JPH11197494A - 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング - Google Patents

超臨界流体を用いた微小粒子コーティング

Info

Publication number
JPH11197494A
JPH11197494A JP10039542A JP3954298A JPH11197494A JP H11197494 A JPH11197494 A JP H11197494A JP 10039542 A JP10039542 A JP 10039542A JP 3954298 A JP3954298 A JP 3954298A JP H11197494 A JPH11197494 A JP H11197494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
fluid
substance
organic
supercritical fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10039542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mishima
健司 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10039542A priority Critical patent/JPH11197494A/ja
Publication of JPH11197494A publication Critical patent/JPH11197494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/54Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】芯物質の物質の性質を変えることなく、効率的
かつ均一に高分子で有機物質及び無機物質のマイクロカ
プセルを生成し、機能性食品、機能性薬剤投与及び機能
性材料を製造する方法を提供できる。 【解決手段】二酸化炭素などの超臨界流体、亜臨界流体
ならびにそれらに添加溶媒及びガスなどを加えた流体を
用いた急速膨張法を用いて、数ミクロンオーダーのサイ
ズの有機物質及び無機物質を芯新物質とするマイクロカ
プセルの生成を行う。本発明では、添加溶媒及びガス
が、マイクロカプセルの生成を効率的に行われるように
作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧を使用する製
造技術と得られた高分子微粒子またはマイクロカプセル
を原料として使用する製造技術に属し、超臨界流体を用
い、タンパク質などの有機物質または有機物質を含む無
機物質との混合物ならびに化合物を、高分子などの有機
物質または、その化合物でコーティングし、微小コーテ
ィング微粒子を製造し、食品、医薬品を保存したり、機
能性食品、機能性薬剤、化粧品、微小画像素子、トナ
ー、微小有機無機複合体などの機能性材料として使用す
る。
【0002】
【従来技術およびその課題】近年、有害な有機溶媒や界
面活性剤を用いずに、生体関連物質、薬剤などの有機微
粒子や酸化珪素などの無機の微粒子ならびにそれらの混
合物に高分子などの有機物でコーティングする技術の開
発が望まれている。
【0003】粒子径が100μm以下の微小粒子は、コ
ーティング材の癒着がおこりやすく、従来の流動層など
の生産技術が使用できず、有害な界面活性剤や有機溶媒
を用いた高分子重合プロセス以外に実用的な方法がな
く、これらの有害な化学物質を使用しないマイクロコー
ティング技術の開発が急務となっていた。
【0004】二酸化炭素などのガスを高圧に保ち、その
物質の臨界温度以上の超臨界状態とよばれる流体にする
こどで、この流体を従来のトルエンなどの有機溶媒に変
わる機能性溶媒として利用する試みが、主に植物からの
有効成分の抽出の分野でなされた(特許:特開昭62−
270547、特開平2−235996、特開平4−1
44655)。
【0005】しかし、超臨界流体に対する高分子などの
物質の溶解度がきわめて低いことから、材料開発の分野
への応用はあまり進まなかった。
【0006】材料、機能性材料の分野への超臨界流体の
応用としては、超臨界二酸化炭素からの急速膨張法(R
ESS法)によって高分子の薄膜塗装を行う技術が、米
国のユニオンカーバイド社(特許:特開平1−2587
70)によって提案された。
【0007】彼らは、塗装用に用いるアクリル樹脂を本
来よく溶解する(良溶媒)トルエンなどの有機溶媒を超
臨界二酸化炭素に混合することで、アクリル樹脂の超臨
界流体混合物に対する溶解度を高めた。良溶媒を添加溶
媒とすることで、有機溶媒の使用量の削減には成功し
た。
【0008】しかし、高圧ガスの膨張過程で、超臨界二
酸化炭素が二酸化炭素となり、添加溶媒と分離すると、
残存する添加溶媒が良溶媒であるために、生成した高分
子微粒子が再溶解したり、癒着したりするため、微粒子
を安定的に製造できなかった。
【0009】また、従来の流動層に、媒体とて超臨界流
体を使用して、粒子の癒着を少なくしようとする堤らの
研究(堤 敦司ら、化学工学論文集、20、248(1
994))もあった。
【0010】しかし、この場合もコーティング剤に良溶
媒を使用しているために、ユニオンカーバイド社の特許
と同様に粒子間の癒着を完全に制御できなかった。
【0011】この課題を克服するために、本発明者は、
超臨界二酸化炭素の欠点であった高分子に対する低い溶
解力を1000培以上に上昇させる貧溶媒の特異共存効
果を熱力学的考察から導き、この技術を利用した「超臨
界流体を利用した有害な有機溶剤を用いない塗装システ
ム」(特許:特開平8−104830)、において、本
来、ある種の高分子に対して貧溶媒であるエタノールな
どを添加溶媒として用いる事で、超臨界流体と溶剤との
混合時にのみ特異的に高分子の溶解度を上昇させ、さら
