JP2020137764A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着時に活動状態でも違和感や不快感の少ない、快適性に優れた、吸収性物品を提供する。【解決手段】液透過性のトップシート11と、液不透過性のバックシート12と、トップシート11とバックシート12の間に設けられた吸収体14と、を有する吸収性物品10であって、トップシート11の吸収体14面側の設けられるトウからなる繊維集合体13を備え、トウからなる繊維集合体13は、吸収性物品の長手方向の断面をみたときに、前後端部領域13a、13bが、トップシート11側から吸収体14側に向かって断面積が連続的に減少するよう形成されており、バックシート12が、吸収体14及びトウからなる繊維集合体13の断面積が連続的に減少する前後端部領域13a、13bを包むように配置され、吸収性物品1の前後端部領域は、トップシート11、トウからなる繊維集合体13、及びバックシート12が接合されるシール部15、16を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
吸収性物品においては、一般的に肌側から順に表面材、吸収体、防水材という層構造になっており、特に少量の尿漏れ吸収に対応した軽失禁パッドやライナーでは、長手方向前後端は熱エンボスによって表面材と防水材が接合されている。
特に、軽失禁パッドやライナーにおいては、着用者は健常者と同様に活動し、歩行や外出をする機会も多い。
その際に、長手方向前後端の熱エンボスによって表面材と防水材が接合された領域は、剛性が低く、柔軟性はあるが折れたりめくれたりすることも多い為、着用者に違和感や不快感を与えることがある。
このような問題を解決するために、特許文献1では、長手方向前後縁部とエンドシール部の間の領域にトップシートとバックシートとが接合されていない非シール領域を設ける技術が提案されている。
また、特許文献2には、接合領域に複数の形状が異なる圧着部を一定の間隔で配置する技術が開示されている。
特開2006−320443号公報 特開2008−295645号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術では、着用者の違和感や不快感を十分に軽減させることはできていないという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、装着時に活動状態でも違和感や不快感の少ない、快適性に優れた、吸収性物品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、(1)本発明の吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に設けられた吸収体と、を有する吸収性物品であって、前記トップシートの前記吸収体面側の設けられるトウからなる繊維集合体を備え、前記トウからなる繊維集合体は、前記吸収性物品の長手方向の断面をみたときに、前後端部領域が、前記トップシート側から前記吸収体側に向かって断面積が連続的に減少するよう形成されており、前記バックシートが、前記吸収体及び前記トウからなる繊維集合体の前記断面積が連続的に減少する部分を包むように配置され、前記吸収性物品の前後端部領域は、前記トップシート、前記トウからなる繊維集合体、及び前記バックシートが接合されるシール部を有する。
(2)上記(1)の吸収性物品において、長手方向の寸法が300mm以上600mm以下であり、幅方向の寸法が30mm以上150mm以下である。
(3)上記(1)又は(2)の吸収性物品において、前記トウからなる繊維集合体吸収体は、親水処理が施されている。
(4)上記(1)〜(3)の吸収性物品において、前記シール部は、熱シール又は超音波シールによってなされている。
(5)上記(1)〜(4)の吸収性物品において、前記シール部は、複数のエンボスにより接合されており、前記エンボスの強度が前記吸収性物品の中央部側から前記前後端部に向かって連続的に又は段階的に強くなっている、又は前記エンボスの面積が、前記吸収性物品の中央部側から前記前後端部に向かって連続的に又は段階的に大きくなっている。
(6)上記(1)〜(5)の吸収性物品において、前記吸収性物品の長手方向の前後端部領域の無荷重時の厚さが、前記吸収性物品の中央部付近の厚さに対して50%以下である。
本発明によれば、装着時に活動状態でも違和感や不快感の少ない、快適性に優れた、吸収性物品を提供することができる。
本発明の実施形態の吸収性物品10をトップシート側から見た平面図である。 図1のY−Y断面図である。 本発明の実施形態に係る吸収性物品のシール部の変形例を拡大して示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、これらは例示の目的で掲げたものであり、これらにより本発明を限定するものではない。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ符号を付する。
