JPH111943A - 作業機械の安全装置 - Google Patents

作業機械の安全装置

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JPH111943A
JPH111943A JP15529797A JP15529797A JPH111943A JP H111943 A JPH111943 A JP H111943A JP 15529797 A JP15529797 A JP 15529797A JP 15529797 A JP15529797 A JP 15529797A JP H111943 A JPH111943 A JP H111943A
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JP
Japan
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switched
gate lock
lever
turned
switch
Prior art date
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JP15529797A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Date
謙一郎 伊達
Hiroshi Kubota
浩史 久保田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業機械の安全装置において、ゲートロック
部材のロック解除位置への操作に伴ってアクチュエータ
が作動することを防止する。 【解決手段】 ゲートロック部材10がロック解除位置
にあるときは切換弁11がa位置に切換わり、圧力スイ
ッチ12がオンとなって電磁弁15,16がb位置に切
換わり、これにより操作レバー4aの操作に応じて走行
モータ2が回転する。ゲートロック部材10がロック位
置にあるときは、圧力スイッチ12がオフとなるため、
操作レバー4aが操作されて圧力スイッチ19がオンと
なれば電磁弁15,16はa位置に切換わる。この状態
において操作レバー4aが操作されると、圧力スイッチ
19がオンとなり、警報が発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラクレー
ン、油圧ショベル、フォークリフト等の作業機械の安全
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クローラクレーン等の作業機械の
安全装置として、運転席への乗降経路に突出したロック
解除位置と、乗降経路から後退したロック位置との間で
操作可能なゲートロックレバーを設け、このレバーがロ
ック解除位置にあるときは操作レバーの操作に応答した
各種のアクチュエータ(例えば油圧モータや油圧シリン
ダ)の作動を許容し、ゲートロックレバーがロック位置
に操作されたときは操作レバーの操作に拘わりなくアク
チュエータを強制停止させるものが知られている(例え
ば特開平4−250230号公報参照)。この種の装置
では、ゲートロックレバーがロック解除位置にあると運
転席への乗降が妨げられるので、オペレータが運転席か
ら離れる際にはゲートロックレバーが必然的にロック位
置へ操作される。したがって、オペレータが不在の状態
でアクチュエータが作動するおそれがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、クローラク
レーンや油圧ショベルにおいては、三以上のアクチュエ
ータの同時駆動が要求される作業があり、この場合、一
人のオペレータが三本以上の操作レバーを一度に操作す
ることができないため、各アクチュエータの操作レバー
を操作位置(アクチュエータの作動を指示する位置)に
拘束するデテント機構が設けられる。このようなデテン
ト機構付きの作業機械に上述したゲートロックレバーに
よる安全装置を設けた場合、オペレータが運転席に乗り
込んだ時点で操作レバーが既に操作位置に拘束され、こ
れに気付かずにオペレータがゲートロックレバーをロッ
ク解除位置に操作すると、オペレータの意思に拘わりな
くアクチュエータが作動を開始する不都合が生じる。特
に多数の操作レバーが乗降経路に近接して並べられた場
合には、降車前にオペレータが全ての操作レバーを中立
位置へ戻しても、降車時にオペレータと操作レバーとが
接触して操作レバーが操作位置へ移動するおそれがあ
り、この時点ではゲートロックレバーがロック位置に操
作されてアクチュエータが強制停止状態にあるため、操
作レバーの操作位置への移動にオペレータが気が付か
ず、強制停止の解除時に上述した不都合が生じるおそれ
が高い。
【0004】本発明の目的は、ゲートロック部材をロッ
ク解除位置へ解除する際の安全性を従来よりも高めた作
業機械の安全装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2を参照して説明すると、請求項1の発明は、
ロック解除位置およびロック位置に操作可能なゲートロ
ック部材10と、ゲートロック部材10がロック位置の
ときに作業機械のアクチュエータ2を強制停止させる強