にこれを減圧することで癒着のない高分子微粒子の製造
技術の開発に成功した。
【0012】この場合、超臨界流体混合物の急速膨張の
過程で、超臨界流体と助溶媒が分離することにより、急
速に溶解力が失われ、しかも助溶媒自身が揮発性であ
り、かつ溶質に対して本来、貧溶媒であり溶解できない
性質を持っていることから、急速膨張過程で生成した高
分子微粒子間に癒着を生じる可能性が少なく、安定的
に、高分子微粒子を製造できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前回申請した
この特許(特許:特開平8−104830)は、塗装用
の高分子微粒子を製造することを目的としたものであ
り、薬剤の高分子によるマイクロコーティングや機能性
複合微粒子を開発するものではなかった。
【0014】特に、コーティングの芯物質となる有機物
質や無機物質の超臨界流体に対する溶解挙動と超臨界流
体中への分散度の制御法が開発されていなかったので、
コーティングを安定して行えなかった。
【0015】
【課題を解決するための手段】既に本発明者が先に示し
た超臨界流体の高分子に対する低い溶解力を1000倍
以上に上昇させる貧溶媒の特異共存効果を応用して、本
発明では、高分子などのコーティング材料を超臨界流体
中に溶解あるいは分散し、芯物質となるタンパク質、薬
剤などの有機微粒子、無機微粒子、液体物質ならびにそ
れらの混合物を、攪拌翼または超音波振動などのような
流体攪拌により超臨界流体ならびにそれらの混合物中
に、溶解または分散することで、それらの微小粒子コー
ティングを可能とした。
【0016】本発明の要旨は、超臨界流体、亜臨界流体
及び液状態の物質を含む高圧流体ならびにそれらに添加
剤を加えた流体を用いて、有機及び無機物質をマイクロ
コーティングまたはカプセル化するところにある。
【0017】また本発明の要旨は、上記方法において、
使用圧力、温度、流体攪拌及び組成のうち少なくとも1
つを制御することにより、生成するマイクロカプセルの
性質を制御するところにもある。
【0018】本発明においては、超臨界流体、亜臨界流
体または液状態の物質を含む高圧流体ならびにそれらに
添加剤を含む流体に、コーティング剤となる高分子など
が溶解する。
【0019】上記超臨界流体、亜臨界流体、液状態の物
質を含む高圧流体、添加溶媒ならびに添加ガス等の化学
種としては特に限定されず、例えば超臨界流体、亜臨界
流体及び液状態の物質を含む高圧流体としては二酸化炭
素、メタン、エタン、エチレン、プロパン、ブタン、酢
酸、水、メタノール、エタノール及びアンモニアなどの
低分子量の化学物質が使用可能である。
【0020】また、本発明において添加溶媒及びガスと
しては、その場合に超臨界流体として使用してる物質以
外の物質で、使用適した物質の中に次がある:アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、1−プロパノー
ル、2−プロパノール、ブタノール及びその他の脂肪族
アルコール;エステル、例えばメチルアセテート、アル
キルカルボン酸エステル及びその他の脂肪族エステル;
ケトン、例えばアセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン及び他の脂肪族ケトン、酢酸、ジクロロメタ
ン、アンモニア、尿素、酸素、窒素及び水が、対応する
高分子に対して使用可能である。
【0021】本発明に使用する芯物質である有機及び無
機物質としては一般的に限定されず、一般に医薬品、食
品添加物、複写・記録・表示、電子素子などの材料とし
て使用されている物質が挙げられる。
【0022】例えば本発明において芯物質として適した
物質の中に次がある:タンパク質、例えばツベラクチノ
マイシン、ポリミキシン、インシュリン、リゾチーム、
α−キモトリプシン、ペプシン、卵アルバミン、血清ア
ルバミン、アミラーゼ、リパーゼ及び他のタンパク質;
薬用成分、例えばバイカリン、バイカレイン、クエルセ
チンなどのフラボノイド類やアスピリン、アセタミノフ
ェノン、パパベリン、テトラサイクリン及び他の薬用成
分;食品添加物及び香料、例えばカプシュール、クルフ
ミン、カロテノイド、ペパーミント及び他の食品添加物
及び香料;染料、例えばロイコ染料、セラック、カゼイ
ン、マゼイン酸樹脂、アクリル樹脂、カーボンブラック
及び他の色素ならびにそれらの混合物。
【0023】また、芯物質に適した無機物質には電子素
子として電子機器分野の業者に知られた硫化物、珪素化
合物、金属、金属化合物、アルカリ金属化合物、アルカ
リ土類化合物などの無機物質のうちの任意のものであ
る。これらは下記を含む:硫化物、例えば硫化亜鉛、硫
化カドミウム、硫化ナトリウム及び他の硫化物;珪素化
合物、例えば二酸化珪素及び他の珪素化合物;金属、例
えば鉄、ニッケル、コバルト、ステンレス、銅、亜鉛;
酸化物、例えば酸化鉄、酸化チタン、酸化タングステ
ン、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化モリブデン、酸
化マンガン、酸化銅、酸化タルタン及び他の金属酸化
物;金属化合物、例えばファライト、MnFe
MnFe、ZnFe、NiFe、C
uFe及び他のフェライトならびに他の金属化合
物またはそれらの混合物。
【0024】なお、コーティング剤として使用する高分
子などの化学種としては特に限定されず、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブデン、アセテートブチレー
ト、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、デキ
ストラン、でん粉、アクリル樹脂、フェノール樹脂、エ
ポキシ樹脂、シリコン樹脂、ポリウレタン、ポリエステ
ル、ポリブタジエン、ポリメチルメタクリレートなどの
アクリル酸エステル、ポリスチレン、テフロン、ポリ乳
酸、酪酸セルロース、ニトロセルロース、ポリカーボネ
