JPH11193023A - 折畳み可能な搬送用箱 - Google Patents

折畳み可能な搬送用箱

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JPH11193023A
JPH11193023A JP36956197A JP36956197A JPH11193023A JP H11193023 A JPH11193023 A JP H11193023A JP 36956197 A JP36956197 A JP 36956197A JP 36956197 A JP36956197 A JP 36956197A JP H11193023 A JPH11193023 A JP H11193023A
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bent
fold line
plate
substantially rectangular
reinforcing
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JP36956197A
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Motomasa Oritani
元征 折谷
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ORITANI KK
Original Assignee
ORITANI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を搬送する場合は組立て状態とし、商品
の搬送後は、折畳み状態で返送でき、何回でも繰返し再
使用でき、無駄なく、経済的に優れ、構成簡素で、十分
な強度及び剛性も備え、コンパクトな折畳み状態で、周
壁部の強度及び剛性を高められ、堅牢性、耐久性のある
搬送用箱を提供する。 【解決手段】 周壁部と底壁部と蓋部とからなる略直方
体状の箱本体を有し、周壁部の一対の折曲側板2の折曲
線18を介して折畳み可能に構成した搬送用箱Sであっ
て、一対の折曲側板2の内側面に密接可能な一対の補強
側板3を、折目線10を介して周壁部の一対の基板1に
夫々取付け、折曲線18での折曲側板2の折曲げと共
に、一対の補強側板3を一対の基板1の内側面に夫々密
接せしめるようにして箱本体が折畳めるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、商品(例え
ば、同一商品)が継続的に一方向に流通しているような
場合(例えば、メーカーから問屋に、或いは、問屋から
小売店に、或いは、メーカーから小売店に商品が流通す
るような場合)に、その搬送用箱として最適となるよう
に工夫した折畳み可能な搬送用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を搬送する箱としては、ダン
ボール箱が一般的に利用されている。そして、普通のダ
ンボール箱は、商品を搬送してしまうと、ゴミとして処
分されたり、或いは、原料として再利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、単価が低く
比較的嵩張るような商品を搬送する場合、ダンボール箱
自体が占めるコストの割合が多くなり、ゴミとして処分
したり、或いは、原料として再利用していたのでは、経
済的負担が大きい難点があった。そこで、本発明は、商
品を搬送する場合は組立て状態が維持できて商品の保護
が図れ、商品の搬送後は、コンパクトに折畳んで返送で
き、しかも、十分な強度及び剛性を備え、繰返し再使用
可能な搬送用箱を比較的構成簡素に提供すべく創出され
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして、請求項1記載
の折畳み可能な搬送用箱Sは、適宜シート状素材によっ
て構成されると共に、周壁部と、底壁部と、蓋部とから
なる略直方体状の箱本体を有し、周壁部の一対の折曲側
板2に設けた折曲線18を介して折畳み可能となるよう
構成された搬送用箱Sであって、一対の折曲側板2の内
側面に密接可能な一対の補強側板3を、折目線10を介
