JP2009119162A - パチンコ機のセンター役物 - Google Patents

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孝弘 佐藤
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Abstract

【課題】再利用乃至は共通利用可能な部材を含んで構成されている場合であっても、設計自由度を大きく確保することが出来る、新規な構造のセンター役物を提供することを、目的とする。
【解決手段】中心孔108を通じて表示装置94の表示画面が遊技者に視認されるようになっているパチンコ機のセンター役物を、遊技球が転動可能な転動部76と、遊技状況に応じて各種の演出をする演出部78,80に分割可能とし、更に、かかる演出部78,80を互いに異なる演出機能が集約された部分毎に分割可能とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、中心孔を備えた枠体形状とされており、中心孔を通じて表示装置の表示画面が遊技者に視認可能とされたパチンコ機のセンター役物に関するものである。
従来から、遊技領域の略中央部分において、額縁乃至は枠体の如き形状を呈するセンター役物が設けられたパチンコ機が知られている。
かかるセンター役物には、遊技球が転動する転動ステージや、遊技領域を流下する遊技球を転動ステージまで誘導するワープ通路が形成されている。また、センター役物に形成された中心孔を通じてセンター役物の奥側に配された表示装置の表示画面を観ることが出来るようになっている。更にまた、センター役物には、パチンコ機の機種を特徴付けるために、独特の形状が付されている。それ故、センター役物は、遊技前と遊技中の両方において、遊技者の興味を惹きつけるようになっている。
ところで、パチンコ機のライフサイクルは短く、特に近年は、その傾向が一層強くなっている。そこで、パチンコ機の製造を効率良く行うこと等を目的として、パチンコ機を構成する各種部材を再利用乃至は共通利用することが検討されており、センター役物もそのうちの一つに含まれている。
しかしながら、上述の如く、センター役物はパチンコ機の機種を特徴付けるものであることから、センター役物を他の機種に用いることは現実的ではない。
そこで、特許文献1に記載されているように、複数の分割役物部材に分割される構造の役物を採用し、ステージ部分が形成されている分割役物部材を再利用乃至は共通利用することが提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載の役物では、ステージ部分が形成されている役物分割部材の再利用乃至は共通利用を十分に行うことが難しいという問題があった。
すなわち、特許文献1に記載の役物では、ステージ部分を含む下側分割役物部材に対して、下側装飾部が形成されていることから、様々なデザインの分割役物部材を予め用意して、それらを適宜組み合わせることにより、役物を構成するとしても、下側装飾部に見合った装飾が施された上側役物分割部材を用意しなければならないという制限があると共に、上側役物分割部材と下側役物分割部材の組み合わせを考えると、より普遍的な装飾になってしまうという問題があった。即ち、ステージ部分が形成されている分割役物部材を再利用乃至は共通利用しようとする場合、再利用乃至は共通利用する役物の設計自由度が低くなってしまうという問題があった。
特開2001−204918号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、再利用乃至は共通利用可能な部材を含んで構成されている場合であっても、設計自由度を大きく確保することが出来る、新規な構造のセンター役物を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
本発明は、中心孔を備えた枠体形状とされており、中心孔を通じて表示装置の表示画面が遊技者に視認されるようになっているパチンコ機のセンター役物において、遊技球が転動可能な転動部と、遊技状況に応じて各種の演出をする演出部に分割可能とされていると共に、演出部が互いに異なる演出機能が集約された部分毎に分割可能とされていることを、特徴とする。
