JPH1119289A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH1119289A
JPH1119289A JP17428897A JP17428897A JPH1119289A JP H1119289 A JPH1119289 A JP H1119289A JP 17428897 A JP17428897 A JP 17428897A JP 17428897 A JP17428897 A JP 17428897A JP H1119289 A JPH1119289 A JP H1119289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機のセンター役物等でステージの形
状、機能等を変更する際の設計業務の煩雑化等の不都合
を解消すること 【解決手段】 アタッチメント26の嵌合枠50の下端
には嵌合溝72が設けられ、球衝突防止板52には嵌合
穴74が設けられている。またステージ46の左右端に
は嵌合溝72に整合する嵌合部76が設けられ、奥側の
端面には嵌合穴74に整合する嵌合突起78が設けられ
ている。嵌合溝72に嵌合部76を、嵌合穴74に嵌合
突起78を嵌合させることにより、ステージ46をアタ
ッチメント26に取り付けでき、これらの嵌合を解除す
れば、ステージ46をアタッチメント26から取り外す
ことができる。よって、ステージの形状、機能等を変更
する際にセンター役物全体やアタッチメントを変更する
必要はなく、そのための設計業務が煩雑化したりコスト
アップすることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾球遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機やアレンジボール式パ
チンコ機等の弾球遊技機には、図18に例示されるセン
ター役物を備えるものがある。このセンター役物300
は、可変表示装置の表示面に対応する表示窓302を有
する枠状の表示枠部材304、表示枠部材304の前面
側に配されセンター役物300を遊技盤に固定するため
の部材となるベース板306、ベース板306の前面に
取り付けられた一対の前飾り部材308、入球口31
0、デジタル表示器312および保留ランプ314等を
備えて前飾り部材308の間に配された中飾り部材31
6、前飾り部材308の下方に配されて遊技盤面から導
入した遊技球を表示枠部材304の内側に放出するワー
プ樋318等から構成されている。
【0003】このセンター役物300では、表示枠部材
304の床に相当する部分はワープ樋318から流出し
た遊技球を遊動させた後に球誘導凹部320から遊技盤
面に向けて落下させるステージ322とされており、弾
球遊技の興趣を向上させる役割を持っている。
【0004】特に、最近は可変表示装置の大型化に伴い
センター役物も大型化し、したがってステージのスペー
スも大きく確保できるため、様々な形状、機能を有する
ステージが備えられたセンター役物が機種毎に搭載さ
れ、遊技球の進路を変更させる等して遊技に変化を与え
ることにより遊技の趣向性を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のセン
ター役物ではステージが他の部材と一体成形されていた
ので、ステージの形状、機能等を変更する場合にはセン
ター役物全体あるいはステージと一体成形されている部
材を変更しなければならなかった。このため、設計業務
の煩雑化、コストアップ等の不都合が生じることがあっ
た。なお、このような不都合は、センター役物に限ら
ず、ステージを有するものに共通であった。
【0006】本発明は、このようなステージに関わる不
都合を解消することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、遊技
球を遊動させた後に遊技盤面に向けて落下させるステー
ジと、遊技盤側に固定されて前記ステージを保持するス
テージ保持部材と、遊技盤面側から前記ステージに向け
て遊技球を導く導入機構とを備え、前記ステージを前記
保持部材に対して着脱自在としたことを特徴とする。
【0008】ステージが着脱自在であるので、ステージ
の形状、機能等を変更する場合にはステージだけを変更
すればよく、例えばセンター役物全体あるいはステージ
を保持する部材等を変更する必要はなく、それら(セン
ター役物等)の変更に伴う設計業務の煩雑化、コストア
ップ等の不都合を解消できる。
【0009】なお、本発明をセンター役物に適用するに
は、請求項2記載の構成とすればよい。このようにすれ
