JP2002002508A - 舵角伝達比可変操舵装置 - Google Patents

舵角伝達比可変操舵装置

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JP2002002508A
JP2002002508A JP2000190379A JP2000190379A JP2002002508A JP 2002002508 A JP2002002508 A JP 2002002508A JP 2000190379 A JP2000190379 A JP 2000190379A JP 2000190379 A JP2000190379 A JP 2000190379A JP 2002002508 A JP2002002508 A JP 2002002508A
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Japan
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steering
rack member
rod
motor
transmission ratio
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JP2000190379A
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Inventor
Hiroshi Tonomura
博史 外村
Toru Akiba
亨 穐場
Takashi Hashimoto
隆志 橋本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 舵角伝達比変更機構がステアリングホイール
の遊びを大きくすることのないようにした舵角伝達比可
変操舵装置を提案する。 【解決手段】 ステアリングロッド2の両端をタイロッ
ド3により車輪4に連結し、ステアリングホイール12
により回転されるピニオン10と噛合するラックメンバ
5をロッド2に嵌合すると共に軸受6,7を介してロッ
ド2上に回転自在に支持する。ラックメンバ5の一端に
歯車5aを設け、これに噛合するピニオン8を駆動する
モータ9をロッド2に取着する。ラックメンバ5の外周
歯5bはラックメンバ5の回転中もピニオン10との噛
合状態を保ってこれとの間でネジ作用を生起させる螺旋
状の歯とする。ステアリグホイール12によるピニオン
10の回転でラックメンバ5がロッド2を伴ってストロ
ークされ、車輪4を転舵し得る。モータ9の駆動により
ラックメンバ5を回転させると、歯5bとピニオン10
との間のネジ作用でラックメンバ5がストロークされ、
モータ9の回転量を加減することで舵角伝達比を変更す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵量に対する車
輪転舵量の比である舵角伝達比を適宜変更し得るように
した舵角伝達比可変操舵装置の改良提案に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両の操舵装置は、ステアリングホイー
ルの操舵量に対する車輪転舵量の比、つまり舵角伝達比
を適宜変更し得るようにした舵角伝達比可変操舵装置
が、諸般の運転事情に良くマッチして重宝である。そこ
で従来、種々の舵角伝達比可変操舵装置が提案されてお
り、例えば特開平11−20714号公報に記載され
た、図7に示すごときものが一般的なものとして知られ
ている。
【0003】図7において、Aはステアリングホイー
ル、Bはステアリングギヤを示し、ステアリングホイー
ルAは、二分割したステアリングシャフトC,Dおよび
これらシャフト間に介在させた遊星歯車機構Eを介しス
テアリングギヤBの入力ギヤに駆動結合して、左右操舵
輪Fを転舵可能とする。なお、ステアリングホイールA
に近いステアリングシャフトCには操舵角センサGおよ
び操舵トルクセンサHを設ける。
【0004】遊星歯車機構EはサンギヤI、キャリア
J、およびリングギヤKの3要素を主たる構成要素と
し、サンギヤIにステアリングシャフトCを、またキャ
リアJにステアリングシャフトDを結合し、リングギヤ
Kを電動モータLにより減速歯車組Mを介して回転駆動
可能にする。ここで電動モータLには、その回転角を検
出するための回転角センサNを設け、また遊星歯車機構
Eには、キャリアJおよびリングギヤK間を回転結合さ
せて遊星歯車機構Eをインターロックさせるための電磁
クラッチOを設ける。
【0005】電磁クラッチOをONして締結させると、
遊星歯車機構Eのインターロックによりステアリングホ
イールAからステアリングシャフトCへの回転がそのま
まステアリングシャフトDを経てステアリングギヤBに
