JP2892969B2 - 合成樹脂製折り畳み自在箱 - Google Patents

合成樹脂製折り畳み自在箱

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JP2892969B2 JP7140034A JP14003495A JP2892969B2 JP 2892969 B2 JP2892969 B2 JP 2892969B2 JP 7140034 A JP7140034 A JP 7140034A JP 14003495 A JP14003495 A JP 14003495A JP 2892969 B2 JP2892969 B2 JP 2892969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、4つの周側壁と折り
込み自在な底面によって構成される箱本体が、周側壁を
菱形状に折り畳むことができる折り畳み自在箱に係り、
詳しくは板厚の厚い周側壁や底面であっても組み立て、
折り畳みが可能な合成樹脂製折り畳み自在箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、清涼飲料、ジュース、ビール等の
缶容器を梱包する容器としては、一般にダンボール箱が
使用されている。ダンボール箱は、組み立てる前までは
水平状態に展開されており、飲料会社の自動梱包ライン
において梱包すると同時に箱に組み立てることができる
ために運搬、保管効率がよい。また、ダンボール箱は、
ルートセールスにおいては缶を取り出した空箱状態で返
送するときにも、展開状態にすることができるので取り
扱い易いという利点がある。しかしながら、ダンボール
箱はワンウェーの使い捨てであって反復して使用するこ
とができない。一方、近年省資源や廃棄物削減が求めら
れており、この点からもダンボール箱は、見直されてい
る。また、取り扱いにおいては、全て糊付けされて組み
立てられているために、開封や使用後の折り畳みに手間
がかかるという問題がある。
【0003】一方、不使用時に折り畳んでかさ張らない
ようにした折り畳み自在箱として、例えば特開平6−3
2346号公報(以下公知例1という)及び特開平6−
135434号公報(以下公知例2という)記載のもの
がある。これらの箱は、周側壁の四隅部のうち対角部の
角部を押圧することによって菱形状に折り畳むようにし
たものである。即ち、前記公報記載の箱はいずれも、胴
を形成する4枚の周側壁の下側に底面をなす4枚の折り
込み片を一体に連設してなり、周側壁の1つに突設した
貼着片を他端の周側壁に貼着して箱の胴を形成し、底面
をなす4枚の折り込み片のうち対角部における2枚を貼
着し、他の対角部では貼着せずフリーな状態とすると共
に、対向する折り込み片を互いに交差するように組み立
てる。折り畳むときは、フリーな状態の対角部を周方向
に押圧して菱形状に変形させ、底面形成部をなす4枚の
折り込み片を周側壁の内側に折り畳むようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記折り畳み自在箱に
おいて、公知例1のものは、きのこ等の乾燥物の包装に
用いるものであり、公知例2のものはギフト用品等の外
装容器に係るものであって、比較的肉厚の薄いフィルム
またシートによって形成されている。そして、これらの
折り畳み箱は、箱の大きさが数センチ〜十数センチとい
う小型の箱であり、公知例1の実施例に記載されている
クリアボックスは厚さが約0.3mmの半硬質透明ポリ
塩化ビニル樹脂シートであり、大きさは、9mm×6m
m×10mmである。従って、折り畳んだ状態では、上
下各2枚の周側壁が平行に重なり、底面をなす4枚の折
り込み片の重なり厚さを考慮する必要はなかった。
【0005】しかしながら、缶飲料のような重量物を収
納する大型の箱においては、紙や薄い樹脂製シートでは
十分な強度を持たせ、形状を保持させることはできな
い。そこで、板厚の厚いもので形成した場合には、底面
は折り込み片の重なりによって菱形状のまま完全な水平
状態には折り畳むことができないという問題がある。こ
のように、ダンボール箱の場合には使用実績があるもの
の上述のような問題があり、また、公知例1、2のよう
な折り畳み箱においては、板厚の厚い箱は成形できない
