JP2004267335A - パンツ型おむつ - Google Patents

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JP2004267335A JP2003059915A JP2003059915A JP2004267335A JP 2004267335 A JP2004267335 A JP 2004267335A JP 2003059915 A JP2003059915 A JP 2003059915A JP 2003059915 A JP2003059915 A JP 2003059915A JP 2004267335 A JP2004267335 A JP 2004267335A
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auxiliary opening
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Takao Koyama
貴夫 小山
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Abstract

【課題】下腹の突き出た体型の人へのフィット性が高く、かつ、手の指が不自由な人でも一人で着用し易いものを得易いパンツ型おむつを提供する。
【解決手段】最大距離が15mm以上50mm以下である補助開口部40を、当該補助開口部におけるウエスト開口部20側の端部が吸収体5よりもウエスト開口部側に位置するようにしてパンツ型おむつ50に設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパンツ型おむつに係り、特に、容易に着用するための手段を備えたパンツ型おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】
パンツ型おむつでは、着用者の身体へのフィット性を高めると共に排泄物の漏れを防止するために、ウエスト開口部の周囲や胴回り部分、あるいはレッグ開口部に弾性体が環状に配置され、これらの弾性体によって着用者の身体を或る程度締め付けるように構成される。このため、着用するにあたっては、所望部位を或る程度強く掴んで引き上げることが必要であり、例えば手の指が不自由な人にとっては一人では着用しにくいことがある。
【0003】
着用性を向上させるため、例えば特許文献1ではサイド接合部にループ状摘持部を設けたパンツ型おむつ(使い捨てパンツ)が提案されており、特許文献2では、外面シートを2層構造にして当該外面シートに複数の指先係合部を設けたパンツ型おむつが提案されている。また、特許文献3では、着用時に着用者の腹側に位置する腹側部(前身頃)及び着用者の背側に位置する背側部(後ろ身頃)の少なくとも一方の腰回り部分における外層シート表面に、身幅方向に延在する帯状シートが配置されたパンツ型おむつ(パンツ型使い捨ておむつ)が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−11720号公報
【特許文献2】
特開平11−104180号公報
【特許文献3】
特開2001−178772号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパンツ型おむつでは、ウエスト開口部での周囲長と胴回り部分での周囲長とが略同じであることから、下腹が突き出た体型の人にとっては下腹周りのフィット性が比較的低く、きつ過ぎることがある。また、着用するにあたっても所望の位置までパンツ型おむつを引き上げにくい。特に高齢者では、上記の体型になる人が比較的多いと共に手の指が不自由になる人が比較的多いので、たとえ上述のループ状摘持部、指先係合部、または帯状シートがパンツ型おむつに設けられていたとしても、一人では着用しにくいことがある。
【0006】
そこで本発明は、下腹の突き出た体型の人へのフィット性が高く、かつ、手の指が不自由な人でも一人で着用し易いものを得易いパンツ型おむつを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0008】
本発明の一態様では、着用者の胴が通されるウエスト開口部(20)と、着用者の下肢が通される左右1対のレッグ開口部(30、30)とを有し、着用時に着用者の肌に当てられる側に液透過性の表面シート(1)が配され、前記着用時に外表面となる側に液不透過性の外層シート(3)が配され、前記表面シートと前記外層シートとの間に液保持性の吸収体(5)が介在しているパンツ型おむつ(50、60)であって、最大距離が15mm以上50mm以下である補助開口部(40、52)を少なくとも1つ有し、前記補助開口部におけるウエスト開口部側の端部が、前記吸収体よりもウエスト開口部側に位置しているパンツ型おむつを提供して、上記の課題を解決する。
