JPH0837Y2 - 両面焼きグリル - Google Patents

両面焼きグリル

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JPH0837Y2
JPH0837Y2 JP1992004655U JP465592U JPH0837Y2 JP H0837 Y2 JPH0837 Y2 JP H0837Y2 JP 1992004655 U JP1992004655 U JP 1992004655U JP 465592 U JP465592 U JP 465592U JP H0837 Y2 JPH0837 Y2 JP H0837Y2
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JP
Japan
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burner
grill
heating cabinet
heating
double
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992004655U
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English (en)
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JPH0563434U (ja
Inventor
義弘 森
正史 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
Toho Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toho Gas Co Ltd filed Critical Toho Gas Co Ltd
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、グリル網上に載せた魚
等の調理品を上下両方から同時に加熱することができる
両面焼きグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の両面焼きグリルには、例えば特
開平3−210217号公報に開示されたものがある。
この従来技術はその概略構造を図2に示すように、加熱
庫本体1内の上下方向中間部にグリル網2を設け、加熱
庫本体1の下部両側に形成した開口1aに調理品F′を
下側から加熱するブンゼン式の下火バーナ3を設け、加
熱庫本体1の天板に形成した開口1bに調理品F′を真
上から熱輻射により加熱する表面燃焼式の上火バーナ4
を設けたものである。この種の両面焼きグリルでは上側
からの加熱は主として熱輻射により行わざるを得ない
が、この従来技術による表面燃焼式の上火バーナ4で
は、燃焼が行われて赤熱される炎孔形成プレート4aの
表面から熱輻射を行うので熱輻射効率がよいという利点
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような両面焼きグ
リルにおいては、下火バーナ3によるグリル網2付近の
熱分布を均一化して調理品F′の焼きむらをなくすに
は、加熱庫本体1の底面とグリル網2の間の距離をある
程度以上小さくすることはできない。このため、グリル
網2と炎孔形成プレート4aの間の距離H′がどうして
も小さくなり、厚さのある大きな調理品を調理すること
ができないという問題がある。大きな調理品の調理を可
能にしようとして距離H′を大にすれば両面焼きグリル
全体の高さも大となり、他の調理器具と高さを揃えるこ
とが困難となる。
【0004】また、各下火バーナ3と上火バーナ4には
別々にガスを供給しているので、配管が複雑になると共
に必要なガスノズルの数が増大するという問題もある。
本考案はこのような各問題を解決することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、本考案によ
る両面焼きグリルは、図1、図3及び図4に例示するよ
うに、加熱庫本体10と、その内部に設けられて同加熱
庫本体10内の上下方向中間部に設けられたグリル網1
5と、前記加熱庫本体10の下部両側に設けられて前記
グリル網15上の調理品Fを下側から加熱する下火バー
ナ20と、前記加熱庫本体10の上部に設けられて前記
調理品Fを上側から熱輻射により加熱する表面燃焼式の
上火バーナ25を備えてなる両面焼きグリルにおいて、
前記表面燃焼式の上火バーナ25を前記加熱庫本体10
の上部両側面にそれぞれ設置したことを特徴とするもの
である。
【0006】また本考案による両面焼きグリルは、前記
下火バーナ20も熱輻射により加熱する表面燃焼式のバ
ーナとし、この下火バーナ20及び上火バーナ25を混
合室28を共有することにより連結して共通のガスノズ
ルを介して前記両バーナ20,25に燃料ガスを供給す
るようにしてもよい。
【0007】
