JP2516184Y2 - 温風吹出口付レンジ - Google Patents

温風吹出口付レンジ

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JP2516184Y2
JP2516184Y2 JP1990020193U JP2019390U JP2516184Y2 JP 2516184 Y2 JP2516184 Y2 JP 2516184Y2 JP 1990020193 U JP1990020193 U JP 1990020193U JP 2019390 U JP2019390 U JP 2019390U JP 2516184 Y2 JP2516184 Y2 JP 2516184Y2
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JP
Japan
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range
combustion chamber
plate
chamber
bottom plate
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JP1990020193U
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JPH03111810U (ja
Inventor
治 丹羽
Original Assignee
株式会社トヨトミ
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はバーナで燃焼した排ガスを排気口により排気
するタイプの石油・ガスを熱源とするレンジの構造に関
する。
[従来の技術] 従来の石油やガスを熱源とするレンジ・こんろ類は、
直接火炎や熱を煮炊きする鍋や釜の底に触れさせて加熱
するのが一般的である。
しかし、近年室内空気の汚れの問題から燃焼排気ガス
をダクトを使って室外に排気するレンジ・こんろの提案
がある。(実開昭48−16090号参照) この種の強制排気形のレンジ・こんろ類は、使用部品
として強制排気を実現するための送風機・排風機が必要
で、更に、燃料に石油を使う時には燃料ポンプが必要で
あり、また、これらの電気部品を制御する為には専用の
電子制御のコントローラが必要であり、製造コストが高
くなると共に、直接火炎や熱を煮炊きする鍋や釜の底に
触れさせて加熱するタイプに比べて熱効率が悪くなるも
のであった。
この為、強制給排気形のレンジ・こんろは排気ガスが
出ない高価格の贅沢品という感をまぬがれず、一般への
普及はなかなか進んでいない。
[考案が解決しようとする課題] この為、出願人はローコスト化を狙ってバーナを1台
とし、レンジプレートの一部を煮炊部とし、他の部分を
保温部とすることによってコストダウンをはかり、使い
勝手を二口こんろ並みに高めた、実願平1−64978の提
案をしている。この提案は主としてヨット・ボート等の
水上船や、キャンピングカー・キャンピングテント等の
レジャー用の比較的居住空間が狭い場所においても使用
可能とするもので、煮炊機能と保温機能を併せ持つ排気
形のレンジである。
そして、この構造によってレジャー用の販路が開拓で
きたが、このような使用形態でも、単にレンジ・こんろ
としての単機能だけでは不充分であり、煮炊機能以外と
しても利用できるようにする要求が多いものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題を解決するために、煮炊機能と保
温機能を併せ持つ排気形のレンジの構造を利用して、温
風暖房機能の追加を提案するものである。即ち、レンジ
枠体の上面を形成するレンジプレート4と、該レンジプ
レート4と小間隙を介して配置した燃焼室底板9とを設
け、かつ、外周部分を封鎖したレンジプレート4と燃焼
室底板9との間隙で扁平な燃焼室2を形成し、該燃焼室
底板9の片側に寄せてバーナ1の上部開口9aを取り付
け、かつ、燃焼室底板9の上部開口9aとは反対の片側に
寄せて排気口5を連接すると共に、扁平なレンジプレー
ト4は上部開口9aと対向する上面で煮炊部を構成し、他
のレンジプレート4の上面で保温部を構成する排気形の
レンジにおいて、燃焼室2を挾んで一方に対流用ファン
6を備えた送風室7を設け、他方にはレンジの外方へ温
風を吹出す吹出口8aを備えた吹出室8を構成し、前記燃
焼室2内には複数の熱交換パイプ3を並設し、該熱交換
パイプ3の両端を送風室7と吹出室8を夫々連接して温
風暖房を可能としたものである。
[作用] バーナ1は石油やガスを熱源としており、バーナ1で
燃焼時に発生した火炎及び排気ガスは、上方の扁平な燃
焼室2を通って排気口5へ排出される。一方、バーナ1
の上部開口9aと対向するレンジプレート4は、バーナ1
の燃焼熱で上部開口9aを介して加熱されており、この煮
炊部に鍋・釜やヤカンなどを載せて調理することができ
る。また、直接上部開口9aと対向しない燃焼室2の部分
と対向するレンジプレート4は燃焼室2の熱によって保
温されており、他の調理をしている間に加熱調理後の鍋
・釜を載せて、保温しておくことができる。
また、バーナー1の燃焼中は燃焼室2内に高温の排気
ガスが流れており、対流用ファン6を作動させると送風
