JPH0216162Y2 - - Google Patents

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JPH0216162Y2
JPH0216162Y2 JP10101986U JP10101986U JPH0216162Y2 JP H0216162 Y2 JPH0216162 Y2 JP H0216162Y2 JP 10101986 U JP10101986 U JP 10101986U JP 10101986 U JP10101986 U JP 10101986U JP H0216162 Y2 JPH0216162 Y2 JP H0216162Y2
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air
burner
food
gas
far
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JP10101986U
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、パン、ケーキ、ピザ、魚、肉などの
食品に遠赤外線を照射して焼成調理するガスオー
ブンに関し、更に詳しくはガスオーブンの庫内の
上方に設けた放射板から均一な遠赤外線を放射す
る構造であつて、食品の焼きむらや表皮部の焼け
こげ硬化、内部の未焼成などのない優れた焼成調
理を短時間に能率的且つ経済的に提供できるガス
オーブンに係るものである。
〈従来の技術〉 庫内の上方・下方に夫々上火バーナ・下火バー
ナを設け、庫内の空気温度を約200〜300℃に加熱
してこの加熱空気の接触により食品の表皮部から
内部にむけて徐々に焼成調理する直火式のガスオ
ーブンは周知であり、この種のガスオーブンは従
来から食品の焼成調理に使用され多くの実績があ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、直火式のガスオーブンにおいて
は、食品の焼成調理に長時間を要し、非能率的で
ある。また、食品の表皮部が硬く仕上る傾向があ
ると共に、内部が充分に焼成され難いなどの不都
合がある。特に焼成時間を短縮して焼成能率をあ
げるために庫内の加熱空気温度を高めると、この
傾向が著しく食品の表皮部に焼けこげ硬化が生じ
る。
更に、ガスオーブンの底部からバーナの燃焼に
必要な二次空気を取り入れているので庫内に冷た
い外気が流入し、加熱空気に局所的な温度差が生
じる結果、食品に焼きむらができるなどの不都合
がある。また、加熱空気温度を平均化するために
二次空気の取り入れを制限すると上火バーナが空
気不足となり不完全燃焼を起し易い。
上記に加えて、バーナの燃焼で得られた加熱空
気の接触により食品を表皮部から内部にむけて
徐々に焼成調理するので、庫内の加熱空気温度は
常時高温に保たねばならない。一方、バーナの燃
焼を持続するために、この加熱空気は高温のまま
常時排気口から外部に排出されガス燃料を無駄に
消費して不経済である。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記従来の欠点をなくし、ガスオーブ
ンの庫内の上方に遠赤外線放射装置を配設して食
品に遠赤外線を照射し優れた焼成調理を短時間に
能率的且つ経済的に実現するガスオーブンを提供
することを目的とするものである。
本考案はオーブン本体庫内の下方に下火バーナ
を設け、そのやや上方に食品を載せる熱板を取付
けてなるガスオーブンにおいて、上記庫内の上方
には、上記下火バーナと連通すると共に強制送風
式ガスバーナに連設させ、且つ下部に多数の小孔
を穿設して上記ガスバーナからの加熱空気を分散
噴出する両櫛状の分配管と、上記分配管を収容す
ると共に多数の小孔を底部に穿設して上記分配管
からの加熱空気を更に分散して下方に噴出させる
分配函体と、更に上記分配函体の下方に配設され
て上記函体からの加熱空気により均一に加熱され
る結果、遠赤外線が均一に放射されるようにした
放射板とを有してなる遠赤外線放射装置を備えた
ガスオーブンである。
〈作用〉 強制送風式のバーナから供給される加熱空気は
分配管下部の多数の小孔から分配函体の底部に向
つて均等に分散して噴出し、この底部の全面を均
一な温度に加熱する。更に、この加熱空気は分配
函体の底部の多数の小孔から放射板の上面に向つ
て均等に分散して噴出し、放射板の全面を均一な
所定の温度に加熱する。更に、放射板の全面は加
熱された分配函体の底部から均等な遠赤外線の照
射を受けるので、より一層均一な温度に加熱され
る。
斯様にして極く均一な温度に加熱された(通常
約500℃)放射板の全面かは4〜7μmを中心波長
とする遠赤外線がむらなく食品に照射されて食品
の内部に吸収され、食品に化学的変化を及ぼすこ
となく熱エネルギーに転換するから食品は内部か
ら短時間に能率的に、また表皮部が柔らかで内部
も充分に焼成されるなど優れた仕上りで焼成調理
される。更に、本考案のガスオーブンは食品に遠
赤外線を照射して焼成調理するから庫内の加熱空
気は低温でよい。また、強制送風式のバーナから
供給される加熱空気は分配函体放射板及び食品に
充分に熱を伝達した後排気口から外部に排出され
るのでガス燃料の節約が計れて経済的であるほ
