を
行う伝動装置の入力側範囲にクラツチ3及び3′を設け
る結果、それぞれのクラツチ3又は3′により生じるべ
きトルクは比較的小さいので、クラツチ3及び3′は比
較的小さい全体大きさで構成可能である。
【0021】本発明による動力かじ取り装置の図2に示
す構成はウオーム伝動装置なしで動作し従つて比較的僅
かな非可逆性しか持つていない。更にウオーム伝動装置
なしの伝動装置による変速は著しく少ないので、図2に
よる装置は直接に動作し、高い効率を持つている。
【0022】図3による実施例では、電動機1の回転子
2は再び平歯車4及びクラツチ3の入力側範囲に相対回
転しないように結合されている。クラツチ3の出力側範
囲は、ピニオン軸10のウオーム歯車9にかみ合うウオ
ーム8を持つ軸13に相対回転しないように結合されて
いる。平歯車4、クラツチ3、軸13及びウオーム8は
ウオーム歯車9の一方の回転方向に対応しているが、同
じように構成される平歯車4′、クラツチ3′、軸1
3′及びウオーム8′は、ウオーム歯車9の他方の回転
方向のために設けられている。ここで平歯車4及び4′
は互いにかみ合い、それによりそれぞれのクラツチ3又
は3′従つて伝動装置の入力側範囲における回転方向は
互いに逆である。
【0023】図3に示す実施例とは異なり、異なる空間
状態のために構成される図4の実施例は、平歯車4及び
4′の代わりに傘歯車14及び14′を持つている。な
お図4の実施例は図3の実施例にほぼ一致している。
【0024】図5の実施例では、電動機1の両側で電動
機1の回転子2上に、それぞれクラツチ3又は3′及び
傘歯車14又は14′が設けられている。クラツチ3又
は3′の入力側はそれぞれ回転子2に相対回転しないよ
うに結合され、クラツチ3又は3′の出力側は傘歯車1
4又は14′に相対回転しないように結合されている。
傘歯車14又は14′は、例えば再び回転可能に回転子
2に支持されている。傘歯車14及び14′の各々は、
軸16又は16′の軸線方向端部にそれぞれ相対回転し
ないように取付けられている別の傘歯車15又は15′
にかみ合つている。これらの軸16及び16′の各々
は、ピニオン軸10のウオーム歯車9にかみ合うウオー
ム8又は8′を持つている。ウオーム歯車9又はピニオ
ン軸10の一方の回転方向について、クラツチ3は、電
動機1のトルクを、傘歯車14及び15、軸16及びウ
オーム8を介してウオーム歯車9へ伝達する。他方の回
転方向について、クラツチ3′は、傘歯車14′及び1
5′、軸16′及びウオーム8′を介して、かじ取り援
助力をウオーム歯車9へ伝達する。
【0025】図6の構成では、電動機1を貫通する回転
子2の軸の両端に、それぞれクラツチ3又は3′及び平
歯車4又は4′が設けられている。この構成でも、クラ
ツチ入力側は回転子2に相対回転しないように結合さ
れ、クラツチ出力側は平歯車4又は4′に相対回転しな
いように結合されている。目的にかなうようにここで
も、平歯車4又は4′は回転子2の軸上に回転可能に支
持されている。各平歯車4又は4′はそれぞれ別の平歯
車5又は5′にかみ合つている。平歯車5又は5′はそ
れぞれ軸17又は17′の軸線方向端部に相対回転しな
いように設けられている。軸17又は17′のそれぞれ
反対側の軸線方向端部は相対回転しないように傘歯車1
8又は18′を持ち、この傘歯車18又は18′は、か
じ取り伝動系のピニオン軸10に相対回転しないように
結合される傘歯車19にかみ合つている。この構成で
は、例えばかじ取りハンドルの左旋回は、クラツチ3、
平歯車4及び5、軸17及び傘歯車18を介して傘歯車
19又はかじ取り伝動系へ伝達され、右旋回は、クラツ
チ3′、平歯車4′及び5′、軸17′及び傘歯車1
8′を介して、手によるかじ取り力を援助する力を傘歯
車19又はかじ取り伝動系へ伝達する。
【0026】図1又は3〜5による実施例と図2及び6
による実施例は、主として電動機1とかじ取り伝動系と
の間の伝動装置の構成により相違している。この構成
は、このような動力かじ取り装置の取付けのために必要
な所要空間に著しく影響を与える。更にこの構成は、打
勝つべき質量慣性に影響を及ぼすので、使用されるクラ
ツチ3及び3′をそれに応じて大きく又は小さく設計す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】かじ取り伝動系への力伝達の範囲にある本発明
による動力かじ取り装置の正面図(A)及び2つの側面
図(B,C)である。
【図2】かじ取り伝動系への力伝達の範囲にあるウオー
ム伝動装置なしの動力かじ取り装置の正面図(A)及び
側面図(B)である。
【図3】かじ取り伝動系への力伝達の範囲における本発
明にある動力かじ取り装置の別の実施例の正面図であ
る。
【図4】かじ取り伝動系への力伝達の範囲にある本発明
による動力かじ取り装置の変形例の正面図である。
【図5】かじ取り伝動系への力伝達範囲にある本発明に
よる動力かじ取り装置の別の変形例の正面図である。
【図6】かじ取り伝動系への力伝達範囲にあるウオーム
伝動装置なしの動力かじ取り装置の正面図である。
【符号の説明】
1 電動機 2 回転子 3,3′ クラツチ 8,9 ウオーム伝動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒヤエル・ペーツ ドイツ連邦共和国ヴイユルフラート・ヴア イスドルンヴエーク21 (72)発明者 アルブレヒト・プルシユケ ドイツ連邦共和国ヴイネンデン・エリザベ ス−セルベルト−シユトラーセ60 (72)発明者 ゲルト・シユパイデル ドイツ連邦共和国ヴインテルバツハ・シヨ ルンドルフエル・シユトラーセ15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子制御装置が、力センサ又はトルクセ
