JP5129444B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、前身頃の側縁と後身頃の側縁とを重ねて接合することにより形成されるパンツ型の使い捨ておむつに関し、特に、履き心地の良さと高い接合強度を兼ね備えたパンツ型使い捨ておむつに関する。
近年、使い捨ておむつの品質は飛躍的に向上し、乳幼児の多くが使い捨ておむつを着用している。使い捨ておむつとしては、テープを備えるタイプ(テープ型)とパンツ形状をしたタイプ(パンツ型)の二種類が存在する。テープ型の使い捨ておむつは、腰周りの二箇所をテープで止めて固定するものであり、比較的低月齢の乳児を対象としている。一方、パンツ型の使い捨ておむつは、下着のパンツのように一体成形され、立ったままの状態で履かせることができるものであり、1歳〜3歳の幼児を対象としている。
これらの使い捨ておむつは、乳幼児の敏感な肌に直接触れるものであるため、肌触りが良く履き心地の良好なものが求められる。このため、より柔らかく、より薄く、そしてより軽い素材として、低目付の不織布を用いた使い捨ておむつの開発が進められている。
ところで、パンツ型の使い捨ておむつは、通常、おむつ本体の前身頃の側縁と後身頃の側縁とを重ねて接合することにより形成される。このようなパンツ型使い捨ておむつは、幼児に履かせる際あるいはその装着中に接合が解けてしまわないよう、ある一定以上の接合強度が必要とされる。この点、低目付の不織布を用いたおむつでは、低目付であるが故に高目付の不織布に比して接合強度が劣る。従って、履き心地の良さと高い接合強度の両立が課題となっている。
これに関して、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、これら両シート間に介在する吸液性コアを有し、前後身頃における吸液性コアの左右各側縁から外方へ延出する翼部分を合掌形式に重ね合わせて融着し、一体化することにより形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、翼部分を形成する裏面シートの外面に裏面シートよりも高融点の被覆シートを配置させ、被覆シートとともに翼部分の外側縁を融着する技術が開示されている(特許文献1参照)。このパンツ型使い捨ておむつによれば、融着部の表面がザラザラになって着用者の肌を刺激することがないとされている。
また、特許文献1に開示されたパンツ型使い捨ておむつの改良技術として、翼部分における表裏面シートの少なくとも一方を表裏面シートの面方向へ接合したシート部材により構成し、融着する部分の裏面シート側を表面シート側よりも高融点のシートにして融着する技術が開示されている(特許文献2参照)。このパンツ型使い捨ておむつによれば、融着部の表面がザラザラになって着用者の肌を刺激することがないうえ、おむつの外観を損ねることがないとされている。
特開平6−327713号公報 特開平6−327714号公報
しかしながら、これらの特許文献に開示された技術は、高融点のシート素材が必須であり、低目付の素材を用いたおむつを前提とした技術ではない。また、融着部の肌触りの改善を主目的としたものであって、履き心地の良さと高い接合強度との両立を目的としたものではない。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、履き心地の良さと高い接合強度を兼ね備えたパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、裏面シートとして低目付の不織布を用い、ウエスト側の接合部と脚側の接合部それぞれの合計目付量を所定の範囲内に設定することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 着用者の胴に装着されるウエスト開口部と、着用者の脚に装着される一対の脚開口部と、着用者の腹側に位置する前身頃と、着用者の背側に位置する後身頃と、前記前身頃の両側縁と前記後身頃の両側縁とが重ね合わされて接合形成され前記ウエスト開口部から下方に延びて前記脚開口部に至る一対の接合部と、を有するパンツ形状のおむつ本体を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、前記おむつ本体は、外形を形成する目付が20g/m以下の液不透過性の不織布からなる裏面シートと、この裏面シートの内側に配置され前記脚開口部同士の間を通って前記前身頃から前記後身頃に至る液透過性の不織布からなる略帯状の表面シートと、この表面シートと前記裏面シートとの間に配置され体液を吸収する略帯状の吸収性コアと、前記表面シートの両側方に配置され且つ前記裏面シートに接合されて前記前身頃及び前記後身頃の両側縁を形成する液不透過性の不織布からなるサイドシートと、を備え、前記一対の接合部のうち前記ウエスト開口部側に位置する一対のウエスト側接合部それぞれの合計目付量は、78g/m以上120g/m以下であり、且つ、前記一対の接合部のうち前記脚開口部側に位置する一対の脚側接合部それぞれの合計目付量は、65g/m以上100g/m以下であるパンツ型使い捨ておむつ。
