JP3024072U - ピザ窯 - Google Patents

ピザ窯

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JP3024072U
JP3024072U JP1995009882U JP988295U JP3024072U JP 3024072 U JP3024072 U JP 3024072U JP 1995009882 U JP1995009882 U JP 1995009882U JP 988295 U JP988295 U JP 988295U JP 3024072 U JP3024072 U JP 3024072U
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pizza
heating
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hot air
heat
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JP1995009882U
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Inventor
升六 小倉
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株式会社小倉厨房工業所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】開閉扉を解放したままピザを加熱・焼成するこ
とができるピザ窯の提供。 【解決手段】ピザの出入れ口を開口して熱排気通路8に
形成し、焼成状況を視認できるピザ窯であって、炉体の
外周面にガラスウールを配設した窯本体1と、この窯本
体底部に設置された下火火口装置11と、この下火火口
装置の上部に配置された厚さ30mmのセラミック石板か
らなる加熱床6と、この加熱床の両側に間隔を置いて立
脚させた仕切り板と、この外側で下火火口装置の上方に
位置する上火火口装置15と、下火火口装置と上火火口
装置に温度調整装置および立消安全装置を設置してな
り、下火火口装置と上火火口装置の着火を連続スパーク
方式で着火させて加熱床を加熱させると共に加熱床の両
側に熱排気通路を形成させ、熱気通路からの熱気と上火
火口装置の熱気を仕切り板で加熱室内に送り熱気を籠ら
せて、ピザを万偏無く加熱・焼成するピザ窯。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ピザを加熱・焼成するためのピザ窯に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ガスオーブンなどの調理用炉には、開閉扉が設けられており、炉体内 の加熱室に、ビザなどの被調理物を収納して加熱・焼成するように構成されてい る。このビザなどの被調理物を加熱・焼成するには、開閉扉は閉じて加勢室内の 温度分布を均一にし、被調理物を加熱・焼成する。
【0003】 しかしながら、昨今は店頭などにおいて、ピザ焼成を実演する場合などにおい ては、加熱室内のピザ焼成具合を外部から容易かつ明瞭に視認するために開閉扉 を開いた状態で被調理物の加熱・焼成を行っている。開閉扉を解放して視認する することは、加熱室内の高温の排ガスが、開閉扉によつて塞がれていた通路を介 して外部に流れることになり、これによつて加熱室内の温度分布が不均一となる 。その結果、ピザを均一に効率よく加熱・焼成することが困難となり、焼上がり 斑などが生じるという難点があった。
【0004】 そこで、例えば実開平4−80380号に示すような、調理用炉が提案されて いる。この調理用炉は、炉体に、加熱室と、加熱室の側部に連なり、かつ加熱室 の天井よりも低く形成される通路とを形成し、加熱室内に配置される加熱床の下 方にバーナを設けて、このバーナからの排ガスによつて加熱床を加熱するととも に、その排ガスを加熱床の側部から加熱室の上部に導いて、加熱床上に載置され る被調理物を加熱するようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この調理用炉は、2段重ねの特殊形状で、煉瓦を素材として形成され た加熱床(第6図参照)が使用されている。ガスバーナでこの加熱床を加熱する と、その排ガスを加熱床の側部開口から加熱室の上部に導き、一方は側方のバー ナの火力と併せて調理物を加熱するものであるが、特殊構造の加熱床を加熱する ことになり、加熱室内の熱排気が十分に行えない。また、排ガス通路の上面突部 の内側に切り欠きがあるので、加熱室の排ガスが逃避し易く、加熱室内に籠らな いので、ピザを万偏無く加熱・焼成することは困難であった。また、調理用炉は 、着火が電磁弁方式で行なわれる。さらに、調理物の加熱には、加熱床に火格子 が乗載され、火格子上に皿に収容された状態でおこなっているので、複雑で手間 を要した。
