JP2018149029A - 吸収性物品 - Google Patents
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したがって、本態様1の吸収性物品は、優れた防漏性能と、良好な柔軟性及び肌触りとを兼ね備えることができる。
本明細書において、「長手方向」は、「平面視における縦長の対象物(例えば、吸収性物品、積層不織布等)の長さの長い方向」を指し、「幅方向」は、「平面視における縦長の対象物の長さの短い方向(短手方向)」を指し、「厚さ方向」は、「展開した状態で水平面上に置いた対象物に対して垂直方向」を指し、これらの長手方向、幅方向及び厚さ方向は、それぞれ互いに直交する関係にある。
さらに、本明細書では、「縦長の対象物の長手方向において、該対象物の長手方向の中央に位置し且つ幅方向に延びる長手方向の中央軸線CWに対して相対的に近位側」を「長手方向の内方側」といい、「前記縦長の対象物の長手方向において、前記長手方向の中央軸線CWに対して相対的に遠位側」を「幅方向の外方側」という。同様に、「縦長の対象物の幅方向において、該対象物の幅方向の中央に位置し且つ長手方向に延びる幅方向の中央軸線CLに対して相対的に近位側」を「幅方向の内方側」といい、「前記縦長の対象物の幅方向において、前記幅方向の中央軸線CLに対して相対的に遠位側」を「幅方向の外方側」という。また、本明細書では、「対象物の厚さ方向において、当該対象物の厚さ方向の中心に対して相対的に近位側」を「厚さ方向の内方側」といい、「前記対象物の厚さ方向において、当該対象物の厚さ方向の中心に対して相対的に遠位側」を「厚さ方向の外方側」という。
また、本明細書では、「吸収性物品の長手方向において、着用者が当該吸収性物品を着用した際に着用者の腹部に対して相対的に近位側となる一方側」を、「吸収性物品の前方側」といい、「吸収性物品の長手方向において、着用者が当該吸収性物品を着用した際に着用者の腹部に対して相対的に遠位側(すなわち、着用者の背部に対して相対的に近位側)となる他方側」を、「吸収性物品の後方側」という。
そして、本明細書では、吸収性物品の厚さ方向において、「吸収性物品の着用時に、着用者の肌面に対して相対的に近位側」を「肌対向面側」といい、「吸収性物品の着用時に、着用者の肌面に対して相対的に遠位側」を「非肌対向面側」という。ここで、「着用時」とは、着用者が吸収性物品を着用した時点(すなわち、使用可能な状態を形成した時点)から、その状態を維持している間(着用している間)を意味する。
生理用ナプキン1は、図1に示すように、平面視にて、長手方向L及び幅方向Wを有する縦長の外形形状を有しており、さらに、表面シート2、吸収体4及び裏面シート3が厚さ方向Tに重複する縦長の吸収本体部と、該吸収本体部の前方側寄りの位置において幅方向Wの外方側へ延出する一対の前方側フラップ部6、6及び前記吸収本体部の後方側寄りの位置において幅方向Wの外方側へ延出する一対の後方側フラップ部7、7を含むフラップ部と、を備えている。
なお、本発明において、吸収性物品の外形形状は、本実施形態の外形形状に限定されず、長手方向Lの長さ寸法が幅方向Wの幅寸法よりも長い長形状のものであれば、各種用途等に応じて任意の縦長の形状(例えば、長方形、楕円形、砂時計形など)を採用することができる。
さらに、この生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、表面シート2、吸収体4及び裏面シート3をエンボス加工により肌対向面側から厚さ方向Tに圧搾して一体化した圧搾部Pが、平面視にて、生理用ナプキン1の中央部(すなわち、長手方向の中央軸線CWと幅方向の中央軸線CLの交点)を囲繞するように間欠的に配設されている。このような圧搾部Pが配設されていることによって、生理用ナプキン1は、着用者の身体形状に沿って変形しやすくなっているとともに、着用者から排泄された経血等の排泄液を、生理用ナプキン1の中央部を含む領域内に制御しやすくなっている。なお、上述の圧搾部は、本発明の吸収性物品においては必須の構成要素ではないため、本発明の吸収性物品は、このような圧搾部を有していなくてもよい。
このように構成された生理用ナプキン1は、着用者が着用する際に、吸収本体部を該吸収本体部の非肌対向面側の表面に配置された着衣固定用の粘着部(不図示)によって着用者の着衣(下着等)の肌対向面側の表面に固定した後、上述の一対の前方側フラップ部6、6をそれぞれ着衣の非肌対向面側に折り返して、各前方側フラップ部6、6の非肌対向面側の表面に配置された着衣固定用の粘着部8、8によって着衣の非肌対向面側の表面に固定して使用される。ここで、生理用ナプキン1を着用者の着衣に固定するための各粘着部に用いられる粘着剤は、生理用ナプキン1を着用者の着衣に固定し得るものであれば特に制限されず、例えば、スチレン系ポリマー等の任意の粘着剤を採用することができる。
