JPH09175541A - 折り畳みプラスチック容器 - Google Patents
折り畳みプラスチック容器Info
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- JPH09175541A JPH09175541A JP35275395A JP35275395A JPH09175541A JP H09175541 A JPH09175541 A JP H09175541A JP 35275395 A JP35275395 A JP 35275395A JP 35275395 A JP35275395 A JP 35275395A JP H09175541 A JPH09175541 A JP H09175541A
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- JP
- Japan
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- container
- rib
- folded
- ribs
- side wall
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 輸送や保管及び販売に便利なように、高さ
(深さ)方向にコンパクトに折り畳むことができる折り
畳みプラスチック容器を提供する。 【解決手段】 プラスチックシートを真空成形で容器5
に成形するとき、成形後の容器5を上下方向に押え付け
たときに内方に折り込み可能なリブa,bを側壁5h,
5iに一体成形して、側壁5h,5iを偏平に折り畳め
るようにした。上記側壁5h,5iのリブaは、内方に
折り込む谷折り部分が、側壁5h,5iの外面から内面
方向にくぼませた凹条のリブである。上記側壁5h,5
iのリブbは、内方に折り込む山折り部分が、側壁5
h,5iの内面から外面方向にくぼませた凹条のリブで
ある。上記容器5が多角箱状であるとき、各角部5jを
三角状に折り込む三角折りリブa,bを一体成形した。
(深さ)方向にコンパクトに折り畳むことができる折り
畳みプラスチック容器を提供する。 【解決手段】 プラスチックシートを真空成形で容器5
に成形するとき、成形後の容器5を上下方向に押え付け
たときに内方に折り込み可能なリブa,bを側壁5h,
5iに一体成形して、側壁5h,5iを偏平に折り畳め
るようにした。上記側壁5h,5iのリブaは、内方に
折り込む谷折り部分が、側壁5h,5iの外面から内面
方向にくぼませた凹条のリブである。上記側壁5h,5
iのリブbは、内方に折り込む山折り部分が、側壁5
h,5iの内面から外面方向にくぼませた凹条のリブで
ある。上記容器5が多角箱状であるとき、各角部5jを
三角状に折り込む三角折りリブa,bを一体成形した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送や保管及び販
売に便利なように、高さ(深さ)方向にコンパクトに折
り畳むことができる折り畳みプラスチック容器に関す
る。
売に便利なように、高さ(深さ)方向にコンパクトに折
り畳むことができる折り畳みプラスチック容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の折り畳みプラスチック容
器としては、横幅方向に折り畳むペットボトル状のもの
(特開平3−148451号)や横幅方向に折り畳む箱
状のもの(特開平1−254556号)等が提案されて
いる。
器としては、横幅方向に折り畳むペットボトル状のもの
(特開平3−148451号)や横幅方向に折り畳む箱
状のもの(特開平1−254556号)等が提案されて
いる。
【0003】ところで、プラスチックシート(例えば、
0.2〜1.0mm厚の半透明のポリプロピレンシート
等)を、図7(A)に示すように、真空成形により四角
箱状の容器1に成形したものがある。該容器1には、ヒ
ンジ部1aを介して蓋部1bが一体成形されていて、図
7(B)に示すように、蓋部1bで容器1を閉じること
ができる。該蓋部1bは、容器1のフランジ部1eに接
着等することにより係止することができる。
0.2〜1.0mm厚の半透明のポリプロピレンシート
等)を、図7(A)に示すように、真空成形により四角
箱状の容器1に成形したものがある。該容器1には、ヒ