(1)のパンツ型使い捨ておむつは、裏面シートとして20g/m以下の低目付の不織布を用いたおむつであるため、柔らかく軽量であり、履き心地に優れる。裏面シートを構成する不織布の目付が20g/mを超えると、低目付であるとは言えず、従来に比して柔らかく軽量で良好な履き心地のおむつを得ることができない。さらには、ウエスト側接合部の合計目付量を78g/m以上120g/m以下とし、脚側接合部の合計目付量を65g/m以上100g/m以下に設定したものであるため、低目付の不織布を裏面シートに用いているにも関わらず、接合部の接合強度に優れる。従って、本発明によれば、履き心地の良さと高い接合強度を兼ね備えたパンツ型使い捨ておむつを提供できる。
ウエスト側接合部及び脚側接合部の合計目付量を上記の範囲内に設定する手段としては、特に限定されない。例えば、ウエスト側接合部における裏面シートと、脚側接合部における裏面シートを別の素材で形成してもよい。また、ウエスト側接合部において、裏面シートをおむつ本体の内側に折り返して接合したり、脚側接合部において、サイドシートと裏面シートとの間にシート状の別素材を挿入して接合してもよい。
(2) 前記一対のウエスト側接合部は、前記ウエスト開口部から下方に25mm以内の領域に設けられ、前記一対の脚側接合部は、前記脚開口部から上方に25mm以内の領域に設けられる(1)記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(2)のパンツ型使い捨ておむつは、ウエスト開口部から下方に25mm以内の領域における合計目付量を78g/m以上120g/m以下とし、脚開口部から上方に25mm以内の領域における合計目付量を65g/m以上100g/m以下に設定したおむつである。即ち、高い接合強度が最も必要とされる部位の目付量を調整し、接合強度をある一定以上としたものである。従って、より良好な履き心地を確保しつつ、高い接合強度を有するおむつを提供できる。
(3) 前記裏面シートを構成する不織布の繊維の太さは、0.8dtex以上1.5dtex以下である(1)又は(2)記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(3)のパンツ型使い捨ておむつは、裏面シートを構成する繊維の太さを0.8dtex以上1.5dtex以下に設定したおむつである。即ち、従来の一般的な不織布の繊維よりも細い繊維からなる不織布を裏面シートとして用いることにより、肌触りが良く、履き心地に優れたおむつである。繊維の太さが0.8dtexより細い場合には、必要とされる接合強度が得られない。また、低目付であるため、目付ムラが生じる。一方、繊維の太さが1.5dtexより太い場合には、履き心地に優れたおむつが得られない。なお、ウエスト側接合部及び脚側接合部の合計目付量を所定範囲内に設定したものであるため、低目付で細い繊維を裏面シートに用いたおむつであるにも関わらず、接合強度に優れる。
(4) 前記一対の脚側接合部には、前記裏面シートと前記サイドシートとの間に帯状の挿入シートが配置される(1)から(3)いずれか記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(4)のパンツ型使い捨ておむつは、脚側接合部の合計目付量を65g/m以上100g/m以下の範囲内に設定するために、脚側接合部における裏面シートとサイドシートとの間に帯状の挿入シートを配置したものである。挿入シートを配置することにより、低目付の裏面シートを用いているにも関わらず、脚側接合部の合計目付量を上記の範囲内に設定でき、高い接合強度が得られる。なお、挿入シートの素材は特に限定されず、不織布の他、プラスチックフィルムであってもよい。
(5) 前記挿入シートは、不織布である(4)記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(5)のパンツ型使い捨ておむつは、挿入シートとして不織布を用いたものである。具体的には、低目付の不織布が好ましく用いられる。低目付の不織布を挿入シートとして用いることにより、脚側接合部の合計目付量を上記の範囲内に設定して高い接合強度を得ることができる。また、低目付の挿入シートであるため、柔らかく履き心地に優れたおむつが得られる。
(6) 前記挿入シートは、前記一対の脚側接合部から前記後身頃の幅方向に所定寸法延びる領域に配置される(4)又は(5)記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(7) 前記挿入シートは、前記一対の脚側接合部の一方から前記後身頃の幅方向に延びて他方に至る領域に配置される(4)から(6)いずれか記載のパンツ型使い捨ておむつ。
(6)及び(7)のパンツ型使い捨ておむつは、挿入シートの配置部位を変更したものである。挿入シートの配置部位は、脚側接合部を含む部位であれば高い接合強度を得ることができるため、脚側接合部から後身頃の幅方向に所定寸法延びる領域や、一対の脚側接合部の一方から後身頃の幅方向に延びて他方に至る領域に好適に配置される。
