JP2006188202A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レイアウト自由度を向上可能な車両用操舵装置を提供すること。
【解決手段】 ステアリングホイールの操舵角に応じて回転するピニオンと、前記ピニオンの回転を軸方向移動量に変換するラックと、操向輪に接続され、前記ラック軸方向に移動するステアリングロッドと、を備えた車両用操舵装置において、前記ラックと前記ステアリングロッドの軸方向相対移動量を、前記ピニオンの回転に対して独立に加減算可能な可変舵角手段とを設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ステアリングホイールの操舵角に対する操向輪の転舵量を任意に変更可能な可変舵角機構を備えた車両用操舵装置に関する。
従来、可変舵角機構として、特許文献1に記載の技術が知られている。この公報に記載の技術では、ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトと、ラック&ピニオン機構のピニオンに接続されたピニオンシャフトとを接続する中間シャフト上に可変舵角機構が配置されている。この可変舵角機構は、ステアリングシャフトの回転が入力されると、モータ駆動により所望の回転角を加減算してピニオンシャフトに出力する構成とされている。
特開2000−211541号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、車室内に配置されたステアリングホイールからエンジンルーム内に配置されたピニオンへ至る経路は非常に狭く、レイアウト自由度が低いという問題があった。また、中間シャフト上には、シャフトが軸方向に入力される衝突エネルギを吸収する衝突安全装置等が配置されるため、車両搭載位置が限られるという問題もあった。
本発明は、上述の課題に着目してなされたもので、レイアウト自由度を向上可能な車両用操舵装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車両用操舵装置では、ステアリングホイールの操舵角に応じて回転するピニオンと、前記ピニオンの回転を軸方向移動量に変換するラックと、操向輪に接続され、前記ラック軸方向に移動するステアリングロッドと、を備えた車両用操舵装置において、前記ラックと前記ステアリングロッドの軸方向相対移動量を、前記ピニオンの回転に対して独立に加減算可能な可変舵角手段と、を設けたことを特徴とする。
ラックとステアリングロッドの軸方向相対移動量をピニオンの回転に対して独立に加減算可能とすることで、可変舵角手段をエンジンルーム内に配置可能となり、レイアウト自由度を向上することができる。
以下、本発明の車両用操舵装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
図1は実施例1の車両用操舵装置の構成を表す概略図である。ステアリングホイール1には、ステアリングシャフト2が接続されている。ステアリングシャフト2にはステアリングホイール操舵角を検出する操舵角センサ8が設けられている。ステアリングシャフト2には、自在継ぎ手6を介して中間シャフト3が連結され、更に中間シャフト3には自在継ぎ手6を介してピニオンシャフト4が接続されている。ピニオンシャフト4の下端にはピニオン4a(図2参照)が設けられ、ピニオン4aには車体側に固定支持された可変舵角機構5が噛合されている。尚、ステアリングシャフト2及び中間シャフト3はインストルメントパネル9よりも車室内側に配置され、可変舵角機構5はインストルメントパネル9よりもエンジンルーム側に配置される。ピニオン4aは、可変舵角機構5に形成されたラック歯と噛み合うことで周知のラック&ピニオン機構を構成している。
運転者によりステアリングホイール1が操作されると、ステアリングシャフト2の回転が中間シャフト3及びピニオンシャフト4を介して可変舵角機構5に伝達され、可変舵角機構5から出力されたステアリングロッド54の軸方向移動により操向輪7を転舵する。尚、可変舵角機構5については、後述する。
アシストコントロールユニット10には、操舵角センサ8により検出された操舵角θと、可変舵角機構5に設けられたモータ57に設けられた回転角センサ12と、車速センサ11により検出された車速VSP等が入力される。尚、操向輪7の転舵角はステアリングロッド54の軸方向移動量δによって演算される。この軸方向移動量δは、操舵角θと回転角センサ12の回転角を加減算することにより算出可能に構成されている。アシストコントロールユニット10では、各センサ値に基づいて、操舵角θに対する転舵角(すなわち軸方向移動量δ)が演算され、可変舵角機構5に対し制御指令を出力する。