【0009】
パンツ型おむつに上記の補助開口部を設けることにより、非着用時における外形寸法をたとえ従来と同じにしても、着用時には胴回り部分の周囲長を従来よりも長くすることが可能であり、着用にあたって着用者の下腹周りにゆとりを生じさせることができる。その結果として、下腹が突き出た体型の人へのフィット性が高いパンツ型おむつを容易に得ることができる。
【0010】
また、着用時に上記の補助開口部に手の指先を引っ掛けてパンツ型おむつを引き上げることが可能であるので、補助開口部の形成位置及び数を適宜選定することにより、例えば左右いずれかの手の指が不自由な人であっても一人で着用し易いパンツ型おむつを容易に得ることができる。
【0011】
補助開口部の最大距離が上記範囲にあるので、着用するにあたって足の指を補助開口部に引っ掛けてしまう危険性が低い。さらに、補助開口部におけるウエスト開口部側の端部を吸収体よりもウエスト開口部側に位置させることにより、当該補助開口部を設けたことによって着用時に吸収体にヨレ(横皺)が生じるのを抑制することができるので、パンツ型おむつの吸収性能が低下することも抑制される。
【0012】
このような技術的効果を奏する上記のパンツ型おむつは、上述の補助開口部を形成する以外は例えば従来のパンツ型おむつと同様の構成にすることができるので、既存の製造設備に所望の変更を加えるだけで製造することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態のパンツ型おむつ50を着用したときの当該パンツ型おむつ50の形状を概略的に示す斜視図である。
【0014】
図示のように、パンツ型おむつ50は、着用者の体表面に当てられる表面シート1と、着用時に外表面となる外層シート3と、外層シート3の内側面上に固定されて表面シート1によって覆われている吸収体5とを有している。
【0015】
外層シート3における腹側部10側の領域と背側部13側の領域とが、身幅方向の左右両側縁で互いに接合して接合部15a、15b(以下、「サイド接合部15a、15b」という。)を形成し、これによって、外層シート3は、着用者の胴が通されるウエスト開口部20と、着用者の下肢が通される左右1対のレッグ開口部30(図1においては、一方のレッグ開口部30のみが現れている。)とを有するパンツ形状に成形されている。
【0016】
腹側部10は、パンツ型おむつ50の着用時に着用者の腹側に位置する領域(前身頃)であり、背側部13は着用時に着用者の背側に位置する領域(後ろ身頃)である。パンツ型おむつ50の着用時には、サイド接合部15aが着用者の右体側部に位置し、サイド接合部15bが着用者の左体側部に位置する。
【0017】
上記の表面シート1は、排泄物が吸収体5へ透過できるように例えば液透過性の不織布によって形成され、吸収体5の上面を覆うようにして配置されている。
【0018】
外層シート3は、例えば、吸収体5が固着される第1外層シートと、当該第1外層シートの外表面(吸収体5が固着される面とは反対側の面)に接合された第2外層シートとによって形成することができる。これら第1外層シート及び第2外層シートとしては、例えば液不透過性または撥水性の不織布が用いられる。
【0019】
吸収体5は、表面シート1を透過した排泄物を吸収し、保持するものであり、例えば、レーヨン、セルロース等の親水性繊維の集合体や、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊維に親水化処理を施したものの集合体、前記親水性繊維と前記親水化処理を施した合成繊維との集合体、あるいは、これらの集合体に吸水性ポリマーを保持させたもの等からなる吸収材層を含んでいる。
【0020】
この吸収材層の外側(外層シート3側)には、排泄物の漏出を防止するために、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の有機高分子材料を利用して形成された液不透過性の防漏シートが配置されている。防漏シートは、液不透過性を有していると共に透湿性を有していることが好ましい。また、吸収材層の側面及び上面は、必要に応じて、例えば紙、不織布、開孔フィルム等の1種または複数種で覆われる。
吸収体5は、外層シート3に固着された状態で、表面シート1と外層シート3との間に介在している。
【0021】
