JPH0429282Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429282Y2
JPH0429282Y2 JP1987014735U JP1473587U JPH0429282Y2 JP H0429282 Y2 JPH0429282 Y2 JP H0429282Y2 JP 1987014735 U JP1987014735 U JP 1987014735U JP 1473587 U JP1473587 U JP 1473587U JP H0429282 Y2 JPH0429282 Y2 JP H0429282Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
radiant
food
radiant heat
bunsen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987014735U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63123903U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987014735U priority Critical patent/JPH0429282Y2/ja
Publication of JPS63123903U publication Critical patent/JPS63123903U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0429282Y2 publication Critical patent/JPH0429282Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば、ガステーブルこんろの
グリル、ガスオーブン等の焙焼器に関する。
従来の技術 たとえば、ガステーブルこんろのグリル、ガス
オーブン等の焙焼器における加熱手段としては、
ブンゼンバーナの火炎によつて輻射体を加熱し該
輻射体からの輻射熱(熱線)を調理物に照射して
加熱調理するものと、輻射バーナからの輻射熱
(赤外線)を調理物に直接照射して加熱調理する
ものとに大別できるが、特に、ブンゼンバーナの
火炎による加熱手段にあつては第7図及び第8図
に例示したように、ブンゼンバーナ2′の火炎
a′によつて輻射体4′を加熱し該輻射体4′からの
輻射熱d′を焼網6′上の調理物5′に照射して加熱
調理する構造となつているため輻射体4′からの
輻射熱d′を調理物5′に対して各部均等に照射す
ることは不可能である。すなわち、ブンゼンバー
ナ2′を庫1′内に設置した第7図の例示のもの
は、ブンゼンバーナ2′と輻射体4′の外側寄りと
が重合しているため該ブンゼンバーナ2′の火炎
a′で輻射体4′の内側寄りを加熱するに過ぎない
からブンゼンバーナ2′と輻射体4′との重合部分
はブンゼンバーナ2′の火炎a′による輻射体4′の
加熱は不可能で、しかも、その下部付近c′に位置
する調理物5′に対する輻射体4′からの輻射熱
d′の照射も全くない。したがつて、調理物5′の
焼けむらが著しく、また、輻射体4′の全体を加
熱すべくブンゼンバーナ2′の一部を庫1外に露
出して設置した第8図に例示のものは、ブンゼン
バーナ2′の火炎a′で輻射体4′の内側端まで均等
に加熱することは不可能であるため輻射体4′か
らの輻射熱d′が中央部分c′に位置する調理物5′
には届かず著しい焼けむらが生じ、さらには、ブ
ンゼンバーナ2′が庫外に飛び出すため器具全体
の幅が大きくなり器具は大型となる。
そこで、従来はブンゼンバーナ2′の火炎a′と
輻射体4′の位置関係により焼けむら解消に対処
している。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の対処だけでは庫内の大きさ(幅、高
さ等)により制限されるので、特に、焙焼器のワ
イド化にともなう均一加熱は困難であつた。
更に又赤外線波長も一定であるから焼上りにむ
らが生ずるという欠点もあつた。
この考案は、かかる従来の欠点を解消するため
に、ブンゼンバーナに輻射バーナの機能をもた
せ、該輻射バーナで従来の影の部分c′を補うこと
により焼けむらを皆無とした焙焼器を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 この考案は、たとえば、ガステーブルこんろの
グリル、ガスオーブン等の焙焼器Aにおける焙焼
庫1内の上部に、バーナ本体7の内側に多数の横
向き主炎口8を並設したブンゼンバーナ2の横腹
に輻射熱を発生する程度の細い炎孔9を下向きに
穿つなどして輻射バーナ3を形成せしめてブンゼ
ンバーナの機能と輻射バーナの機能を兼ね備えた
複合バーナBをそのブンゼン炎aは上部両側の輻
射体4に、また、輻射熱bは焼網6上の調理物5
の一部、すなわち、影の部分c′にそれぞれ指向せ
しめて設置し、ブンゼンバーナ2の火炎aで輻射
体4を加熱することによる輻射体4からの輻射熱
dと、輻射バーナ3からの輻射熱bとによつて焼
網6上の調理物5の各部を均等に加熱しうるよう
にしたものである。
