JP2006241908A - 作業機械における誤作動防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性、作業性を向上できる作業機械における誤作動防止装置を提供する。
【解決手段】オペレータが機体の運転席21に着座状態か非着座状態かを判別する着座判別手段31を設ける。オペレータが操作具23,24を操作状態か非操作状態かを判別する操作判別手段55を設ける。オペレータが操作具23,24を操作しても機体のアクチュエータ38を作動させないロック状態に制御するとともにこのロック状態を解除可能なロック用電磁弁54を設ける。これらをコントローラ58に接続する。コントローラ58は、操作判別手段55が非操作状態でかつ着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54をロック状態に制御するとともに、ロック状態でも着座判別手段31が着座状態の場合はロック状態を解除し、ロック状態において着座判別手段31が非着座状態を判別した場合は、操作具23,24が操作状態となってもロック状態を維持する。
【選択図】図1
【解決手段】オペレータが機体の運転席21に着座状態か非着座状態かを判別する着座判別手段31を設ける。オペレータが操作具23,24を操作状態か非操作状態かを判別する操作判別手段55を設ける。オペレータが操作具23,24を操作しても機体のアクチュエータ38を作動させないロック状態に制御するとともにこのロック状態を解除可能なロック用電磁弁54を設ける。これらをコントローラ58に接続する。コントローラ58は、操作判別手段55が非操作状態でかつ着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54をロック状態に制御するとともに、ロック状態でも着座判別手段31が着座状態の場合はロック状態を解除し、ロック状態において着座判別手段31が非着座状態を判別した場合は、操作具23,24が操作状態となってもロック状態を維持する。
【選択図】図1
Description
本発明は、機体のアクチュエータを作動させないロック状態に制御するとともに、このロック状態を解除可能なロック手段を備えた作業機械における誤作動防止装置に関するものである。
オペレータが機体の運転席に着座しているか否かを検出する検出手段と、検出手段キャンセル用のスイッチと、オペレータが運転席に着座したときコントロールボックスを前方へ傾動させるとともに離席したとき後方へ傾動させる機構と、コントロールボックスの後方端位置をリミットスイッチにより検出して操作具によるアクチュエータ操作を不能にする操作具用ロック回路とを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、キャブの昇降口に開閉自在に設けられた通路遮断レバーが通路遮断位置にあるか開放位置にあるかによってオン/オフ作動する通路遮断レバースイッチと、オペレータが運転席に着座しているか否かによってオン/オフ作動する着座スイッチと、機体を作動するアクチュエータを制御するためのコントロール弁をパイロット操作するパイロット元圧通路中に設けられたロック用電磁弁とを設け、通路遮断レバーが通路遮断位置にあり、かつオペレータが着座状態にあるときのみ、ロック用電磁弁を連通状態に切換え、着座しないとアクチュエータを操作できないようにしたロック装置がある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、キャブの昇降口に開閉自在に設けられた通路遮断レバーが通路遮断位置にあるか開放位置にあるか否かを判別する通路遮断レバー判別手段と、オペレータが運転席に着座しているか否かを判別する着座判別手段と、機体のアクチュエータを制御するコントロール弁をパイロット操作するパイロット元圧通路中に設けられたロック用電磁弁とに加えて、オペレータがアクチュエータを作動させるべく操作具を操作しているか否かを判別する操作判別手段を設置した誤作動防止装置がある(例えば、特許文献3参照)。
この特許文献3に記載された誤作動防止装置は、着座判別手段によりオペレータが着座しておらず、かつ操作判別手段によりオペレータが操作具を操作していないと判別された場合に、ロック用電磁弁をパイロット通路遮断状態にして、アクチュエータの作動をロックするが、着座判別手段によりオペレータが着座していなくても、操作判別手段によりオペレータが操作していると判別された場合は、ロック用電磁弁をパイロット通路連通状態にロック解除して、オペレータが運転席から腰を上げて操作具を操作する場合は作業を続行できるようにしている。
さらに、特許文献3の誤作動防止装置は、オペレータがアクチュエータを操作しているか否かの判別を行うにあたり、少なくとも二つの操作具検出手段からの操作検出があることを条件にしており、これによってオペレータが操作する意図があるか否かを判別している。すなわち、オペレータがアクチュエータを操作する場合には、通常、左右両方の作業用操作レバー、あるいは左右両方の走行用操作レバー等、少なくとも二つの操作レバーを把持することを条件にしている。あるいは、一つの操作具検出手段による操作の検出で、オペレータがアクチュエータを操作していると判別することもでき、この場合には、例えば、誤って触れる可能性の少ないところに操作具検出手段を取付けたり、操作具検出手段からの検出信号が予め設定される設定時間以上入力された場合にオペレータがアクチュエータを操作していると判別する等、オペレータが意図して操作具を操作している場合と誤って触れた場合とを判別できるように配慮する点が記載されている(例えば、段落番号[0018]参照)。
特開平4−44533号公報(第5頁、第1図)
特開平10−30257号公報(第1頁、図1)
特開2004−19127号公報(第1頁、図3、4)