ンジ部1aを介して蓋部1bが一体成形されていて、図
7(B)に示すように、蓋部1bで容器1を閉じること
ができる。該蓋部1bは、容器1のフランジ部1eに接
着等することにより係止することができる。
【0004】上記容器1は、図8(A)に示すように、
例えば、幅W1が10cm、奥行きW2が15cm、高
さ(深さ)W3が4cm程度のサイズのものであり、該
容器1を輸送や保管又は商品として販売するときは、容
器1よりも僅かに大きめのさや状の包装用紙パック2に
収容するようにしている。上記容器1の蓋部1bを閉じ
るのは、用途として食品等を入れることを前提としてい
るため、容器1を衛生的に維持するためである。
例えば、幅W1が10cm、奥行きW2が15cm、高
さ(深さ)W3が4cm程度のサイズのものであり、該
容器1を輸送や保管又は商品として販売するときは、容
器1よりも僅かに大きめのさや状の包装用紙パック2に
収容するようにしている。上記容器1の蓋部1bを閉じ
るのは、用途として食品等を入れることを前提としてい
るため、容器1を衛生的に維持するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記容
器1は、食品等を入れるまでは空であるので、図8
(B)に示すように、空の容器1としては嵩ばることか
ら、低価格の容器1としては輸送コストや保管コストが
高くなると共に、販売店では商品棚に陳列できる個数が
限られるので、頻繁に補充しなければならない等の問題
があった。
器1は、食品等を入れるまでは空であるので、図8
(B)に示すように、空の容器1としては嵩ばることか
ら、低価格の容器1としては輸送コストや保管コストが
高くなると共に、販売店では商品棚に陳列できる個数が
限られるので、頻繁に補充しなければならない等の問題
があった。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、輸送や保管及び販売に便利なように、高さ
(深さ)方向にコンパクトに折り畳むことができる折り
畳みプラスチック容器を提供することを課題とするもの
である。
れたもので、輸送や保管及び販売に便利なように、高さ
(深さ)方向にコンパクトに折り畳むことができる折り
畳みプラスチック容器を提供することを課題とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1では、プラスチックシートを真空
成形で容器に成形するとき、成形後の容器を上下方向に
押え付けたときに内方に折り込み可能なリブを側壁に一
体成形して、側壁を偏平に折り畳めるようにしたことを
特徴とする折り畳みプラスチック容器を提供するもので
ある。
に、本発明の請求項1では、プラスチックシートを真空
成形で容器に成形するとき、成形後の容器を上下方向に
押え付けたときに内方に折り込み可能なリブを側壁に一
体成形して、側壁を偏平に折り畳めるようにしたことを
特徴とする折り畳みプラスチック容器を提供するもので
ある。
【0008】請求項1によれば、真空成形した容器を上
下方向に押え付けると、リブを境にして側壁が自然に内
方に折り込まれて、偏平に折り畳まれるようになる。こ
れにより、容器は高さ(深さ)方向にコンパクト(薄
く)に折り畳めて嵩ばらなくなるから、輸送や保管及び
販売に便利になる。
下方向に押え付けると、リブを境にして側壁が自然に内
方に折り込まれて、偏平に折り畳まれるようになる。こ
れにより、容器は高さ(深さ)方向にコンパクト(薄
く)に折り畳めて嵩ばらなくなるから、輸送や保管及び
販売に便利になる。
【0009】上記側壁のリブは、内方に折り込む谷折り
部分が、側壁の外面から内面方向にくぼませた凹条のリ
ブであるのが好ましい。(請求項2) この構成であれば、真空成形のときに凹条のリブを同時
に一体成形できると共に、谷折り部分のリブが内向き凹
条であるから、容器を押え付けたときに、側壁がより自
然に内方へ折り込まれやすくなる。
部分が、側壁の外面から内面方向にくぼませた凹条のリ
ブであるのが好ましい。(請求項2) この構成であれば、真空成形のときに凹条のリブを同時
に一体成形できると共に、谷折り部分のリブが内向き凹
条であるから、容器を押え付けたときに、側壁がより自
然に内方へ折り込まれやすくなる。
【0010】上記側壁のリブは、内方に折り込む山折り