【0006】 本考案は、上記の課題を解決したもので、開閉扉を解放したままの状態で、ピ ザ窯内に熱排気を籠らせ、温度分布を均一にして、かつ、容易で手軽にピザを加 熱・焼成することができるピザ窯を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るピザ窯は、ピザの出入れ口を開口して熱排気通路に形成し、該ピ ザの焼成状況を視認できるピザ窯であって、炉体の外周面にガラスウールを配設 した窯本体と、この窯本体底部に設置された下火火口装置と、この下火火口装置 の上部に配置された厚さ30mmのセラミック石板からなる加熱床と、この加熱床 の両側に間隔を置いて立脚させた仕切り板と、この仕切り板の外側で下火火口装 置の上方に位置する上火火口装置と、下火火口装置と上火火口装置に温度調整装 置および立消安全装置を設置してなり、下火火口装置と上火火口装置の着火を連 続スパーク方式で着火させて加熱床を加熱させると共に加熱床の両側に熱排気通 路を形成させ、熱気通路からの熱気と上火火口装置の熱気を仕切り板で加熱室内 に送り熱気を籠らせて、ピザを万偏無く加熱・焼成することを特徴とする。
【0008】 本考案によれば、加熱室内に加熱・焼成されるべきピザが、直接加熱床に収納 された状態において、火口装置からの熱気は、セラミック石板を加熱してピザを 下面から焼成すると共に、そのセラミック石板の側部から加熱室の上部に導かれ 、加熱室内に籠り、籠った熱気は、ピザを上面から加熱・焼成する。加熱室には ガラスウールが配設されているので、加熱室内の温度が一定に保持され、外部の 放熱を防止する。籠った熱気は、滞留すると開閉扉が熱排気通路となって外部に 排気される。
【0009】 排気通路は、加熱室の天井よりも低く形成されており、これによつて加熱室内 に熱気が籠り、排熱気通路を介する流れ出しを制限して、加熱室内の温度分布を 均一化する。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係るピザ窯のー実施例を示す縦断面図、図2は図1の正面を中 央で断面した正面図、図3は火口装置を説明するための中央で断面した平面図、 図4は外観の斜視図である。
【0011】 この実施例のピザ窯は、加熱床と炉体で構成されるピザ窯本体1と、このピザ 窯本体1を載置する箱状の基台2と、ピザ窯本体1の前面上部で熱排気通路上に 設けられた排気装置3とから構成される。
【0012】 この実施例の窯本体1には、煉瓦などの耐火材料を円弧状に組み上げ、その外 周面にガラスウール5が配設されて成る炉体4と、厚さ30mmのセラミック石板 からなる加熱床6とで加熱室7が構成されている。煉瓦外側に配設したガラスウ ール5は、ピザ窯本体1の断熱と保温効果を一段と高め、熱排気の籠りを格段に よくする。
【0013】 炉体4の正面には、加熱室7と、加熱室7のピザ出入口である開閉扉に連なり 、かつ加熱室7の天井よりも低く形成される熱排気通路8が形成されている。
【0014】 この熱排気通路8の上方で窯本体1の正面には、熱排気通路8からの熱排気ガ スを上方に導く排気ガス路9で形成される排気装置3が形成されている。
【0015】 加熱室7の下面には、厚さ30mmのセラミック石板からなる加熱床6が設けら れ、この加熱床6上に直にピザが直接乗載される。炉体4の底部10には、下火 火口装置11、例えばバーナ11が配置され、加熱床6を下方から加熱する。
【0016】 加熱床6は、厚さが30mmのセラミック石材で構成されているので、セラミッ ク石材は下火火口装置11、11で加熱するとセラミック石材の遠赤外作用で熱 伝導効率よくピザの底面を適度に加熱・焼成する。
【0017】 この加熱床6の両側には、間隔をおいて窯本体1の底部10から仕切り板13 、13が立脚され、熱ガス通路14、14を形成している。仕切り板13、13 で下火火口装置11の熱排気は、加熱床6を加熱すると共にガス通路14、14 を経て上方、すなわち加熱室7の上部に熱排気を籠らせる。また、この仕切り板 13、13の外側には、上火火口装置15、15が加熱床6とほぼ同一の高さの 位置に配設され加熱を行う。上火火口装置15、15は、加熱床6とほぼ同一の 高さの位置して配置されているので、熱排気は加熱室7の上方を加熱し、熱排気 は加熱室7の上部に籠る。下火火口装置11、11と上火火口装置15、15が 区分されてそれぞれ熱排気を加熱室7の上方に送られ、熱気を籠らせてピザを上 方から加熱する。
【0018】 下火火口装置11、11と上火火口装置15、15には、温度調整装置16お よび立消安全装置17が設置されている。温度調整装置16は加熱時の焼成温度 を常に一定にしている。また、立消安全装置17は火口ガスの立消えがあっても 直ぐに点火する作用を行う。
【0019】 加熱室7の熱排気通路8は、正面が半円形状に形成され、上方に炉体4と一体 的に形成される突部18が加熱室7の天井6から下方に垂下している。この突部 18は、下方に垂下し、ほぼ水平に延びる上面19とで構成され、内側にRや切 り欠きを設けていない。このような突部18を形成することによつて、加熱室5 内の排熱気を外部に漏れにくくして熱排気を天井に籠らせ、飽和した熱排気は自 然に熱排気通路8に導くことができる。このような突部18を形成することによ つて、熱排気通路8は天井よりも下方に設けられることになり、この熱排気通路 8によつて、排ガスの流れが下向きになって流れ、これによつて加熱室7内に高 温の排ガスの流れ出しを制限して、加熱室7内の温度分布を均一にすることがで きる。このようにして熱排気通路8に導かれた排熱気は、排気装置3の排ガス路 9を経て上方に設けられる排気筒(図示せず)から外部へ排出される。
