JPH11197180A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

Info

Publication number
JPH11197180A
JPH11197180A JP10020144A JP2014498A JPH11197180A JP H11197180 A JPH11197180 A JP H11197180A JP 10020144 A JP10020144 A JP 10020144A JP 2014498 A JP2014498 A JP 2014498A JP H11197180 A JPH11197180 A JP H11197180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
absorbent article
absorber
nonwoven fabric
side edges
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10020144A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Sakano
賀津士 坂野
Keiko Miyata
桂子 宮田
Masaru Tsubata
勝 津幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP10020144A priority Critical patent/JPH11197180A/ja
Publication of JPH11197180A publication Critical patent/JPH11197180A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳児用、又は失禁者用として供される吸収パ
ッド、使いすておむつ等に使用される吸収性物品を提供
する。 【解決手段】 液透過性のトップシートと、液不透過性
のバックシートと、前記両シート間に配置された吸収体
と、長手方向の両側縁部に沿って配設される一対又は複
数対の立体ギャザーとを有する吸収性物品であって、前
記立体ギャザーの少なくとも一対を形成するシートは、
熱可塑性樹脂を用いた長繊維フィラメント群と極細短繊
維群の二層あるいは多層構造の積層体が熱融着された積
層不織布からなり、前記積層不織布はJIS L109
2に準じて測定した耐水度が80mm以上であり、JI
S L1096に準じて測定した剛軟度が3〜30gで
あることを特徴とする吸収性物品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳児用、又は失禁者
用として供される吸収パッド、使いすておむつ等に使用
される吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収性物品としては、特開平3−280
951号公報及び特開平5−184622号公報に吸収
体の長手方向両側縁に沿って配置され着用者の身体に向
かって立設する立体ギャザーを有する吸収性物品が提案
されている。
【0003】また、特開昭63−21901号公報、特
開平2−174845号公報、実開平2−71521号
公報、特開平3−218752号公報には、漏れ防止機
能として、二重構造の立体ギャザーを設けたものが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3−280
951号公報及び特開平5−184622号公報に記載
されているような吸収性物品は脚開口部からの排泄物の
漏れを防止するために、吸収体の長手方向両側縁に沿っ
て着用者の身体に向かって立体ギャザーを形成してい
る。
【0005】また、特開昭63−21901号公報、特
開平2−174845号公報、実開平2−71521号
公報、特開平3−218752号公報に記載されている
ような吸収性物品は、脚開口部からの排泄物の漏れを防
止するために二重構造の立体ギャザーを形成している。
これらの立体ギャザーは、一般にスパンボンド法あるい
はカード法によって製造される不織布を用いて形成され
るが、排泄物の漏れを防止するためには、十分な撥水性
を有する材料で立体ギャザーを形成することが好まし
く、また、肌に直接接触する部分であるため柔らかい素
材が好まれる。しかし、スパンボンド法あるいはカード
法によって製造される不織布で十分な撥水性を得るには
シート目付を高くする必要があり、この場合にはシート
が硬くなり、好ましくないし、また、目付が高いため、
安価な物品を提供することが困難となる。
【0006】従って、本発明の目的は、上記従来の吸収
性物品の有する問題点を克服し、脚開口部からの排泄物
の漏れを防止する効果に優れ、使用者の肌により優しい
吸収性物品を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、液透過
性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前
記両シート間に配置された吸収体と、長手方向の両側縁