なお、上述のフラップ部は、本発明の吸収性物品においては必須の構成要素ではないため、本発明の吸収性物品は、このようなフラップ部を有していなくてもよい。
これにより、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、優れた防漏性能と、良好な柔軟性及び肌触りとを兼ね備えることができる。
上記第一実施形態において、生理用ナプキン1に用いられる一対のサイドシート5、5は、図1に示すように、平面視にて、長手方向Lに延在する一対の帯状の疎水性シート状部材(本実施形態においては、上述の疎水性を有する積層不織布9)によって構成され、上述の表面シート2の肌対向面側の表面上において生理用ナプキン1の幅方向Wの両端部に配置されている。この一対のサイドシート5、5の各々は、図2に示すように、生理用ナプキン1の幅方向Wの内方側に位置し且つ表面シート2の肌対向面側の表面に接合されていない自由端部51と、生理用ナプキン1の幅方向Wの外方側に位置し且つ表面シート2の肌対向面側の表面に接合された固定端部52と、を有している。なお、本実施形態において、上述の固定端部52は、図2に示すように、サイドシート5における幅方向Wの外方側の部分が表面シート2の肌対向面側の表面と、該表面シート2よりも幅方向Wの外方側に延在する裏面シート3の肌対向面側の表面との両方に接合されているが、本発明の吸収性物品においては、サイドシートの固定端部は、このような態様に限定されず、例えば、表面シートが裏面シートと同様に吸収性物品の幅方向における両端部の端縁まで延在し、サイドシートにおける幅方向の外方側の部分が表面シートの肌対向面側の表面のみと接合されていてもよい。
本実施形態における一対のサイドシート5、5は、図2に示すように、生理用ナプキン1の幅方向Wの内方側に位置する一対の自由端部51、51が生理用ナプキン1の厚さ方向Tの外方側に向かって起立することができるため、当該一対のサイドシート5、5は、生理用ナプキン1の表面シート2上を幅方向Wに流れてきた経血等の排泄液を堰き止める防漏壁として機能することができる。
積層不織布9の露出部94がこのように形成されていると(すなわち、メルトブローン不織布層9Mの構成繊維の破断端部9MT1が、上述のスパンボンド不織布層9S1の破断部9SB1を介して生理用ナプキン1の外表面に露出していると)、繊維径の細い柔らかい破断端部9MT1によって形成される露出部94をより広く確保することができるため、上述の良好な肌触りをより確実に得ることができる。
さらに、積層不織布の坪量は、本発明の効果を阻害しない限り特に制限されないが、防漏性や柔軟性、強度などの点から、好ましくは10g/m2〜75g/m2の範囲内であり、更に好ましくは15g/m2〜50g/m2の範囲内である。また、積層不織布の厚みも、本発明の効果を阻害しない限り特に制限されないが、防漏性や柔軟性、強度などの点から、好ましくは0.1mm〜5.0mmの範囲内であり、更に好ましくは0.5mm〜3.0mmの範囲内である。なお、坪量は、JIS L 1906の5.2に従って測定することができる。
なお、本発明において、積層不織布の凸部の構造は、本発明の効果を阻害しない限り特に制限されず、例えば、立方体状、円柱状、楕円柱状、截頭円錐形状、半球状等の任意の構造を採用することができる。
そして、本実施形態においては、積層不織布9は、図4に示すように、上記複数の溝部93の底部93Bにおいて、厚さ方向Tの内方側に位置するスパンボンド不織布層9S2が破断した破断部9SB2を有し、さらに、上述のメルトブローン不織布層9Mの構成繊維の破断端部9MT2が上述のスパンボンド不織布層9S2の破断部9SB2を介して厚さ方向Tの内方側に延出した延出部95を有している。積層不織布9が複数の溝部93の底部93Bにおいてこのような延出部95を有していると、当該積層不織布9を、生理用ナプキン1の厚さ方向Tの内方側に位置する他の構成部材(すなわち、表面シート2や裏面シート3等)と接合する際に、上述の延出部95がアンカーとなって、積層不織布9と上記他の構成部材とをより強固に接合することができるため、上述の一定以上の耐水圧を保持しつつ、良好な柔軟性と肌触りを得ることができるという作用効果を、より確実に得ることができる。
なお、積層不織布における上記露出部及び延出部は、上述したとおり、上記一対の賦形ロールのロール間隔、各賦形ロールにおける複数の突出ピン及び凸条の配置間隔等を適宜調節して、厚さ方向の外方側に位置するスパンボンド不織布層及び厚さ方向の内方側に位置するスパンボンド不織布層の所定箇所を破断させつつ、メルトブローン不織布層の構成繊維を部分的に破断させることにより、或いは、積層不織布に上述の凹凸構造を賦形した後に、複数の凸部及び溝部の底部に対して針布やエメリ等を用いた起毛手段を適用して、上述の厚さ方向の外方側に位置するスパンボンド不織布層及び厚さ方向の内方側に位置するスパンボンド不織布層の所定箇所を、メルトブローン不織布層の構成繊維の一部とともに破断させることにより、当該メルトブローン不織布層の構成繊維の破断端部を積層不織布の外表面に露出させ、上述の露出部及び延出部を形成することができる。