入力され、舵角伝達比はステアリングギヤBのギヤ比で
決まる一定値になる。この状態で電動モータLを操舵方
向に駆動すると、インターロック状態の遊星歯車機構E
を介して操舵系が同方向に助勢され、操舵力を軽減する
ことができる。この時の電動モータLの駆動方向および
駆動力は、操舵トルクセンサHにより検出した操舵トル
クおよび操舵方向に応じて制御する。
【0006】電磁クラッチOをOFFして解放させる
と、遊星歯車機構Eが差動状態になり、ステアリングシ
ャフトCとステアリングシャフトDとが差動回転可能に
なる。これがため、電動モータLの回転量が舵角伝達比
可変成分としてステアリングホイールAの操舵量に加算
され、ステアリングギヤBに入力されることで舵角伝達
比を変更することができる。この時の電動モータLの駆
動方向および駆動量は、操舵角センサGにより検出した
操舵方向および操舵量に応じて制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の舵角伝
達比可変操舵装置にあっては上記のものに代表されるよ
うに、ステアリングギヤBにおけるバックラッシュの他
に、舵角伝達比可変機構を成す遊星歯車機構Eにおける
バックラッシュも操舵力伝達系に関与する構成であるた
め、ステアリングホイールAの遊びが倍加される傾向に
あり、操舵フィーリングの悪化を招く懸念があった。
【0008】請求項1に記載の第1発明は、舵角伝達比
可変機構がかようにステアリングホイールの遊びを大き
くして操舵フィーリングの悪化を生じさせることのない
ようにした舵角伝達比可変操舵装置を提案することを目
的とする。
【0009】請求項2に記載の第2発明は、構成要件が
少なくてコンパクトな構成で第1発明の作用効果を達成
し得るようにした舵角伝達比可変操舵装置を提案するこ
とを目的とする。
【0010】請求項3に記載の第3発明は、第2発明の
構成を更に小型化し得るようにした舵角伝達比可変操舵
装置を提案することを目的とする。
【0011】請求項4に記載の第4発明は、通常のラッ
ク・ピニオン型ステアリングギヤをそのまま用い、その
軸線方向に舵角伝達比可変機構を並置する構成で第1発
明の作用効果を達成し得るようにした舵角伝達比可変操
舵装置を提案することを目的とする。
【0012】請求項5に記載の第5発明は、第4発明の
構成をコンパクトに実現し得るようにした舵角伝達比可
変操舵装置を提案することを目的とする。
【0013】請求項6に記載の第6発明は、第4発明の
構成において舵角伝達比可変機構を成すモータへ車輪側
からの逆入力が伝達されることのないようにし、従って
当該逆入力が運転者に良好に伝わって運転者が路面情報
を確実に感知し得るようにした舵角伝達比可変操舵装置
を提案することを目的とする。
【0014】請求項7に記載の第7発明は、センターテ
イクオフ型ステアリング装置として第1発明の構成を実
現した舵角伝達比可変操舵装置を提案することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため、第1
発明による舵角伝達比可変操舵装置は、操舵入力に応動
して回転されるステアリングピニオンと、該ステアリン
グピニオンの回転によりストロークされるラックメンバ
と、該ラックメンバと共にストロークして車輪転舵リン
ケージに操舵力を伝達するステアリングロッドとを具
え、モータ駆動のネジ作用により該ステアリングロッド
を前記ステアリングスピニオンに対し前記ストローク方
向へ相対変位させることで、車輪転舵角を前記操舵入力
による舵角と前記モータ駆動による舵角との和値として
決定するよう構成したことを特徴とするものである。
【0016】第2発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第1発明において、前記モータ駆動により前記ラッ
クメンバが回転されるよう構成すると共に、該ラックメ
ンバの外周に前記回転中も前記ステアリングピニオンと
の噛合状態を保って該ステアリングピニオンとの間で前
記ネジ作用を生起する螺旋状の歯を形成したことを特徴
とするものである。
【0017】第3発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第2発明において、前記ラックメンバを中空として
該ラックメンバの中空孔内に前記ステアリングロッドを
貫通させると共にラックメンバをステアリングロッド上
に軸線方向変位不能な状態で回転自在に支持し、該ステ
アリングロッドに固設したモータの駆動により前記ラッ
クメンバの回転を行わせるよう構成したことを特徴とす
るものである。
【0018】第4発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第1発明において、前記ラックメンバを中空として