ート、ポリアセタール、ゼラチン、ポリビニルアルコー
ル、ポリシロキサン、セルロース類、糖類、キチン類、
ポリペプチド及びそれらを構成成分とする高分子共重合
体または、それらを含む混合物などを挙げることができ
る。
【0025】コーティングの実施には高圧を用いるが、
方法としては特に限定されず、例えば、高圧状態で混合
溶解した高分子を含む流体をノズルなどを用いて、高圧
セル内または高圧セル外で、急速に膨張させてコーティ
ング微粒子を得る方法、コーティング材を溶解した流体
中に、貧溶媒となる物質を吹き込むことで高分子などの
コーティング材の溶解度を落として、コーティングする
方法、高圧セル内で高分子などを溶解しておき、減圧操
作、温度変化などで高分子の溶解度を落とし高圧セル内
でコーティングを行う方法ならびにこれらの操作を組み
合わせた方法が可能である。
【0026】本発明で使用されるマイクロコーティング
装置として、高圧状態で混合溶解した高分子を含む流体
をノズルなどを用いて、急速に膨張させてコーティング
微粒子を得る方法としては、例えば、図1に示すような
超臨界流体を用いた装置を使用することができ、この装
置としては、ボンベ1からストップバルブV−3までの
昇圧部及びその下流の混合部よりなる。
【0027】昇圧部は、超臨界流体としての二酸化炭素
用と添加溶媒用の2つの高圧ポンプを有しており、液体
二酸化炭素の昇圧用ポンプ5Aへ供給するボンベ1を備
えており、本実施例では、ボンベとして二酸化炭素用の
ものを使用している。
【0028】ボンベ1と昇圧用ポンプ5Aとの間には、
乾燥剤が充填された乾燥管2が設けられており、ボンベ
1からの液体二酸化炭素がこの乾燥管2を通過すること
により、液体二酸化炭素中の水分が除去される。
【0029】なお、本実施例では、乾燥管2として、G
Lサイエンス(株)製のキャリヤーガス乾燥管(Gas
Driers)材質SUS316、最高使用圧力20
MPa、内径35.5mm、長さ310mmのものを使
用しており、乾燥剤としては、GLサイエンス(株)製
のモレキュラーシーブ5A(1/16inch Pel
let)を使用している。
【0030】また、昇圧部は、冷却ユニット13を備え
ている。なお、本実施例では、冷却ユニット13とし
て、ヤマト科学製BL−22を使用している。冷却ユニ
ット13内には、エチレングリコールが充填されてお
り、このエチレングリコールが約260Kに冷却される
ようになっており、上記乾燥剤によって、水分が除去さ
れた液体二酸化炭素は、このエチレングリコールによっ
て冷却され、昇圧用ポンプ5Aに供給される。
【0031】昇圧用ポンプ5Aとしては、GLサイエン
ス(株)製の高圧用シングルプランジャーポンプAPS
−5L(最大圧力58.8MPa、常用圧力49.0M
Pa、流量0.5〜5.2ml・min−1)を使用し
ている。昇圧用ポンプ5Aのヘッド部分には、液体二酸
化炭素の気化を防ぐために冷却器を装着している。
【0032】また、乾燥管2と冷却ユニット13の間に
は、フィルター3Aを設けており、このフィルター3A
によって、ゴミなどの不純物を除去し、昇圧用ポンプ5
A内に不純物が混入するのを防止し、本実施例では、フ
ィルター3Aとして、細孔平均径が約10μmのもの
(GLサイエンス(株)製FT4−10型)を使用して
いる。
【0033】また、二酸化炭素昇圧部には、圧力調節弁
V−1を設けており、この圧力調節弁V−1によって、
昇圧部及び混合部の系内の圧力を任意の圧力に設定す
る。なお、本実施例では、圧力調節弁V−1として、T
ESCOM製の26−1721−24を使用している。
この圧力調節弁V−1は、圧力±0.1MPa以内の精
度で系内の圧力を制御でき、最大使用圧力は41.5M
Paとなっている。
【0034】昇圧部には、圧力計6Aを設けており、圧
力計6Aによって系内の圧力を測定する。圧力計6Aに
は、上限接点出力端子が付いており、指定圧力で、昇圧
用ポンプ5Aの電源を切るように設定している。圧力計
6Aは、ブルドン式のものでGLサイエンス(株)製L
CG−350(最大使用圧力34.3MPa)を使用し
ている。なお、圧力計6Aは、司測研(株)製エコノミ
ー圧力計PE−33−A(歪ゲージ式、精度±0.3
%)によって検定したものを使用した。
【0035】昇圧部と混合部との間に、ストップバルブ
V−3を配置しており、このストップバルブV−3によ
って混合部の流体の流出を制御できる。なお、本実施例
では、ストップバルブV−3としてGLサイエンス
(株)製の2Way Valve02−0120(最大
使用圧力98.0MPa)を使用している。
【0036】また、本実施例の昇圧部と混合部の間に
は、安全性を確保するために、安全弁7Aを設けてお
り、本実施例では、安全弁7Aとして、NUPRO製の
スプリング式のものを使用し、配管には、ステンレス管
を使用している。
【0037】混合部は、水恒温槽18(Water B
ath)内に設置し、水恒温槽の内は、チノーの温度制
御器DB1000により、水温を±0.1℃で制御し、
温度測温部17には、チノー製の白金抵抗測温体1TP
F483を用いおり、昇圧部から供給される液体二酸化
炭素は、予熱カラム14(Preheater)へ送ら
れる。
【0038】助溶媒4は昇圧用ポンプ5Bにより逆止弁
8(AKICO製SS−53F4:最大使用圧力34.
3MPa)を通過し、攪拌セル9(AKICO製クイッ
ク開閉型抽出セルであり、材質SUS316、設計圧力
39.2MPa(400kg/cm)、設計温度42
3.15K(150℃)、内径55mm、高さ110m
m、内容積250ml)にて二酸化炭素と混合される。
攪拌セルは恒温槽11内に設置し、恒温槽の内は、チノ
ーの温度制御器DB1000により、水温を±0.1℃
で制御し、温度測温部12には、チノー製の白金抵抗測
温体1TPF483を用いた。攪拌セル内の二酸化炭素
と助溶媒は攪拌機10を用いて攪拌される。混合された
二酸化炭素とエタノールの混合物はストップバルブV−
4、V−5を調節することにより、芯物質、コーティン