制停止手段12,15,16とを備えた作業機械の安全
装置に適用され、ゲートロック部材10がロック位置に
あり、かつアクチュエータ2の操作部材4aが操作位置
にあるときに警報を発する警報手段21を備えたことに
より上記目的を達成する。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る安全装置の油圧回路を示す図、図2はその電気回
路図である。図1に示すように、本実施の形態に係る建
設機械の安全装置の油圧回路は、油圧ポンプおよびリリ
ーフ弁を含む油圧源1と、油圧源1から吐出される圧油
によって駆動される走行用油圧モータ2(以下走行モー
タ2とする)と、油圧源1から走行モータ2に供給され
る圧油の流れを制御する方向制御弁3と、オペレータが
指令を入力する操作レバー4aを備えた操作器4と、操
作器4の操作量を方向制御弁3に伝達するパイロット油
圧回路へ圧油を供給するパイロット油圧源7とを備えて
いる。
【0008】油圧源7から他の操作器8へ圧油を供給す
るための管路9には、ゲートロックレバー10により切
換わる切換弁11と、管路9に圧が生じたときにオンす
る圧力スイッチ12とが設けられている。また、方向制
御弁3のパイロットポート3a,3bに圧油を供給する
管路13,14には、電磁弁15,16および管路1
3,14を連通させる管路17が設けられ、管路17に
は、シャトル弁18とシャトル弁18から取り出された
管路17の圧力によってオンする圧力スイッチ19とが
設けられている。この圧力スイッチ19は方向制御弁3
が操作を開始する圧力よりも低い圧力でオンするもので
ある。
【0009】方向制御弁3は、それぞれのパイロット室
3a,3bにパイロット圧が作用しないとき、ばね3c
により図示の中立位置に保持される。方向制御弁3が中
立位置のときは油圧源1からの圧油が走行モータ2に供
給されることなくタンクに戻される。方向制御弁3のパ
イロット室3aまたは3bにパイロット圧が作用すると
方向制御弁3がa位置またはb位置に切換えられて走行
モータ2に圧油が導かれ、走行モータ2が回転する。
【0010】電磁弁15,16はソレノイド部15s,
16sが消磁状態のとき管路13,14を遮断するa位
置に、励磁状態のとき管路13,14を連通するb位置
に切換わる。切換弁11は、ゲートロックレバー10が
ロック状態にあるときにa(閉)位置に切換えられ、ロ
ック解除位置にあるときにb(開)位置に切換えられ
る。
【0011】図2に示すように、本実施の形態に係る安
全装置の電気回路は、電源20と、電源20から分岐さ
れる4つの並列回路にそれぞれ設けられた警報装置21
およびリレースイッチ22と、圧力スイッチ12および
リレー23と、リレースイッチ24と、圧力スイッチ1
9およびリレー25とからなる。圧力スイッチ12およ
びリレー23とリレースイッチ24とを短絡する回路に
は電磁弁15,16のソレノイド部15s,16sが接
続されている。図2に示す回路においては、圧力スイッ
チ12がオフし、圧力スイッチ19がオンすると、リレ
ー25がオンしてリレースイッチ24はNO側へ切換え
られる。これにより、ソレノイド部15s,16sが消
磁され、電磁弁15,16はa位置に切換えられる。一
方、リレー23はオフされるため、リレースイッチ22
はNC側に切換えられ、警報装置21が通電される。圧
力スイッチ12,19が共にオフの状態においては、リ
レースイッチ24はNC側に切り換えられて、リレー2
3が作動してソレノイド部15s,16sが励磁され
る。圧力スイッチ12がオンの場合は、圧力スイッチ1
9のオン、オフに拘わらずリレー23が作動してソレノ
イド部15s,16sが励磁される。
【0012】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。ゲートロックレバー10がロック解除位置にある
場合は、切換弁11はb(開)位置に切換えられ、圧力
スイッチ12がオンとされる。操作レバー4aが中立位
置にある場合、圧力スイッチ19はオフ状態にあるた
め、リレースイッチ24はNC側に切換えられている。
したがって、リレー23がオンとなってリレースイッチ
22がNO側に切換えられるとともに、ソレノイド部1
5s,16sが励磁されて電磁弁15,16がb(開)
位置に切換えられる。このとき、警報装置21への通電
は断たれ警報は行われない。そして、操作器4の操作レ
バー4aを操作すると、その操作量に応じて油圧源7か
らの圧油が方向制御弁3のパイロットポート3a,3b
に供給されて方向制御弁3がa位置またはb位置に切換
わる。そしてこれにより、油圧源1からの圧油が走行モ
ータ2に供給されて走行モータ2が回転する。また、操
作器8を操作すれば他のアクチュエータを駆動すること
ができる。
【0013】ゲートロックレバー10がロック位置にあ
るときには、切換弁11はa(閉)位置に切換えられる
ため、圧力スイッチ12がオフとされる。このとき、操
作器8を操作してもそのアクチュエータは駆動が禁止さ
れる。操作レバー4aが中立位置にあれば、圧力スイッ
チ12と圧力スイッチ19はともにオフである。リレー
25は消磁されるため、リレースイッチ24はNC側に
切り換えられリレー23が励磁される。その結果、リレ
ースイッチ22がNO側に切り換えられて警報装置21