吸収性物品の第1面の少なくとも一部を形成する一対のサイドシートが、上記特定の凹凸構造を有する積層不織布によって形成されていると、当該一対のサイドシートを、一定以上の耐水圧を保持しつつ、良好な柔軟性と肌触りを有するものとすることができるため、このようなサイドシートを備えた吸収性物品は、優れた防漏性能と良好な柔軟性及び肌触りとを、より効果的に発揮することができる。
なお、本発明においては、上記特定の凹凸構造を有する積層不織布は、一対のスパンボンド不織布層と、当該一対のスパンボンド不織布層によって厚さ方向に挟まれた少なくとも1つのメルトブローン不織布層とによって構成され、且つ、基部と、上述の露出部を有する複数の凸部とを含むものであれば、上述の第一実施形態の態様のものに限定されない。例えば、本発明の別の実施形態(第二実施形態)では、積層不織布9’は、図5に示すように、複数の凸部91の各々の頂部91Tにおいて、厚さ方向Tの外方側に位置するスパンボンド不織布層9S1の構成繊維の繊維間距離が、頂部91T以外の部分における構成繊維の繊維間距離よりも大きい低繊維密度部9SM1を有し、さらに、上述の露出部94は、メルトブローン不織布層9Mの構成繊維の破断端部9MT1が前記低繊維密度部9SM1におけるスパンボンド不織布層9S1の構成繊維の繊維間を通って積層不織布9’の外表面に露出した構成を備えている。
ここで、図5は、本発明の別の実施形態(第二実施形態)に係る生理用ナプキンのサイドシートに用いられる積層不織布9’の要部拡大断面図である。この第二実施形態においては、上述の第一実施形態と異なる構成以外の構成は、基本的に上述の第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
なお、上述の凸部内方側破断部及び溝部外方側破断部を備えることは、本発明においては必須の構成要件ではないため、積層不織布は、このような凸部内方側破断部及び溝部外方側破断部を備えていなくてもよい。
また、本発明の更に別の実施形態(第三実施形態)では、上記積層不織布は、上述の各実施形態(すなわち、第一実施形態及び第二実施形態)の両方の構成を備えていてもよい。すなわち、この第三実施形態では、積層不織布における複数の凸部の各々は、当該凸部の頂部において、厚さ方向の外方側に位置するスパンボンド不織布層が破断してなる破断部と、低繊維密度部とを有していて、さらに、上述の露出部は、メルトブローン不織布層の構成繊維の破断端部が上記破断部を介して積層不織布の外表面に露出した部分と、メルトブローン不織布層の構成繊維の破断端部が上記低繊維密度部におけるスパンボンド不織布層の構成繊維の繊維間を通って積層不織布の外表面に露出した部分とを有している。このような構成を備えた積層不織布は、上述の各実施形態によって奏される作用効果を同時に得ることができる。
上述の第一実施形態に係る生理用ナプキン1において、表面シート2は、図1及び図2に示すように、平面視にて、生理用ナプキン1の長手方向Lの一方側端縁から他方側端縁にわたって延在するとともに、生理用ナプキン1の幅方向Wの一方側端縁近傍から他方側端縁近傍にわたって延在する、長手方向Lに長い縦長の外形形状を有しており、生理用ナプキン1の厚さ方向Tにおいて、当該生理用ナプキン1の肌対向面側(第1面側)に配置され、着用者の肌面に直に接触し得る液透過性のシート状部材によって構成されている。
上述の第一実施形態に係る生理用ナプキン1において、裏面シート3は、図1及び図2に示すように、平面視にて、生理用ナプキン1の長手方向Lの一方側端縁から他方側端縁にわたって延在するとともに、生理用ナプキン1の幅方向Wの一方側端縁から他方側端縁にわたって延在する、長手方向Lに長い縦長の外形形状を有しており、生理用ナプキン1の厚さ方向Tにおいて、当該生理用ナプキン1の非肌対向面側(第2面側)に配置され、着用者から排出された経血等の排泄液の漏洩を防ぐ液不透過性のシート状部材によって構成されている。
さらに、吸収性物品の第1面(肌対向面)の一部を形成する一対のサイドシートと、第2面(非肌対向面)を形成する裏面シートとの両方が、上記特定の凹凸構造を備えた積層不織布によって形成されている場合は、当該吸収性物品(例えば、使い捨ておむつ等)の着用者だけでなく、当該着用者以外の使用者にも、上述の積層不織布による良好な柔軟性と肌触りを実感させることができる。
上述の第一実施形態に係る生理用ナプキン1において、吸収体4は、図1及び図2に示すように、平面視にて、生理用ナプキン1の長手方向Lの一方側端縁近傍から他方側端縁近傍にわたって延在するとともに、生理用ナプキン1の幅方向Wの一方側端縁近傍から他方側端縁近傍にわたって延在する、長手方向Lに長い縦長の外形形状を有しており、生理用ナプキン1の厚さ方向Tにおいて、上述の表面シート2と裏面シート3との間に配置され、表面シート2を透過してきた着用者の経血等の排泄液を吸収して保持するように機能する、吸収性部材によって構成されている。
