JPH11190520A - ガスオーブン - Google Patents
ガスオーブンInfo
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- JPH11190520A JPH11190520A JP36631297A JP36631297A JPH11190520A JP H11190520 A JPH11190520 A JP H11190520A JP 36631297 A JP36631297 A JP 36631297A JP 36631297 A JP36631297 A JP 36631297A JP H11190520 A JPH11190520 A JP H11190520A
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- gas
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- oven
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Abstract
所を生かしつつ、輻射を中心として焼成を行うことが可
能なガスオーブンを提供する。 【解決手段】 本発明に係るガスオーブン10は、庫内
に黒色のパイプ19を設け、このパイプ19の内部で燃
焼を行うことによる該パイプ19からの輻射によって食
物を焼成するガスオーブン10であって、該パイプ19
の終端を閉そくし、該パイプ19内の燃焼ガス21を庫
内に排気する穴23を該終端近くに設けることを特徴と
する。食物をしっとり焼くというガスオーブンの長所を
生かしつつ、輻射を中心として焼成を行うことができ
る。
Description
焼成を行うことが可能なガスオーブンに関する。特に
は、食物をしっとり焼くというガスオーブンの長所を生
かしつつ、輻射を中心として焼成を行うことが可能なガ
スオーブンに関する。
ーブンを示す断面図である。このガスデッキオーブン1
00は庫内の下部に配されたバーナー113を有する。
このバーナー113の上には鉄板111が設置されてお
り、この鉄板111の上に焼成するパンを載せる。ま
た、ガスデッキオーブン100は、バーナー113の燃
焼ガスを外部に排気する排気口115を有する。
117が配されており、このパイプラインバーナー11
7の燃焼ガスにより庫内温度を上げてパンが焼成され
る。その際、バーナー117からの熱による焼きむらを
防ぐため、バーナー117の下部には複数の遮熱板11
9が図4の紙面に対して垂直方向に並設されており、こ
れらの遮熱板119から輻射による遠赤外線127が庫
内下部に出される。また、遮熱板119の相互間には燃
焼ガス121を庫内下部に排出するための隙間が設けら
れている。
から排出される燃焼ガス121を庫外に排気する排気口
125を有する。
ガスデッキオーブンでは、熱せられた遮熱板119から
の輻射が少なく、パンを焼成する熱は燃焼ガスによるも
のが多い。このように輻射が少ないのは、炉内を200
℃程度に設定すると遮熱板119の上部の雰囲気温度が
220〜230℃程度となり、遮熱板119の温度も同
程度の温度で低いものとなるからである。
要であり、良い品質のものを焼くには輻射でじっくり焼
くのが良いと言われている。
上部に配線し、赤熱したヒーター(遮熱板119より高
温になっている)からの輻射を中心にパンを焼くため、
主に燃焼ガスによる熱で焼くガスオーブンとは「熱の
質」が異なり、それがガスオーブン普及の妨げになって
いるとも考えられる。
れたものであり、その目的は、輻射を中心として焼成を
行うことが可能なガスオーブンを提供することにある。
特には、食物をしっとり焼くというガスオーブンの長所
を生かしつつ、輻射を中心として焼成を行うことが可能
なガスオーブンを提供することにある。
め、本発明に係るガスオーブンは、庫内にパイプを設
け、このパイプの内部で燃焼を行うことによる該パイプ
からの輻射によって食物を焼成するガスオーブンであっ
て; 該パイプの終端を閉そくし、該パイプ内の燃焼ガ
スを庫内に排気する穴を該終端近くに設けることを特徴
とする。
け、このパイプの内部で燃焼を行っているため、パイプ
の温度を高くすることができる。このため、パイプから
の輻射を多くすることができ、輻射を中心にして食物を
焼成することができる。これと共に、パイプにその内部
の燃焼ガスを庫内に排気する穴を設けているため、燃焼
ガスを庫内に排出することができ、燃焼ガス中の蒸気が
食物をしっとり焼くように作用する。従って、食物をし
っとり焼くというガスオーブンの長所を生かしつつ、輻
射を中心として焼成を行うことができる。
にパイプを設け、このパイプの内部で燃焼を行うことに
よる該パイプからの輻射によって食物を焼成するガスオ