への通電は断たれ警報は行われない。このとき、ソレノ
イド部15s,16sは励磁されて電磁弁15,16は
b位置にある。このとき、操作レバー4aが操作された
状態にあると、シャトル弁18により高圧側が選択され
て圧力スイッチ19がオンとなり、これによりリレー2
5がオンとなってリレースイッチ24がNO側に切換え
られ、その結果、リレースイッチ22がNC側に切り換
えられて警報装置21が通電され警報が発せられる。オ
ペレータはこの警報により、操作レバー4aが操作位置
側に操作された状態にあることを知ることができる。ま
た、ソレノイド部15s,16sが消磁されて電磁弁1
5,16がa位置に切換わるため方向制御弁3のパイロ
ットポート3a,3bには圧油は供給されず、方向制御
弁3は中立位置に切換えられた状態にある。したがっ
て、走行モータ2は回転することがない。
【0014】図3はゲートロックレバー10と操作器4
の操作状態と図2の各機器の操作状態とを説明する一覧
表である。このように、本実施の形態においては、ゲー
トロックレバー10がロック位置にあり、かつ操作レバ
ー4aが操作位置に切換えられているときに警報を発す
るようにしたため、オペレータはこの警報により操作レ
バー4aを中立位置に切換える操作を行ってから下車す
ることができ、これにより、ゲートロックレバー10を
ロック解除位置に切換えた途端に、車両が走行を開始し
てしまうことを防止することができる。
【0015】なお、上記実施の形態においては、操作器
4により走行モータ2を駆動するものについて説明した
が、クレーンのブームを起伏する起伏ドラムを回転する
ための起伏モータや吊荷を巻き上げるための巻上モータ
にも上記と同様の構成を適用することができ、これによ
りゲートロックレバー10をロック解除位置に切り開け
た途端にブームが起伏を開始したり吊荷の巻き上げを開
始したりすることを防止できる。また、圧力スイッチ1
2に代えて、ゲートロックレバー10がロック位置にあ
るときに開き、ロック解除位置にあるときに閉じるスイ
ッチを用いてもよい。この場合も図2と同様の回路を用
いることができる。
【0016】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、ゲートロックレバー10がゲートロック部材を、走
行モータ2がアクチュエータを、圧力スイッチ12およ
び電磁弁15,16が強制停止手段を、警報装置21が
警報手段を構成する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ゲートロック部材がロック位置にあり、かつアクチュエ
ータの操作部材が操作位置にあるときに警報を発するよ
うにしたため、オペレータはこの警報により操作部材を
中立位置に切換えるなどの操作を行うことができ、これ
により、ゲートロック部材をロック解除位置に切換えた
途端に作業機械のアクチュエータが動き出してしまうこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る作業機械の安全装置
の油圧回路を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係る作業機械の安全装置
の電気回路を示す図
【図3】ゲートロックレバーと操作機の操作状態と各機
器の操作状態とを説明する一覧表
【符号の説明】
1,7 油圧源 2 走行モータ 3 方向制御弁 4 操作器 4a 操作レバー 10 ゲートロックレバー 11 切換弁 12,19 圧力スイッチ 15,16 電磁弁 21 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック解除位置およびロック位置に操作
    可能なゲートロック部材と、 前記ゲートロック部材が前記ロック位置のときに作業機
    械のアクチュエータを強制停止させる強制停止手段とを
    備えた作業機械の安全装置において、 前記ゲートロック部材が前記ロック位置にあり、かつ前
    記アクチュエータの操作部材が操作位置にあるときに警
    報を発する警報手段を備えたことを特徴とする作業機械
    の安全装置。
JP15529797A 1997-06-12 1997-06-12 作業機械の安全装置 Pending JPH111943A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241908A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械における誤作動防止装置
JP2011132795A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械のゲートロック回路
JP2015001071A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 日立建機株式会社 建設機械の走行警報装置
JP2018145604A (ja) * 2017-03-01 2018-09-20 株式会社日立建機ティエラ 油圧ショベル
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