図2は可変舵角機構5の詳細を表す拡大部分断面図である。可変舵角機構5のハウジング50は、車体側に固定支持されている。ハウジング50は、ピニオン4aを収装するピニオン収装部50aと、モータ57を固定支持するモータ支持部50bと、後述する回転伝達部材としてのギヤ55を支持するギヤ支持部50cと、円筒部50dを有する。
円筒部50d内には、略円筒状であってピニオン4aと噛合する面にラック歯51aが形成されたラック部材51と、このラック部材51の内周側に同軸上に配置され、外周にボールねじ54aが形成されたステアリングロッド54が設けられている。
尚、ラック部材51自体を円筒部50dとの間で軸方向移動可能に固定してもよいし、ステアリングロッド54を円筒部50dとの間で軸方向移動可能に固定し、このステアリングロッド54にラック部材51が支持されるよう構成してもよく、特に限定しない。
ラック部材51とステアリングロッド54の間には、ラック部材51の内周側にローラベアリング53を介して回転可能に支持されたボールねじナット52が設けられている。
ボールねじナット52は、ラック部材51の軸方向外側に延在されると共に、外周にスプライン520を有する延在部52aを有する。延在部52aの軸方向長さは、ラック歯51aの軸方向長さと略同じ長さとされている。また、ボールねじナット52の外周側であって、ラック部材51との間に軸方向に離間して配置されたローラベアリング53との当接部52cは、ローラベアリングの配置位置の中央に向かって傾斜するテーパ形状とされている。よって、ラック部材51とボールねじナット52の間、及びボールねじナット52とステアリングロッド54との間にスラスト力が作用したとしても、軸心に向かってセンタリングする機能を有する。
ボールねじナット52の内周は、ステアリングロッド54の外周に形成されたボールねじ54aと係合するボール52bが複数設けられた中空形状とされている。ボール52bは軸方向に複数設けられると共に、円周方向に沿って複数列設けられている。すなわち、ギヤ等の噛み合いでは、わずかな歯の噛み合いによって支持されると共に、バックラッシを設定せざるを得ない。これに対し、実施例1ではボールねじナット52とボールねじ54aとの間を複数点で支持することが可能となり、ガタが少なく簡単な回転制御で軸方向移動制御を達成できる。
ボールねじナット52とボールねじ54aとは、モータ57からのトルク入力のみ許容するように噛合している。すなわち、ボールねじのねじリードによりトルク伝達の非可逆性を有することとなる。よって、モータ57がフェールした際にモータ57を停止すると、ラック部材51とステアリングロッド54との軸方向相対移動量は固定されるため、フェール時用のロック機構を兼ねることができる。言い換えると、別途ロック機構等を設ける必要がない。
ギヤ55は、内周に前記延在部52aのスプライン520と嵌合可能なスプライン550が形成されている。ギヤ55は、延在部52aの軸方向にボール55aを介して摺動可能であって、回転方向の力のみスプライン550を介して伝達するよう構成されている。また、ギヤ55は、ギヤ支持部50cに対しボールベアリング56を介して回転可能に支持されている。ギヤ55の外周に形成された歯面は、ピニオン4aから離れる方向に向かって大径となるテーパ形状とされている。
モータ57は、モータ駆動軸57cの軸線OMとステアリングロッド54の軸線ORとが所定の角度を形成してモータ支持部50bにボルト57bを介して固定支持されている。モータ駆動軸57cにはモータ用ピニオン57aが設けられ、このモータ用ピニオン57aがギヤ55と噛合されている。このように、モータ57を軸線ORに対して傾けて取り付けることで、ギヤ55との間のギヤ比を十分に確保しつつ、モータ57の外形寸法の大型化を図っている。
〔可変舵角機構の作用〕
次に、可変舵角機構5の作用について説明する。図3は可変舵角機構5の各制御状態を表す概略図である。図3(a)は非操舵状態であって、かつ、可変舵角機構5が非制御時を表す図、図3(b)は操舵状態であって、かつ、可変舵角機構5が転舵角減算制御を行った状態を表す図、図3(c)は操舵状態であって、かつ、可変舵角機構5が転舵角加算制御を行った状態を表す図である。
まず、図3(a)において、ピニオン4aはラック部材51の略中心に位置しており、ボールねじナット52の延在部52a外周に配置されたギヤ55は、延在部52aの略中心に位置している。