部分が、側壁の内面から外面方向にくぼませた凹条のリ
ブであるのが好ましい。(請求項3) この構成であれば、山折り部分のリブが外向き凹条であ
るから、容器を押え付けたときに、上記谷折り部分の内
向き凹条のリブと相俟って、側壁がより自然に内方へ折
り込まれやすくなる。この山折り部分のリブは、高さ
(深さ)のある側壁を複数段で折り込むときに有利であ
る。
部分が、側壁の内面から外面方向にくぼませた凹条のリ
ブであるのが好ましい。(請求項3) この構成であれば、山折り部分のリブが外向き凹条であ
るから、容器を押え付けたときに、上記谷折り部分の内
向き凹条のリブと相俟って、側壁がより自然に内方へ折
り込まれやすくなる。この山折り部分のリブは、高さ
(深さ)のある側壁を複数段で折り込むときに有利であ
る。
【0011】上記容器が多角箱状であるとき、側壁の各
角部を三角状に折り込む三角折りリブを一体成形するの
が好ましい。(請求項4) この構成であれば、内方に折り込まれにくい容器の側壁
の各角部が無理に変形したりせずに、自然にきれいな三
角状に折り込まれるようになるので商品価値が向上す
る。
角部を三角状に折り込む三角折りリブを一体成形するの
が好ましい。(請求項4) この構成であれば、内方に折り込まれにくい容器の側壁
の各角部が無理に変形したりせずに、自然にきれいな三
角状に折り込まれるようになるので商品価値が向上す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図2(A)に示すように、
プラスチックシート(例えば、0.2〜1.0mm厚の
半透明のポリプロピレンシート等)を真空成形してなる
四角箱状の容器5は、基本的には、従来の容器1(図7
参照)と同形状であり、該容器5には、ヒンジ部5aを
介して蓋部5bが一体成形されていて、図2(B)に示
すように、蓋部5bで容器5を閉じることができる。該
蓋部5bは、容器5のフランジ部5eに接着等すること
により係止することができる。
を参照して詳細に説明する。図2(A)に示すように、
プラスチックシート(例えば、0.2〜1.0mm厚の
半透明のポリプロピレンシート等)を真空成形してなる
四角箱状の容器5は、基本的には、従来の容器1(図7
参照)と同形状であり、該容器5には、ヒンジ部5aを
介して蓋部5bが一体成形されていて、図2(B)に示
すように、蓋部5bで容器5を閉じることができる。該
蓋部5bは、容器5のフランジ部5eに接着等すること
により係止することができる。
【0013】また、上記容器5は、図3に示すように、
幅W1×奥行きW2×高さ(深さ)W3が、例えば、1
0cm×15cm×4cm程度のサイズのものであり、
該容器5を輸送や保管又は商品として販売するときは、
後述するように、折り畳んだ後の高さW3′よりも僅か
に大きめのさや状の包装用紙パック6に収容するように
している。
幅W1×奥行きW2×高さ(深さ)W3が、例えば、1
0cm×15cm×4cm程度のサイズのものであり、
該容器5を輸送や保管又は商品として販売するときは、
後述するように、折り畳んだ後の高さW3′よりも僅か
に大きめのさや状の包装用紙パック6に収容するように
している。
【0014】図3(A)(B)に示すように、上記容器
5の四側壁5h,5hと5i,5iには、成形後の容器
5を上下方向に押え付けたときに内方に折り込み可能な
リブa,bを一体成形して、四側壁5h,5hと5i,
5iを偏平に折り畳めるようにしている[図3(C)参
照]。
5の四側壁5h,5hと5i,5iには、成形後の容器
5を上下方向に押え付けたときに内方に折り込み可能な
リブa,bを一体成形して、四側壁5h,5hと5i,
5iを偏平に折り畳めるようにしている[図3(C)参
照]。
【0015】上記各リブa,bは、具体的には、図5
(A)(B)に示すように、内方に折り込む谷折り部分
が各側壁5h,5hと5i,5iの外面から内面方向に
半円状でくぼませた凹条のリブaであり、外方に折り込
む山折り部分が各側壁5h,5hの内面から外面方向に
半円でくぼませた凹条のリブbである。なお、図5
(C)(D)に示すように、各リブa,bは、三角状で
くぼませたものでも良い。
(A)(B)に示すように、内方に折り込む谷折り部分
が各側壁5h,5hと5i,5iの外面から内面方向に
半円状でくぼませた凹条のリブaであり、外方に折り込