このような本発明に従う構造とされたセンター役物においては、センター役物が互いに異なる機能を有する部分毎に分割出来るようになっていることから、特定の機能を有する部分だけを再利用乃至は共通利用することが可能となる。その結果、再利用乃至は共通利用しようとする部分によって、センター役物の形状や大きさ等が制約され難くなる。
従って、本発明に係るセンター役物においては、再利用乃至は共通利用する部分を備えていても、設計自由度を大きく確保することが可能となる。
なお、本発明において、転動部とは、遊技球が転動する転動ステージだけを備えていても良いし、転動ステージの他に転動ステージへ遊技球を誘導するワープ通路を備えていても良い。そこにおいて、センター役物がワープ通路を備えている場合には、ワープ通路と転動ステージの両方が転動部に設けられていることが望ましい。これにより、転動部と演出部を組み合わせる際に、ワープ通路とステージの接続部分の位置合わせが不要となる。
また、本発明において、演出部とは、視覚や聴覚を通じて遊技者に認識される演出を行うものをいう。例えば、電飾用LED等の発光手段による発光を利用した演出を行うものや、可動部材の動きを利用した演出を行うもの等によって構成される。
さらに、本発明において、「互いに異なる機能毎に」とは、「互いに異なる演出をする演出手段毎に」ということである。従って、異なる電飾用LEDを発光制御するのであれば、互いに異なる機能を有していることになり、異なる可動部材を駆動制御するのであれば、互いに異なる機能を有していることになる。なお、互いに異なる機能の組み合わせとしては、(1)電飾と電飾,(2)電飾と可動部材,(3)可動部材と可動部材,(4)電飾及び可動部材と電飾等が考えられる。
更にまた、本発明において、センター役物はセンター役物の周方向で分割されるが、センター役物の周方向で分割されることに加えて、センター役物の奥行方向(前後方向)で分割されるようにしても良い。
また、本発明において、センター役物が転動部と演出部に分割可能というのは、転動部と演出部を単体として取り扱うことが出来るようにするということであり、センター役物を演出部と転動部以外に分割できないことを意味するものではない。
さらに、本発明においては、転動部と演出部の後方に配される、単一のベース部材に対して、転動部と演出部が固定されるようになっていると共に、ベース部材が遊技盤に対して直接的乃至は間接的に固定されるようになっていることが望ましい。これにより、転動部と演出部の高度な位置決めを有利に実現することが可能となる。
また、転動部と演出部だけで固定されていないから、遊技球の衝突に起因する衝撃によって転動部と演出部の位置ずれが生じてしまうことを防止することが可能となる。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1及び図2には、本発明の一実施形態としてのパチンコ機のセンター役物10が示されている。なお、図1では、後述する前カバー70(図8参照)と電飾カバー74が取り外された状態が示されており、図2では、後述する前カバー70(図8参照)が取り外された状態が示されている。また、以下の説明において、上下左右方向は、原則として、図1における上下左右方向をいうものとし、前後方向は、原則として、図1の紙面に垂直な方向をいうものとする。
より詳細には、センター役物10は、全体として枠体乃至は額縁の如き形状を呈しており、下端において左右に延びる部分には、遊技球が転動する転動ステージ12が形成されている。特に本実施形態では、転動ステージ12が、上段ステージ14と下段ステージ16の上下2段に分割されている。
上段ステージ14は、前端に沿って左右方向に延びる落下防止壁18と、後端に沿って左右方向に延びる落下防止壁20を備えている。これにより、上段ステージ14における遊技球の転動面は、左右方向に帯状に広がっている。そこにおいて、本実施形態では、上段ステージ14の転動面は、左右方向中央部分が凸となる一方、かかる左右方向中央部分を挟んだ両側が凹となっている。換言すれば、上段ステージ14は、左右方向中央部分が山状部22とされている一方、かかる山状部22を挟んだ左右両側が谷状部24とされている。
また、上段ステージ14には、奥行方向の中間部分を左右方向の両端から中央へ向かって延びる仕切壁26,28が設けられている。特に本実施形態では、各仕切壁26,28は谷状部24,24の底に至らない長さで端から延び出している。