図3(b)に示すように、運転者がステアリングホイール1を操舵角θで操舵し、ピニオン4aが図中矢印に示す反時計回り方向に回転すると、ピニオン4aの回転中心は移動せず、ラック部材51が図3中、軸方向右側にf(θ)だけ移動する。尚、f(θ)とは、操舵角θに対するラック部材51の軸方向移動量を表す。このとき、可変舵角機構5が何の制御も行わなければ、ラック部材51の軸方向移動に伴ってボールねじナット52も軸方向移動し、更にステアリングロッド54も軸方向に移動するため、ステアリングロッド54の図3中右側端部は操舵角θに対応する位置f(θ)まで移動する。このとき、ギヤ55は固定支持されているため、延在部52a上を摺動するのみである。
ここで、可変舵角機構5が転舵角減算制御を行うと、モータ57が図3中矢印に示す下側方向に回転する。このモータ57の回転によりギヤ55が回転され、ボールねじナット52を回転する。ボールねじナット52はラック部材51に対しては軸方向に固定されているため、内周側に配置されたステアリングロッド54をボールねじ54aのねじリードに応じて図3中軸方向左側に移動させ(減算分)、操向輪7の転舵角に対応する軸方向移動量はδとなる。すなわち、モータ57の回転によりラック部材51とステアリングロッド54との軸方向相対移動量を減算することとなる。
一方、図3(c)に示すように、可変舵角機構5が転舵角加算制御を行うと、モータ57が図3中矢印に示す上側方向に回転する。このモータ57の回転によりギヤ55が回転され、ボールねじナット52を回転する。ボールねじナット52はラック部材51に対しては軸方向に固定されているため、内周側に配置されたステアリングロッド54をボールねじ54aのねじリードに応じて図3中軸方向右側に移動(加算分)させる。すなわち、モータ57の回転によりラック部材51とステアリングロッド54との軸方向相対移動量を加算することとなる。上記制御作用は、言い換えると、ピニオン4aとステアリングロッド54端部との距離を、ステアリングホイール1の操舵角と独立に加減算可能としている。
以上説明したように、実施例1の構成にあっては、下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(1).可変舵角機構5は、ステアリングホイール1の操舵角を軸方向移動量に変換するラック部材51と、軸方向移動量に応じて操向輪7を転舵するステアリングロッド54との軸方向相対移動量を加減算可能とした。よって、可変舵角制御を行う際、モータ57のトルク入力点が、軸方向に相対運動する箇所とされているため、シャフト等の捩れ剛性に比べて非常に高剛性となる軸方向運動によって可変舵角機構5を構成することが可能となり、運転性の向上を図ることができる。
また、ステアリングホイール1とピニオン4aの間のシャフト(ステアリングシャフト2,中間シャフト3,ピニオンシャフト4等)がギヤ機構等を介して接続されることがない。よって、ステアリングホイール1にガタ等が伝達されることがなく、運転性の向上を図ることができる。
また、可変舵角機構5をエンジンルーム内に配置可能となり、車室内に伝搬する音や振動に対して有利としつつ、レイアウト自由度を向上することができる。
また、軸方向移動量を直接制御するため、ステアリングホイール1からピニオン4aまでのシャフトの捩れやたわみ、ガタを介すことなく可変舵角制御を達成することが可能となり、制御性の向上を図ることができる。
(2).ラック部材51とステアリングロッド54を同軸に配置した。よって、ラック部材51とステアリングロッド54との間に操舵力が作用した際、モーメント等が発生せず、力の伝達効率の向上を図ると共に、制御性を向上することができる。
また、可変舵角機構5の構成をコンパクト化することが可能となり、レイアウト自由度を向上することができる。
(3).モータ57を車体側に対して固定支持した。よって、モータ57の出力するトルクの反力を車体側で受けることが可能となり、制御性の向上を図ることができる。
(4).ボールねじナット52と、このボールねじナット52の回転を制御するモータ57を有し、ラック部材51を、外周にラック歯を有すると共に、内周にボールねじナット52を相対回転可能に支持する中空構造とし、ステアリングロッド54を、外周にボールねじナット52と噛合するボールねじ54aを有するボールねじ軸とした。よって、ギヤの噛み合いよりも高剛性かつ少ないガタでステアリングロッド54を支持することが可能となり、運転性及び制御性の向上を図ることができる。