【考案の作用及び効果】グリル網上の調理品は、加熱庫
本体の下部両側に設けた下火バーナにより下側から加熱
され、上部両側面に設けた表面燃焼式の上火バーナから
の熱輻射により左右上側から加熱されて調理される。加
熱庫本体の天板には上火バーナが設けられていないので
天板までの空間は全て利用でき、またグリル網と天板下
面までの距離が大となるので、両面焼きグリル全体の高
さを大にしなくとも厚さのある大きな調理品をグリル網
上に載せて調理することができる。
【0008】また、下火バーナも熱輻射により加熱する
表面燃焼式のバーナとし、この下火バーナ及び上火バー
ナを混合室により連結して共通のガスノズルを介して前
記両バーナにガスを供給したものによれば、両バーナへ
の配管が簡単になると共にガスノズルの数が減少するの
で、製造コストを減少させることができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案による両面焼きグリルの第1実
施例を示す。四角い箱型の加熱庫本体10の左右の側板
10a内面の上下方向中間部に固定した1対の支持金具
16には、図において手前側に取り出し可能にグリル網
15が載せられ、このグリル網15により加熱庫本体1
0の内部は上下の2室に分けられている。なおこのグリ
ル網15には下方に伸びる脚を設け、支持金具16の代
わりにこの脚を加熱庫本体10の底板10c上に載せて
グリル網15を加熱庫本体10内の上下方向中間部に支
持するようにしてもよい。
【0010】各側板10aの下部には縁部が内側に大き
く折曲された下部開口11が形成されており、この各下
部開口11に対応してブンゼン式の下火バーナ20が設
けられている。また、各側板10aの上部に形成した上
部開口12には、表面燃焼式の上火バーナ25が設けら
れている。図示は省略したが、加熱庫本体10の手前側
に形成されたグリル網15及び調理品出し入れ用の開口
は、下側に丁番を有する扉や、受皿17に一体に設けた
扉により開閉自在である。加熱庫本体10の底板10c
上には調理の際に水を入れ、また汁受けともなる受皿1
7が取り出し自在に設けられている。
【0011】加熱庫本体10の下部両側に設けられるブ
ンゼン式の下火バーナ20は、各側板10aに沿って設
けたバーナ本体21と、このバーナ本体21から突出し
下部開口11を通って加熱庫本体10内のやゝ斜め下方
に向かう多数の炎孔22により構成されている。ガス弁
を設けたガス供給管(何れも図示省略)から1次空気が
混合されてノズルからバーナ本体21内に供給された燃
料ガスは炎孔22から加熱庫本体10内に噴出して点火
され、下部開口11から吸入される2次空気と混合して
燃焼する。グリル網15上に載せた魚等の調理品Fの下
側は、主としてこの下火バーナ20の炎及び高温の燃焼
ガスにより加熱される。底板10cからの下火バーナ2
0までの高さは受皿17及び底板10cを不要に加熱し
ないような値であり、下火バーナ20からグリル網15
までの高さは下火バーナ20によるグリル網15付近の
熱分布が均一になって調理品Fの焼きむらが生じないよ
うな値とする。
【0012】加熱庫本体10の上部両側面に設けられる
表面燃焼式の上火バーナ25は、各側板10aに沿って
設けたバーナ本体26と、このバーナ本体26一側の開
口全体に設けられて上部開口12から加熱庫本体10内
に突出する炎孔形成プレート27により構成されてい
る。炎孔形成プレート27はセラミック材よりなり、バ
ーナ本体26側の面から加熱庫本体10内側の自由表面
に向かう無数の小孔を有している。ガス弁を設けたガス
供給管(何れも図示省略)から燃料ガスは燃焼に必要な
全空気が1次空気として混合されてバーナ本体26内に
供給され、炎孔形成プレート27の小孔から噴出して点
火され、炎孔形成プレート27の自由表面付近で燃焼し
てこの自由表面付近を赤熱する。調理品Fの上側は、主
としてこの赤熱された炎孔形成プレート27の自由表面
からの熱輻射により加熱される。
【0013】上火バーナ25は加熱庫本体10の左右の
側板10aに設けられており、天板10bから上下に突
出するものはないので、上火バーナ25及び加熱庫本体
10の最上部となる天板10bの下面からグリル網15
までの距離Hが大きくなると共にグリル網15から天板
10bまでの空間は全て利用できる。従って両面焼きグ
リル全体の高さを大にしなくても、厚さがある大きな調
理品Fをグリル網15上に載せて調理することができ
る。
【0014】図3に示す第2実施例は、下火バーナ20
をブンゼン式でなく表面燃焼式のバーナとした点が第1
実施例と異なるのみである。第2実施例の下火バーナ2
0はバーナ本体23と炎孔形成プレート24により構成
され、各側板10aの下部に形成した下部開口11aに
設けられている。この下火バーナ20は第1実施例の上
火バーナ25と実質的に同一の構造であり、燃焼に必要
な全空気を1次空気として混合した燃料ガスがバーナ本
体23に供給され、炎孔形成プレート27の自由表面付