特許文献1の装置は、腰を運転席よりはなして操作具を操作しなければならない場合は、予め電気回路内の検出手段キャンセル用のスイッチをオン操作しておく必要があり、キャンセルしたままでは誤作動防止機能が無く、正しく機能させるには離席および着座の度にスイッチの切替操作が必要であり、操作性、作業性に問題が生じる。この切替操作を忘れた場合は誤作動防止機能が働かない。
特許文献2の装置は、オペレータが着座状態にあるときのみ、ロック用電磁弁を連通状態に切換え、着座しないとアクチュエータを操作できないので、オペレータは、深掘作業をするため腰を浮かして下方を覗き込んだ状態で作業したいときも、座席から腰を浮かして操作具を操作することができず、操作性、作業性に問題が生じる。さらに、機体稼働中の振動などにより意図せずオペレータの体が浮いた瞬間に機体が停止することになり、操作性、作業性に問題が生じる。
これに対して、特許文献3の装置は、非着座状態でもオペレータが操作具を操作している場合はアクチュエータを作動可能とするものであり、オペレータは、立ち姿勢でも操作具を操作して機体のアクチュエータを作動できるが、反面、立ち姿勢で操作具に誤って触れた場合も、アクチュエータが作動するので、これを防止するために、「オペレータが操作具を操作している」の判断は、少なくとも二つの操作具の操作が検出された場合を基にしており(段落番号[0018]前段参照)、この場合は、非着座状態で一つの操作具によりアクチュエータを操作することができず、操作性、作業性に問題が生じる。
さらに、特許文献3の装置は、一つの操作具検出手段による操作の検出で、オペレータがアクチュエータを操作していると判別することもでき、この場合には、例えば、誤って触れる可能性の少ないところに操作具検出手段を取付けたり、操作具検出手段からの検出信号が予め設定される設定時間以上入力された場合にオペレータがアクチュエータを操作していると判別する等、オペレータが意図して操作具を操作している場合と誤って触れた場合とを判別できるようにしているが(段落番号[0018]後段参照)、「誤って触れる可能性の少ないところ」は、操作しにくい場所であり、操作性、作業性に問題が生じる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、操作性、作業性を向上できる作業機械における誤作動防止装置を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、オペレータが機体の運転席に着座している着座状態か着座していない非着座状態かを判別する着座判別手段と、オペレータが操作具を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する操作判別手段と、オペレータが操作具を操作しても機体のアクチュエータを作動させないロック状態に制御するとともにこのロック状態を解除可能なロック手段と、操作判別手段が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段が規定時間以上の非着座状態を判別した場合にロック手段をロック状態に制御するとともに、このロック状態において着座判別手段が着座状態を判別した場合はロック手段のロック状態を解除し、ロック状態において着座判別手段が非着座状態を判別した場合は操作具が操作状態となってもロック状態を維持する制御手段とを具備した作業機械における誤作動防止装置であり、そして、操作判別手段が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段が規定時間以上の非着座状態を判別した場合に、制御手段は、ロック手段をロック状態に制御するとともに、ロック状態において着座判別手段が着座状態を判別した場合はロック手段のロック状態を解除するので、面倒なスイッチ切替操作が不要となり、スイッチ切替操作により操作性、作業性が損なわれることがなく、また、規定時間以上の非着座状態を判別した場合にロック状態に制御するので、オペレータが操作具を非操作状態に戻したときの機体停止時の衝撃、機体揺れによりオペレータの体が瞬間的に浮上り、意図せずオペレータの非着座状態が生じても、この非着座状態は規定時間に満たないので、ロック手段はロック状態とならず、操作性、作業性が損なわれることがなく、さらに、制御手段は、ロック状態において着座判別手段が非着座状態を判別した場合は操作具が操作状態となってもロック状態を維持するので、オペレータが非着座状態で操作具を誤って操作した場合は機体のアクチュエータが作動せず、予期しないアクチュエータ作動により操作性、作業性が損なわれることがない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の作業機械における誤作動防止装置における操作具が、機体のアクチュエータを制御するコントロール弁をパイロット操作するパイロット弁を備え、操作判別手段は、オペレータにより操作されたパイロット弁から出力されたパイロット圧を検出する圧力スイッチを備えたものであり、そして、パイロット弁からのパイロット圧を検出する圧力スイッチにより操作判別手段を構成したので、機械的スイッチよりも取付が簡単になる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の作業機械における誤作動防止装置におけるロック手段が、複数のパイロット弁にパイロット元圧を供給する共通のパイロット元圧通路中に設けられたロック用電磁弁を備えたものであり、そして、複数のパイロット弁にパイロット元圧を供給する共通のパイロット元圧通路中にロック用電磁弁を設けたので、1つのロック用電磁弁により複数のパイロット弁をロック状態にすることが可能である。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置において、ロック手段がロック状態にありかつ操作判別手段が操作状態を判別したときに警報音を発する警報手段を具備したものであり、そして、ロック手段がロック状態にありかつ操作判別手段が操作状態を判別したときは、警報手段から警報音を発することで、作業機械のオペレータに操作できないロック状態である旨の注意を促す。