JP2010131073A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】股下部、とくにその内腿付近での液等のモレ防止性が高く、かつ股間部分でのフィット感があり穿き心地に優れた使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】長手方向両側の幅広部4f,4rとその間の括れ部4cを有する、平面視において砂時計形状の吸収性コア4を、前記幅広部を着用者の腹側及び背側にそれぞれ配置し、前記括れ部を股下に配置するようにしてなる使い捨ておむつ10であって、該おむつ10は前記吸収性コア4の括れ部4cの幅方向両外方に延在する股下フラップ部(H)を有し、該股下フラップ部(H)にはこれを構成するシート材を摘み込んでなる長手方向に延びるタック部5がある使い捨ておむつ10。
【選択図】図1

Description

本発明は使い捨ておむつに関する。
従来、使い捨ておむつとして、長手方向一端部の両側部に一対のファスニングテープを有し、該ファスニングテープを長手方向他端部の外面に設けたランディンゾーンに止着して用いる使い捨ておむつ(以下、展開型おむつという)と、ウエスト開口部と一対のレッグ開口部とが予め形成されている使い捨ておむつ(以下、パンツ型おむつという)が広く知られている。
これらのうち展開型の使い捨ておむつについて、おむつの幅方向両側でレッグ開口部をなす側縁部付近に内在する吸収性コアとともに表面材を肌面側に突出させた壁状の起立部を設けたものが開示されている(特許文献1〜3参照)。この展開型おむつによれば、着用時に足の付根あたりに移行してきた尿等があっても、上記起立部内部の吸収コアがこれを吸収して対応することができる。また、もっぱら乳幼児に着用させたときに、上記おむつ両側の起立部の内部には弾力性に富んだ吸収コアがあるため、起立部が内腿から股間のあたりに弾力的に変形してフィットする。
特許文献4には、「展開型おむつ」と「パンツ型おむつ」とのそれぞれの利点を1つのおむつで活かした技術が開示されている。具体的に、この使い捨ておむつは、一対のミシン目に挟まれた中央部分とこれを介して中央部分に連設された外方部とをおむつの腹側に有し、その破断されるミシン目部分にはファスニングテープが収納されており、このミシン目を破ってファスニングテープを引き出せば、「パンツ型おむつ」から「テープ型おむつ」に形態変更して使用することができるというものである。
実開平5−9525号公報 実開平1−125311号公報 特開平2−111362号公報 特開2006−204688号公報
ところで、パンツ型おむつの穿きやすさや、パンツ型ないし展開型を問わず着用時の股間におけるフィット性を考慮し、吸収性コアを砂時計形状としたものがある。そのような吸収体を備えたおむつでは、着用時に股間直下が非肌面側に大きく膨らむような形態になったり、着用者の肌から離れてしまうことがあり、その部分でフィット性が良くなく着用者に不安定な感じを与える。また排尿等があたっときには、その隙間を伝わって液等の流れが生じてしまうと、排泄物がおむつの外へ漏れ出てしまうことともなりかねない。
本発明は、上記の砂時計形状の吸収コアを備えたおむつに特有の課題に鑑み、股下部、とくにその内腿付近での液等のモレ防止性が高く、かつ股間部分でのフィット感があり穿き心地に優れた使い捨ておむつの提供を目的とする。また、本発明は、とくに成人用の上記新型のパンツ型・展開型の両用おむつに適合し、上記の高いモレ防止性と穿き心地の良さとを両立して実現しうる使い捨ておむつの提供を目的とする。
本発明は、長手方向両側の幅広部とその間の括れ部を有する、平面視において砂時計形状の吸収性コアを、前記幅広部を着用者の腹側及び背側にそれぞれ配置し、前記括れ部を股下に配置するようにしてなる使い捨ておむつであって、該おむつは前記吸収性コアの括れ部の幅方向両外方に延在する股下フラップ部を有し、該股下フラップ部にはこれを構成するシート材を摘み込んでなる長手方向に延びるタック部がある使い捨ておむつを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつは、砂時計形状の吸収性コアを備えたおむつに特有の課題を解決し、股下部、とくにその内腿付近での液等のモレ防止性が高く、かつ股間部分で不用意に離間した隙間をあけずほどよいおむつと肌との密接状態を維持するため安定したフィット感があり穿き心地に優れる。