JP6437877B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、吸収性物品に関する。
一般的に、軽失禁パッド、尿取りパッド、使い捨ておむつ、生理用ナプキン等の吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、両シートの間に配置された吸収体と、で構成されている。これにより、尿、汗等の体液は、トップシートを通って吸収体に吸収され、バックシートにより外部へ漏れないようになっている。このような吸収性物品のトップシートは、体液吸収前にはさらさらとした肌触りであること、吸収後には体液が逆戻りせず、じめじめとした不快感を与えないことが求められている。
したがって、表面の肌触りや吸収後のドライ性を向上させるために、トップシートには表面にエンボス等の賦形処理が行われている。例えば、特許文献1には、上下2層の不織布の内、上層に所定の凹凸形状に賦形を施し、積層して接合したトップシートを備える吸収性物品が開示されている。
また、特許文献2には、上下2層のシートを有した表面(トップ)シートに、上層、下層が部分的に接合されて凹凸形状を形成し、凹凸形状や接合部の配列を規定した吸収性物品用の表面(トップ)シートが開示されている。
さらに、特許文献3には、上下2層からなるトップシートを有し、該両層の間に空洞を保持して上層側に突出した凸部を有し、上層の上側層と下側層で構成する繊維長が異なる吸収性物品が開示されている。
特開2003−275239号公報 特開2004−174234号公報 特開2009−131593号公報
しかしながら、長時間に亘って吸収性物品を着用すると、トップシート表面の凹凸形状は押し潰され、また蒸れ等により皺が発生して、結果、肌触りや吸収性能が低下することが分かった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、皺の形成が抑制され、肌触りや吸収後のドライ性に優れたトップシートを備える吸収性物品を提供することを目的とする。
(1)本願発明に係る1つの態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、上記トップシートと上記バックシートとの間に配置された吸収体と、を備える吸収性物品であって、上記トップシートは、第1トップシートと、上記第1トップシートよりも非肌当接面側に設けられた第2トップシートとを有し、上記第1トップシートは、上記第2トップシートとの部分的な接合により、肌当接部面側に凸部が形成され、上記凸部は、略五角形状を成す複数の接合部で囲まれており、1つの上記略五角形状パターンの各辺は、それぞれ隣接する別の上記略五角形状パターンの1辺と共通化されるように配置され、上記略五角形状パターンの四辺が交差する点及びその近傍には、ドット形状の接合点が各辺に沿って施され、上記略五角形状パターンの三辺が交差する点近傍には、交点を含む三つの各辺に沿って施された、略Y字形状の接合点を形成することを特徴とする。
(2) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、(1)記載の吸収性物品であって、上記凸部は、それぞれ20mm以上200mm以下の底面積を有することを特徴とする。
(3) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)または(2)記載の吸収性物品であって、上記接合部は、1%以上10%以下の面積を有することを特徴とする。
(4) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品であって、長手方向あるいは幅方向の同一線上に並ぶ上記接合部どうしの中心間隔が2mm以上であることを特徴とする。
(5) 本発明の他側面に係る吸収性物品は、上記(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品であって、上記第1トップシート及び/又は上記第2トップシートが20g/m以上の坪量と、1.3dtex以上5.0dtex以下の繊度を有する短繊維サーマルボンド不織布であることを特徴とする。
本発明の吸収性物品は、トップシートを上下2層構造とし、第1トップシートと第2トップシートとの部分的な接合により、肌当接部面側に凸部が所定のパターンで形成され、凸部を略五角形状を成す複数の接合部で囲むことにより、皺の発生を抑制してトップシートから吸収体へと体液の吸収・拡散性を向上させ、肌触りや吸収後のドライ性に優れた吸収性物品を提供することができるものである。
本発明の吸収性物品の一実施形態の平面図である。 図2(a)は、図1のA−A’線における吸収性物品の断面図である。図2(b)は、図2(a)のトップシートを抜き出した断面図である。 図3(a)は、本発明の吸収性物品の一実施形態に係る第1トップシートを抜き出した平面図である。図3(b)は、ドット形状の接合点の模式図である。図3(c)は、略Y字型の接合点の模式図である。