(5).ボールねじナット52のラック部材51の軸方向外側に延在されると共に、外周にスプライン520を有する延在部52aと、スプライン520と軸方向移動可能に噛合すると共にモータ57と噛合する回転伝達部材としてのギヤ55とを有することとした。よって、ボールねじナット52にモータ57の回転を伝達しつつ軸方向に移動することが可能となり、モータ57を車体側に固定することができる。よって、モータのステータ自体が回転するような従来技術に設けられるスパイラルケーブル等のトルク影響を排除することができる。
また、モータ57が車体側に固定されているため、モータ57のイナーシャが制御に影響を与えることがなく、制御応答性の向上を図ることができる。
(6).ボールねじナット52とボールねじ54aとは、モータ57からのトルク入力のみ許容するように噛合した。よって、モータ57の停止によってラック部材51とステアリングロッド54との軸方向相対移動量は固定されるため、フェール時用のロック機構を兼ねることができる。
次に、実施例2について説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる転について説明する。
図4は実施例2の可変舵角機構5を表す概略図である。実施例1では、モータ57をハウジング50(すなわち車体側)に対して固定支持した。これに対し、実施例2ではモータ57に代えて中空モータ60を備え、この中空モータ60をラック部材51に対して固定支持した点が異なる。
ラック部材70は、略円筒状であってピニオン4aと噛合する面にラック歯70aが形成されている。ラック部材70の内周には、中空モータ60のステータ62が配置されている。ラック部材70の内周側であって同軸上には、外周にボールねじ54aが形成されたステアリングロッド54が設けられている。ラック部材70とステアリングロッド54の間には、ラック部材70の内周側にローラベアリング71を介して回転可能に支持されたボールねじナット61が設けられている。
ボールねじナット61の外周には永久磁石61cが設置され、中空モータ60のロータとして機能する。また、ボールねじナット61の外周側であって、ラック部材70との間に軸方向に離間して配置されたローラベアリング71との当接部61aは、ベアリング71の配置位置の中央に向かって傾斜するテーパ形状とされている。よって、ラック部材70とボールねじナット61の間、及びボールねじナット61とステアリングロッド54との間にスラスト力が作用したとしても、軸心に向かってセンタリングする機能を有する。
ボールねじナット61の内周は、ステアリングロッド54の外周に形成されたボールねじ54aと係合するボール61bが複数設けられた中空形状とされている。ボールねじナット61とボールねじ54aとは、中空モータ60からのトルク入力のみ許容するように噛合している。すなわち、ボールねじ54のねじリードによりトルク伝達の非可逆性を有することとなる。よって、中空モータ60がフェールした際に中空モータ60を停止すると、ラック部材70とステアリングロッド54との軸方向相対移動量は固定されるため、フェール時用のロック機構を兼ねることができる。言い換えると、別途ロック機構等を設ける必要がない。
〔可変舵角機構の作用〕
次に、可変舵角機構5の作用について説明する。基本的な作用は実施例1と同様であるため、異なる点についてのみ説明する。運転者がステアリングホイール1を操舵角θ分だけ操舵し、ピニオン4aが回転すると、ピニオン4aの回転中心は移動せず、ラック部材70がラック軸方向にf(θ)だけ移動する。このとき、可変舵角機構5が何の制御も行わなければ、ラック部材70の軸方向移動に伴ってボールねじナット61も軸方向移動し、更にステアリングロッド54も軸方向に移動するため、ステアリングロッド54の端部は操舵角θに対応する位置f(θ)まで移動する。このとき、中空モータ60もラック部材70と一体に移動する。
ここで、可変舵角機構5が転舵角制御を行うと、中空モータ60を回転し、この中空モータ60のロータであるボールねじナット61が回転する。ボールねじナット61はラック部材70に対しては軸方向に固定されているため、内周側に配置されたステアリングロッド54をボールねじ54aのねじリードに応じて軸方向に移動(加減算)させる。すなわち、中空モータ60の回転によりラック部材70とステアリングロッド54との軸方向相対移動量を制御することとなる。上記制御作用は、言い換えると、ピニオン4aとステアリングロッド54端部との距離を、ステアリングホイール1の操舵角と独立に加減算可能としている。