図示のパンツ型おむつ50では、排泄物が着用者の鼠けい部を経て漏出するのを防止するために、身幅方向についてみたときの吸収体5の左右両側縁それぞれの近傍に、立体ガード7(図1においては、一方の立体ガード7のみが現れている。)が設けられている。この立体ガード7は、少なくともパンツ型おむつ50が着用されているときには吸収体5の上記側縁に略沿って起立して当該側縁近傍にポケットを形成し、このポケットによって排泄物の流出を抑制する。立体ガード7は、例えば、外層シート3とは別個の液不透過性シートと糸ゴム等の弾性材料とを利用して形成される。
【0022】
着用者の腰部へのフィット性を高めるために、ウエスト開口部20の周囲には複数のウエスト弾性部材22がウエスト周り全周に亘って環状に配されて、ウエストギャザー24を形成している。また、着用者の胴部へのフィット性を高めるために、ウエスト弾性部材22が配されている領域の下方(胴回り部分)には、後述する補助開口部40の形成位置を除いて、複数の胴回り弾性部材26が胴周り全周に亘って環状に配されて、胴周りギャザー28を形成している。そして、着用者の鼠けい部から大腿部にかけてのフィット性を高めるために、レッグ開口部30の周囲には複数のレッグ弾性部材32が環状もしくは略環状に配されて、レッグギャザー34を形成している。これらの弾性部材22、26、32はいずれも、前述した第1外層シートと第2外層シートとの間に配置されている。
【0023】
パンツ型おむつ50の最大の特徴は、所定の大きさを有する補助開口部40を少なくとも1つ有しており、この補助開口部40におけるウエスト開口部20側の端部が、吸収体5よりもウエスト開口部20側に位置している点にある。以下、図1を参照しつつ、補助開口部40について説明する。
【0024】
図示のように、パンツ型おむつ50では、外層シート3を貫通するようにして、複数の補助開口部40が腹側部10での胴回り部分に形成されている。これらの補助開口部40は、非着用時におけるおむつの外形寸法をたとえ従来と同じにしても、着用時には胴回り部分の周囲長を従来よりも長くするためのものであると共に、着用にあたって着用者が手の指先を引っ掛けてパンツ型おむつ50を引き上げることを可能にするためのものである。
【0025】
個々の補助開口部40における最大距離は、大人の手の指先を容易に挿入することができるように、15mm以上であることが好ましい。また、着用時に足の指を引っ掛けてしまう危険性を低減させるうえから、個々の補助開口部40における最大距離は50mm以下であることが好ましい。着用の容易性及び着用時の安全性を勘案すると、個々の補助開口部40の最大距離は20〜40mmの範囲内とすることが更に好ましい。なお、本明細書で補助開口部40についていう「最大距離」とは、補助開口部40を任意の形状に変形させたときの最大幅を意味する。
【0026】
着用者が左右いずれの手の指を利用してもよいように、複数の補助開口部40は、正面視上、略左右対称に形成されている。これら複数の補助開口部40の分布が左右非対称であると、パンツ型おむつ50の着用中に身幅方向に偏りが生じて、おむつの保形性が低下することがある。パンツ型おむつ50に所望の保形性を付与するという観点からも、補助開口部40を複数箇所に形成する場合には、これら複数の補助開口部40を略左右対称に形成することが好ましい。
【0027】
補助開口部40に指先を引っ掛けてパンツ型おむつ50を引き上げる際に吸収体5にヨレ(横皺)が生じると、当該吸収体5による排泄物の吸収性能が低下することがある。したがって、上記のヨレが生じるのを抑制するうえから、個々の補助開口部40におけるウエスト開口部20側の端部を、吸収体5よりもウエスト開口部側に位置させることが好ましい。
【0028】
ただし、補助開口部40におけるウエスト開口部20側の端部がウエスト開口部20にあまりに近いと、補助開口部40に指先を引っ掛けてパンツ型おむつ50を引き上げる際に当該補助開口部40とウエスト開口部20との間の外層シート3が破断してしまうことがある。したがって、補助開口部40のウエスト開口部20側の端部は、ウエスト開口部20から概ね30mm以上離隔させることが好ましい。
【0029】
ここで、本明細書においては、次のようにして補助開口部におけるウエスト開口部側の端部と吸収体との位置関係を判断するものとする。すなわち、パンツ型おむつを緊張状態に保持し、この状態下で、腹側部にある補助開口部については吸収体における腹側部でのウエスト開口部側の端部を比較対象にし、背側部にある補助開口部については吸収体における背側部でのウエスト開口部側の端部を比較対象にして、補助開口部におけるウエスト開口部側の端部と吸収体との位置関係を判断するものとする。補助開口部が腹側部と背側部とに架かる場合には、パンツ型おむつを緊張状態に保持し、この状態下で、吸収体における腹側部でのウエスト開口部側の端部と背側部でのウエスト開口部側の端部とを結ぶ仮想線(左右に計2本)を比較対象にして、補助開口部におけるウエスト開口部側の端部と吸収体との位置関係を判断するものとする。
