JPS609603Y2 - オ−ブント−スタ - Google Patents

オ−ブント−スタ

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Publication number
JPS609603Y2
JPS609603Y2 JP2843280U JP2843280U JPS609603Y2 JP S609603 Y2 JPS609603 Y2 JP S609603Y2 JP 2843280 U JP2843280 U JP 2843280U JP 2843280 U JP2843280 U JP 2843280U JP S609603 Y2 JPS609603 Y2 JP S609603Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
burner
heat
flame
roasted
Prior art date
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Expired
Application number
JP2843280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56130605U (ja
Inventor
和夫 池田
年明 粟飯原
真 大久保
Original Assignee
株式会社ターダ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ターダ filed Critical 株式会社ターダ
Priority to JP2843280U priority Critical patent/JPS609603Y2/ja
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Publication of JPS609603Y2 publication Critical patent/JPS609603Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、耐熱ガラスを嵌め込んた下アが前面に設けら
れたオーブントースタに関するものである。
加熱室の天井部と床面とにバーナが配設しである従来の
両面焼きオーブンにあっては、上方のバーナが赤外線式
であるため、絞り率(絞り率とは標準の熱量に対する最
少の熱量比)が70〜80%と小さく。
加熱室内における広範囲の温度調節を行うことができず
、その結果調理できる種類が少なくなるという欠点があ
った。
またバーナが互いに離れていると一台の自動点火装置に
て点火し難く、点火ミスを起すという欠点もあった。
さらにまた、耐熱ガラスを嵌め込んだ下アが前面に設け
られている場合には、加熱室の前部の温度が低くなり均
一な温度分布が得られないという欠点があつた。
本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、加熱室内における広範囲な温
度調節ができるとともに、加熱室内の温度分布を均一に
することができ、しかも一台の自動点火装置で2台のバ
ーナへ確実に点火できるオーブントースタを提供するに
ある。
以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。
第2図において10はオーブントースタ本体であって内
部に加熱室1が設けてあり、その前面にはドア4が配設
されており、ドア4の下縁がオーブントースタ本体10
の前面開口部11に螺着しである。
ドア4にはパイレックスガラスのような耐熱ガラス12
を嵌め込んである。
加熱室1内中央には加熱室1の横幅方向のほぼ全長にわ
たって焼皿や焼網等の被焙焼物台2を配設してあり、そ
の後縁には下方に向けて突出せる別体の1字片部21を
固着しである。
勿論後縁を折曲して1字片部21を形成してもよい。
この被焙焼物台2は単に加熱室1の内側壁に凹設した載
置溝(図示せず)内に摺動自在に嵌込んであってもよい
し、また、リンク機構を用いてドア4の開閉に連動して
被焙焼物台2が加熱室1より引出されたり、収納される
ようにしてもよい。
加熱室1の奥部下隅にはバーナーケース22が配設され
ており、火炎が上方に噴出する上火用バーナ3と火炎が
ドア4側に向けてほぼ水平に噴出する下火用バーナ5と
がこのバーナーケース22内に収納しである。
第2図では下火用バーナ5の火炎が水平に対して斜下向
きに噴出している例を示しである。
この上火用バーナ3と下火用バーナ5とは一体的に設け
てもよいし、逆に別体と腰加熱室1の奥部下隅に−まと
めにして配設してもよい。
また、この上火用及び下火用バーナ3,5にはいわゆる
ブンゼンバーナが使用されており、上火用バーナ3も下
火用バーナ5も共にその火口管3a、5aは加熱室1の
横幅のほぼ全長にわたって配設しである。
また、上火用バーナ3及び下火用バーナ5の近傍に自動
点火装置(図示せず)が配設してあり、この自動点火装
置は火炎調節用のつまみ(図示せず)に連動するように
なっている。
この場合上火用バーナ3と下火用バーナ5の火炎を別々
に調節できるようにしてもよい。
被焙焼物台2の下方において下火用バーナ5の上方に均
熱水平板6を配設してあり、この均熱水平板6に被焙焼
物台2の後縁の1字片部21が摺接している。
この均熱水平板6は比較的短いもので、被焙焼物台2の
後端部に若干かかる程度のものである。
また上火用バーナ3の前方において被焙焼物台2の後端
部又はバーナーケース22の上端から上方に向けて整流
板7を突出してあり、この整流板7は若干斜前力(即ち
ドア側)に倒れるように基部が折曲しである。
また、この均熱水平板6も整流板7も共に加熱室1の横
幅全長にわたって配設しであるものである。
被焙焼物台2の直下の加熱室1の床面13には浅い汁受
皿14を載置しである。
また、加熱室1の天井部8のドア側の端部に長方形の排
気孔9を2箇所並べて穿設してあり、オーブントースタ
本体10の天井部8に配設された排気筒15に開口する