む山折り部分が各側壁5h,5hの内面から外面方向に
半円でくぼませた凹条のリブbである。なお、図5
(C)(D)に示すように、各リブa,bは、三角状で
くぼませたものでも良い。
【0016】図3(A)(B)に戻って、上記容器5の
狭幅の二側壁5i,5iには、上下方向の中間位置に、
各角部5j,…,5jまで伸長する谷折りリブa(一点
鎖線で示す)を形成する。
狭幅の二側壁5i,5iには、上下方向の中間位置に、
各角部5j,…,5jまで伸長する谷折りリブa(一点
鎖線で示す)を形成する。
【0017】また、容器5の広幅の二側壁5h,5hに
は、上下方向の中間位置に、各角部5j,…,5jの手
前まで伸長する谷折りリブaを形成すると共に、該谷折
りリブaの両端に連続して、各角部5j,…,5jまで
伸長する山折りリブb(実線で示す)を形成する。さら
に、上記各広幅側壁5h,5hには、上記各谷折りリブ
aの両端に連続して、各角部5j,…,5jの上下端部
まで斜めに伸長する谷折りリブaをそれぞれ形成する。
は、上下方向の中間位置に、各角部5j,…,5jの手
前まで伸長する谷折りリブaを形成すると共に、該谷折
りリブaの両端に連続して、各角部5j,…,5jまで
伸長する山折りリブb(実線で示す)を形成する。さら
に、上記各広幅側壁5h,5hには、上記各谷折りリブ
aの両端に連続して、各角部5j,…,5jの上下端部
まで斜めに伸長する谷折りリブaをそれぞれ形成する。
【0018】そして、図1(A)の状態から、図1
(B)(C)に示すように、容器5を上下方向に押え付
けたときには、広幅と狭幅の各側壁5h,5iが各谷折
りリブaで内方に折り込まれるに従って、各角部5j
が、広幅の側壁5hの山折りリブbと斜めの谷折りリブ
a,aとによって三角状に折り込まれて、図1(D)に
示すように、容器5が偏平に折り畳まれるようになる。
(B)(C)に示すように、容器5を上下方向に押え付
けたときには、広幅と狭幅の各側壁5h,5iが各谷折
りリブaで内方に折り込まれるに従って、各角部5j
が、広幅の側壁5hの山折りリブbと斜めの谷折りリブ
a,aとによって三角状に折り込まれて、図1(D)に
示すように、容器5が偏平に折り畳まれるようになる。
【0019】上記構成であれば、真空成形した容器5の
蓋部5bを閉じて、図1(A)の状態から上下方向に押
え付けると、図1(B)(C)のように、各容器5は、
各谷折りリブaと山折りリブbを境にして、各側壁5
h,5iが自然に内方に折り込まれると共に、各角部5
jが三角折り用の各谷折りリブaと山折りリブbとによ
り自然にきれいな三角状に折り込まれて、図1(D)の
ように、容器5が偏平に折り畳まれるようになる。
蓋部5bを閉じて、図1(A)の状態から上下方向に押
え付けると、図1(B)(C)のように、各容器5は、
各谷折りリブaと山折りリブbを境にして、各側壁5
h,5iが自然に内方に折り込まれると共に、各角部5
jが三角折り用の各谷折りリブaと山折りリブbとによ
り自然にきれいな三角状に折り込まれて、図1(D)の
ように、容器5が偏平に折り畳まれるようになる。
【0020】図3に示したように、例えば、容器5の高
さ(深さ)W3が4cm程度であるとすると、折り畳ま
れた後の容器5の高さ(深さ)W3′は、折り畳まれる
前の1/3〜1/5(1.3〜0.8cm程度)とな
る。
さ(深さ)W3が4cm程度であるとすると、折り畳ま
れた後の容器5の高さ(深さ)W3′は、折り畳まれる
前の1/3〜1/5(1.3〜0.8cm程度)とな
る。
【0021】したがって、輸送や保管又は商品として販
売するときは、容器5の幅W1(10cm程度)、奥行
きW2(15cm程度)は従来と同じであるが、高さW
3′が従来の1/3〜1/5(1.3〜0.8cm程
度)よりも僅かに大きめの包装用紙パック6に収容すれ
ば良いことになる。
売するときは、容器5の幅W1(10cm程度)、奥行
きW2(15cm程度)は従来と同じであるが、高さW
3′が従来の1/3〜1/5(1.3〜0.8cm程
度)よりも僅かに大きめの包装用紙パック6に収容すれ
ば良いことになる。
【0022】これらにより、容器5は高さ(深さ)方向
にコンパクト(薄く)に折り畳めて嵩ばらなくなるか
ら、輸送や保管及び販売に便利になる。上記容器5は、
使用するときに紙パック6から引き出せば、容器5の側
壁5h,5iが各リブa,bの反力で自然に真っ直ぐに