なお、本実施形態では、左側の仕切壁26は、上段ステージ14の左端へ行くに従って奥側へ位置せしめられている。即ち、本実施形態では、上段ステージ14の左端部分は左右方向の中央へ行くに従って奥行寸法が小さくなっている。これにより、後述のワープ通路64を通って上段ステージ14へ誘導されてきた遊技球が上段ステージ14を右端に向かって転動することが出来るようになっている。
また、上段ステージ14の転動面には、各仕切壁26,28の手前側の領域において、左右方向の中央に向かって下る傾斜が付されている一方、各仕切壁26,28の奥側の領域において、上段ステージ14と下段ステージ16を連通する連通孔30,30が形成されている。
さらに、上段ステージ14の転動面には、各谷状部24の底において、上段ステージ14の奥側へ下る奥側誘導面32が形成されている。更にまた、奥側誘導面32の下流端には、連通孔30に向かって下る傾斜が付されている。これにより、仕切壁26,28の手前側の領域を転動する遊技球を奥側誘導面32によって誘導させた後、連通孔30に入球させることが出来るようになっている。
また、上段ステージ14の山状部22の頂には、遊技球をセンター役物10の前方へ排出するためのトンネル34の入口36が開口形成されている。そこにおいて、このトンネル34は、図3にも示されているように、下段ステージ16の転動面よりも下方へ延びた後、センター役物10の前面に向かって延び出している。そして、下段ステージ16の下方において、トンネル34の出口38が開口形成されている。
さらに、上段ステージ14の山状部22には、トンネル34の入口36を左右両側から挟むようにして、一対のガイド壁40,40が設けられている。これら一対のガイド壁40,40は、それぞれ、上段ステージ14の奥壁から前方へ向かって延びる第一壁部42と、上段ステージ14の奥行方向中間部分において上段ステージ14の左右方向外方へ延びる第二壁部44を備えている。これにより、上段ステージ14の山状部22を転動する遊技球は、一対の第一壁部42,42によって、左右両側からトンネル34の入口36に入球することが出来ないようになっている。また、遊技球は、第二壁部44によって、第二壁部44よりも前方の領域を転動するようになっている。
なお、本実施形態では、各ガイド壁40における第二壁部44と落下防止壁18の間には、遊技球がすれ違うことが出来ない程度の大きさの隙間、即ち、遊技球2個分よりも小さな隙間が形成されている。
さらに、上段ステージ14の山状部22の頂には、トンネル34の入口36の前方からトンネル34の入口36のほうへ下る誘導傾斜面46が形成されている。これにより、上段ステージ14の山状部22を転動する遊技球を、誘導傾斜面46によってトンネル34の入口36のほうへ誘導させて、トンネル34の入口36に入球させることが出来るようになっている。
また、上段ステージ14の山状部22には、落下防止壁18におけるトンネル34の入口36の前方に位置する部分に対して、トンネル34の入口36のほうへ向かって突出する突起48が設けられている。そこにおいて、突起48の高さ寸法は、遊技球の半径よりも十分に小さくされている。これにより、上段ステージ14を転動する遊技球が突起48を乗り越えることが出来るようになっている。なお、遊技球が突起48を乗り越えた際に、落下防止壁18も乗り越えることがないように、突起48の高さ寸法や落下防止壁18の高さ寸法が適当に設定されている。
また、本実施形態では、突起48は、トンネル34の入口36のほうへ行くに従って幅寸法(左右方向の寸法)が短くされた山形乃至は三角形状を呈している。これにより、突起48を乗り越える勢いがない遊技球を、突起48の側面によって、トンネル34の入口36のほうへ誘導することが出来るようになっている。
さらに、本実施形態では、突起48の基端部分の幅寸法は、一対のガイド壁40,40において左右方向で対向位置せしめられた一対の第一壁部42,42の対向面間距離よりも大きくされている。
一方、下段ステージ16は、図4及び図5に示されているように、前端に沿って延びる落下防止壁50と、後端に沿って延びる落下防止壁52を備えており、転動面が左右方向に帯状に広がっている。なお、本実施形態では、下段ステージ16の転動面における左右方向の寸法は、上段ステージ14の転動面における左右方向の寸法よりも短くされている。