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置において、機体のキャブの昇降口に開閉自在に設けられた通路遮断レバーが通路遮断位置にあるか通路開放位置にあるかを判別する通路遮断レバー判別手段を具備し、制御手段は、通路遮断レバー判別手段により通路遮断レバーが通路開放位置にあると判断された場合はロック手段をロック状態に制御するものであり、そして、通路遮断レバー判別手段により通路遮断レバーが通路開放位置にある場合はロック手段をロック状態に制御し、通路遮断レバーが通路遮断位置に操作されない限り機体を作動させない。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置において、ロック手段がロック状態にありかつ着座判別手段が非着座状態を判別した場合にロック状態を解除するキャンセルスイッチを具備したものであり、そして、ロック状態でも離席したまま機体を操作したい場合は、キャンセルスイッチをオンにしてロック状態を解除することで、機体を稼働させることが可能となる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の作業機械における誤作動防止装置における制御手段が、操作判別手段が非操作状態を判別したときのみキャンセルマークを記録する機能を有するものであり、そして、操作具が非操作状態のときのみ制御手段はキャンセルマークを記録するので、操作具が操作状態にあるときは、キャンセルスイッチをオンにしてもロック状態が解除されず、キャンセルスイッチをオンにした瞬間に機体が動き出すことを防止する。
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載の作業機械における誤作動防止装置における制御手段が、キャンセルスイッチをオンにしたときは、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって非操作状態が規定時間以上か否かを判別し、非操作状態が規定時間以上の場合は、ロック手段をロック状態に制御するものであり、そして、キャンセルスイッチをオンにして非着座状態でも機体を操作する場合は、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって非操作状態を判別するので、ロック手段がロック状態に制御されるまでの非操作状態に時間的な余裕をもって、作業が続けられる。
請求項1記載の発明によれば、操作判別手段が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段が規定時間以上の非着座状態を判別した場合に、制御手段は、ロック手段をロック状態に制御するとともに、ロック状態において着座判別手段が着座状態を判別した場合はロック手段のロック状態を解除するので、面倒なスイッチ切替操作が不要となり、スイッチ切替操作により操作性、作業性が損なわれることを防止でき、また、規定時間以上の非着座状態を判別した場合にロック状態に制御するので、オペレータが操作具を非操作状態に戻したときの機体停止時の衝撃、機体揺れによりオペレータの体が瞬間的に浮上り、意図せずオペレータの非着座状態が生じても、この非着座状態は規定時間に満たないので、ロック手段はロック状態とならず、操作性、作業性が損なわれることを防止でき、さらに、制御手段は、ロック状態において着座判別手段が非着座状態を判別した場合は操作具が操作状態となってもロック状態を維持するので、オペレータが非着座状態で操作具を誤って操作した場合は機体のアクチュエータが作動せず、操作性、作業性が損なわれることを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、パイロット弁からのパイロット圧を検出する圧力スイッチにより操作判別手段を構成したので、機械的スイッチよりも取付を簡単にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、複数のパイロット弁にパイロット元圧を供給する共通のパイロット元圧通路中にロック用電磁弁を設けたので、1つのロック用電磁弁により複数のパイロット弁をロック状態にすることができる。
請求項4記載の発明によれば、ロック手段がロック状態にありかつ操作判別手段が操作状態を判別したときは、警報手段から警報音を発することで、作業機械のオペレータに操作できないロック状態である旨の注意を促すことができる。
請求項5記載の発明によれば、通路遮断レバー判別手段により通路遮断レバーが通路開放位置にある場合はロック手段をロック状態に制御し、通路遮断レバーが通路遮断位置に操作されない限り機体が作動することを防止できる。
請求項6記載の発明によれば、ロック状態でも離席したまま機体を操作したい場合は、キャンセルスイッチをオンにしてロック状態を解除することで、機体を稼働させることができる。
請求項7記載の発明によれば、操作具が非操作状態のときのみ制御手段はキャンセルマークを記録するので、操作具が操作状態にあるときは、キャンセルスイッチをオンにしてもロック状態が解除されず、キャンセルスイッチをオンにした瞬間に機体が動き出すことを防止できる。
請求項8記載の発明によれば、キャンセルスイッチをオンにして非着座状態でも機体を操作したい場合は、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって非操作状態を判別するので、ロック手段がロック状態に制御されるまでの非操作状態に時間的な余裕をもって、作業を続行できる。
以下、本発明を、図面に示される一実施の形態を参照しながら説明する。
図4は、本発明に係る作業機械としての油圧ショベルの機体10を示し、下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に設けられ、この上部旋回体12の前部上に作業装置13およびキャブ14が搭載され、上部旋回体12の後部上にエンジンおよびこのエンジンにより駆動される油圧ポンプ、発電機などを備えた動力装置15およびカウンタウエイト16が搭載されている。