部に沿って配設される一対又は複数対の立体ギャザーと
を有する吸収性物品であって、前記立体ギャザーの少な
くとも一対を形成するシートは、熱可塑性樹脂を用いた
長繊維フィラメント群と極細短繊維群の二層あるいは多
層構造の積層体を熱融着させた積層不織布からなり、前
記積層不織布はJIS L1092に準じて測定した耐
水度が80mm以上であり、JIS L1096に準じ
て測定した剛軟度が3〜30gであることを特徴とする
吸収性物品に関する。
【0008】また、本発明の第二は、前記立体ギャザー
が、吸収体の両側縁から外側に延出させたサイドフラッ
プによって形成されていることを特徴とする前記第一の
吸収性物品に関する。
【0009】本発明の第三は、前記サイドフラップは、
前記吸収体の両側縁から外側に延出させた前記積層不織
布からなるトップシートにより形成されていることを特
徴とする前記第二の発明の吸収性物品に関する。また、
本発明の第四は、前記サイドフラップは、前記吸収体の
両側縁から外側に延出させた前記トップシート又はバッ
クシートとは別体の前記積層不織布からなるシートより
形成されていることを特徴とする前記第二の発明の吸収
性物品に関する。さらに、本発明の第五は、前記サイド
フラップは、前記吸収体の両側縁から外側に延出させた
前記バックシートの両側縁に前記積層不織布からなるシ
ートを接合して形成されていることを特徴とする前記第
二の発明の吸収性物品に関する。
【0010】本発明の第六は、前記立体ギャザーは、前
記サイドフラップを吸収体の両側縁に沿って吸収体側に
折り返し、折り返し点に弾性体を伸長状態で配置し、吸
収体の両側縁から延出する位置にあるトップシート上、
又は吸収体上に位置するトップシート上のいずれかの位
置に接合してなる接合部分の境界線を起立点とした第1
立体ギャザーと、さらに前記サイドフラップの折り返さ
れた部分の側縁部に弾性体を伸長状態で配置し、折り返
された部分のサイドフラップの前記第1立体ギャザーの
起立点に位置する部分を接着して起立点とした第2立体
ギャザーからなることを特徴とする前記第一〜第五のい
ずれかの発明の吸収性物品に関する。
【0011】本発明の第七は、前記第一〜第六のいずれ
かの発明の吸収性物品と、着用者の腹から腰周りを囲ん
で吸収性物品を着用者に当てて保持する外装シートから
なり、前記吸収性物品は外装シートの長手方向に沿う中
央領域に配置されており、前記外装シートの前身頃及び
後身頃の両側縁を接合してウエスト周り開口部と一対の
脚周り開口部を形成し、これら開口部に沿って伸縮弾性
部材が取り付けられたパンツ型使いすておむつに関す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】前記したように、本発明の吸収性
物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバッ
クシートと、これら両シートの間に配置された吸収体
と、長手方向の両側縁部に沿って配設される1対あるい
は複数対の立体ギャザーとから基本的に構成されてお
り、前記立体ギャザーの少なくとも1対は、熱可塑性樹
脂を用いた長繊維フィラメント群と極細短繊維群の二層
あるいは多層構造の積層体を熱融着させた積層不織布か
らなるJIS L1092に準じて測定した耐水度が8
0mm以上であり、JIS L1096に準じて測定し
た剛軟度が3〜30gであるシートに伸縮弾性部材を配
置することにより形成されている。このような物性を有
する積層不織布からなるシートにより立体ギャザーを形
成すると、良好な耐水性と適度の柔軟性が付与されるた
め、排泄物の漏れを防止すると共に着用者の肌触りの良
い立体ギャザーが形成される。
【0013】本発明の吸収性物品において、立体ギャザ
ーを形成する積層不織布からなるシートは、上述のよう
に80mm以上の耐水度と、3〜30g、好ましくは5
〜25gの剛軟度を有する。耐水度が80mm未満で
は、排泄物がしみ出す可能性があり、漏れを十分防止で
きなくなる。また、剛軟度が30gを超えて大きくなる
と、シートが硬くなり過ぎるため立体ギャザーが使用者
の肌を痛め易くなるだけでなく、立体ギャザーの形成を
困難にし、さらに排泄物の漏れを十分に防止することが
できなくなる。一方、剛軟度が3g未満では、シートの
強度が弱くなり、さらにシートのこしが弱くなり、加工
性が低下し、生産効率が低下するため好ましくない。
【0014】積層不織布からなるシートの耐水度を調整
するには、構成する繊維の径を小さくすることによって
耐水度を向上する方法が考えられる。しかし、通常使用
されるスパンボンド不織布やカード不織布では、繊維径
を小さくするのには限界があり、したがって、耐水度を
向上させるためには目付を増加する必要があるが、これ
はシートが硬くなり好ましくない。そのため、低目付で
耐水圧を向上するためには、メルトブロー不織布のよう
な極細繊維からなる層を形成するのが有利である。
【0015】前記積層不織布の長繊維フィラメント群層
としては、熱可塑性樹脂を加熱溶融した後、ノズルから
押し出して紡糸し、紡出された連続長繊維フィラメント