また、本発明はとくに成人用の上記新型のパンツ型・展開型の両用おむつに適合し、上記の高いモレ防止性と穿き心地の良さとを両立して実現しうるという優れた作用効果を奏する。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態(本実施形態1)としての成人用のパンツ型・展開型の両用使い捨ておむつ10を着用時の形状で模式的に示す、着用者腹側から見た斜視図である。おむつ10は、下帯部材1と環状外装帯2を備える。環状外装帯1はおよそ半周ずつをなす腹側部位21及び背側部位22からなり、該両部位は着用者の左右両側部において、サイドシール部33を形成して接合されている。このサイドシール部33におけるシートの接合方法は特に限定されず、ヒートシール、超音波シール等の手段により接合することができる。そして、環状外装体2は着用者の背丈方向上側において環状のウエスト開口部Woをなし、ここに着用者の胴回りを通して着用される。他方、下帯部材1は、環状外装帯2の腹側部位21の内面(肌当接面側の面)及び背側部位22の内面に、下帯部材1の両端部がそれぞれ接合され、着用者の股下に沿うよう垂設されている。これにより、一対のレッグ開口部Loが形成され、全体として褌構造のパンツ形状が構成されている。
腹側部位21及び背側部位22と下帯部材1との固定方法は、特に限定されるものではなく、下帯部材1と腹側部位21または背側部位22と重なっている部分の所定の領域で略全域において、接着剤等により固定したり、下帯部材1の周縁部のみにおいて、両者を接合したり、下帯部材1の幅方向の中央部のみ又は両端部のみで両者を接合することもできる。また、接着剤に代えて、ヒートシール、超音波シール等を用いることもできる。上記下帯部材1と環状外装帯2との面接合は、たとえば面状、散点状、線状、スパイラル状に塗付したホットメルト接着剤などにより行うことができる。
図2は図1に示したパンツ型・展開型両用使い捨ておむつを破断誘導線24で破断して展開したときの状態を一部切欠して模式的に示した展開平面図である。破断して展開された環状外装帯2の開放主部(腹側部位21の前身頃開放可能部21aと背側部位(後身頃)22の連設部材)は全体においてT字状であり、胴回り方向(X方向)をやや長手方向とした形状をなしている。ただし、T字としたときの横棒と縦棒との交わり部分の輪郭は両側の外形において緩やかな逆円弧状、すなわち外装帯2の内方に入り込むような円弧をなすようにされている。そして、外装帯の開放主部の長手方向すなわちおむつ幅方向(X方向)の中央部付近が、下帯部材1の一端部(背側後方部R側の端部)の外面(非肌面側の面)を覆っており、この覆う部分で環状外装帯2と下帯部材1とが接合されている。下帯部材1の他端部(腹側前方部F側の端部)の外面は、腹側部位21(前身頃開放可能部21a、前身頃非開放部21b)によって覆わるが、この下帯部材1の他端部の外面を覆う部分の一部(前身頃非開放部21b)において下帯部材1の外面に固定されている。このようにして、環状外装帯2と下帯部材1とを接合して組立てたおむつ10は上記破断展開状態においてもT字形状であり、前記の環状外装帯2がなすT字形状の縦棒部分がさらに延びたようにされている。このようにして、本実施形態のおむつ10は全体において背側後方部Rと腹側前方部Fとこの両部に介在された股下中間部Cとに区画され、着用状態では上記前方部Fと後方部Rとが連結され胴回り部Dを構成する(図1参照)。
環状外装帯2の腹側部位21は、おむつ長さ方向(Y方向)に延びる一対の破断可能な破断誘導線24を有し、これに挟まれた前身頃非開放部(中央部分)21bと前身頃開放部(外側方部分)21aとに区分される。本実施形態においては、この破断誘導線24が線状に形成されたミシン目で構成されており(図1参照)、それぞれ腹側部位21の上下端間に亘って延びている。そして、このミシン目により形成された破断誘導線24に沿って着用者ないしは介助者等の手で前身頃非開放部21b(破断線24b)と前身頃開放部21a(破断線24a)とに分離するように破断し、前身頃開放部21aを開くことで下帯部材1から切り離して、環状外装帯2の腹側を観音開きに開放して展開型のおむつの形状とすることができる。