    ンサにより、運転者によつてかじ取りハンドルへ加えら
    れる力又はトルクの値及び方向を検出し、それに応じて
    伝動装置により、かじ取りハンドルとかじ取りされる車
    輪とを連結するかじ取り伝動系への電動機(1)のかじ
    取り援助力接続を制御し、各かじ取り方向のために伝動
    装置が電気的に切換え可能なクラツチ(3及び3′)を
    持ち、これらのクラツチが、電動機(1)に属する伝動
    装置の入力側における同じ回転方向において、かじ取り
    伝動系に属する伝動装置の入力側における異なる回転方
    向を生じるように設けられ、電子制御装置が、それぞれ
    のクラツチ(3,3′)の滑り及び/又は電動機(1)
    のトルクを介して、かじ取り援助力の値を制御する、自
    動車用動力かじ取り装置において、 伝動装置がウオーム伝動装置(8,9)を含んでいるこ
    とを特徴とする、自動車用動力かじ取り装置。
  2. 【請求項2】 電動機(1)の回転子(2)が第2の歯
    車(4′,14′)にかみ合う第1の歯車(4,14)
    に相対回転しないように結合され、第1及び第2の歯車
    (4,4′;14,14′)が、それぞれクラツチ
    (3,3′)を介して、ウオーム伝動装置(8,9)の
    それぞれ1つのウオーム(8,8′)を持つそれぞれ1
    つの軸(13,13′)と共同作用し、両方のウオーム
    (8,8′)が、かじ取り伝動系に連結されるウオーム
    伝動装置のウオーム歯車(9)にかみ合つていることを
    特徴とする、請求項1に記載の動力かじ取り装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の歯車が平歯車(4,
    4′)又は傘歯車(14,14′)として構成されてい
    ることを特徴とする、請求項2に記載の動力かじ取り装
    置。
  4. 【請求項4】 クラツチ(3及び3′)が電動機(1)
    の両側に設けられ、電動機(1)を軸線方向に貫通する
    回転子(2)と共同作用することを特徴とする、請求項
    1に記載の動力かじ取り装置。
  5. 【請求項5】 クラツチ(3及び3′)がそれぞれ回転
    子(2)と平歯車(4及び4′)との間に設けられ、 ウオーム伝動装置のウオーム歯車(9)がかじ取り伝動
    系に連結され、ウオーム歯車(9)にかみ合うウオーム
    伝動装置のウオーム(8)が、両端にそれぞれ平歯車
    (5及び5′)を持つ軸(6)上にあり、 一方のクラツチ(3)に属する平歯車(4)が、軸
    (6)をその一方の平歯車(5)の所で直接に駆動し、 他方のクラツチ(3′)に属する平歯車(4′)が、中
    間接続される付加平歯車(7)を介して間接に、軸
    (6)をその他方の平歯車(5′)の所で駆動すること
    を特徴とする、請求項4に記載の動力かじ取り装置。
  6. 【請求項6】 クラツチ(3及び3′)がそれぞれ回転
    子(2)と傘歯車(14,14′)との間に設けられ、
    傘歯車(14,14′)が、ウオーム電動装置のそれぞ
    れ1つのウオーム(8,8′)を持つ軸(16,1
    6′)に相対回転しないように結合されている別の傘歯
    車(15,15′)にそれぞれかみ合い、かじ取り伝動
    系に連結されるウオーム伝動装置のウオーム歯車(9)
    に両方のウオーム(8,8′)がかみ合つていることを
    特徴とする、請求項4に記載の動力かじ取り装置。
  7. 【請求項7】 クラツチ(3及び3′)が電動機(1)
    の両側に設けられ、電動機(1)を軸線方向に貫通する
    回転子(2)と共同作用することを特徴とする、請求項
    1の上位概念に記載の動力かじ取り装置。
  8. 【請求項8】 クラツチ(3及び3′)がそれぞれ回転
    子(2)と平歯車(4,4′)との間に設けられ、平歯
    車(4,4′)が、それぞれ1つの傘歯車(18,1
    8′)を持つ軸(17,17′)にそれぞれ相対回転し
    ないように結合されている別の平歯車(5,5′)にそ
    れぞれかみ合い、両方の傘歯車(18,18′)がかじ
    取り伝動系に連結される傘歯車(19)にかみ合つてい
    ることを特徴とする、請求項7に記載の動力かじ取り装
    置。
  9. 【請求項9】 クラツチ(3及び3′)が、電動機
    (1)に属する伝動装置の入力側範囲に設けられている
    ことを特徴とする、請求項1〜8の1つに記載の動力か
    じ取り装置。
  10. 【請求項10】 クラツチ(3及び3′)が渦電流クラ
    ツチとして構成されていることを特徴とする、請求項1
    〜9の1つに記載の動力かじ取り装置。
  11. 【請求項11】 力センサ又はトルクセンサとして渦電
    流測定値発生器が使用されることを特徴とする、請求項
    1〜10の1つに記載の動力かじ取り装置。
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