群をエアサッカーあるいはエジェクターからのエアーで
引き取って延伸、開繊し、支持体上に捕集、集積してウ
ェブを形成させるスパンボンド不織布が好ましい。この
層にはカード不織布等を利用しても何ら問題はないが、
生産性等からもスパンボンド不織布が最も好ましい。一
般的なスパンボンド不織布の繊度は、1〜10デニール
の範囲であり、スパンボンド不織布単独では、耐水度と
剛軟度を満たすことは困難である。
【0016】また、耐水度向上に不可欠な前記積層不織
布の極細短繊維群層としては、熱可塑性樹脂を加熱溶融
した後、ノズルから押し出すと同時に、ノズルの近傍で
高温のエアーを吹き付け紡出されたフィラメント群を極
細化し、支持体上に捕集、集積してウェブを形成させる
メルトブロー不織布が好ましい。一般的なメルトブロー
不織布の繊維径は、0.5〜5μmであり、極細繊維層
の成形が可能である。極細繊維としては、2成分溶融防
止などの方法で得られる分割繊維等も利用可能である
が、生産性等からメルトブロー不織布が最も好ましい。
また、前記積層不織布を構成する繊維に使用される熱可
塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン系重合体、ナイロン等のポリアミド系重
合体、ポリエチレンテレフタレートや、ポリブチレンテ
レフタレート、脂肪族ポリエステル等ポリエステル系重
合体等のものが利用できる。
【0017】前記積層不織布の長繊維フィラメント群と
極細短繊維群の層構成は、それぞれ1層ずつの2層構造
でもかまわないし、複数層ずつを積層した多層構造でも
かまわないが、表裏面に極細繊維層を配置すると使用者
の皮膚との摩擦により繊維の毛羽立ちが発生するため、
表裏面に長繊維フィラメント群層を配置し、中間に極細
繊維群層を配置する3層構造が最も好ましい。特に、メ
ルトブロー不織布の両面をスパンボンド不織布でサンド
ウィッチし、熱融着して一体化したSMS不織布(スパ
ンボンド/メルトブロー/スパンボンド)が適してい
る。また、前記積層不織布の長繊維フィラメント群と極
細短繊維群の層構成比は、特に限定されないが、極細短
繊維群層の単位面積当たりの重量を1とした場合の長繊
維フィラメント群層の単位面積当たりの重量は2〜20
の範囲が好ましい。長繊維フィラメント群の層構成比が
20を超えて多くなると極細繊維成分が少なすぎるため
十分な耐水圧が得られず、また、柔軟性が低下する。一
方、層構成比が2未満では極細繊維成分が多くなり、積
層不織布の強度が低下するため好ましくない。
【0018】本発明の立体ギャザーを形成する方法は、
吸収体の両側縁から外側に延出するサイドフラップを吸
収体の両側縁に沿って吸収体側に折り返し、折り返し部
分の長手方向両端部をトップシート上に接合して形成さ
れる。この場合、サイドフラップは、前記積層不織布か
らなるトップシートを吸収体の両側縁から外側に延出さ
せて形成してもよく、また、トップシート又はバックシ
ートとは別体の前記積層不織布からなるシートを吸収体
の両側縁から外側に延出させて形成してもよく、あるい
は、吸収体の両側縁から外側に延出したバックシートの
両側縁に前記積層不織布からなるシートを接合して形成
してもよい。
【0019】本発明の吸収性物品の液透過性のトップシ
ートとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエス
テル、その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維から
なる液体透過性不織布を用い、液不透過性のバックシー
トは液体不透過性のポリエチレンシート、好ましくは微
孔を設けたポリエチレンシート、熱可塑性樹脂にフィラ
ーを加えて延伸した透湿性のある液体不透過性シート、
又はこれらの液不透過性のシートと不織布とを貼り合わ
せたものであっても良い。透湿性を付与することにより
蒸れる心配がなくなりより快適である。
【0020】吸収体はフラッフパルプを主材に高吸収性
ポリマーを併用したものが好ましく、その他に吸収紙単
独、又は熱融着繊維等の混合物や積層物が用いられる。
また、全体をティシュで包み込んだ積層構造とすること
が好ましく、吸収体の形状は砂時計型、T型あるいは矩
型等の中から適宜選択できる。特に砂時計型の吸収体
は、良好なフィット性や立体ギャザーのポケット構造が
得られる。
【0021】また、立体ギャザーを形成するための伸縮
弾性部材はウレタン糸、糸ゴム等の通常の使いすておむ
つに使用される伸縮弾性体をそのまま使用することがで
き、これらの伸縮弾性部材はそれぞれ伸長状態で、ホッ
トメルト接着剤、加熱圧溶着あるいは超音波接着により
所定の領域に接着固定されている。
【0022】本発明の吸収性物品を着用者の身体にあて
るためには、従来のおむつカバーを用いることが可能で
あるが、着用者の腹から腰周りを囲んで吸収性物品を着
用者にあてて保持する外装シートに吸収性物品の一部分
を予め接着固定させておき、外装シートの前身頃及び後
身頃の両側縁に再剥離可能な接合手段を設けて展開型の
使いすておむつとしたり、外装シートの前身頃及び後身
頃の両側縁を接合させてウエスト周り開口部と一対の脚