という問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明はかかる問題点を解決すべくな
されたもので、板厚の厚い周側壁と折り込み片により構
成される箱であっても、菱形状に折り畳んだときそれぞ
れ対向する上下の周側壁が水平状態となる合成樹脂製折
り畳み自在箱を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために次のような構成とした。即ち、この発明の
請求項1に係る合成樹脂製折り畳み自在箱は、胴を形成
する4枚の周側壁と、底面を形成し前記周側壁に連設し
てなる4枚の折り込み片からなり、対角部の角部におい
て折り込み片を固着して組み立て、他のフリーな対角部
の角部を周側壁方向に押圧することにより菱形状に折り
畳むことができる折り畳み自在箱において、周側壁の対
角部の2つの角部をダブルヒンジとし、前記ダブルヒン
ジを構成する2つのヒンジのうち一方をより薄肉として
他方よりも曲げ易くし、組み立てたとき対向する2枚の
折り込み片の先端部には水平面と傾斜面とからなる凹部
を形成し、前記凹部の角部から前記ダブルヒンジを構成
する2つのヒンジのうち手前側のヒンジに向かってヒジ
ジを形成し、前記凹部の傾斜面のうち折り畳むとき互い
にスライドする傾斜面における厚さ方向の角部をアール
面またはテーパ面に形成し、組み立てたとき二重に重な
る部分を板厚の約2分の1の厚さに、三重に重なる部分
を板厚の約3分の1の厚さに形成し、一方、他の対向す
る2枚の折り込み片の全体の板厚を前記隣接する板厚の
約3分の1の厚さに形成したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に係る合成樹脂製折り畳み
自在箱は、前記全体の板厚を隣接する板厚の約3分の1
の厚さに形成した折り込み片を、隣接する折り込み片の
ヒンジから先端側に形成される三角形部よりも大きく形
成したことを特徴とする。また、請求項3に係る合成樹
脂製折り畳み自在箱は、周側壁と折り込み片のいずれか
一方、または双方にヒンジに接して透孔を穿設したこと
を特徴とする
【0009】
【作用】従って、この発明の請求項1にあっては、周側
壁の対角部における角部をダブルヒンジとし、一方のヒ
ンジを薄肉としたから、折り畳みが容易になると共に、
底面形成部なす折り込み片を内側に折り畳む構造であっ
ても折り曲げ代を調整することができ、周側壁を平行に
折り畳むことができる。また、折り込み片先端部の凹部
の傾斜面のうち折り畳むとき互いにスライドする傾斜面
における厚さ方向の角部をアール面またはテーパ面に形
成したから、板圧の厚い折り込み片におい てもスムーズ
に折り畳むことができる。さらに、底面を形成する折り
込み片のうち重なり合う部分の厚さは板厚の厚さとほぼ
同じくなり、組み立てときに平滑な底面とすることがで
きる。また、リブ構造により堅ろうで安全な底面を形成
することができる。また、請求項2にあっては、折り込
み片はヒンジの上に載置され、ヒンジから折れるのを防
止する。また、請求項3にあっては、透孔からゴミや水
を排出することを可能とする。
【0010】
【実施例】以下に、図示する実施例に基づいて詳細に説
明する。図1は組立前の展開された状態の平面図であ
る。組み立て自在箱は、長辺側の周側壁3、5と短辺側
の周側壁7、9と周側壁3に連設した貼着片10と、ま
た、長辺側の周側壁3、5に連設した折り込み片13、
15と短辺側の周側壁7、9に連設した折り込み片1
7、19とからなっている。そして、長辺側の周側壁3
と短辺側の周側壁7との間、及び長辺側の周側壁5と短
辺側の周側壁9とはそれぞれダブルヒンジ20を介して
連設されており、長辺側の周側壁5と短辺側の周側壁
7、及び長辺側の周側壁3と貼着片10はそれぞれヒン
ジ21を介して連設されている。そして、十分な強度を
有し変形を防止するために、前記各周側壁3〜9、折り
込み片13〜19はそれぞれの厚さが3〜6mm、好ま
しくは約5mmの合成樹脂製板で形成されている。使用
する樹脂としては、成型性、ヒンジ20、21等の耐疲
労性を考慮するとポリプロピレンが好ましいが、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂であってもよい。
【0011】前記ヒンジ21は公知の形状であるが、ダ
ブルヒンジ20は板厚の厚い周側壁や折り込み片であっ