以上説明したように、実施例2の構成にあっては、実施例1の効果(1),(2),(4),(6)に加えて下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(7).中空モータ60を備え、ラック部材70に対して固定支持することとした。これにより、実施例1で説明した延在部52aや、ギヤ55等を設ける必要が無く、部品点数を削減することができる。
また、中空モータ60とすることで、中空モータ60自体をラック部材70やステアリングロッド54と同軸上に配置することが可能となり、オフセット配置に比べて可変舵角機構5自体の外径増大を抑制しつつ、モータ外径の大型化を図ることができる。
また、中空モータ60のステータ62がロータであるボールねじナット61から受けるモータ反力方向は、ラック部材70の軸方向に対して直交した方向となる。よって、ラック部材70の軸方向移動を直接的に妨げることがなく、制御性の向上を図ることができる。
次に、実施例3について説明する。基本的な構成は実施例1,2と同様であるため、異なる点についてのみ説明する。
図5は実施例3の車両用操舵装置の構成を表す概略図である。尚、可変舵角機構5は実施例1もしくは実施例2において説明したどちらのタイプでもよく、特に限定しない。ステアリングシャフト2上には、運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサ13が設けられている。
ステアリングロッド54上であって、可変舵角機構5よりも操向輪7側には、ステアリングロッド54の軸方向推力を付与するパワーステアリング機構80が設けられている。このパワーステアリング機構80は、車体側に固定支持されている。パワーステアリング機構80は、ステアリングロッド54の外周に設けられたボールねじ等によってラック軸力をモータ駆動によりアシストする周知の構成であるため説明を省略する。尚、パワーステアリング機構としては、ボールねじ等を介してモータ駆動するものに限られず、ステアリングロッド54上に別途ラック歯を形成し、モータに接続されたピニオンによりアシストしてもよい。また、電動に限られるものではなく、油圧式パワーステアリング装置であってもよい。すなわち、パワーステアリング機構によるトルク入力点を、可変舵角機構5よりも操向輪7側の動力(操舵力)伝達経路上とすればよい。
EPSコントロールユニット14には、車速センサ11及びトルクセンサ13等の信号が入力され、運転者の操舵状態に基づいて操舵アシストトルクが演算される。この操舵アシストトルクに応じた電流指令値をパワーステアリング機構80に出力し、運転者の操舵トルクをアシストする。
以上説明したように、実施例3の構成にあっては、実施例1及び実施例2の効果(1)〜(7)に加えて下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(8).運転者の操舵トルクをアシストするパワーステアリング機構80を設け、パワーステアリング機構80によるトルク入力点を、可変舵角機構5よりも操向輪7側の動力伝達経路上とした。よって、可変舵角機構5に入力されるトルクが小さくなると共に、ステアリングロッド54からステアリングホイール1までの操舵系における各部品の捩れやガタの影響を抑制することができ、制御性能の向上を図ることができる。
次に、実施例4について説明する。図6は実施例4における可変舵角機構90の構成を表す部分断面図である。車体側に固定支持されたハウジング90a内には、第1回転メンバ91と、第2回転メンバ92と、第3回転メンバ93に連結された遊星歯車から構成された可変舵角機構90が収装されている。
第1回転メンバ91は、中空円筒状であって、図6中右側端部外周には、モータ用ピニオン57aと噛合する外歯ギヤ91aが形成されている。また、第1回転メンバ91の図6中左側端部外周には、サンギヤ91bが形成されている。また、外歯ギヤ91aとサンギヤ91bとの間には、外周に第2回転メンバ92を回転可能に支持する支持部91cが形成されている。
第2回転メンバ92は、ピニオン4aと噛合し、ピニオンシャフト4の回転方向を略垂直方向(ステアリングロッド54の軸回り)に変換する傘歯車92aと、プラネタリピニオン92bを回転可能に支持するプラネタリキャリヤ92bから構成されている。プラネタリピニオン92bは、サンギヤ91bと噛合すると共に、後述するリングギヤ93bと噛合する。