該ラックメンバの中空孔内に前記ステアリングロッドを
貫通すると共にこれらラックメンバおよびステアリング
ロッド間にナットメンバを介在させ、該ナットメンバを
ラックメンバの中空孔内に軸線方向変位不能な状態で回
転自在に支持すると共にステアリングロッドに対して螺
合させたことを特徴とするものである。
【0019】第5発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第4発明において、前記ナットメンバの外周に設け
たモータロータと、該モータロータを包囲するよう前記
ラックメンバの内周に設けたモータステータとで前記モ
ータ駆動用のモータを構成したことを特徴とするもので
ある。
【0020】第6発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第4発明において、前記ラックメンバから突出する
前記ナットメンバの端部にウォームギヤを設け、前記モ
ータ駆動用のモータを前記ラックメンバに固設し、該モ
ータの出力軸に結合したウォームを前記ウォームギヤに
噛合させたことを特徴とするものである。
【0021】第7発明による舵角伝達比可変操舵装置
は、第1発明において、前記ステアリングロッドを中空
として該ステアリングロッドの中空孔内に前記ラックメ
ンバを貫通し、ステアリングロッドを包套するようラッ
クメンバに一体的に設けた筒状メンバに対し軸線方向変
位不能に回転支持してナットメンバを設け、該ナットメ
ンバをステアリングロッドの外周に螺合させると共に、
前記筒状メンバに固設したモータによりウォームおよび
ウォームギヤを介して前記ナットメンバをモータ駆動す
るよう構成したことを特徴とするものである。
【0022】
【発明の効果】第1発明においては、操舵入力に応動し
てステアリングピニオンが回転され、該ステアリングピ
ニオンの回転によりラックメンバがストロークされ、該
ラックメンバと共にステアリングロッドがストロークし
て車輪転舵リンケージに操舵力を伝達することで車輪の
転舵を行うことができる。この転舵中においてステアリ
ングロッドをモータ駆動のネジ作用によりステアリング
スピニオンに対し上記ストロークの方向へ相対変位させ
ると、車輪転舵角が上記操舵入力による舵角と上記モー
タ駆動による舵角との和値として決定され、モータ駆動
による舵角の操作により舵角伝達比を変更することがで
きる。
【0023】上記の構成によれば、舵角伝達比可変機構
がステアリングホイールの遊びに関与することがなく、
歯車のバックラッシュに起因したステアリングホイール
の遊びはステアリングピニオンとラックメンバとの噛み
合い部におけるバックラッシュによる遊びのみとなり、
ステアリングホイールの遊びが大きくなって操舵フィー
リングの悪化を招くという問題を回避することができ
る。
【0024】第2発明においては、前記モータ駆動によ
り前記ラックメンバ自身が回転されるようにし、該ラッ
クメンバの外周に前記回転中もステアリングピニオンと
の噛合状態を保って該ステアリングピニオンとの間で前
記のネジ作用を生起する螺旋状の歯を形成した構成にな
るから、構成要件が少なくてコンパクトな構成で上記第
1発明の作用効果を達成することができる。
【0025】第3発明においては、第2発明におけるラ
ックメンバを中空として該ラックメンバの中空孔内に前
記ステアリングロッドを貫通させると共にラックメンバ
をステアリングロッド上に軸線方向変位不能な状態で回
転自在に支持し、該ステアリングロッドに固設したモー
タの駆動により前記ラックメンバの回転を行わせる構成
になるから、第2発明の構成を更に小型化することがで
きる。
【0026】第4発明においては、第1発明におけるラ
ックメンバを中空として該ラックメンバの中空孔内に前
記ステアリングロッドを貫通すると共にこれらラックメ
ンバおよびステアリングロッド間にナットメンバを介在
させ、該ナットメンバをラックメンバの中空孔内に軸線
方向変位不能な状態で回転自在に支持すると共にステア
リングロッドに対して螺合させた構成になるから、通常
のラック・ピニオン型ステアリングギヤをそのまま用
い、その軸線方向に舵角伝達比可変機構を並置する構成
で第1発明の作用効果を達成することができる。
【0027】第5発明においては、第4発明におけるナ
ットメンバの外周に設けたモータロータと、該モータロ
ータを包囲するようラックメンバの内周に設けたモータ
ステータとで前記モータ駆動用のモータを構成したか
ら、モータがラックメンバに対して同心に配置されるこ
ととなり、従って第4発明の構成をコンパクトに実現す
ることができる。
【0028】第6発明においては、第4発明の構成に際