ーブンであって; 該パイプの終端を庫外に配置し、該
パイプ内の燃焼ガスを該終端から庫外に排気することを
特徴とする。
外に配置し、パイプの終端がその内部の燃焼ガスを排気
する排気口の役割を果たす。これにより、パイプ内の燃
焼ガスは全て庫外に排気され、庫内に燃焼ガスが排出さ
れることはない。
にパイプを設け、このパイプの内部で燃焼を行うことに
よる該パイプからの輻射によって食物を焼成するガスオ
ーブンであって; 該パイプの終端を庫外に配置し、該
終端に開度の調整自在なダンパーを設け、該パイプ内の
燃焼ガスを庫内に排気する穴を設けることを特徴とす
る。
度の調整自在なダンパーを設けているため、ダンパーの
開度によりパイプに設けた穴から庫内に排出する燃焼ガ
スの量を自由に調整することができる。
施の形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態によるガスオーブンを示す断面図である。
れたガスバーナー13を有する。このガスバーナー13
の上には鉄板11が設置されており、この鉄板11の上
に焼成するパン又は菓子等を載せる。また、ガスオーブ
ン10は、ガスバーナー13の燃焼ガスを外部に排気す
る排気口15を有する。
けられており、このパイプ19は庫内の上部を複数回折
り曲げられて配置されている。パイプ19にはその内部
で燃焼を行うガスバーナー17が設けられている。この
バーナー17の燃焼炎はパイプ19の終端近傍までのび
るようになっている。この燃焼熱によりパイプ19の温
度を上昇させ、パイプ19からの輻射による遠赤外線2
7によりりパンが焼成される。
り、その終端近傍には適当な間隔でパイプ内の燃焼ガス
21を庫内に排気する穴23が設けられている。この穴
23から庫内に排気された燃焼ガス21を庫外に排気す
る排気口25が炉に設けられている。
に黒色のパイプ19を設け、このパイプ19の内部で燃
焼を行っているため、パイプ19の温度を従来のガスオ
ーブンの遮熱板のそれに比べて高くすることができる。
このため、パイプ19からの輻射を多くすることがで
き、輻射を中心にしてパン等を焼成することができる。
これと共に、パイプ19に内部の燃焼ガス21を庫内に
排気する穴23を設けているため、燃焼ガス21を庫内
に排出することができ、燃焼ガス中の蒸気がパンをしっ
とり焼くように作用する。つまり、パンをしっとり焼く
という従来のガスオーブンの長所を生かしつつ、輻射を
中心として焼成を行うことができる。
庫内に排気するため、パイプ19を自由にレイアウトす
ることができる。その結果、パンの焼きむらを抑えるこ
とができる。
ガスオーブンを示す断面図であり、図1と同一部分には
同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
を有し、このパイプ19の終端35は炉の外に出され、
パイプ19の終端35がその内部の燃焼ガスを排気する
排気口の役割を果たす。これにより、パイプ19内の燃
焼ガスは全て庫外に排気される。また、パイプ19には
庫内に燃焼ガスを排出する穴が設けられていない。この
ため、庫内に燃焼ガスが排出されることはない。
焼ガスが入らないため、加熱方法は間接加熱になり基本
的に電気ヒーターと同様になる。このため、電気式オー
ブンと「熱の質」が同じになり、パイプ19からの輻射
だけでパンを焼くことができる。
ガスオーブンを示す断面図であり、図1と同一部分には
同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
を有し、このパイプ19の終端は炉の外に出され、パイ
プ19の終端がその内部の燃焼ガスを排気する排気口の
役割も果たす。この終端にはダンパー29が取り付けら
れており、このダンパー29はパイプ終端の開度を自由
に調整できるようになっている。
施の形態と同様の効果を得ることができる。
を取り付けているため、ダンパー29の開度により穴2
3から庫内に排出する燃焼ガス21の量を自由に調整す
ることができる。即ち、ダンパー29を大きく開いた場
合は燃焼ガス21がほとんど庫内に排出されず、また、
ダンパー29を小さく開いた場合は燃焼ガス21が庫内
に排出される量を多くできる。したがって、例えば、燃
焼ガス中の蒸気が重要なパン等を焼く場合は、ダンパー
29の開度を小さくし、燃焼ガス中の蒸気が必要ない洋
菓子等の乾燥焼きを行う場合は、ダンパー29の開度を
大きくする。このように庫内の蒸気量を焼くものに応じ
て調整できる。
内に黒色のパイプ19を設置しているが、パイプの色に
ついては輻射に不利にならない範囲で適宜変更すること
も可能である。
射を中心として焼成を行うことが可能なガスオーブンを
提供することができる。特には、食物をしっとり焼くと
