JP6437877B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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(2) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、(1)記載の吸収性物品であって、上記凸部は、それぞれ20mm2以上200mm2以下の底面積を有することを特徴とする。
(3) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)または(2)記載の吸収性物品であって、上記接合部は、1%以上10%以下の面積を有することを特徴とする。
(4) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品であって、長手方向あるいは幅方向の同一線上に並ぶ上記接合部どうしの中心間隔が2mm以上であることを特徴とする。
(5) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記第1トップシート及び/又は上記第2トップシートが20g/m2以上の坪量と、1.3dtex以上5.0dtex以下の繊度を有する短繊維サーマルボンド不織布であることを特徴とする。
図2(a)は、図1のA−A’線における吸収性物品の断面図である。図2(b)は、図2(a)で示した吸収性物品のトップシート(点線で囲んだ範囲)を抜き出した断面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、トップシート2は、肌当接面側に設けられた第1トップシート2aと、第1トップシート2aよりも非肌当接面側に設けられた第2トップシート2bとを有する。第1トップシート2aと第2トップシート2bは、部分的な接合が施されている。第1トップシート2aの肌当接部面側には、凸部5が所定のパターンで多数形成されている。この凸部5は、それぞれが複数の接合点により略五角形状を成す接合部6で囲まれている。凸部5それぞれの内部は、図3(a)に示すように、肌当接面側の第1トップシート2aと非肌当接面側の第2トップシート2bとにより構成されており、中空構造であることが好ましい。
吸収体4は、フラップパルプと高吸収性樹脂(SAP)を含有し、前部から股部を経由して後部まで配置されている。吸収体4の基材は、一般に生理用ナプキンやおむつ、尿パッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布といった材料から形成される。この中で、吸収性の観点から、フラッフパルプが好ましい。かかるフラッフパルプとしては、木材パルプ及び合成繊維、ポリマー繊維等や非木材パルプを綿状に解繊したものをあげることができるまた、吸収性能および肌触りを損なわないよう、吸収体4の基材の坪量を100g/m2以上800g/m2以下とすることが好ましい。
バックシート3の基材は、吸収体4が保持している体液が下着に漏れないような液不透過性を備えたものであればよく、不織布、樹脂フィルム、あるいはこれらを積層した複合シートといった材料から形成される。かかる不織布は、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンドやメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料があげられる。また、かかる樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等があげられる。バックシート3には、下着等に粘着させる粘着剤を設け、その外側に剥離紙を設けることが好ましい。
2 トップシート
2a 第1トップシート
2b 第2トップシート
3 バックシート
4 吸収体
5 凸部
5h 凸部の高さ
6 接合部
6a、6b、6c、6d、6e、 ドット形状の接合点
7 立体ギャザー
7a 立体ギャザーシート
7b 立体ギャザー用弾性部材
8 液拡散性シート
Dx 幅方向の同一線上に並ぶ接合部どうしの中心間隔
Dy 長手方向の同一線上に並ぶ接合部どうしの中心間隔
Claims (5)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、を備える吸収性物品であって、
前記トップシートは、第1トップシートと、前記第1トップシートよりも非肌当接面側に設けられた第2トップシートとを有し、
前記第1トップシートは、前記第2トップシートとの部分的な接合により、肌当接部面側に凸部が所定のパターンで形成され、
前記凸部は、略五角形状を成す複数の接合部で囲まれており、
1つの前記略五角形状パターンの各辺は、それぞれ隣接する別の前記略五角形状パターンの1辺と共通化されるように配置され、前記略五角形状パターンの四辺が交差する点及びその近傍には、ドット形状の接合点が各辺に沿って施され、前記略五角形状パターンの三辺が交差する点近傍には、交点を含む三つの各辺に沿って施された、略Y字形状の接合点を形成することを特徴とする吸収性物品。 - 前記凸部は、それぞれ20mm2以上200mm2以下の底面積を有することを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記接合部は、1%以上10%以下の面積を有することを特徴とする請求項1または2に記載の吸収性物品。
- 長手方向あるいは幅方向の同一線上に並ぶ前記接合部どうしの中心間隔が2mm以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
- 前記第1トップシート及び/又は前記第2トップシートが20g/m2以上の坪量と、1.3dtex以上5.0dtex以下の繊度を有する短繊維サーマルボンド不織布であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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