【0020】 図2に示すように、熱排気通路8の突部18の両側に連なる内面は、大略的に 半円弧状に形成されており、その外部には、ピザを載置するための板状の載置部 材20が突出して設けられている。この載置部材20の直上には、排ガス路9が 開口して形成されている。したがつて、前述したように熱排気通路8から外部に 排出される排ガスは、排ガス路9内に流れ込み、排気筒(図示せず)を介して上 方に排気される。このように、熱排気通路8を開閉扉によつて塞ぐ必要がないの で、外部から加熱室7内に収納されているピザを直接に視認することができ、演 出効果の向上を図ることがてきる。
【0021】 この実施例は、下火火口装置11、11と上火火口装置15、15の着火は、 連続スパーク方式で着火される。加熱床6を加熱させると共に加熱床6の両側に 排ガス通路14を形成させ、この排ガス通路14からの熱気と上火火口装置15 の熱気を仕切り板13で区別し、加熱室7内上部に送り排熱気を籠らせて、ピザ を万偏無く加熱・焼成する。
【0022】 ピザを加熱・焼成するにあたつては、ピザを熱排気通路8から加熱室6内に挿 入して加熱床6であるセラミック石板上に直接載置する。下火火口装置11から の排熱気によつて、加熟床6が加熱されるとともに、その排熱気は排ガス通路1 4を介して加熱床6の両側方から上昇し、上火火口装置15,15の排ガスと混 合して加熱室7の上部に導かれ、加熱室7の炉体4の内面を加熱する。ピザは加 熱された内面からの輻射熱および遠赤外線によつて加熱されるとともに、加熟室 7内の高温の排熱気によつて加熱され、しかも下火火口装置11、11によつて 昇温されている加熱床6からの熱気によつても加熱される。加熱室7内の排ガス は、突部18によつて天井よりも下方に存在する熱排気通路8を経て排ガス路9 および排気筒(図示せず)を経て外部に排出される。加熱室7内における排ガス は、熱排気通路8の手前で下向きになつて流れ、これによつて加熱室7からの流 れ出しが制限され、このようにして加熱室7内の温度分布を均一にして熱排気通 路8を開放した状態であつても、ピザを効率よく斑なく焼成することができる。 図5に示す実施例は、ピザ窯の加熱床6であるセラミック石板を2段重ねにし たものである。すなわち30mmのセラミック石板を2段重ねにしてピザ窯を大型 にし、加熱・焼成効率を一段と向上させたものである。この場合、下火火口装置 11、11と上火火口装置15、15を増加させることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、下火火口装置からの排熱気によつて加熱床を加 熱するとともに、その排ガスを加熱室内に導き、区分された仕切り板で排熱気を 加熱質に籠らせ、加熱室の天井よりも低く形成される熱排気通路から自然に排出 するようにしたので、加熱室内に収納されるピザを万偏無く加熱・焼成するとと もに、加熱室を排熱気通路を介して外部に開放させた状態でも、前記排ガスを加 熱室からの流れ出しを規制して温度分布を均一にし、焼成効果を向上することが できる。
【0024】 また、排熱気通路を介してピザの加熱・焼成の様子を視認することができるの で、販売促進におおきな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピザ窯のー実施例を示す縦断面図
【図2】図1の正面を中央で断面した正面図
【図3】火口装置を説明するための中央で断面した平面
【図4】ピザ窯の外観を示す斜視図
【図5】加熱床の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1………窯本体 2………基台 3………排気装置 4………炉体 5………加熱室 6………加熱床 7………加熱室 8………熱排気通路 9………排ガス路 11………下火火口装置 14………排ガス通路 15………上火火口装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピザの出入れ口を開口して排熱気通路に
    形成し、該ピザの焼成状況を視認できるピザ窯であっ
    て、炉体の外周面にガラスウールを配設した窯本体と、
    窯本体底部に設置された下火火口装置と、この下火火口
    装置の上部に配置された厚さ30mmのセラミック石板か
    らなる加熱床と、この加熱床の両側に立脚させた仕切り
    板と、この仕切り板の外側に位置し前記下火火口装置の
    上方に位置する上火火口装置と、前記下火火口装置と前
    記上火火口装置に温度調整装置および立消安全装置を設
    置してなり、前記下火火口装置と前記上火火口装置の着
    火を連続スパーク方式で着火させて前記加熱床を加熱さ
    せると共に前記加熱床の両側に熱排気通路を形成させ、
    前記熱気通路からの熱気と前記上火火口装置の熱気を前
    記仕切り板で加熱室内に送り熱気を籠らせて、ピザを万
    偏無く加熱・焼成することを特徴とするピザ窯。
JP1995009882U 1995-09-20 1995-09-20 ピザ窯 Expired - Lifetime JP3024072U (ja)

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