しラックメンバから突出するナットメンバの端部にウォ
ームギヤを設け、前記モータ駆動用のモータをラックメ
ンバに固設し、該モータの出力軸に結合したウォームを
上記ウォームギヤに噛合させたことから、第4発明の構
成に際し舵角伝達比可変機構を成すモータへ車輪側から
の逆入力が伝達されることのないようにすることがで
き、従って当該逆入力が運転者に良好に伝わって運転者
が路面情報を確実に感知し得ることとなる。
【0029】第7発明においては、第1発明におけるス
テアリングロッドを中空として該ステアリングロッドの
中空孔内にラックメンバを貫通し、ステアリングロッド
を包套するようラックメンバに一体的に設けた筒状メン
バに対し軸線方向変位不能に回転支持してナットメンバ
を設け、該ナットメンバをステアリングロッドの外周に
螺合させると共に、前記筒状メンバに固設したモータに
よりウォームおよびウォームギヤを介して前記ナットメ
ンバをモータ駆動するよう構成したから、第1発明の構
成を、センターテイクオフ型ステアリング装置として実
現することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になる舵角伝達比可変操舵装置を示し、図2および図
3は、その作用説明図である。図1において1は、車体
に固定したステアリングギヤケースで、これにステアリ
ングロッド2を摺動自在に貫通して設ける。ステアリン
グギヤケース1の両端から突出するステアリングロッド
2の両端はそれぞれ、タイロッド3を可とする車輪4の
転舵リンケージに連結し、ステアリングロッド2のスト
ロークにより車輪4を転舵し得るようにする。
【0031】ステアリングギヤケース1内には更にラッ
クメンバ5を設け、このラックメンバ5を中空としてス
テアリングロッド2に嵌合する。そしてラックメンバ5
は軸受6,7を介してステアリングロッド2上に回転自
在に支持するが、軸線方向へはストローク不能とする。
ラックメンバ5の一端に歯車5aを一体に設け、これに
噛合するピニオン8を駆動する電動モータ9をステアリ
ングロッド2に取着して、ラックメンバ5を電動モータ
9により回転駆動し得るようにする。
【0032】ステアリングギヤケース1内にはまた、ラ
ックメンバ5の外周に形成した歯5bと噛み合うステア
リングピニオン10を配置し、このステアリングピニオ
ン10はステアリングシャフト11を介しステアリング
ホイール12に結合すると共に軸受13,14によりス
テアリングギヤケース1内に回転自在に支持する。ラッ
クメンバ5およびステアリングピニオン10の関係は、
通常のラック・ピニオン型ステアリングギヤと同じ相関
関係で相互に噛合するものとするが、ラックメンバ5の
外周に形成する歯5bは、ラックメンバ5の上記回転中
もステアリングピニオン10との噛合状態を保って該ス
テアリングピニオン10との間でネジ作用を生起させる
ような螺旋状の歯とする。
【0033】上記実施の形態になる舵角伝達比可変操舵
装置の作用を次に説明するに、ステアリングホイール1
2からの操舵入力がステアリングシャフト11を経てス
テアリングピニオン10に至ると、ステアリングピニオ
ン10が操舵量だけ図2に矢αで示すように回転されて
ラックメンバ5を同図に示すように対応するストローク
量L11だけ軸線方向へ変位させる。ラックメンバ5の
当該ストロークL11は軸受6,7を介してステアリン
グロッド2にそのまま伝達され、ステアリングロッド2
はタイロッド3を介して車輪4をステアリングホイール
12の操舵に応じた方向へ対応する量だけ転舵すること
ができる。
【0034】一方で電動モータ9を駆動してピニオン8
を図3にβで示すように回転させると、この回転が歯車
5aを介してラックメンバ5を同図にδで示すごとく逆
方向へ回転させる。ラックメンバ5はかかる回転によ
り、その外周における螺旋状の歯5bとステアリングピ
ニオン10との間にネジ作用を生起し、これによりラッ
クメンバ5自身が図3に示す対応ストローク量L12だ
け軸線方向へ変位する。従って車輪4の転舵量は、ステ
アリングホイール12によるラックメンバ5のストロー
ク量L11と、電動モータ9の駆動によるラックメンバ
5のストローク量L12との和値L1に相当する転舵量
となり、電動モータ9の回転量を加減することにより舵
角伝達比を変更制御することができる。
【0035】ところで本実施の形態においては、舵角伝
達比可変機構がラックメンバ5自身をモータ駆動により
回転してステアリングピニオン10との間にネジ作用を
生起させることで舵角伝達比を変更する構成であるた
め、舵角伝達比可変機構がステアリングホイール12の
遊びに関与することがなく、歯車のバックラッシュに起
因したステアリングホイール12の遊びはステアリング
ピニオン10とラックメンバ5との噛み合い部における