【0030】
パンツ型おむつ50は、上述した複数の補助開口部40を有しているので、非着用時の外形寸法がたとえ従来と同じであっても、着用時には胴回り部分の周囲長が従来よりも長くなって着用者の下腹周りにゆとりを生じさせることができる。したがって、下腹が突き出ていない体型の人へのフィット性は勿論、下腹が突き出た体型の人へのフィット性も高い。また、左右いずれかの手の指が不自由な人であっても、着用時に所望の補助開口部40に指先を引っ掛けて引き上げることが可能であり、しかも着用するにあたって足の指を補助開口部40に引っ掛けてしまう危険性も低いので、一人でも安全に着用し易い。
【0031】
また、吸収体5の吸収性能の低下も起きにくい。さらに、複数の補助開口部40が形成されていることによって通気性が向上するので、パンツ型おむつ50内が蒸れにくく、かぶれ等の肌トラブルが生じにくい。
【0032】
このような技術的効果を奏するパンツ型おむつ50は、上述の補助開口部40を形成する以外は、例えば従来のパンツ型おむつと同様の構成にすることができる。個々の補助開口部40は、例えばサイド接合部15a、15bを形成する前に、切り抜き、溶融、スリット形成等の方法によって設けることができる。
【0033】
したがって、パンツ型おむつ50の製造にあたっては、新たな原材料を用いる必要がなく、かつ既存の製造設備に若干の変更を加えるだけでよいので、原材料費の増加や新たな設備投資を抑えることが容易である。
【0034】
特に、外層シート3にスリットを形成することによって補助開口部40を設けた場合には、端切れ等の廃棄片が実質的に生じないので、廃棄片を回収するための装置を新たに増設するといった設備投資が不要であることから、新たな設備投資を抑え易い。
【0035】
スリットを形成することによって設けられた補助開口部40は、パンツ型おむつ50が緊張状態に保持されているときにはスリット形状を維持する。しかしながら、パンツ型おむつ50が非緊張状態にあるときには、スリット形状が崩れて隙間が生じる。ここで、本明細書でいう「パンツ型おむつを緊張状態に保持する」とは、パンツ型おむつに設けられている弾性部材の収縮に起因する外層シートの変形が実質的に消失するように、身幅方向及び当該身幅方向と正面視上直交する方向に張力を加えた状態でパンツ型おむつを保持することを意味する。
【0036】
このような補助開口部40に指先を容易に引っ掛けることができるようにするうえからは、当該補助開口部40を形成するにあたって、その延在方向をパンツ型おむつ50の身幅方向と交差する方向、特に、身幅方向と正面視上直交する方向とし、かつ、少なくとも着用時に補助開口部40の幅を広げることができる開口用弾性部材を当該補助開口部40の近傍に配置することが好ましい。
【0037】
開口用弾性部材は、少なくともパンツ型おむつ50の着用時に補助開口部40を当該補助開口部40の両側(当該補助開口部40の長手方向と交差する方向について両側)から引っ張って、その幅を広げることができる状態で設けられていればよく、パンツ型おむつ50の非着用時においては伸張状態であっても非伸張状態であってもよい。パンツ型おむつ50は胴回り部分に複数の胴回り弾性部材26を有しているので、これらの胴周り弾性部材26を開口用弾性部材としても利用することができる。
【0038】
開口用弾性部材における補助開口部40側の端が補助開口部40にあまりに近いと、補助開口部40の周囲に波状の変形が生じて、指先を引っ掛けにくくなることがあると共にパンツ型おむつ50の外観が損なわれることがある。上記波状の変形を抑制するうえからは、開口用弾性部材における補助開口部40側の端を補助開口部40から概ね3mm以上離隔させることが好ましい。この離隔距離があまりに長いと開口用弾性部材によって補助開口部40の幅を充分に広げることが困難になるので、当該離隔距離の上限値は、開口用弾性部材の弾性力によって着用時に補助開口部40の幅が充分に広がるように、パンツ型おむつ50を緊張状態に保持したときにおける補助開口部40の長さ未満とすることが好ましい。
【0039】
また、開口用弾性部材と吸収体5とを正面視したときに、1つの補助開口部40に対応する複数の開口用弾性部材のうちの少なくとも1つが吸収体5と重なっているか、または、その延長線上に吸収体5が位置していると、吸収体5の存在によって当該開口用弾性部材の弾性力が充分に発現しないことがある。したがって、少なくともパンツ型おむつの着用時に補助開口部40の幅が充分に広がるようにするうえからは、正面視上、吸収体5と重ならないように、かつ、延長線上に吸収体5が位置しないように、各開口用弾性部材を配置することが好ましい。
【0040】