図1から図3を参照して、本発明の実施形態に係る吸収性物品について詳細に説明する。なお、実施形態の説明は、全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。本明細書の説明において、体液とは、尿、血液や軟便中の水分等の体内から体外に排出された液体をいう。さらにまた、吸収性物品の着用時とは、吸収性物品の装着時及び着用後の少なくとも一方を示す。なお、本明細書の説明において、吸収性物品の長手方向とは、吸収性物品が着用されたときに着用者の前後にわたる方向であり、図中、符号Yで示す方向である。また、吸収性物品の幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中、符号Xで示す方向である。
本発明の実施形態に係る吸収性物品としては、例えば、軽失禁パッド、パンティーライナー、紙おむつ、紙おむつライナー、生理用ナプキンが例示されるが、これに限定されるものではなく、その他の吸収性物品であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る吸収性物品の平面図であり、図2は、本発明の実施形態に係る吸収性物品の断面図であって、図1のA−A’線における断面図である。図1及び図2に示すように、吸収性物品1は、肌当接面側に配された液透過性のトップシート2と、トップシート2に対向して配置された液不透過性のバックシート3と、トップシート2とバックシート3との間に配置された吸収体4と、を備える。これにより、吸収体4は、トップシート2とバックシート3の間に挟まれた構造となっている。
(トップシート)
図2(a)は、図1のA−A’線における吸収性物品の断面図である。図2(b)は、図2(a)で示した吸収性物品のトップシート(点線で囲んだ範囲)を抜き出した断面図である。図2(a)及び図2(b)に示すように、トップシート2は、肌当接面側に設けられた第1トップシート2aと、第1トップシート2aよりも非肌当接面側に設けられた第2トップシート2bとを有する。第1トップシート2aと第2トップシート2bは、部分的な接合が施されている。第1トップシート2aの肌当接部面側には、凸部5が所定のパターンで多数形成されている。この凸部5は、それぞれが複数の接合点により略五角形状を成す接合部6で囲まれている。凸部5それぞれの内部は、図3(a)に示すように、肌当接面側の第1トップシート2aと非肌当接面側の第2トップシート2bとにより構成されており、中空構造であることが好ましい。
凸部5の形状としては、特に限定はなく、円錐体形状、円錐形状、直方体形状、四角錐形状、半球体形状、三角錐形状、截頭円錐体形状、截頭角錐体形状等が挙げられる。凸部5の底面積は、美粧性に優れることから、それぞれ20mm以上200mm以下の底面積を有することが好ましいく、50mm以上100mm以下がさらに好ましい。また、凸部5が着用したときにつぶれにくく、肌触りが良好な点から、凸部5の形状は、上面積よりも底面積が広い、半球体形状、截頭円錐体形状又は截頭角錐体形状が好ましい。凸部5の高さ5hは、1mm以上5mm以下が好ましい。凸部5の高さhが1mmより低いと美粧性が減少し、5mmを超えると着用性が低下する。
凸部5の底面積は、簡略的に五角形の接合点で囲まれた面積と定義し、例えば、トップシート2を上部より撮影し、画像解析ソフトであるWin ROOF(三谷商事株式会社製)を用いて画像処理を行うことで測定できる。同様に、凸部5の高さ5hは、トップシート2のみ、あるいは吸収性物品1を変形させないように剃刀等を用いて切り出し、その断面を画像解析ソフトであるWin ROOF(三谷商事株式会社製)を用いて画像処理を行うことで測定できる。
図3(a)は、本発明の吸収性物品の一実施形態に係る第1トップシートを抜き出した平面図である。図3(b)は、ドット形状の接合点の模式図である。図3(c)は、くの字形状の接合点の模式図である。なお、図3(a)における円形破線部は、凸部5の範囲を概念的に示し、A−A’線は、図1のA−A’線と同じである。まず、トップシート2の凸部5は、略五角形状パターンを成す接合部6で囲まれている。1つの接合部6の各辺は、それぞれ隣接する別の接合部6の1辺と共通化されるように配置されている。長手方向あるいは幅方向の同一線上に並ぶ接合部6どうしの中心間隔(図3(a)に示すDx、Dy)は、2mm以上であることが好ましい。接合部6は、風合いと接合保持の観点から、第2トップシート2bの面積に対して、1%以上10%以下の面積を有することが好ましい。
接合部6の四辺が交差する点(図3(b)における6a)近傍には、ドット形状の接合点(図3(b)における6b〜6e)が各辺に沿って施されている。ドット形状の接合点の形状は、図3(a)及び図3(b)に示すように円形状であるが、矩形状、多角形状等であってもよい。そして、ドット形状の接合点の個数は、共通化した接合点(図3(b)における6a)を含め、各辺あたり2個以上有すればよい。さらに、ドット形状の接合点(6a〜6e)それぞれの面積は、同じであってもよく、接合性保持の観点から、接合部6の四辺が交差する点に形成するドット形状の接合点が他のドット形状の接合点よりも広い面積を有してもよい。