第3回転メンバ93は、ステアリングロッド54の外周に延在された円筒部93aと、プラネタリピニオン92bと噛合するリングギヤ93bと、円筒部93aの内周側に形成され、ステアリングロッド54と噛合するボールねじナット93cから構成されている。尚、第3回転メンバ93は円筒部93aの外周とハウジング90aとの間で支持されているが、例えば、円筒部93aとリングギヤbとを接続するメンバとハウジング90aとの間で軸方向に支持してもよいし、リングギヤ93の外周とハウジング90aとの間で径方向に支持してもよいし、円筒部93aに実施例1で説明したボールねじナット51に記載のテーパ形状等を形成することで径方向、軸方向の両方を支持してもよく、特に限定しない。
リングギヤ93bが回転すると、円筒部93aも一体に回転し、この回転によりボールねじナット93cを介してステアリングロッド54を軸方向に移動する。尚、ボールねじナット93cは、ステアリングロッド54の軸方向移動により回転する可逆性を有するように形成されている。
可変舵角機構90は、車体側に支持されたハウジング90a内に収装され、モータ57は、このハウジング90aに対して固定支持されると共に、円筒部93aの外周とハウジング90a内周との間で回転可能に支持するベアリング90b等が配置されている。尚、実施例4では、傘歯車92aによりピニオン4aの回転方向を変換し、ボールねじナット93cによって軸方向移動量に変換することから、これらが特許請求の範囲に記載のラックに相当する。
図7は可変舵角機構90の各回転メンバ91,92,93の回転速度の関係を表す共線図である。以下、ピニオン4aの回転速度を一定とし、モータ57の回転速度が変化した場合のステアリングロッド54の軸方向移動速度(軸方向移動量に相当)との関係について各剛体レバー(1)〜(3)について説明する。
(モータ57の回転速度をピニオン4aの回転速度よりも遅くした場合)
運転者のステアリングホイール1操作によりピニオン4aがピニオンシャフト4回りに回転すると、傘歯車92aによりステアリングロッド54回りの回転に変換され、第2回転メンバ92の回転速度が上昇する。このとき、モータ57の回転速度がピニオン4aの回転速度よりも遅い場合は、図7の剛体レバー(1)に示すように、第1回転メンバ91の回転によって第3回転メンバ93の回転速度が増速される。これにより、ステアリングロッド54の軸方向移動量が大きくなり、図8のピニオン角と転舵角の関係図に示すように、操舵角θに対する転舵角f(θ)は加算制御される。
(モータ57の回転速度をピニオン4aの回転速度と同じにした場合)
運転者のステアリングホイール1操作によりピニオン4aが回転すると、第2回転メンバ92の回転速度が上昇する。このとき、モータ57の回転速度がピニオン4aの回転速度と同じ場合は、図7の剛体レバー(2)に示すように、第1回転メンバ91の回転によって第3回転メンバ93の回転速度はピニオン4aの回転速度と同速とされる。これにより、ステアリングロッド54の軸方向移動量は、通常のコンベンショナルな車両と同じ状態となり、図8のピニオン角と転舵角の関係図に示すように、操舵角θに対する転舵角f(θ)は1:1の制御となる。
(モータ57の回転速度をピニオン4aの回転速度よりも速くした場合)
運転者のステアリングホイール1操作によりピニオン4aが回転すると、第2回転メンバ92の回転速度が上昇する。このとき、モータ57の回転速度がピニオン4aの回転速度よりも速い場合は、図7の剛体レバー(3)に示すように、第1回転メンバ91の回転によって第3回転メンバ93の回転速度が減速される。これにより、ステアリングロッド54の軸方向移動量が小さくなり、図8のピニオン角と転舵角の関係図に示すように、操舵角θに対する転舵角f(θ)は減算制御される。
(モータ57がフェールし、停止した場合)
可変舵角機構90に何らかのフェールが発生し、モータ57が駆動できなくなった場合には、第1回転メンバ91の回転速度が0とされる。このとき、運転者のステアリングホイール1操作によりピニオン4aが回転すると、第3回転メンバ93の回転速度は増速される。これにより、モータ57がフェールしたとしても確実に操舵可能な状態を維持することができる。尚、ボールねじナット93cとステアリングロッド54とのボールねじリードを適宜設定することで、モータ57停止時のギヤ比が、コンベンショナルな車両と同じギヤ比となるように設定しても良い。また、モータ用ピニオン57aと外歯ギヤ91aとを、モータ57からのみトルク伝達を許容する非可逆性を有するようにしてもよい。これにより、フェール時等にモータ57を固定することができる。
以上説明したように、実施例4の構成にあっては、実施例1の効果(1)に加えて下記に列挙する作用効果を得ることができる。