周り開口部を形成したパンツ型の使いすておむつとする
ことも可能であり、さらに、これらの使いすておむつの
補助吸収パッドとして使用することも可能である。
【0023】特に、パンツ型使いすておむつとして製造
する場合、外装部材と吸収性物品を別工程で製造できる
ため効率的である。パンツ型の使いすておむつは、吸収
性物品を脚周り伸縮弾性部材及びウエスト周り伸縮弾性
部材を配置した外装シートの長手方向に沿う中央領域に
配置し、前身頃と後身頃を予め接着閉鎖して、着用者の
腹から腰周りを囲むように保持している。
【0024】パンツ型おむつを構成する脚周り伸縮弾性
部材、ウエスト周り弾性部材は、ウレタンフィルム、ウ
レタン糸、ウレタンフォーム、糸ゴム等の通常の吸収性
物品等に使用される伸縮弾性部材をそのまま使用でき、
これら伸縮弾性部材はホットメルト接着剤により伸張状
態で接着固定されている。
【0025】さらに、基端部を形成するための接着方法
としては、ホットメルト接着、加圧溶着、超音波溶融等
を単独又はそれらを組み合わせて行う方法とすることが
できる。また、パンツ型おむつの前身頃と後身頃の両側
部を接着閉鎖する際には、両側縁を外側に突き出した状
態、両側縁を内側に突き出した状態、又は、一方の側縁
を外側に、他方の側縁を内側に突き出した状態で、両側
縁の最外部に沿ってホットメルト接着剤、加熱圧溶着、
超音波溶融等を単独又はそれらを組み合わせることによ
り接合する。
【0026】吸収性物品が配置される外装シートは、脚
周り伸縮弾性部材やウエスト周り伸縮弾性部材を挟み込
んで配設するために少なくとも二層であることが好まし
く、着用者の発汗や排泄物による湿度上昇を抑え、蒸れ
や蒸れから起こりうるかぶれを防止するためにポリエチ
レン、ポリプロピレン等の熱可塑性繊維からなる不織
布、又は微孔を設けて通気性を付与したポリエチレンシ
ート、さらには熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸し
た透湿性のあるシート等を用いるが、少なくとも着用者
に直接触れる内側部分には不織布が用いることが好まし
い。
【0027】また、おむつの着用者へのフィット性をさ
らに優れたものにするために、外装シートの前身頃及び
後身頃の着用者の腰周りに当たる少なくとも一部の幅方
向に、複数本の伸縮弾性部材を配置することもできる。
さらに好ましくは、少なくとも吸収性物品が配置される
以外の部分に用いるシートとして、5〜40μmの厚さ
の透湿性、伸縮性を有するポリウレタン系のフィルム、
天然ゴムシート、発泡シートの少なくとも片面に、エラ
ストマー不織ウェブ単体かエラストマー不織ウェブの少
なくとも片面にポリエチレンテレフタレート繊維のよう
なポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ナイロン繊
維のようなポリアミド繊維、コットン繊維のようなセル
ロース繊維、パルプ繊維及びそれらの混合物を含むグル
ープから選択された材料から作られた繊維層を水流交絡
するか、又は積層されたウェブ等を積層貼り合わせたも
のを使用するか、又は、ポリウレタン系、ポリオレフィ
ン系等の透湿性、伸縮性を有する熱可塑性樹脂を前記繊
維層へラミネートしたものを用いると、フィット性と共
に蒸れも防止することができる。
【0028】このような構成を有する本発明の吸収性物
品は、薄くて柔軟な素材で立体ギャザーを形成するた
め、直接肌に触れる部分に対して優しく、かつ、十分な
撥水性を有しているため、漏れ防止にも優れた効果を有
するものである。さらに、このような構成パーツの軽量
化、及び、薄型化は、製品の軽量化、及び、薄型化を向
上させ、コストも低減することができる。
【0029】以下に添付図面を参照にして本発明の吸収
性物品について詳細に説明するが、本発明はこれらによ
り何等限定されるものではない。図1は、本発明の吸収
性物品1を展開した状態を示す斜視図である。図1にお
いて、吸収性物品1はトップシート2と、バックシート
3と、これら両シートの間に配置された砂時計型の吸収
体4と、吸収体4の両側縁から外側に延出し、トップシ
ート2上に折り返されたサイドフラップ5とからなり、
サイドフラップ5の折り返し部分の長手方向両端部は砂
時計型の吸収体4の広幅部に接着固定されており、股下
領域は上方に起立して第1立体ギャザー16と第2立体
ギャザー17からなる二重の立体ギャザーを形成してい
る。
【0030】図2は、図1の吸収性物品1をA−A線に
沿って切断した断面図である。図2において、サイドフ
ラップ5はトップシート2又はバックシート3とは別体
の積層不織布からなるシートで形成されており、その一
方の側縁部が接着剤9を介してバックシート3の側縁部
に接合されている。また、サイドフラップ5は途中から
吸収体4側に折り返され、折り返し点14に沿って伸縮
弾性部材7が伸長状態で配置され、折り返された部分の
側縁部15と折り返し点14の間の部分が接着剤9’を
介してトップシート2に接合され、接合部分を起立点8
として第1立体ギャザー16が形成されており、さら
に、サイドフラップ5の折り返された部分の側縁部15