バックラッシュによる遊びのみとなり、ステアリングホ
イールの遊びが大きくなって操舵フィーリングの悪化を
招くという問題を回避することができる。
【0036】しかも上記ごとく、モータ駆動によりラッ
クメンバ5自身が回転されるようにし、ラックメンバ5
の外周に、その回転中もステアリングピニオン10との
噛合状態を保ってステアリングピニオン10との間で上
記のネジ作用を生起する螺旋状の歯5bを形成した構成
により上記の作用効果が得られるようにしたから、構成
要件が少なくてコンパクトな構成で上記の作用効果を達
成することが可能である。
【0037】更に本実施の形態においては、ラックメン
バ5を中空としてその中空孔内にステアリングロッド2
を貫通させると共にラックメンバ5をステアリングロッ
ド2上に軸線方向変位不能な状態で回転自在に支持し、
ステアリングロッド2に固設した電動モータ9の駆動に
よりラックメンバ5の上記回転を行わせる構成にしたか
ら、構成の更なる小型化を実現することができる。
【0038】図4は本発明の他の実施の形態で、図中、
図1〜図3におけると同様の部分を同一符号にて示す。
本実施の形態においては、ステアリングピニオン10が
噛み合うラックメンバ5の歯5cを、通常のラック・ピ
ニオン型ステアリングギヤにおけるラック歯と同じにし
てラックメンバ5を回転不能とし、ステアリングギヤケ
ース1内でストローク方向へのみ変位可能にする。
【0039】しかしラックメンバ5を上記実施の形態に
おけると同様に中空とし、該ラックメンバの中空孔内に
ステアリングロッド2を摺動自在に貫通する。そしてラ
ックメンバ5の一部5dを大径とし、当該大径部におい
てラックメンバ5およびステアリングロッド2間にナッ
トメンバ21を介在させる。このナットメンバ21は、
ラックメンバ5の大径部5dにおける中空孔内に軸受2
2,23により軸線方向変位不能な状態で回転自在に支
持し、ナットメンバ21の内周面をボールネジ24によ
りステアリングロッド2の外周に螺合させる。
【0040】ラックメンバ5の大径部5dにおける中空
孔と、ナットメンバ21との間には電動モータ25を設
け、この電動モータ25を、ナットメンバ21の外周に
固設したモータロータ25aと、該モータロータ25a
を包囲するようラックメンバ5の大径部5d内に固設し
たモータステータ25bとで構成する。電動モータ25
は、モータロータ25aおよびモータステータ25b間
に作用する電磁力により回転力を発生してナットメンバ
21を回転させ、当該ナットメンバ21の回転によりボ
ールネジ24を介してナットメンバ21とステアリング
ロッド2との間にネジ作用を生起することでステアリン
グロッド2をストロークさせるものである。
【0041】本実施の形態になる舵角伝達比可変操舵装
置の作用を次に説明するに、ステアリングホイール12
(図1参照)による操舵入力がステアリングシャフト1
1を経てステアリングピニオン10に至ると、ステアリ
ングピニオン10が操舵量だけ回転されてラックメンバ
5を対応するストローク量だけ軸線方向へ変位させる。
ラックメンバ5の当該ストロークは軸受22,23、ナ
ットメンバ21およびボールネジ24を順次介してステ
アリングロッド2にそのまま伝達され、ステアリングロ
ッド2は図1〜図3につき前述したと同様にして車輪を
転舵することができる。
【0042】一方で電動モータ25を駆動してナットメ
ンバ21を回転させると、ナットメンバ21およびステ
アリングロッド2間におけるボールネジ24のネジ作用
によりステアリングロッド2がナットメンバ21および
ラックメンバ5に対し相対的に軸線方向へ変位される。
従って車輪転舵量は、ステアリングホイールによるラッ
クメンバ5のストローク量と、電動モータ25の駆動に
よるステアリングロッド2のストローク量との和値に相
当する転舵量となり、電動モータ25の回転量を加減す
ることにより舵角伝達比を変更制御することができる。
【0043】ところで本実施の形態においては、舵角伝
達比可変機構がラックメンバ5の大径部5dとステアリ
ングロッド2との間におけるナットメンバ21を電動モ
ータ25により回転して、ステアリングロッド2をボー
ルネジ24のネジ作用によりストロークさせることで舵
角伝達比を変更する構成であるため、舵角伝達比可変機
構がステアリングホイールの遊びに関与することがな
く、歯車のバックラッシュに起因したステアリングホイ
ールの遊びはステアリングピニオン10とラックメンバ
5との噛み合い部におけるバックラッシュによる遊びの
みとなり、ステアリングホイールの遊びが大きくなって
操舵フィーリングの悪化を招くという問題を回避するこ
とができる。
【0044】しかもラックメンバ5を回転させる必要が
ないために、通常のラック・ピニオン型ステアリングギ