して周壁部の一対の基板1に夫々取付け、折曲線18で
の折曲側板2の折曲げと共に、一対の補強側板3を一対
の基板1の内側面に夫々密接せしめるようにして箱本体
が折畳めるよう構成する手段を採用した。
【0005】請求項2記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、折曲側板2の上縁に折目線14を介して折曲天板6
を連設すると共に、折曲側板2の下縁に折目線16を介
して折曲底板8を連設し、補強側板3の上縁に折目線1
5を介して補強天板7を連設すると共に、補強側板3の
下縁に折目線17を介して補強底板9を連設し、折曲天
板6及び折曲底板8の中央に、折曲側板2の折曲線18
に連続する折曲線18を設ける手段を採用した。
【0006】請求項3記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、折曲線18部分を跨ぐように補強テープBを接着す
る手段を採用した。
【0007】請求項4記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、略矩形状の基板1と、この基板1の左側縁に折目線
10を介して連設される略矩形状の折曲側板2と、基板
1の右側縁に折目線11を介して連設される略矩形状の
補強側板3と、基板1の上縁に折目線12を介して連設
される略矩形状の天板4と、基板1の下縁に折目線13
を介して連設される略矩形状の底板5と、折曲側板2の
上縁に折目線14を介して連設される略矩形状の折曲天
板6と、折曲側板2の下縁に折目線13を介して連設さ
れる略矩形状の折曲底板8と、補強側板3の上縁に折目
線15を介して連設される略矩形状の補強天板7と、補
強側板3の下縁に折目線17を介して連設される略矩形
状の補強底板9とからなり、折曲側板2、折曲天板6、
折曲底板8の中央に折曲線18を設けてなる箱構成体A
を適宜シート状素材によって構成し、一方の箱構成体A
の折曲側板2の左端縁部分と他方の箱構成体Aの補強側
板3の左端縁部分、及び一方の箱構成体Aの補強側板3
の左端縁部分と他方の箱構成体Aの折曲側板2の左端縁
部分を夫々適宜連結手段Cによって連結し、折曲線18
での折曲側板2、折曲天板6、折曲底板8の折曲げと共
に、補強側板3を基板1の内側面に夫々密接せしめるよ
うにして箱本体が折畳めるよう構成する手段を採用し
た。
【0008】請求項5記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、略矩形状の折曲仕切り板20と、この折曲仕切り板
20の上縁に折目線25を介して連設される略矩形状の
折曲天板21と、折曲仕切り板20の下縁に折目線26
を介して連設される略矩形状の折曲底板22と、折曲仕
切り板20の左右側縁に折目線27,28を介して連設
される略矩形状の固定片23,24とで中仕切り体Dを
構成し、折曲仕切り板20、折曲天板21、折曲底板2
2の中央に折曲線29を設けると共に、固定片23,2
4を一対の基板1に固定する手段を採用した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例に基づいて
説明する。図中Sは、本発明の折畳み可能な搬送用箱を
示し、この搬送用箱Sは、シート状の紙材(例えば、段
ボールや、厚紙等)、シート状の合成樹脂材、或いは、
紙に合成樹脂材等を組合せたシート状の複合材等によっ
て構成されると共に、周壁部と、底壁部と、蓋部とから
なる略直方体状の箱本体を有し、周壁部の一対の折曲側
板2に設けた折曲線18を介して折畳み可能となるよう
構成されたものである。そして、一対の折曲側板2の内
側面に密接可能な一対の補強側板3を、折目線10を介
して周壁部の一対の基板1に夫々取付け、折曲線18で
の折曲側板2の折曲げと共に、一対の補強側板3を一対
の基板1の内側面に夫々密接せしめるようにして箱本体
が折畳めるよう構成されている。
【0010】具体的には、略矩形状の基板1と、この基
板1の左側縁に折目線10を介して連設される略矩形状
の折曲側板2と、基板1の右側縁に折目線11を介して
連設される略矩形状の補強側板3と、基板1の上縁に折
