JPH053173Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053173Y2
JPH053173Y2 JP20125887U JP20125887U JPH053173Y2 JP H053173 Y2 JPH053173 Y2 JP H053173Y2 JP 20125887 U JP20125887 U JP 20125887U JP 20125887 U JP20125887 U JP 20125887U JP H053173 Y2 JPH053173 Y2 JP H053173Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
metal plate
burner
indoor
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20125887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01104928U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20125887U priority Critical patent/JPH053173Y2/ja
Publication of JPH01104928U publication Critical patent/JPH01104928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053173Y2 publication Critical patent/JPH053173Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、テーブルの上部に、上面に肉や野
菜等の被加熱物を載置する金属板が設けられ、金
属板の下方にバーナが配設される焼物テーブルに
関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の焼物テーブルは、第7・8図に
示したように、金属板5の下方に設けられるバー
ナ6により金属板5を加熱し、金属板5上に載置
された肉や野菜等の被加熱物Wを焼く構成であ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この種の焼物テーブル1には、
バーナ6により熱せられた熱気の排気手段は設け
られておらず、熱気は、金属板5とその周縁に形
成されるテーブル部2との隙間hや調理人が立つ
こととなる開口部位1aから室内へ放散されるこ
ととなつていた。そのため、熱気が放散されると
ころに最も近い調理人が熱くなるばかりでなく、
夏場等の室内冷房時の冷房効果が悪くなつてい
た。
また、バーナ6により熱せられた熱気は、高温
の状態ですぐに隙間hや開口部位1aから室内へ
放散されるため、金属板3に対する加熱効率があ
まり良くなかつた。
この考案は既述の問題を解決するもので、加熱
効率がよく、しかも、室内の冷房等の空調効果を
悪くすることのない焼物テーブルを提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係る焼物テーブルは、テーブル上部
に、上面に被加熱物を載置する金属板が設けら
れ、金属板の下方にバーナが配設される焼物テー
ブルにおいて、 バーナ上部を囲繞する遠赤外線放射体により形
成される燃焼室と、 燃焼室内に熱気取出口が形成され、熱気取出口
から吸引フアンにより吸引された熱気を排気可能
な屋内排気口と屋外排気口が形成され、屋内排気
口からの熱気の排出を規制するダンパが形成され
る排気手段と、 を備えて構成することにより、既述の問題点を解
決するものである。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
この実施例の焼物テーブル11は、断面略方形
に形成される脚部13と、該脚部13上部に配設
されるテーブル部12と、を備えて構成されてい
る。
脚部13の周壁は、給気口としてのガラリ14
が形成される面を除いて、モルタル等の保持部材
13aを介して耐火レンガ”13bが配設されて
いる。
テーブル部12上部には、一部に鉄製の金属板
15が設けられている。この金属板15は、断面
略L字形の保持部材12aにより保持され、金属
板15上面とテーブル部12上面とは、略面一と
なつている。そして、金属板15の上面周縁付近
には、環状のオイル溝15aが形成され、また、
被加熱物を載置する上面中央部は、肉等の被加熱
物Wの肉汁や脂肪分等が溜り易いように、その周
縁部位よりも少し低く形成されている。なお、オ
イル溝15aの一部には、貫通孔15cが形成さ
れており、オイル溝15aを流れてきたオイル等
は貫通孔15cから下方に設けられたオイル受け
20に落ちて溜められることとなる。さらに、金
属板15中央部下面は、第5・6図に示したよう
に、格子状に凹部15bが形成されるとともに黒
色耐熱塗料が塗布されている。この凹部15bに
より、金属板15の受熱面積が大きくなるととも
に、黒色耐熱塗料により吸熱効果も大きくなり、
金属板15の受熱効率が良好となる。なお、ステ
ーキ等の肉を焼く場合、鉄板の材質としてはSS
−45,SS−50等が、その厚みとしては18〜20mm