復元するが、復元が不足であれば、上下方向に少し引っ
張るだけで、完全に復元させることができる。また、上
記各リブa,bは、既存の真空成形型に凹条及び凸条の
加工を追加するだけで成形できるから、コストアップに
つながらない。
にコンパクト(薄く)に折り畳めて嵩ばらなくなるか
ら、輸送や保管及び販売に便利になる。上記容器5は、
使用するときに紙パック6から引き出せば、容器5の側
壁5h,5iが各リブa,bの反力で自然に真っ直ぐに
復元するが、復元が不足であれば、上下方向に少し引っ
張るだけで、完全に復元させることができる。また、上
記各リブa,bは、既存の真空成形型に凹条及び凸条の
加工を追加するだけで成形できるから、コストアップに
つながらない。
【0023】図3(A)(B)にのみ示したように、上
記容器5の各側壁5h,5i自体を補強するために、上
記リブbと同形状の上下方向の補強用リブc(破線参
照)を各側壁5h,5iの適所に形成しても良い。この
場合、各側壁5h,5iの折り込み用リブaが優先する
ことになる。
記容器5の各側壁5h,5i自体を補強するために、上
記リブbと同形状の上下方向の補強用リブc(破線参
照)を各側壁5h,5iの適所に形成しても良い。この
場合、各側壁5h,5iの折り込み用リブaが優先する
ことになる。
【0024】上記実施形態は、四角箱状の容器5であっ
たが、図6(A)に示すような円筒状の容器5′であっ
ても、外周面に谷折りリブaを形成すれば、同様に折り
畳むことができる。また、上記実施形態は、容器5の側
壁5h,5iを2つ折り(1段)で折り畳むものであっ
たが、図6(B)に示すように、容器5の高さ(深さ)
W3が高いもの(例えば、6cmや8cm等)であれ
ば、谷折りリブaと山折りリブbを多段に形成すれば、
2段以上で折り畳むこともできる。
たが、図6(A)に示すような円筒状の容器5′であっ
ても、外周面に谷折りリブaを形成すれば、同様に折り
畳むことができる。また、上記実施形態は、容器5の側
壁5h,5iを2つ折り(1段)で折り畳むものであっ
たが、図6(B)に示すように、容器5の高さ(深さ)
W3が高いもの(例えば、6cmや8cm等)であれ
ば、谷折りリブaと山折りリブbを多段に形成すれば、
2段以上で折り畳むこともできる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の折り畳みプラスチック容器は、真空成形した容器を
上下方向に押え付けると、リブを境にして側壁が自然に
内方に折り込まれて、偏平に折り畳まれるようになるか
ら、容器は高さ(深さ)方向に1/3〜1/5程度まで
コンパクト(薄く)に折り畳めて嵩ばらなくなるので、
輸送や保管及び販売に便利になる。
明の折り畳みプラスチック容器は、真空成形した容器を
上下方向に押え付けると、リブを境にして側壁が自然に
内方に折り込まれて、偏平に折り畳まれるようになるか
ら、容器は高さ(深さ)方向に1/3〜1/5程度まで
コンパクト(薄く)に折り畳めて嵩ばらなくなるので、
輸送や保管及び販売に便利になる。
【0026】また、請求項2のように、谷折り部分を凹
条のリブに形成すると、真空成形のときにリブを同時に
一体成形できると共に、内向き凹条であるから、容器を
押え付けたときに、側壁がより自然に内方へ折り込まれ
やすくなる。さらに、請求項3にように、山折り部分を
外向き凹条のリブに形成すると、容器を押え付けたとき
に、内向き凹条のリブと相俟って、側壁がより自然に内
方へ折り込まれやすくなる。
条のリブに形成すると、真空成形のときにリブを同時に
一体成形できると共に、内向き凹条であるから、容器を
押え付けたときに、側壁がより自然に内方へ折り込まれ
やすくなる。さらに、請求項3にように、山折り部分を
外向き凹条のリブに形成すると、容器を押え付けたとき
に、内向き凹条のリブと相俟って、側壁がより自然に内
方へ折り込まれやすくなる。
【0027】さらにまた、請求項4のように、容器が多
角箱状であるとき、側壁の各角部を三角状に折り込む三
角折りリブを一体成形すると、内方に折り込まれにくい
容器の側壁の各角部が無理に変形したりせずに、自然に
きれいな三角状に折り込まれるようになるので商品価値
が向上するようになる。
角箱状であるとき、側壁の各角部を三角状に折り込む三
角折りリブを一体成形すると、内方に折り込まれにくい