ても、折り畳んだとき上下に位置する周側壁が平行とな
るように形成するものであり、図2及び図3に示すよう
に、所定幅の薄肉部22の両側にヒンジ24、26を形
成してなる。薄肉部22の幅寸法は折り込み片13〜1
9の厚さによって適宜決定される。前記ヒンジ24、2
6はその肉厚と幅寸法を異ならしめて形成され、例え
ば、短辺側の周側壁7に隣接するヒンジ24の方が長辺
側の周側壁3に隣接するヒンジ26よりも肉厚が薄く、
幅寸法が大きく形成されている。従って、ヒンジ24の
肉厚をt1とし、ヒンジ26の肉厚をt2とするとt1
<t2であり、ヒンジ24の幅寸法をW1とし、ヒンジ
26の幅寸法をW2とするとW1>W2となる。
【0012】上記形状のダブルヒンジ20とすることに
よって、箱に組み立てられたときはまずヒンジ24にお
いて折り曲げられて周側壁3と周側壁5は直角となり、
折り畳んだときはヒンジ26において折り曲げられて周
側壁3と周側壁5は平行に重なり合うことになる。この
薄肉部22とヒンジ24、26の幅寸法によって折り代
が調整される(図3参照)。尚、ダブルヒンジ20は、
折り曲げ方向に順次折り曲げられる構成であれば、ヒン
ジ24、26の形状は上記実施例に限定されるものでは
ない。
【0013】次に、前記各周側壁3〜9に連設される折
り込み片13〜19について説明する。前記折り込み片
13、15は同一形状であって、先端に凹部23を有し
ており、ヒンジ25を介して周側壁3、5に連設されて
いる。前記凹部23の角部から周側壁側の端部に向かっ
てヒジジ27が形成されている。そして、ヒンジ27か
ら外側の三角形部28が折り込み片17、19との貼着
または熱溶着片となる。組み立てたときは折り込み片1
3と折り込み片15は凹部23の部分で交差し、三角形
部28と反対側の突出部分30が互いに重なり合うこと
になる。また、折り込み片17、19は同一の台形状に
形成され、ヒンジ29を介して周側壁7、9に連設され
ている。そして、前記三角形部28よりも大きく形成
し、ヒンジ27からはみ出す大きさに形成されている。
折り込み片17、19をヒンジ27からはみ出す大きさ
に形成することにより、組み立てたときヒンジ27の上
に載置される状態となるから、ヒンジ27を保護すると
ともに、収納物の荷重によってヒンジ27が折れるのを
防止する。従って、組み立てるときは、前記折り込み片
17、19を前記三角形部28の内側に貼着または熱溶
着によって固着し、底部において前記三角形部28が外
側になるように組み立てる。
【0014】さらに、折り込み片13〜19について説
明すると、組み立てたときの折り重ね厚さは折り込み片
の板厚とほぼ同じであり、一方折り畳んだときの全体の
折り重ね厚さは2枚の折り込み片の厚さとほぼ同じくな
るように形成されている。図1、図4及び図5を参照し
て説明すると、組み立てたときは、折り込み片13、1
5同士が交差して重なる重合部分(斜線で示した部分)
33、34は二重になるので約2分の1の厚さに形成さ
れている。一方、折り畳んだときは、折り込み片17、
19とこれらと折り込み片13、15の重なる重合部分
(縦線で示した部分)35、36では三重になるので約
3分の1の厚さに形成されている。このように、重なり
合う部分の厚さを調整することによって、厚さが3〜6
mmの合成樹脂製板であっても組み立てたとき底面に段
部が生じることがなく平滑な面とすることができ、ま
た、折り畳んだときにも全体を平滑な板状体とすること
ができる。尚、貼着片10と貼着片10が貼着される周
側壁9の端部31も板厚のそれぞれ約2分の1の厚さに
形成されている。
【0015】次に、折り込み片13と折り込み片15
は、重合部分33の傾斜面37が部分的に当接し、この
当接点が回転するようにずれながら両折り込み片が互い
に倒れることによって組み立てられ、あるいはこの当接
点がずれながら両折り込み片が立ち上がることによって
折り畳まれる。そこで、板厚の厚い折り込み片が組み立
て、折り畳みをスムーズに行うためには傾斜面37にお
ける板厚方向の角部を除去することが望ましい。図5及
び図6は傾斜面37における板厚方向の角部をアール面
に形成した場合であり、図7はテーパ面に形成した場合
である。組み立てるときは、図6及び図7の状態から折
り込み片13、15の当接点39が板厚方向の下から上