程度が好ましい。
また、この金属板15の下方には、複数のバー
ナ16が配設されている。このバーナ16として
は、例えば実公昭62−18813号公報に記載された
ようなものを使用することができる。そして、こ
の実施例のバーナ16の構成としては、上端にバ
ーナヘツド16aが設けられる混合ガス筒16b
の外側に二次空気誘導筒16cが周設されてい
る。この二次空気誘導筒16cの作用により、複
数のバーナ16が集合して使用する場合でも、二
次空気が各バーナ16の燃焼部位に円滑に均等に
供給されることから、各バーナ16を完全燃焼さ
せることができる。なお、図中35はパイロツト
バーナである。
そして、バーナ16のバーナヘツド16aを囲
む遠赤外線放射体17により燃焼室18が形成さ
れている。燃焼室18は、金属板15下面を全て
覆うようには配設されておらず、調理時最もよく
利用される金属板15の中央部下方にのみ形成さ
れている。したがつて、熱の拡散が少なくなり、
加熱効率が良好となる。遠赤外線放射体17は、
バーナ16や金属板15からの輻射熱により加熱
されて遠赤外線を放射するジルコニアセラミツク
ス(ZrO2)等から、略円筒状に形成されている。
また、遠赤外線放射体17の上端部には、金属板
15下面との隙間を塞ぐようにパツキン部材19
が配設されている。なお、燃焼室18の周壁に
は、その一部が切り欠かれてバーナ16の燃焼状
態を確認するための覗窓18aが形成されてい
る。この覗窓18aの中心には、筒部材18bが
配設されており、この筒部材18bを介して着火
装置等を挿入可能となつている。
また、焼物テーブル部11内には、燃焼室18
の熱気を屋内又は屋外へ強制的に放出する排気手
段21が配設されている。
排気手段21は、上端側が燃焼室18内へ挿入
されて熱気取出口23aとなり、下端に熱気取出
口23aから燃焼室18内の熱気を吸引する吸引
フアン29が配設される吸気ダクト23と、端部
が屋内排気口25aとなる屋内排気ダクト25
と、端部が屋外排気口27aとなる屋外排気ダク
ト27と、を備えている。吸気ダクト23と屋
内・屋外排気ダクト25,27とはそれぞれ連通
されている。そして、吸気ダクト23には、燃焼
室18の下方に空気取入口23bが形成されてお
り、この空気取入口23b周縁には、上下動可能
で空気取入口23bの開口面積を調節して吸気ダ
クト23への空気の流入量を調節するダンパ24
が配設されている。また、屋内排気ダクト25の
略中央部には、吸気ダクト23から送られてきた
熱気の通過を規制可能なダンパ26が配設されて
いる。
なお、図中31はガス元栓、32はガス電磁
弁、33はガス感知器、34はガスコツクであ
る。
上述の構成の焼物テーブル部11では、ガスコ
ツク34を開いてバーナ16にガスを送り込み点
火すると、ガスの燃焼熱により金属板15が加熱
され、金属板15上面に載置された被加熱物Wを
焼くことができる。
このとき、燃焼室18を構成する遠赤外線放射
体17は、ガスの燃焼熱により加熱されるととも
に、高温となつた金属板15からの輻射熱により
加熱され、高温となつて遠赤外線を放射して、金
属板15を均一に加熱することとなり、金属板1
5に対する加熱効率が向上する。
燃焼室18内の熱気は、排気手段21の吸引フ
アン29を駆動することにより、熱気取出口23
aから吸引される。吸引された熱気は、かなり高
温(約300℃程度)であるが、下方に設けられる
空気取入口23bから流入する空気と混合され
て、低温(約70℃程度)となり、吸引フアン29
に到達する。そのため、吸引フアン29の故障す
るおそれも少なくなる。また、熱気は吸引フアン
29により吸引され、従来のように、調理人側か
ら放出されないため、調理人が熱くなるようなこ
ともなくなる。
吸引フアン29まで到達した熱気は、屋内排気
口25a及び屋外排気口27a方向へ送り出され
ることとなる。そして、冬場等の屋内暖房時に
は、屋内排気ダクト25に設けられるダンパ26
を開状態とし、吸引フアン29から送り出されて
きた熱気を焼物テーブル11の脚部13下部に設
けられた屋内排気口25aから屋内へ排出する。
したがつて、屋内の暖房効果が一層良好となる。
逆に、夏場等の屋内冷房時には、ダンパ26を
閉状態とし、熱気が屋内排気口25aから屋内へ
排出しないようにし、熱気は全て屋外排気口27
aから屋外へ排出する。したがつて、従来のよう
に熱気が屋内へ排出されないため、屋内の冷房効
果が悪化することはない。
なお、上述の実施例においては、屋内排気口2
5aからの熱気の排出を規制するダンパ26とし
て、屋内排気ダクト25部分に形成されたものを
示したが、第4図に二点鎖線で示したように、屋
内排気ダクト25と屋外排気ダクト27との分岐
点に回動可能に配設されるダンパ46とすること
もできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、この考案に係る焼物テー
ブルでは、バーナ上部を囲繞する遠赤外線放射体
により形成される燃焼室と、燃焼室内に熱気取出
口が形成され、熱気取出口から吸引フアンにより
吸引された熱気を排気可能な屋内排気口と屋外排
気口が形成され、屋内排気口からの熱気の排出を
規制するダンパが形成される排気手段と、を備え
て構成されている。
すなわち、燃焼室内でガスが燃焼されると、遠
赤外線放射体が、ガスの燃焼熱により加熱される