室7に送られた室内空気は熱交換パイプ3を通って吹出
室8に送られ、この間に熱交換して室内空気は温風とな
り、吹出口8aから室内に吹出し暖房に供するものであ
る。
[実施例] 石油を燃料とするレンジの実施例を示す図面により構
成を説明すると、1はポット式燃焼器で構成するバー
ナ、1aはバーナ1の外枠、13はバーナ1を内装するレン
ジの枠体、4はレンジの枠体13の上面板を形成するレン
ジプレートであり、該レンジプレート4は煮炊用の加熱
プレートを構成し、素材は鉄鋳物・耐熱ガラス・磁器な
どである。
9はレンジプレート4と小間隙を介して配置した燃焼
室底板、2はレンジプレート4と燃焼室底板9との間隙
で形成する扁平な燃焼室、2aはレンジプレート4と燃焼
室底板9の間隙の外周を封鎖して形成した燃焼室の側
壁、9aは燃焼室底板9の片側に寄せて取り付けたバーナ
1の外枠1aの中央に位置する燃焼室底板1に設けたバー
ナ1の上部開口であり、バーナ1で発生した燃焼火炎や
燃焼ガスが上部開口9aを介して燃焼室2内に送られる。
5は燃焼室底板9の上部開口9aとは反対の片側に寄せ
て連接した排気口であり、該排気口5の一方は室外に開
放している。10はバーナ1へ燃料を供給する燃料ポン
プ、11はバーナ1へ燃焼空気を供給する送風機、12は点
火装置であり、図示せざる油タンクの燃料を燃料ポンプ
10によってバーナ1に送り、また、燃焼空気を送風機11
によってバーナ1に送り、点火装置12によって燃焼を開
始する。そして、バーナ1で発生した燃焼炎及び燃焼ガ
スは扁平な燃焼室2を通過する時にレンジプレート4を
加熱して、排気口5から室外に排気されるものである。
7は燃焼室2を挾んだ一方に設けた送風室、8は燃焼
室2を挾んだ他方に設けた吹出室、6は送風室7内に室
内空気を吹き込む対流用ファン、8aは吹出室8の前面に
設けた吹出口、3は燃焼室2内に並接した複数の熱交換
パイプ3であり、該熱交換パイプ3の両端は送風室7と
吹出室8を夫々連接して空気流路を形成しており、熱交
換パイプ3を通過した空気を温風に変えて、器具外に吹
き出して温風暖房を可能としている。
[考案の効果] 以上の構成・作用でなるこの考案は、レンジ枠体の上
面にレンジプレート4を取り付け、レンジプレート4の
下部に燃焼室2を形成し、かつ、燃焼室2の片側に寄せ
てバーナ1を配置したから、広いレンジプレート4の上
に煮炊部と保温部が形成でき、簡易的に二口のレンジを
形成して煮炊時の使い勝手が良くなったものである。
また、簡易的に二口のレンジを形成する為に燃焼室2
が扁平になっており、この燃焼室2を挾んで送風室7と
吹出室8とを形成し、かつ、両室7・8を連絡する熱交
換パイプ3は扁平な燃焼室2内に並設することができた
から、簡単な構造にも係わらず、温風が集中せずに無理
なく横に広い温風の流れを作ることができ、簡単に優れ
た暖房効果が得られるようになったものである。
従って、調理と保温と暖房の三役を一台のレンジで実
現できるようになり、特に狭い居住空間で使用するレン
ジに最適の構造を完成することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は同要部
の側断面図である。 1……バーナ、2……燃焼室、3……熱交換パイプ、4
……レンジプレート 5……排気口、6……対流用ファン、7……送風室、8
……吹出室 8a……吹出口、9……燃焼室底板、9a……上部開口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンジ枠体の上面を形成するレンジプレー
    ト4と、該レンジプレート4と小間隙を介して配置した
    燃焼室底板9とを設け、かつ、外周部分を封鎖したレン
    ジプレート4と燃焼室底板9との間隙で扁平な燃焼室2
    を形成し、該燃焼室底板9の片側に寄せてバーナ1の上
    部開口9aを取り付け、かつ、燃焼室底板9の上部開口9a
    とは反対の片側に寄せて排気口5を連接すると共に、扁
    平なレンジプレート4は上部開口9aと対向する上面で煮
    炊部を構成し、他のレンジプレート4の上面で保温部を
    構成する排気形のレンジにおいて、 燃焼室2を挾んで一方に対流用ファン6を備えた送風室
    7を設け、他方にはレンジの外方へ温風を吹出す吹出口
    8aを備えた吹出室8を構成し、前記燃焼室2内には複数
    の熱交換パイプ3を並設し、該熱交換パイプ3の両端を
    送風室7と吹出室8を夫々連接したことを特徴とする温
    風吹出口付レンジ。
JP1990020193U 1990-02-28 1990-02-28 温風吹出口付レンジ Expired - Lifetime JP2516184Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101456254B1 (ko) * 2013-07-03 2014-11-03 이택 가열전도판이 구비된 차보온용 가열기구

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JPS4816090U (ja) * 1971-07-07 1973-02-23

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