補助開口部40の形成方法の如何に拘わらず、補助開口部40に指先を引っ掛けてパンツ型おむつ50を引き上げる際に当該補助開口部40が裂けてしまうのを防止するうえからは、補助開口部40の周囲に補強シートを配置することが好ましい。この補強シートの形状、大きさ、1つの補助開口部40当たりの数等は、適宜選定可能である。
【0041】
図2(A)は、補強シートの一例を概略的に示す正面図であり、図2(B)は、図2(A)に示したIIB−IIB線に沿った断面を概略的に示す断面斜視図である。図2(A)または図2(B)に示した構成部材のうち、図1に既に示した構成部材については図1で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0042】
これら図2(A)及び図2(B)に示す補強シート45は、例えば通気性を有する不織布によって形成された略方形のシートであり、補助開口部40を正面視上取り囲むことができる大きさを有している。この補強シート45は、第1外層シート3aと第2外層シート3bとの間に配置されて、これらのシート3a、3bに接合されている。補強シート45と第1外層シート3a及び第2外層シート3bとの接合は、例えば熱融着、超音波融着、接着剤等によって行うことができるが、通気性を確保し、かつ着用者の肌への刺激性を少なくするという観点からは、熱融着または超音波融着によって行うことが好ましい。
【0043】
補強シート45は、第1外層シート3aの外表面上や第2外層シート3bの外表面上に配置することも可能であるが、第2外層シート3bの外表面上に配置する場合には、パンツ型おむつ50の外観を損なわないように、そのデザインを工夫することが望ましい。
【0044】
例えば、補助開口部40の位置を視覚的に判り易くするうえからは、その周囲に印刷等を施すことが好ましく、第2外層シート3bの外表面上に補強シートを配置するにあたってその形状及び色彩を適宜選定すれば、補助開口部40の補強という機能の他に、補助開口部40の位置を視覚的に判り易くするためのマークとしての機能を付加することもできる。また、パンツ型おむつ50の装飾としての機能を補強シート45に付加することもできる。
【0045】
補助開口部40の位置を視覚的に判り易くするための印刷等は、補強シート45を第1外層シート3aと第2外層シート3bとの間に配置する場合や、第1外層シート3aの外表面上に配置する場合には、例えば第2外層シート3bに施すことが好ましい。
【0046】
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態のパンツ型おむつ60を着用したときの当該パンツ型おむつ60の形状を概略的に示す斜視図である。
【0047】
このパンツ型おむつ60は、補助開口部の形成位置及び数を共に除いて、第1実施形態のパンツ型おむつ50と同様の構成を有している。図3に示した構成部材のうち、図1に示した構成部材と機能上共通するものについて図1で用いた参照符号と同じ参照符号を付して、その説明を省略する。パンツ型おむつ60に形成されている補助開口部には、新たな参照符号「52」を付してある。
【0048】
図示のように、パンツ型おむつ60では、左右のサイド接合部15a、15bに1つずつ、補助開口部52が形成されている。ただし、図3においては、サイド接合部15bに形成されている補助開口部52のみが現れている。
【0049】
各サイド接合部15a、15bは、外層シート3での腹側部10側の領域と背側部13側の領域とを、例えば熱融着あるいは超音波融着によって間欠的に接合させることで形成されている。そして、各補助開口部52は、サイド接合部15aまたは15bにおいて互いに近接する2つの接合領域の間隔を所定長にすることによって、形成されている。
【0050】
個々の補助開口部52の最大距離、及び、個々の補助開口部52におけるウエスト開口部20側の端部と吸収体5との相対的な位置関係は、第1実施形態のパンツ型おむつ50におけるのと同様に選定される。また、第1実施形態のパンツ型おむつ50と同様に開口用弾性部材を設けることが好ましく、胴回り弾性部材26を開口用弾性部材としても利用することができる。
【0051】
このような構成を有するパンツ型おむつ60は、第1実施形態のパンツ型おむつ50と同様の技術的効果を奏する。また、サイド接合部15a、15bに補助開口部52が形成されているので、例えば腕を上下に動かすことはできても前後に動かすことが困難な人にとっても一人で着用し易い、という技術的効果を奏する。さらに、サイド接合部15a、15bでの接合領域の分布を制御するだけで各補助開口部52を形成することができるので、新たな原材料を使用する必要がないことは勿論、第1実施形態のパンツ型おむつ50よりも更に少ない設備投資で製造することが可能である。
【0052】