目線12を介して連設される略細長矩形状の天板4と、
基板1の下縁に折目線13を介して連設される略細長矩
形状の底板5と、折曲側板2の上縁に折目線14を介し
て連設される略細長矩形状の折曲天板6と、折曲側板2
の下縁に折目線13を介して連設される略細長矩形状の
折曲底板8と、補強側板3の上縁に折目線15を介して
連設される略細長矩形状の補強天板7と、補強側板3の
下縁に折目線17を介して連設される略細長矩形状の補
強底板9とからなり、折曲側板2、折曲天板6、折曲底
板8の中央に折曲線18を設けてなる箱構成体Aを適宜
シート状素材によって構成する(図1、図3参照)。
【0011】そして、一方の箱構成体Aの折曲側板2の
左端縁部分と他方の箱構成体Aの補強側板3の左端縁部
分、及び一方の箱構成体Aの補強側板3の左端縁部分と
他方の箱構成体Aの折曲側板2の左端縁部分を夫々適宜
連結手段Cによって連結し(図2、図4参照)、折曲線
18での折曲側板2、折曲天板6、折曲底板8の折曲げ
と共に、補強側板3を基板1の内側面に夫々密接せしめ
るようにして箱本体が折畳めるよう構成してある(図5
参照)。
【0012】また、折曲側板2、折曲天板6、折曲底板
8の折曲線18部分を跨ぐように補強テープBが少なく
ともその表面がわに接着してあり(図1参照)、折曲線
18部分の耐久性を増して、損傷し難くなるように配慮
してある。尚、補強テープBは、天板4や、底板5の先
端縁部分を覆うように接着せしめておき、これらが破損
し難いようにしておくことも構わない。
【0013】連結手段Cは、例えば、図示例のようなス
テップラーを利用しても良いし、適宜接着材等を利用し
ても良いし、その他適宜手段を採用できるものである。
【0014】また、箱本体の周壁部(例えば、折曲側板
2、補強側板3)には、略上向きC字状の切込み線を切
設しておき、この部分を取手として利用しても良いし、
別体の取手を固着して、その搬送作業が行い易くなるよ
うにしても良い。
【0015】ところで、図8、図9にあるDは、中仕切
り体を示し、この中仕切り体Dは、略矩形状の折曲仕切
り板20と、この折曲仕切り板20の上縁に折目線25
を介して連設される略矩形状の折曲天板21と、折曲仕
切り板20の下縁に折目線26を介して連設される略矩
形状の折曲底板22と、折曲仕切り板20の左右側縁に
折目線27,28を介して連設される略矩形状の固定片
23,24とで構成され、折曲仕切り板20、折曲天板
21、折曲底板22の中央に折曲線29を設けると共
に、固定片23,24を一対の基板1に連結手段Cを介
して固定したものである。
【0016】中仕切り体Dは、折曲仕切り板20に折曲
線29を設けないようにすると共に、他方の固定片24
を基板1に固着しないように形成したものであっても良
いし(図示せず)、折曲天板21や折曲底板22を設け
ないものであっても良いし、箱本体内を安定的に仕切れ
るものであれば適宜自由に設定できるものである。ま
た、その数や、配設位置も、収納される商品によって任
意に設定できるものである。
【0017】尚、箱本体の蓋部(一対の天板4)や底壁
部(一対の底板5)は、適宜接着テープによって閉鎖状
態を維持できるようにしても良いし、適宜紐体を一対の
天板4の係止部に巻掛けるようにしてその閉鎖状態を維
持できるようにしても良し、これらを併用しても良い。
更に、図10に示すように、一対の基板1の左右寄り上
下に切込線31を夫々設け、この切込線31に紐体30
を夫々挿通せしめ、この紐体30の端部相互を適宜止着
手段によって分離可能に連結すると共に、搬送用箱Sを
紐体30で緊締して、箱構成体Aを損傷することなく、
蓋部(一対の天板4)や底壁部(一対の底板5)の閉鎖
状態を確実に且つ簡単に維持できるように構成しても良
い。
【0018】ところで、搬送用箱Sの具体的構成、形
状、寸法、材質、箱構成体Aの具体的構成、形状、寸
法、材質、基板1の具体的形状、寸法、折曲側板2の具
体的構成、形状、寸法、補強側板3の具体的構成、形
状、寸法、天板4の具体的構成、形状、寸法、底板5の
具体的構成、形状、寸法、折曲天板6の具体的構成、形
状、寸法、補強天板7の具体的構成、形状、寸法、折曲
底板8の具体的構成、形状、寸法、補強底板9の具体的
構成、形状、寸法、折曲線18の具体的構成、補強テー