本実施形態においては、環状外装帯2の背側部位22は全体において台形の下底に長方形が組み合わされた火山の断面を逆さにしたような形状を有しており、この逆さ台形部分が主に着用者の臀部を覆うように着用される。そして、その背側部位22における逆さ台形部分の臀部対応部の両側方には、着用者の背後から見て背丈方向に上開き(逆「八」の字)状になるように配設された左右一対の臀溝適合性弾性伸縮部材71を有している。この臀溝適合性弾性伸縮部材71が着用時に着用者の臀部のでっぱりに合わせて適度な張力(伸縮応力)を発揮して、ヒップギャザーをなし、とりわけ弾性伸縮部材71の股下側の部分が着用者の臀溝のあたりにやや食い込むようにして適合する。さらに、弾性伸縮部材71の臀溝部分から背丈方向の上方にかけておしりの左右のやや下方で張り出したふくらみを両側からつつみ、軽く引き上げるようにして良好にフィットする。
本実施形態1において環状外装帯2は、不織布などの2枚のシートから形成され(図では1枚のものとして示している。)、この2枚のシート間に、胴回り方向に沿ってウエスト弾性伸縮部材72及び胴回り弾性伸縮部材73を伸長状態で固定している。この弾性伸縮部材72,73が着用状態で適度に胴回り方向に収縮してそれぞれウエストギャザー及び胴回りギャザーを形成しながら、着用者の胴回りにフィットしておむつ10を着用者に密着させる。
下帯部材1のおむつ幅方向(X方向)の両側縁部は着用時にレッグ開口部Loをなす長手方向(Y方向)に沿って伸びるレッグギャザー用弾性伸縮部材74が配されている。このレッグギャザー用弾性伸縮部材74の張力(伸縮応力)により、着用時には足回りに良好なレッグギャザーを形成しながら、適度に締め付けて包み込むようにして、着用者の太腿ないし足の付根のあたりにフィットする。
図3は、図1のおむつの着用者左側のミシン目で構成された破断誘導線24を破断した状態を示す斜視図である。本実施形態のおむつ10においては、環状外装帯2の上記破断誘導線24の近傍で腹側部位21の前身頃開放可能部21aの内側(肌面側)に固定されたファスニングテープ3が配設されている。このファスニングテープ3は、基材シート3aのさらに肌面側に面状ファスナー3bが取り付けられており、破断誘導線24の破断により分離開放した開放可能部21aから上記面状ファスナー3bのある耳Mの部分を引き出すことができる。ファスニングテープ3の基材シート3aは、例えば、不織布や不織布と樹脂フィルムの積層体等から構成することができる。面状ファスナー(雄材)は、鉤状ないしキノコ状の微小突起を係着面3iに密集して配設した構造のものが挙げられる。具体的には、メス部材に対して着脱自在に止着可能である通常の機械的面ファスナーを用いることができる。面状ファスナー3bを係着させる相手側部材は、通常の不織布でもよく、例えばループ状ないし捲縮した繊維面を有する布材等を用いることができる。したがって、おむつの不織布を用いた任意の面に通常係着可能であり、またとくに係着に適した素材を別途適用してランディング部としてもよい。本実施形態においては、腹側部位21の前身頃非開放部21bの非肌面が係着性の良好なランディング部とされている。なお、収納状態におけるファスニングテープ3は、その係着面3iが基材シート3aの内面側表面に接着固定された機械的面ファスナーのメス部材に仮着されている。
本実施形態においては、各破断誘導線(ミシン目)24は、下帯部材1の幅方向両側部に、外方部となる前身頃開放可能部21aと重なる部分1cを形成する観点から、下帯部材1の幅方向両側縁1sの位置より内側に形成されている。このように下帯部材1に前身頃開放可能部21aと重なる部分1cを形成することで、ファスニングテープ3の耳Mを下帯部材1と重ねて配置でき、それにより、ファスニングテープ3の耳Mが着用者に接触して不快感や違和感を与えることを防止できる。また、ミシン目24の下に剛性が比較的高い下帯部材1が存在することによって、ミシン目24の破断操作を的確に行うことができる。
本実施形態においては、破断誘導線24が、おむつ10を着用者の臍に対応する部位を挟んでその両側に背丈方向に延び、略平行に設けられている。このとき、略平行に設けられている破断誘導線(ミシン目)24は、着用時の形状としては着用者の体形に応じて腹側部位21の上方から下方に向かうにつれて、着用者の正中面に対応する切断線(おむつ縦方向中央線)に近づくように若干傾斜させて形成されて、つまり若干逆「八」の字状になることもある。破断誘導線(ミシン目)24は、本実施形態のように直線状のものであっても、円弧状やサインカーブ状等の曲線状のものであってもよい。