本発明によれば、履き心地の良さと高い接合強度を兼ね備えたパンツ型使い捨ておむつを提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第一実施形態以外の各実施形態の説明において、第一実施形態と共通する構成及び作用効果の説明については省略する。
<第一実施形態>
[パンツ型使い捨ておむつの全体構成]
本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ100の斜視図を図1に、正面図を図2に示す。また、本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ100において、接合部190を前身頃101と後身頃102とに分離したときの展開平面図を図3に示す。本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ100は、パンツ形状のおむつ本体110を備える。
[おむつ本体110]
おむつ本体110は、着用者の胴に装着されるウエスト開口部120と、着用者の脚に装着される一対の脚開口部130と、着用者の腹側に位置する前身頃101と、着用者の背側に位置する後身頃102と、前身頃101の両側縁と後身頃102の両側縁とが重ね合わされて接合形成され、ウエスト開口部120から下方に延びて脚開口部130に至る一対の接合部190と、を有する。
また、おむつ本体110は、外形を形成する目付が20g/m以下の液不透過性の不織布からなる裏面シート112と、この裏面シート112の内側に配置されて脚開口部130同士の間を通って前身頃101から後身頃102に至る液透過性の不織布からなる略帯状の表面シート111と、この表面シート111と裏面シート112との間に配置されて体液を吸収する略帯状の吸収性コア180と、表面シート111の両側方に配置され、裏面シート112に接合されて前身頃101及び後身頃102の両側縁を形成する液不透過性の不織布からなるサイドシート114と、を備える。これらの裏面シート112、表面シート111、サイドシート114、及び、吸収性コア180は、ヒートシール、超音波シール、又は、ホットメルト接着剤等を用いて適宜接合される。なお、表面シート111の両側部とサイドシート114との間には、自由端部に弾性部材を備えて起立する液不透過性の立体ギャザーが配置されているのが好ましい(図示せず)。また、おむつ本体110の両側部や後身頃102に、おむつ廃棄処理用の止着用テープ(図示せず)が設けられていてもよく、前身頃101や後身頃102には、図柄等が表示されていてもよい。
おむつ本体110は、脚開口部130の周縁に沿って前身頃101側から脚開口部130の上部を通って後身頃102側に曲線状に延びる複数本の弾性部材170を備える。また、おむつ本体110は、前身頃101及び後身頃102の一部に伸縮性を有する伸縮紐107を備えており、この伸縮紐107が伸びた状態で着用者に装着されることにより、着用者の身体に密着する。さらには、おむつ本体110には、ウエスト開口部120に沿って延びるウエストバンド109が複数本備えられる。ウエストバンド109は、ウエスト開口部120の辺縁と略平行である。伸縮紐107は、ウエストバンド109に略平行となるよう、前身頃101及び後身頃102の両側部に設けられ、おむつ本体110の幅方向にほぼ直線的に延びている。伸縮紐107及びウエストバンド109は、裏面シート112とサイドシート114との間に設けられ、伸長した状態でホットメルトにより接合される。これら弾性部材170、ウエストバンド109、及び、伸縮紐107は、伸縮自在の弾性を有するものであれば特に制限されない。例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン製の糸状ゴム、平ゴム、リボン状ゴム、熱収縮性素材、吸水収縮性繊維等種々の材料を用いることができる。
[裏面シート112、サイドシート114]
これら裏面シート112及びサイドシート114を構成するシートとしては、耐液性、肌触りの良さ、及び、通気性を確保するため、例えば、ポリプロピレン製等のスパンボンド不織布、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の繊維より構成されるスルーエアー不織布、スパンレース不織布等の他、エラストマーやコポリマーを含み伸縮性や伸長性を有する不織布や伸縮性フィルムとの複合シートが用いられる。さらには、不透水性のプラスチックフィルム、又は、これらを貼り合わせたシートを用いることもできる。プラスチックフィルムは、フィラーを混入した後、延伸することで、通気性、透湿性を確保できる。
不織布としては、ポリオレフィン系、ポリエステル系、又は、ポリアミド系等の繊維で形成されたシースコア型複合繊維の他、サイドバイサイド型複合繊維で構成された不織布を用いることができる。また、不織布の製造方法は特に限定されず、スパンボンド、ポイントボンド、スルーエアボンド、ケミカルボンド、メルトブローン、スパンレース、又は、ニードルパンチ等の方法を用いて製造されたサイドバイサイド型複合繊維を用いることもできる。