近で燃焼してこの自由表面付近を赤熱する。グリル網1
5上に載せた調理品Fの下側はこの赤熱された炎孔形成
プレート24の自由表面からの熱輻射により加熱され
る。その他の構造及び作用は図1に示す第1実施例と同
様であるので、対応する部分に同一の符号を付して示
し、詳細な説明は省略する。
【0015】この第2実施例では下火バーナ20と上火
バーナ25は何れも表面燃焼式のバーナであり、それぞ
れのバーナ本体23,26には燃焼に必要な全空気を1
次空気として混合した燃料ガスが供給される。図4に示
す第3実施例は、この上下のバーナ20,25のバーナ
本体23,26を混合室28を共有することにより連結
して、共通のガスノズルを設けた共通のガス供給管(何
れも図示省略)により、1次空気を混合した燃料ガスを
上下のバーナ20,25に供給している。これによれ
ば、両バーナ20,25への配管が簡単になると共にガ
スノズルの数が減少するので、製造コストを減少させる
ことができる。その他の構造及び作用は第1実施例第2
実施例と同様であるので、対応する部分に同一の符号を
付して示し、詳細な説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による両面焼きグリルの第1実施例の
構造を示す縦断面図である。
【図2】 従来技術による両面焼きグリルの構造を示す
縦断面図である。
【図3】 本考案による両面焼きグリルの第2実施例の
構造を示す縦断面図である。
【図4】 本考案による両面焼きグリルの第3実施例の
構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…加熱庫本体、15…グリル網、20…下火バー
ナ、25…上火バーナ、28…混合室、F…調理品。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱庫本体と、その内部に設けられて同
    加熱庫本体内の上下方向中間部に設けられたグリル網
    と、前記加熱庫本体の下部両側に設けられて前記グリル
    網上の調理品を下側から加熱する下火バーナと、前記加
    熱庫本体の上部に設けられて前記調理品を上側から熱輻
    射により加熱する表面燃焼式の上火バーナを備えてなる
    両面焼きグリルにおいて、前記表面燃焼式の上火バーナ
    を前記加熱庫本体の上部両側面にそれぞれ設置したこと
    を特徴とする両面焼きグリル。
  2. 【請求項2】 前記下火バーナも熱輻射により加熱する
    表面燃焼式のバーナとし、この下火バーナ及び上火バー
    ナを混合室を共有することにより連結して共通のガスノ
    ズルを介して前記両バーナに燃料ガスを供給してなる請
    求項1に記載の両面焼きグリル。
JP1992004655U 1992-02-07 1992-02-07 両面焼きグリル Expired - Lifetime JPH0837Y2 (ja)

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JP1992004655U JPH0837Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 両面焼きグリル

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JP1992004655U JPH0837Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 両面焼きグリル

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Publication Number Publication Date
JPH0563434U JPH0563434U (ja) 1993-08-24
JPH0837Y2 true JPH0837Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=11589963

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JP1992004655U Expired - Lifetime JPH0837Y2 (ja) 1992-02-07 1992-02-07 両面焼きグリル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247537A (ja) * 1987-04-02 1988-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 焙焼器

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JPH0563434U (ja) 1993-08-24

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