グ物質、添加溶媒を含む高圧セル15に導入される。
【0039】高圧セル15は、AKICO製クイック開
閉型抽出セルであり、材質SUS316、設計圧力3
9.2MPa(400kg/cm)、設計温度42
3.15K(150℃)、内径55mm、高さ220m
m、内容積500mlであり、本実施例では、高圧セル
内のPEG、フラボン及び溶媒を撹拌するために、変速
型撹拌用モーター16を設置し、撹拌速度は、20〜3
00rpmとし、デジタル回転表示計により撹拌シャフ
トの回転数を表示した。
【0040】変速型撹拌用モーターと高圧セル内の撹拌
翼は電磁式ノンシール撹拌機(材質SUS316)によ
り接続し、セル内の圧力は、山崎計器製作所製ブルドン
式圧力計E93004 6B(最大圧力49.0MP
a)により測定しており、この圧力計の検定に司測研
(株)製エコノミー圧力計PE−33−A(歪ゲージ
式、精度±0.3%FS、FS:kgf/cm)を使
用した。
【0041】また、セル内の圧力上昇による爆発を防止
する目的でセル15の上流側に安全弁7Bを設置し、安
全弁7Bには、NUPRO製(スプリング式、177−
R3AKI−G)を使用した。
【0042】試料が溶解した超臨界流体(二酸化炭素)
は、保護管19を通り空気恒温槽23に導入され、保護
管19は、1/8inchステンレス管(SUS31
6,外径3.175mm,内径2.17mm,長さは約
1m)を使用した。
【0043】また、減圧に伴う試料の凝縮及び超臨界流
体(二酸化炭素)によるドライアイスの発生を防ぐため
に、保護管19及びノズル20はヒータを有している。
【0044】空気恒温槽23の内容積は、125dm
であり、チノー(株)製温度制御器DB1000によ
り、恒温槽内の温度をを±0.05℃で制御でき、温度
測温部17には、チノー(株)製の白金抵抗測温体を用
いた。
【0045】試料が溶解した超臨界流体(二酸化炭素)
は、ノズル20から噴射され、ノズルはタングステンカ
ーバイド製ユニジェットノズル(オリフィス直径0.2
8mm,最高使用圧力280kg/cm)を用いてお
り、噴射された微小コーティング粒子をプレート22に
より補集する。
【0046】なお、本発明では、例えば芯物質3g、高
分子もしくは高分子共重合体10gに対して助溶媒80
〜100mlの割合で添加されるのが経済効率の点で好
ましい。また、圧力は超臨界流体の急速膨張を効率的に
行うために、7.2〜30MPaであることが好まし
く、より好ましくは15〜25MPaである。また、高
圧セル15の温度は273〜353Kであることが好ま
しく、より好ましくは298〜313Kである。
【0047】以下に本発明の実施例を挙げて更に詳しく
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
【0048】
【実施例】実施例1 上記の装置を利用して製造したフラボンを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルについて実
施例を以下に示す。
【0049】予め、高圧セル10の中にフラボン3g及
びポリエチレングリコール(分子量7500)25gを
充填し、エタノール100ml加え、セルを所定の位置
に設置した。
【0050】次いで、バルブV−2を閉じた状態で、ボ
ンベ1より二酸化炭素を供給し、二酸化炭素の上限圧力
を圧力調節弁V−1で調節し、水恒温槽14内の温度を
上記温度制御器によって、313.15±0.2Kに保
護管を350.15±0.5Kに温度制御した。
【0051】次いで、混合部の全てのバルブが閉じた状
態で、バルブV−3を開け、混合部へ二酸化炭素ガスを
送り、バルブV−5を開け、高圧セル内が操作圧力にな
るまでしばらく放置した。
【0052】高圧セル内を撹拌モータ16により撹拌し
た。デジタル回転表示計により撹拌シャフトの回転速度
を調整し、系全体を操作圧力まで加圧・調整し、圧力が
一定となってから抽出セル内を撹拌モータにより撹拌し
て30分程度放置した。
【0053】バルブV−6を開け、250atmから2
00atmまで減圧させる間に噴射を行い、これによっ
て超臨界流体(二酸化炭素)中に溶解したPEGとフラ
ボンからなる微粒子はノズル20よりパネル22に吹き
付け、パネル22と床面(硝子板)に堆積した微粒子を
補集した。
【0054】さらに、日立走査電子顕微鏡(SEM)S
−2100B、オリンパス光学顕微鏡BH−2及び日本
電子透過型電子顕微鏡(TEM)200CXにより生成
した微粒子を観察した。
【0055】また、レーザー回折式粒度分布測定装置
(島津社製SALD−2000により粒度分布を測定
し、さらに、Raman分光分析装置(日本分光製NR
−1800)及び紫外線分光測定装置によりフラボンを
コアとするマイクロカプセルの表面解析及び内部組成の
測定を行った。
【0056】上記の超臨界二酸化炭素を用いた急速膨張
法により、ポリエチレングリコールでコーティングされ
たフラボンの走査型電子顕微鏡写真及び光学顕微鏡写真
をそれぞれ図2及び3に示し、粒度分布測定を行った結
果を図4に、また、Raman分光分析装置及び紫外線
分光測定装置によりマイクロカプセルの表面解析を行っ
た結果をそれぞれ図5及び図6に示す。
【0057】上記の結果より、本発明により均一な粒子
径のフラボンを芯物質とするポリエチレングリコールの
マイクロカプセルが得られた。
【0058】実施例2 芯物質にタンパク質であるリパーゼ3gを用いて製造し
たリパーゼを芯物質とするポリエチレングリコールのマ
イクロカプセルの走査型電子顕微鏡写真及び透過型電子
顕微鏡写真を図7及び8に示す。
【0059】実施例3 実施例1と同様に、フラボンを芯物質とするポリエチレ
ングリコールのマイクロカプセルの生成実験をポリエチ
レングリコールの量を5〜50gの範囲にて行った。図
9に生成されたポリエチレングリコールのマイクロカプ
セルの平均粒子径とコーティング剤であるポリエチレン
グリコールの添加量の関係を示す。この図より、コーテ