補助開口部52に指先を引っ掛けてパンツ型おむつ60を引き上げる際に当該補助開口部52が裂けてしまうのを防止するうえからは、ウエスト開口部20側において補助開口部52に隣接する接合領域17aでの接合面積を、当該接合領域17aに近接する他の接合領域17での接合面積よりも広くすることが好ましい。
【0053】
なお、図4は、図3に示したパンツ型おむつ60の腹側部10と背側部13とをサイド接合部15bにおいて互いに剥離させたときの背側部13を部分的に示す概略図であり、表面シート1及び立体ガード7については図示を省略している。図4に示した構成部材もしくは領域のうちで図3に既に示したものについては、図3で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0054】
図4に示した例では、身幅方向と正面視上直交する方向での接合領域17aの幅を他の接合領域17での幅よりも広げることによって、当該接合領域17aでの接合面積を他の接合領域17での接合面積よりも広くしている。
【0055】
接合領域17aでの接合面積は、上記の方法に限らず、例えば身幅方向での接合領域17aの幅を他の接合領域17での幅よりも広げる等、種々の方法によって、他の接合領域17での接合面積よりも広げることが可能である。
【0056】
また、補助開口部52は、パンツ型おむつ60の着用位置を調整する際やパンツ型おむつ60を脱ぐ際にも指先を引っ掛けて利用することが可能である。したがって、これらの際に補助開口部52が裂けてしまうのを防止するうえからは、レッグ開口部30側において補助開口部52に隣接する接合領域17での接合面積を、当該接合領域17に近接する他の接合領域17での接合面積よりも広くすることが好ましい。
【0057】
接合面積の拡大は、例えば補助開口部52に近接する複数の接合領域17(接合領域17aを含む。)について行ってもよいし、全ての接合領域17について行ってもよい。
【0058】
パンツ型おむつ60を廃棄する際にサイド接合部15a、15bを容易に引き裂くことができるようにするうえからは、図4に示した接合領域17aでの長手幅、すなわち、身幅方向についての幅と前記身幅方向と正面視上直交する方向についての幅とのいずれか長い方の幅を概ね3〜10mmの範囲内で選定し、他の接合領域17での長手幅を概ね2mm以下にすることが好ましい。
【0059】
以上、本発明のパンツ型おむつに係る2つの実施形態について説明したが、本発明では、これらの実施形態で例示したパンツ型おむつ50、60に種々の変更、改良、組み合わせ等を施すことが可能である。
【0060】
例えば、補助開口部は、1つのパンツ型おむつにおいて胴回り部分とサイド接合部との両方に形成してもよい。また、背側部に補助開口部を形成することもできるし、ウエスト周り部分に補助開口部を形成することも可能である。さらには、上述した補助開口部に加えて、ウエスト開口部側の端部が吸収体におけるウエスト開口部側の端よりもウエスト開口部から離隔している以外は前記補助開口部と同様の構成を有する開口部を、吸収体と重ならない位置に形成することも可能である。
【0061】
補助開口部の数は、1とすることも可能である。ただし、下腹の突き出た体型の人へのフィット性を高めるうえからは、また、左右いずれかの手の指が不自由な人にとっても着用し易いパンツ型おむつを得るうえからは、既に説明したように、複数の補助開口部を、正面視上、略左右対称に形成することが好ましい。
【0062】
パンツ型おむつは、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とを有するものであればよく、上述した腹側部及び背側部それぞれの両側縁部が互いに接合されてサイド接合部を形成しているタイプのもの(いわゆる「ショーツタイプ」)に限らず、例えば前後のウエスト部(腹側部及び背側部それぞれのウエスト周り部分)が伸縮性パネルを介して互いに接合されているサイドパネルタイプのものであってもよい。
いずれのタイプのパンツ型おむつであっても、補助開口部以外の構成については特に限定されるものではない。
【0063】
補助開口部に指先を引っ掛けた際や、指先を引っ掛けて引き上げる際に、爪によって肌が傷つけられるのを抑制するうえからは、補助開口部を内側から閉塞するようにして、保護シートを設けることが好ましい。
【0064】
図5(A)は、保護シートの一例を概略的に示す正面図であり、図5(B)は、図5(A)に示したVB−VB線に沿った断面を概略的に示す断面斜視図である。図5(A)または図5(B)に示した構成部材のうち、図2に既に示した構成部材については図2で用いた参照符号と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
【0065】