ヤをそのまま用いて、その軸線方向に舵角伝達比可変機
構を並置する構成を採用することができ、大いに有利で
ある。またナットメンバ21を駆動する電動モータ25
を、ナットメンバ21の外周に設けたモータロータ25
aと、これを包囲するようラックメンバ大径部5dの内
周に設けたモータステータ25bとで構成したから、電
動モータ25がラックメンバ5に対し同心に配置される
こととなって構成をコンパクトにすることができる。
【0045】図5は本発明の更に他の実施の形態で、図
中、図1〜図3におけると同様の部分を同一符号にて示
す。本実施の形態においても、ステアリングピニオン1
0が噛み合うラックメンバ5の歯5cを、通常のラック
・ピニオン型ステアリングギヤにおけるラック歯と同じ
にしてラックメンバ5を回転不能とし、ステアリングギ
ヤケース1内でストローク方向へのみ変位可能にする。
【0046】そしてラックメンバ5を中空としてその中
空孔内にステアリングロッド2を遊嵌し、ラックメンバ
5およびステアリングロッド2間にナットメンバ31を
介在させる。このナットメンバ31は、ラックメンバ5
の中空孔内に軸受32,33により軸線方向変位不能な
状態で回転自在に支持し、ナットメンバ31の内周面を
ボールネジ34によりステアリングロッド2の外周に螺
合させる。
【0047】更にラックメンバ5に電動モータ35を固
設し、ラックメンバ5から突出するナットメンバ31の
端部にウォームギヤ36を設け、電動モータ35により
回転駆動されるウォーム37をウォームギヤ36に噛合
させる。電動モータ35はその駆動時にウォーム37お
よびウォームギヤ36を順次介してナットメンバ31を
非可逆的に回転させ、当該ナットメンバ31の回転によ
りボールネジ34を介してナットメンバ31とステアリ
ングロッド2との間にネジ作用を生起することでステア
リングロッド2をストロークさせるようなものである。
【0048】本実施の形態になる舵角伝達比可変操舵装
置の作用を次に説明するに、ステアリングホイール12
(図1参照)による操舵入力がステアリングシャフト1
1を経てステアリングピニオン10に至ると、ステアリ
ングピニオン10が操舵量だけ回転されてラックメンバ
5を対応するストローク量だけ軸線方向へ変位させる。
ラックメンバ5の当該ストロークは軸受32,33、ナ
ットメンバ31およびボールネジ34を順次介してステ
アリングロッド2にそのまま伝達され、ステアリングロ
ッド2は図1〜図3につき前述したと同様にして車輪を
転舵することができる。
【0049】一方で電動モータ35を駆動してナットメ
ンバ31を回転させると、ナットメンバ31およびステ
アリングロッド2間におけるボールネジ34のネジ作用
によりステアリングロッド2がナットメンバ31および
ラックメンバ5に対し相対的に軸線方向へ変位される。
従って車輪転舵量は、ステアリングホイールによるラッ
クメンバ5のストローク量と、電動モータ35の駆動に
よるステアリングロッド2のストローク量との和値に相
当する転舵量となり、電動モータ35の回転量を加減す
ることにより舵角伝達比を変更制御することができる。
【0050】ところで本実施の形態においては、舵角伝
達比可変機構がラックメンバ5とステアリングロッド2
との間におけるナットメンバ31を電動モータ35によ
り回転して、ステアリングロッド2をボールネジ34の
ネジ作用によりストロークさせることで舵角伝達比を変
更する構成であるため、舵角伝達比可変機構がステアリ
ングホイールの遊びに関与することがなく、歯車のバッ
クラッシュに起因したステアリングホイールの遊びはス
テアリングピニオン10とラックメンバ5との噛み合い
部におけるバックラッシュによる遊びのみとなり、ステ
アリングホイールの遊びが大きくなって操舵フィーリン
グの悪化を招くという問題を回避することができる。
【0051】しかもラックメンバ5を回転させる必要が
ないために、通常のラック・ピニオン型ステアリングギ
ヤをそのまま用いて、その軸線方向に舵角伝達比可変機
構を並置する構成を採用することができ、大いに有利で
ある。また電動モータ35によりナットメンバ31を回
転駆動するに際し、ウォーム37およびウォームギヤ3
6を順次介してナットメンバ31を非可逆的に回転させ
るため、ステアリングロッド2(車輪側)から電動モー
タ35への逆入力が伝達されることがなく、従って当該
逆入力がステアリングホイールを経て運転者に良好に伝
わり、運転者が路面情報を確実に感知することができ
る。
【0052】図6は本発明の更に別の実施の形態で、図
中、図1〜図3におけると同様の部分を同一符号にて示
す。本実施の形態においても、ステアリングピニオン1
0が噛み合うラックメンバ5の歯5cを、通常のラック