とともに、高温となつた金属板からの幅射熱によ
り加熱され、高温となつて遠赤外線を放射するこ
ととなる。この遠赤外線により、金属板が均一に
加熱されるため、金属板に対する加熱効率を向上
することができる。
また、燃焼室内の熱気は、排気手段により、屋
内の暖房、冷房等の空調状態により、屋内へ排出
したり、屋外へ排出したりすることができる。す
なわち、屋内暖房時は、屋内排気口からの熱気の
排出を規制するダンパを開状態として、熱気を屋
内へ排出し暖房効果を高めることができる。逆
に、屋内冷房時は、ダンパを閉状態として、熱気
が屋内へ排出しないようにし、屋内の冷房効果が
悪化することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の焼物テーブルの一実施例を
示す平面図、第2図は同じく側面図、第3図は第
1図−拡大断面図、第4図は同じく排気手段
を示す系統図、第5図は同じく金属板の断面図、
第6図は同じく金属板の一部裏面図、第7図は従
来の焼物テーブルを示す平面図、第8図は同じく
概略断面図である。 11……焼物テーブル、15……金属板、16
……バーナ、17……遠赤外線放射体、18……
燃焼室、21……排気手段、23a……熱気取出
口、25a……屋内排気口、27a……屋外排気
口、29……吸引フアン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テーブルの上部に、上面に被加熱物を載置する
    金属板が設けられ、該金属板の下方にバーナーが
    配設される焼物テーブルにおいて、 前記バーナ上部を囲繞する遠赤外線放射体によ
    り形成される燃焼室と、 前記燃焼室内に熱気取出口が形成され、該熱気
    取出口から吸引フアンにより吸引された熱気を排
    気可能な屋内排気口と屋外排気口が形成され、前
    記屋内排気口からの熱気の排出を規制するダンパ
    が形成される排気手段と、 を具備することを特徴とする焼物テーブル。
JP20125887U 1987-12-29 1987-12-29 Expired - Lifetime JPH053173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20125887U JPH053173Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20125887U JPH053173Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01104928U JPH01104928U (ja) 1989-07-14
JPH053173Y2 true JPH053173Y2 (ja) 1993-01-26

Family

ID=31491628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20125887U Expired - Lifetime JPH053173Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053173Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5216668B2 (ja) * 2009-04-03 2013-06-19 日立アプライアンス株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01104928U (ja) 1989-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4434781A (en) Thermally efficient barbecue grill
US6145502A (en) Dual mode of operation fireplaces for operation in vented or unvented mode
JP2000028142A (ja) クッキングオ―ブン
JPH053173Y2 (ja)
US3422810A (en) Broiler for gas range
US4186718A (en) Stoves
JP3684345B2 (ja) ガスこんろ
KR20000065647A (ko) 가스연소식 숯불 구이기
KR101811750B1 (ko) 난로와 온돌 타입 일체형 실내 난방장치
JPH0248752Y2 (ja)
JPH0313732A (ja) 加熱装置
JPH0571784A (ja) レンジ給気装置
JP2014211300A (ja) 下降炎燃焼無煙ストーブ
JP2924598B2 (ja) 調理用燃焼器
JP3067637B2 (ja) バーナ
JPH07253219A (ja) 暖房システム
JPS6211553Y2 (ja)
JPS5919202Y2 (ja) 複合調理器
JPS6113876Y2 (ja)
GB2342569A (en) Commercial gas fryer
JP2516184Y2 (ja) 温風吹出口付レンジ
JPS6350579Y2 (ja)
JP2757483B2 (ja) 焼成器
JPS5854562Y2 (ja) ガスオ−ブン
JPH07332685A (ja) ガス調理器