また、本明細書の説明において、吸収性物品の着用時とは、吸収性物品の着用時及び着用後の少なくとも一方をいう。吸収性物品の長手方向とは、吸収性物品が着用されたときに着用者の前後にわたる方向であり、図中、符号Yで示す方向である。また、吸収性物品の幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中、符号Xで示す方向である。さらに、肌当接面とは、吸収体等の各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側に配される面であり、非肌当接面とは、吸収体等の各部材の表裏両面のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に向けられる面である。体液とは、尿や血液、軟便中の水分等の体内から体外に排出された液体をいう。さらに、吸収性物品としては、ベビー用又は成人用を問わず、軽失禁パッド、パンツ型紙おむつ、テープ止め紙おむつが例示されるが、これに限定されるものではなく、その他の吸収性物品であってもよい。
[吸収性物品]
図1は、本発明の実施形態の吸収性物品10をトップシート11側から見た平面図である。図2は、図1のY−Y断面図である。図1に示すように、吸収性物品10は、肌当接面側に配置される液透過性トップシート11、非肌当接面側に配置される液不透過性のバックシート12、及びトップシート11とバックシート12との間に配置される吸収体14を有する。さらに、液透過性トップシート11の吸収体14面側に、トウからなる繊維集合体13が設けられている。
吸収性物品10の前後端部領域において、液透過性トップシート11、トウからなる繊維集合体13、及び液不透過性バックシート12が接合される前シール部15、後シール部16を有する。
吸収性物品10の長手方向Yの寸法は300mm以上600mm以下であり、幅方向Xの寸法は30mm以上150mm以下であることが好ましい。吸収性物品10の寸法を上記の範囲に調整することにより、軽失禁パッド、パンツ型紙おむつ、テープ止め紙おむつ等に適した吸収性物品10を得ることができる。
以下、各構成要素の詳細を説明する。
(トップシート)
液透過性トップシート11は、体液が吸収体14へと移動するような液透過性を備えた基材から形成される。液透過性を備えた基材として、例えば、エアスルー不織布、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布等の不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、又は、これらを積層した複合シートが挙げられる。
また、トップシート11には、液透過性を向上させるために、表面にエンボス加工や穿孔加工を施してもよい。これらのエンボス加工や穿孔加工を施すための方法としては、公知の方法を制限なく実施することができる。また、肌への刺激を低減させるため、トップシート11には、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を含有させてもよい。
強度、加工性及び液戻り量の点から、トップシート11の坪量は、18g/m以上40g/m以下であることが好ましい。トップシート11は、漏れがないように体液を吸収体14へと誘導するため、吸収体14を覆う形状であることが好ましい。
(バックシート)
液不透過性バックシート12は、吸収体14が保持している体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材からなり、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布とを積層した複合シートといった材料から形成される。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布やメルトブローン不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブローン、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。
強度及び加工性の点から、バックシート12の坪量は、15g/m以上60g/m以下であることが好ましい。また、装着時の蒸れを防止するため、バックシート12には、通気性を持たせることが好ましい。バックシート12に通気性を備えさせるためには、例えば、基材の樹脂フィルムにフィラーを配合したり、バックシート12にエンボス加工を施したりすればよい。なお、フィラーとしては炭酸カルシウムを挙げることができ、その配合方法は、公知の方法を制限なく行うことができる。
(吸収体)
本実施形態の吸収性物品10は、図1に示すように、吸収体14の長手方向Yの最大値を示す箇所の寸法は、70mm以上550mm以下であることが好ましく、100mm以上500mm以下であることがより好ましい。また、吸収体14の幅方向の最大値を示す箇所の寸法は、50mm以上120mm以下であることが好ましく、60mm以上105mm以下であることがより好ましい。
また、本実施形態の吸収性物品10における吸収体14は、肌当接面側に位置する上層吸収体と、非肌当接面側に位置する下層吸収体とからなる2層構造であってもよく、上層吸収体と下層吸収体との間にキャリアシートを配置して3層構造としてもよい。
−吸収性繊維−
吸収体14は、基材としての吸収性繊維と、高吸収性ポリマー(SAP)とを含有するものが好ましい。