下部走行体11には、左右の履帯を駆動する走行モータ(図示せず)がそれぞれ設けられ、この下部走行体11に対し上部旋回体12には、この上部旋回体12を旋回駆動する旋回モータ(図示せず)が設けられ、作業装置13には、上部旋回体12に対し上下方向回動自在に軸支されたブーム17を回動するブームシリンダ17c、ブーム17の先端に回動自在に軸支されたアーム18を回動するアームシリンダ18c、アーム18の先端に回動自在に軸支されたバケット19を回動するバケットシリンダ19cなどのアクチュエータが設けられている。
図1に示されるように、この機体10に搭載されたキャブ14の内部には、オペレータが座る運転席21が設置され、この運転席21の左右両側部にコンソールボックス22がそれぞれ配置され、これらのコンソールボックス22上にレバー操作型の作業用の操作具23がそれぞれ設置され、運転席21の前方床面にペダルおよびレバー両操作型の走行用の操作具24が設置され、運転席21の前方右側に空調風吹出口体27が配置され、この空調風吹出口体27の上部に入力機能を有する警報手段を兼ねたモニタ28が設置されている。
キャブ14の昇降口側に位置する一側のコンソールボックス22またはこのコンソールボックス22の下部のキャブ床面には、キャブ14の昇降口を開閉する通路遮断レバー29が開閉自在に設けられている。この通路遮断レバー29は、オペレータが機体10に昇降するために通路開放位置(図1の実線位置)に下げてある場合は、操作具23,24を操作しても油圧回路が機能しないように油圧ロックするための油圧ロックレバーである。
運転席21の着座面には、オペレータが運転席21に着座している着座状態か着座していない非着座状態(すなわち離席状態)かを判別する着座センサなどの着座判別手段31が設けられ、また、一方の操作具23の上端部には、警笛を鳴らすホーンスイッチと兼用のキャンセルスイッチ32が設けられ、また、通路遮断レバー29の取付部分には、通路遮断レバー29が通路遮断位置(図1の2点鎖線位置)にあるか通路開放位置(同実線位置)にあるかを判別するリミットスイッチなどの通路遮断レバー判別手段33が設けられている。
前記動力装置15内に設置されたエンジン34により駆動されるメインポンプ35は、タンク36内の作動油をコントロール弁37に加圧供給し、このコントロール弁37は、走行モータ(図示せず)、旋回モータ(図示せず)、ブームシリンダ17c、アームシリンダ18c、バケットシリンダ19cなどのアクチュエータ38に給排制御される作動油を方向制御および流量制御して、アクチュエータ38の動作を制御する。
図2に示されるように、コントロール弁37は、弁本体41内に、各アクチュエータ38に対応する数のスプールなどの可動弁42が摺動自在に嵌合され、これらの各可動弁42は、リターンスプリング43により各アクチュエータ38を停止させる中立位置に復帰されるとともに、操作具23または24により手動操作されたパイロット弁44からパイロット圧出力通路45を経て供給されるパイロット圧を受けてリターンスプリング43に抗して可動弁42を変位させる受圧部46を備えている。
パイロット弁44は、エンジン34によりメインポンプ35と共に駆動されるパイロットポンプ47からパイロット元圧通路48を経て供給されたパイロット元圧(またはパイロット1次圧)を、操作具23または24の操作量にほぼ比例するパイロット圧(またはパイロット2次圧)まで減圧制御して前記パイロット圧出力通路45に出力する手動減圧弁である。
このパイロット弁44にパイロット元圧を供給するパイロット元圧通路48中には、パイロット元圧を設定圧に制御するリリーフ弁51と、外部からの電気信号(電流)をソレノイド52に受けて変位することで、パイロット元圧通路48をタンク通路53に連通するタンク位置Тから、パイロット元圧通路48を短絡させる連通位置Pに切換わるロック手段としてのロック用電磁弁54とが設けられている。
このロック用電磁弁54は、ソレノイド52への通電をオフにして図1に示されたロック状態にあるときは、パイロット弁44にパイロット元圧を供給しないので、オペレータが操作具23または24を操作してもコントロール弁37の各可動弁42を変位させることができず、したがって、機体10のアクチュエータ38を作動させないロック状態に制御できる。一方、このロック用電磁弁54が、ソレノイド52への通電をオンにして連通位置Pに切換わると、上記のロック状態を解除できる。
図1に戻って、各パイロット弁44のパイロット圧出力通路45に、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する操作判別手段55がそれぞれ設置されている。
これらの操作判別手段55は、各パイロット弁44のパイロット圧出力通路45に、シャトル弁56を介し圧力スイッチ57が接続されたもので、オペレータにより、少なくとも1つのパイロット弁44が一方向または他方向のいずれかの方向に操作されると、2つのパイロット圧出力通路45のいずれかより各可動弁42に対し出力されたパイロット圧を、シャトル弁56により外部へ導出して、圧力スイッチ57により検出することができる。
また、機体10に搭載された制御手段としてのコントローラ58の入力部に対して、オペレータが着座状態か否かを判別する着座センサなどの着座判別手段31と、ホーンスイッチと兼用させたキャンセルスイッチ32と、通路遮断レバー29が通路遮断位置にあるか否かを判別するリミットスイッチなどの通路遮断レバー判別手段33と、操作具23または24が操作状態か否かを判別する操作判別手段55の圧力スイッチ57とがそれぞれ接続されている。
一方、コントローラ58の出力部には、機体10の稼働情報および不具合情報などを表示したり音声出力するモニタ28、ロック用電磁弁54のソレノイド52、警笛を鳴らすホーン59などが接続されている。モニタ28は、ロック用電磁弁54がロック状態にありかつ操作判別手段55の圧力スイッチ57が操作状態を判別したときに警報音を発するアラーム機能を有する警報手段でもある。