ば、様々な機種で用いられているセンター役物の設計業
務の煩雑化を防止し、コストの低減を図ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照して説明することにより、発明の実施の形態を具体的
に説明する。
【0011】
【実施例1】図1に示すように、本実施例の弾球遊技機
としてのパチンコ機10では、遊技盤12の中央部にセ
ンター役物14が設置されており、その表示窓51内に
は液晶表示装置(本体部分の図示は省略)の表示面62
が填め込まれている。また、センター役物14の下方に
は、始動入賞口16、大入賞口18、普通入賞口22等
が配されている。
【0012】図2に示すように、センター役物14は、
額縁状の本体部24とアタッチメント26とから構成さ
れている。図2および図3に示すように、本体部24
は、ベース板28、中飾部材30、左飾部材32、右飾
部材34、球誘導部材36によって構成され、ベース板
28の背面側には支持枠54が突設されている。
【0013】中飾部材30にはデジタル表示器37と一
対の天入球口38が設けられており、ベース板28の裏
面には、天入球口38に対応して球誘導路40が設けら
れている。そして、図2に示すように、アタッチメント
26には、球誘導路40に対応して球入口42が設けら
れている。
【0014】図2および図3に示すように、左飾部材3
2と右飾部材34とは互いに対照となる形状で、中飾部
材30と共に庇状に前方に突出している。左飾部材32
および右飾部材34のそれぞれの側面には球通過口56
が開口しており(図示は、右飾部材34の球通過口56
のみ)、球通過口56に流入した遊技球は、図示しない
出口から球誘導部材36上に落ち、球誘導部材36によ
って中央側に誘導されて、さらに下方へと落下すること
になる。
【0015】図4〜図7に示すように、アタッチメント
26の表側には嵌合枠50が突設されている。嵌合枠5
0の下端間には球衝突防止板52が横設されており、嵌
合枠50と球衝突防止板52により表示窓51が形成さ
れている。図5〜図7に示すように、嵌合枠50の下端
には嵌合溝72が設けられ、球衝突防止板52には嵌合
穴74が設けられている。
【0016】図5に示すようにステージ46の左右端に
は嵌合溝72に整合する嵌合部76が設けられ、奥側の
端面には嵌合穴74に整合する嵌合突起78が設けられ
ており、嵌合溝72に嵌合部76を、嵌合穴74に嵌合
突起78を嵌合させることにより、図4に示されるよう
に、ステージ46がアタッチメント26に取り付けられ
ている。また、これらの嵌合を解除すれば、ステージ4
6をアタッチメント26から取り外すことができる。
【0017】図4に示すように、ステージ46をアタッ
チメント26に取り付けた際には、嵌合枠50とステー
ジ46とで一連の枠状体80を形成する。この枠状体8
0の外面形状は支持枠54(図4には示さない)の内面
形状に整合し、支持枠54の内側に枠状体80を嵌合さ
せることにより、図2に示されるようにベース板28
(すなわち本体部24)とアタッチメント26とを接合
させることができ、またその嵌合を解除することにより
本体部24とアタッチメント26と分離することができ
る。
【0018】図2、図4および図5に示すように、ステ
ージ46の中央部には凹部47が設けられており、ステ
ージ46の左右端側から凹部47に向かって緩やかな傾
斜が付与されている。また、ステージ46には、アタッ
チメント26に取付けた際に球衝突防止板52と並行す
る位置に、球誘導突起82が設けられている。そして、
嵌合枠50内の左右の壁には、球衝突防止板52と球誘
導突起82の間になる位置に、球出口48が開口してい
る。
【0019】図7に示すように、アタッチメント26の
背板部27の上辺から側辺にかけては、球入口42に連
通するワープ通路44が設けられており、ワープ通路4
4は、球出口48に通じている。このため、球入口42
に流入した遊技球(つまり天入球口38に入球した遊技
球)は、ワープ通路44を通って球出口48からステー
ジ46上に落下することになる。ステージ46に落下し
た遊技球の大半は球衝突防止板52と球誘導突起82に
よって形成される溝に沿って凹部47に向かって移動
し、凹部47から手前側に落下するが、凹部47に達す
る前に溝から外れてステージ46から手前側に落下する
ものもある。図1に示されるように凹部47の下方には
始動入賞口16が配されているから、凹部47から落下
した遊技球が始動入賞口16に入賞する可能性が高いと
言える。
【0020】以上の説明から明らかなように、このセン