プBの具体的構成、形状、寸法、材質、連結手段Cの具
体的構成、形状、寸法、配設位置、中仕切り体Dの具体
的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、折曲仕切り
板20の具体的構成、形状、寸法、折曲天板21の具体
的構成、形状、寸法、折曲底板22の具体的構成、形
状、寸法、固定片23,24の具体的構成、形状、寸
法、折曲線29の具体的構成、紐体30の具体的構成、
形状、寸法、材質、数、端部相互の止着手段、切込線3
1の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数等は、図示
例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定できる
ものである。
【0019】本発明の折畳み可能な搬送用箱Sは、前述
の如く構成されており、商品を搬送する場合は搬送用箱
Sを組立て状態とし、その中に商品を収納して搬送し、
商品の搬送後は、折畳み状態で返送(回収)する。そし
て、これを何回でも繰返し行うものである。尚、搬送用
箱S内に収納する複数の商品は、比較的大きな適宜袋に
入れておいても良い。
【0020】
【発明の効果】従って、請求項1記載の折畳み可能な搬
送用箱Sは、適宜シート状素材によって構成されると共
に、周壁部と、底壁部と、蓋部とからなる略直方体状の
箱本体を有し、周壁部の一対の折曲側板2に設けた折曲
線18を介して折畳み可能となるよう構成された搬送用
箱Sであって、一対の折曲側板2の内側面に密接可能な
一対の補強側板3を、折目線10を介して周壁部の一対
の基板1に夫々取付け、折曲線18での折曲側板2の折
曲げと共に、一対の補強側板3を一対の基板1の内側面
に夫々密接せしめるようにして箱本体が折畳めるよう構
成したので、商品を搬送する場合は搬送用箱Sを組立て
状態とし、その中に商品を収納して商品を保護でき、商
品の搬送後は、折畳み状態で返送できるようになり、何
回でも繰返し再使用でき、無駄なく、極めて経済的に優
れた搬送用箱Sとなる。しかも、構成が簡素で、十分な
強度及び剛性も備えたものとなる。
【0021】特に、一対の折曲側板2の内側面に密接可
能な一対の補強側板3を、折目線10を介して周壁部の
一対の基板1に夫々取付け、折曲線18での折曲側板2
の折曲げと共に、一対の補強側板3を一対の基板1の内
側面に夫々密接せしめるようにして箱本体が折畳めるよ
う構成したので、一対の補強側板3が一対の基板1の内
側面に夫々密接するようになって、搬送用箱Sの折畳み
状態をよりコンパクトなものとすることができるように
なる。しかも、一対の補強側板3が一対の折曲側板2の
内側面に密接している組立て状態にあるときは、搬送用
箱Sの周壁部の強度及び剛性を高めることができ、搬送
用箱S全体の堅牢性、耐久性を増すことができるように
なる。
【0022】請求項2記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、折曲側板2の上縁に折目線14を介して折曲天板6
を連設すると共に、折曲側板2の下縁に折目線16を介
して折曲底板8を連設し、補強側板3の上縁に折目線1
5を介して補強天板7を連設すると共に、補強側板3の
下縁に折目線17を介して補強底板9を連設し、折曲天
板6及び折曲底板8の中央に、折曲側板2の折曲線18
に連続する折曲線18を設けたので、搬送用箱Sが組立
て状態にあるときは、折曲天板6と補強天板7によって
蓋部の強度及び剛性が増すようになり、折曲底板8と補
強底板9によって底壁部の強度及び剛性が増すようにな
る。しかも、折曲線18によって折曲天板6及び折曲底
板8が無理なく折曲げられるようになる。
【0023】請求項3記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、折曲線18部分を跨ぐように補強テープBを接着し
たので、折曲線18部分の耐久性が増し、損傷し難くな
ると共に、搬送用箱S自体を比較的長く利用できるよう
になる。
【0024】請求項4記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、略矩形状の基板1と、この基板1の左側縁に折目線