特に、裏面シート112は、吸収性コアに吸収された排泄物が外へ漏れ出すことを防止するものであり、上述したような不織布に撥水処理を施したものが用いられる。裏面シート112を、透湿性素材とすることにより、装着時のムレを低減し、不快感を解消することができる。このような材料としては、例えば、合成樹脂を膜化したシート状フィルム、無機フィラーを充填させて延伸処理を施すことにより得られる通気フィルムの他、紙及び不織布を複合したラミネート、10%〜30%の開孔を有し孔径が0.1mm〜0.6mmの範囲で毛細管を吸収性体側に向かうように配置することにより得られる通気性液遮断シート等を用いることができる。好ましくは、布のような外観を生じるようにエンボス加工された熱加工性フィルムである。
また、本実施形態で用いられる裏面シート112は、低目付の不織布から形成される。具体的には、裏面シート112を構成する液不透過性の不織布の目付は、20g/m以下の範囲内で設定される。また、裏面シート112を構成する不織布の繊維の太さは、0.8dtex以上1.5dtex以下の範囲内で設定される。これらにより、柔らかく軽量で履き心地に優れたおむつが得られる。
本実施形態において、不織布の目付の測定方法は次の通りである。先ず、測定する不織布を正確に100mm×100mmに裁断し、裁断した不織布を電子天秤にて、少数点以下第4位まで質量を測定する。そして、次式を用いて計算することにより、目付量が求められる。
Figure 0005129444
また、本実施形態では、裏面シート112として、低目付で繊維径の細い不織布を用いているため、目付にムラが生じ易く、目付ムラが生じた不織布は性能的にも外観的にも好ましくない。このため、本実施形態では、以下のようにして測定される目付CV値が2%〜6%の範囲内であることが好ましい。この範囲内であれば、性能的にも外観的にも良好な不織布が得られる。
本実施形態において、目付CV値は次のようにして求められる。先ず、不織布を50mm×1000mmに正確に裁断し、裁断した不織布の質量を測定して、上記の方法により目付換算する。そして、裁断片の短手方向での目付の平均値標準偏差を求め、標準偏差を平均値で割って100をかけることによりCV値(%)が求められる。
[表面シート111、吸収性コア180]
表面シート111としては、肌に刺激を与えない材料が好ましく、親水性の不織布が用いられる。ここでいう不織布は、スパンボンド、スパンレース、ニードルパンチ、メルトブローン、サーマルボンド、ケミカルボンド、エアースルー等の製法で製造されたものである。不織布としては、裏面シート112やサイドシート114と同様のものを用いることができる。また、レーヨン、アセテート、コットン、パルプ、又は、合成樹脂を単独又は芯鞘構造を成すように複合した繊維状シートを用いることもできる。
吸収性コア180としては、解繊パルプと高吸水性ポリマーを併用したものが好ましく用いられる他、セルロース繊維、熱可塑性樹脂、高吸水性ポリマー、熱融着性繊維等が混合されて熱処理されたものが好ましく用いられる。なお、複数の層が積層されたものである場合には、高吸水性ポリマーの存在位置は、上層、中層、下層のいずれであってもよく、また、パルプと混合されたものであってもよい。高吸水性ポリマーは、自重の20倍以上の液体を吸収して保持し得る性能を有し、ゲル化する性質を有するものが好ましい。このような高分子吸水ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体等が挙げられる。
[ウエスト側接合部191、脚側接合部192]
本実施形態における一対の接合部190は、ウエスト開口部120側に位置するウエスト側接合部191と、脚開口部130側に位置する脚側接合部192を有する。本実施形態では、ウエスト側接合部191は、ウエスト開口部120から下方に25mm以内の領域であり、脚側接合部192は、脚開口部130から上方に25mm以内の領域であることが好ましい。
本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ100の接合部190を、側面から見たときの拡大断面図を図4に示す。ただし、図4では、簡略化のため、ウエスト開口部120の辺縁に沿って設けられているウエストバンド109を省略してある。図4に示すように、本実施形態では、一対の接合部190は、裏面シート112とサイドシート114とが積層して形成されている。ウエスト側接合部191において、裏面シート112がおむつ本体110の内側に折り返されて接合されている。このため、ウエスト側接合部191は、裏面シート112が4層と、サイドシート114が2層の計6層が積層して形成されている。また、脚側接合部192は、裏面シート112が2層、サイドシート114が2層の計4層が積層して形成されている。