ようになっている。
この排気筒15の後部はオーブントースタ本体10より
後方に大きく突出すると共に上方に折れ曲っていてガス
排出口16が開口している。
しかしてドア4を開け、オーブン皿17にホットドック
やグラタンや食パンなどの被焙焼物19を入れて被焙焼
物台2上に載置し、上火用バーナ3と下火用バーナ5に
点火する。
上火用バーナ3の火炎は上方に噴出し、高温の燃焼ガス
が加熱室1の背壁18及び天井部8に沿って流れ、排気
孔9より排気筒15内に流入し、ガス排出口16より外
方に放出されるものである。
この時整流板7の存在により、上火用バーナ3の火炎や
高温の燃焼ガスが背壁18と天井部8とに沿ってスムー
ズに流れて行くもので火炎や燃焼ガスが被焙焼物19に
直接接触しないものである。
また下火用バーナ5の火炎と高温の燃焼ガスは被焙焼物
台2の下方を通ることになり、次いで燃焼ガスはドア4
に沿って上昇し、排気孔9より排気筒15内に排出され
るものである。
この時均熱水平板6の存在のために火炎や高温の燃焼ガ
スがすぐに上昇して被焙焼物19を直接加熱することが
ないものであり、また1字片部21が均熱水平板6に接
しているため、被焙焼物台2を均熱水平板6との間から
燃焼ガスが加熱室1の背方に流れ込まず、上記の通り燃
焼ガスはスムーズに均熱水平板6に沿って流れることに
なるのである。
この場合、均熱水平板6による下方の燃焼ガス流と整流
板7による上方の燃焼ガス流とが共に加熱室1の前部の
天井に設けられている排気口9に向かって流れるように
なっているので、ドア4の耐熱ガラス12を通しての放
熱量が大きい加熱室1前部の加熱量が多くなって加熱室
1内の温度分布の均一化が図れるようになっている。
またこの場合下火用バーナ5の火炎吹出方向が斜下方に
向けてあれば、被焙焼物19を直接加熱したりすること
がないものである。
上火用及び下火用バーナ3,5への空気の供給は上火用
及び下火用バーナ3,5近傍の空気孔20から行われる
また被焙焼物台19の種類に合せて上火用バーナ3と下
火用バーナ5との火炎量を調節し、加熱室1内の温度を
加減する。
(例えば被焙焼物19がホットドッグの場合は約100
℃の低温とし、グラタンの場合は約250℃の中温と腰
トーストの場合は350°Cの高温に調節する。
)また、上火用バーナ3と下火用バーナ5とに分けであ
るのは、上記の外に被焙焼物19の種類や調理の方法に
よって強い上火が欲しい場合や逆に強い下火が欲しい場
合に適応するためである。
以上のように、本考案は、火炎が上方に噴出する主炎用
バーナと火炎が加熱室の前部に向けてほぼ水平に噴出す
る下火用バーナとを加熱室の奥部下隅に配設しであるの
で、両バーナはひとまとめにして配設されることになり
、両バーナに一基の自動点火装置に確実に着火できると
いう利点があり、またこのようにバーナが下火用と上火
用とに分けられているため、被焙焼物の種類や調理方法
によって適宜下火を強くしたり、逆に上火を強くするこ
とができるものであり、さらに両バーナを火炎調節の容
易なブンゼンバーナとしであることと相俟って加熱室内
を低温から高温まで適宜調整することができ、調理範囲
を広くとることができるという利点がある。
さらに加熱室内に配設せる被焙焼物台の下方において下
火用バーナの上方に均熱水平板を配設し、上火用バーナ
より前方において整流板を上方に向けて突設しであるの
で、上火用及び下火用の両バーナから出た火炎や高温の
燃焼ガスが均熱水平板や整流板に沿って加熱室内を流れ
て加熱室内の温度を均一にすることができると共にこれ
ら均熱水平板や整流板が火炎や高温の燃焼ガスを遮蔽し
て被焙焼物に火炎や燃焼ガスが接触するのを防止し、良
好な焙焼状態を実現することかできるものである。
さらにまた、均熱水平板による下方の燃焼ガス流と整流
板による上方の燃焼ガス流とが共に加熱室の前部の天井
に設けられている排気口に向かって流れるようになって
いるので、ドアの耐熱ガラスを通しての放熱量大きい加
熱室前部の加熱量が多くなって加熱室内の温度分布の均
一化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は同上の側
断面図、第3図は同上の他の実施例の側断面図、第4図
は同上のL字片部の均熱水平板への摺動状態を示す局部
拡大図で、1は加熱室、2は被焙焼物台、3は上火用バ
ーナ、4はドア、5は下火用バーナ、6は均熱水平板、
7は整流板、8は加熱室の天井部、9は排気孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐熱ガラスを嵌め込んだ下アが前面に設けられた加熱室
    内に焼皿、焼網等の被焙焼物台を配設し、火炎が上方に
    噴出する上火用バーナと火炎が加熱室の前部に向けてほ
    ぼ水平に噴出する下火用バーナとを加熱室の奥部下隅に
    配設し、被焙焼物台の下方において下火用バーナの上方
    に均熱水平板を配設し、上火用バーナより前方に整流板
    を上方に向けて立設し、加熱室の天井部のドア側の端部
    に排気口を設けて戊るオーブントースタ。
JP2843280U 1980-03-05 1980-03-05 オ−ブント−スタ Expired JPS609603Y2 (ja)

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JP2843280U JPS609603Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 オ−ブント−スタ

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JPS56130605U JPS56130605U (ja) 1981-10-03
JPS609603Y2 true JPS609603Y2 (ja) 1985-04-04

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