に伸縮弾性部材7が伸長状態で配置され、第1立体ギャ
ザー16の起立点8に位置する部分を起立点として第2
立体ギャザー17が形成されている。
【0031】図3は、図1の吸収性物品1をB−B線に
沿って切断した断面図である。図3において、サイドフ
ラップ5は吸収体4の側縁にそって吸収体4上に折り返
されて固定されており、また、サイドフラップ5の側縁
部15に伸縮弾性部材は存在せず、したがってこの領域
には立体ギャザーは形成されていない。
【0032】図4は、図2とは異なる例を示し、図1の
吸収性物品1をA−A線に沿って切断した断面図であ
る。図4において、サイドフラップ5は吸収体4の側縁
から延出する積層不織布からなるトップシート2により
形成されている。また、サイドフラップ5は途中から吸
収体4側に折り返され、折り返し点14に沿って伸縮弾
性部材7が伸長状態で配置され、折り返された部分の側
縁部15と折り返し点14の間の部分が接着剤9’を介
してトップシート2に接合され、接合部分を起立点8と
して第1立体ギャザー16が形成されており、さらに、
サイドフラップ5の折り返された部分の側縁部15に伸
縮弾性部材7が伸長状態で配置され、第1立体ギャザー
16の起立点8の位置する部分を起立点として第2立体
ギャザー17が形成されている。
【0033】図5は、図2及び図4とは異なる例を示
し、図1の吸収性物品1をA−A線にそって切断した断
面図である。図5において、サイドフラップ5は吸収体
4の側縁から延出するバックシート3の側縁に積層不織
布からなるシートを接合して形成されている。また、サ
イドフラップ5はバックシート3と積層不織布シートと
の接着剤9による接合部分において吸収体4側に折り返
され、折り返し点14に沿って伸縮弾性部材7が伸長状
態で配置され、折り返された部分の側縁部15と折り返
し点14の間の部分が接着剤9’を介してトップシート
2に接合され、接合部分を起立点8として第1立体ギャ
ザー16が形成されており、さらに、サイドフラップ5
の折り返された部分の側縁部15に伸縮弾性部材7が伸
長状態で配置され、第1立体ギャザー16の起立点8に
位置する部分を起立点として第2立体ギャザー17が形
成されている。
【0034】図6は、本発明の吸収性物品1をパンツを
形成する外装シート11に取り付けた状態を示す斜視図
である。図6において、吸収性物品1は外装シート11
の長手方向に沿う中央領域に配置されており、外装シー
ト11の長手方向両端部が吸収性物品1上に折り返さ
れ、吸収性物品1の長手方向両端部が外装シート11に
固定されており、さらに、外装シート11の長手方向両
端部の折り返された部分の間にはウエスト周り伸縮弾性
部材13が配置されており、股下領域に位置する部分に
は脚周り伸縮弾性部材12が配置されている。このよう
に、吸収性物品1を取り付けた外装シート11が、吸収
性物品が内側になるように、股下領域において折り返さ
れ、外装シート11の前身頃と後身頃の相対する側縁が
接合されてウエスト周り開口部と一対の脚周り開口部が
形成され、パンツ型使いすておむつが形成される。
【0035】
【実施例】以下、パンツ型使いすておむつを例にして本
発明の吸収性物品を詳細に説明する。なお、各実施例及
び比較例において、吸収性物品としては、図2に示すよ
うにトップシート及びバックシートとは別体の不織布か
らなるシートで立体ギャザーを形成したものを用い、こ
れを外装シートと組み合わせて図6に示す構造のパンツ
型使いすておむつを作製し、供試試料とした。
【0036】実施例1 立体ギャザーを形成する不織布シートとして、目付1
3.5g/m2 のSMS不織布(スパンボンド/メルト
フロー/スパンボンド=6/1.5/6)を使用した。
このSMS不織布の耐水度は105mm、剛軟度は8g
であった。
【0037】実施例2 立体ギャザーを形成する不織布シートとして、目付20
g/m2 のSMS不織布(スパンボンド/メルトブロー
/スパンボンド=8/4/8)を使用した。このSMS
不織布の耐水度は200mm、剛軟度は23gであっ
た。
【0038】比較例1 立体ギャザーを形成する不織布シートとして、目付27
g/m2 のSMS不織布(スパンボンド/メルトブロー
/スパンボンド=9/9/9)を使用した。このSMS
不織布の耐水度は300mm、剛軟度は50gであっ
た。
【0039】比較例2 立体ギャザーを形成する不織布シートとして、目付15
g/m2 のスパンボンド不織布を使用した。このスパン
ボンド不織布の耐水度は40mm、剛軟度は10gであ
った。
【0040】比較例3 立体ギャザーを形成する不織布シートとして、目付26
g/m2 のスパンボンド不織布を使用した。このスパン
ボンド不織布の耐水度は160mm、剛軟度は65gで
あった。
【0041】前記実施例及び比較例で試作したパンツ型
使いすておむつを使用して、被験者20人で尿漏れのテ
ストを行った結果、おむつ100枚当たりの尿漏れ発生
率で比較したところ、実施例1は5.6%、実施例2は
5.0%であったのに対して、比較例2の漏れ発生率は
9.4%であり、実施例と比較して高い漏れ発生率を示
した。なお、比較例1及び3は、シートの剛度が高すぎ