破断誘導線24をなすミシン目は、おむつ製造中及びおむつ装着中に破れない強度を維持しながら、使用場面において比較的容易に破断することが好ましい。このため、腹側部位21のミシン目24の上方端部及び下方端部は、腹側部位21の上下の端縁からわずかに距離dを介して離れていることが好ましい(図1着用者左側破断誘導線参照)。腹側部位21の上下の端縁それぞれから、各端縁に最も近い切れ目までの距離dが1.5mm以上であることが好ましい。他方、ミシン目の切れ目の長さLaとその切れ目間の長さLbとの比率〔La/Lb〕は、適当な破断強度を確保する観点から、2〜8の範囲内であることが好ましく、3〜7の範囲内であることがより好ましい。数値的に言えばLaは2〜10mm、Lbは1〜5mmの範囲内であることが好ましい。また、必要に応じて、破断誘導線の破断開始部に起点となる凹欠部や掴み代を設けることもできる。なお、図1及び3においては、ミシン目の大きさ及び端縁の距離dを図面上の視認性を考慮しやや誇張して示している。
次に、本実施形態の使い捨ておむつの要部である下帯部材1における砂時計形状の吸収性コア4およびその中央の括れ部4cの外側方に延在する股下フラップ部Hに形成されたタック部5について図2に基づき説明する。
本実施形態1においては、展開状態の平面視において図示したもののように砂時計形状、すなわち長手方向(Y方向)の両側の幅広部4f,4rに対して、その中間に介在する括れ部4cが緩やかに内方に入り込む逆円弧状になって括れた形状となっている。ここで、上記吸収性コア4の長手方向両側において前方部Fにある幅広部4fは着用者の腹側に沿わされ、後方部Rにある幅広部4rは背側に沿わされる。そして、中間部Cにあたる位置にある吸収性コアの股下括れ部4cは着用者の尿排泄対応領域P,Q(男性の場合は領域Q、女性の場合は領域Pとなる。)から便排泄対応領域Oにかけて沿うようにされる。そして上記女性着用者の場合の尿排泄対応領域Pが着用者の股下直下に相当し、領域O,Qがその周辺に位置する。このようにして、吸収性コア4は着用者のおよそ下腹部から臀部にかけて股間を介して沿わされる。
さらに詳しく上記吸収性コア4の砂時計形状についていうと、幅広部4f,4rの最大幅W(W1f,W1r)が括れ部4cの最小幅Wより広くされており、具体的な幅の関係は特に限定されないが、上記幅広部4f,4rの最大幅Wに対する括れ部4cの最小幅Wの比(W/W)が75%以下であることが好ましく、40〜60%であることがより好ましい。このように中央において大きく括れのある、つまり括れ部の最小幅Wが幅広部の最大幅Wより相当程度小さくなるようにされることで、着用時には着用者の内腿へのあたりが抑えられ、たとえば歩行時に内腿のあたりが擦れるゴワゴワとした感じがない良好な穿き心地が実現される。また、パンツ型おむつとして使用する際に足を通して穿く際に、つま先が吸収性コアないしその近傍に引っ掛かってしまい、たとえば老人などが転倒して怪我をするようなことが好適に防止される。
本実施形態1のおむつにおいては、その下帯部材1が上記の吸収性コア4を内在するように、その肌面側に表面シート6と、非肌面側に裏面シート8とが配設されている。そして、この裏面シート8の幅方向(X方向)両側を表面シート6側に折り返して、包み込むようにして吸収性コア4を内方している。上記表面シート6と裏面シート8との長手方向(Y方向)両側での接合はたとえばホットメルト接着剤等によって適宜行えばよい。この下帯部材1において、背側部Rの端部には内在する吸収性コア4より外方に延在する部分はほとんどないが、腹側部Fの長手方向外方よび中間部Cの幅方向両外方においては、それぞれ吸収性コア4より外方に延在する部分がある。このような吸収性コアに対するシート部材の外方延在部を「フラップ部(H)」と称する。その部分を構成するシート部材は、1層であっても複数のシートが積層された複合シートであってもよく、弾性伸縮部材など機能性素材と組み合わせて構成されていてもよい。
本実施形態1において、下帯部材1は全体において長手方向(Y方向)にむけて長尺矩形の部材とされているが、上記股下フラップ部Hにおいてそのシート材を摘み込んでなるタック部5が形成されている。そのため、下帯部材1の股下中間部Cにおける外側縁1sは上記シート材が摘み込まれた分だけ内方に寄せ込まれており、矩形仮想線1kより括れる外側縁1sとなっている。この点でもまた、上記吸収性コアを砂時計形状としたときと同様の股下での擦れ抑制効果およびパンツ型おむつにおける穿くときの転倒防止効果を奏する。