ター役物14では、ステージ46をアタッチメント26
に着脱自在で、例えばステージ46を図8に示される形
状のステージ90に交換することができる。図8に示す
ように、このステージ90の中央部には3本の球誘導凹
部92が設けられており、この点で上述のステージ46
と違っている。
【0021】しかし、それ以外の各部の寸法や形状等、
例えば嵌合部76、嵌合突起78および球誘導突起82
はステージ46と同じで、嵌合枠50の嵌合溝72に嵌
合部76を、嵌合穴74に嵌合突起78を嵌合させるこ
とにより図9に示されるようにアタッチメント26に取
り付けてセンター役物14に組み付けることができる。
また、これらの嵌合部76および嵌合突起78による嵌
合を解除すれば、アタッチメント26から取り外すこと
ができる。
【0022】以上のように、このセンター役物14を備
えるパチンコ機10では、ステージ46、90をアタッ
チメント26に着脱、交換自在である。したがってステ
ージ46、90の形状、機能等を変更する場合にはステ
ージ46、90だけを変更すればよく、例えばセンター
役物14全体あるいはステージ46を保持するアタッチ
メント26等を変更する必要はなく、それら(センター
役物14等)の変更に伴う設計業務の煩雑化、コストア
ップ等の不都合を解消できる。
【0023】なお、液晶表示装置等の可変表示装置の表
示面の大きさに対応した表示窓が形成されたアタッチメ
ントをベース板に着脱可能とし、様々な可変表示装置の
サイズに対応できるように構成してもよい。
【0024】
【実施例2】次にステージに入賞口装置等の遊技装置や
障害突起等の遊技部材を設ける例を説明する。図10に
示すように、このパチンコ機100の遊技盤102の中
央部にはセンター役物104が設置されており、図1
0、図11、図12および図14に示すように、その表
示窓106内には液晶表示装置108(本体部分は図1
2および図14参照)の表示面110が配されている。
また、図10に示すように、センター役物104の下方
には、大入賞装置112や入賞口114、116等が配
されている。大入賞装置112は、開閉板113を手前
側(遊技者側)に倒すと開放されてきわめて入賞しやす
い状態になるが、通常は図示のように開閉板113が起
てられていて入賞不可能である。
【0025】図10、図11、図12および図14に示
すように、表示窓106は表示窓106側からベース板
118側に広がる漏斗状の枠体120の一部として形成
されている。枠体120の床122にはステージ取付穴
124が設けられており、ここにステージ126が取り
付けられている。詳しくは、図14に示すようにステー
ジ取付穴124の縁部は階段状になっており、その階段
状の部分にステージ126の段差部128を嵌合させ、
ピン130を中心にして回動可能な長方形の係止片13
2によってステージ126の背面の上下左右4箇所を支
承している。これら係止片132の長手方向をステージ
126側に突出させていればステージ126は固定され
(図示の状態)、係止片132を回動させて長手方向を
ステージ126から外せばステージ126を取り外すこ
とができる。
【0026】図10〜図14に示すように、ステージ1
26の上面側には遊技部材としての障害突起134およ
び遊技装置としての始動入賞装置136が設置されてい
る。図11、図12および図14に示すように、始動入
賞装置136は一対の羽根部材138を備えるチューリ
ップ式入賞装置であり、羽根部材138を開くと入賞し
やすい状態になる。また、図13および図14に示すよ
うに、ステージ126には始動入賞装置136に入球し
た遊技球を落下させるための入球穴144が設けられて
おり、図14に示すように、始動入賞装置136に入賞
した遊技球を誘導するための球集合樋142が入球穴1
44に接続されている。なお、図14に示すように、ス
テージ126の背面側には羽根部材138を開閉駆動す
るための駆動部140が配されている。
【0027】図10、図11、図12および図14に示
すように、センター役物104の前面側には中飾部材1
50、左飾部材152および右飾部材154が配されて
いる。図12および図14に示すように、これら中飾部
材150、左飾部材152および右飾部材154はベー
ス板118の前面(すなわち遊技盤102の前面側)に
突出している。中飾部材150には一対の入球口160
が設けられており、入球口160にはワープ樋162が
接続されている。図12に示すように、左飾部材152
および右飾部材154のそれぞれの側面には球通過口1
56が開口しており(図示は、右飾部材154の球通過
口156のみ)、球通過口156に流入した遊技球は、