10を介して連設される略矩形状の折曲側板2と、基板
1の右側縁に折目線11を介して連設される略矩形状の
補強側板3と、基板1の上縁に折目線12を介して連設
される略矩形状の天板4と、基板1の下縁に折目線13
を介して連設される略矩形状の底板5と、折曲側板2の
上縁に折目線14を介して連設される略矩形状の折曲天
板6と、折曲側板2の下縁に折目線13を介して連設さ
れる略矩形状の折曲底板8と、補強側板3の上縁に折目
線15を介して連設される略矩形状の補強天板7と、補
強側板3の下縁に折目線17を介して連設される略矩形
状の補強底板9とからなり、折曲側板2、折曲天板6、
折曲底板8の中央に折曲線18を設けてなる箱構成体A
を適宜シート状素材によって構成し、一方の箱構成体A
の折曲側板2の左端縁部分と他方の箱構成体Aの補強側
板3の左端縁部分、及び一方の箱構成体Aの補強側板3
の左端縁部分と他方の箱構成体Aの折曲側板2の左端縁
部分を夫々適宜連結手段Cによって連結し、折曲線18
での折曲側板2、折曲天板6、折曲底板8の折曲げと共
に、補強側板3を基板1の内側面に夫々密接せしめるよ
うにして箱本体が折畳めるよう構成したので、搬送用箱
Sを一対の箱構成体Aを連結手段Cによって連結するだ
けで簡単に構成できるようになる。更に、一対の箱構成
体Aを連結手段Cによって連結するのに、糊代部分等は
不要となり、適宜シート状素材を無駄なく有効に利用で
きるようになる。ひいては、材料の節約に役立つと共
に、コストの低減を図れるようになる。
【0025】また、商品を搬送する場合は搬送用箱Sを
組立て状態とし、その中に商品を収納して商品を保護で
き、商品の搬送後は、折畳み状態で返送できるようにな
り、何回でも繰返し再使用でき、無駄なく、極めて経済
的に優れた搬送用箱Sとなる。しかも、構成が簡素で、
十分な強度及び剛性も備えたものとなる。そして、一対
の補強側板3が一対の基板1の内側面に夫々密接するよ
うになって、搬送用箱Sの折畳み状態をよりコンパクト
なものとすることができるようになり、一対の補強側板
3が一対の折曲側板2の内側面に密接している組立て状
態にあるときは、搬送用箱Sの周壁部の強度及び剛性を
高めることができ、搬送用箱S全体の堅牢性、耐久性を
増すことができるようになる。加えて、搬送用箱Sが組
立て状態にあるときは、折曲天板6と補強天板7によっ
て蓋部の強度及び剛性が増すようになり、折曲底板8と
補強底板9によって底壁部の強度及び剛性が増すように
なる。
【0026】請求項5記載の折畳み可能な搬送用箱S
は、略矩形状の折曲仕切り板20と、この折曲仕切り板
20の上縁に折目線25を介して連設される略矩形状の
折曲天板21と、折曲仕切り板20の下縁に折目線26
を介して連設される略矩形状の折曲底板22と、折曲仕
切り板20の左右側縁に折目線27,28を介して連設
される略矩形状の固定片23,24とで中仕切り体Dを
構成し、折曲仕切り板20、折曲天板21、折曲底板2
2の中央に折曲線29を設けると共に、固定片23,2
4を一対の基板1に固定したので、搬送用箱S内を中仕
切り体Dで仕切れるようになり、一つの搬送用箱S内へ
異なる商品を夫々収納できるようになる。また、搬送用
箱Sが組立て状態にあるときは、中仕切り体Dによって
その強度及び剛性が一層高められ、耐久性の優れた搬送
用箱Sとなる。しかも、中仕切り体Dがスムーズに折畳
めるようになり、搬送用箱Sの折畳みが簡単に行えるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示する分解斜視図である。
【図2】本発明を例示する斜視図である。
【図3】本発明の搬送用箱の箱構成体を例示する展開図
である。
【図4】本発明を例示する組立て状態の横断面図であ
る。
【図5】本発明を例示する折畳み状態の横断面図であ
る。
【図6】本発明を例示する組立て前の状態の縦断面図で
ある。
【図7】本発明を例示する組立て状態の縦断面図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す組立て状態の横断面
図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