て立体ギャザーの形成が十分にできなかったためモニタ
ーテストを中止した。上記の結果から、本発明の吸収性
物品は排泄物の漏れ防止に優れた効果を有するものであ
ることがわかる。
【0042】上記実施例では、トップシート及びバック
シートとは別体に形成しているサイドフラップで二重の
立体ギャザーを形成する吸収性物品のパンツ型使いすて
おむつで示したが、図4及び図5に示すように、立体ギ
ャザーは、吸収体側縁から外側に延出させたトップシー
トで形成しても良く、また、同様にバックシート等で形
成しても良い。また、立体ギャザーの数は、二重とは限
らず、単一ギャザーであっても、二重より多くなっても
良い。さらに、本発明の吸収性物品を外装シートに装着
しておむつとする場合は、前記外装シートの前身頃と後
身頃の両側部を接着閉鎖することなく、おむつの前身頃
あるいは後身頃の幅方向両側部に締結手段を設け、おむ
つ使用時にその締結手段でおむつの前身頃と後身頃を接
着固定する形式のおむつとすることもできる。
【0043】
【発明の効果】以上、本発明における吸収性物品は、排
泄物の漏れを防止する立体ギャザーを柔軟でかつ撥水性
の高い素材で形成するため、着用者の肌に優しく漏れ防
止に優れた効果を有する吸収性物品を提供することが可
能となる。また、本発明におけるこのような構成の吸収
性物品では、使用部材の軽量化が可能であるため、吸収
性物品の軽量化及びコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品を展開した状態を示す斜視
図。
【図2】図1の吸収性物品をA−A線に沿って切断した
断面図。
【図3】図1の吸収性物品をB−B線に沿って切断した
断面図。
【図4】図2とは異なる例を示す、図1の吸収性物品を
A−A線に沿って切断した断面図。
【図5】図2及び図4とは異なる例を示す、図1の吸収
性物品をA−A線に沿って切断した断面図。
【図6】本発明の吸収性物品を、パンツ型使いすておむ
つを形成する外装シートに取り付けた状態を示す斜視
図。
【符号の説明】
1:吸収性物品,2:トップシート,3:バックシー
ト,4:吸収体,5:サイドフラップ,6:自由縁,
7:伸縮弾性部材,8:起立点,9、9’:接着剤,1
0:パンツ型使い捨ておむつ,11:外装シート,1
2:脚周り伸縮弾性部材,13:ウエスト周り伸縮弾性
部材,14:サイドフラップの折り返し点,15:サイ
ドフラップの側縁部,16:第1立体ギャザー,17:
第2立体ギャザー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
    のバックシートと、前記両シート間に配置された吸収体
    と、長手方向の両側縁部に沿って配設される一対又は複
    数対の立体ギャザーとを有する吸収性物品であって、前
    記立体ギャザーの少なくとも一対を形成するシートは、
    熱可塑性樹脂を用いた長繊維フィラメント群と極細短繊
    維群の二層あるいは多層構造の積層体が熱融着された積
    層不織布からなり、前記積層不織布はJIS L109
    2に準じて測定した耐水度が80mm以上であり、JI
    S L1096に準じて測定した剛軟度が3〜30gで
    あることを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】 前記立体ギャザーは、前記吸収体の両側
    縁から外側に延出させたサイドフラップによって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】 前記サイドフラップは、前記吸収体の両
    側縁から外側に延出させた前記積層不織布からなるトッ
    プシートにより形成されていることを特徴とする請求項
    2記載の吸収性物品。
  4. 【請求項4】 前記サイドフラップは、前記吸収体の両
    側縁から外側に延出させた前記トップシート又はバック
    シートとは別体の前記積層不織布からなるシートにより
    形成されていることを特徴とする請求項2記載の吸収性
    物品。
  5. 【請求項5】 前記サイドフラップは、前記吸収体の両
    側縁から外側に延出させた前記バックシートの両側縁に
    前記積層不織布からなるシートを接合して形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】 前記立体ギャザーは、前記サイドフラッ
    プを吸収体の両側縁に沿って吸収体側に折り返し、折り
    返し点に弾性体を伸長状態で配置し、吸収体の両側縁か
    ら延出する位置にあるトップシート上、又は吸収体上に
    位置するトップシート上のいずれかの位置に接合してな
    る接合部分の境界線を起立点とした第1立体ギャザー
    と、さらに前記サイドフラップの折り返された部分の側
    縁部に弾性体を伸長状態で配置し、折り返された部分の
    サイドフラップの前記第1立体ギャザーの起立点に位置
    する部分を接着して起立点とした第2立体ギャザーから
    なることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の吸収性物品。
  7. 【請求項7】 前記請求項1〜請求項6のいずれか1項
    に記載の吸収性物品と、着用者の腹から腰周りを囲んで
    吸収性物品を着用者に当てて保持する外装シートからな
    り、前記吸収性物品は外装シートの長手方向に沿う中央
    領域に配置されており、前記外装シートの前身頃及び後
    身頃の両側縁を接合してウエスト周り開口部と一対の脚
    周り開口部を形成し、これら開口部に沿って伸縮弾性部
    材が取り付けられたパンツ型使いすておむつ。
JP10020144A 1998-01-19 1998-01-19 吸収性物品 Pending JPH11197180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020144A JPH11197180A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10020144A JPH11197180A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 吸収性物品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11197180A true JPH11197180A (ja) 1999-07-27

Family

ID=12018966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10020144A Pending JPH11197180A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11197180A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104372A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2001145661A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Uni Charm Corp 使い捨ての体液吸収性着用物品
JP2001212164A (ja) * 2000-02-01 2001-08-07 Oji Paper Co Ltd 使いすて吸収性物品
JP2001258930A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Oji Paper Co Ltd 吸収性物品
JP2002000632A (ja) * 2000-06-16 2002-01-08 Kao Corp 補助吸収具
JP2002045396A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2004511301A (ja) * 2000-10-19 2004-04-15 エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 二重バリヤー及び単一弾性システムを有する吸収製品
JP2004181253A (ja) * 2004-01-19 2004-07-02 Uni Charm Corp 使い捨ての尿とりパッド
JP2005502393A (ja) * 2001-05-14 2005-01-27 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 身体適合吸収性複合材を有する吸収性物品
WO2005070362A1 (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Daio Paper Corporation 吸収性物品及びインナー吸収性物品
JP2010131073A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2014045980A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Daio Paper Corp パッドタイプ使い捨ておむつ
JP2018149029A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104372A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2001145661A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Uni Charm Corp 使い捨ての体液吸収性着用物品
JP4496588B2 (ja) * 2000-02-01 2010-07-07 王子製紙株式会社 使いすて吸収性物品
JP2001212164A (ja) * 2000-02-01 2001-08-07 Oji Paper Co Ltd 使いすて吸収性物品