図示しない出口から落下して遊技盤102上に戻って行
く。
【0028】図14に示すようにワープ樋162の他端
は枠体120に設けられた球出口164に接続されてい
る。図10、図11および図14に示すように、球出口
164は枠体120の内側に向かって開口しており、入
球口160に流入した遊技球は、ワープ樋162によっ
て導かれて球出口164からステージ126上に流出す
る。
【0029】次に、このパチンコ機100の動作すなわ
ちパチンコ遊技について説明する。このパチンコ機10
0では、遊技盤102に向けて発射された遊技球が大入
賞装置112や入賞口114、116等に入賞すると賞
球としての遊技球が払出される。これは公知のパチンコ
機と同様である。
【0030】さて、このパチンコ機100では、入球口
160に流入した遊技球は、ワープ樋162によって導
かれて球出口164からステージ126上に流出する。
その遊技球は、ステージ126の傾斜により奥から手前
側に向かって転動するが、途中障害突起134との衝突
で進路を変化させられ、あるものは始動入賞装置136
に入賞し、他はステージ126から遊技盤102側に流
出、落下する。
【0031】始動入賞装置136に遊技球が入賞する
と、液晶表示装置108の表示面110にて図柄が変動
表示され、当たり図柄(例えば777)あるいは外れ図
柄が静止表示される。ここで当たり図柄が表示された場
合には、パチンコ機100は特別遊技を実行する。この
特別遊技は、公知の第1種と呼ばれるパチンコ機と同様
であるが、簡単に説明する。
【0032】特別遊技では、まず開閉板113を倒して
大入賞装置112を開放し、きわめて入賞しやすい状態
にする。そして、大入賞装置112を開放してから30
秒を経過するか、大入賞装置112への入賞球が10球
に達したなら開閉板113を起てて大入賞装置112を
閉鎖する。その際に、今回の開放中の入賞球のいずれか
が大入賞装置112のV領域を通過していたなら、大入
賞装置112を再び開放し、前述と同様に閉鎖させるこ
とを繰り返す。
【0033】もし、大入賞装置112の開放中に入賞し
た遊技球中でV領域を通過したものがない場合、あるい
は大入賞装置112の開放回数が規定数(本実施例では
16回)に達した場合には、大入賞装置112の再開放
は行われず、特別遊技は終了となる。
【0034】このパチンコ機100のセンター役物10
4では、係止片132を操作することによりステージ1
26を着脱できる。したがってステージ126の形状、
機能、障害突起134や始動入賞装置136等を変更す
る場合にはステージ126だけを変更すればよく、例え
ばセンター役物104全体あるいはステージ126を保
持する枠体120等を変更する必要はなく、それら(セ
ンター役物104等)の変更に伴う設計業務の煩雑化、
コストアップ等の不都合を解消できる。
【0035】しかも、センター役物104内に設置され
るステージ126上に障害突起134や始動入賞装置1
36を配して、ステージ126上の第2の遊技領域とし
ているので、全体として(遊技盤102上に形成される
従来と同様の遊技領域と上述の第2の遊技領域とで)遊
技領域の有効スペースを拡大することができる。
【0036】パチンコ機等の弾球遊技機に大型の可変表
示装置を配設すると遊技領域の有効スペースが縮小され
るので遊技装置や遊技部材などを配置し難く、かりに配
置できたとしても遊技に弊害をもたらしかねない。しか
し、本実施例のようにこれらをステージ上に配設すれば
遊技に弊害をもたらさず且つ有効スペースを拡大するこ
とができるので、大型の可変表示装置を配設する場合に
は特に有効である。
【0037】また、弾球遊技機に配設される遊技装置や
遊技部材には、複数の機種で共通なものと機種毎に異な
るものとがある。これら機種毎に異なる遊技装置や遊技
部材の一部あるいは全部をステージに配設すれば、機種
の変更に際して変更箇所が少なくなり、設計業務を簡略
化できる。
【0038】
【ステージの変形例】この例は、センター役物のステー
ジの構造を変更した例であり、その他の構成は実施例2
と同様である。図15〜図17に示すように、この例の
センター役物104’のステージ126’には、多数の
障害突起134が立設され、遊技装置としての第3種始
動口170および振分装置190が配設されている。
【0039】第3種始動口170は、遊技球が通過可能
な切欠172を有する環状の外縁部材174、遊技球を
受容可能な凹陥部176を有して外縁部材174内で回
転する回転部材178を備えており、ステージ126’
の背面側には回転部材178を駆動する駆動部(図示