容器の側壁の各角部が無理に変形したりせずに、自然に
きれいな三角状に折り込まれるようになるので商品価値
が向上するようになる。
【図1】 本発明のプラスチック容器であり、(A)は
折り畳み前の要部斜視図、(B)(C)は折り畳み途中
の要部斜視図、(D)は折り畳み後の要部斜視図であ
る。
折り畳み前の要部斜視図、(B)(C)は折り畳み途中
の要部斜視図、(D)は折り畳み後の要部斜視図であ
る。
【図2】 プラスチック容器であり、(A)は蓋部を開
いた斜視図、(B)は蓋部を閉じた斜視図である。
いた斜視図、(B)は蓋部を閉じた斜視図である。
【図3】 プラスチック容器であり、(A)は側面図、
(B)は正面図、(C)は折り畳んでケースに収容した
側面図である。
(B)は正面図、(C)は折り畳んでケースに収容した
側面図である。
【図4】 折り畳んだプラスチック容器とケースの斜視
図である。
図である。
【図5】 (A)〜(D)はリブの拡大断面図である。
【図6】 (A)は変形例のプラスチック容器の斜視
図、(B)は変形例のプラスチック容器の略画的断面図
である。
図、(B)は変形例のプラスチック容器の略画的断面図
である。
【図7】 従来のプラスチック容器であり、(A)は蓋
部を開いた斜視図、(B)は蓋部を閉じた斜視図であ
る。
部を開いた斜視図、(B)は蓋部を閉じた斜視図であ
る。
【図8】 (A)はプラスチック容器とケースの斜視
図、(B)はケースに収容したプラスチック容器の側面
図である。
図、(B)はケースに収容したプラスチック容器の側面
図である。
5 容器 5h,5i 側壁 5j 角部 a 谷折りリブ b 山折りリブ 6 紙ケース
Claims (4)
- 【請求項1】 プラスチックシートを真空成形で容器に
成形するとき、成形後の容器を上下方向に押え付けたと
きに内方に折り込み可能なリブを側壁に一体成形して、
側壁を偏平に折り畳めるようにしたことを特徴とする折
り畳みプラスチック容器。 - 【請求項2】 上記側壁のリブは、内方に折り込む谷折
り部分が、側壁の外面から内面方向にくぼませた凹条の
リブである請求項1に記載の折り畳みプラスチック容
器。 - 【請求項3】 上記側壁のリブは、内方に折り込む山折
り部分が、側壁の内面から外面方向にくぼませた凹条の
リブである請求項2に記載の折り畳みプラスチック容
器。 - 【請求項4】 上記容器が多角箱状であるとき、各角部
を三角状に折り込む三角折りリブを一体成形した請求項
1〜請求項3のいずれかに記載の折り畳みプラスチック
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35275395A JPH09175541A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 折り畳みプラスチック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35275395A JPH09175541A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 折り畳みプラスチック容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09175541A true JPH09175541A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18426212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35275395A Pending JPH09175541A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 折り畳みプラスチック容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09175541A (ja) |
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-
1995
- 1995-12-25 JP JP35275395A patent/JPH09175541A/ja active Pending
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