本実施形態では、ウエスト側接合部191の合計目付量が78g/m以上120g/m以下の範囲内となるように設定されている。即ち、裏面シート112が4層とサイドシート114が2層の計6層の合計目付量が78g/m以上120g/m以下の範囲内となるように設定されている。これにより、ウエスト側接合部191において、高い接合強度を確保できる。なお、ウエスト側接合部191における合計目付量が上記の範囲内であれば、裏面シート112がおむつ本体110の内側に折り返されずに接合されたものであってもよい。
また、本実施形態では、脚側接合部192の合計目付量が65g/m以上100g/m以下の範囲内となるように設定されている。即ち、裏面シート112が2層とサイドシート114が2層の計4層の合計目付量が65g/m以上100g/m以下の範囲内となるように設定されている。これにより、脚側接合部192において、高い接合強度を確保できる。
<第二実施形態>
本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ200の接合部290を、側面から見たときの拡大断面図を図5に示す。ただし、図4と同様に、図5では、ウエスト開口部220の辺縁に沿って設けられているウエストバンド209を省略してある。本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ200は、一対の接合部290のうち、ウエスト側接合部291を含むウエスト側と、脚側接合部292を含む脚側とで異なる2種類の裏面シート212a及び212bが用いられている点を特徴とする。それ以外の構成については、第一実施形態と同様である。
より詳しくは、接合部290において、ウエスト側接合部291を含むウエスト側では裏面シート212aが用いられ、脚側接合部292を含む脚側では裏面シート212bが用いられている。具体的には、ウエスト側接合部291及び脚側接合部292の合計目付量がそれぞれ、78g/m以上120g/m以下及び65g/m以上100g/m以下の範囲内になるように、目付量の異なる不織布が用いられる。なお、これら裏面シート212a及び裏面シート212bは、目付量の異なる同じ種類の不織布であってもよい。本実施例によれば、第一実施形態と同様の効果が得られる。
<第三実施形態>
本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ300の接合部390を、側面から見たときの拡大断面図を図6に示す。ただし、図4及び5と同様に、図6では、ウエスト開口部320の辺縁に沿って設けられているウエストバンド309を省略してある。また、本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ300の背面図を図7に示す。図6に示すように、本実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつ300は、一対の接合部390のうち、脚側接合部392を形成するサイドシート314と裏面シート312との間に、帯状の挿入シート313が挿入されている点を特徴とする。この挿入シート313は、図7に示すように、脚側接合部392から後身頃302の幅方向に所定寸法延びる領域に配置されている。挿入シート313の配置部位は、この領域内であれば特に限定されず、例えば、脚側接合部392から後身頃302の幅方向に延びて吸収性コア380との境界付近まで至る領域に配置される。これら以外の構成については、第一実施形態と同様である。
本実施形態では、挿入シート313が挿入されているため、脚側接合部392における合計目付量、即ち、2層のサイドシート314、2層の裏面シート312、及び、1層の挿入シート313の計5層の合計目付量が65g/m以上100g/m以下の範囲内となるように、裏面シート312及びサイドシート314の目付量が調整されている。挿入シート313としては、脚側接合部392における合計目付量が上記の範囲内となるものであれば特に限定されない。好ましくは、不織布が用いられ、プラスチックフィルム等も用いることができる。不織布としては、上述したような裏面シート312やサイドシート314で用いられる不織布が用いられる。挿入シート313を挿入することにより、低目付の不織布を裏面シート312として用いた場合であっても、脚側接合部392の接合強度を高めることできる。
<変形例>
本実施形態の変形例に係るパンツ型使い捨ておむつ400の背面図を図8に示す。本変形例に係るパンツ型使い捨ておむつ400は、挿入シート413の配置部位が変更された点を除き、本実施形態と同様の構成である。具体的には、一対の脚側接合部492の一方から後身頃402の幅方向に延びて他方に至る領域に、挿入シート413が配置される。即ち、後身頃402において、一対の脚側接合部492の一方から他方に直線状に連続して配置されている。本変形例によっても、本実施形態と同様の効果が得られる。
以下、本発明の実施例について説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