略)が配されている。図17に示すように、ステージ1
26’には遊技球を通過させる球流出穴180が設けら
れている。また、図示は省略するが、ステージ126’
の背面側には実施例2で示したのと同様の球集合樋が配
され、球流出穴180に接続されている。こうした構成
により、凹陥部176が切欠172に整合する位置にあ
るときには遊技球が切欠172を通過して凹陥部176
に流入でき、凹陥部176に受容された遊技球は、回転
部材178の回転に伴って凹陥部176が球流出穴18
0上に達したときに球流出穴180から落下して球集合
樋に流出する。
【0040】図17に示すように、振分装置190には
開閉板192が備えられている。この開閉板192は、
ステージ126’の表面とほぼ平行になる閉鎖位置(図
示の位置)とステージ126’上にほぼ直立する開放位
置とに変動可能で、ステージ126’の背面側には開閉
板192を開閉駆動するための駆動機構(図示略)が設
置されている。このため、開閉板192が閉鎖位置にあ
るときには振分装置190に遊技球が流入することはな
いが、開閉板192を開放位置にすると遊技球が流入し
やすくなる。また、振分装置190の内部は3分割され
ていて、中央部が特定領域194、左右が通常領域19
6とされており、振分装置190に流入した遊技球は特
定領域194または通常領域196を通過する。
【0041】このセンター役物104’を備えるパチン
コ機では公知の第3種パチンコ機と同様のゲームが行わ
れるので、次にその主要な部分を簡単に説明する。この
パチンコ機では、遊技盤上に設置されている入賞口のい
くつか(普通は1〜2個)、例えば実施例2のパチンコ
機100の入賞口114、116が図柄始動口とされ
る。そして、図柄始動口に入賞があると液晶表示装置1
08の表示面110にて図柄が変動表示され、当たり図
柄(例えば777)あるいは外れ図柄が静止表示され
る。
【0042】ここで当たり図柄が表示されると振分装置
190の開閉板192が設定時間開放位置とされる。こ
の開放期間中に振分装置190に流入した遊技球が特定
領域194を通過すると特別遊技が開始される。特別遊
技では、第3種始動口170に遊技球が入球すると(正
確には球流出穴180を通過すると)、大入賞装置が開
放されて、きわめて入賞しやすい状態になる。この大入
賞装置は、図10に示される大入賞装置112を第3種
パチンコ機用の大入賞装置に取り換えればよい。簡易的
には、大入賞装置112のV領域通過センサを取り外し
て10カウントセンサだけにして流用することもでき
る。
【0043】大入賞装置は、開放後30秒を経過する
か、大入賞装置への入賞球が10球に達したなら閉鎖さ
れる。そして、再び第3種始動口170に遊技球が入球
すると大入賞装置が開放され前述と同様に閉鎖される。
第3種始動口170に入球する毎に大入賞装置の開放、
閉鎖が繰り返され、大入賞装置の開放回数が規定数(本
実施例では16回)に達すれば特別遊技は終了となる。
【0044】このセンター役物104も実施例2のセン
ター役物104と同様に、ステージ126’を着脱で
き、ステージ126’に遊技装置(第3種始動口17
0、振分装置190)や遊技部材(障害突起134)を
配設しているので、実施例2と同様の効果を得ることが
できる。
【0045】なお、これら実施例2および変形例で説明
したセンター役物のステージには、上述した遊技装置
(始動入賞装置、第3種始動口等)や遊技部材(障害突
起等)ばかりでなく、他の遊技装置や入球口、ランプ
類、風車等の遊技部材を配設してもよい。
【0046】さらに、これら実施例2および変形例で説
明したセンター役物の構造は、アレンジボール式パチン
コ機にも応用できる。その場合、アレンジボール式パチ
ンコ機に使用される公知の振分装置、得点増加装置等の
遊技装置や入球口、風車等の遊技部材を配設すればよ
い。
【0047】振分装置は、例えばチューリップ式入球装
置に入球した遊技球が複数穴を有するいわゆるクルーン
上に進入する構成とし、入球した遊技球が設定された穴
に入球した場合に特別遊技となるように構成してもよい
し、その他の構成でも構わない。なお、チューリップ式
入球装置を採用する場合には、これが開放していなけれ
ば入球不可能に構成するのが好ましい。また、可変表示
装置、大入賞装置、第3種始動口、始動入賞装置等の遊
技装置もこれらの構成に限定されるものではない。
【0048】以上、2つの実施例と1つの変形例に従っ
て、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は