・ピニオン型ステアリングギヤにおけるラック歯と同じ
にしてラックメンバ5を回転不能とし、ステアリングギ
ヤケース1内でストローク方向へのみ変位可能にする。
【0053】そしてステアリングロッド2を中空として
ラックメンバ5上に摺動自在に嵌合し、該ステアリング
ロッド2をブラケット2aにより車輪転舵リンケージ
(図示せず)に連結して、本実施の形態になる舵角伝達
比可変操舵装置を車輪転舵リンケージに対する配置自由
度が高いセンターテイクオフ型ステアリング装置とな
す。中空のステアリングロッド2を嵌合させたラックメ
ンバ5の端部に、ステアリングロッド2を包套するよう
筒状メンバ41を一体的に設け、この筒状メンバ41に
対しナットメンバ42を軸受43,44により軸線方向
変位不能にして回転自在に支持する。
【0054】ナットメンバ42はボールネジ45を介し
てステアリングロッド2の外周に螺合させ、ナットメン
バ42にウォームギヤ46を設ける。筒状メンバ41に
電動モータ47を固設し、この電動モータ47により回
転駆動されるウォーム48をウォームギヤ46に噛合さ
せる。
【0055】本実施の形態になる舵角伝達比可変操舵装
置の作用を次に説明するに、ステアリングホイール12
(図1参照)による操舵入力がステアリングシャフト1
1を経てステアリングピニオン10に至ると、ステアリ
ングピニオン10が操舵量だけ回転されてラックメンバ
5を対応するストローク量だけ軸線方向へ変位させる。
ラックメンバ5の当該ストロークは筒状メンバ41、軸
受43,44、ナットメンバ42およびボールネジ45
を順次介してステアリングロッド2にそのまま伝達さ
れ、ステアリングロッド2はそのブラケト2aにセンタ
ーテイクオフ型式に連結した車輪転舵リンケージを介し
て車輪を転舵することができる。
【0056】一方で電動モータ47を駆動してナットメ
ンバ42を回転させると、ナットメンバ42およびステ
アリングロッド2間におけるボールネジ45のネジ作用
によりステアリングロッド2がナットメンバ42および
ラックメンバ5に対し相対的に軸線方向へ変位される。
従って車輪転舵量は、ステアリングホイールによるラッ
クメンバ5のストローク量と、電動モータ47の駆動に
よるステアリングロッド2のストローク量との和値に相
当する転舵量となり、電動モータ47の回転量を加減す
ることにより舵角伝達比を変更制御することができる。
【0057】ところで本実施の形態においては、舵角伝
達比可変機構がラックメンバ5に一体の筒状メンバ41
と中空のステアリングロッド2との間におけるナットメ
ンバ42を電動モータ47により回転して、ステアリン
グロッド2をボールネジ45のネジ作用によりストロー
クさせることで舵角伝達比を変更する構成であるため、
舵角伝達比可変機構がステアリングホイールの遊びに関
与することがなく、歯車のバックラッシュに起因したス
テアリングホイールの遊びはステアリングピニオン10
とラックメンバ5との噛み合い部におけるバックラッシ
ュによる遊びのみとなり、ステアリングホイールの遊び
が大きくなって操舵フィーリングの悪化を招くという問
題を回避することができる。
【0058】しかもラックメンバ5を回転させる必要が
ないために、通常のラック・ピニオン型ステアリングギ
ヤをそのまま用いて、その軸線方向に舵角伝達比可変機
構を並置する構成を採用することができ、大いに有利で
ある。また電動モータ47によりナットメンバ42を回
転駆動するに際し、ウォーム48およびウォームギヤ4
6を順次介してナットメンバ42を非可逆的に回転させ
るため、ステアリングロッド2(車輪側)から電動モー
タ35への逆入力が伝達されることがなく、従って当該
逆入力がステアリングホイールを経て運転者に良好に伝
わり、運転者が路面情報を確実に感知することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態になる舵角伝達比可変
操舵装置示す一部破断側面図である。
【図2】 同舵角伝達比可変操舵装置を、ステアリング
ホイールからの操舵入力に応動した作動状態で示す要部
断面図である。
【図3】 同舵角伝達比可変操舵装置を、電動モータの
駆動により舵角伝達比が変更された作動状態で示す示す
要部断面図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態になる舵角伝達比可
変操舵装置示す要部断面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施の形態になる舵角伝達
比可変操舵装置示す要部断面図である。
【図6】 本発明の更に別の実施の形態になる舵角伝達
比可変操舵装置示す要部断面図である。
【図7】 従来の舵角伝達比可変操舵装置を示す略線図
である。
【符号の説明】