か、強制送風式のバーナを装置しているから二次
空気の取り入れの必要はなくむらのない庫内温度
が得られるとともに、空気不足などによる不完全
燃焼を防止している。
〈実施例〉 図面は本考案の実施例によるガスオーブン及び
その周辺部材を示しており、第1図はガスオーブ
ン本体の斜視図、第2図は正断面図、第3図は側
断面図であり、第4図は第2図及び第3図に示し
た分配管を内設した分配函体の断面図である。
第1図乃至第4図において、符号1は扉2を有
するガスオーブンの本体で、庫内3の下方に下火
バーナ4を装着し、そのやや上方に食品を載せる
熱板5を配置する。熱板5には下火バーナの燃焼
によつて得られる加熱空気が庫内3に流入するた
めの通気路または通気孔6が設けられている。更
に庫内3の側壁には排気孔7が設けられており、
排気ダクト8に連通して庫内の加熱空気が排気口
9から外部に排出される構造となつている。
ここまでの構成は従来の直火式の下火式ガスオ
ーブンと同様である。同様に従来の直火式の上
火・下火式ガスオーブンの構成は更に庫内3の上
部に上火バーナを追加して装置した構成となつて
いる。
本考案のガスオーブンによれば、庫内3の上方
に遠赤外線放射装置10を配設している。この遠
赤外線放射装置10は強制送風式のバーナ11に
連設し、下面に多数の小孔12を穿設して強制送
風式のバーナ11から供給される加熱空気を分散
して噴出する両櫛状の分配管13を内設し、更に
底板14に多数の小孔15を穿孔してこの加熱空
気を分散して噴出する分配函体16とこの分配函
体16のやや下方に分配函体16の底板14とほ
ぼ同じ大きさで、遠赤外線を放射する放射板17
を配置した構成となつている。
遠赤外線放射装置10は上記の構成において、
約500℃に加熱された放射板17の全面から均一
な遠赤外線を放射し、熱板5上の食品に照射さ
れ、優れた焼成調理が得られるのである。尚、符
号18は強制送風式バーナ11の送風機、19は
ガスバルブ、20はガス供給管、21はガスバル
ブのハンドル、22は下火バーナの二次空気孔で
夫々バーナの周辺部材を示し、符号23は庫内3
を保温する断熱材、24は分配函体16、放射板
17の固定金具、25はガスオーブン本体1の脚
を示したものである。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成に於いて、放射板17は約
500℃に加熱され、その結果、その全面から均一
な遠赤外線を放射して食品に照射し食品の内部か
ら焼成調理するものである。即ち、庫内の加熱空
気の接触により食品の表皮部から内部にむけて
徐々に焼成調理する従来の直火式ガスオーブンと
は基本的に焼成手段、方法を異にしている。
従つて、従来の直火ガスオーブンにみられた食
品の焼きむらや表皮部の焼けこげ硬化、内部の未
焼成などの仕上り面での欠点はもとより焼成能率
や燃費など能率面、経済面における不都合をも完
全に解決し、優れた仕上りの焼成調理を短時間に
能率的且つ経済的に提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるガスオーブン本体の斜視
図、第2図はその正断面図、第3図は側断面図、
第4図は分配管を内設した分配函体の断面図であ
る。 3……庫内、10……遠赤外線放射装置、11
……ガスバーナ、13……分配管、16……分配
函体、17……放射板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーブン本体庫内3の下方に下火バーナ4を設
    け、そのやや上方に食品を載せる熱板5を取付け
    てなるガスオーブンにおいて、上記庫内3の上方
    には、上記下火バーナと連通すると共に強制送風
    式ガスバーナ11に連設させ、且つ下部に多数の
    小孔12を穿設して上記ガスバーナからの加熱空
    気を分散噴出する両櫛状の分配管13と、上記分
    配管を収容すると共に多数の小孔を底部に穿設し
    て上記分配管からの加熱空気を更に分散して下方
    に噴出させる分配函体16と、更に上記分配函体
    の下方に配設されて上記函体からの加熱空気によ
    り均一に加熱される結果、遠赤外線が均一に放射
    されるようにした放射板17とを有してなる遠赤
    外線放射装置10を備えたガスオーブン。
JP10101986U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0216162Y2 (ja)

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JP10101986U JPH0216162Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JP10101986U JPH0216162Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS637703U JPS637703U (ja) 1988-01-19
JPH0216162Y2 true JPH0216162Y2 (ja) 1990-05-02

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