また、接合部6の三辺が交差する点及びその近傍には、交点を含む各辺に沿って施された、略Y字形状の接合点を形成している。ドット形状の接合点と、略Y字形状の接合点を組み合わせた略五角形状の接合部6を第1トップシート2aに形成することにより、凸部5のみが形成されたものと比較して、皺の形成が抑制され、表面ドライ性に優れたトップシート2となる。
トップシート2の基材は、血液、体液等の液体が吸収体4へと移動するような液透過性を備えていればよく、例えば、エアースルー不織布を代表とするサーマルボンド不織布等の不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、あるいは、これらを積層した複合シートといった材料から形成される。強度及び加工性の点から、第1トップシート2a及び/又は第2トップシート2bは、20g/m以上40g/m以下の坪量と、1.3dtex以上5.0dtex以下の繊度を有する短繊維サーマルボンド不織布であることが好ましく、20g/m以上30g/m以下の坪量と、2.0〜4.0dtexの短繊維サーマルボンド不織布であることがさらに好ましい。また、肌への刺激を低減させるために、トップシート2に、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を含有させることも好ましい。
立体ギャザー7は、例えば体液や便の閉じ込め空間を形成して、それらの横漏れを防止できるようになっている。立体ギャザー7は、立体ギャザーシート7aと、立体ギャザーシート7aの自由端部に沿って配された弾性伸縮部材7bと、を備える。
(吸収体)
吸収体4は、フラップパルプと高吸収性樹脂(SAP)を含有し、前部から股部を経由して後部まで配置されている。吸収体4の基材は、一般に生理用ナプキンやおむつ、尿パッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布といった材料から形成される。この中で、吸収性の観点から、フラッフパルプが好ましい。かかるフラッフパルプとしては、木材パルプ及び合成繊維、ポリマー繊維等や非木材パルプを綿状に解繊したものをあげることができるまた、吸収性能および肌触りを損なわないよう、吸収体4の基材の坪量を100g/m以上800g/m以下とすることが好ましい。
また、吸収体4の高吸収性樹脂(SAP)は、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアスパラギン酸、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、 (イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、といった材料から形成される。この中で、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウムが好ましい。また、吸収性能および肌触りを損なわないよう、吸収体4のSAPは、50g/m以上500g/m以下の坪量とすることが好ましい。
吸収体4の基材とSAPは、基材中に高SAP粒子を混合して形成したもの、あるいは、基材間に高吸収性ポリマー粒子を固着したSAPシートとすることが好ましい。また、SAP粒子の漏洩防止や吸収体4の形状を安定させるために、吸収体4をキャリアシートに包むことが好ましい。キャリアシートの基材としては、親水性を有するものであればよく、ティシュ、吸収紙、エアレイド不織布等の親水性不織布をあげることができる。キャリアシートを複数備える場合は、キャリアシートの基材は同一のものであっても異なるものであってもよい。
吸収体4の形状としては、一般に生理用ナプキンやおむつ、尿パッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、矩形状、砂時計状、I字状等をあげることができる。また、吸収体4の表面にエンボス加工を施すと、体液の拡散をコントロールすると共に、使用者の体型に応じて吸収体4が容易に変形するので好ましい。さらに、吸収体を2層以上重ねたものでもよい。
吸収体4の上面への尿等の液体の拡散を促進するために、第2トップシート2bと吸収体4の間に、液拡散性シート8を設けることができる。液拡散性シート8が親水性不織布であることが好ましい。また、液拡散性シート8の素材は、親水性不織布が使用でき、特には、エアースルー不織布が好ましい。また、液拡散性シート8としては、例えば、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布があげられる。液拡散性シート8の厚さは、0.1mm以上が好ましく、その坪量は15g/m以上、特には18g/m以上が好ましい。厚さが0.1mm未満、あるいは、坪量が15g/m未満であると、吸収体4の上面全体への液体の拡散が十分に行われないので好ましくない。また、液拡散性シート8の形状は、特に制限はないが、体液が、くまなく吸収体4に拡散するように、吸収体4の表面を完全に覆うことができる形状であることが好ましい。