図4は図1および図2のA−A線断面からみた一部断面斜視図であり、おおむね図1と同様の着用状態の形状として、下帯部材1の部分のみを示したものである。なお、図4(a)は上記意味での一部断面斜視図であり、図4(b)は図(a)中bで示した部分(図面右側のタック部5から、レッグギャザーであるサイド起立ギャザー9にかけての領域)を拡大した拡大断面図(端面図)である。このことは、以下の図5,6においても同様である。同図に示したように、当該下帯部材1の基本構成部材は、表面シート6、裏面シート8、および吸収性コア4であり、該吸収性コアを介在して肌面側中央に表面シート6が配設され、非肌面側に配設された裏面シート8が幅方向(X方向)両側で肌面側に巻き上げられ、タック部5を越えて表面シート6を覆い込むようにして形成されている。そして、下帯部材1の幅方向両側には、ひも状のレッグギャザー用弾性伸縮部材74が長手方向に延びて片側3本ずつ配設され(図示したものにおいては2本のものとして示している。)、この部分が自然形状ないし着用状態において起立するようにされている。表面シート6、裏面シート8、及び吸収性コア4の接合は、適宜必要な部分で行えばよく、例えば、点状、線状、面状、もしくはスパイラル状にパターンを使い分けたホットメルト法により接合するこができ。
本実施形態1において、タック部5は肌面側に突出するように形成されている。このタック部は断面においてU字状にされており、その折り返し頂部5aに長手方向に伸びるひも状のタック部弾性伸縮部材75が重ねられた裏面シート8どうしの間に挟持されるように配設されている。このときのタック部弾性伸縮部材75の接着方法は特に限定されず通常この種物品の弾性伸縮部材と不織布等のシートとの間を接着する方法が好適に採用される。そして、タック部の側部5bの内側(吸収性コア側)では表面シート6と裏面シート8とが積層されこの箇所uで両シートが接合されている。すなわち、タック部の内側箇所uで親水性の表面シート6から撥水性の裏面シート8へと構成するシート材が切り替えられている。このようにすることにより、吸収性コア4で一度保持した尿等の排泄物が外方Gに漏れ出ようとしたとしても、表面シート6による移行にとどまり、上記タック部内側で撥水性の裏面シート8に到達したところで、上記液等の移行は確実に遮断される。その結果、タック部5がきわめて高い防漏壁作用を果たし、長時間たとえば成人の排尿のような多量な排泄物を処理する場合にも横漏れ等の心配から開放され安心してその着用を継続することができる。
上述のようなタック部5の起立性および形状安定性を一層良好に維持・持続するよう摘み込まれた股下フラップ部Hのシート材が突き合わされた基底部(付け根)5cにおいて、対面する裏面シートどうしが固定部5dを介して接合されている。この工程部5dは安定した固定状態がたもたれればどのような方法によってもよいが、より強固かつ耐久性の高い接合性を考慮して、たとえば接着力の強いホットメルト接着剤により接合したり、ヒートシールないしヒートエンボス加工等により接合したりしてもよい。
本実施形態1におけるタック部のさらに重要な機能として、股下直下Pおよびその周辺Q、O(図2,4参照)での着用者の肌面に対するフィット性を大幅に良化することが挙げられる。すなわちこの股下直下およびその周辺、つまり着用者の肛門から排尿領域にかけての液流れや漏れの防止性を高める着用者の肌面への密着性を格段に向上させる。とくに本実施形態のように、シート材に対してやや硬さのある吸収性コア4として股下部で大きく括れた砂時形状のものを採用すると、前述のように、上記股下直下Pおよびその周辺での非肌面側への膨らみ変形が顕著になり、本来しっかりと密着することが求められるその部分が、逆に浮き上がってしまうようになりがちである。本発明によれば、このような砂時計形状の吸収性コアにおける特有の課題を好適に解決することができる。
本実施形態1のおむつにおける上記股間部でのおむつの密着性の向上は、さらに着用者に対して大きな安心感を与える。従来のもののように、この部分でおむつ内面が浮いたようになりがちで、肌面から離れてしまうと、排泄前であっても、排泄物をしっかりと捕らえることができないのではないかという、何か不安定な感じが残り、着用者に落ち着かない感じを与えることがある。このような感覚は、感覚的なものではあっても大きな問題として抱かれる傾向がある。すなわち、本実施形態1のおむつは、上記タック部5を股下直下からその周辺に対応する股下中間部Cに配置し、その摘み込まれた作用により股間部のおむつ部分がうまく着用者の肌側に引き上げられ、曲率の方向が逆になり鞍面形状になって複雑に起伏する内腿と股間とがなす湾曲にも好適に対応してフィットする。その結果、着用者に上述のような不安感を与えず良好な穿き心地が実現される。