S 搬送用箱 A 箱構成体 1 基板 2 折曲
側板 3 補強側板 4 天板 5 底板 6 折曲
天板 7 補強天板 8 折曲
底板 9 補強底板 10 折目
線 11 折目線 12 折目
線 13 折目線 14 折目
線 15 折目線 16 折目
線 17 折目線 18 折曲
線 B 補強テープ C 連結
手段 D 中仕切り体 20 折曲仕切り板 21 折曲
天板 22 折曲底板 23 固定
片 24 固定片 25 折目
線 26 折目線 27 折目
線 28 折目線 29 折曲
線 30 紐体 31 切込

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜シート状素材によって構成されると
    共に、周壁部と、底壁部と、蓋部とからなる略直方体状
    の箱本体を有し、周壁部の一対の折曲側板に設けた折曲
    線を介して折畳み可能となるよう構成された搬送用箱で
    あって、一対の折曲側板の内側面に密接可能な一対の補
    強側板を、折目線を介して周壁部の一対の基板に夫々取
    付け、折曲線での折曲側板の折曲げと共に、一対の補強
    側板を一対の基板の内側面に夫々密接せしめるようにし
    て箱本体が折畳めるよう構成したことを特徴とする折畳
    み可能な搬送用箱。
  2. 【請求項2】 折曲側板の上縁に折目線を介して折曲天
    板を連設すると共に、折曲側板の下縁に折目線を介して
    折曲底板を連設し、補強側板の上縁に折目線を介して補
    強天板を連設すると共に、補強側板の下縁に折目線を介
    して補強底板を連設し、折曲天板及び折曲底板の中央
    に、折曲側板の折曲線に連続する折曲線を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の折畳み可能な搬送用箱。
  3. 【請求項3】 折曲線部分を跨ぐように補強テープを接
    着したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    折畳み可能な搬送用箱。
  4. 【請求項4】 略矩形状の基板と、この基板の左側縁に
    折目線を介して連設される略矩形状の折曲側板と、基板
    の右側縁に折目線を介して連設される略矩形状の補強側
    板と、基板の上縁に折目線を介して連設される略矩形状
    の天板と、基板の下縁に折目線を介して連設される略矩
    形状の底板と、折曲側板の上縁に折目線を介して連設さ
    れる略矩形状の折曲天板と、折曲側板の下縁に折目線を
    介して連設される略矩形状の折曲底板と、補強側板の上
    縁に折目線を介して連設される略矩形状の補強天板と、
    補強側板の下縁に折目線を介して連設される略矩形状の
    補強底板とからなり、折曲側板、折曲天板、折曲底板の
    中央に折曲線を設けてなる箱構成体を適宜シート状素材
    によって構成し、一方の箱構成体の折曲側板の左端縁部
    分と他方の箱構成体の補強側板の左端縁部分、及び一方
    の箱構成体の補強側板の左端縁部分と他方の箱構成体の
    折曲側板の左端縁部分を夫々適宜連結手段によって連結
    し、折曲線での折曲側板、折曲天板、折曲底板の折曲げ
    と共に、補強側板を基板の内側面に夫々密接せしめるよ
    うにして箱本体が折畳めるよう構成したことを特徴とす
    る折畳み可能な搬送用箱。
  5. 【請求項5】 略矩形状の折曲仕切り板と、この折曲仕
    切り板の上縁に折目線を介して連設される略矩形状の折
    曲天板と、折曲仕切り板の下縁に折目線を介して連設さ
    れる略矩形状の折曲底板と、折曲仕切り板の左右側縁に
    折目線を介して連設される略矩形状の固定片とで中仕切
    り体を構成し、折曲仕切り板、折曲天板、折曲底板の中
    央に折曲線を設けると共に、固定片を一対の基板に固定
    したことを特徴とする請求項1または請求項2または請
    求項3または請求項4記載の折畳み可能な搬送用箱。
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