次に、図3に示されたフローチャートを参照しながら、コントローラ58の機能を説明する。なお、このフローチャート中に記入した丸数字は、制御手順を示すステップ番号である。
(ステップ1)
通路遮断レバー判別手段33により、通路遮断レバー29が通路遮断位置(図1の2点鎖線位置)にあるか通路開放位置(同実線位置)にあるかを判別する。
通路遮断レバー判別手段33により、通路遮断レバー29が通路遮断位置(図1の2点鎖線位置)にあるか通路開放位置(同実線位置)にあるかを判別する。
(ステップ2)
ステップ1で通路遮断レバー29が通路遮断位置にある場合は、着座判別手段31により、オペレータが運転席21に着座している着座状態か着座していない非着座状態かを判別する。
ステップ1で通路遮断レバー29が通路遮断位置にある場合は、着座判別手段31により、オペレータが運転席21に着座している着座状態か着座していない非着座状態かを判別する。
(ステップ3)
ステップ2でオペレータが非着座状態にある場合は、キャンセルスイッチ32が操作されてキャンセルマークが記録されているか否かを判別する。
ステップ2でオペレータが非着座状態にある場合は、キャンセルスイッチ32が操作されてキャンセルマークが記録されているか否かを判別する。
(ステップ4)
ステップ3でキャンセルマークが無い場合は、操作判別手段55の圧力スイッチ57により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。
ステップ3でキャンセルマークが無い場合は、操作判別手段55の圧力スイッチ57により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。
(ステップ5)
ステップ4で操作判別手段55が操作具23または24の非操作状態を判別した場合は、着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別したか否かを判断する。
ステップ4で操作判別手段55が操作具23または24の非操作状態を判別した場合は、着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別したか否かを判断する。
(ステップ6)
ステップ4で操作判別手段55が非操作状態を判別し、かつステップ5で着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電が停止されるので(オフとなり)、ロック用電磁弁54は、図1に示されたタンク位置Тに復帰してロック状態となる。
ステップ4で操作判別手段55が非操作状態を判別し、かつステップ5で着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電が停止されるので(オフとなり)、ロック用電磁弁54は、図1に示されたタンク位置Тに復帰してロック状態となる。
(ステップ7)
操作判別手段55により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。
操作判別手段55により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。
(ステップ8)
ステップ6でロック用電磁弁54がロック状態となって誤作動防止機能が働いた後、ステップ7でオペレータが操作具23または24をレバー操作したと判断された場合は、モニタ28のアラーム機能が作動して警報音が発せられ、オペレータに注意を促す。このステップ8は、ステップ1に戻る。
ステップ6でロック用電磁弁54がロック状態となって誤作動防止機能が働いた後、ステップ7でオペレータが操作具23または24をレバー操作したと判断された場合は、モニタ28のアラーム機能が作動して警報音が発せられ、オペレータに注意を促す。このステップ8は、ステップ1に戻る。
(ステップ9)
ステップ1で通路遮断レバー29が通路開放位置(図1の実線位置)にあると判断された場合は、いかなる場合も、ソレノイド52への通電が停止され、ロック用電磁弁54がロック状態となる。
ステップ1で通路遮断レバー29が通路開放位置(図1の実線位置)にあると判断された場合は、いかなる場合も、ソレノイド52への通電が停止され、ロック用電磁弁54がロック状態となる。
(ステップ10)
ステップ2でオペレータが運転席21に着座している着座状態と判別された場合は、キャンセルマークの記録が削除される。
ステップ2でオペレータが運転席21に着座している着座状態と判別された場合は、キャンセルマークの記録が削除される。
(ステップ11)
ステップ10でキャンセルマークの記録が削除された後、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電がなされ(オンとなり)、ロック用電磁弁54が連通位置Pに切換わり、ロック状態が解除され、ステップ1に戻る。
ステップ10でキャンセルマークの記録が削除された後、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電がなされ(オンとなり)、ロック用電磁弁54が連通位置Pに切換わり、ロック状態が解除され、ステップ1に戻る。
(ステップ12)
ステップ7で操作具23,24が非操作状態であると判断された場合は、キャンセルスイッチ32がオン操作された否かを判断する。キャンセルスイッチ32がオフのときは、そのままステップ1に戻り、ステップ2を経てステップ3からステップ4に進む。
ステップ7で操作具23,24が非操作状態であると判断された場合は、キャンセルスイッチ32がオン操作された否かを判断する。キャンセルスイッチ32がオフのときは、そのままステップ1に戻り、ステップ2を経てステップ3からステップ4に進む。
(ステップ13)
ステップ12でキャンセルスイッチ32がオン操作された場合は、キャンセルマークが記録される。