タック部5の高さhは特に限定されず、上述した防漏壁作用および摘み込むフラップ部の構成シート材の長さ(タック部断面の基底部5c、側部5b、および頂部5aの合計のシート長さに相当する。)によるおむつ股下部分のひきあげ量との関係で適宜定めればよいが、例えば大人用のおむつにおいて高さhを20〜100mmとすることが好ましい。また、レッグギャザーの起立高さhに対するタック部高さhの比(h/h)は1以下であることが好ましく、0.55〜0.85であることがより好ましい。
図5は本発明の別の好ましい実施形態(実施形態2)における使い捨いておむつの、図4と同様の断面からみたときの、一部断面斜視図である。本実施形態2においては、上記実施形態1とは異なりタック部5が非肌面側に突出するようにされている。このようにすることで、タック部5の内部空間Tがトラップ機能を果たし、横漏れにより吸収性コアから移行してきた排泄液等があっても、この空間Tに取り込むように幅方向外方Gに移行することを妨げる。このようなトラップ機能を考慮し、本実施形態2においては親水性の表面シート6から撥水性の裏面シート8へのシート材の切り替えをタック部5より外方の箇所uで行っている。
また本実施形態2においては、タック部の弾性伸縮部材75をタック部の折り返し基底部5cに配設している。このようにすることにより、タックの長さ方向における前後方向が湾曲しやすくなり、その結果液をトラップする空間の入り口が形成され易くなるので、より液をトラップし易くなる。この基底部5cで固定部5dを介して突き合ったシート部どうしが接合されていることは上記実施形態1と同様である。また、本実施形態2のタック部5により股下直下およびその周辺のおむつ部分が引き上げられ密着性が良化する効果は上記実施形態1と同様である。本実施形態において非肌面(裏面)側に突出するタック部の高さhは特に限定されないが、例えば大人用のおむつにおいて10〜50mm程度であることが好ましい。
図6は本発明のまた別の好ましい実施形態(実施形態3)における使い捨ておむつの、図4と同様の断面からみたときの、一部断面斜視図である。本実施形態3においては、タック部5が非肌面側に突出するようにされ、さらにその基底部5cで幅方向外方Gに折り曲げられ倒伏させられている。このようにすることで、タック部5の内部空間Tがトラップ機能を果たすことは上記実施形態2と同様である。さらに、着用者が横向きの状態で排泄したときに、おむつ表面を流れた液をトラップし易くなるとともに、一度トラップした液が吸収体4側に流れ易くなるので、サイド起立ギャザー9の外方Gに液が直接流れにくくなり、漏れ防止に有効である。上記倒伏させたタック部の幅wは特に限定されないが、例えば大人用のおむつにおいて10〜50mmとすることができる。
本実施形態3においては、タック部弾性伸縮部材75がタック部の折り返し頂部5aに配設され、基底部5cで固定部5dを介して突き合ったシート部どうしが接合されており、さらに倒伏して当接したタック部頂部5aとサイド起立ギャザー9の外方Gへ向かう股下フラップ部の構成シート材の一部(裏面シート8)とが固定部5eを介して接合されている。これにより、さらに、座ったときなどにトラップの空間が潰れるような場合でもタック部弾性部材75によってトラップ空間が拡がり易くなるので、より高いトラップを得ることが可能となる。なお、本実施形態3のタック部5により股下直下およびその周辺のおむつ部分が引き上げられ密着性が良化する効果は、上記実施形態1,2と同様である。
上記各実施形態のおむつは、使用開始時にパンツ型の形態のまま着脱することができるため、自立意識の高い起立状態で着脱できる着用者に対して、自分でパンツを穿くというニーズに応えることができる。さらに、上記のように砂時計形状で中央に括れがある吸収性コアの形状およびその括れの外方両側のフラップ部にタック部を設けた特有の構造により、着用者が足を通すときの不用意な引っかかりをなくし着用者の転倒を防ぐことができる非常に穿きやすいものとなっている。そして、2回目以降の着脱においては必要により、ミシン目34を破断し取り出したファスニグテープで再接合することにより展開型おむつと同様にして使用することもできるため、横になったままでも交換が簡単にでき、介助者が軽便におむつ交換をすることができる。このような利点より、本発明のおむつは介助が必要でありながら自立する訓練も必要となる高齢者や身体障害者のリハビリ用おむつとして特に適している。