これら図5(A)及び図5(B)に示す保護シート70は、例えば通気性を有する薄手の不織布によって形成され、第1外層シート3aの外表面上に接合されて補助開口部40を内側から閉塞している。保護シート70と第1外層シート3aとの接合は、例えば熱融着、超音波融着、接着剤等によって行うことができるが、通気性を確保し、かつ着用者の肌への刺激性を少なくするという観点からは、熱融着または超音波融着によって行うことが好ましい。
【0066】
補助開口部は、パンツ型おむつの着用時に当該パンツ型おむつを引き上げるために利用する他に、パンツ型おむつの着用位置を調整する際やパンツ型おむつを脱ぐ際にも利用することができる。また、着用者自身が補助開口部を利用する他に、介助者が被介助人にパンツ型おむつを着用させる際やパンツ型おむつを脱がす際に利用することも可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のパンツ型おむつは補助開口部を有しているので、下腹の突き出た体型の人へのフィット性が高く、かつ、手の指が不自由な人でも一人で着用し易いものを得易い。
【0068】
身幅方向の両端に接合部(サイド接合部)を有するパンツ型おむつでは、腹側部側の領域と背側部側の領域とを間欠的に接合して接合部を形成する際に、互いに近接する2つの接合領域の間隔を所定長にすることによって補助開口部を形成することができ、この場合には新たな原材料を使用する必要がないと共に、端切れ等の廃棄片が実質的に生じないので、既存の製造設備にわずかな変更を加えるだけで製造することが可能である。
【0069】
本発明によれば、特に高齢者にとって使い勝手のよいパンツ型おむつを提供することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のパンツ型おむつを着用したときの当該パンツ型おむつの形状を概略的に示す斜視図である。
【図2】図2(A)は、補強シートの一例を概略的に示す正面図であり、図2(B)は、図2(A)に示したIIB−IIB線に沿った断面を概略的に示す断面斜視図である。
【図3】第2実施形態のパンツ型おむつを着用したときの当該パンツ型おむつの形状を概略的に示す斜視図である。
【図4】図3に示したパンツ型おむつのサイド接合部において腹側部と背側部とを互いに剥離させたときの背側部を部分的に示す概略図である。
【図5】図5(A)は、保護シートの一例を概略的に示す正面図であり、図5(B)は、図5(A)に示したVB−VB線に沿った断面を概略的に示す断面斜視図である。
【符号の説明】
1 表面シート
3 外層シート
3a 第1外層シート
3b 第2外層シート
5 吸収体
10 腹側部
13 背側部
15a、15b 接合部(サイド接合部)
17、17a 接合領域
20 ウエスト開口部
30 レッグ開口部
50、60 パンツ型おむつ

Claims (5)

  1. 着用者の胴が通されるウエスト開口部と、着用者の下肢が通される左右1対のレッグ開口部とを有し、着用時に着用者の肌に当てられる側に液透過性の表面シートが配され、前記着用時に外表面となる側に液不透過性の外層シートが配され、前記表面シートと前記外層シートとの間に液保持性の吸収体が介在しているパンツ型おむつであって、
    最大距離が15mm以上50mm以下の補助開口部を少なくとも1つ有し、
    前記補助開口部におけるウエスト開口部側の端部が、前記吸収体よりもウエスト開口部側に位置しているパンツ型おむつ。
  2. 前記着用時に着用者の腹側に位置する腹側部に前記補助開口部を複数有し、これらの補助開口部が略左右対称に配置されている請求項1に記載のパンツ型おむつ。
  3. 緊張状態下での前記補助開口部が、身幅方向と交差する方向に延在するスリット状を呈し、
    該補助開口部の幅を少なくとも着用時に広げることができる開口用弾性部材を有する請求項1または2に記載のパンツ型おむつ。
  4. 前記着用時に着用者の腹側に位置する腹側部と前記着用者の背側に位置する背側部それぞれの両側縁部同士が接合されてウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されていると共に、前記腹側部と前記背側部との接合部の少なくとも一方において、互いに近接する2つの接合領域の間隔を所定長にすることによって前記補助開口部が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のパンツ型おむつ。
  5. 前記2つの接合領域のうちで前記ウエスト開口部側に位置する接合領域での接合面積が、該接合領域と隣り合う他の接合領域での接合面積よりも広い請求項4に記載のパンツ型おむつ。
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