1 ステアリングギヤケース 2 ステアリングロッド 3 タイロッド(車輪転舵リンケージ) 4 車輪 5 ラックメンバ 5a 歯車 5b 螺旋状の歯 5c ラック歯 5d ラックメンバ大径部 6 軸受 7 軸受 8 ピニオン 9 電動モータ 10 ステアリングピニオン 11 ステアリングシャフト 12 ステアリングホイール 13 軸受 14 軸受 21 ナットメンバ 22 軸受 23 軸受 24 ボールネジ 25 電動モータ 25a モータロータ 25b モータステータ 31 ナットメンバ 32 軸受 33 軸受 34 ボールネジ 35 電動モータ 36 ウォームギヤ 37 ウォーム 41 筒状メンバ 42 ナットメンバ 43 軸受 44 軸受 45 ボールネジ 46 ウォームギヤ 47 電動モータ 48 ウォーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵入力に応動して回転されるステアリ
    ングピニオンと、 該ステアリングピニオンの回転によりストロークされる
    ラックメンバと、 該ラックメンバと共にストロークして車輪転舵リンケー
    ジに操舵力を伝達するステアリングロッドとを具え、 モータ駆動のネジ作用により該ステアリングロッドを前
    記ステアリングスピニオンに対し前記ストローク方向へ
    相対変位させることで、車輪転舵角を前記操舵入力によ
    る舵角と前記モータ駆動による舵角との和値として決定
    するよう構成したことを特徴とする舵角伝達比可変操舵
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記モータ駆動によ
    り前記ラックメンバが回転されるよう構成すると共に、
    該ラックメンバの外周に前記回転中も前記ステアリング
    ピニオンとの噛合状態を保って該ステアリングピニオン
    との間で前記ネジ作用を生起する螺旋状の歯を形成した
    ことを特徴とする舵角伝達比可変操舵装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ラックメンバを
    中空として該ラックメンバの中空孔内に前記ステアリン
    グロッドを貫通させると共にラックメンバをステアリン
    グロッド上に軸線方向変位不能な状態で回転自在に支持
    し、該ステアリングロッドに固設したモータの駆動によ
    り前記ラックメンバの回転を行わせるよう構成したこと
    を特徴とする舵角伝達比可変操舵装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ラックメンバを
    中空として該ラックメンバの中空孔内に前記ステアリン
    グロッドを貫通すると共にこれらラックメンバおよびス
    テアリングロッド間にナットメンバを介在させ、 該ナットメンバをラックメンバの中空孔内に軸線方向変
    位不能な状態で回転自在に支持すると共にステアリング
    ロッドに対して螺合させたことを特徴とする舵角伝達比
    可変操舵装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記ナットメンバの
    外周に設けたモータロータと、該モータロータを包囲す
    るよう前記ラックメンバの内周に設けたモータステータ
    とで前記モータ駆動用のモータを構成したことを特徴と
    する舵角伝達比可変操舵装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記ラックメンバか
    ら突出する前記ナットメンバの端部にウォームギヤを設
    け、前記モータ駆動用のモータを前記ラックメンバに固
    設し、該モータの出力軸に結合したウォームを前記ウォ
    ームギヤに噛合させたことを特徴とする舵角伝達比可変
    操舵装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記ステアリングロ
    ッドを中空として該ステアリングロッドの中空孔内に前
    記ラックメンバを貫通し、ステアリングロッドを包套す
    るようラックメンバに一体的に設けた筒状メンバに対し
    軸線方向変位不能に回転支持してナットメンバを設け、
    該ナットメンバをステアリングロッドの外周に螺合させ
    ると共に、前記筒状メンバに固設したモータによりウォ
    ームおよびウォームギヤを介して前記ナットメンバをモ
    ータ駆動するよう構成したことを特徴とする舵角伝達比
    可変操舵装置。
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