にずれながら、しかも傾斜面37をスライドしながら折
り込み片13、15は水平状態となる。折り畳むとき
は、逆にスライドしながら立ち上がって傾斜面37は離
れて行き、ついには折り込み片13、15は重なり合っ
た状態となる。
【0016】さらに、前記折り込み片13〜19の周側
壁3〜9側の端縁には、ごみ、水等を排出するための透
孔40、41が穿設されている。前記透孔40、41は
ヒンジ25、29に接して穿設することが好ましく、数
や大きさは箱の大きさ、板厚の厚さ等によって適宜決定
すればよい。尚、前記透孔40、41は、周側壁の3〜
9のヒンジ25、29側に設けてもよい。
【0017】次に、図1の展開状態から箱を組み立てる
場合について説明する。まず、ダブルヒンジ20、ヒン
ジ21から折り曲げ、貼着片10を周側壁9の端部31
に嵌合させて固着して胴部を形成する。次いで、折り込
み片17を折り込み片13の三角形部28の内側に、折
り込み片19を折り込み片15の三角形部28の内側に
それぞれ貼着または熱溶着によって固定させる。このと
き、折り込み片13と折り込み片15は凹部23にて交
差させるとともに、貼着しないフリーな端部を箱の内側
に、即ち折り込み片17、19の上面に重なるように組
み立てる(図8参照)。
【0018】底面における組み立て状態を説明すると、
折り込み片13と折り込み片15の重なりは、図9に示
すように、折り込み片13の重合部分33と折り込み片
15の重合部分34とが重なり、一方、折り込み片13
の重合部分34に折り込み片15の重合部分33が重な
っている。従って、図9においては重合部分33は交差
しており、重合部分では全体がほぼ板厚の厚さとなり、
折り込み片13と折り込み片15はほぼ水平な状態とな
る。また、折り込み片17、19が重なる部分では、図
10に示すように、図面上では折り込み片13は下、折
り込み片17は中、折り込み片15が上となる(箱とし
て使用するときはこの逆となる)。
【0019】即ち、折り込み片13の重合部分36と折
り込み片15の重合部分35で折り込み片17を挟んで
おり、折り込み片13の重合部分34と折り込み片15
の重合部分33とが重なっている。従って、折り込み片
17の重合部分においてもほぼ水平な状態で重なり合っ
ている。このように、各折り込み片は重なり合う部分の
厚さを調節したから、底面を水平な状態で組み立てるこ
とができる。
【0020】次に、折り畳む場合について説明すると、
底面をなす4枚の折り込み片のうち対角部において重な
り合う2枚を固定し他の対角部では貼着せずフリーな状
態となっているから、対角部の角部を周方向内側に押圧
すれば菱形状に変形し、同時にヒンジ27から折り曲げ
られて4枚の折り込み片は次第に内側に立ち上がりなが
ら折り畳まれる(図11及び図12参照)。そして、折
り込み片13と折り込み片15は向かい合って重なると
ともに、折り込み片17、19が固着してなる角部で
は、前記折り込み片17、19と折り込み片13、15
及び三角形部28がそれぞれ折り重ねられ、稜線を直角
とした偏平な板状態に折り畳むことができる。従って、
板状に折り畳まれるから、保管、運搬するときはかさ張
らず場所を取らない。尚、上記実施例では蓋形成部をな
す折り返し片は省略したが、周側壁に折り返し片を設け
ることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る合成樹脂製折
り畳み自在箱では、組み立てたとき二重に重なる部分を
板厚の約2分の1の厚さに、三重に重なる部分を板厚の
約3分の1の厚さに形成し、一方、他の対向する2枚の
折り込み片の板厚を前記隣接する板厚の約3分の1の厚
さに形成したから、板厚の厚い折り込み片であっても底
面を平滑面とした組み立てをすることができる。また、
対向する折り込み片の凹部の当接する傾斜面における板
厚方向の角部をアール面またはテーパ面に形成したか
ら、折り込み片に余分な力がかからずスムーズに組み立
て、折り畳みを行うことができる。また、リブ構造の折
り込み片とすることが可能である。請求項2に係る合成
樹脂製折り畳み自在箱では、約3分の1の厚さに形成し
た折り込み片を隣接する折り込み片の三角形部よりも大
きく形成したから、組み立てたときヒンジの上に載置し
てヒンジを保護し、収納物の荷重により折れるのを防止
して強固な底面とすることができる。