ィング剤の量を制御することにより、マイクロカプセル
の粒子径を制御できることが示された。なお、コーティ
ング剤の添加量は芯物質3gに対して20gに設定する
のが経済効率の点から好ましい。
【0060】実施例4 実施例1と同様に超臨界二酸化炭素の代りに、超臨界エ
タン及び超臨界プロパン、添加溶媒にメタノール及び水
を用いてフラボンを芯物質とするポリエチレングリコー
ルのマイクロカプセルの生成実験を行った。その結果、
超臨界エタン、プロパン、助溶媒としてメタノール及び
水などを用いてもマイクロカプセルを生成できることが
示された。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、超臨界流体、亜臨界流
体ならびにそれらに添加溶媒、ガスなどを加えた混合溶
媒にコーティング剤となる高分子を溶解させ、有機物質
及び無機物質の微粒子をマイクロコーティングする方法
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超臨界流体、亜臨界流体ならびに
それらに添加溶媒、ガスなどを加えた混合溶媒を用い
た、有機物質及び無機物質の微粒子のマイクロカプセル
を生成する試作実験装置を示す図である。
【図2】本発明によるより得られたフラボンを芯物質と
するポリエチレングリコールのマイクロカプセルの走査
型電子顕微鏡写真である。
【図3】本発明により得られたフラボンを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルの光学顕微
鏡写真である。
【図4】本発明により得られたフラボンを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルの粒度分布
図である。
【図5】本発明により得られたフラボンを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルのラマン分
光分析装置による、表面の分析結果の図である。
【図6】本発明により得られたフラボンを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルの紫外線分
光測定装置による分析結果図である。
【図7】本発明によるより得られたリパーゼを芯物質と
するポリエチレングリコールのマイクロカプセルの走査
型電子顕微鏡写真である。
【図8】本発明により得られたリパーゼを芯物質とする
ポリエチレングリコールのマイクロカプセルの透過型電
子顕微鏡写真である。
【図9】コーティング剤の添加量とマイクロカプセルの
平均粒子径の関係である。
【符号の説明】
1 ボンベ 2 乾燥管 3A,3B フィルター 4 助溶媒 5A,5B 昇圧用ポンプ 6A,6B 圧力計 7A,7B 安全弁 8 逆止弁 9 攪拌セル 10 モータ 11 恒温糟 12 測温部 13 冷却ユニット 14 予熱カラム 15 高圧セル 16 モータ 17 温度計 18 水恒温槽 19 保護管 20 ノズル 21 サンプリング 22 プレート 23 空気恒温槽 V−1 背圧弁 V−2〜V−6 ストップバルブ
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前回申請した
この特許(特許:特開平8−104830)は、塗装用
の高分子微粒子を製造することを目的としたものであ
り、界面活性剤を用いずに、薬剤や食品の微粒子を高分
子でカプセル化したり、高分子のコーティングによる機
能性複合微粒子を開発するものではなく、界面活性剤を
用いない微粒子コーティングを行うものでもなかった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】従来、薬剤や食品の微粒子を高分子でカプ
セル化したり、高分子のカプセル化による機能性複合微
粒子生成には、粒子の分散を高めるためにも、界面活性
剤用いられていたが、その界面活性剤には、生体的に有
害なものが多く、界面活性剤を使用しないマイクロコー
ティングならびにカプセル化技術の開発が望まれてい
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】既に本発明者が先に示し
た超臨界流体の高分子に対する低い溶解力を1000倍
以上に上昇させる貧溶媒の特異共存効果を用いると、高
分子などを本来溶解力の小さい超臨界流体に10%以上
も溶解でき、しかも、高分子が高圧流体に溶解すること
で、高圧流体の粘度が上昇し、マイクロカプセルやコー
ティングの芯となる物質を容易に、回転攪拌や超音波に
より、高圧流体中に長時間均一に分散することが可能で
あり、さらに、急速膨張により、超臨界流体と貧溶媒を
分離して、貧溶媒の特異共存効果を取り去ることによ
り、それら芯物質の回りに高分子などのコーティング剤
を析出させることで、癒着のない粒子径0.1から10
0μm程度の粒子径分布の整った高分子マイクロカプセ
ルを界面活性剤を使用せずに製造する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本発明の要旨は、超臨界流体、亜臨界流体
及び液状態の物質を含む高圧流体ならびにそれらに添加
剤を加えた流体を用いて、界面活性剤を用いずに有機及
び無機物質をマイクロコーティングまたはカプセル化す
るところにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A23L 1/30 A23L 1/30 Z C08J 7/04 C08J 7/04 L C11B 9/00 C11B 9/00 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二酸化炭素、アンモニア、メタン、エタ
    ン、エチレン、ブタン、メタノール、エタノール、水な
    どの超臨界流体、亜臨界流体または液状態の物質を含む
    高圧流体ならびに、それらにエタノールなどのアルコー