作 用 この考案は前記構成としたから、複合バーナB
のブンゼンバーナ2の火炎aは輻射体4に指向し
て該輻射体4の全体を均等に加熱し、かつ、輻射
体からの輻射熱dは焼網6上の調理物5の大部
分、すなわち、複合バーナBの下部付近を除いた
他の部分に照射されてこれを加熱調理し、一方、
輻射バーナ3からの輻射熱bは焼網6上の調理物
5に指向し、かつ、調理物5の小部分、すなわ
ち、輻射体4からの輻射熱dが当らない複合バー
ナBの下部付近に照射されてこれを加熱調理す
る。しかして、複合バーナBのブンゼンバーナ2
の火炎aで加熱される輻射体4からの輻射熱dと
輻射バーナ3からの輻射熱bとの相乗作用によつ
て焼網6上の調理物5の各部を内部、表面ともま
んべんなく均等に加熱して焼けむらをなくすもの
である。
実施例 以下この考案による焙焼器の実施例を図面に基
づき説明する。
実施例 1 この実施例(第1図参照)はガステーブルこん
ろのグリルに適用したものであつて、図中、Aは
グリル庫、Bはブンゼンバーナの機能と輻射バー
ナの機能とを兼ね備えた複合バーナであつて、た
とえば、第3図ないし第6図に例示したように、
全体をコ字状に一体形成した鈑金製のバーナ本体
7における偏平の管状両翼部7a,7aの内側に
多数の横向き主炎口8,8をそれぞれ並設すると
ともに、偏平の管状連結部10の内側には前記主
炎口8,8と同一形成の多数の火移し用炎口11
を設けて火移し用炎口11を介して両翼部7a,
7aの主炎口8,8に点火燃焼しうるようにな
し、該連結部10の外側中央部に混合管12を接
続せしめ、混合管12からの混合気を連結部10
を介して両翼部7a,7aに振分け主炎口8,8
から噴出する混合気を二次空気と接して燃焼する
ブンゼンバーナ2の下腹に輻射熱を発生する程度
の多数の細い炎孔9を下向きに穿ち、該炎孔9の
部分に遠赤外線用塗料を塗布した輻射バーナ3を
形成せしめたもの等を用いる。なお、炎孔9の部
分への遠赤外線用塗料の塗布は必ずしも必要では
ないが、該部分へ遠赤外線用塗料を塗ると調理物
5に遠赤外線が照射されてその加熱調理の効果は
著しい。前記複合バーナBはグリル庫1内の上部
に設置するものであるが、そのブンゼン炎a,a
を上部に内方へ傾斜して設けた金属製赤熱板等の
輻射体4,4に指向せしめて輻射体4,4の全体
を均等に加熱できるようになすとともに、輻射体
4,4からの輻射熱d,dは下部の焼網6上に載
せた調理物5の大部分、すなわち、複合バーナB
の両翼部7a,7aの下部付近を除いた中央部分
に照射され、輻射熱b,bは焼網6上の調理物5
の一部、すなわち、輻射体4,4からの輻射熱
d,dが当らない複合バーナBの両翼部7a,7
aの下部付近に指向せしめて該輻射熱b,bが調
理物5の小部分、すなわち、前記輻射体4,4か
らの輻射熱d,dが当らない複合バーナBの両翼
部7a,7aの下部付近に照射されるよう設置す
るものである。
実施例 2 この実施例(第2図参照)もガステーブルこん
ろのグリルに適用したものであり、複合バーナB
のブンゼンバーナ2をバーナ本体7の両側に多数
の横向き主炎口8,8を並設した両面バーナとな
し、その下腹に輻射熱を発生する程度の多数の細
い炎孔を下向きに穿ち、該炎孔の部分に遠赤外線
用塗料を塗布した輻射バーナ3を形成したものと
し、該複合バーナBをグリル庫1内の中央上部に
そのブンゼン炎a,aは上部両側に水平状に設け
た輻射体4,4に指向させて輻射体4,4の全体
を均等に加熱できるようになすとともに、輻射体
4,4からの輻射熱d,dは下部の焼網6上に載
せた調理物5の大部分、すなわち、複合バーナB
のバーナ本体7の下部付近を除いた両側部分に照
射され、輻射熱bは焼網6上の調理物5の一部、
すなわち、輻射体4,4からの輻射熱d,dが当
らない複合バーナBの下部付近に指向せしめて該
輻射熱bが調理物5の小部分、すなわち、輻射体
4,4からの輻射熱d,dが当らない複合バーナ
Bのバーナ本体7の下部付近に照射されるよう設
置している。
なお、輻射バーナ3の炎孔部分への遠赤外線用
塗料の塗布の有無については実施例1と同様であ
る。上記実施例1及び2において、13は水受
皿、14は排気口、15はガステーブルこんろの
器体、16は天板である。
上記構成において、複合バーナBのブンゼン炎
a,aにより加熱される輻射体4,4からの輻射
熱d,dで焼網6上の調理物5の大部分を加熱調
理し、輻射バーナ3からの輻射熱bでは輻射熱
d,dで加熱されない調理物5の他の部分を加熱
調理するから調理物5の各部がまんべんなく均等
に加熱できて焼けむらをなくすから、常時適確な
焼き料理が行えるものである。
考案の効果 この考案は、焙焼器の庫内にブンゼンバーナと
輻射バーナの機能を備えた複合バーナをそのブン
ゼン炎は輻射体に、また、輻射熱は調理物にそれ
ぞれ指向せしめて設置したから、ブンゼンバーナ
と輻射体の重複部分等の影の部分における調理物
の加熱調理が他の部分と同様に行えるため焙焼器
がワイド化されても調理物の焼けむらは解消さ
れ、また、バーナが庫外に飛び出ることもないか
ら器具の小型化が実現できる等の効果がある。
更に又ブンゼンの火炎による加熱板の温度を下
げて遠赤外線とすることにより、表面加熱と内部