【0022】また、請求項3にあっては、周側壁と底面
との連設部分に透孔を穿設したから、ゴミや水を排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱の展開状態を示す平面図である。
【図2】ダブルヒンジの一例を示す断面図である。
【図3】ダブルヒンジの折り曲げ状態を示す説明用断面
図である。
【図4】折り込み片の板厚の形状を示す説明用部分斜視
図である。
【図5】同じく部分拡大斜視図である。
【図6】折り込み片の凹部を形成する傾斜面における角
部をアール面とした実施例の断面図である。
【図7】折り込み片の凹部を形成する傾斜面における角
部をテーパ面とした実施例の断面図である。
【図8】組み立てた折り畳み自在箱の底面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】図8のB−B断面図である。
【図11】折り畳み状態を示す概略底面斜視図である。
【図12】図11のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 胴形成部 3 長辺側の周側壁 5 長辺側の周側壁 7 短辺側の周側壁 9 短辺側の周側壁 10 貼着片 13 折り込み片 15 折り込み片 17 折り込み片 19 折り込み片 20 ダブルヒンジ 21 ヒンジ 22 薄肉部 23 凹部 24 ヒンジ 25 ヒンジ 26 ヒンジ 27 ヒンジ 28 三角形部 29 ヒンジ 31 端部 33 重なり合う部分 34 重なり合う部分 35 重なり合う部分 36 重なり合う部分 37 傾斜面 39 当接点 40 透孔 41 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛尾 淳 神奈川県足柄上郡開成町延沢1番地 株 式会社明治ゴム化成神奈川工場内 (56)参考文献 特開 昭64−37343(JP,A) 特開 平7−89528(JP,A) 実開 平6−78229(JP,U) 実開 平5−77019(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 5/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴を形成する4枚の周側壁と、底面を形
    成し前記周側壁に連設してなる4枚の折り込み片からな
    り、対角部の角部において折り込み片を固着して組み立
    て、他のフリーな対角部の角部を周側壁方向に押圧する
    ことにより菱形状に折り畳むことができる折り畳み自在
    箱において、周側壁の対角部の2つの角部をダブルヒン
    ジとし、前記ダブルヒンジを構成する2つのヒンジのう
    ち一方をより薄肉として他方よりも曲げ易くし、組み立
    てたとき対向する2枚の折り込み片の先端部には水平面
    と傾斜面とからなる凹部を形成し、前記凹部の角部から
    前記ダブルヒンジを構成する2つのヒンジのうち手前側
    のヒンジに向かってヒジジを形成し、前記凹部の傾斜面
    のうち折り畳むとき互いにスライドする傾斜面における
    厚さ方向の角部をアール面またはテーパ面に形成し、
    み立てたとき二重に重なる部分を板厚の約2分の1の厚
    さに、三重に重なる部分を板厚の約3分の1の厚さに形
    成し、一方、他の対向する2枚の折り込み片の全体の板
    厚を前記隣接する板厚の約3分の1の厚さに形成したこ
    とを特徴とする合成樹脂製折り畳み自在箱。
  2. 【請求項2】 前記全体の板厚を隣接する板厚の約3分
    の1の厚さに形成した折り込み片を、隣接する折り込み
    片のヒンジから先端側に形成される三角形部よりも大き
    く形成したことを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂
    製折り畳み自在箱。
  3. 【請求項3】 周側壁と折り込み片のいずれか一方、ま
    たは双方にヒンジに接して透孔を穿設したことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の合成樹脂製折り畳み
    自在箱。
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