    ルや酢酸などの有機溶媒または、水、窒素ガスなどの無
    機物質を添加剤として加えた流体を用いて、色素などの
    有機物質を含む無機物質混合物、化合物または、食品、
    薬剤、タンパク質などの有機物質を芯物質として、それ
    らの一部または全体を、アクリル樹脂などの高分子のよ
    うな有機物、有機無機化合物または、それらとその他の
    化合物、混合物でコーティングする技術、カプセル化技
    術ならびに、その製造された粒子の機能性食品、機能性
    薬剤投与、機能性材料製造などへの使用。
JP10039542A 1998-01-13 1998-01-13 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング Pending JPH11197494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10039542A JPH11197494A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10039542A JPH11197494A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11197494A true JPH11197494A (ja) 1999-07-27

Family

ID=12555950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10039542A Pending JPH11197494A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11197494A (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005944A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-24 Separex Procede d'encapsulation sous forme de micro-capsules de fines particules solides
JP2002313750A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Kagawa Industry Support Foundation パターン形成方法
JP2003506479A (ja) * 1999-08-11 2003-02-18 メーヌラブ 肺への投与用の微粒子
JP2003160442A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Kao Corp 化粧料用粒子
JP2003300829A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Kao Corp 化粧料
JP2003300831A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Kao Corp 重層メイクアップ化粧料
JP2004082089A (ja) * 2001-08-10 2004-03-18 Kao Corp 複合化粒子の製造法
JP2004512942A (ja) * 2000-11-09 2004-04-30 ネクター セラピューティクス ユーケー リミティド 粒子形成方法及びその生成物
JP2005193237A (ja) * 2005-01-17 2005-07-21 Tohoku Techno Arch Co Ltd 有機修飾微粒子
JP2005194148A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Tohoku Techno Arch Co Ltd 有機修飾微粒子
JP2005279334A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Kao Corp 複合化粒子の製造方法
WO2006057374A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Japan Science And Technology Agency 複合微粒子の製造方法
US7070820B2 (en) * 2000-10-02 2006-07-04 Novozymes A/S Coated particles containing an active
JPWO2005073285A1 (ja) * 2004-01-28 2007-09-13 独立行政法人科学技術振興機構 超臨界流体からの貧溶媒中への急速膨張法を用いた微粒子製造法
CN100389864C (zh) * 2004-12-15 2008-05-28 上海现代中医药技术发展有限公司 超临界流体制备天然植物挥发油-高分子聚合物微胶囊
WO2008069041A1 (ja) * 2006-12-01 2008-06-12 Teijin Fibers Limited 高分子成形物への機能付与方法およびその装置
JP2008297232A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Kao Corp 粉末化粧料の製造方法
US7651671B2 (en) 2004-08-30 2010-01-26 National University Corporation University Of Yamanashi Method of adding low-pressure gas continuously to supercritical fluid and apparatus therefor
WO2010113798A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 学校法人福岡大学 コーティング絹微粒子およびその製造方法