また、下段ステージ16には、上段ステージ14と同様に、左右方向中央部分に山状部54が形成されていると共に、かかる山状部54の左右両側に谷状部56が形成されている。そこにおいて、各谷状部56の底には、遊技球を前方へ排出するための排出傾斜面58が形成されている。また、山状部54の頂には、遊技球を前方へ排出するためのガイド傾斜面60が形成されている。なお、落下防止壁50には、排出傾斜面58やガイド傾斜面60に対応した位置において、切欠が形成されている。
また、落下防止壁52の左右方向中間部分には、トンネル34を挟んで左右両側から前方へ突出するようにガイド壁62が設けられている。そこにおいて、本実施形態では、ガイド壁62の左右方向中央部分は上段ステージ14の下面に当接している。また、本実施形態では、トンネル34の周壁の一部がガイド壁62によって構成されている。更に、本実施形態では、ガイド壁62の下段ステージ16前方への突出端は、ガイド傾斜面60の上流端の後方に位置せしめられている。
また、センター役物10において、転動ステージ12の左側を上下方向に延びる部分には、後述する遊技盤面92を流下する遊技球を上段ステージ14へ誘導するワープ通路64が設けられている。
さらに、センター役物10において、転動ステージ12の右側を上下方向に延びる部分には、図6に示されているように、可動部材としてのスイングライト66が一軸回りに回動可能に設けられている。このスイングライト66は、電動モータ68の駆動力によって一軸回りに高速で往復駆動せしめられる際にLEDを適当な発光パターンで発光することにより、後述する表示装置94の表示画面の前方に文字や絵柄を浮かび上がらせることが出来るものである。そして、スイングライト66は、遊技者に有利な状態が発生しようとしている場合等、遊技状況に応じて、適当に駆動制御せしめられることにより、遊技を盛り上げるようになっている。なお、電動モータ68は、前カバー70が取り付けられることにより、遊技者に見えないようになっている。
更にまた、センター役物10には、上端を左右方向に延びる部分において、電飾LED72が設けられている。この電飾LED72の発光は、電飾LED72を覆うように配される電飾カバー74を通じて遊技者に視認されるようになっている。そして、電飾LED72は、遊技者に有利な状態が発生している最中や遊技者に有利な状態が発生しようとしている場合等、遊技状況に応じて、適当に発光せしめられることにより、遊技を盛り上げるようになっている。
このようなセンター役物10は、図7に示されているように、四つの部材に分解可能とされている。具体的には、転動ステージ12とワープ通路64が設けられた転動部76と、スイングライト66が配設された可動部78と、電飾LED72が設けられた電飾部80と、これら転動部76と可動部78と電飾部80が固定される、枠体乃至は額縁形状のベース部材82に分解可能とされている。即ち、本実施形態では、センター役物10は前後方向(奥行方向)で二つに分割可能とされていると共に、その前方に位置せしめられる部分が周方向に三つに分割可能とされている。
そこにおいて、本実施形態の転動部76は、その右端に上方へ向かって延びる部分が設けられていない。換言すれば、転動部76の右端は、転動ステージ12の右端とされている。これにより、転動部76の右端は、センター役物10の右端を規定しないようになっている。
また、本実施形態の転動部76は、その左端において上方に向かって延びる部分が、センター役物10の左端を上下方向に延びる部分の略半分の長さとされている。即ち、転動部76の左端を上方に向かって延びる部分には、ワープ通路64が形成されているだけであり、転動部76の左端を上方に向かって延びる部分の上端によってセンター役物10の上端が規定されないようになっている。
更にまた、本実施形態の転動部76は、パチンコ機の機種に独特な装飾が施されていない。
また、本実施形態の可動部78には、スイングライト66とかかるスイングライト66を駆動するための電動モータ68が設けられている。即ち、可動部78には、スイングライト66を駆動するための機構が集約されているのである。
更にまた、本実施形態の電飾部80には、電飾LED72が設けられている。即ち、電飾部80には、電飾LED72による発光を利用した演出をするための機構が集約されているのである。