いうガスオーブンの長所を生かしつつ、輻射を中心とし
て焼成を行うことが可能なガスオーブンを提供すること
ができる。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
面図である。
イプ 20…ガスオーブン 21…燃焼ガス 23…穴 25…排気口 27…遠赤外線 29…ダンパー 30…ガスオーブン 35…パイプの
終端 100…ガスデッキオーブン 111…鉄板 113…ガスバーナー 115…排気口 117…パイプラインバーナー 119…遮熱板 121…燃焼ガス 125…排気口 127…遠赤外線
Claims (5)
- 【請求項1】 庫内にパイプを設け、このパイプの内部
で燃焼を行うことによる該パイプからの輻射によって食
物を焼成するガスオーブンであって;該パイプの終端を
閉そくし、該パイプ内の燃焼ガスを庫内に排気する穴を
該終端近くに設けることを特徴とするガスオーブン。 - 【請求項2】 庫内にパイプを設け、このパイプの内部
で燃焼を行うことによる該パイプからの輻射によって食
物を焼成するガスオーブンであって;該パイプの終端を
庫外に配置し、該パイプ内の燃焼ガスを該終端から庫外
に排気することを特徴とするガスオーブン。 - 【請求項3】 庫内にパイプを設け、このパイプの内部
で燃焼を行うことによる該パイプからの輻射によって食
物を焼成するガスオーブンであって;該パイプの終端を
庫外に配置し、該終端に開度の調整自在なダンパーを設
け、該パイプ内の燃焼ガスを庫内に排気する穴を設ける
ことを特徴とするガスオーブン。 - 【請求項4】 上記穴から庫内に排気された燃焼ガスを
庫外に排気する排気口をさらに含むことを特徴とする請
求項1又は3記載のガスオーブン。 - 【請求項5】 上記パイプの外表面が黒色であることを
特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項記載のガ
スオーブン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36631297A JP3765449B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | ガスオーブン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36631297A JP3765449B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | ガスオーブン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11190520A true JPH11190520A (ja) | 1999-07-13 |
JP3765449B2 JP3765449B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=18486470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36631297A Expired - Fee Related JP3765449B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | ガスオーブン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3765449B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107289475A (zh) * | 2016-04-02 | 2017-10-24 | 刘元雨 | 一种智能化封闭式烟气余热再利用型燃气电磁复合炉具 |
JP2019211167A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP36631297A patent/JP3765449B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107289475A (zh) * | 2016-04-02 | 2017-10-24 | 刘元雨 | 一种智能化封闭式烟气余热再利用型燃气电磁复合炉具 |
JP2019211167A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | シャープ株式会社 | 加熱調理器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3765449B2 (ja) | 2006-04-12 |
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