加熱の両機能を発揮することができる。
なお、実施例1の場合、複合バーナBの両翼部
7a,7aの上部には輻射体4,4は不要となる
ため、従来に比べlだけ横幅の狭い輻射体4,4
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示した断面図、
第2図は異なる実施例の断面図、第3図は複合バ
ーナの一例を示した一部切欠正面図、第4図は底
面図、第5図及び第6図は断面図、第7図及び第
8図は従来例の断面図である。 A……焙焼器、1……庫、2……ブンゼンバー
ナ、3……輻射バーナ、B……複合バーナ、4…
…輻射体、5……調理物、a……ブンゼン炎、b
……輻射熱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焙焼器Aの庫内1内の輻射体4と調理物5間に
    横方向のブンゼンバーナ部2と下面の輻射バーナ
    部3を備えた複合バーナBをそのブンゼンバーナ
    部2は上部の輻射体4に、また、下面の輻射バー
    ナ部3は下部の調理物5の輻射体4の輻射熱が当
    たらない部分にそれぞれ指向して配設せしめてな
    る焙焼器。
JP1987014735U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH0429282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987014735U JPH0429282Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987014735U JPH0429282Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63123903U JPS63123903U (ja) 1988-08-12
JPH0429282Y2 true JPH0429282Y2 (ja) 1992-07-16

Family

ID=30804999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987014735U Expired JPH0429282Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429282Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000232945A (ja) * 1999-02-15 2000-08-29 Paloma Ind Ltd 両面焼グリル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911204B2 (ja) * 1978-11-16 1984-03-14 松下電器産業株式会社 弾性表面波装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50137394U (ja) * 1974-04-30 1975-11-12
JPS5911204U (ja) * 1982-07-13 1984-01-24 株式会社友和 ガスコンロ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911204B2 (ja) * 1978-11-16 1984-03-14 松下電器産業株式会社 弾性表面波装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63123903U (ja) 1988-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1089646B1 (en) Heating assembly and cooking apparatus
CN102670083A (zh) 具有凹形放射器的烹饪装置
KR100704443B1 (ko) 하향 방열식 구이 장치
JPH0429282Y2 (ja)
JPH045865Y2 (ja)
JPH0440603Y2 (ja)
JPS589122Y2 (ja) グリル付テ−ブルコンロ
JP2583455Y2 (ja) ガスグリル
JPH0515887Y2 (ja)
US20230240473A1 (en) Reversible cooking grate
JPH0216162Y2 (ja)
JPS63273729A (ja) ガスグリル
JPH04283319A (ja) ガス調理器
JP2523815B2 (ja) 焼成調理器
JPH0137548Y2 (ja)
JP2523816B2 (ja) 焼成調理器
JPS6037370B2 (ja) オーブントースター
JP2692148B2 (ja) 焼成調理器
JPH0425086Y2 (ja)
JPH11342082A (ja) 電磁調理器用焼器の皿
JP2003265326A (ja) 熱変換装置
KR880000234Y1 (ko) 집열식 돌구이기
JPS5911293Y2 (ja) グリル装置
JPH11190520A (ja) ガスオーブン
JPH10211108A (ja) 焼物調理機