なお、このことから明らかなように、本実施形態では、可動部78と電飾部80によって、演出部が構成されている。
また、転動部76と可動部78と電飾部80のベース部材82への固定は、転動部76と可動部78と電飾部80を仮止めした状態で、後方に配置したベース部材82に対してネジ止め固定することによって行われるようになっている。なお、転動部76と可動部78と電飾部80の仮止めは、例えば、隣接する部材の一方に設けられた係合突起を隣接する部材の他方に設けられた係合穴に嵌め入れること等によって実現される。
そして、このようなセンター役物10は、図8に示されているように、遊技盤84に形成された挿通孔(図示せず)に対してベース部材82側から挿通されて、転動部76と可動部78と電飾部80のそれぞれに形成された取付片86,88,90が遊技盤面92に重ね合わされてネジ止めされることにより、遊技盤84の表側(遊技盤面92側)に固定されるようになっている。この状態で、トンネル34の出口38の真下に、表示装置94の表示画面において図柄変動を開始するきっかけとなる始動入賞装置96が位置せしめられている。その結果、トンネル34の出口38から排出された遊技球やガイド傾斜面60から排出された遊技球が始動入賞装置96に入賞しやすくなっている。
また、この状態で、ベース部材82は、図9に示されているように、遊技盤84の裏面に設けられた取付脚98と、基板ケース支持部材100に対してネジ止めされるようになっている。これにより、ベース部材82が、取付脚98及び基板ケース支持部材100を介して、遊技盤84に固定されるようになっている。
更にまた、このようにして、センター役物10が遊技盤84に固定された状態で、取付脚98に設けられたネジ固定部102と、ベース部材82に設けられたネジ固定部104と、基板ケース支持部材100に設けられたネジ固定部106とを利用して、表示装置94が遊技盤84の裏側に固定されるようになっている。これにより、センター役物10の中心孔108を通じて表示装置94の表示画面が遊技者に視認されるようになっている。
上述の如き構造とされたパチンコ機のセンター役物10においては、転動部76と電飾部80と可動部78とベース部材82に分割可能とされている、換言すれば、ベース部材82に対して複数の分割構造体である転動部76,可動部78,電飾部80が組み付けられてなる複数部品の分割構造体にて構成されていることから、これらの部材の再利用乃至は共通利用を有利に実現することが可能となる。
すなわち、転動部76には、パチンコ機の機種を特徴付ける装飾が施されていないことから、他の演出部との組み合わせに際してデザインを気にする必要がなくなる。また、転動部76の右端が転動ステージ12の右端とされていることから、転動部76よりも右側に各種の演出部を配設することが可能になる。また、転動部76よりも右側に配設される演出部の形状について、制約を受け難くすることが可能となる。
従って、転動部76を再利用乃至は共通利用するセンター役物の設計自由度を大きく確保することが可能となる。
また、電飾部80においては、電飾カバー74を交換することにより、他の機種に利用することが可能となる。
さらに、可動部78においては、前カバー70を交換すると共に、スイングライト66の発光パターンを変更することにより、他の機種に利用することが可能となる。
また、本実施形態では、転動部76と電飾部80と可動部78がベース部材82に固定されるようになっていることから、転動部76と可動部78と電飾部80の高精度な位置決めを行うことが可能となる。
さらに、本実施形態では、表示装置94がベース部材82と基板ケース支持部材100と取付脚98に固定されるようになっていることから、遊技盤84と表示装置94とセンター役物10の相互間での高精度な位置決めを実現することが出来る。
更にまた、本実施形態では、始動入賞装置96に入賞しやすいガイド通路としてのトンネル34と該トンネル34の入口36付近にガイド壁40,40が設けられていると共に、遊技球の転動面の前端に落下防止壁18が設けられた上段ステージ14において、トンネル34の入口36の前方であって転動面上に、転動面を転動している遊技球が乗り上げ可能でかつ、トンネル34の入口36のほうへ突き出たリブとしての突起48が設けられていることから、落下防止壁18とガイド壁40の間に遊技球が挟まってしまう不具合を防止することが可能となる。