(9).ラックを、モータ57に接続されたサンギヤ91bと、ピニオン4aと噛合すると共に回転方向を変換する傘歯車92aを有するピニオンキャリヤ92cと、内周にボールねじナット93cを有するリングギヤ93bから成る単純遊星歯車とし、ステアリングロッド54を、外周にボールねじナット93cと噛合するボールねじ軸とした。よって、モータ57の回転によって、ラックとステアリングロッド54との軸方向相対移動量を加減算可能に制御することができる。
(10).ラックに相当する単純遊星歯車が、実施例1〜3と異なり、ピニオン4aの回転によって軸方向に移動しないため、ステアリングロッド54よりも径の大きな部分を極力小さくすることが可能となり、構成のコンパクト化を図ることができる。
(11).モータ57を第1回転メンバ91(サンギヤ91b)と接続しているため、フェール時にモータ57が停止したとしても、ステアリングロッド54の移動方向が通常のステアリング操作方向と同方向となり、安全性を確保することができる。
尚、実施例4では、モータ57の駆動軸とステアリングロッド54の軸方向とを同方向として配置したが、モータ57の駆動軸方向を他の方向に設定しても良い。
次に、実施例5について説明する。基本的な構成は実施例4と同じであり、パワーステアリング機構を備えた点のみ異なる。尚、パワーステアリング機構の基本的な構成は実施例3と同様であるため、これら実施例3,4と異なる点についてのみ説明する。
第3回転メンバ93dの外周には、ウォームホイール93dが形成されている。また、ハウジング90aには、パワーモータ81が固定支持されている。パワーモータ81の駆動軸にはウォームギヤ82が設けられ、ウォームホイール93dと噛合している。尚、このウォームギヤ82及びウォームホイール93dは可逆性が得られるギヤ比に設定されており、フェール時等にパワーモータ81が停止したとしても、ノンアシスト操舵(以下、マニュアルステアと記載)を達成することができる。
運転者の操舵トルクが検出されると、パワーモータ81によりアシストトルクが第3回転メンバ93に付与され、ボールねじナット93cを介してステアリングロッド54の軸方向移動を直接アシストする。よって、操舵時に可変舵角機構90に大きな負荷が掛かることがなく、剛性感の高い操舵フィーリングを得ることができる。
以上説明したように、実施例5の構成にあっては、実施例1の効果(1)、実施例3の効果(8)、及び実施例4の効果(9)〜(11)に加えて、下記に列挙する効果を得ることができる。
(12).ウォームギヤ82及びウォームホイール93dにより、操舵トルクをアシストすることで大きなギヤ比を得ることが可能となり、パワーモータ81の小型化を図ることができる。
以上、上記実施例1〜5について説明したが、本願発明は上記構成に限られるものではなく、他の構成であっても良い。例えば、実施例1,2ではボールねじ54aによりラック部材51,70とステアリングロッド54の軸方向相対移動量を制御したが、他のギヤ機構や油圧制御によって軸方向相対移動量を制御しても良い。
また、ラック部材51,70とステアリングロッド54を同軸上に配置したが、ラック部材51,70の径方向に離間してステアリングロッド54を配置し、ギヤ機構等を介して接続しても良い。
また、実施例4では、モータ57の駆動軸をステアリングロッド54と平行に配置したが、ウォームギヤ等を用いて略直交方向にモータ57を配置してもよい。このとき、ウォームギヤ57の特性を非可逆式とすることで、モータ57のフェール時等にロック機構等を別途設ける必要が無く、構成の簡略化を図ることができる。
また、実施例5では、パワーモータ81をウォームギヤ82を用いてステアリングロッド54と略直交方向に配置したが、他の歯車要素を用いてステアリングロッド54と平行に配置してもよい。
また、実施例4にパワーステアリング機構を搭載する際、実施例3に記載のパワーステアリング機構を搭載してもよいし、ピニオンシャフト4にトルクを付与するタイプのパワーステアリング機構を搭載してもよいし、油圧式パワーステアリング機構を搭載してもよい。
実施例1の車両用操舵装置の構成を表す概略図である。 実施例1の可変舵角機構の詳細を表す拡大部分断面図である。 実施例1の可変舵角機構の各制御状態を表す概略図である。。 実施例2の可変舵角機構を表す概略図である。 実施例3の車両用操舵装置の構成を表す概略図である。 実施例4の可変舵角機構の詳細を表す拡大部分断面図である。 実施例4の可変舵角機構の各回転メンバの回転速度の関係を表す共線図である。 実施例4のピニオン角と操向輪転舵角の関係を表す図である。 実施例5の可変舵角機構の詳細を表す拡大部分断面図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 中間シャフト