ステップ12でキャンセルスイッチ32がオン操作された場合は、キャンセルマークが記録される。
(ステップ14)
ステップ13でキャンセルマークが記録された後、ロック用電磁弁54がソレノイド52への通電オンにより連通位置Pに切換わり、ステップ6でのロック状態が解除される。このステップ14は、ステップ1に戻る。
ステップ13でキャンセルマークが記録された後、ロック用電磁弁54がソレノイド52への通電オンにより連通位置Pに切換わり、ステップ6でのロック状態が解除される。このステップ14は、ステップ1に戻る。
(ステップ15)
ステップ3において、ステップ13でのキャンセルマークの記録が有ると判別された場合はステップ15に移り、操作判別手段55により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。操作具23または24が操作状態の場合は、ステップ14のロック解除された状態が維持される。
ステップ3において、ステップ13でのキャンセルマークの記録が有ると判別された場合はステップ15に移り、操作判別手段55により、オペレータが操作具23または24を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する。操作具23または24が操作状態の場合は、ステップ14のロック解除された状態が維持される。
(ステップ16)
ステップ15で非操作状態と判別された場合は、その非操作状態が規定時間以上継続しているか否かを判断する。この非操作状態を判断する際の規定時間は、ステップ5で非着座状態を判別する際の規定時間より大きく設定し、非操作状態が設定された規定時間未満であれば、ステップ15に戻って、ステップ14のロック解除された状態が維持される。
ステップ15で非操作状態と判別された場合は、その非操作状態が規定時間以上継続しているか否かを判断する。この非操作状態を判断する際の規定時間は、ステップ5で非着座状態を判別する際の規定時間より大きく設定し、非操作状態が設定された規定時間未満であれば、ステップ15に戻って、ステップ14のロック解除された状態が維持される。
(ステップ17)
ステップ16で非操作状態が規定時間以上継続した場合は、モニタ28のアラーム機能が作動して警報音が発せられ、オペレータに注意を促す。
ステップ16で非操作状態が規定時間以上継続した場合は、モニタ28のアラーム機能が作動して警報音が発せられ、オペレータに注意を促す。
(ステップ18)
ステップ17で警報音が発せられた後、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電が停止され、ロック用電磁弁54が図1に示されたロック状態に戻る。
ステップ17で警報音が発せられた後、ロック用電磁弁54のソレノイド52への通電が停止され、ロック用電磁弁54が図1に示されたロック状態に戻る。
(ステップ19)
ステップ13のキャンセルマークの記録が削除された後、ステップ7に戻る。
ステップ13のキャンセルマークの記録が削除された後、ステップ7に戻る。
以上のフローチャートに示されるように、本発明の制御手段としてのコントローラ58は、通路遮断レバー判別手段33により通路遮断レバー29が図1に実線で示された通路開放位置にあると判別された場合は、ロック用電磁弁54を無条件で図1に示されたロック状態に制御する機能を有する(ステップ9)。
コントローラ58は、ロック状態においても着座判別手段31が着座状態を判別した場合はロック用電磁弁54のロック状態を解除する機能を有する(ステップ11)。
コントローラ58は、操作判別手段55が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54を図1に示されたロック状態に制御する機能を有し(ステップ6)、また、このロック用電磁弁54がロック状態にあって着座判別手段31が非着座状態を判別した場合は操作具23または24が操作状態となってもロック状態を維持するとともに、ロック用電磁弁54がロック解除された状態にあって操作具23または24が操作状態の場合は、そのロック解除された状態を維持する機能を有する(ステップ4で操作)。例えば、通常のロック解除されたレバー操作状態で離席しても、ロック解除された状態が維持され、ロック用電磁弁54がロック状態に制御されることなく、操作を続行できる。
コントローラ58は、操作判別手段55が非操作状態を判別したときのみキャンセルマークを記録する機能を有する(ステップ12)。
コントローラ58は、ロック用電磁弁54がロック状態にありかつ着座判別手段31が非着座状態を判別した場合でも、キャンセルスイッチ32を押す(オンにする)ことでロック状態を解除する機能を有する(ステップ14)。
コントローラ58は、キャンセルスイッチ32をオンにしたときは、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって、非操作状態が規定時間以上か否かを判別し、規定時間以上の非操作状態を判別した場合は、ロック用電磁弁54をロック状態に制御する機能を有する(ステップ18)。
次に、図示された実施の形態の作用を説明する。
ロック用電磁弁54が図1に示されたタンク位置Тのロック状態(すなわち油圧ロック状態)にあり(ステップ6)、着座センサなどの着座判別手段31がオペレータの着座状態を認識できない非着座状態の場合は、通路遮断レバー29が通路遮断位置(2点鎖線位置)にあっても、ロック用電磁弁54のロック状態を解除できず、ロック用電磁弁54はタンク位置Тにある(ステップ1〜8)。
一方、着座判別手段31がオペレータの着座状態を認識すると、通路遮断レバー29が通路遮断位置にあることを条件に、ロック用電磁弁54のソレノイド52に通電がなされ、ロック用電磁弁54は、パイロット元圧をパイロット弁44に供給する連通位置Pに切換わるので、ロック状態が解除される(ステップ11)。