JP2011011108A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Kao Corp 複合化粒子の製造方法
CN101972212A (zh) * 2010-10-29 2011-02-16 华侨大学 超临界流体技术制备核壳型复合微球的方法
JP2012085654A (ja) * 2007-01-31 2012-05-10 Fancl Corp 超臨界流体を用いた油脂コーティング複合化粒子の製法及び複合化粒子
CN112618475A (zh) * 2021-01-22 2021-04-09 上海加新生物科技有限公司 一种抗炎抗敏止痒植物组合物及其制备方法和应用

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003506479A (ja) * 1999-08-11 2003-02-18 メーヌラブ 肺への投与用の微粒子
FR2811913A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-25 Separex Sa Procede d'encapsulation sous forme de micro-capsules de fines particules solides
WO2002005944A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-24 Separex Procede d'encapsulation sous forme de micro-capsules de fines particules solides
US7070820B2 (en) * 2000-10-02 2006-07-04 Novozymes A/S Coated particles containing an active
JP2004512942A (ja) * 2000-11-09 2004-04-30 ネクター セラピューティクス ユーケー リミティド 粒子形成方法及びその生成物
JP4880863B2 (ja) * 2000-11-09 2012-02-22 ネクター セラピューティクス ユーケー リミティド 粒子形成方法及びその生成物
JP2002313750A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Kagawa Industry Support Foundation パターン形成方法
JP2004082089A (ja) * 2001-08-10 2004-03-18 Kao Corp 複合化粒子の製造法
JP2003160442A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Kao Corp 化粧料用粒子
JP2003300829A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Kao Corp 化粧料
JP2003300831A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Kao Corp 重層メイクアップ化粧料
JP2005194148A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Tohoku Techno Arch Co Ltd 有機修飾微粒子
JPWO2005073285A1 (ja) * 2004-01-28 2007-09-13 独立行政法人科学技術振興機構 超臨界流体からの貧溶媒中への急速膨張法を用いた微粒子製造法
JP2005279334A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Kao Corp 複合化粒子の製造方法
US7651671B2 (en) 2004-08-30 2010-01-26 National University Corporation University Of Yamanashi Method of adding low-pressure gas continuously to supercritical fluid and apparatus therefor
KR100880117B1 (ko) 2004-11-29 2009-01-23 도꾸리쯔교세이호징 가가꾸 기쥬쯔 신꼬 기꼬 복합 미립자의 제조방법
JPWO2006057374A1 (ja) * 2004-11-29 2008-06-05 独立行政法人科学技術振興機構 複合微粒子の製造方法
WO2006057374A1 (ja) * 2004-11-29 2006-06-01 Japan Science And Technology Agency 複合微粒子の製造方法
AU2005308133B2 (en) * 2004-11-29 2008-10-16 Japan Science And Technology Agency Method for preparing composite fine particles
CN100389864C (zh) * 2004-12-15 2008-05-28 上海现代中医药技术发展有限公司 超临界流体制备天然植物挥发油-高分子聚合物微胶囊
JP2005193237A (ja) * 2005-01-17 2005-07-21 Tohoku Techno Arch Co Ltd 有機修飾微粒子
WO2008069041A1 (ja) * 2006-12-01 2008-06-12 Teijin Fibers Limited 高分子成形物への機能付与方法およびその装置
JP5129756B2 (ja) * 2006-12-01 2013-01-30 帝人ファイバー株式会社 高分子成形物への機能付与方法およびその装置
JP2012085654A (ja) * 2007-01-31 2012-05-10 Fancl Corp 超臨界流体を用いた油脂コーティング複合化粒子の製法及び複合化粒子