吸収性繊維は、一般に生理用ナプキンや紙おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであればよく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等を挙げることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプを使用することが好ましい。フラッフパルプとしては、木材パルプ(例えば、サウザンパインやダグラスファー等の針葉樹晒クラフトパルプ(N−BKP))、合成繊維、樹脂繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。吸収体14に、基材としての吸収性繊維にフラッフパルプを用いた場合、吸収性繊維の坪量は、100g/m以上800g/m以下であることが好ましく、325g/m以上615g/m以下であることがより好ましい。これにより、肌触りを損なわずに、より多くの体液を吸収させることができる。
−高吸収性ポリマー−
吸収体14の高吸収性ポリマーとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであればよく、ポリアクリル酸ナトリウム系、ポリアスパラギン酸塩系、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、質量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系が好ましい。
吸収体14に含有されるSAPの坪量は、240g/m以上450g/m以下であることが好ましく、245g/m以上445g/m以下であることがより好ましい。上記の数値範囲内とすることで、吸収体14におけるゲルブロッキングを防止し、かつ、吸収体14において多量の体液を吸収させることができる。
また、吸収体14において、フラッフパルプの質量に対する、高吸収性ポリマーの質量の比率である、高吸収性ポリマーの質量/フラッフパルプの質量×100(%)が、40%以上120%以下であることが好ましく、50%以上100%以下であることがより好ましい。
吸収体14において、吸収性繊維及びSAPの形態は、吸収性繊維中にSAP粒子を混合して形成したものでもよく、吸収性繊維間にSAP粒子を固着したSAPシートでもよい。また、SAP粒子の漏洩防止や吸収体14の形状の安定化の目的から、吸収体14をキャリアシートに包んでもよい。キャリアシートの基材としては親水性を有するものであればよく、ティシュ、吸収紙、エアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができる。キャリアシートを複数備える場合は、複数のキャリアシートの基材は同一のものであっても異なるものであってもよい。
(トウからなる繊維集合体)
トウからなる繊維集合体13は、トウを開繊した長繊維フィラメントの集合体であり、長繊維の配向方向が揃うように収束されている。本発明においては、長繊維の配向方向が、吸収性物品10の長手方向Yとなるように配置することが好ましい。例えば、連続フィラメントのトウを開繊し、適当な長さに切断することで、長繊維の束から構成された繊維集合体を製造することができる。
トウからなる繊維集合体13の基材としては、綿等に由来する天然セルロース、レーヨン等の再生セルロース、セルロースアセテート、ポリエチレン、ポリプロピレン、PET等を用いることができ、これらの中でも、綿等に由来する天然セルロース、レーヨン等の再生セルロース、セルロースアセテートを用いることが好ましく、嵩高さを得やすく、吸収体14に柔軟性及び可撓性を付与できる、セルロースアセテートを用いることがより好ましい。
また、トウからなる繊維集合体13の繊度は、特に限定されないが、使用上十分な強度を有するようにする点から、例えば、0.1dtex以上10.0dtex以下であればよい。
また、トウからなる繊維集合体13において、繊維間の絡みが弱いため、絡みを融着して固定させる目的で、バインダーを用いることが好ましい。バインダーとしては、トリアセチン等を用いることができる。
トウからなる繊維集合体13の坪量は、20g/m以上100g/m以下であることが好ましく、30g/m以上80g/m以下であることがより好ましい。
トウからなる繊維集合体13は、特許第6276897号記載のような既知の紡糸工程におけるオイリング装置で繊維表面に既知の親水化剤を付着することによって、親水処理が施されている。また、上記の親水化剤は、紙おむつの製造工程上において、スプレー塗工など既知の塗工方式で搬送中の繊維集合体に対して直接付与されていてもよい。また、本質的に繊維集合体の親水度を高める方法として、酢酸セルロース繊維の原材料は、アセチル基置換度が比較的低く、残存水酸基が比較的多いタイプの酢酸セルロースを選択使用してもよい。具体的には、アセチル基置換度が高く水酸基が少ないセルローストリアセテートではなく、アセチル基置換度が低く水酸基が多いセルロースジアセテートを原料として使用することにより、繊維表面を含めた繊維内外部の親水度を高めてもよい。
(前後端部領域)
トウからなる繊維集合体13は、図2に示すように、吸収性物品10の長手方向の断面をみたときに、前端部領域13a、後端部領域13bが、トップシート11側から吸収体14側に向かって断面積が連続的に減少するよう形成されている。前端部領域13a及び後端部領域13bは、トップシート11側から吸収体14に向けて断面積が減少するように傾斜している。トウからなる繊維集合体13は、図2に示すように、シート状のものが多層されて、端部に向かうにしたがって厚さが薄くなり、密度が高くなっている。この前端部領域13a及び後端部領域13bにエンボスを掛ける際に、強度、または面積、またはその両方を連続的に変化させ、端部側に向かうにしたがってトウからなる繊維集合体13の厚さが薄くなるようにしている。