非操作状態で着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を感知して、ロック用電磁弁54がロック状態に切換わった場合は(ステップ6)、その後、オペレータが操作具23,24をレバー操作しても、モニタ28のアラーム機能が作動して警報音が発せられ、オペレータに注意を促すとともに(ステップ8)、ロック状態が維持されて機体10は稼働しない(ステップ4で操作)。
一方、着座により、いったんロック状態が解除された場合は(ステップ11)、機体10の稼働中(操作具23,24のレバー操作中)に着座判別手段31が非着座状態を感知しても、オペレータが意図して離席したものと判断して、ロック用電磁弁54のロック解除は維持される(ステップ4で操作)。
また、操作具23,24を中立位置に高速復帰させ非操作状態にすると、機体10も急速停止して、その時のショックで揺れ動くので、オペレータの体が運転席21から一瞬浮上がるような非着座状況が発生することもあるが、このような非着座状態は瞬間的なもので短時間であるから、ロック用電磁弁54のロック解除は維持される(ステップ5でNO)。
一方、非操作状態で継続的に離席して、ロック用電磁弁54がロック状態に切換わった場合は(ステップ6)、意図せず操作具23,24のレバーなどに触れたような場合でも、ロック状態が維持されて機体10が稼働することはなく、誤作動防止が図れる(ステップ4で操作)。
また、離席したまま機体10を稼働させたい場合は、キャンセルスイッチ32を操作することにより、ロック用電磁弁54のロック状態は強制解除されて、操作可能となる(ステップ14)。
このキャンセルスイッチ32は、操作具23,24が非操作状態でないと機能せず(ステップ7で非操作)、操作具23,24が操作状態のときにキャンセルスイッチ32を押した瞬間に機体10が動き出すような状況を防止できる。
キャンセルスイッチ32によりロック状態を強制解除してからの操作では、ステップ16における非操作状態を判別する規定時間は、通常の作業時における操作レバー中立待ち時間を許容できる長さの時間に設定し、この規定時間内で非操作状態があっても離席しての作業が通常どおりできるようにする。それでも規定時間をオーバーした場合は警報音を発した後(ステップ17)、ロック用電磁弁54をロック状態にする(ステップ18)。
フローチャート内のステップ13に「キャンセルマークの記録」を設けた理由は、通常の非着座状態かつ非操作状態では(ステップ2、4)、非着座状態がオペレータの体の一瞬の浮上りを許容する程度の短時間の規定時間を経過すると(ステップ5でYES)、直ぐにロック用電磁弁54がロック状態に切換わるが(ステップ6)、これに対して、キャンセルスイッチ32を押した場合は、非着座状態でも操作したい場合であり、この場合には、非着座状態かつ非操作状態が少しの時間継続しても、作業が続行できるようにするためである。言い換えると、ステップ5の非着座状態の規定時間よりステップ16の非操作状態の規定時間を大きく設定できるように、ステップ3でメインフローから分岐されたステップ15〜19を設けたものである。
次に、この実施の形態による効果を説明する。
操作判別手段55が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段31が規定時間以上の非着座状態を判別した場合に、コントローラ58は、ロック用電磁弁54をロック状態に制御でき、例えば、操作具23,24をレバー操作していない状態で、継続的に離席すると、ロック用電磁弁54が図1に示されたロック状態となり、誤作動防止を図れる。一方、ロック状態において着座判別手段31が着座状態を判別した場合はロック用電磁弁54のロック状態を解除するので、面倒なスイッチ切替操作が不要となり、スイッチ切替操作により操作性、作業性が損なわれることを防止できる。
ロック解除された状態で、レバー操作状態のまま離席しても、ロック解除された状態が維持され、ロック用電磁弁54がロック状態に制御されることなく、操作を続行できる。
規定時間以上の非着座状態を判別した場合にロック状態に制御するので、オペレータが操作具23,24を非操作状態に戻したときの機体停止時の衝撃、機体揺れによりオペレータの体が瞬間的に浮上り、意図せずオペレータの非着座状態が生じても、この非着座状態は上記の規定時間に満たないため、ロック用電磁弁54はロック状態に切換わることなくロック解除を維持でき、操作性、作業性が損なわれることを防止できる。すなわち、オペレータが普通に着座して作業する場合は誤作動防止が作動せず、機体振動などでオペレータの体が一瞬浮上がっても、ロック機能が働くことなく作業を続行できる。
ロック状態において着座判別手段31が非着座状態を判別した場合は、操作具23,24が操作状態となってもロック用電磁弁54がロック状態を維持するので、オペレータが非着座状態で操作具23,24を誤って操作した場合は機体10のアクチュエータ38が作動せず、予期しないアクチュエータ作動により操作性、作業性が損なわれることを防止できる。
パイロット弁44からのパイロット圧を検出する圧力スイッチ57により操作判別手段55を構成したので、機械的スイッチよりも取付を簡単にすることができる。
複数のパイロット弁44にパイロット元圧を供給する共通のパイロット元圧通路48中にロック用電磁弁54を設けたので、1つのロック用電磁弁54により複数のパイロット弁44をロック状態にすることができる。
ロック用電磁弁54がロック状態にありかつ操作判別手段55が操作状態を判別したときは、警報手段としてのモニタ28から警報音を発することで、作業機械のオペレータに操作できないロック状態である旨の注意を促すことができる。
通路遮断レバー判別手段33により通路遮断レバー29が通路開放位置にある場合はロック用電磁弁54をロック状態に制御し、通路遮断レバー29が通路遮断位置に操作されない限り機体10が作動することを防止できる。
ロック用電磁弁54がロック状態にあっても、離席したまま機体10を操作したい場合は、キャンセルスイッチ32を押す(オンにする)ことにより、ロック状態を強制解除して、機体10を稼働させることができる。