実施例1として、第一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつを製造した。具体的には、サイドシートとして、目付が15g/m、目付CV値が4%のSMS不織布(スパンボンド層の繊維太さが2.2〜2.3dtex(16〜19μm)、メルトブローン層の繊維太さが0.04〜0.05dtex(1.9〜2.7μm))を用いた。また、裏面シートとして、目付が19g/m、目付CV値が7%のスパンボンド不織布(繊維太さが1.2〜1.5dtex(13〜16μm))を用いた。なお、吸収体や弾性部材等の他の部材については、従来公知のものを用い、従来公知の製造方法により製造した。
<実施例2>
実施例2として、第三実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつを製造した。具体的には、サイドシートとして、目付が15g/m、目付CV値が4%のSMS不織布(スパンボンド層の繊維太さが2.2〜2.3dtex(16〜19μm)、メルトブローン層の繊維太さが0.04〜0.05dtex(1.9〜2.7μm))を用いた。また、裏面シートとして、目付が19g/m、目付CV値が7%のスパンボンド不織布(繊維太さが1.2〜1.5dtex(13〜16μm))を用いた。さらに、脚側接合部に挿入する挿入シートとして、裏面シートと同じ不織布からなる帯状の挿入シートを用いた。挿入シートは、脚側接合部から後身頃の幅方向に延びて吸収性コアとの境界に至る領域に配置した。なお、吸収体や弾性部材等の他の部材については、従来公知のものを用い、従来公知の製造方法により製造した。
<実施例3>
実施例3として、第三実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつを製造した。具体的には、サイドシートとして、目付が15g/m、目付CV値が4%のSMS不織布(スパンボンド層の繊維太さが2.2〜2.3dtex(16〜19μm)、メルトブローン層の繊維太さが0.04〜0.05dtex(1.9〜2.7μm))を用いた。また、裏面シートとして、目付が18g/m、目付CV値が6.1%のスパンボンド不織布(繊維太さが1.2〜1.3dtex(13〜16μm))を用いた。さらに、脚側接合部に挿入する挿入シートとして、裏面シートと同じ不織布からなる帯状の挿入シートを用いた。挿入シートは、脚側接合部から後身頃の幅方向に延びて吸収性コアとの境界に至る領域に配置した。なお、吸収体や弾性部材等の他の部材については、従来公知のものを用い、従来公知の製造方法により製造した。
<比較例1>
比較例1では、サイドシートとして、目付が13g/m、目付CV値が4%のSMS不織布(スパンボンド層の繊維太さが2.2〜2.3dtex(16〜19μm)、メルトブローン層の繊維太さが0.04〜0.05dtex(1.7〜2.5μm))を用いた。また、裏面シートとして、目付が23g/m、目付CV値が6%のサーマル式ポイントボンド不織布(繊維太さが1.9〜2.5dtex(17〜22μm))を用いた。なお、吸収体や弾性部材等の他の部材については、従来公知のものを用い、従来公知の製造方法により製造した。
<比較例2>
比較例2では、サイドシートとして、目付が13g/m、目付CV値が4%のSMS不織布(スパンボンド層の繊維太さが2.2〜2.3dtex(16〜19μm)、メルトブローン層の繊維太さが0.04〜0.05dtex(1.9〜2.7μm))を用いた。また、裏面シートとして、目付が18g/m、目付CV値が6.1%のスパンボンド不織布(繊維太さが1.2〜1.3dtex(13〜16μm))を用いた。なお、吸収体や弾性部材等の他の部材については、従来公知のものを用い、従来公知の製造方法により製造した。
<評価>
実施例1〜3及び比較例1〜2により得られたパンツ型使い捨ておむつについて、接合部の強度の比較を行った。接合部の強度の測定は、ウエスト側接合部を含む部位(前身頃と後身頃ともにウエスト開口部から下方に25mm、幅方向に30mmの領域)と、脚側接合部を含む部位(前身頃と後身頃ともに脚開口部から上方に25mm、幅方向に30mmの領域)とを裁断し、裁断したものの前身頃と後身頃とを、引張試験機(株式会社島津製作所製精密万能試験機「オートグラフAG−1」)のチャックに挟んだ(掴み間隔:10mm)後、剥離速度500mm/minにて行った。なお、N数を80とし、ウエスト側接合部及び脚側接合部それぞれにおける平均値、最大値及び最小値の他、両部位の接合強度の差を求めた。
評価結果を表1に示す。表1に示す通り、比較例1に係るパンツ型使い捨ておむつは、ウエスト側の接合強度が30〜31N/25mmと大きく、おむつ廃棄時に接合部から破り難いものであった。また、比較例2に係るパンツ型使い捨ておむつは、脚側の接合強度の最小値が7〜9N/25mmと小さく、おむつ装着時に接合部から破れ易いものであった。これに対して、本実施例に係るパンツ型使い捨ておむつは、脚側接合部及びウエスト側接合部ともに適度な接合強度を有することが確認された。
Figure 0005129444