JP2008297232A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Kao Corp 粉末化粧料の製造方法
WO2010113798A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 学校法人福岡大学 コーティング絹微粒子およびその製造方法
JP2011011108A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Kao Corp 複合化粒子の製造方法
CN101972212A (zh) * 2010-10-29 2011-02-16 华侨大学 超临界流体技术制备核壳型复合微球的方法
CN112618475A (zh) * 2021-01-22 2021-04-09 上海加新生物科技有限公司 一种抗炎抗敏止痒植物组合物及其制备方法和应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11197494A (ja) 超臨界流体を用いた微小粒子コーティング
KR100880117B1 (ko) 복합 미립자의 제조방법
AU2005209541B2 (en) A method for producing fine particles using method of rapid expansion into poor solvent from supercritical fluid
Reverchon Supercritical antisolvent precipitation of micro-and nano-particles
AU751106B2 (en) Methods and apparatus for particle formation
Reverchon et al. Pilot scale micronization of amoxicillin by supercritical antisolvent precipitation
Türk Manufacture of submicron drug particles with enhanced dissolution behaviour by rapid expansion processes
Magnan et al. Soy lecithin micronization by precipitation with a compressed fluid antisolvent—influence of process parameters
Campardelli et al. Nanoparticle precipitation by supercritical assisted injection in a liquid antisolvent
Cheng et al. Preparation of monodisperse thermo-sensitive poly (N-isopropylacrylamide) hollow microcapsules
CN100548465C (zh) 多重响应的高分子微囊及其制备方法
JP4967101B2 (ja) 中空マイクロカプセルの製造方法
JPH1147681A (ja) 超臨界流体を用いた微粒子のコーティング方法及び塗装物
Hong et al. Precipitation of microparticulate organic pigment powders by a supercritical antisolvent process
Vorobei et al. Using supercritical fluid technologies to prepare micro-and nanoparticles
Weidner et al. Multifunctional composites by high-pressure spray processes
Gao et al. Fine particles preparation of Red Lake C Pigment by supercritical fluid
Ferreira et al. Complex coacervation assisted by a two-fluid nozzle for microencapsulation of ginger oil: Effect of atomization parameters
CN108355591A (zh) 聚二甲基硅氧烷引发乙基纤维素相分离制备微胶囊方法
He et al. Supercritical antisolvent micronization of natural carotene by the SEDS process through prefilming atomization
Zhang et al. Microfluidic formation of monodispersed spherical microgels composed of triple‐network crosslinking
Matsuyama et al. Formation of TiO2–polymer composite microparticles by rapid expansion of CO2 saturated polymer suspensions with high shear mixing
JPH1129717A (ja) 無機微粒子のコーティング方法
JP3555296B2 (ja) 着色樹脂粒子の製造方法
Garba et al. Supercritical fluid techniques to fabricate efficient Nanoencapsulated food-grade materials

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050524