操作具23,24が非操作状態のときのみキャンセルスイッチ32が機能するので、すなわちキャンセルスイッチ32はレバー非操作状態でないと機能しないので、操作具23,24が操作状態にあるときは、キャンセルスイッチ32をオンにしてもロック状態が解除されず、キャンセルスイッチ32をオンにした瞬間に機体10が動き出すことを防止できる。
オペレータは、ロック状態にある機体10を非着座状態のまま稼働できるようにロック解除するにあたり、ホーンスイッチを兼用したキャンセルスイッチ32を操作することで、ホーン59の警笛を鳴らして、着座しないで作業を始めることを周囲に知らせることができる。
キャンセルスイッチ32をオンにして非着座状態でも機体10を操作したい場合は、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって非操作状態を判別するので、ロック用電磁弁54がロック状態に制御されるまでの非操作状態に時間的な余裕をもって、作業を続行できる。
本発明は、油圧ショベル以外の作業機械にも利用可能である。
10 機体
14 キャブ
21 運転席
23,24 操作具
28 警報手段を兼ねたモニタ
29 通路遮断レバー
31 着座判別手段
32 キャンセルスイッチ(ホーンスイッチ)
33 通路遮断レバー判別手段
37 コントロール弁
38 アクチュエータ
44 パイロット弁
48 パイロット元圧通路
54 ロック手段としてのロック用電磁弁
55 操作判別手段
57 圧力スイッチ
58 制御手段としてのコントローラ
14 キャブ
21 運転席
23,24 操作具
28 警報手段を兼ねたモニタ
29 通路遮断レバー
31 着座判別手段
32 キャンセルスイッチ(ホーンスイッチ)
33 通路遮断レバー判別手段
37 コントロール弁
38 アクチュエータ
44 パイロット弁
48 パイロット元圧通路
54 ロック手段としてのロック用電磁弁
55 操作判別手段
57 圧力スイッチ
58 制御手段としてのコントローラ
Claims (8)
- オペレータが機体の運転席に着座している着座状態か着座していない非着座状態かを判別する着座判別手段と、
オペレータが操作具を操作した操作状態か操作していない非操作状態かを判別する操作判別手段と、
オペレータが操作具を操作しても機体のアクチュエータを作動させないロック状態に制御するとともにこのロック状態を解除可能なロック手段と、
操作判別手段が非操作状態を判別した状態でかつ着座判別手段が規定時間以上の非着座状態を判別した場合にロック手段をロック状態に制御するとともに、このロック状態において着座判別手段が着座状態を判別した場合はロック手段のロック状態を解除し、ロック状態において着座判別手段が非着座状態を判別した場合は操作具が操作状態となってもロック状態を維持する制御手段と
を具備したことを特徴とする作業機械における誤作動防止装置。 - 操作具は、機体のアクチュエータを制御するコントロール弁をパイロット操作するパイロット弁を備え、
操作判別手段は、オペレータにより操作されたパイロット弁から出力されたパイロット圧を検出する圧力スイッチを備えた
ことを特徴とする請求項1記載の作業機械における誤作動防止装置。 - ロック手段は、複数のパイロット弁にパイロット元圧を供給する共通のパイロット元圧通路中に設けられたロック用電磁弁を備えた
ことを特徴とする請求項2記載の作業機械における誤作動防止装置。 - ロック手段がロック状態にありかつ操作判別手段が操作状態を判別したときに警報音を発する警報手段
を具備したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置。 - 機体のキャブの昇降口に開閉自在に設けられた通路遮断レバーが通路遮断位置にあるか通路開放位置にあるかを判別する通路遮断レバー判別手段を具備し、
制御手段は、通路遮断レバー判別手段により通路遮断レバーが通路開放位置にある場合はロック手段をロック状態に制御する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置。 - ロック手段がロック状態にありかつ着座判別手段が非着座状態を判別した場合にロック状態を解除するキャンセルスイッチ
を具備したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の作業機械における誤作動防止装置。 - 制御手段は、操作判別手段が非操作状態を判別したときのみキャンセルマークを記録する機能を有する
ことを特徴とする請求項6記載の作業機械における誤作動防止装置。 - 制御手段は、キャンセルスイッチをオンにしたときは、非着座状態の判別に用いる規定時間よりも大きな規定時間によって非操作状態が規定時間以上か否かを判別し、非操作状態が規定時間以上の場合は、ロック手段をロック状態に制御する
ことを特徴とする請求項6または7記載の作業機械における誤作動防止装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2005061543A JP2006241908A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 作業機械における誤作動防止装置 |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006241908A true JP2006241908A (ja) | 2006-09-14 |
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| JP2005061543A Pending JP2006241908A (ja) | 2005-03-04 | 2005-03-04 | 作業機械における誤作動防止装置 |
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