(バックシート)
バックシート3の基材は、吸収体4が保持している体液が下着に漏れないような液不透過性を備えたものであればよく、不織布、樹脂フィルム、あるいはこれらを積層した複合シートといった材料から形成される。かかる不織布は、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンドやメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料があげられる。また、かかる樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等があげられる。バックシート3には、下着等に粘着させる粘着剤を設け、その外側に剥離紙を設けることが好ましい。
強度および加工性の点から、バックシート3の坪量は、15g/m以上40g/m以下程度であることが好ましく、18g/m以上のポリエチレンフィルムがさらに好ましい。また、装着時の蒸れを防止するため、バックシート3は通気性を持たせることが好ましい。透湿性を備えさせるために、例えば、基材の樹脂フィルムにフィラーを配合することや、バックシート3にエンボス加工を施すことがあげられる。フィラーとしては、炭酸カルシウムをあげることができ、その加工方法は、公知の方法を制限なく行うことができる。
吸収性物品1は、トップシート2とバックシート3との間に吸収体4を挟持し、さらに適宜液拡散性シート8や立体ギャザー7を配置した後、トップシート2とバックシート3とを一部あるいは全周にわたってホットメルト接着剤を用いて固定することで、製造することができる。接着剤としては、融点が100℃以上180℃以下程度の、スチレン/ブタジエン/スチレン系共重合体、スチレン/イソプレン/スチレン系共重合体等の合成ゴム系;又はエチレン−酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系のホットメルト接着剤を使用できる。ホットメルト接着剤の塗布方法には、ノズルから溶融状態の接着剤を糸状に非接触で塗布するカーテンコート法やスパイラル法、接触式で塗布するスロット法等があり、公知のあらゆる方法が利用できる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 吸収性物品
2 トップシート
2a 第1トップシート
2b 第2トップシート
3 バックシート
4 吸収体
5 凸部
5h 凸部の高さ
6 接合部
6a、6b、6c、6d、6e、 ドット形状の接合点
7 立体ギャザー
7a 立体ギャザーシート
7b 立体ギャザー用弾性部材
8 液拡散性シート
Dx 幅方向の同一線上に並ぶ接合部どうしの中心間隔
Dy 長手方向の同一線上に並ぶ接合部どうしの中心間隔

Claims (5)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、を備える吸収性物品であって、
    前記トップシートは、第1トップシートと、前記第1トップシートよりも非肌当接面側に設けられた第2トップシートとを有し、
    前記第1トップシートは、前記第2トップシートとの部分的な接合により、肌当接部面側に凸部が所定のパターンで形成され、
    前記凸部は、略五角形状を成す複数の接合部で囲まれており、
    1つの前記略五角形状パターンの各辺は、それぞれ隣接する別の前記略五角形状パターンの1辺と共通化されるように配置され、前記略五角形状パターンの四辺が交差する点及びその近傍には、ドット形状の接合点が各辺に沿って施され、前記略五角形状パターンの三辺が交差する点近傍には、交点を含む三つの各辺に沿って施された、略Y字形状の接合点を形成することを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記凸部は、それぞれ20mm以上200mm以下の底面積を有することを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記接合部は、1%以上10%以下の面積を有することを特徴とする請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. 長手方向あるいは幅方向の同一線上に並ぶ前記接合部どうしの中心間隔が2mm以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記第1トップシート及び/又は前記第2トップシートが20g/m以上の坪量と、1.3dtex以上5.0dtex以下の繊度を有する短繊維サーマルボンド不織布であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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