第一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 第一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの正面図である。 接合部を前身頃と後身頃とに分離した第一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの展開平面図である。 第一実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの接合部を横から見たときの拡大断面図である。 第二実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの接合部を横から見たときの拡大断面図である。 第三実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの接合部を横から見たときの拡大断面図である。 第三実施形態に係るパンツ型使い捨ておむつの背面図である。 第三実施形態の変形例に係るパンツ型使い捨ておむつの背面図である。
符号の説明
100、200、300、400 パンツ型使い捨ておむつ
101、201、301、401 前身頃
102、202、302、402 後身頃
107、207、307、407 伸縮紐
109、209、309、409 ウエストバンド
110、210、310、410 おむつ本体
120、220、320、420 ウエスト開口部
130、230、330、430 脚開口部
114、214、314、414 サイドシート
112、212、312、412 裏面シート
111、211、311、411 表面シート
170、270、370、470 弾性部材
180、280、380、480 吸収性コア
313、413 挿入シート
190、290、390、490 接合部
191、291、391、491 ウエスト側接合部
192、292、392、492 脚側接合部

Claims (4)

  1. 着用者の胴に装着されるウエスト開口部と、着用者の脚に装着される一対の脚開口部と、着用者の腹側に位置する前身頃と、着用者の背側に位置する後身頃と、前記前身頃の両側縁と前記後身頃の両側縁とが重ね合わされて接合されて形成され前記ウエスト開口部から下方に延びて前記脚開口部に至る一対の接合部と、を有するパンツ形状のおむつ本体を備えたパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記おむつ本体は、外形を形成する目付が20g/m以下の液不透過性の不織布からなる裏面シートと、この裏面シートの内側に配置され前記脚開口部同士の間を通って前記前身頃から前記後身頃に至る液透過性の不織布からなる略帯状の表面シートと、この表面シートと前記裏面シートとの間に配置され体液を吸収する略帯状の吸収性コアと、前記表面シートの両側方に配置され且つ前記裏面シートに接合されて前記前身頃及び前記後身頃の両側縁を形成する液不透過性の不織布からなるサイドシートと、を備え、
    前記一対の接合部は、前記裏面シート及び前記サイドシートを含み、前記前身頃側の前記サイドシートと前記後身頃側の前記サイドシートとが対向して接合されて形成されると共に、前記ウエスト開口部側から下方に25mm以内の領域に設けられる一対のウエスト側接合部と、前記脚開口部から上方に25mm以内の領域に設けられる脚側接合部と、を有し、
    前記ウエスト側接合部において、前記前身頃側の前記裏面シートと前記後身頃側の前記裏面シートとは、それぞれ前記おむつ本体の内側に折り返されて接合されており、
    前記ウエスト側接合部は、4層の前記裏面シートと2層の前記サイドシートとが積層して形成されており、前記脚側接合部は、2層の前記裏面シートと2層の前記サイドシートとが積層して形成されており、
    前記ウエスト側接合部を形成するシートの合計目付量は、78g/m以上120g/m以下であり、且つ、前記脚側接合部を形成するシートの合計目付量は、65g/m以上100g/m以下であり、
    前記一対の脚側接合部は、前記裏面シートと前記サイドシートとの間に更に、帯状の挿入シートを含んで形成されており、
    前記挿入シートは、不織布又はフィルムからなり、
    前記挿入シートは、前記脚側接合部から前記後身頃の幅方向に延びて前記吸収性コアの境界付近まで至る領域に配置されているパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記裏面シートを構成する不織布の繊維の太さは、0.8dtex以上1.5dtex以下である請求項1記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記ウエスト側接合部を含むウエスト側と前記脚側接合部を含む脚側とで、異なる種類の前記裏面シートが用いられている請求項1又は2記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記異なる種類は目付である請求項3記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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