さらに、かかる使い捨ておむつの肌対向面(第1面)の一部を形成する一対のサイドシートと、非肌対向面(第2面)を形成する外装シートとの両方が、上記特定の凹凸構造を備えた積層不織布によって形成されている場合は、当該使い捨ておむつの着用者だけでなく、当該着用者以外の使用者にも、上述の積層不織布による良好な柔軟性と肌触りを実感させることができる。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 サイドシート
51 自由端部
52 固定端部
6 前方側フラップ部
7 後方側フラップ部
8 粘着部
9 積層不織布
91 凸部
91S 中空部
91T 頂部
92 基部
93 溝部
93B 底部
94 露出部
95 延出部
9M メルトブローン不織布層
9MT1 構成繊維の破断端部
9MT2 構成繊維の破断端部
9S1 スパンボンド不織布層
9S2 スパンボンド不織布層
9SB1 破断部
9SB2 破断部
9’ 積層不織布
9SM1 低繊維密度部
9SM2 低繊維密度部
Claims (9)
- 互いに直交する長手方向、幅方向及び厚さ方向を有するとともに、前記厚さ方向において相対する第1面及び第2面を有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品は、前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面の少なくとも一部を形成する疎水性の積層不織布であって、一対のスパンボンド不織布層と、当該一対のスパンボンド不織布層によって前記厚さ方向に挟まれた少なくとも1つのメルトブローン不織布層とによって構成された前記積層不織布を備えており、
前記積層不織布は、基部と、当該基部から前記吸収性物品の前記厚さ方向の外方側に向かって突出する複数の凸部とを有し、
前記複数の凸部の各々は、当該凸部の頂部において前記メルトブローン不織布層の構成繊維の一部が破断し、その破断端部が前記吸収性物品の外表面に露出した露出部を有する、前記吸収性物品。 - 前記複数の凸部の各々は、当該凸部の頂部において、前記厚さ方向の外方側に位置する前記スパンボンド不織布層が破断した破断部を有しており、前記露出部は、前記メルトブローン不織布層の構成繊維の前記破断端部が前記破断部を介して前記吸収性物品の外表面に露出した部分を有する、請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記複数の凸部の各々は、当該凸部の頂部において、前記厚さ方向の外方側に位置する前記スパンボンド不織布層の構成繊維の繊維間距離が、前記頂部以外の部分における構成繊維の繊維間距離よりも大きい低繊維密度部を有しており、前記露出部は、前記メルトブローン不織布層の構成繊維の前記破断端部が前記低繊維密度部における前記スパンボンド不織布層の構成繊維の繊維間を通って前記吸収性物品の外表面に露出した部分を有する、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記メルトブローン不織布層の構成繊維の前記破断端部が、先細りの形状を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記複数の凸部の各々は、中空の内部構造を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記基部は、前記吸収性物品の前記厚さ方向の内方側に向かって窪む複数の溝部を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記基部は、前記溝部の底部において、前記メルトブローン不織布層の構成繊維の破断端部が前記厚さ方向の内方側に位置する前記スパンボンド不織布層を通って、前記厚さ方向の内方側に延出した延出部を有する、請求項6に記載の吸収性物品。
- 前記積層不織布が、前記吸収性物品の前記第1面の少なくとも一部を形成する一対のサイドシートである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記吸収性物品は、前記第1面の一部を形成する液透過性の表面シートを備え、
前記一対のサイドシートは、平面視にて前記吸収性物品の前記幅方向の両端部において前記長手方向に延在するように配置されており、前記一対のサイドシートの各々は、前記幅方向の内方側に位置し且つ前記表面シートに接合されていない自由端部と、前記幅方向の外方側に位置し且つ前記表面シートに接合された固定端部と、を有している、請求項8に記載の吸収性物品。
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