バックシート12は、吸収体14及びトウからなる繊維集合体の断面積が連続的に減少する部分である前端部領域13a、後端部領域13bを包むように配置されている。トウからなる繊維集合体13の端部側を薄く形成することによって、装着時に活動状態でも違和感や不快感を少なくし、着用感の良好な吸収性物品になる。
そして、図2に示すように、吸収性物品10の長手方向の前後端部領域の無荷重時の厚さbが、吸収性物品の中央部付近の厚さaに対して50%以下であることが好ましい。
(接合部分について)
本発明の吸収性物品10は、図1に示すように、前後端部領域において、液透過性トップシート11、トウからなる繊維集合体13、及び液不透過性バックシート12が接合される前シール部15、後シール部16を有する。
この前シール部15及び後ろシール部16は、複数のエンボスが施され、接合されている。図1に示す例では、エンボスが吸収性物品の中央部側から前後端部に向かって均等にエンボスが施されている例を示している。
図3は本発明の実施形態に係る吸収性物品のシール部の変形例を拡大して示す図である。
図3(a)に示すように、シール部16は、ホットメルト接着剤を併用することで、シール強度が吸収性物品10の中央部側から前後端部に向かって強くなるように形成されている。吸収体14の中央側からホットメルト接着剤の量について、領域16aは少なく、領域16bは中程度、領域16cは多く使用し、端部に向けって強度を強くすることができる。また、ホットメルト接着剤は、シール強度が連続的に強くなるように形成されていてもよい。また、段階的に強くなるように形成されていてもよい。
また、図3(b)に示すように、シール部16は、エンボスの面積が、吸収性物品10の中央部側から前後端部に向かって大きくなるように形成されていてもよい。エンボスは面積が連続的に大きくなるように形成されていてもよい。また、段階的に大きくなるように形成されていてもよい。
本発明の吸収性物品10は、製品前後端領域のトップシート11とバックシート12の間にトウからなる繊維集合体13が存在し、更にその厚さが端部側に向かって断面が漸減するように接合することにより、装着時に活動状態でも違和感や不快感の少ない、快適性に優れた、着用感の良好となる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態や実施例に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 吸収性物品
11 液透過性トップシート
12 液不透過性バックシート
13 トウからなる繊維集合体
13a 前端部領域
13b 後端部領域
14 吸収体
15 前シール部
16 後シール部

Claims (6)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に設けられた吸収体と、を有する吸収性物品であって、
    前記トップシートの前記吸収体面側の設けられるトウからなる繊維集合体を備え、
    前記トウからなる繊維集合体は、前記吸収性物品の長手方向の断面をみたときに、前後端部領域が、前記トップシート側から前記吸収体側に向かって断面積が連続的に減少するよう形成されており、
    前記バックシートが、前記吸収体及び前記トウからなる繊維集合体の前記断面積が連続的に減少する部分を包むように配置され、
    前記吸収性物品の前後端部領域は、前記トップシート、前記トウからなる繊維集合体、及び前記バックシートが接合されるシール部を有することを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記吸収性物品は、長手方向の寸法が300mm以上600mm以下であり、幅方向の寸法が30mm以上150mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記トウからなる繊維集合体吸収体は、親水処理が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記シール部は、熱シール又は超音波シールによってなされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記シール部は、複数のエンボスにより接合されており、
    前記エンボスの強度が前記吸収性物品の中央部側から前記前後端部に向かって連続的に又は段階的に強くなっている、
    又は前記エンボスの面積が、前記吸収性物品の中央部側から前記前後端部に向かって連続的に又は段階的に大きくなっている、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記吸収性物品の長手方向の前後端部領域の無荷重時の厚さが、前記吸収性物品の中央部付近の厚さに対して50%以下であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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