本発明の使い捨ておむつの各構成材料としては、通常用いられている各種の材料を特に制限なく用いることができる。例えば、肌に接触する部位に使用するシート材は、肌触りの良い材料、例えば、不織布や布等であることが好ましい。吸収コアとしては、例えば、解繊パルプや捲縮アセテート繊維のトウ等の繊維からなる繊維集合体や、繊維集合体に吸水性ポリマーを保持させてなるものが好ましい。上記の各弾性伸縮部材の材料としては、吸収性物品に用いられる通常の弾性材料を用いることができ、例えば素材としては、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができ、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状ないし紐状(平ゴム等)のもの、或いはマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。機械的ファスナーのオス部材及びメス部材としては、通常の機械的ファスナー、例えば「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)、「クイックロン(登録商標)」(YKK社製)、「マジクロス(登録商標)」(カネボウベルタッチ社製)等におけるオス部材及びメス部材を用いることができる。機械的ファスナーのメス部材としてはこれに直接係合可能な材料、例えば係合性に富む不織布を用いることもできる。
本発明の使い捨ておむつは、上述した実施形態に制限されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例えば、機械的面ファスナーに代えて、粘着剤を塗工して形成した粘着部を設けることもできる。また、破断誘導線としては、切り取り線としての効果があれば特に制限なく用いることができる。例えば、熱シール、超音波シールなどにより誘導線に沿って破断強度の強弱が形成されるのであれば孔の有無は問わない。また、本発明の使い捨ておむつは、上記各実施形態に示した成人用のものほか、幼児用のものであってもよい。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施例]
図1に示す形態のパンツ型・展開型両用使い捨ておむつを基本構造とし、図4に示すタック部を有するおむつ試験体1、図5に示すタック部を有するおむつ試験体2、図6に示すタック部を有するおむつ試験体3を作製した。
[参考例]
上記タック部を設けなかった以外は、実施例と同様にして、比較のためのおむつ試験体c1を作製した。
[股間部フィット状態評価]
図7の模式的な正面図による説明図で示すように、モデル人形61に、おむつ試験体1〜3およびおむつ試験体c1をはかせ、股間直下の肌面から、垂直方向のおむつ外装帯表面までの距離Lを測定した。結果を表1に示す。
[装着感評価]
被験者(パネル)に、実施例のおむつ試験体1〜3および参考例のおむつ試験体c1のおむつをパンツ型及び展開型としてそれぞれ装着してもらい、参考例のおむつをまず装着してもらい、次いで各実施例のおむつを装着し、股間部の違和感が気になる程度をその装着感として評価した。「参考例のおむつよりも短い時間で違和感が気にならなくなったもの」を「○」、「違和感がなくなる時間が参考例と同じ程度であるもの」を「△として評価した。
[液漏れ防止性評価]
排尿ポイント105を設けたモデル人形100に、実施例のおむつ試験体1〜3および参考例のおむつ試験体c1をはかせ、モデル人形100を傾斜角度30度に傾けた。図8は、このときの状態を股下側から見た説明図である。モデル人形100に設けられた排泄ポイント105から、生理食塩水を、排泄量50g/回、排泄速度5g/sで排出させた。この排出を5分間隔で繰り返した後、おむつから生理食塩水が漏れるまでの液吸収量(総排泄量から漏れた量を差し引いた値)を測定した。なお、試験は25℃で行った。
結果を表2に示す。
[表1]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
おむつ試験体 距離L 装着感 液吸収量
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 35mm △ 500g
2 25mm ○ 400g
3 10mm ○ 450g
c1 65mm − 350g
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