JP2001258930A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Oji Paper Co Ltd 吸収性物品
JP2002000632A (ja) * 2000-06-16 2002-01-08 Kao Corp 補助吸収具
JP2002045396A (ja) * 2000-08-04 2002-02-12 Daio Paper Corp 吸収性物品
JP2004511301A (ja) * 2000-10-19 2004-04-15 エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 二重バリヤー及び単一弾性システムを有する吸収製品
JP2005502393A (ja) * 2001-05-14 2005-01-27 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 身体適合吸収性複合材を有する吸収性物品
JP2004181253A (ja) * 2004-01-19 2004-07-02 Uni Charm Corp 使い捨ての尿とりパッド
WO2005070362A1 (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Daio Paper Corporation 吸収性物品及びインナー吸収性物品
EP1707170A1 (en) * 2004-01-23 2006-10-04 Daio Paper Corporation Absorptive article and inner absorptive article
US7887527B2 (en) 2004-01-23 2011-02-15 Daio Paper Corporation Absorbent article and inner absorbent article
EP1707170A4 (en) * 2004-01-23 2011-04-27 Daio Seishi Kk ABSORBENT ARTICLE AND INTERNAL ABSORBENT ARTICLE
JP2010131073A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2014045980A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Daio Paper Corp パッドタイプ使い捨ておむつ
JP2018149029A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4875350B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP7150021B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
JP4659020B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5118909B2 (ja) 使い捨ておむつ
AU2011277778B2 (en) Disposable diaper
JP3754528B2 (ja) 体液処理用吸収性物品
JPH07501246A (ja) 溶融切断された側面継目を有する使い捨てトイレ訓練用パンツの製造法およびこの方法によって製造された使い捨てトイレ訓練用パンツ
JP4678632B2 (ja) 折り返し部を有する吸収体製品
JPH1014979A (ja) 使い捨ての体液吸収性物品
AU2010302086A1 (en) Disposable diaper
JP5719652B2 (ja) 吸収性物品
JP5612275B2 (ja) 使い捨てパンツ型おむつ
JPH11197180A (ja) 吸収性物品
RU2747616C1 (ru) Впитывающее изделие и способ изготовления впитывающего изделия
RU2744851C1 (ru) Впитывающее изделие и способ изготовления впитывающего изделия
JP6821893B2 (ja) パンツタイプ吸収性物品
JP2007061462A (ja) テープ型使い捨ておむつ
MXPA05007224A (es) Articulo absorbente con estructura de almohadilla absorbente suspendida.
JP2007117391A (ja) 使い捨ておむつ
JP5960388B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3286325B2 (ja) 強化耳パネルを有する使い捨て吸収体
JP2005218674A (ja) 使い捨ておむつ
JPH11253485A (ja) 使いすておむつ
JP5129444B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JPH10295724A (ja) 体液処理用吸収性物品