このような実施例等に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは
言うまでもない。例えば、ステージの着脱方法は上述の
各例に限るものではなく、様々実施可能である。
【0049】ステージを木製、発泡性樹脂等とすれば遊
技釘を打ち込み可能となり、釘調整(遊技釘を叩打する
等して遊技釘の角度を変更し、例えば入球装置等への入
球率を変更する)が可能となる。この場合、ステージは
遊技釘を打ち込んで調整しても支障のない材質であれば
木製、発泡性樹脂以外の材質でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例1のセンター役物の斜視図である。
【図3】 実施例1のセンター役物の本体部の斜視図で
ある。
【図4】 実施例1のセンター役物のアタッチメントの
斜視図である。
【図5】 実施例1のセンター役物のアタッチメントの
分解斜視図である。
【図6】 実施例1のセンター役物のアタッチメントで
ステージを取り外した状態の斜視図である。
【図7】 実施例1のセンター役物のアタッチメントで
ステージを取り外した状態の正面図である。
【図8】 実施例1のセンター役物のアタッチメントに
取り付けられるステージの一例の斜視図である。
【図9】 図8のステージを取り付けたセンター役物の
斜視図である。
【図10】 実施例2のパチンコ機の正面図である。
【図11】 実施例2のセンター役物の正面図である。
【図12】 実施例2のセンター役物の斜視図である。
【図13】 実施例2のセンター役物のステージの平面
図である。
【図14】 実施例2のセンター役物の図10における
A−A線に沿った断面図である。
【図15】 変形例のセンター役物の斜視図である。
【図16】 変形例のセンター役物の正面図である。
【図17】 変形例のセンター役物のステージの平面図
である。
【図18】 従来のセンター役物の一例の斜視図であ
る。
【符号の説明】 10…パチンコ機(弾球遊技機) 12…遊技盤
14…センター役物 16…始動入賞口 18…大入賞口 22…普通入
賞口 24…本体部 26…アタッチメント(ステージ保持部材) 27…
背板部 28…ベース板 30…中飾部材 32…左飾部材
34…右飾部材 36…球誘導部材 37…デジタル表示器 38…
天入球口(導入機構) 40…球誘導路(導入機構) 42…球入口(導入機
構) 44…ワープ通路(導入機構) 46…ステージ
47…凹部 48…球出口(導入機構) 50…嵌合枠(ステージ
保持部材) 51…表示窓 52…球衝突防止板 54…支持枠
56…球通過口 62…表示面 72…嵌合溝 74…嵌合穴 7
6…嵌合部 78…嵌合突起 80…枠状体 82…球誘導突起 90…ステージ 92…球誘導凹部 100…パチンコ機(弾球遊技機) 102…遊技盤 104、104’…センター役物 106…表示窓
108…液晶表示装置 110…表示面 112…大入賞装置 113…開
閉板 114…入賞口 118…ベース板 120…枠体(ステージ保持部
材) 122…床 124…ステージ取付穴 126、126’…ステー
ジ 128…段差部 130…ピン 132…係止片 134…障害突起 136…始動入賞装置 138…羽根部材 140
…駆動部 142…球集合樋 144…入球穴 150…中飾
部材 152…左飾部材 154…右飾部材 160…入
球口(導入機構) 162…ワープ樋(導入機構) 164…球出口(導
入機構) 170…第3種始動口 172…切欠 174…外
縁部材 176…凹陥部 178…回転部材 180…球流
出穴 190…振分装置 192…開閉板 194…特定
領域 196…通常領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を遊動させた後に遊技盤面に向け
    て落下させるステージと、 遊技盤側に固定されて前記ステージを保持するステージ
    保持部材と、 遊技盤面側から前記ステージに向けて遊技球を導く導入
    機構とを備え、 前記ステージを前記保持部材に対して着脱自在としたこ
    とを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の弾球遊技機において、 前記ステージおよび前記ステージ保持部材は可変表示装
    置の表示面の外周側に配される枠状体を構成し、 該枠状体および導入機構は前記可変表示装置の表示面の
    外周側に配されるセンター役物の一部となっていること
    を特徴とする弾球遊技機。
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