表1から示されるように、参考例のおむつと比較して、臀裂適合性弾性伸縮部材を設けた実施例のおむつ試験体では、おむつとモデル股間との距離(L)が短く、また、吸収量も大幅に向上し、十分に液モレを防止することができた。また、パンツ型において装着したときに、足を通しやくす転倒などの心配が低減したとの評価を受けた。
本発明の一実施形態(本実施形態1)としての使い捨ておむつを模式的に示す腹側からみた斜視図である。 図1のおむつの破断誘導線を破断して展開した状態を表面シート側から見た状態を示す一部切欠展開平面図である。 図1のおむつの片側の破断誘導線を破断した状態を示す斜視図である。 図4(a)は図1に示した使い捨ておむつの下帯部材をA−A線断面からみて示した一部断面斜視図であり、図4(b)は図4(a)の領域bの拡大断面図である。 図5(a)は本発明の別の実施形態(本実施形態2)としての使い捨ておむつを模式的に示す図4に対応する断面からみた一部断面斜視図であり、図5(b)は図5(a)の領域bの拡大断面図である。 図5(a)は本発明のまた別の実施形態(本実施形態3)としての使い捨ておむつを模式的に示す図4に対応する断面からみた一部断面斜視図であり、図5(b)は図5(a)の領域bの拡大断面図である。 実施例の股間部フィット状態評価試験の説明図である。 実施例の液漏れ防止性評価試験の説明図である。
符号の説明
1 下帯部材
2 環状外装帯
21 腹側部位
22 背側部位
24 破断誘導線(ミシン目)
3 ファスニングテープ
4 吸収性コア
6 表面シート
8 裏面シート
10 使い捨ておむつ
33 サイドシール部
72、73、74、75 弾性伸縮部材

Claims (7)

  1. 長手方向両側の幅広部とその間の括れ部を有する、平面視において砂時計形状の吸収性コアを、前記幅広部を着用者の腹側及び背側にそれぞれ配置し、前記括れ部を股下に配置するようにしてなる使い捨ておむつであって、該おむつは前記吸収性コアの括れ部の幅方向両外方に延在する股下フラップ部を有し、該股下フラップ部にはこれを構成するシート材を摘み込んでなる長手方向に延びるタック部がある使い捨ておむつ。
  2. 前記タック部は断面においてU字状であり、該断面U字状タック部の折返し頂部、側部、もしくは基底部に弾性伸縮部材が配設された請求項1項に記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記タック部が親水性シート及び撥水性シートを有して構成される請求項1又は2に記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記股下フラップ部のタック部が非肌面側に突出するようにされ、該タック部の基底部に弾性伸縮部材が配設された請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記股下フラップ部のタック部が非肌面側に突出するようにされ、該タック部が該タック部の基底部で折り曲げて倒伏された請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記股下フラップ部には前記タック部よりも吸収体幅方向外方にレッグギャザーを有しており、おむつの自然形状または着用状態形状において、前記タック部は肌面側に突出するようにされ、該タック部の突出高さ(h)がその幅方向外側方にあるレッグギャザーの起立高さ(h)と同等かそれより低い(h/h≦1)請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  7. 着用者の胴回りに沿わされる環状外装帯と、該外装帯の腹側部内面及び背側部内面に接合され股下に沿わされるよう垂設された下帯部材とを有する、パンツ型及び展開型の両用の使い捨ておむつであって、
    前記環状外装帯の腹側部はそこにある破断誘導線に沿って切断して前記下帯部材から切り離し観音開きに開放可能であり、前記破断誘導線の切断により引き出し可能なファスニングテープが前記破断誘導線近傍で前記環状外装帯の切り離される側に固定し収納されており、
    前記下帯部材は前記砂時計形状の吸収性コアを有し、該コアの中央括れ部の幅方向外方に延在する下帯部材の股下フラップ部に前記タック部が設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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