4 ピニオンシャフト
5 可変舵角機構
7 操向輪
51 ラック部材
54 ステアリングロッド
81 パワーモータ
90 可変舵角機構

Claims (11)

  1. ステアリングホイールの操舵角に応じて回転するピニオンと、
    前記ピニオンの回転を軸方向移動量に変換するラックと、
    操向輪に接続され、前記ラック軸方向に移動するステアリングロッドと、
    を備えた車両用操舵装置において、
    前記ラックと前記ステアリングロッドの軸方向相対移動量を、前記ピニオンの回転に対して独立に加減算可能な可変舵角手段と、
    を設けたことを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記ラックと前記ステアリングロッドを同軸に配置したことを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用操舵装置において、
    前記可変舵角手段はモータを有し、該モータを車体側に対して固定支持したことを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1または2に記載の車両用操舵装置において、
    前記可変舵角手段はモータを有し、該モータを前記ラックに対して固定支持したことを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項1ないし4いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記可変舵角手段は、ボールねじナットと、このボールねじナットの回転を制御するモータを有し、
    前記ラックを、外周にラック歯を有すると共に、内周に前記ボールねじナットを相対回転可能に支持する中空構造とし、
    前記ステアリングロッドを、外周に前記ボールねじナットと噛合するボールねじ軸としたことを特徴とする車両用操舵装置。
  6. 請求項5に記載の車両用操舵装置において、
    前記可変舵角手段は、
    前記ボールねじナットの前記ラックの軸方向外側に延在されると共に、外周にスプラインを有する延在部と、
    前記スプラインと軸方向移動可能に噛合すると共に、前記モータと噛合する回転伝達部材と、
    を有することを特徴とする車両用操舵装置。
  7. 請求項5または6に記載の車両用操舵装置において、
    前記ボールねじと前記ボールねじナットは、前記モータからのトルク入力のみ許容することを特徴とする車両用操舵装置。
  8. 請求項1ないし3いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記ラックを、所定の減速比を介して接続された複数の回転要素が、各回転要素間の減速比に応じて設定された軸間距離を持って平行に配置された線で示され、これらの線の間隔方向とそれぞれの回転要素の回転速度とした共通速度線図上に、少なくとも前記ピニオンと、モータと、このモータと異なる線上に配置され前記ステアリングロッドと接続された出力部材と、から構成したことを特徴とする車両用操舵装置。
  9. 請求項8に記載の車両用操舵装置において、
    前記ラックを、前記モータに接続されたサンギヤと、前記ピニオンと噛合すると共に回転方向を変換する傘歯車を有するピニオンキャリヤと、内周にボールねじナットを有するリングギヤから成る単純遊星歯車とし、
    前記ステアリングロッドを、外周に前記ボールねじナットと噛合するボールねじ軸としたことを特徴とする車両用操舵装置。
  10. 請求項1ないし9いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    運転者の操舵トルクをアシストするパワーステアリング機構を設け、
    前記パワーステアリング機構によるトルク入力点を、前記可変舵角手段よりも操向輪側の動力伝達経路上としたことを特徴とする車両用操舵装置。
  11. ステアリングホイールの操舵角に応じて回転するピニオンと、
    前記ピニオンの回転を軸方向移動量に変換するラックと、
    操向輪に接続され、前記ラック軸方向に移動するステアリングロッドと、
    を備えた車両用操舵装置において、
    前記ラックと前記ステアリングロッドとの軸方向相対移動量を加減算可能に制御することを特徴とする車両用操舵装置。
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