すなわち、上段ステージ14にトンネル34の入口36を設けた場合、上段ステージ14を転動する遊技球がトンネル34の入口36に簡単に入球しないようにするために、トンネル34の入口36付近にガイド壁40,40を設ける必要があるが、ただガイド壁40,40を設けるだけでは、落下防止壁18とガイド壁40の間に遊技球が挟まり易くなる。そこで、上段ステージ14における特定の位置に突起48を設けて、落下防止壁18とガイド壁40の間に遊技球が挟まってしまう不具合を防止するようにしたのである。
また、本実施形態では、上段ステージ14と下段ステージ16を備えた転動ステージ12において、上段ステージ14の転動面における前側の領域で、長手方向(左右方向)に遊技球が転動可能とされている一方、上段ステージ14の転動面における後側の領域に、遊技球が始動入賞装置96に入賞しやすくなるガイド通路としてのトンネル34の入口36と、上段ステージ14を転動している遊技球を下段ステージ16へ案内する案内孔としての連通孔30,30が設けられていることから、転動ステージ12の前後方向の寸法を小さくすることが可能となる。これにより、奥行寸法が小さい転動ステージ12であっても、遊技球の転動態様を多様にして、遊技者を楽しませることが可能となる。
更にまた、本実施形態では、ガイド通路してのトンネル34が下段ステージ16の上下方向に延びるように設けられていると共に、下段ステージ16を転動する遊技球をトンネル34の前方へ誘導するガイド壁62が設けられており、更に、トンネル34の前方直下に始動入賞装置96が位置せしめられていることから、下段ステージ16を転動している遊技球も始動入賞装置96に入賞し易くなっている。
特に本実施形態では、ガイド壁62の突出端が上段ステージ14に対して下方から当接していることから、ガイド壁62によって上段ステージ14を支えることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、演出部の組み合わせは、前記実施形態に限定されるものではない。
また、転動ステージ12は、2段式のステージに限定されるものではない。
さらに、前記実施形態では、可動部78において、可動部材であるスイングライト66と、それを駆動する駆動源である電動モータ68と、電動モータ68の回転駆動力をスイングライト66に伝達して揺動駆動させる駆動力の変換伝達機構が組み付けられていたが、例えば、電動モータと可動部材を、互いに異なる分割構造体に装着することも可能である。それによって、回転や揺動,往復等の可動部材を複数設ける場合に、異なる分割構造体に各別に設けた複数の可動部材を、一つの分割構造体に設けた駆動源で駆動させるようにすることも可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の一実施形態としてのセンター役物を示す正面図。 同センター役物の斜視図。 同センター役物に設けられたトンネルを説明するための縦断面図であって、図5におけるIII−III方向の断面図。 同センター役物の下段ステージを説明するための斜視図。 同センター役物の下段ステージを説明するための平面図。 同センター役物に設けられたスイングライトを説明するための裏面図。 同センター役物の分解斜視図。 同センター役物が遊技盤に取り付けられた状態を示す正面図。 同センター役物が遊技盤に取り付けられた状態を示す裏面図。
符号の説明
10:センター役物,76:転動部,78:可動部,80:電飾部

Claims (2)

  1. 中心孔を備えた枠体形状とされており、該中心孔を通じて表示装置の表示画面が遊技者に視認されるようになっているパチンコ機のセンター役物において、
    遊技球が転動可能な転動部と、遊技状況に応じて各種の演出をする演出部に分割可能とされていると共に、該演出部が互いに異なる演出機能が集約された部分毎に分割可能とされていることを特徴とするパチンコ機のセンター役物。
  2. 前記転動部と前記演出部の後方に配される、単一のベース部材に対して、該転動部と該演出部が固定されるようになっていると共に、該ベース部材が遊技盤に対して直接的乃至は間接的に固定されるようになっている請求項1に記載のパチンコ機のセンター役物。
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